JP6629121B2 - 作業機の油圧システム - Google Patents
作業機の油圧システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6629121B2 JP6629121B2 JP2016069471A JP2016069471A JP6629121B2 JP 6629121 B2 JP6629121 B2 JP 6629121B2 JP 2016069471 A JP2016069471 A JP 2016069471A JP 2016069471 A JP2016069471 A JP 2016069471A JP 6629121 B2 JP6629121 B2 JP 6629121B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- hydraulic
- speed
- valve
- traveling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
Description
特許文献1の走行系の油圧システムは、低速(1速)と高速(2速)とに切り換え可能なHSTモータと、HSTモータを1速又は2速に切換可能な油圧切換弁と、複数の位置に可能な方向切換弁とを備えている。特許文献1では、方向切換弁を所定の位置に切り換えることによって、油圧切換弁の受圧部に作用する作動油の圧力が変化し、その結果、油圧切換弁が1速に対応する第1位置に切り換わったり、2速に対応する第2位置に切り換わっていた。即ち、走行系の油圧システムでは、方向切換弁を所定位置に切り換えることによって、油圧切換弁(HSTモータ)を1速又は2速に切り換えていた。
作業機の油圧システムは、エンジンを含む原動機と、前記原動機の動力により作動し且つ、作動油を吐出する油圧ポンプと、作動油の圧力に応じて第1速度と、前記第1速度よりも高速である第2速度とに速度が変更可能な走行油圧装置と、前記走行油圧装置に作用する作動油の圧力を変更可能な作動弁と、作動油の圧力を検出可能な測定装置と、を備え、 前記作動弁は、前記測定装置から検出された作動油の圧力である検出圧力が、前記第2速度に対応する設定圧から所定圧以下に低下した場合に、前記走行油圧装置に作用する作動油の圧力を減圧して、前記走行油圧装置を前記第1速度に減速する。
作業機の油圧システムは、前記走行油圧装置の速度を、少なくとも第1速度と第2速度とのいずれかに設定可能な設定部材と、前記検出圧力が設定圧から所定圧以下に低下した場合に、前記走行油圧装置に作用する作動油の圧力を減圧して前記走行油圧装置を前記第1速度に減速する第1動作を、前記比例弁に指令する第1指令部と、前記設定部材にて前記第2速度から第1速度に設定された場合に、前記走行油圧装置に作用する圧力を減圧して前記第1速度に減速する第2動作を、前記比例弁に指令する第2指令部とを有する制御装置と、を備えている。
作業機の油圧システムは、前記走行油圧装置の速度を、少なくとも第1速度と第2速度とのいずれかに設定可能な設定部材と、前記検出圧力と前記設定圧との下降差圧が所定圧以上である場合に、前記走行油圧装置に作用する作動油の圧力を減圧して前記走行油圧装置を前記第1速度に減速する第1動作を、前記比例弁に指令する第1指令部と、前記設定部材にて前記第2速度から第1速度に設定された場合に、前記走行油圧装置に作用する圧力を減圧して前記第1速度に減速する第2動作を、前記比例弁に指令する第2指令部とを有する制御装置と、を備えている。
前記第1指令部は、前記検出圧力が、前記設定圧から所定圧以下に低下した時間が予め定められた所定時間以上継続した場合、又は、前記検出圧力と前記設定圧との下降差圧が所定圧以上である時間が予め定められた所定時間以上継続した場合、前記比例弁に対して第1動作を指令する。
前記制御装置は、前記所定時間を作動油の温度に基づいて変更する。
作業機の油圧システムは、前記油圧切換弁と前記作動弁とを接続する第1油路と、前記油圧切換弁の受圧部又は前記第1油路に接続され、且つ、前記第1油路の作動油を排出可能な排出油路と、前記排出油路に設けられた第1絞り部と、前記第1油路であって、前記第1油路と前記排出油路とが接続される接続部よりも前記作動弁側に設けられた第2絞り部と、を備えている。
作業機の油圧システムは、前記走行油圧装置を制動する制動状態と前記制動状態を解除する解除状態とに切換可能であって、エンジンストールの際には前記解除状態から前記制動状態に切り換わる制動装置を備えている。
でも、適切に走行油圧装置を制御することができる。
[第1実施形態]
まず、作業機の全体の構成から説明する。
作業機の全体の構成について説明する。図14,15は、作業機1の一例としてトラックローダを示している。作業機はトラックローダに限定されず、例えば、トラクタ、スキッドステアローダ、コンパクトトラックローダ、バックホー等であってもよい。尚、本実施形態において、作業機1の運転席に着座した運転者の前側(図14に示す矢印Fが指す方向)を前方、運転者の後側(図14に示す矢印Rが指す方向)を後方、運転者の左側(図14の紙面に向かって手前側)を左方、運転者の右側(図14の紙面に向かって奥側)を右方として説明する。
走行装置4は、クローラ式走行油圧装置により構成されている。走行装置4は、機体2の左側の下方及び機体2の右側の下方に設けられている。走行装置4は、後述する油圧駆動式の走行油圧装置44の駆動力によって、走行可能である。
バケット23は装着ブラケット27に着脱自在である。装着ブラケット27は、バケット23を取り外せば、各種のアタッチメント(油圧アクチュエータを有する油圧駆動式の作業具)を取り付けることができ、掘削以外の各種の作業(又は他の掘削作業)を行えるように構成されている。
次に、作業機の油圧システムについて説明する。
図1は、作業機の走行系の油圧システムを示す図である。図2は、作業機の作業系の油圧システムを示している。
第1走行油圧ポンプ66Aと、第1走行モータ80Aとは、作動油を循環可能な第1循環油路101により接続されている。第2走行油圧ポンプ66Bと、第2走行モータ80Bとは、作動油を循環可能な第2循環油路102により接続されている。第1油圧切換弁90Aと第1走行モータ80Aとは油路103により接続され、第2油圧切換弁90Bと第2走行モータ80Bとは油路104により接続されている。また、第1油圧切換弁90A、第2油圧切換弁90B及び作動弁45は、油路(第1油路)105により接続されている。油圧切換弁(第1油圧切換弁90A、第2油圧切換弁90B)の受圧部91には、排出油路108が接続されている。排出油路108は、第1油路105の作動油(受圧部91に作用している作動油)を外部に排出する油路であって、例えば、一端が第1油路105に接続され、他端が作動油タンク31に接続されている。排出油路108の接続先は、作動油タンク31に限定されず、油圧ポンプの吸込部であっても、その他の部分であってもよい。排出油路108には、第1絞り部(例えば、オリフィス)109aが設けられている。また、第1油路105であって、当該第1油路105と排出油路108との接続部180と作動弁45との間の区間には、第2絞り部(例えば、オリフィス)109bが設けられている。第1絞り部109aと第2絞り部109bとの内径(絞り径)は、略同じに設定されている。なお、第1絞り部109aと第2絞り部109bとの絞り径は、上述した径に限定されない。
第1走行油圧ポンプ66Aは、原動機29の動力によって駆動される斜板形可変容量アキシャルポンプである。また、第1走行油圧ポンプ66Aは、パイロット圧が作用する受圧部66aと受圧部66bとを備えている。受圧部66a,66bに作用するパイロット圧によって斜板の角度が変更可能である。斜板の角度が変更すると、作動油の吐出方向や吐出量が変わり、これによって第1走行モータ80Aの回転出力を変更する。
第1走行モータ80Aは、カムモータ(ラジアルピストンモータ)で構成されている。この第1走行モータ80Aは、稼動時における容量(モータ容量)の大きさを変更できる容量可変型であって、モータ容量を変更することによって出力軸の回転やトルクを変更することができる。詳しくは、第1走行モータ80Aは、第1モータ81と、第2モータ82とを有している。第1モータ81及び第2モータ82の両方に作動油を供給することにより、モータ容量は大きくなり、第1走行モータ80Aは1速となる。また、第1モータ81と第2モータ82とのいずれかに作動油を供給することによって、モータ容量は小さくなり、第1走行モータ80は2速となる。なお、第2走行モータ80Bは、第1走行モータ80Aと同様の構成であり、1速又は2速に変更可能である。
詳しくは、第1油圧切換弁90Aの受圧部91に作用するパイロット油の圧力が、予め定められた所定圧力である切換圧に満たない場合、油圧切換弁90は、バネによって第1位置90aに保持される。第1油圧切換弁90Aが第1位置90aである場合、第1モータ81及び第2モータ82の両方に作動油が供給され、第1走行モータ80Aは1速となる。第1油圧切換弁90Aの受圧部91に作用するパイロット油の圧力が、切換圧以上である場合、第1油圧切換弁90Aは、中立位置90cを経て第2位置90bに切り換えられる。第1油圧切換弁90Aが第2位置90bである場合、第1モータ81だけに作動油が供給され、第1走行モータ80Aは2速となる。
作動弁45は、油圧切換弁(第1油圧切換弁90A、第2油圧切換弁90B)に作用する作動油の圧力(流量)を変更可能な弁である。作動弁45は、後述する制御装置110から出力された制御信号によって開度を変更可能である。この実施形態では、作動弁45は、電磁比例弁(比例弁)であって、制御信号により開度が変更される。作動弁45の開度を変更することによって、油圧切換弁に作用(供給)する作動油の圧力が変わる。
に直進する。
すなわち、走行レバー40を左斜め前側に傾動操作すると該走行レバー40の傾動角度に対応した速度で作業機1が前進しながら左旋回する。走行レバー40を右斜め前側に傾動操作すると該走行レバー40の傾動角度に対応した速度で作業機1が前進しながら右旋回する。走行レバー40を左斜め後側に傾動操作すると該走行レバー40の傾動角度に対応した速度で作業機1が後進しながら左旋回する。走行レバー40を右斜め後側に傾動操作すると該走行レバー40の傾動角度に対応した速度で作業機1が後進しながら右旋回する。
図2に示すように、第1油圧ポンプP1には、油路108が接続されている。油路108には、複数の制御弁70が接続されている。複数の制御弁70は、ブーム制御弁70A、バケット制御弁70B、予備制御弁70Cである。ブーム制御弁70Aは、パイロット方式の直動スプール型3位置切換弁であって、リフトシリンダ26を制御する。バケット制御弁70Bは、パイロット方式の直動スプール型3位置切換弁であって、チルトシリンダ28を制御する。予備制御弁70Cは、パイロット方式の直動スプール型3位置切換弁であって、予備アタッチメントの油圧アクチュエータ76を制御する。予備制御弁70Cは、パイロット圧によって、第1位置79a、第2位置79b、第3位置79cに切換可能である。なお、第3位置79cは中立位置である、
ブーム22、バケット23の操作は、運転席13の周囲に設けられた操作部材71によって行うことができる。操作部材71は、中立位置から、前後、前後と直交する幅方向及び斜め方向に傾動可能に支持されている。操作部材71を傾動操作することにより、操作部材71の下部に設けられたリモコン弁72A、72B、72C、72Dを操作することができる。
操作部材71を後側に傾動させると、リモコン弁72Bが操作されて当該リモコン弁72Bからパイロット圧が出力される。このパイロット圧は、ブーム制御弁70Aの受圧部に作用し、当該ブーム制御弁70Aに入った作動油をリフトシリンダ26のボトム側に供給することにより、ブームは上昇する。
操作部材71を右側に傾動させると、リモコン弁72Cが操作され、バケット制御弁70Bの受圧部にパイロット油が作用する。その結果、バケット制御弁70Bは、チルトシリンダ28を伸長させる方向に作動し、操作部材71の傾動量に比例した速度でバケット23がダンプ動作する。
即ち、バケット制御弁70Bは、操作部材71の操作によって設定された作動油の圧力(リモコン弁72Cによって設定されたパイロット圧、リモコン弁72Dによって設定されたパイロット圧)に応じて、チルトシリンダ28に流れる作動油の流量を制御可能である。つまり、リモコン弁72A、72B、72C、72Dは、操作部材71の操作に応じて作動油の圧力を変化させ且つ変化後の作動油を、ブーム制御弁70A、バケット制御弁70Bに供給する。
図3Aを用いて、制御装置による比例弁の制御について説明する。なお、図3Aに示した作用圧L1と比例弁45に出力する制御信号(電流)との関係は、制御装置110が予め記憶している。また、油圧切換弁の受圧部91(走行油圧装置44)に作用する作動油の圧力のことを、説明の便宜上、「作用圧」といい、測定装置118で検出した作動油の検出圧力のことを「検出圧」という。
第1指令部110aは、図3Aの作用圧L1fに示すように、走行モータを2速にした状態において、検出圧が徐々に下がり、当該検出圧が第2速度に対応する設定圧Q3から所定圧F1以下に低下した場合に第1動作を比例弁45に指令する。第1動作とは、油圧切換弁の受圧部91(走行油圧装置44)に作用する作動油の圧力(作用圧)を減圧して油圧切換弁(走行油圧装置44)を第2速度から第1速度に減速する動作である。
設定部材115によって第2速度に設定された場合に、第1指令部110aは、作用圧を検出圧によって監視する。そして、第1指令部110aは、検出圧が所定圧F1以下に低下すると、比例弁45のソレノイドを消磁する。比例弁45のソレノイドを消磁すると、図3Aの作用圧L1eに示すように、油圧切換弁の作用圧が急激に低下し、切換圧CP1未満になると、油圧切換弁は第1位置90aになる(走行モータを1速にする)。つまり、第1指令部110aは、2速に設定されている状態で検出圧が所定圧F1以下に低下した場合、走行モータを1速に減速させる第1動作を比例弁45に指令する。
なお、油圧システムは、図5に示すように、制動装置130を備えていてもよい。図5に示すように、制動装置130は、走行装置4、即ち、走行油圧装置44を制動する制動状態と制動状態を解除する解除状態とに切換可能な装置である。制動装置130は、走行モータ(第1走行モータ80A、第2走行モータ80B)の制動を行う。制動装置130は、第1走行モータ80Aの出力軸に設けられた第1ディスクと、移動可能な第2ディスクと、第2ディスクが第1ディスクに接触する側へ付勢するバネとを備えている。また、制動装置130は、第1ディスク、第2ディスク及びバネを収容する収容部(収容ケース)130aを備えている。この収容部130aにおいて、第2ディスクが納められている格納部には油路132が接続されている。油路132には、油路106が接続され、収容部130aの格納部に作動油が供給可能である。油路132には、開閉可能な作動弁(第2作動弁)133が接続されている。作動弁133は、制動装置130を制動状態にする制動位置と、制動装置130を解除状態にする解除位置とに切換可能な切換弁(油圧切換弁)で構成されている。作動弁133が解除位置(第1位置133a)に切り換わると、収容部130aの格納部には作動油が供給される。格納部内の作動油の圧力が所定以上になると、第2ディスクが制動とは反対側(バネの付勢方向とは反対側)に移動して、制動装置130による制動を解除することができる。一方、作動弁133が制動位置(第2位置133b)に切り換わると、収容部130aの格納部において、パイロット油の圧力が低下する。格納部内の作動油の圧力が所定以下になると、第2ディスクが第1ディスクに接触する側へ移動し、制動装置130による制動を行うことができる。作動弁133の切換は、制御装置110により行うことが可能である。
[第2実施形態]
図6は、第2実施形態の油圧システムを示している。第2実施形態で示す走行系の油圧システムは、上述した第1実施形態の油圧システムに適用可能である。なお、第1実施形態と同様の構成の説明は省略する。
制御装置110で比例弁45(比例弁145)を制御するにあたっては、測定装置118で検出された検出圧を制御装置110にフィードバックをして、フィードバックした値と、作用圧とが一致するように、制御装置110は比例弁45(比例弁145)を制御してもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
4 走行装置
29 原動機
44 走行油圧装置
45 作動弁
105 油路(第1油路)
108 排出油路
109a 第1絞り部
109b 第2絞り部
110 制御装置
110a 第1指令部
110b 第2指令部
115 設定部材
119 測定装置
130 制動装置
133 作動弁
144 作動弁
145 比例弁
146 制御装置
177 逆止弁
178 アキュムレータ
180 接続部
Claims (13)
- エンジンを含む原動機と、
前記原動機の動力により作動し且つ、作動油を吐出する油圧ポンプと、
作動油の圧力に応じて第1速度と、前記第1速度よりも高速である第2速度とに速度が変更可能な走行油圧装置と、
前記走行油圧装置に作用する作動油の圧力を変更可能な作動弁と、
作動油の圧力を検出可能な測定装置と、
を備え、
前記作動弁は、前記測定装置から検出された作動油の圧力である検出圧力が、前記第2速度に対応する設定圧から所定圧以下に低下した場合に、前記走行油圧装置に作用する作動油の圧力を減圧して、前記走行油圧装置を前記第1速度に減速する作業機の油圧システム。 - 前記作動弁は、前記検出圧力が設定圧から所定圧以下に低下した場合に、前記走行油圧装置に作用する作動油の圧力を減圧可能な比例弁である請求項1に記載の作業機の油圧システム。
- 前記走行油圧装置の速度を、少なくとも第1速度と第2速度とのいずれかに設定可能な設定部材と、
前記検出圧力が設定圧から所定圧以下に低下した場合に、前記走行油圧装置に作用する作動油の圧力を減圧して前記走行油圧装置を前記第1速度に減速する第1動作を、前記比例弁に指令する第1指令部と、前記設定部材にて前記第2速度から第1速度に設定された場合に、前記走行油圧装置に作用する圧力を減圧して前記第1速度に減速する第2動作を、前記比例弁に指令する第2指令部とを有する制御装置と、
を備えている請求項2に記載の作業機の油圧システム。 - エンジンを含む原動機と、
前記原動機の動力により作動し且つ、作動油を吐出する油圧ポンプと、
作動油の圧力に応じて第1速度と、前記第1速度よりも高速である第2速度とに速度が変更可能な走行油圧装置と、
前記走行油圧装置に作用する作動油の圧力を変更可能な作動弁と、
作動油の圧力を検出可能な測定装置と、
を備え、
前記作動弁は、前記測定装置から検出された作動油の圧力である検出圧力と、前記第2速度に対応する設定圧との下降差圧が所定圧以上である場合に、前記走行油圧装置に作用する作動油の圧力を減圧して、前記走行油圧装置を前記第1速度に減速する作業機の油圧システム。 - 前記作動弁は、前記検出圧力と前記設定圧との下降差圧が所定圧以上である場合に、前記走行油圧装置に作用する作動油の圧力を減圧可能な比例弁である請求項4に記載の作業機の油圧システム。
- 前記走行油圧装置の速度を、少なくとも第1速度と第2速度とのいずれかに設定可能な設定部材と、
前記検出圧力と前記設定圧との下降差圧が所定圧以上である場合に、前記走行油圧装置に作用する作動油の圧力を減圧して前記走行油圧装置を前記第1速度に減速する第1動作を、前記比例弁に指令する第1指令部と、前記設定部材にて前記第2速度から第1速度に設定された場合に、前記走行油圧装置に作用する圧力を減圧して前記第1速度に減速する第2動作を、前記比例弁に指令する第2指令部とを有する制御装置と、
を備えている請求項5に記載の作業機の油圧システム。 - 前記第1指令部は、前記第2指令部に比べて前記走行油圧装置に作用する圧力の減圧速度を速くする請求項3又は6に記載の作業機の油圧システム。
- 前記第1指令部は、前記検出圧力が、前記設定圧から所定圧以下に低下した時間が予め定められた所定時間以上継続した場合、又は、前記検出圧力と前記設定圧との下降差圧が所定圧以上である時間が予め定められた所定時間以上継続した場合、前記比例弁に対して第1動作を指令する請求項3又は6に記載の作業機の油圧システム。
- 前記制御装置は、前記所定圧を作動油の温度に基づいて変更する請求項3又は6に記載の作業機の油圧システム。
- 前記制御装置は、前記所定時間を作動油の温度に基づいて変更する請求項8に記載の作業機の油圧システム。
- 油圧切換弁と前記作動弁とを接続する第1油路と、
前記油圧切換弁の受圧部又は前記第1油路に接続され、且つ、前記第1油路の作動油を排出可能な排出油路と、
前記排出油路に設けられた第1絞り部と、
前記第1油路であって、前記第1油路と前記排出油路とが接続される接続部よりも前記作動弁側に設けられた第2絞り部と、
を備えている請求項1〜10のいずれかに記載の作業機の油圧システム。 - 前記測定装置は、前記油圧切換弁の受圧部、又は、前記第1油路であって前記第2絞り部と前記受圧部との間に設けられている請求項11に記載の作業機の油圧システム。
- 前記走行油圧装置を制動する制動状態と前記制動状態を解除する解除状態とに切換可能であって、エンジンストールの際には前記解除状態から前記制動状態に切り換わる制動装置を備えている請求項1〜12のいずれかに記載の作業機の油圧システム。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016069471A JP6629121B2 (ja) | 2016-03-30 | 2016-03-30 | 作業機の油圧システム |
US15/473,632 US10648156B2 (en) | 2016-03-30 | 2017-03-30 | Hydraulic system for work machine |
US16/848,849 US11168462B2 (en) | 2016-03-30 | 2020-04-15 | Control method for hydraulic system in work machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016069471A JP6629121B2 (ja) | 2016-03-30 | 2016-03-30 | 作業機の油圧システム |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017248150A Division JP6707515B2 (ja) | 2017-12-25 | 2017-12-25 | 作業機の油圧システム |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017179923A JP2017179923A (ja) | 2017-10-05 |
JP2017179923A5 JP2017179923A5 (ja) | 2018-02-08 |
JP6629121B2 true JP6629121B2 (ja) | 2020-01-15 |
Family
ID=60005568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016069471A Active JP6629121B2 (ja) | 2016-03-30 | 2016-03-30 | 作業機の油圧システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6629121B2 (ja) |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7182335B2 (ja) * | 2019-04-05 | 2022-12-02 | 株式会社クボタ | 作業機 |
US11391018B2 (en) | 2019-04-05 | 2022-07-19 | Kubota Corporation | Working machine |
JP7182336B2 (ja) * | 2019-04-05 | 2022-12-02 | 株式会社クボタ | 作業機 |
CN110655000B (zh) * | 2019-09-10 | 2023-08-15 | 中国船舶重工集团公司第七一五研究所 | 一种双向防失速起升绞车液压控制系统 |
JP7413202B2 (ja) * | 2020-08-15 | 2024-01-15 | 株式会社クボタ | 作業機 |
JP7496798B2 (ja) | 2020-08-15 | 2024-06-07 | 株式会社クボタ | 作業機 |
JP7478114B2 (ja) | 2020-08-15 | 2024-05-02 | 株式会社クボタ | 作業機 |
US11846087B2 (en) | 2020-08-15 | 2023-12-19 | Kubota Corporation | Working machine |
US11371215B2 (en) | 2020-08-15 | 2022-06-28 | Kubota Corporation | Working machine |
US11946227B2 (en) | 2020-08-15 | 2024-04-02 | Kubota Corporation | Working machine |
JP7399821B2 (ja) * | 2020-08-15 | 2023-12-18 | 株式会社クボタ | 作業機 |
JP7413200B2 (ja) * | 2020-08-15 | 2024-01-15 | 株式会社クボタ | 作業機 |
US11873624B2 (en) | 2020-08-15 | 2024-01-16 | Kubota Corporation | Working machine |
US12065191B2 (en) | 2020-08-15 | 2024-08-20 | Kubota Corporation | Working machine |
JP7399820B2 (ja) * | 2020-08-15 | 2023-12-18 | 株式会社クボタ | 作業機 |
JP7478111B2 (ja) | 2020-08-15 | 2024-05-02 | 株式会社クボタ | 作業機 |
JP7500460B2 (ja) | 2021-02-17 | 2024-06-17 | 株式会社クボタ | 作業機 |
JP2023025935A (ja) | 2021-08-11 | 2023-02-24 | 株式会社クボタ | 作業機の油圧システム、作業機 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0530615U (ja) * | 1991-09-30 | 1993-04-23 | 古河機械金属株式会社 | 建設車両の変速装置 |
JPH0617928A (ja) * | 1992-07-03 | 1994-01-25 | Kubota Corp | 走行用の静油圧式無段変速装置 |
US6086509A (en) * | 1999-06-18 | 2000-07-11 | Case Corporation | Method and apparatus for transmission clutch modulation during gear shift based on payload and selected direction |
JP5011840B2 (ja) * | 2006-06-19 | 2012-08-29 | 井関農機株式会社 | 作業車両 |
JP4776487B2 (ja) * | 2006-09-29 | 2011-09-21 | 株式会社クボタ | バックホーの油圧システム |
JP5226569B2 (ja) * | 2009-03-19 | 2013-07-03 | 株式会社クボタ | 作業機 |
JP5669692B2 (ja) * | 2011-08-10 | 2015-02-12 | 株式会社クボタ | 作業機 |
JP6148196B2 (ja) * | 2014-03-31 | 2017-06-14 | 株式会社クボタ | 作業機の油圧システム |
-
2016
- 2016-03-30 JP JP2016069471A patent/JP6629121B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017179923A (ja) | 2017-10-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6629121B2 (ja) | 作業機の油圧システム | |
JP6656989B2 (ja) | 作業機の油圧システム | |
US11168462B2 (en) | Control method for hydraulic system in work machine | |
JP6502368B2 (ja) | 作業機の油圧システム及び作業機 | |
JP6716413B2 (ja) | 作業機の油圧システム及び作業機 | |
JP2020046074A (ja) | 作業機の油圧システム | |
JP2018154970A (ja) | 作業機の油圧システム | |
JP6866278B2 (ja) | 作業機の油圧システム | |
JP6640641B2 (ja) | 作業機の油圧システム | |
JP6502223B2 (ja) | 作業機の油圧システム | |
JP6707515B2 (ja) | 作業機の油圧システム | |
JP2018084334A (ja) | 作業機の油圧システム | |
JP6647969B2 (ja) | 作業機の油圧システム | |
JP2020105889A (ja) | 作業機 | |
JP6615673B2 (ja) | 作業機の油圧システム | |
JP2020002991A (ja) | 作業機の油圧システム | |
JP6682496B2 (ja) | 作業機の油圧システム | |
JP6847821B2 (ja) | 作業機の油圧システム | |
JP6766030B2 (ja) | 作業機の油圧システム | |
JP2017187116A (ja) | 作業機の油圧システム | |
JP2020002992A (ja) | 作業機の油圧システム | |
JP2018084333A (ja) | 作業機の油圧システム | |
JP7005443B2 (ja) | 作業機の油圧システム | |
JP2023023547A (ja) | 作業機 | |
JP6656994B2 (ja) | 作業機の油圧システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20160401 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171225 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180626 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190307 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190611 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190731 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191105 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191204 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6629121 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |