JP6632244B2 - L型建具 - Google Patents

L型建具 Download PDF

Info

Publication number
JP6632244B2
JP6632244B2 JP2015150061A JP2015150061A JP6632244B2 JP 6632244 B2 JP6632244 B2 JP 6632244B2 JP 2015150061 A JP2015150061 A JP 2015150061A JP 2015150061 A JP2015150061 A JP 2015150061A JP 6632244 B2 JP6632244 B2 JP 6632244B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
door body
gap
closed state
shaped fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015150061A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017031580A (ja
Inventor
雅大 平木
雅大 平木
Original Assignee
株式会社ノダ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ノダ filed Critical 株式会社ノダ
Priority to JP2015150061A priority Critical patent/JP6632244B2/ja
Publication of JP2017031580A publication Critical patent/JP2017031580A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6632244B2 publication Critical patent/JP6632244B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Description

本発明は、上吊り引戸からなる第一の扉体とドアまたは上吊り引戸からなる第二の扉体とが閉止状態において平面視略L字形に設けられるL型建具に関する。
L型建具は、たとえば高齢者用施設において個室内のトイレブースなどを区画するために採用されており、通常使用時は第二の扉体を閉めたまま第一の扉体を開くことでブース内外への出入りを可能にするが、車椅子使用時や介助者による介助が必要な場合は、第一の扉体と共に第二の扉体も開くことにより大きな開口が得られ、車椅子の通行や介助者の出入りを容易にするメリットがある(特許文献1参照)。
実用新案登録第3182894号公報
L型建具の閉止状態は、第一の扉体と第二の扉体の先端部同士が当接することによって得られるが、引戸が上吊りされる上枠の施工精度が悪いために引戸が歪んで取り付けられると、閉止状態において扉体の先端部の間に隙間が生じ、明かりが漏れる。長年の使用によって扉体が変形した場合も、同様の問題が生ずる。
よって、本発明が解決しようとする課題は、L型建具の閉止状態において扉体の間に隙間が生じても、明かり漏れが生じないようにすることである。
この課題を解決するため、本願の請求項1に係る発明は、上吊り引戸からなる第一の扉体とドアまたは上吊り引戸からなる第二の扉体とが閉止状態において平面視略L字形に設けられるL型建具において、閉止状態において第一の扉体と第二の扉体の先端部同士の間の隙間を隠蔽する隙間隠し手段が設けられ、該隙間隠し手段は、第二の扉体の、閉止状態において第一の扉体の先端部内側面から離れた位置または略当接する位置に、上下に延長して設けられる長尺の隙間隠し部材であることを特徴とする。
本願の請求項2に係る発明は、上吊り引戸からなる第一の扉体とドアからなる第二の扉体とが閉止状態において平面視略L字形に設けられるL型建具において、閉止状態において第一の扉体と第二の扉体の先端部同士の間の隙間を隠蔽する隙間隠し手段が設けられ、該隙間隠し手段は、第二の扉体の、閉止状態において第一の扉体の先端部内側面に略当接する位置に設けられる隙間隠し部材であり、第一の扉体が閉じ位置にあるときに第二の扉体の開閉を許容するために、該隙間隠し部材の第一の扉体の先端部内側面に略当接する側の側面が曲面状に形成されることを特徴とする。
本願の請求項3に係る発明は、上吊り引戸からなる第一の扉体とドアまたは上吊り引戸からなる第二の扉体とが閉止状態において平面視略L字形に設けられるL型建具において、閉止状態において第一の扉体と第二の扉体の先端部同士の間の隙間を隠蔽する隙間隠し手段が設けられ、該隙間隠し手段は、第二の扉体の先端部に取り付けられる内側面に凹部を有する隙間隠し部材であり、閉止状態において第一の扉体の先端部が該凹部内に嵌合されることを特徴とする。
本願発明によれば、L型建具の閉止状態において扉体の間に隙間が生じても、隙間隠し手段がこの隙間を隠蔽するので、明かり漏れを防ぐことができる。
本発明が適用されるL型建具の一例を閉止状態で示す斜視図である。 本発明の一実施形態によるL型建具を示す概略平面図である。 本発明の他の実施形態によるL型建具を示す概略平面図である。 本発明のさらに他の実施形態によるL型建具を示す概略平面図である。 本発明のさらに他の実施形態によるL型建具を示す概略平面図である。
図1は、本発明が適用されるL型建具の一例を閉止状態で示す斜視図であり、上吊り引戸(第一の扉体)2とドア(第二の扉体)3とで構成されるL型建具1である。引戸2は上枠(図示せず)に吊り下げられた状態で、ドア3との間でL型建具1の閉止状態を形成する閉じ位置と、戸尻側木口面が縦枠4に接する開き位置との間で開閉自在である。また、ドア3は他方の縦枠5に丁番などの回転部材(図示せず)を介して、引戸2との間でL型建具1の閉止状態を形成する閉じ位置と、この位置から少なくともいずれか一方向に回転したときの開き位置との間で開閉自在である。L型建具1が閉止状態にあるとき、閉じ位置にある引戸2の先端面(戸先側木口面)2aが、閉じ位置にあるドア3の先端部3aの内側面3bに略当接する。図中の符号6は袖壁を示す。開閉操作用の取手やハンドルなどは図示省略されている。
従来技術に関連して既述したように、このようなL型建具1は、通常使用時はドア3を閉めたまま上吊り引戸2を開くことで、これらによって仕切られるブース内外への出入りを可能にすると共に、上吊り引戸2とドア3の両方を開くことによって大きな開口を得ることができるので、特に車椅子使用時や介助者による介助が必要な場合に便利である。上吊り引戸2を採用することによりバリアフリーとすることができるので、車椅子も支障なく走行可能である。ドア3は車椅子使用時など必要がある場合にのみ開くことができるようにすれば良いので、通常は閉じ位置を維持するように、その上端および/または下端に上枠/床面に対して係止するための手段(いわゆるフランス落としなど。図示せず)を設けても良い。
本発明によるL型建具1は、閉止状態において上吊り引戸2とドア3の先端部2a,3a同士の間の隙間7を隠蔽する隙間隠し手段8がドア3の先端近くの内側面3bに設けられることにより、隙間7からの明かり漏れを防止するように構成されており、該隙間隠し手段についての実施形態が図2〜図5に示されている。
図2に示す実施形態では、長尺棒状の隙間隠し部材8aがドア3の先端近くの内側面3bに固着されている。隙間隠し部材8aのドア内側面3bからの突出長さを、隙間7の幅より十分に大きい寸法とすることにより、隙間7からの明かり漏れを防ぐことができる。図示の例では、上吊り引戸2が図示の閉じ位置にあるときに、ドア3の開閉に支障を来さないように、上吊り引戸2の内側面2bから若干離れた位置に隙間隠し部材8aが取り付けられている。隙間隠し部材8aは、ドア3の上端から下端に至る単一の長尺部材とすることが好適であるが、上下方向に適宜間隔を置いて断続的に設けられる複数部材からなるものとしても良い。また、隙間隠し部材8aの断面形状は必ずしも矩形状でなくても良く、隙間7を隠蔽することができるものであれば任意の断面形状を有するものとすることができる。隙間隠し部材8aは木質材や合成樹脂などの任意の材質で形成され、単一材料で形成しても良いし、たとえば木質材からなる隙間隠し部材8aに合成樹脂製のカバーを固定的または着脱可能に被着して用いても良い。
図3に示す実施形態では、隙間7の幅より十分に大きい突出長を有する長尺棒状の隙間隠し部材8bがドア3の先端近くの内側面3bに固着されている点では、図2に示す実施形態と同様であるが、図3の実施形態では、上吊り引戸2の内側面2bに略密接する位置に隙間隠し部材8bが取り付けられている点で相違している。このように隙間隠し部材8bが上吊り引戸2の内側面2bに略密接した位置にあると、上吊り引戸2が図示の閉じ位置にあるときに、ドア3の開閉に支障を来すことがあるので、これを未然に回避するために、隙間隠し部材8bの引戸内側面2bに近接する側の側面を曲面状に切り欠いて逃げ部9を形成している。隙間隠し部材8bについての連続/不連続の上下方向配置や材質などについては、図2に示す実施形態において隙間隠し部材8aについて既述したと同様であるので、説明を省略する。なお、L型建具において第二の扉体にも上吊り引戸を用いた場合は、隙間隠し部材8bを第一の扉体である上吊り引戸2に密接させて取り付けても、閉じ位置にある上吊り引戸2に対して第二の扉体である上吊り引戸を開閉することについて支障を来すことにはならないので、この場合には、隙間隠し部材8bに曲面状の逃げ部9を形成する必要はなく、単なる矩形状断面の隙間隠し部材8bとして実施して良い。
図4に示す実施形態では、ドア3の先端部の内側面3bにしゃくり加工を施してドア3の上端から下端に至る凹部8cを形成し、閉止状態において上吊り引戸2の先端部を凹部8cに収めるようにしている。これにより、上吊り引戸2の先端面2aと凹部8cの底面との間に隙間7が空いていても、引戸先端面2aがドア内側面3bを超えた位置まで凹部8c内に入り込んでいれば、既述の実施形態と同様に明かり漏れを防ぐ効果が得られる。
図5に示す実施形態では、内側面に凹部8dを有する断面略コ字形状の隙間隠し部材8eをドア3の先端部に固着し、閉止状態において上吊り引戸2の先端部を凹部8dに収めるようにしている。これにより、上吊り引戸2の先端面2aと凹部8dの底面との間に隙間7が空いていても、引戸先端面2aがドア内側面3bを超えた位置まで凹部8d内に入り込んでいれば、既述の実施形態と同様に明かり漏れを防ぐ効果が得られる。隙間隠し部材8eについての連続/不連続の上下方向配置や材質などについては、図2に示す実施形態において隙間隠し部材8aについて既述したと同様であるので、説明を省略する。
なお、図5に示す実施形態では、凹部8dを有する隙間隠し部材8eをドア3とは別部材として用意してこれをドア3の先端部に固着し、上吊り引戸2の先端部をこの凹部8dに収めるようにしているが、図4に示す実施形態と同様に、ドア3の先端部の内側面3b自体に略コの字形状断面の凹部8dを形成しても良い。また、図4に示す実施形態では、ドア3の先端部の内側面3b自体にしゃくり形状の凹部8cを形成してこの凹部8cに上吊り引戸2の先端部を収めるようにしているが、図5に示す実施形態と同様に、凹部8cを有する隙間隠し部材をドア3とは別部材として用意してこれをドア3の先端部に固着しても良い。
1 L型建具
2 上吊り引戸
2a 先端面(先端部)
2b 内側面
3 ドア
3a 先端部
3b 内側面
4,5 縦枠
6 袖壁
7 隙間
8 隙間隠し手段
8a 隙間隠し部材
8b 隙間隠し部材
8c 凹部
8d 凹部
8e 隙間隠し部材

Claims (3)

  1. 上吊り引戸からなる第一の扉体とドアまたは上吊り引戸からなる第二の扉体とが閉止状態において平面視略L字形に設けられるL型建具において、閉止状態において第一の扉体と第二の扉体の先端部同士の間の隙間を隠蔽する隙間隠し手段が設けられ、該隙間隠し手段は、第二の扉体の、閉止状態において第一の扉体の先端部内側面から離れた位置または略当接する位置に、上下に延長して設けられる長尺の隙間隠し部材であることを特徴とするL型建具。
  2. 上吊り引戸からなる第一の扉体とドアからなる第二の扉体とが閉止状態において平面視略L字形に設けられるL型建具において、閉止状態において第一の扉体と第二の扉体の先端部同士の間の隙間を隠蔽する隙間隠し手段が設けられ、該隙間隠し手段は、第二の扉体の、閉止状態において第一の扉体の先端部内側面に略当接する位置に設けられる隙間隠し部材であり、第一の扉体が閉じ位置にあるときに第二の扉体の開閉を許容するために、該隙間隠し部材の第一の扉体の先端部内側面に略当接する側の側面が曲面状に形成されることを特徴とするL型建具。
  3. 上吊り引戸からなる第一の扉体とドアまたは上吊り引戸からなる第二の扉体とが閉止状態において平面視略L字形に設けられるL型建具において、閉止状態において第一の扉体と第二の扉体の先端部同士の間の隙間を隠蔽する隙間隠し手段が設けられ、該隙間隠し手段は、第二の扉体の先端部に取り付けられる内側面に凹部を有する隙間隠し部材であり、閉止状態において第一の扉体の先端部が該凹部内に嵌合されることを特徴とするL型建具。
JP2015150061A 2015-07-29 2015-07-29 L型建具 Active JP6632244B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015150061A JP6632244B2 (ja) 2015-07-29 2015-07-29 L型建具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015150061A JP6632244B2 (ja) 2015-07-29 2015-07-29 L型建具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017031580A JP2017031580A (ja) 2017-02-09
JP6632244B2 true JP6632244B2 (ja) 2020-01-22

Family

ID=57989158

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015150061A Active JP6632244B2 (ja) 2015-07-29 2015-07-29 L型建具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6632244B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017031580A (ja) 2017-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5083330A (en) Arrangement for supporting a shower curtain
JP6632244B2 (ja) L型建具
JP2012154170A (ja) 戸開閉縁の仕舞い構造
JP6127177B1 (ja) 折れ戸用把手
JP2018188837A (ja) 浴室ユニット
WO2018199082A1 (ja) 浴室ユニット
JP4597328B2 (ja) バリアフリー対応トイレ
KR20100110685A (ko) 샤워부스의 방수장치
JP4017569B2 (ja) 浴室建具のガラリ構造およびこれを備えた浴室建具
IT201800009410A1 (it) Barriera anti-spiffero per porte
JP2018186966A (ja) 浴室ユニット
JP2019007240A (ja) 浴室用w型折戸
JP6742121B2 (ja) 建具
JP5023297B2 (ja) 建具
JP7089896B2 (ja) 浴室ユニット
JP6903482B2 (ja) 浴室ユニット
JP5461237B2 (ja) 建具
JP5542365B2 (ja) ドア構造、及び、それを備えた浴室構造
JP3218110U (ja) 戸袋付き引戸ユニット
JP2009007856A (ja) 安全性及び操作性に優れる戸先框を備える開口部装置
JP7064903B2 (ja) 浴室ユニット
KR102027833B1 (ko) 축회전방식 여닫이도어의 삽입식 문틀 커버장치
JP6469528B2 (ja) 建具
JP2529913Y2 (ja) ユニットバスルーム
JP2562425Y2 (ja) 折 戸

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180712

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190523

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190722

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191210

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6632244

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150