JP2002309787A - サニタリユニット - Google Patents

サニタリユニット

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JP2002309787A
JP2002309787A JP2001114176A JP2001114176A JP2002309787A JP 2002309787 A JP2002309787 A JP 2002309787A JP 2001114176 A JP2001114176 A JP 2001114176A JP 2001114176 A JP2001114176 A JP 2001114176A JP 2002309787 A JP2002309787 A JP 2002309787A
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JP2001114176A
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Hisaaki Kumagai
久昭 熊谷
Harukazu Shimizu
治和 清水
Susumu Yashiro
進 屋代
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容積の異なるサニタリ空間を、床フレームの
範囲内で自由に形成することができるサニタリユニット
を提供する。 【解決手段】 建物躯体1に固定された床下地5上に載
置され、複数の位置決め孔13を備える床フレーム11
と、該床フレーム11の複数の位置決め部に下端が位置
決めされ、上端が建物躯体1に固定される複数の支柱1
5と、により支持枠体14を形成し、支持枠体14内に
床パネル21と壁パネル25とを備える設備ユニット2
0を設置するサニタリユニットであって、複数の位置決
め孔13から所定の位置決め孔を選択して支柱15を固
定することにより支持枠体14の容積を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室設備、洗面室
設備、トイレ設備等を備えるサニタリユニットに係り、
特に、サニタリ空間の内部の広さを自由に選択すること
ができるサニタリユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のサニタリユニットとして
は、特開平3−202562号公報に記載の可変浴室ユ
ニットがある。この技術は、浴室ユニットの1つの単位
空間内を、浴室、乾燥室及び洗面所用の共同空間と、ト
イレ用空間と、浴室、乾燥室、洗面所及びトイレ用の各
設備機器とこれらの配管を取り付ける設備用空間とに区
画し、共同空間に、この共同空間を浴室、乾燥室及び洗
面所に区画する密閉性を持った複数の可動式壁パネルを
取り付け、設備用空間に浴室、乾燥室、洗面所及びトイ
レ用の各設備機器とこれらの配管を設けてなるものであ
る。このため、使用者の所望に応じ、共同空間を浴室、
乾燥室及び洗面所に適宜区画し、設備用空間には、浴
室、乾燥室、洗面所及びトイレ用各設備機器と配管とを
設けることができるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記構造の
可変浴室ユニットは、限られた単位空間内を共同空間
と、トイレ用空間と、設備用空間とに区画するものであ
り、単位空間の広さ自体を変更することはできない。す
なわち、単位空間を構成する浴室ユニットは、外周が固
定壁で構成され、この固定壁に設備ユニットを取り付け
るが、外周が固定壁であるためユニット自体の内部空間
の広さを変えることが難しい。本発明は、このような問
題に鑑みてなされたものであって、その目的とするとこ
ろは、床フレームの範囲内で、使用者の好みにより容積
の異なるサニタリ空間を形成することができ、このサニ
タリ空間内を浴室空間、洗面室空間及びトイレ空間等に
区画することができるサニタリユニットを提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成すべく、
本発明に係るサニタリユニットは、建物躯体に固定され
た床下地上に載置され複数の位置決め部を備える床フレ
ームと、該床フレームの複数の位置決め部に下端が位置
決めされる複数の支柱と、により支持枠体を形成し、支
持枠体内に床パネルと壁パネルとを備える設備ユニット
を設置するサニタリユニットであって、複数の位置決め
部から所定の位置決め部を選択して支柱を固定すること
により支持枠体の容積を変更することを特徴とする。そ
して、設備ユニット内を区画し、浴室、洗面室、トイ
レ、乾燥室等の設備を設置する。
【0005】また、本発明に係るサニタリユニットの好
ましい具体的な態様としては、支柱は上端が前記建物躯
体に固定され、床パネルは複数の床パネル材を接合して
形成し、該床パネルの長辺方向に沿う排水用の溝部を有
することを特徴としている。さらに、本発明に係るサニ
タリユニットの好ましい具体的な他の態様としては、設
備ユニットは、さらに天井パネルを備えることを特徴と
している。
【0006】このように構成された本発明のサニタリユ
ニットは、一定面積の床フレームに対して、外周の四隅
に支柱を位置決め固定し、最大容積のサニタリ空間を備
える支持枠体を形成し、この支持枠体内に設備ユニット
を設置できる。また床フレームの内側の位置決め部に支
柱を位置決め固定することにより、小さい容積のサニタ
リ空間を備える支持枠体を形成し、この小さいサニタリ
空間に設備ユニットを設置することができる。このよう
に、選択した位置に支柱を位置決め固定してサニタリ空
間を区画する支持枠体を形成できるので、所望の広さの
サニタリ空間を形成することができる。
【0007】複数の支柱の上端を建物躯体に固定する
と、サニタリ空間を区画する支持枠体の強度を大きくで
き変形しにくくできる。床パネル材を接合して床パネル
を形成し排水溝を有する構成にすると、サニタリ空間内
の床の前面を水洗でき清潔に保つことができる。設備ユ
ニットを床パネル、壁パネルと共に天井パネルで構成す
ると、一体的にできると共に気密性を向上できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るサニタリユニ
ットの一実施形態を図面に基づき詳細に説明する。図1
は本実施形態に係るサニタリユニットを示し、(a)は
容積の小さい概略斜視図、(b)は容積の大きい概略斜
視図、図2は建物躯体と支持枠体の関係を示す概略断面
図、図3は図1(a)のサニタリユニットの工程図、図
4は図1(b)のサニタリユニットの途中からの工程
図、図5は図3の工程の概略構成を示す分解斜視図、図
6は支持枠体と設備ユニットの関係を示す水平方向断面
図、図7は支持枠体と設備ユニットの関係を示す垂直方
向断面図である。本発明のサニタリユニットは、図1
(a)に示すように、建物躯体1内に小さい容積のサニ
タリユニット10を形成することができると共に、
(b)に示すように大きい容積のサニタリユニット10
Aを形成することができるものである。
【0009】建物躯体1は本実施の形態では、図2に示
すように複数の柱2と上部梁3と下部梁4とを溶接によ
り接合したボックスラーメン構造を有する直方体状のユ
ニット構造であり、ユニット構造の前記の建物躯体1を
複数個、並設し、必要に応じて上下に積み重ねて複数階
の建物とする。建物躯体1のサニタリスペースが設置さ
れる個所には、図示していない上水道が配管されると共
に、排水用の下水管が配管されている。建物躯体1のサ
ニタリスペースに対応して、床下地5としてALC板
(気泡コンクリート板)が固定されている。ALC板は
建物躯体1の床全面に固定するようにしてもよい。
【0010】図2〜5に示すように、床下地5の上にサ
ニタリユニット10の最大床面積を決める床フレーム1
1が載置される。床フレーム11は金属製で、角型鋼、
C型鋼等を溶接して長方形状に形成してあり、床下地側
に複数のアジャスタ12が備えてあり、アジャスタ12
を調整して床下地5に対して水平状態に設置固定され
る。本実施の形態では、床フレーム11は長さが5.5
m、幅が1.8m程度の長方形状で、長辺方向は複数本
の鋼材が平行し、短辺方向は両端の2本の鋼材が溶接さ
れている。床フレーム11は建物躯体1のコーナ部分に
設置されている。なお、床フレームは金属製に限られる
ものでなく、木製等でもよいことは勿論である。
【0011】本例では、図5において、一端の長辺11
aと他端の長辺11bを使用してサニタリ空間を形成す
る場合、サニタリ空間の幅は1.8mとなり、一端の長
辺11aと他端から2番目の長辺11cを使用する場
合、サニタリ空間の幅は1.5mとなる。また一端の長
辺11aと他の長辺を使用して、サニタリ空間の幅を適
宜の幅にできるように、一端の長辺11a、中央の複数
の長辺11d、他端側の2本の長辺11b,11cに複
数の位置決め孔13が形成されている。なお、長辺と直
交する短辺を複数本設けて、短辺、長辺を縦横に直交さ
せて床フレームを構成してもよい。
【0012】複数の位置決め孔13は、サニタリ空間を
区画する支持枠体14を形成する複数の支柱15の下端
を位置決めするものであり、上方に開口している。な
お、位置決め部としては凹部でもよく、突部でもよい。
複数の支柱15は下端に軸状の突起16(図7参照)が
固定され、突起16が位置決め孔13に挿入されて位置
決めされている。複数の支柱15の上端は建物躯体1に
固定され、本例では、図2に示すように、建物躯体1の
上部梁3に連結された小梁6に野縁材7を固定し、この
野縁材7に断面がコ字状のレール材8を介してボルト締
めにより固定されている。このように、床フレーム11
と、上下端を強固に固定された複数の支柱15により、
サニタリ空間を区画する支持枠体14は形成されるた
め、変形しにくい構造となっている。複数の支柱15
は、四隅を規定する4本の支柱15aと、それらの中間
部に位置する6本の支柱15bから構成され、本例では
合計10本の支柱を用いている。
【0013】支持枠体14は、床フレーム11の外周の
四隅に位置する位置決め孔13に4本の支柱15aを位
置決め固定することにより、最大容積のサニタリ空間が
得られる。また外周の長辺11aに形成された2個の位
置決め孔と、内側の長辺11cに形成された2個の位置
決め孔を選択して4本の支柱15aを固定することによ
り、やや小さいスペースのサニタリ空間が得られる。さ
らに短辺方向を外周から内側にずらすことにより、建物
躯体1の外周から離れた位置にサニタリ空間を形成する
ことができる。このようにサニタリ空間を区画する支持
枠体14は、床フレーム11上の自由な位置に、自由な
サイズで形成することができる。
【0014】図5〜7を参照して、支持枠体14内に設
置される設備ユニット20について説明する。設備ユニ
ット20は床パネル21及び壁パネル25を備え、床パ
ネル21は床フレーム11上に設置され固定される。床
パネル21は複数の床パネル材22を連結して所定の大
きさに形成され、中央には長手方向に沿って排水用の溝
部として樋23を備えている。この樋23は一方側に向
けて所定の勾配がつけられ、低い側の端部には排水管
(図示せず)が連結されている。床パネル21を構成す
る16枚の床パネル材22及び樋23は、コーキング材
等により防水状態に連結されており、樋23の上部には
排水スリットを有する樋カバー24が嵌め込まれる。な
お、床パネルの外周に立上部を形成し、立上部の上部に
壁パネルを取付けるようにしてもよい。
【0015】床パネル21上に複数の壁パネル25を固
定し、これらの壁パネルの側辺同士を連結する。この例
では、壁パネルは10枚使用され、各壁パネルは平板部
の外周に金属製の枠材が固定されている。壁パネル25
は、下端に突設した軸部25aが床パネル21外周の凹
部に挿入されて位置決めされ、図6に示されるように、
直角に連続する側辺は直角用ジョイントピース26で枠
材同士が連結され、平面的に連続する側辺は平面用ジョ
イントピース27で枠材同士が連結される。そして、平
面的に連結された壁パネルの枠材が支柱25にロックフ
ァスナー28で固定され、直角に連結された壁パネル
は、一方の枠材がアングルピース29を介して支柱15
にロックファスナー28で固定されている。壁パネル2
5と床パネル21の目地、及び壁パネル25同士の目地
にはバックアップ材が挿入され、コーキング材で防水状
態が保たれている。壁パネル25は、出入口ドアを備え
る壁パネルも含む。
【0016】連結された壁パネル25の上部に、図7に
示されるように、さらに天井パネル30を固定して設備
ユニット20を形成する。壁パネル25の上部の枠材は
上方に向けて突出する突条25bを有しており、この突
条が天井パネル30外周の枠材の下方に開口する凹部3
1に挿入され、天井パネル30の外周の枠材と壁パネル
25の上部の枠材が固定クリップ32により固定されて
いる。壁パネル25と天井パネル30との連結部の目地
にはバックアップ材が挿入され、コーキング材で目地が
塞がれている。なお、床パネルと壁パネルとの間に床仕
舞ジョイナを装着し、天井パネルと壁パネルとの間に天
井仕舞ジョイナを装着してバックアップ材とコーキング
材の代わりとしてもよい。図6,7において、サニタリ
ユニット10の外側には、例えば居室を構成する居室側
壁パネル35と、居室側床材36が固定され、居室側壁
パネル35がサニタリユニット10を覆っている。
【0017】このようにして形成された設備ユニット2
0を、図3に示すように、間仕切パネルで分割して内部
に、浴室40、洗面室41及びトイレ室42等の空間が
形成される。浴室40と洗面室41との間の間仕切りパ
ネルは出入り口が固定されている。なお、前記した浴室
等の空間の他に、乾燥室空間や、脱衣室を間仕切パネル
で分割して形成するようにしてもよい。浴室40には浴
槽が設置され、洗面室41には洗面台や洗濯機用の防水
パンが設置され、トイレ室42には便器が設置され、そ
れぞれ配管が接続される。浴室40の外側には、棚や収
納部を有する家具間仕切り43が固定されている。
【0018】前記した実施形態では、床パネル21全体
を防水仕様とし、床パネル21の長辺方向に沿う排水用
の樋23を有し、浴室40、洗面室41、トイレ室42
全体を水洗できるような構成としたが、トイレ室、洗面
室は通常の床仕様とし、浴室のみ防水仕様としてもよ
い。この場合は、浴室の床面を一体成形の防水パンとし
てもよい。
【0019】身障者や高齢者を入浴させる際に身体を吊
り上げるリフトが必要な場合は、図2に2点鎖線で示す
ように天井走行用リフトレール45を取付けることがで
きる。リフトレール45は例えば100kg程度の体重
を支持する必要があるため、建物躯体1に直接固定す
る。そして、天井パネルはリフトレール部分を切欠き、
リフトレールを露出させるようにして固定する。なお、
図2において、野縁材7の下面に石膏ボード等の天井材
46を設けるようにしてもよい。
【0020】前記の如く構成された本実施形態のサニタ
リユニット10の組立動作について以下に説明する。建
物躯体1の所定位置に床下地5としてALC板を固定す
る。次に、図3(b)のように、床下地5の上に床フレ
ーム11を載置し、アジャスタ12を使用して水平状態
となるように固定する。床フレーム11は複数の位置決
め孔13を備えており、サニタリ空間を決める複数の支
柱15を固定する位置決め部を選択する。小さいサニタ
リ空間を形成するときは、図3(c)のように、床フレ
ーム11に対して内側の位置決め部である位置決め孔1
3に支柱15の下端の突部16を挿入し、支柱15の上
部は建物躯体1に固定する。これにより小さい容積のサ
ニタリ空間を決める骨組みである支持枠体14が完成す
る。そして、支持枠体14内に設備ユニット20の床パ
ネル21を固定する。
【0021】この後、図3(d)のように、小さい支持
枠体14内に設備ユニット20の壁パネル25を設置す
る。すなわち、床フレーム11上に複数の床パネル材2
2を配列した床パネル21上に壁パネル25を固定し、
さらに壁パネル25上に天井パネル30を固定して設備
ユニット20を完成させる。次に、設備ユニット20内
を間仕切りパネルで分割して、図3(e)のように、浴
室40、洗面室41、トイレ室42等の空間を形成す
る。
【0022】大きいサニタリ空間を形成したいときは、
図3(a)、(b)の後に、図4(a)のように、床フ
レーム11の外側の位置決め部である位置決め孔13に
支柱15の下端の突部16を挿入し、支柱15の上部は
建物躯体1に固定する。これにより最大容積のサニタリ
空間を決める骨組みである支持枠体14Aが完成する。
この後は、同様にして大きい床パネル21Aと壁パネル
25Aとを備える設備ユニット20Aを支持枠体14A
内に設置し、大きい浴室40A、大きい洗面室41A、
大きいトイレ室42Aに分割し、大きい家具間仕切り4
3Aを固定して、サニタリユニット10Aを完成させ
る。
【0023】前記のサニタリユニット10の例において
は、床フレーム11の一端の長辺11aと他端から2番
目の長辺11cに支柱15を固定し、幅が1.5mの比
較的小さい床面積のサニタリ空間を形成する例を示し、
サニタリユニット10Aにおいては、一端の長辺11a
と他端の長辺11bを使用して幅が1.8mの最大の空
間を有する例を示したが、必要に応じて容積の大きいサ
ニタリ空間や、容積のより小さいサニタリ空間に変更す
ることができる。生活様式が変化し、サニタリ空間を広
げる必要が生じると、例えば高齢者、身障者を介護する
ため、容積の大きいユニット空間を有するサニタリユニ
ットに変更することができる。
【0024】なお、床パネルは複数のパネルを連結する
ものを示したが、一体ものの防水パンのような形状のも
のでもよい。排水溝は中央でなく、例えば入口側の側辺
に沿って形成してもよい。位置決め部は上方に開口する
透孔の例を示したが、上方に開口する凹部や、突起でも
よい。位置決め部として突起を用いた場合、支柱の下端
には該突起が挿入される凹部が形成される。また、床下
地としてALC板の例を示したが、金属製のデッキ板に
コンクリートを打設したスラブでもよく、また床梁を床
下地として、直接床フレームを載置するように構成して
もよい。設備ユニットとして、前記の他にシャワー室
や、トイレ室と浴室を兼用したバスユニット、その他の
衛生設備でもよいことは勿論である。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、本発
明のサニタリユニットは、床フレームに形成した複数の
位置決め部を選択して支柱を取り付けることにより、サ
ニタリ空間の容積を変更することができ、使用者の要求
に合わせてサニタリ空間の広さの異なるサニタリユニッ
トを構成することができる。床面積が小面積となるよう
に支柱を位置決めしてサニタリ空間の容積が小さいサニ
タリユニットを形成した後、床面積が大面積となるよう
に支柱を変更してサニタリ空間の容積の大きいサニタリ
ユニットに変更でき、また、その逆も可能であり、使用
者の生活様式の変更にも容易に対応することができる。
さらに、サニタリユニットは変形しにくくでき、サニタ
リユニット内の床面全面を水洗でき、気密性を向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサニタリユニットの一実施形態を
示し、(a)は容積の小さい概略斜視図、(b)は容積
の大きい概略斜視図。
【図2】建物躯体と支持枠体の関係を示す概略断面図。
【図3】図1の(a)に示すサニタリユニットを形成す
る工程図。
【図4】図1の(b)に示すサニタリユニットを形成す
る途中からの工程図。
【図5】図3のサニタリユニットの概略構成を示す分解
斜視図。
【図6】支持枠体と設備ユニットの関係を示す水平方向
断面図。
【図7】支持枠体と設備ユニットの関係を示す垂直方向
断面図。
【符号の説明】
1 建物躯体、 5 床下地、 10,10A サニタリユニット、 11 床フレーム、 13 位置決め孔(位置決め部)、 15 支柱、 14,14A 支持枠体(サニタリ空間)、 20 設備ユニット、 21 床パネル、 22 床パネル材、 23 樋(溝部)、 25 壁パネル、 30 天井パネル、 40,40A 浴室、 41,41A 洗面室、 42,42A トイレ室、 43,43A 家具間仕切り
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E025 BA01 BA05 BA06 BB02 BC01 BC02 BC04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物躯体に固定された床下地上に載置さ
    れ、複数の位置決め部を備える床フレームと、 該床フレームの複数の位置決め部に下端が位置決めされ
    る複数の支柱と、により支持枠体を形成し、 前記支持枠体内に、床パネルと壁パネルとを備える設備
    ユニットを設置するサニタリユニットであって、 前記複数の位置決め部から所定の位置決め部を選択して
    前記支柱を固定することにより前記支持枠体の容積を変
    更することを特徴とするサニタリユニット。
  2. 【請求項2】 前記支柱は、上端が前記建物躯体に固定
    されることを特徴とする請求項1記載のサニタリユニッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記床パネルは、複数の床パネル材を接
    合して形成し、該床パネルの長辺方向に沿う排水用の溝
    部を有することを特徴とする請求項1又は2記載のサニ
    タリユニット。
  4. 【請求項4】 前記設備ユニットは、さらに天井パネル
    を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに
    記載のサニタリユニット。
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