JP2019007240A - 浴室用w型折戸 - Google Patents

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JP2019007240A JP2017124321A JP2017124321A JP2019007240A JP 2019007240 A JP2019007240 A JP 2019007240A JP 2017124321 A JP2017124321 A JP 2017124321A JP 2017124321 A JP2017124321 A JP 2017124321A JP 2019007240 A JP2019007240 A JP 2019007240A
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一仁 西藤
Kazuhito Nishifuji
一仁 西藤
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Abstract

【課題】出入口の開放態様を様々に選択でき、車椅子を使用する高齢者や介護者の出入りが容易な浴室用W型折戸を提供する。
【解決手段】上枠11、下枠12及び両側の縦枠13が接合された枠体Fと、4枚のドア板21,22がヒンジ部23を介して横方向に連結された扉体Dとから成り、両側端寄りのドア板21と中央寄りのドア板22を連結するヒンジ部23と、中央寄りのドア板22同士を連結するヒンジ部23とは、逆方向に屈曲するものとし、扉体Dには、両側端寄りのドア板21の側縁部分の上端及び下端、並びに、中央寄りのドア板22同士の連結部の上端及び下端にそれぞれスライダー24を設ける。全てのスライダー24を上枠11及び下枠12にそれぞれスライド自在に嵌合させ、ドア板21,22がスライダー24の部分で上枠11及び下枠12に対し回動自在となるようにする。
【選択図】図3

Description

この発明は、浴室の出入口に設けられる折戸に関するものである。
一般に、浴室の出入口に設けられる折戸は、図8に示すように、上枠51及び下枠52を備えた枠体Fと、2枚のドア板61,62がヒンジ部65を介して横方向に連結された扉体Dとから成る2枚折戸とされている(下記特許文献1参照)。
この折戸では、扉体Dの一方のドア板61の側縁部分が浴室の出入口の一側部にヒンジ53を介して回動自在に連結されることにより、扉体Dが枠体Fに取り付けられ、他方のドア板62の側縁部分の上端及び下端に設けられたスライダー54が上枠51及び下枠52にそれぞれスライド自在に嵌合し、ドア板62がスライダー54の部分で上枠51及び下枠52に対して回動するものとされている。
そして、扉体Dの2枚のドア板61,62は、スライダー54の上枠51及び下枠52に対するスライドと、ヒンジ53及びスライダー54の部分での回動と、互いの連結部であるヒンジ部65での屈伸に伴い、浴室の内部へ迫り出して出入口を開放し、又は、同一面に並んで出入口を閉塞するようになっている。
ところで、上記2枚折戸では、老人介護施設等の浴室の出入口に設置した場合、車椅子の通行に十分な開口幅を確保することが困難であるため、図9に示すように、出入口の開口幅を2枚折戸の場合よりも広く設定して、枠体Fの一側部にドア板61,62が連結された2枚折戸の扉体Dを備え、他側部に1枚の開戸であるドア板63を備えた浴室ドアを設置することも考えられる(下記特許文献2参照)。
このような浴室ドアでは、浴室の出入りに際し、通常、1枚のドア板63を閉じた状態で、2枚折戸の扉体Dのみを開閉するようにして、湿気の漏出等を防止でき、車椅子が通る場合には、扉体Dに加えてドア板63を開き、開口幅を拡大することができる。
また、図10に示すように、4枚のドア板61乃至64がヒンジ部を介して横方向に連結された扉体Dを、浴室の出入口の一側にヒンジを介して取り付け、出入口の開放に際しては、出入口の一側にドア板61乃至64を重ねて寄せる4枚折戸を設置することも考えられる(下記特許文献3参照)。
特開平9−78917号公報 特開2012−197558号公報 特開2005−48375号公報
しかしながら、図9に示すような浴室ドアでは、2枚折戸のドア板61,62と開戸のドア板63を両方開いたとき、これらが出入口の両側に振り分けられるので、出入口を通行する車椅子がそれらの端縁に衝突しやすくなる。
また、図10に示すような4枚折戸では、開放時に扉体のドア板61乃至64が重なる側部が出入口の一側にのみ限定されるため、設置状況によっては、体の不自由な高齢者や介護者が出入りしにくい場合もある。
そこで、この発明は、出入口の開放態様を様々に選択でき、車椅子を使用する高齢者や介護者の出入りが容易な浴室用W型折戸を提供しようとするものである。
上記のような課題を解決するため、この発明に係る浴室用W型折戸は、上枠、下枠及び両側の縦枠が接合されて浴室の出入口の周囲を形成する枠体と、浴室の出入口を開閉する4枚のドア板がヒンジ部を介して横方向に連結された扉体とから成り、
前記両側端寄りのドア板と中央寄りのドア板を連結するヒンジ部と、中央寄りのドア板同士を連結するヒンジ部とは、逆方向に屈曲するものとされ、
前記扉体には、両側端寄りのドア板の側縁部分の上端及び下端、並びに、中央寄りのドア板同士の連結部の上端及び下端にそれぞれスライダーが設けられ、
前記扉体の上端及び下端の全てのスライダーが前記枠体の上枠及び下枠にそれぞれスライド自在に嵌合し、前記ドア板が前記スライダーの部分で前記上枠及び下枠に対し回動自在とされ、
前記4枚のドア板は、前記スライダーの上枠及び下枠に対するスライドと、前記スライダーでの回動と、前記ヒンジ部での屈伸に伴い、浴室の内部へ迫り出して、前記枠体のいずれか任意の縦枠寄りに重なった状態で浴室の出入口を全体的に開放し、若しくは、いずれか片側の2枚のドア板が重なった状態で浴室の出入口の半分を開放し、又は、同一面に並んで浴室の出入口を全体的に閉塞するものとしたのである。
この発明に係るW型折戸を浴室の出入口に設置すると、車椅子が通る場合には、扉体を構成する4枚のドア板を枠体のいずれの縦枠寄りに重なった状態としても、浴室の出入口を全体的に開放することができ、通常の出入りに際しては、いずれの片側の2枚のドア板が重なった状態としても、浴室の出入口の半分を開放することができる。
このように、必要に応じて、出入口の開放態様を様々に選択できるので、設置場所の状況を問わず、車椅子を使用する高齢者や介護者の出入りが容易となる。
また、浴室内の扉体の付近で高齢者等が倒れた場合にも、4枚のドア板を上枠及び下枠の任意の位置で回動させて、浴室の出入口を大きく開放できるので、倒れた人の救出を容易に行うことができる。
この発明の実施形態に係るW型折戸による浴室の出入口の閉塞状態を浴室の内部から見た斜視図 同上の浴室の内部から見て(2A)左側2枚のドア板、(2B)右側2枚のドア板がそれぞれ重なった状態で出入口の半分を開放した状態を示す斜視図 同上の4枚のドア板が浴室の内部から見て(3A)右寄り、(3B)左寄りにそれぞれ重なった状態で出入口を全体的に開放した状態を示す斜視図 同上の出入口の閉塞状態における中央寄りのドア板での縦断面図 図4のV−V線に沿った横断面図 同上の浴室の内部から見て(6A)左側2枚のドア板、(6B)右側2枚のドア板がそれぞれ重なった状態を示す横断面図 同上の4枚のドア板が浴室の内部から見て(6A)右寄り、(6B)左寄りにそれぞれ重なった状態を示す横断面図 特許文献1に記載の2枚折戸から成る浴室ドアを示す斜視図 特許文献2に記載の2枚折戸と1枚の開戸から成る浴室ドアを示す斜視図 特許文献3に記載の4枚折戸から成る浴室ドアを示す概略平面図
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1乃至図3に示すように、このW型折戸は、浴室の出入口の周囲を形成するように上枠11、下枠12及び両側の縦枠13が接合された枠体Fと、両側端寄り及び中央寄りの各2枚計4枚のドア板21,22がヒンジ部23を介して横方向に連結された扉体Dとから構成されている。
両側端寄りのドア板21と中央寄りのドア板22を連結するヒンジ部23と、中央寄りのドア板22同士を連結するヒンジ部23とは、逆方向に屈曲するものとされている。
扉体Dには、両側端寄りのドア板21の側縁部分の上端及び下端と、中央寄りのドア板22同士の連結部の上端及び下端にそれぞれスライダー24が設けられている。
扉体Dの上端及び下端の全てのスライダー24は、枠体Fの上枠11及び下枠12のレール14にそれぞれスライド自在に嵌合し、ドア板21,22がスライダー24の部分で上枠11及び下枠12に対し回動自在となっている。
そして、ドア板21,22は、スライダー24の上枠11及び下枠12に対するスライドと、スライダー24の部分での回動と、ヒンジ部23での屈伸に伴い、浴室の出入口を開放する際、浴室の内部へ迫り出すようになっている。
また、浴室の水密性を確保するため、図4及び図5に示すように、枠体Fにおいて、上枠11、下枠12及び側枠13の扉体Dよりも外部側には、扉体Dの周縁部に被さる方向の段差が設けられると共に、扉体Dの外面に密着する気密材11a,12a,13aが設けられている。
扉体Dのドア板21,22は、上框25a、下框25b、両側の縦框25cにより形成された外周部の内側に、ガラスの面材26が張設されたものであり、ドア板22の高さ方向の中間部には、中桟25dが設けられている。ドア板21,22の下部には、ガラリ羽根25eとガラリ桟25fが設けられ、換気ガラリ27が形成されている。
また、開閉時に指先を掛けられるように、ドア板22の中桟25dには横取手28が設けられ、ドア板21のヒンジ部23側の縦框25cには縦取手29が設けられている。
上記のようなW型折戸を浴室の出入口に設置した老人介護施設等において、入浴中等、浴室の内外を遮断したい場合には、図1及び図5に示すように、扉体Dの4枚のドア板21,22が同一面に並んで浴室の出入口を閉塞した状態としておく。
そして、浴室の出入口の通常の出入りに際しては、図2及び図6に示すように、ドア板21,22のスライダー24の上枠11及び下枠12に対するスライドと、スライダー24での回動と、ヒンジ部23での屈伸に伴い、浴室の内部へ迫り出した左右いずれか片側の2枚のドア板21,22が重なった状態として、浴室の出入口の半分を開放する。
また、高齢者等を載せた車椅子が浴室の出入口を通過する際には、図3及び図7に示すように、浴室の内部へ迫り出した4枚のドア板21,22が枠体Fの左右いずれか任意の縦枠13寄りに重なった状態として、浴室の出入口を全体的に開放する。
このように、上記のようなW型折戸では、必要に応じて、浴室の出入口の開放態様を様々に選択できるので、設置場所の状況を問わず、車椅子を使用する高齢者や介護者の出入りが容易となる。
また、浴室内の扉体Dの付近で高齢者等が倒れた場合にも、4枚のドア板21,22を上枠11及び下枠12の任意の位置で回動させて、浴室の出入口を大きく開放できるので、倒れた人の救出を容易に行うことができる。
なお、上記実施形態では、上枠11及び下枠12のレール14にスライダー24が嵌合し、スライダー24に対してドア板21,22が回動するものを例示したが、上枠11及び下枠12に形成された溝にローラー状のスライダー24が嵌合し、上枠11及び下枠12に対してスライダー24が回動するようにしてもよい。
また、介護施設の浴室の出入口に設置した場合を例示したが、このW型折戸は、介護施設以外の入浴施設や一般家庭の浴室に設置してもよい。
扉体
枠体
11 上枠
12 下枠
13 縦枠
11a,12a,13a 気密材
14 レール
21,22 ドア板
23 ヒンジ部
24 スライダー
25a 上框
25b 下框
25c 縦框
25d 中桟
25e ガラリ羽根
25f ガラリ桟
26 面材
27 換気ガラリ
28 横取手
29 縦取手

Claims (1)

  1. 上枠(11)、下枠(12)及び両側の縦枠(13)が接合されて浴室の出入口の周囲を形成する枠体(F1)と、浴室の出入口を開閉する4枚のドア板(21,22)がヒンジ部(23)を介して横方向に連結された扉体(D1)とから成り、
    前記両側端寄りのドア板(21)と中央寄りのドア板(22)を連結するヒンジ部(23)と、中央寄りのドア板(22)同士を連結するヒンジ部(23)とは、逆方向に屈曲するものとされ、
    前記扉体(D1)には、両側端寄りのドア板(21)の側縁部分の上端及び下端、並びに、中央寄りのドア板(22)同士の連結部の上端及び下端にそれぞれスライダー(24)が設けられ、
    前記扉体(D1)の上端及び下端の全てのスライダー(24)が前記枠体(F1)の上枠(11)及び下枠(12)にそれぞれスライド自在に嵌合し、前記ドア板(21,22)が前記スライダー(24)の部分で前記上枠(11)及び下枠(12)に対し回動自在とされ、
    前記4枚のドア板(21,22)は、前記スライダー(24)の上枠(11)及び下枠(12)に対するスライドと、前記スライダー(24)での回動と、前記ヒンジ部(23)での屈伸に伴い、浴室の内部へ迫り出して、前記枠体(F1)のいずれか任意の縦枠(13)寄りに重なった状態で浴室の出入口を全体的に開放し、若しくは、いずれか片側の2枚のドア板(21,22)が重なった状態で浴室の出入口の半分を開放し、又は、同一面に並んで浴室の出入口を全体的に閉塞する浴室用W型折戸。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI690648B (zh) * 2019-03-05 2020-04-11 無界創新股份有限公司 收摺門之連動卡固方法

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