JP6903482B2 - 浴室ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、浴室ユニットに関する。
近年では、専らシャワー装置から吐出される湯水を浴び、浴槽に溜めた湯に浸かることなく入浴を行う生活様式が見られるようになってきた。このような生活様式に合わせて、シャワー装置から吐出された湯水を受ける防水パンと、該防水パンを囲繞するように配設された壁部とを備えるコンパクトな浴室ユニットが考案されている。
例えば、特許文献1には、入浴可能な深さに湯を溜めることができる深型の防水パンを有し、防水パンの周縁部に配設された壁部もしくは天井部にシャワー装置を設けた浴室ユニットが開示されている。防水パンは、内部に湯を落とし込むための給湯手段を有しており、湯を溜めるための浴槽として機能する。浴室ユニットは、正面に出入口を設けて扉を開閉自在に取り付けてある。
実開平03−029088号公報
特許文献1に記載の浴室ユニットは、室内にどのように設置されるかについて記述が見られないものの、設置する際に室内側の化粧板となる外壁板の施工が容易となるよう配慮する必要がある。とくに浴室ユニットの扉部分における枠部周囲の外壁板は、枠部の形状や構成に拠っては、施工に手間がかかってしまうという問題点があった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、浴槽が壁体および扉で囲繞されており、外壁板の施工が容易な浴室ユニットを提供することにある。
本発明に係る浴室ユニットは、湯を溜める浴槽と、前記浴槽を囲繞するように前記浴槽の周縁部に配設された壁体および扉と、前記扉を嵌める枠部と、を備える浴室ユニットにおいて、前記枠部は、前記周縁部の下方から上方に亘って延びる左縦枠および右縦枠を有することを特徴とする。
本発明によれば、浴室ユニットは、浴槽が壁体および扉で囲繞されており、外壁板の施工が容易となる。
本発明の実施形態に係る浴室ユニットの外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る浴室ユニットの正面図である。 図2に示すA−A線による浴室ユニットの断面図である。 図4(a)は図3における左縦枠部分の拡大図であり、図4(b)は図3における右縦枠部分の拡大図である。 図2に示すB−B線による浴室ユニットの断面図である。 図6(a)は図5における左縦枠部分の拡大図であり、図6(b)は図5における右縦枠部分の拡大図である。 図2に示すC−C線による浴室ユニットの断面図である。 変形例に係る浴室ユニットにおける図2のA−A線による断面に相当する断面図である。 図9(a)は図8における左縦枠部分の拡大図であり、図9(b)は図8における右縦枠部分の拡大図である。 変形例に係る浴室ユニットにおける図2のB−B線による断面に相当する断面図である。 図11(a)は図10における左縦枠部分の拡大図であり、図11(b)は図10における右縦枠部分の拡大図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図1から図11を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
(実施形態)
図1は本発明の実施形態に係る浴室ユニット100の外観を示す斜視図、図2は本発明の実施形態に係る浴室ユニット100の正面図である。浴室ユニット100は、浴槽1、扉2、枠部4、壁部61およびエプロン部7等を備える。浴槽1は、平面視矩形状をなし、湯を溜めることができる深皿状であり、底部11に排水口12を有する。浴槽1は、周縁部10に配設された壁部61および扉2によって周囲が覆われて囲繞されており、上方を天井62によって覆われている。
浴槽1は、直方体状のフレーム構造体である架台80の上部に周縁部10が支持されており、該架台80の内側に収容される。架台80は、下部の四隅等に脚部80aを有し、脚部80aによって室内の床111に載置されている。尚、浴室ユニット100は、浴槽1の上方の壁部61に配設されるシャワー装置および吐水装置等を備えるが、これらの装置については図示を省略する。
壁部61は、浴槽1の長手方向に沿う一側に配設された壁体61a、浴槽1の長手方向の両端部であって壁体61aの両側に配設される壁体61bおよび61cで構成されている。扉2は、浴槽1の長手方向に沿う他側に配設されており、壁体61aに対向する。扉2は、引き違い戸であり、内障子2aおよび外障子2bともスライドさせることにより開閉することができる。扉2は、浴槽1の周縁部10および天井62の間に設けられており、枠部4内に嵌め込まれている。
内障子2aは、長方形状に組み立てられた戸先框21、戸尻框22、下框23および上框24の内側にガラス製または樹脂製等の板20を嵌め込んで構成されている。また、外障子2bは、長方形状に組み立てられた戸先框31、戸尻框32、下框33および上框34の内側にガラス製または樹脂製等の板30を嵌め込んで構成されている。
枠部4は、左縦枠4a、右縦枠4b、下枠4c、上枠4dおよび下端枠4eを備え、浴槽1の長手方向に沿う他側に配設されている。左縦枠4aおよび右縦枠4bは、浴槽1の隅部に配設されており、浴槽1の周縁部10の下方から上方に亘って直線状に延びている。左縦枠4aおよび右縦枠4bの下端部は、浴室ユニット100を載置する床111に接触または若干の隙間が空く程度に床111に近接している。左縦枠4aおよび右縦枠4bは、上端側が、ほぼ天井62の高さ位置まで延びている。下枠4cは、浴槽1の周縁部10上に添うように、左縦枠4aおよび右縦枠4b間に設けられている。上枠4dは、左縦枠4aおよび右縦枠4bの上端部に連結されている。また、下端枠4eは、左縦枠4aおよび右縦枠4bの下端部に連結されている。
エプロン部7は、左縦枠4a、右縦枠4b、下枠4cおよび下端枠4eで囲まれる領域に着脱可能に嵌め込まれており、扉2側の浴槽1の側部を遮蔽する。エプロン部7を取り外すことで、浴槽1の側方から浴槽1裏の排水部の点検および修理等を行うことができる。尚、浴室ユニット100は、浴槽1の側方に洗い場床が設けられておらず、浴槽1内で入浴が行われるものである。
図3は、図2に示すA−A線による浴室ユニット100の断面図である。図3には、浴室ユニット100に加えて、浴室ユニット100を室内に設置する際に室内側の化粧板として施工される外壁板101等、および外壁板を取り付ける角材91等も表す。左縦枠4aの外側に上下方向に延びる角材91を設け、角材91の表側に外壁板101が取り付けられている。左縦枠4a側の壁体61bに添って上下方向に延びる複数の角材92を設け、角材92の表側に外壁板102が取り付けられている。外壁板101および外壁板102の表面には壁紙等が貼り付けられる。
また、右縦枠4bの外側に上下方向に延びる角材93を設ける。角材93は、室内の建築側壁面110に当接している。角材93の表側に外壁板103が取り付けられている。浴室ユニット100は、建築側壁面110に添って設けられた上下方向に延びる複数の角材94に、壁体61b側の側面が接触するように設置されている。建築側壁面110における扉2の外側には、建築側壁面110に添って上下方向に延びる角材95を設け、角材95の表側に外壁板104が取り付けられている。外壁板103および外壁板104の表面には壁紙等が貼り付けられる。
図4(a)は図3における左縦枠4a部分の拡大図であり、図4(b)は図3における右縦枠4b部分の拡大図である。左縦枠4aは、内側左縦枠41、外側左縦枠42およびアングルピース部43を有する。内側左縦枠41は、角筒状をなし、浴槽1の周縁部10の上方に重なるように配設されており、周縁部10の隅部に設けられる上下方向の支柱81に固定されている。支柱81には、壁体61bも固定されている。内側左縦枠41は、浴槽1の周縁部10から天井62に亘って形成されている。
外側左縦枠42は、角筒状をなし、内側左縦枠41に見込み方向に連続して形成されており、浴槽1の周縁部10の外側に配設されている。外側左縦枠42は、左縦枠4aの全長に亘って形成されている。アングルピース部43は、外側左縦枠42に連続し、外側左縦枠42の外側に見込み方向に突き出すように設けられている。アングルピース部43は、外側左縦枠42と同様に左縦枠4aの全長に亘って形成されている。
同様に、右縦枠4bは、内側右縦枠46、外側右縦枠47およびアングルピース部48を有する。内側右縦枠46は、角筒状をなし、浴槽1の周縁部10の上方に重なるように配設されており、周縁部10の隅部に設けられる上下方向の支柱81に固定されている。支柱81には、壁体61cも固定されている。内側右縦枠46は、浴槽1の周縁部10から天井62に亘って形成されている。
外側右縦枠47は、角筒状をなし、内側右縦枠46に見込み方向に連続して形成されており、浴槽1の周縁部10の外側に配設されている。外側右縦枠47は、右縦枠4bの全長に亘って形成されている。アングルピース部48は、外側右縦枠47に連続し、外側右縦枠47の外側に見込み方向に突き出すように設けられている。アングルピース部48は、外側右縦枠47と同様に右縦枠4bの全長に亘って形成されている。
図5は、図2に示すB−B線による浴室ユニット100の断面図である。図5には、浴室ユニット100に加えて、浴室ユニット100を室内に設置する際に室内側の化粧板として施工される外壁板101等、および外壁板を取り付ける角材91等も表す。図5は、浴槽1の周縁部10より下側における水平断面を表している。角材91は、左縦枠4aの外側に当接し、表側に外壁板101が取り付けられている。上下方向に延びる複数の角材92の表側に外壁板102が取り付けられている。また角材93は、室内の建築側壁面110に当接するとともに、右縦枠4bの外側に当接し、表側に外壁板103が取り付けられている。
図6(a)は図5における左縦枠4a部分の拡大図であり、図6(b)は図5における右縦枠4b部分の拡大図である。左縦枠4aは、浴槽1の周縁部10より下側においては内側左縦枠41の部分が切除されており、外側左縦枠42およびアングルピース部43で構成されている。
同様に、右縦枠4bは、浴槽1の周縁部10より下側においては内側右縦枠46の部分が切除されており、外側右縦枠47およびアングルピース部48で構成されている。左縦枠4aおよび右縦枠4bの間の領域には、エプロン部7が着脱可能に取り付けられている。
図7は、図2に示すC−C線による浴室ユニット100の断面図である。浴室ユニット100は、室内の床111上に載置される。浴槽1の下方には、排水口12に連結される排水部13が床との間の空間に設けられている。下端枠4eは、床111に接触、または若干の隙間が空く程度に床111に近接している。エプロン部7は、下枠4cおよび下端枠4eの間の領域に取り付けられている。
上枠4dには、見込み方向において浴室ユニット100の外側に突き出すようにアングルピース部53が形成されている。アングルピース部53は、上枠4dの全長に亘って形成されている。浴室ユニット100の上部において、室内側の化粧板として施工される外壁板105は、アングルピース部53に当接するように取り付けられる。
次に、浴室ユニット100の作用について説明する。上述のとおり、扉2は引き違い戸であり、内障子2aおよび外障子2bの両方を開閉することができる(図1参照)。ユーザは、内障子2aを開状態とすることにより、壁体61b側から浴室ユニット100の内部へ進入することができ、また浴室ユニット100の外部から浴室ユニット100の内部の各種装置に手を伸ばして操作することができる。
ユーザは、外障子2bを開状態とすることにより、壁体61c側から浴室ユニット100の内部へ進入することができ、また浴室ユニット100の外部から浴室ユニット100の内部の各種装置に手を伸ばして操作することができる。例えば、ユーザは、外障子2bを開状態とすることにより、排水口12に設けられる排水栓(図示略)の開閉などの操作を行うことができる。
扉2は枠部4に嵌め込まれている。枠部4は、浴槽1の周縁部10の下方から上方に亘って直線状に延びる左縦枠4aおよび右縦枠4bを有する。左縦枠4aおよび右縦枠4bの下端部は、浴室ユニット100を載置する床111(図2参照)に接触または若干の隙間が空く程度に床111に近接している。図4(a)を参照し、浴室ユニット100を室内の床111に設置する際、作業者は浴室ユニット100の室内側の化粧板として外壁板101を左縦枠4aの外側に取り付ける。また図4(b)を参照し、作業者は浴室ユニット100の室内側の化粧板として外壁板103を右縦枠4bの外側に取り付ける。
外壁板101および外壁板103は、細長い直角形状、即ち短冊状に切り出せば良い。作業者は、左縦枠4a側において、短冊状の外壁板101を角材91の表面に当接させ、アングルピース部43に外壁板101の側辺部を添うように配設するという簡単な作業によって取り付けることができ、外壁板101の施工が容易となる。また作業者は、右縦枠4b側において、短冊状の外壁板103を角材93の表面に当接させ、アングルピース部48に外壁板103の側辺部を突き合わせるという簡単な作業によって取り付けることができ、外壁板103の施工が容易となる。
左縦枠4aおよび右縦枠4bの下端部は、浴室ユニット100を載置する床111に接触または若干の隙間が空く程度に床111に近接しており、下端部間を下端枠4eによって連結している。扉2の下方であって、左縦枠4a、右縦枠4b、下枠4cおよび下端枠4eで囲まれる領域には、エプロン部7が着脱可能に設けられている。作業者は、エプロン部7を取り外すことによって浴槽1の下方に設けられる排水部13の点検または修理等の作業を行うことができる。
また下端枠4eを床111に接触または若干の隙間が空く程度に床111に近接するように設けることで、下端枠4eの床111側の隙間が無くなり、枠部4の下方側に外壁板を設ける必要がなくなり、外壁板の施工が容易となる。
外壁板102は、直角形状に切り出し、浴室ユニット100の壁体61b側の外部に設ける化粧板となるが、複数の角材92の表側に添うように取り付ければよい。同様に、外壁板104も直角形状に切り出し、建築側壁面110に設けられた角材95の表側に添うように取り付ければよい。
上枠4dは、見込み方向において浴室ユニット100の外側に突き出すようにアングルピース部53が形成されている。浴室ユニット100の上部において、室内側の化粧板として施工される外壁板105は、短冊状に切り出し、アングルピース部53に当接するように取り付けることができるので、外壁板105の施工が容易となる。
次に、実施形態の浴室ユニット100の特徴を説明する。
本発明の実施形態に係る浴室ユニット100は、湯を溜める浴槽1と、浴槽1を囲繞するように浴槽1の周縁部10に配設された壁体61a、61bおよび61c、並びに扉2と、扉2を嵌める枠部4とを備える。枠部4は、浴槽1の周縁部10の下方から上方に亘って延びる左縦枠4aおよび右縦枠4bを有する。これによって、浴室ユニット100は、左縦枠4aおよび右縦枠4bに外壁板101の側辺部を添うように配設するという簡単な作業によって、外壁板101および外壁板103を取り付けることができ、外壁板の施工が容易となる。
また浴室ユニット100は、浴槽1の周縁部10の下方、かつ左縦枠4aおよび右縦枠4bの間に、着脱可能なエプロン部7が設けられている。これにより、浴室ユニット100は、エプロン部7によって、浴槽1の周縁部10の下方を遮蔽することができる。浴室ユニット100は、エプロン部7を取り外すことによって、浴槽1の下方に設けられる排水部13の点検および修理等を行うことができる。
また左縦枠4aおよび右縦枠4bは、設置する床111まで延びている。枠部4は、左縦枠4aおよび右縦枠4bの下端部を連結する下端枠4eを有する。これにより、浴室ユニット100は、下端枠4eが床111に接触または若干の隙間が空く程度に床111に近接し、枠部4の下方側に外壁板を設ける必要がなくなるので、外壁板の施工が容易となる。
(変形例)
図8は、変形例に係る浴室ユニット100における図2のA−A線による断面に相当する断面図である。変形例に係る浴室ユニット100は、枠部4に額縁部96が設けられている。左縦枠4a側において、額縁部96の外側に上下方向に延びる角材91を設け、角材91の表側に外壁板101が取り付けられている。外壁板102は、上述の実施形態と同様に取り付けられている。また、右縦枠4b側において、額縁部96の外側に上下方向に延びる角材93を設ける。角材93は、室内の建築側壁面110に当接している。角材93の表側に外壁板103が取り付けられている。
図9(a)は図8における左縦枠4a部分の拡大図であり、図9(b)は図8おける右縦枠4b部分の拡大図である。左縦枠4aは、上述の実施形態と同様に内側左縦枠41、外側左縦枠42およびアングルピース部43を有する。額縁部96は、左縦枠4aの見込み方向における外側に、アングルピース部43に接続されるようにして形成されている。額縁部96は、外側左縦枠42およびアングルピース部43に添って、床111から天井62まで延びる。
同様に右縦枠4bは、内側右縦枠46、外側右縦枠47およびアングルピース部48を有する。額縁部96は、右縦枠4bの見込み方向における外側に、アングルピース部48に接続されるようにして形成されている。額縁部96は、外側右縦枠47およびアングルピース部48に添って、床111から天井62まで延びる。
図10は、変形例に係る浴室ユニット100における図2のB−B線による断面に相当する断面図である。図10は、浴槽1の周縁部10より下側における水平断面を表している。左縦枠4a側において、額縁部96の外側に上下方向に延びる角材91を設け、角材91の表側に外壁板101が取り付けられている。右縦枠4b側において、額縁部96の外側に上下方向に延びる角材93が設けられており、角材93の表側に外壁板103が取り付けられている。
図11(a)は図10における左縦枠4a部分の拡大図であり、図11(b)は図10における右縦枠4b部分の拡大図である。左縦枠4aは、浴槽1の周縁部10より下側においては内側左縦枠41の部分が切除されており、外側左縦枠42およびアングルピース部43で構成されている。額縁部96は、床111から天井62に亘って延びる外側左縦枠42およびアングルピース部43に添うようにして形成すればよく、容易に施工することができる。
同様に、右縦枠4bは、浴槽1の周縁部10より下側においては内側右縦枠46の部分が切除されており、外側右縦枠47およびアングルピース部48で構成されている。額縁部96は、床111から天井62に亘って延びる外側右縦枠47およびアングルピース部48に添うようにして形成すればよく、容易に施工することができる。
上述の実施形態および変形例においては、扉2として引き違い戸の例を示したが、扉2は引き戸、折れ戸および開き戸等であってもよい。また、下端枠4eは、床111に接触または近接している例に加え、やや床面から離間して配設し、下端枠4eと床111との間に外壁板を取り付ける構成としてもよい。また、枠部4は、扉2の縦および横の寸法に応じた大きさとしてもよい。上述の実施形態および変形例において、左縦枠4aおよび右縦枠4bは、上端側がほぼ天井62の高さ位置まで延びている例を示したが、扉2の縦方向の寸法に応じた長さ寸法で浴槽1の周縁部10から上方に延びていればよく、天井62の高さ位置まで延びていなくてもよい。同様に、下枠4c、上枠4dおよび下端枠4eは、扉2の横方向の寸法に応じた長さ寸法とすれば良い。下枠4cは、浴槽1の周縁部10において両端部間の全体に亘って延びる他、両端部間より狭く部分的に設けられていても良く、上枠4dおよび下端枠4eも下枠4cに合わせた寸法とすれば良い。
以上、本発明の実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。
1 浴槽、 10 周縁部、 2 扉、 4 枠部、 4a 左縦枠、
4b 右縦枠、 4e 下端枠、 61a,61b,61c 壁体、
7 エプロン部、 100 浴室ユニット。

Claims (3)

  1. 湯を溜める浴槽と、前記浴槽を囲繞するように前記浴槽の周縁部に配設された壁体および扉と、前記扉を嵌める枠部と、を備える浴室ユニットにおいて、
    前記枠部は、前記周縁部の下方から上方に亘って延びる左縦枠および右縦枠を有し、
    前記左縦枠は、前記周縁部の上方に重なり前記周縁部の上方に形成された内側左縦枠、および前記内側左縦枠に見込み方向に連続して形成され前記周縁部の下方から上方に亘って延びる外側左縦枠を有し、
    前記右縦枠は、前記周縁部の上方に重なり前記周縁部の上方に形成された内側右縦枠、および前記内側右縦枠に見込み方向に連続して形成され前記周縁部の下方から上方に亘って延びる外側右縦枠を有することを特徴とする浴室ユニット。
  2. 前記周縁部の下方、かつ前記左縦枠および前記右縦枠の間に、着脱可能なエプロン部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の浴室ユニット。
  3. 前記左縦枠および前記右縦枠は、設置する床まで延びており、
    前記枠部は、前記左縦枠および前記右縦枠の下端部を連結する下端枠を有することを特徴とする請求項1または2に記載の浴室ユニット。
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