JP6630433B2 - 入力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、透光性および可撓性を有する基材に検出用の複数の電極部が設けられた入力装置に関する。
携帯端末や各種電子機器などに用いられる入力装置として、静電容量を検知するタッチパネルが多く用いられている。特許文献1には、狭額縁化および薄型化を図るため、下層配線部と上層配線部とを設けるとともに、透明基板を屈曲させた透明導電膜が記載されている。
また、特許文献2には、第1検知領域および第2検知領域を有する基板と、第1検知領域に設けられた位置を検出する第1検知電極と、第2検知領域に設けられた位置を検出する第2検知電極とを備えるタッチウインドウが記載されている。このタッチウインドウにおいて、第1検知電極の材料は、第2検知電極の材料とは異なっている。また、第2検知電極は、第1検知電極から曲げられる構成が記載されている。
特開2013−186633号公報 米国特許出願公開2015/0070312号公報
しかしながら、透光性電極や引き出し配線として用いられるITO(Indium Tin Oxide)や金属では、曲げた場合に亀裂や導通不良が発生しやすいことから、屈曲部分には使用しにくいという問題がある。このため、基材の屈曲部分に配線を設ける場合には、曲げやすい材料(例えば、導電性ポリマー(PEDOT/PSS等)、金属ナノワイヤ)で配線を形成する必要がある。しかし、このような曲げやすい材料を用いると、透光性や導電性の低下、細線化が困難になるという課題が生じる。
本発明は、透光性および導電性を損なうことなく基材とともに配線を屈曲させることができるように屈曲部近傍の構造が改善された入力装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の入力装置は、透光性および可撓性を有する基材と、透光性を有し、基材の上の検出領域において第1方向に並ぶ複数の第1電極部と、透光性を有し、基材の上の検出領域において第1方向と交差する第2方向に並ぶ複数の第2電極部と、複数の第1電極部および複数の第2電極部のそれぞれと導通し、基材の上の検出領域から検出領域の外側の周辺領域まで延在する複数の引き出し配線とを備える。基材の周辺領域には屈曲部が設けられる。引き出し配線は、屈曲部の上に設けられた可撓性導電部材を有し、屈曲部の上に設けられた可撓性導電部材の少なくとも一部を覆うように設けられた被覆材を備える。
基材の屈曲部に設けられた可撓性導電部材に生じた引張応力は、可撓性導電部材の亀裂の原因となる。被覆材が可撓性導電部材の少なくとも一部を覆うことにより、被覆材によって可撓性導電部材に生じた引張応力の程度を緩和することができる。被覆材を構成する材料は限定されない。一例として樹脂系材料が挙げられる。本明細書において、樹脂系材料とは、有機高分子(重合体)を主成分とする材料を意味する。被覆材が樹脂系材料からなる場合には、屈曲部が屈曲された状態になって可撓性導電部材に引張応力が生じるような外力が付与された場合に、この外力に応じて被覆材に凝集力が生じ、この凝集力は可撓性導電部材に生じた引張応力を緩和するように働く。
本発明の入力装置は、可撓性導電部材の屈曲の程度を低減する補強部材を備えてもよい。補強部材は、一例として、屈曲部における可撓性導電部材が設けられた側とは反対側に設けられた補強フィルムからなる。このような構成を備えることにより、屈曲部の上に設けられた可撓性導電部材の屈曲の程度を小さくすることができ、可撓性導電部材に引張応力が生じることが抑制される。
本発明の入力装置において、基材の上の検出領域を覆うように設けられた光学粘着剤層をさらに備えていてもよい。この光学粘着剤層を用いることにより検出領域上において保護部材と基材との相対位置を維持することが容易となる。このように光学粘着剤層をさらに備える場合において、可撓性導電部材、被覆材および光学粘着剤層の積層構造が形成されるように、光学粘着剤層は検出領域から周辺領域側に延出していてもよい。光学粘着剤層が周辺領域側に延出して可撓性導電部材における屈曲した状態にある部分を覆うように位置すると、光学粘着剤層を構成する高透明性粘着剤には屈曲に伴う変形に抗するような凝集力が生じる。この高透明性粘着剤に生じた凝集力は、可撓性導電部材に引張応力を生じさせる外力となりうるが、光学粘着剤層と可撓性導電部材との間に被覆材が位置することにより、光学粘着剤層を構成する高透明性粘着剤の凝集力が可撓性導電部材に伝達されることを抑制することができる。
上記のように光学粘着剤層をさらに備える場合において、光学粘着剤層は、検出領域から周辺領域側に延出するが、可撓性導電部材における屈曲した状態にある部分を覆わないように配置されていてもよい。この場合には、光学粘着剤層は屈曲しにくくなるため、可撓性導電部材に引張応力を生じさせる外力となりうる凝集力が光学粘着剤層を構成する高透明性粘着剤に生じる可能性が低減される。
本発明の入力装置において、引き出し配線は、屈曲部よりも検出領域側に設けられた第1配線部と、屈曲部よりも検出領域とは反対側に設けられた第2配線部とを有し、可撓性積層体は、第1配線部と第2配線部との間に位置してもよい。可撓性導電部材は、基材の上に設けられた第1アモルファスITO層と、第1アモルファスITO層の上に設けられた導電層と、導電層の上に設けられた第2アモルファスITO層とを有する可撓性積層体から構成されていてもよい。
本発明によれば、透光性および導電性を損なうことなく基材とともに配線を屈曲させることができる入力装置を提供することが可能になる。
本実施形態に係る入力装置が適用された電子機器を例示する分解斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 (a)および(b)は、可撓性積層体を例示する模式断面図である。 被覆材を例示する模式断面図である。 光学粘着剤層を例示する模式平面図である。 図5のI−I線断面図である。 光学粘着剤層が設けられている場合における被覆材を例示する模式平面図である。 図7のII−II線断面図である。 光学粘着剤層が設けられている場合における被覆材および切欠部を例示する模式平面図である。 図9のIII−III線断面図である。 補強部材を例示する模式平面図である。 電極の配置を示す模式平面図である。 (a)および(b)はブリッジ配線部分の模式断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、同一の部材には同一の符号を付し、一度説明した部材については適宜その説明を省略する。
(入力装置を適用した電子機器)
図1は、本実施形態に係る入力装置が適用された電子機器を例示する分解斜視図である。
図2は、図1のA−A線断面図である。
図1および図2に示すように、電子機器1は筐体3を有している。筐体3は、本体ケース部3aと、パネル部3bとの組み合わせによって構成される。なお、説明の都合上、本体ケース部3aは図2のみに破線で表される。本体ケース部3aは、例えば合成樹脂材料で形成される。本体ケース部3aは、上方が開口する箱形状に形成される。パネル部3bは、本体ケース部3aの開口部を覆うように配置される。
パネル部3bは、ガラスやポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂などの透光性樹脂材料で形成される。なお、本明細書において「透光性」および「透明」とは、可視光線透過率が50%以上(好ましくは80%以上)の状態のことをいう。
パネル部3bの内側には透光性および可撓性を有する基材11が配置される。また、筐体3の内部には、基材11の端部と接合される配線基板8が収納される。配線基板8は、例えばフレキシブル配線基板である。また、筐体3の内部には、液晶表示パネルまたはエレクトロルミネッセンス表示パネルなどの表示パネル7が収納される。表示パネル7の表示画像は、基材11とパネル部3bを透過して外側から目視可能である。
基材11の一部は、パネル部3bの内面に例えば高透明性接着剤(OCA:Optically Clear Adhesive)を介して接着されている。基材11は、可撓性を有するPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムやPC(ポリカーボネート)フィルムなどの透光性を有する樹脂フィルムによって形成される。基材11は、PETフィルム等の表面に設けられた光学調整層(SiOなど)やハードコート層を含んでいてもよい。基材11の表面には、複数の第1電極部21と複数の第2電極部31とが形成される。
複数の第1電極部21は、基材11の上の検出領域SRにおいて第1方向に規則的に並んでいる。また、複数の第2電極部31は、基材11の上の検出領域SRにおいて第1方向と交差する第2方向に規則的に並んでいる。なお、図1に示されるように、本実施形態に係る電子機器1では、第1方向と第2方向とは直交している。基材11には、これら第1電極部21および第2電極部31のそれぞれと導通する複数の引き出し配線14が設けられる。引き出し配線14は、基材11の検出領域SRから、検出領域SRの外側の周辺領域ORまで延在する。静電容量型の入力装置10は、これら基材11、第1電極部21、第2電極部31および引き出し配線14を含む。第1電極部21、第2電極部31および引き出し配線14の詳細については後述する。
本実施形態において、基材11の周辺領域ORには屈曲部BRが設けられる。引き出し配線14は、屈曲部BRよりも検出領域SR側に設けられた第1配線部141と、屈曲部BRよりも検出領域SRとは反対側に設けられた第2配線部142と、第1配線部141と第2配線部142との間に位置し、屈曲部BRの上に設けられた可撓性積層体15とを有する。
図3(a)および(b)は、可撓性積層体15を例示する模式断面図である。
図3(a)には基材11が屈曲していない状態が示され、図3(b)には基材11が屈曲している状態が示される。
屈曲部BRの上には、可撓性導電部材が設けられる。図3に示される入力装置では、可撓性導電部材の一例として可撓性積層体15が設けられている。可撓性積層体15は、基材11の上に設けられた第1アモルファスITO層151と、第1アモルファスITO層151の上に設けられた導電層152と、導電層152の上に設けられた第2アモルファスITO層153とを有する。
第1アモルファスITO層151は、基材11と接する部分を有することが望ましい。これにより、可撓性積層体15の屈曲に対する耐性をより安定的に向上させることができる。導電層152には、第1アモルファスITO層151よりも比抵抗の低い導電性材料が用いられる。導電層152には、例えばAu、Ag、Cu、Pt、Pdなどの貴金属、Ni、これらの少なくともいずれかを含む合金(具体例としてCuNi合金が挙げられる。)が用いられる。本実施形態では、導電層152としてAuが用いられる。導電層152は積層構造を有していてもよい。
第2アモルファスITO層153は、導電層152上に設けられることで、外側から導電層152が視認されることを抑制する役目を果たす。第1配線部141の端部には接続部141aが設けられ、第2配線部142の端部には接続部142aが設けられる。可撓性積層体15の両端は、これらの接続部141a,142aに接続される。なお、第2配線部142の接続部142aとは反対側の端部142bには金属層142cが設けられる。この金属層142cは、配線基板8に設けられた金属端子8aと接続する端子部の一部を構成する。
接続部141a,142aの可撓性積層体15に対向する面は、結晶化ITOの面を備えることが好ましく、結晶化ITOの面からなることがより好ましい。これにより、可撓性積層体15の第1アモルファスITO層151と接続部141a,142aとの密着性(接続強度)が向上する。
引き出し配線14の第1配線部141は結晶化ITO層を含んでいてもよい。さらに、引き出し配線14の第2配線部142も結晶化ITO層を含んでいてもよい。これにより、第1配線部141および第2配線部142の透光性の向上および低抵抗化を図ることができるとともに、第1配線部141および第2配線部142の形成と同一工程で、結晶化ITO層からなる接続部141a,142aを形成することができる。
具体例として、第1配線部141は結晶化ITOによって形成される。第2配線部142は、接続部142a側が結晶化ITOによって形成され、接続部142aとは反対側の端部142b側が結晶化ITO層およびその上に形成された金属層142c(例えば、CuNi/Cu/CuNiの積層構造)によって形成される。
可撓性積層体15として、第1アモルファスITO層151、導電層152および第2アモルファスITO層153の積層構造にすることで、アモルファスITOによる透明性および可撓性と、導電層152による低抵抗化との両立を図ることができる。例えば、基材11の屈曲部BRの曲率半径を5mm以下にした場合でも、機械的な破断や電気的な切断に対する十分な耐性を得ることができる。つまり、屈曲部BRに可撓性積層体15を設けることで、透光性および導電性を維持した状態で基材11を曲げることが可能になる。
屈曲部BRに設けられた可撓性積層体15は、屈曲部BRにおける基材11の変形に伴って屈曲する。このとき、可撓性積層体15には、その基材11に対向する側とは反対側において顕著に、引張応力が生じる。この引張応力は可撓性積層体15の亀裂の原因となりうる。
図4は、被覆材を例示する模式断面図である。図4に示されるように、屈曲部BRの上で屈曲した状態にある可撓性積層体(可撓性導電部材の一例)15の少なくとも一部を覆うように設けられた被覆材51を備えることにより、可撓性積層体15の内部に引張応力が生じにくくなる。したがって、被覆材51を設けることによって、可撓性積層体15に亀裂が生じる可能性を低減させることができる。被覆材51は、可撓性積層体15の全体を覆うように設けられていてもよいし、可撓性積層体15に接続される第1配線部141や第2配線部142を覆う部分を有していてもよい。
被覆材51を構成する材料は限定されない。一例として樹脂系材料が挙げられる。樹脂系材料を構成する樹脂材料の具体例として、エポキシ樹脂が挙げられる。樹脂系材料はシリカフィラー、アルミナフィラーなど無機系材料を含有していてもよい。被覆材51が樹脂系材料からなる場合には、屈曲部BRが屈曲された状態になって可撓性積層体15に引張応力を生じさせるような外力が付与されたときに、この外力に抗するように被覆材51に凝集力が生じ、この凝集力によって可撓性積層体15に加えられる外力を低減することができる。
図5は、光学粘着剤層を例示する模式平面図である。図6は、図5のI−I線断面図である。図7は、光学粘着剤層が設けられている場合における被覆材を例示する模式平面図である。図8は、図7のII−II線断面図である。図9は、光学粘着剤層が設けられている場合における被覆材および切欠部を例示する模式平面図である。図10は、図9のIII−III線断面図である。図11は、補強部材を例示する模式平面図である。
基材11とパネル部3b(3)との間には、高透明性粘着剤からなる光学粘着層52が位置し、高透明性粘着剤の粘着性および凝集力により、基材11とパネル部3b(3)との相対位置が維持されている。ここで、検出領域SRから周辺領域OR側に光学粘着剤層52が延出して、図5および図6に示されるように可撓性積層体15にも光学粘着層52を構成する高透明性粘着剤が付着している場合がある。このような場合には、屈曲部BRが屈曲すると、この屈曲に伴って可撓性積層体15とパネル部3b(3)とが離間するような位置変化が生じる。このため、可撓性積層体15とパネル部3b(3)との間に位置する光学粘着層52を構成する高透明性粘着剤には、この位置変化を戻そうとする向きの凝集力CFが生じる(図6)。この凝集力CFは、屈曲部BRでの屈曲に沿って変形する可撓性積層体15に対する引張力として作用する。したがって、図5および図6に示されるように、光学粘着層52を構成する高透明性粘着剤が可撓性積層体15に付着している場合には、高透明性粘着剤の凝集力に起因する引張応力が可撓性積層体15に生じやすい。
そこで、図7および図8に示されるように、可撓性導電部材の一例である可撓性積層体15、被覆材51および光学粘着剤層52の積層構造が形成されるようにする。光学粘着剤層52と可撓性積層体15との間に被覆材51が位置することにより、光学粘着剤層52を構成する高透明性粘着剤の凝集力CFに基づく引張力はまず被覆材51に伝達される。この被覆材51の内部で例えば被覆材を構成する樹脂系材料の凝集力によって、光学粘着剤層52を構成する高透明性粘着剤からの引張力は緩和される。このため、光学粘着剤層52を構成する高透明性粘着剤からの引張力が可撓性積層体15に伝達されることを抑制することができる。
光学粘着剤層52を構成する高透明性粘着剤からの引張力が可撓性積層体15に伝達されることをより安定的に回避する観点から、図9および図10に示されるように、光学粘着層52の一部に切欠部52Cを設け、光学粘着層52を構成する高透明性粘着剤が可撓性積層体15における屈曲した状態にある部分を覆わないようにしてもよい。
屈曲部BRには、可撓性導電部材の一例である可撓性積層体15の屈曲の程度を低減させる補強部材をさらに設けられていてもよい。図11には、補強部材は、屈曲部BRにおける可撓性積層体15が設けられた側とは反対側に設けられた補強フィルム50が示されている。屈曲部BRを屈曲させるための外力が付与された場合に、補強フィルム50が設けられていることにより屈曲部BRの屈曲の程度が低減される。このため、屈曲部BRの上に設けられた可撓性積層体15の屈曲の程度も低減される。その結果、可撓性積層体15に生じる引張応力の程度が小さくなる。補強フィルム50の具体例として、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムやPC(ポリカーボネート)フィルムなどの透光性を有する樹脂フィルムが挙げられる。補強フィルム50は、屈曲部BRに位置する基材11を構成するフィルムよりも可撓性が低い(剛性が高い)フィルムにより構成されることが好ましい場合がある。
(電極および配線)
次に、第1電極部21、第2電極部31および引き出し配線14の詳細について説明する。
図12は、電極の配置を示す模式平面図である。
図13(a)および(b)はブリッジ配線部分の模式断面図である。
図12に示すように、基材11には、基材11の表面における第1方向(Y方向)に延びる第1電極列20と、第2方向(X方向)に延びる第2電極列30とが形成される。第1電極列20では、複数の第1電極部21と、第1電極部21をY方向に連結する連結部22とが一体に形成される。第1電極列20は、y1,y2,y3の3列設けられている
が、この数は入力装置10の面積に応じて選択される。
第1電極部21は、略正方形(または略菱形)であり、略正方形の角部がX方向とY方向とに向けられている。連結部22は、Y方向に隣り合う第1電極部21の角部どうしを連結する。
第2電極列30は、x1,x2,x3,x4の4列に沿ってX方向に向けて均等なピッチで規則的に配列されるとともに、ya,yb,yc,ydの各列に沿ってY方向へ均等なピッチで規則的に配列されている。X方向およびY方向の各列の数は、入力装置10の面積に応じて選択される。第2電極部31は、略正方形(または略菱形)であり、各角部がX方向とY方向とに向けられている。第1電極部21および第2電極部31の四角形の各辺の大きさは互いにおおむね一致している。
第2電極部31には、その中央部に配線通路32が形成されているものがある。配線通路32が形成されている第2電極部には符号31Aを付して、配線通路32を有しない第2電極部31と区別している。
第2電極部31Aでは、配線通路32がY方向に直線的に延びて形成されている。配線通路32は、第2電極部31AをX方向に均等に分割できるよう、X方向での中央部に形成されている。第2電極部31Aは、配線通路32によって2つの区分電極層33,33に分割されている。
第1電極部21と連結部22および第2電極部31,31Aは、同じ透光性の導電材料で形成されている。透光性の導電材料は、ITO、銀ナノワイヤに代表される金属ナノワイヤ、メッシュ状に形成された薄い金属、あるいは導電性ポリマーなどである。
図13(a)には、図12のy1列の第1電極列20と、x2列の第2電極列30との交差部(B−B線)の積層構造の断面図が示される。この交差部では、第1電極列20の連結部22を覆う透光性の第1絶縁層41が形成されている。第1絶縁層41の上には第1ブリッジ接続層42が形成されている。第1ブリッジ接続層42によって、連結部22のX方向の両側に隣り合う第2電極部31どうしが接続されて導通される。
第1電極列20と第2電極列30との全ての交差部に、第1絶縁層41および第1ブリッジ接続層42が形成されており、x1列に並んでいる第2電極部31,31AがX方向に連結される。同様に、x2,x3,x4列において、第2電極部31,31AがX方向に連結される。
透光性の第1絶縁層41はノボラック樹脂またはノボラック樹脂とアクリル樹脂とで構成される。第1ブリッジ接続層42は、可撓性積層体15と同じ層構造となっている。すなわち、第1ブリッジ接続層42は、第1アモルファスITO層151、導電層152および第2アモルファスITO層153の積層構造を有する。
第1電極部21、連結部22および第2電極部31がITO層で形成される場合には、これらを結晶化ITOで形成することで、第1電極部21、連結部22および第2電極部31を構成する結晶化ITO層と、第1絶縁層41を構成する材料とを選択してエッチングすることが可能になる。また、第1配線部141および第2配線部142は可撓性積層体15との接続部141a,142aにおける可撓性積層体15に対向する面は結晶化ITOの面からなることが好ましいため、第1電極部21、連結部22および第2電極部31を結晶化ITOにより構成することで、第1電極部21、連結部22および第2電極部31ならびに第1配線部141および第2配線部142の接続部141a,142aを含む部分を結晶化ITOにより一体で形成することが可能となる。
なお、第1電極列20と第2電極列30との交差部において、X方向に隣接する第2電極部31,31Aどうしを連結する連結部が第2電極部31,31Aと一体に形成されて、複数の第2電極部31,31AがX方向に連続して形成されていてもよい。この場合には、互いに独立する第1電極部21が前記連結部を挟んでY方向の両側に配置され、第2電極部31,31Aを連結する連結部の上に第1絶縁層41と第1ブリッジ接続層42が形成されて、第1ブリッジ接続層42によって、Y方向に隣接する第1電極部21どうしが接続される。
図12に示すように、基材11のY方向の一端に形成された周辺領域ORには、y1列の第1電極部21と一体に形成された第1配線層25aと、y2,y3列の第1電極部21のそれぞれと一体に形成された第1配線層25b,25cが形成されている。また、周辺領域ORには、第2電極列30のそれぞれに導通する第2配線層35a,35b,35c,35dが形成されている。第1配線層25a,25b,25cおよび第2配線層35a,35b,35c,35dのそれぞれは引き出し配線14である。
第1配線層25a,25b,25cと第2配線層35a,35b,35c,35dは、周辺領域ORで引き回され、周辺領域ORに設けられた第2配線部142の金属層142cに導通している。
図12に示すように、第2配線層35aは、x1列とya列との交点に位置する第2電極部31と一体に形成されている。第2配線層35bは、x2列とyb列との交点に位置する第2電極部31と一体に形成されている。この第2配線層35bは、x1列とyb列との交点に位置する第2電極部31Aに形成された配線通路32の内部を通過してY方向へ直線的に延びて周辺領域ORに至っている。
第2配線層35cは、x3列とyc列との交点に位置する第2電極部31と一体に形成されている。この第2配線層35cは、x2列とyc列との交点に位置する第2電極部31Aに形成された配線通路32と、x1列とyc列との交点に位置する第2電極部31Aに形成された配線通路32の内部を通過してY方向へ直線的に延びて周辺領域ORに至っている。
第2配線層35dは、x4列とyd列との交点に位置する第2電極部31と一体に形成されている。この第2配線層35dは、x3列とyd列との交点に位置する第2電極部31Aに形成された配線通路32と、x2列とyd列との交点に位置する第2電極部31Aに形成された配線通路32、およびx1列とyd列との交点に位置する第2電極部31Aに形成された配線通路32の内部を通過してY方向へ直線的に延びて周辺領域ORに至っている。
第2配線層35aは、x1列に位置する第2電極列30を構成する各第2電極部31,31Aと導通しており、第2配線層35b,35c,35dは、x2,x3,x4列に位置する第2電極列30を構成する各第2電極部31,31Aとそれぞれが導通している。第2配線層35a,35b,35c,35dは、いずれも第2電極部31を構成する透光性の導電材料によって、第2電極部31と一体に形成されている。
図13(b)は、図12のx3列の第1電極列20とyd列の第2電極列30との交差部(C−C線)の積層構造の断面図が示される。
第2電極部31Aは、配線通路32によって、区分電極層33,33に二分されている。配線通路32と第2配線層35dの上に第2絶縁層43が形成され、その上に第2ブリッジ接続層44が形成されている。配線通路32で分割されている区分電極層33,33は第2ブリッジ接続層44によって接続されており、これにより第2電極部31Aは全体が1つの電極層として機能できるようになっている。これは、他の場所に設けられた第2電極部31Aの全てにおいて同じである。
図13(b)に示す第2絶縁層43は、図13(a)に示す第1絶縁層41と同じ材料で、同じ工程で形成されている。図13(b)に示す第2ブリッジ接続層44は、図13(a)に示す第1ブリッジ接続層42と同じ材料で同じ工程で形成されている。
入力装置10の製造工程は、基材11の表面にITOなどの透光性の導電材料からなる層が設けられた素材が使用される。好ましい透光性の導電材料は結晶化ITOである。この導電材料をエッチングすることで、第1電極列20、第2電極列30、第1配線層25a,25b,25cおよび第2配線層35a,35b,35c,35dが形成される。また、第1配線部141および第2配線部142の一部も形成される。
その後に、基材11上にノボラック樹脂とアクリル樹脂との樹脂層が形成され、フォトリソグラフィ工程で、第1絶縁層41および第2絶縁層43が同時にパターニングされる。さらに、ブリッジ接続層用の積層体が形成され、エッチング工程によって、第1ブリッジ接続層42および第2ブリッジ接続層44が同時に形成される。ブリッジ接続層用の積層体は周辺領域ORにも形成される。そして、第1ブリッジ接続層42および第2ブリッジ接続層44をエッチングによって形成する工程と同じ工程で、第1配線部141の接続部141aおよび第2配線部142の接続部142aをつなぐように可撓性積層体15が形成される。
入力装置10では、入力装置10とパネル部3bを透して外部から、表示パネル7の表示画像を目視できる。この表示を見ながらパネル部3bに指を触れることで、入力装置10を操作することができる。
この入力装置10は、第1電極列20と第2電極列30との間に静電容量が形成される。第1電極列20と第2電極列30のいずれか一方の電極列に順番にパルス状の駆動電力が与えられ、駆動電力が与えられたときに他方の電極列に流れる検知電流が検出される。指が接近すると、指と電極層との間に静電容量が形成される。これにより、検出電流が変化する。この検出電流の変化を検知することで、パネル部3bのどの箇所に指が接近しているかを検出することができる。
第2電極部31Aには、Y方向に貫通する配線通路32が形成されているため、配線通路32を有しない電極部よりも実質的に面積が小さくなり、検知動作において、電極層ごとに感度がばらつくおそれがある。そこで、配線通路32が形成されていない第2電極部31に開口部31bが形成されて、配線通路32を有する第2電極部31Aと配線通路32を有していない第2電極部31とで面積の差があまり生じないようにしている。
さらに、第1電極部21にも開口部21bが形成されて、第1電極部21と第2電極部31Aとで面積の差が大きく相違しないようにしている。
入力装置10においては、第2配線層35a,35b,35c,35dが、第2電極部31Aに形成された配線通路32の内部を通過してY方向へ延びている。第2配線層35b,35c,35dは、X方向の両側に第2電極部31Aの区分電極層33,33で狭まれているため、第2配線層35b,35c,35dと、第1電極部21とが隣接する領域を減少させることができる。これにより、第2配線層35b,35c,35dと第1電極部21との静電結合を低下させることができる。そのため、第2配線層35b,35c,35dの引き回し部分が余分な感度を持つことを抑制でき、第1電極列20と第2電極列30との間で検知される本来の検知出力にノイズが重畳しにくくなる。これにより、検知精度を高めることが可能になる。
また、第2配線層35b,35c,35dは、第2電極部31Aの内部を通過しているため、隣り合う電極層の間に第2配線層を通過させるための通路を形成する必要がない。よって、第1電極部21および第2電極部31の配置が、第2配線層の引き回しのために制約されることがない。例えば、第1電極部21および第2電極部31を互いに接近して配置することができ、検知動作の分解能を高めることが可能になる。
以上説明したように、実施形態によれば、透光性および導電性を損なうことなく基材とともに配線を屈曲させることができる入力装置を提供することが可能になる。
なお、上記に本実施形態および実施例を説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。例えば、前述の実施形態または実施例に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、設計変更を行ったものや、実施形態または実施例の構成例の特徴を適宜組み合わせたものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含有される。
1…電子機器
3…筐体
3a…本体ケース部
3b…パネル部
7…表示パネル
8…配線基板
8a…金属端子
10…入力装置
11…基材
14…引き出し配線
15…可撓性積層体
20…第1電極列
21…第1電極部
21b…開口部
22…連結部
25a,25b,25c…第1配線層
30…第2電極列
31…第2電極部
31A…第2電極部
31b…開口部
32…配線通路
33…区分電極層
35a,35b,35c,35d…第2配線層
41…第1絶縁層
42…第1ブリッジ接続層
43…第2絶縁層
44…第2ブリッジ接続層
50…補強フィルム
51…被覆材
52…光学粘着剤層
52C…切欠部
141…第1配線部
141a,142a…接続部
142…第2配線部
142b…端部
142c…金属層
152…導電層
BR…屈曲部
151…第1アモルファスITO層
153…第2アモルファスITO層
OR…周辺領域
SR…検出領域
CF…凝集力

Claims (8)

  1. 透光性および可撓性を有する基材と、
    透光性を有し、前記基材の上の検出領域において第1方向に並ぶ複数の第1電極部と、
    透光性を有し、前記基材の上の前記検出領域において前記第1方向と交差する第2方向に並ぶ複数の第2電極部と、
    前記複数の第1電極部および前記複数の第2電極部のそれぞれと導通し、前記基材の上の前記検出領域から前記検出領域の外側の周辺領域まで延在する複数の引き出し配線とを備え、
    前記基材の前記周辺領域には屈曲部が設けられ、
    前記引き出し配線は、
    前記屈曲部よりも前記検出領域側に設けられた透光性の第1配線部と、
    前記屈曲部よりも前記検出領域とは反対側に設けられた第2配線部と、
    前記透光性の第1配線部と前記第2配線部との間に位置し、前記屈曲部の上に設けられた透光性の可撓性導電部材と、を有し、
    前記屈曲部の上に設けられた前記透光性の可撓性導電部材の少なくとも一部を覆うように設けられた被覆材を備えること
    を特徴とする入力装置。
  2. 前記被覆材は樹脂系材料からなる、請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記可撓性導電部材の屈曲の程度を低減する補強部材をさらに備える、請求項1または請求項2に記載の入力装置。
  4. 前記補強部材は、前記屈曲部における前記可撓性導電部材が設けられた側とは反対側に設けられた補強フィルムからなる、請求項3に記載の入力装置。
  5. 前記基材の上の前記検出領域を覆うように設けられた光学粘着剤層をさらに備える、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の入力装置。
  6. 前記可撓性導電部材、前記被覆材および前記光学粘着剤層の積層構造が形成されるように、前記光学粘着剤層は前記検出領域から前記周辺領域側に延出する、請求項5に記載の入力装置。
  7. 前記光学粘着剤層は、前記検出領域から前記周辺領域側に延出するが、前記可撓性導電部材における屈曲した状態にある部分を覆わないように配置される、請求項5に記載の入力装置。
  8. 前記可撓性導電部材は、前記基材の上に設けられた第1アモルファスITO層と、前記第1アモルファスITO層の上に設けられた導電層と、前記導電層の上に設けられた第2アモルファスITO層とを有する可撓性積層体からなる、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の入力装置。
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