JP1755178S - バルコニー - Google Patents

Abstract

本物品は、例えば集合住宅の居室といった建築物に備わるバルコニーであって、参考図に示すように、床に相当するコンクリート躯体及び木目調やタイル調のデッキと、天井に相当するコンクリート躯体と、それぞれのコンクリート躯体と直交する外壁と、居室への出入り用として外壁に取り付けられた窓と、隣接する居室のバルコニーとの境界に位置して外壁と直交するように取り付けられたパーティションと、床に相当するコンクリート躯体の先端に取り付けられたガラスタイプやルーバータイプの手摺とを備えており、換言すると、これらによりバルコニーの内装が構成される。外壁の屋外側の表面は、木目調の外装材で覆われている。パーティションは、図示しない治具で外壁に固定され、所定の治具で手摺に固定され、天井用治具で天井に相当するコンクリート躯体に固定されている。パーティションの略上半分は、枠体と、枠体に取り付けられた下地材と、下地材を覆うように取り付けられた木目調の外装材と、下地材及び外装材の最外端を覆うように取り付けられた小口塞ぎ部材とを備えている。パーティションの略下半分は、枠体と、枠体に取り付けられた蹴破り板とを備えている。手摺は、バルコニーの略下半部を屋外側から見えないようにし（又は見えにくくし）、換言すると、パーティションの略下半分、並びに窓及び外壁の略下半分は、手摺により屋外側から見られない（又は見られにくい）。意匠登録を受けようとする部分は、外壁の一部及びパーティションの一部であり、屋外側からパーティションと外壁とを一体的に見せ、またバルコニーを木造のように見せ、それぞれの目地を合わせることで壁面の連続性を強調できる用途及び機能を有する。