JP6608327B2 - 乗客コンベア及びその耐震補強工法 - Google Patents

乗客コンベア及びその耐震補強工法 Download PDF

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Description

本発明は、乗客コンベア及びその耐震補強工法に関し、例えば、エスカレータに適用して好適なものである。
エスカレータに代表される乗客コンベアは、建築構造物である上階床と下階床とを上下に跨ぐように設置されており、上階床と下階床とを上下に跨ぐ断面凹字状の本体フレーム内において無端状に連結された複数の踏段が上階及び下階間を斜め上方又は斜め下方に循環移動する構成となっている。また無端状に連結された複数の踏段の進行方向に沿って左右両側には一対の欄干が立設され、これら欄干の上側にそれぞれ踏段と同期して走行する手摺りが配設されている。
このような乗客コンベアを上階床と下階床とで支持する支持機構部は、乗客コンベアの本体フレームの両終端に備えられた支持アングルを建築構造物に形成したアングル受台によって支持する構造となっている。よって、乗客コンベア自身の重量と乗客や荷物等の積載加重はこの支持機構部によって支えられる。
近年、このような乗客コンベアについて、乗客コンベア全体の重量を分散支持するために、下階床に設けられたピット内に、本体フレームの下部を高さ方向に複数個所で支持する複数の支持台と複数の支持台を連結する連結台とからなる支持体を設けることが提案されている(特許文献1)。
特開平11−171449号公報
ところで、特許文献1に開示された支持体は、それのみで乗客コンベアを支持し得る強度を有するものではなく、本体フレームの端部に支持アングルが固定され、この支持アングルが建屋構造物に形成したアングル受台によって支持される既存構造の乗客コンベアを補強的に支持するために設けられるものである。
このため地震の影響等で建築構造物の上階床と下階床との間で層間変位が発生した場合に、本体フレームに固定された支持アングルがアングル受台から脱落することをかかる支持体によって防止することができず、最悪の場合、本体フレームが落下するおそれがあった。
また既設の乗客コンベアに対してかかる支持体を追加設置するためには、乗客コンベアを解体する必要がある問題もあった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、地震等に起因する層間変位により本体フレームが落下するのを有効に防止し得る乗客コンベア及びその乗客コンベアの耐震補強工法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、本体フレームの長手方向の一端側に設けられ、建屋に設けられた第1の受台に支持される第1の支持アングルと、本体フレームの長手方向の他端側に設けられ、建屋に設けられた第2の受台に支持される第2の支持アングルとを有する乗客コンベアの耐震補強工法において、本体フレームの内側から当該本体フレームの幅方向の両側部又は底部に、第1の支持アングルが第1の受台から脱落し、又は、第2の支持アングルが第2の受台から脱落したときに本体フレームを支持する本体フレーム落下防止部材をそれぞれ配置する第1のステップと、本体フレームの両側部又は底部にそれぞれ配置した各本体フレーム落下防止部材を、それぞれ本体フレームの内側から当該本体フレームに固定する第2のステップとを設けるようにした。
また本発明においては、本体フレームの長手方向の一端側に設けられ、建屋に設けられた第1の受台に支持される第1の支持アングルと、本体フレームの長手方向の他端側に設けられ、建屋に設けられた第2の受台に支持される第2の支持アングルと、本体フレームに固定され、第1の支持アングルが第1の受台から脱落し、又は、第2の支持アングルが第2の受台から脱落したときに本体フレームを支持する本体フレーム落下防止部材とを設けるようにした。
本発明によれば、層間変位により本体フレームが落下することを防止し得る乗客コンベア及びその乗客コンベアの耐震補強工法を実現できる。
実施の形態による乗客コンベアの概略構造を、一部断面をとって示す側面図である。 図1において乗客コンベアが建屋上階側に移動した図である。 図1において乗客コンベアが建屋下階側に移動した図である。 図1におけるピット周辺の拡大図である。 図4におけるA−A断面図である。 図4におけるB−B断面図である。 図4におけるC−C断面図である。 図4におけるD−D断面図である。 変形例による本体フレーム落下防止部材の構成図である。
以下、図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
なお、本明細書においては、「ステップ」の用語には、エスカレータの複数の踏段だけでなく、エスカレータを水平化したパレット式の動く歩道の複数の踏台やベルトコンベアのゴムベルト式の動く歩道の踏台も含まれるものとする。
(1)本実施の形態による乗客コンベアの構成
図1において、1は本実施の形態による乗客コンベアを示す。本実施の形態の乗客コンベア1は、建築構造物である建屋上階床10と建屋下階床11とを上下に跨ぐように設置された耐震構造を有するエスカレータであり、建屋上階床10及び建屋下階床11間を上下に跨ぐ断面凹字状の本体フレーム2内において無端状に連結されたステップ3が上階及び下階間を斜め上方又は斜め下方に循環移動する構成を有する。無端状に連結されたステップ3の両側にはそれぞれ欄干4が立設され、これら欄干4上にそれぞれステップ3と同期して走行する移動手摺り5が配設されている。
本体フレーム2は、長手方向の一端側(下階側)が建屋下階床11に形成されたピット25内に嵌め込まれ、その先端部に固定された建屋下階床側支持アングル19Aがかかるピット25内に形成された建屋下階床側アングル受台19Bに支持されると共に、長手方向の他端側(上階側)に固定された建屋上階床側支持アングル18Aが建屋上階床10に形成された建屋上階床側アングル受台18Bによって支持されるようにして設置されている。また乗客コンベア1の両側部には、それぞれ本体フレーム2の側部を覆う外装板6が取付けられている。
本体フレーム2は、図5に示すように、本体フレーム2の上側の長手方向に延在する一対の上弦部材2Aと、本体フレームの下側の長手方向に延在する一対の下弦部材2Cと、対応する上弦部材2A及び下弦部材2C同士を結合する複数の中間部材2Bと、一対の下弦部材2C同士間を結合する図示しない中間部材とを備えたトラストフレーム構造を有し、上弦部材2A及び各中間部材2Bと、下弦部材2C及び各中間部材2Bとがそれぞれボルトで固定されることにより構成されている。
また本体フレーム2の両側部には、それぞれ建屋下階床側支持アングル19Aが建屋下階床側アングル受台19Bから脱落し、又は、建屋上階床側支持アングル18Aが建屋上階床側アングル受台18Bから脱落した場合に本体フレーム2を支持する本体フレーム落下防止部材9A〜9Fが取り付けられている。本体フレーム落下防止部材9A〜9Fは、本体フレーム2の幅方向において対面するように対をなして本体フレーム2の両側部に設けられている。この場合、本体フレーム落下防止部材9A〜9Fには、本体フレーム2への取り付けの際に、調整が可能なように高さ方向に幅を持たせた取り付け用の穴が穿設されている。
図4〜図8を用いて、本体フレーム落下防止部材9A〜9Dについて、本体フレーム2への取り付け方法等を含め説明する。本体フレーム落下防止部材9A〜9Dは、ピット25の内側面と本体フレーム2との間の隙間GLに挿入されて本体フレーム2に取り付けられる。このため、本体フレーム落下防止部材9A〜9Dとして、隙間GLよりも薄い板状部材が用いられている。また隙間GLは狭いため、本体フレーム2に本体フレーム落下防止部材9A〜9Dを取り付ける際、作業員が本体フレーム2の内側から本体フレーム落下防止部材9A〜9Dを本体フレーム2に取り付ける必要がある。
本体フレーム落下防止部材9Aの構成及び本体フレーム2への取り付け方法について説明する。図6に示すように、本体フレーム落下防止部材9Aは、ボルト7A、7B及び7Cによって、本体フレーム2に取り付けられている。本体フレーム落下防止部材9Aを本体フレーム2へ取り付ける際に、作業員は、本体フレーム2の内側から上弦部材2A、中間部材2B及び下弦部材2Cにおける予め決めた位置に取り付け用の穴を穿設する穴あけ加工処理を行う。
次に、作業員は、本体フレーム2の内側から、本体フレーム落下防止部材9Aを本体フレーム2とピット25との隙間GL内にその下端をピット25の底面に接触させた状態に配置する。
その後作業員は、本体フレーム2の内側から、本体フレーム落下防止部材9Aに予め穿設された穴と、上述の穴あけ加工処理により上弦部材2Aに穿設した穴とを一体に通すようにボルト7Aを挿入し、当該ボルト7Aにナット(図示せず)を螺着するようにして上弦部材2Aと本体フレーム落下防止部材9Aとを固定する。
同様に作業員は、本体フレーム2の内側から、本体フレーム落下防止部材9Aに予め穿設されている穴と、上述の穴あけ加工処理により中間部材2Bに穿設した穴とを一体に通すようにボルト7Bを挿入し、当該ボルト7Bにナット(図示せず)を螺着するようにして中間部材2Bと本体フレーム落下防止部材9Aとを固定する。この際、図6に示すように、本体フレーム落下防止部材9Aと中間部材2Bとの間には隙間があるため、その結合を強化するためにスペーサ8Aを介在させてもよい。またボルト7A及びボルト7Bの挿入方向は一様でなくてもよい。
さらに作業員は、本体フレーム2の内側から、本体フレーム落下防止部材9Aに予め穿設されている穴と、上述の穴あけ加工処理により下弦部材2Cに穿設した穴とを一体に通すようにボルト7Cを挿入し、当該ボルト7Cにナット(図示せず)を螺着するようにして下弦部材2Cと本体フレーム落下防止部材9Aとを固定する。
以上の作業により、本体フレーム2の一方の側部に本体フレーム落下防止部材9Aを固定することができる。なお、この本体フレーム落下防止部材9Aと対をなす本体フレーム落下防止部材9Aを本体フレーム2の他方の側部に固定する場合も上述と同様である。
本体フレーム落下防止部材9Bの構成及び本体フレーム2への取り付け方法は、本体フレーム落下防止部材9Aの構成及び本体フレーム2への取り付け方法とほぼ同様であるため、差分のみを図7を用いて説明する。本体フレーム落下防止部材9Bは、上弦部材2Aには届かないため、中間部材2Bと2か所でボルト7D及びボルト7Eによって固定される。この際、スペーサ8B及び8Cを用いるようにしてもよい。
また本体フレーム落下防止部材9C及び9Dの構成及び本体フレーム2への取り付け方法も、本体フレーム落下防止部材9Aの構成及び本体フレーム2への取り付け方法とほぼ同様であるため、差分のみを図8を用いて説明する。本体フレーム落下防止部材9C及び9D(図4等)は、中間部材2Bには届かないため、下弦部材2Cと1か所でのみ固定される。
一方、本体フレーム落下防止部材9Eは、主に建屋上階床側支持アングル18Aを補助して本体フレーム2を支持し、又は、建屋上階床側支持アングル18Aの代わりに本体フレーム2を支持するためのものであり、例えば、本体フレーム落下防止部材9A〜9Dと同様の厚みを有する板状部材から構成される。また、本体フレーム落下防止部材9Fは、主に建屋下階床側支持アングル19A及び建屋上階床側支持アングル18Aを補助して本体フレーム2の長手方向の中間部を支持し、又は、本体フレーム落下防止部材9A〜9D及び9Fを補助して本体フレーム2の長手方向の中間部を支持するためのものであり、例えば、本体フレーム落下防止部材9A〜9Dと同様の厚みを有する板状部材から構成される。
なお、本体フレーム落下防止部材9E及び9Fの構成及び本体フレーム2への取り付け方法は、本体フレーム落下防止部材9Aの構成及び本体フレーム2への取り付け方法とほぼ同様であるため説明を省略する。因みに、本体フレーム落下防止部材9E及び9Fにおいて、隙間GLに相当する隙間は、外装板6の側面と本体フレーム2の側面との間の隙間とする。
(2)本実施の形態の効果
以上の構成を有する本実施の形態の乗客コンベア1では、地震などにより層間変異が発生したことにより、図2のように建屋下階床側支持アングル19Aが建屋下階床側アングル受台19Bから脱落してしまった場合においても、主として本体フレーム落下防止部材9A〜9D及び9Fにより本体フレーム2の建屋下階床11側が支持されるため当該建屋下階床11側がピット25の底面まで落下することがなく、また図3のように建屋上階床側支持アングル18Aが建屋上階床側アングル受台18Bから脱落してしまった場合においても、主として本体フレーム落下防止部材9F及び9Eにより本体フレーム2の建屋上階床10側が支持されるため当該建屋上階床10側が落下することがない。よって本乗客コンベア1によれば、地震等に起因する層間変位により本体フレーム2が落下するのを有効に防止することができる。
また本乗客コンベア1によれば、ピット25と本体フレーム2との間に作業員が入れない隙間GLしか空いていない場合においても、本体フレーム2の内側から本体フレーム落下防止部材9A〜9Dを当該本体フレーム2の両側部に配置し、固定することができるため、乗客コンベア1の解体等を必要とすることなく、耐震補強作業を容易かつ短時間で行うことができる。かくするにつき、耐震補強作業に起因する乗客コンベア1の運転休止時間を短縮することができる。
(3)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、本体フレーム落下防止部材9A〜9Fを本体フレーム2の側部に取り付けるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、図9に示すように下弦部材2Cの外側の底面に、本体フレーム落下防止部材9Gを本体フレーム2へ取り付けるようにしてもよく、この際に、スペーサを下弦部材2Cと本体フレーム落下防止部材9Gとの間に挿入し、ピット25の底面と本体フレーム落下防止部材9Gとの隙間を調整するようにしてもよい。
また上述の実施の形態においては、本体フレーム落下防止部材9A〜9Fを独立して分散して配置するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、可能な範囲で本体フレーム落下防止部材9A〜9Fを一体的に結合形成するようにしてもよい。
さらに上述の実施の形態においては、本体フレーム落下防止部材9A〜9Fを板状形状に形成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、2枚の板をボルト等で結合することにより本体フレーム落下防止部材9A〜9Fを形成するようにしてもよく、さらに本体フレーム落下防止部材9A〜9Dにおけるピット25の側面との対向面に本体フレーム2の幅方向の動きを抑える何らかの形状の突出部を設けるようにしてもよい。
さらに上述の実施の形態においては、中間部材2Bの断面をL字状とするようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、中間部材2Bの断面をT字状とするようにしてもよいし、U字状とするようにしてもよい。
さらに上述の実施の形態においては、本体フレーム落下防止部材9A〜9Dを、ピット25の底面で支えられるように(つまり本体フレーム落下防止部材9A〜9Dの下端がピット25の底面に接触するように)乗客コンベア1の本体フレーム2の両側部に取り付けるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、建屋下階床側支持アングル19Aが建屋下階床側アングル受台19Bから外れてしまった場合のみ本体フレーム2を支持するように(つまり本体フレーム落下防止部材9A〜9Dの下端がピット25の底面から僅かに浮き上がった状態に)本体フレーム落下防止部材9A〜9Dを本体フレーム2に取り付けるようにしてもよい。本体フレーム落下防止部材9E及び9Fについても同様である。このように本体フレーム落下防止部材9A〜9Fとピット25や建屋上階床10又は建屋下階床11との間に隙間を設けることで、本体フレーム落下防止部材9A〜9Gの制作時や本体フレーム2への取り付け時の寸法公差を緩和することができる。
さらに上述の実施の形態においては、本体フレーム落下防止部材9A〜9Gが本体フレーム2の幅方向において対面するように対をなして設けるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、建屋下階床側支持アングル19Aが建屋下階床側アングル受台19Bから外れてしまった場合又は建屋上階床側支持アングル18Aが建屋下階床側アングル受台18Bから外れてしまった場合に、本体フレーム2を支持できればよく、例えば本体フレーム落下防止部材9Aと9Dとを本体フレーム2の片側に1つずつ取り付けるなど、本体フレーム2の幅方向の両側において非対称に本体フレーム落下防止部材9A〜9Fを設けるようにしてもよい。
さらに上述の実施の形態においては、下階側にピット25が設けられ、上階側に梁26が設けられており、それぞれに応じた本体フレーム落下防止部材9A〜9Fを本体フレーム2に取り付ける場合を説明したが、本発明はこれに限らず、上階側及び下階の双方にピット25が設けられていてそれぞれに応じた本体フレーム落下防止部材9A〜9Dが本体フレーム2に取り付けられていてもよいし、上階側及び下階の双方に梁26が設けられていてそれぞれに応じた本体フレーム落下防止部材9Fが本体フレーム2に取り付けられていてもよい。
また、上階又は下階の一方の側にのみピット25が設けられていてそれに応じた本体フレーム落下防止部材9A〜9Dが本体フレーム2に取り付けられていてもよいし、上階又は下階の一方の側にのみ梁26が設けられていてそれに応じた本体フレーム落下防止部材9Fが本体フレーム2に取り付けられていてもよい。
さらに上述の実施の形態においては、乗客コンベア1がエスカレータである場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他、「動く歩道」等の乗客コンベアについても本発明を適用することができる。
1……乗客コンベア、2……本体フレーム、3……ステップ、4……欄干、5……移動手摺り、6……外装板、7A〜7H……ボルト、8A、8B……スペーサ、9A〜9G……本体フレーム落下防止部材、10……建屋上階床、11……建屋下階床、13……建屋上階床側隙間、14……建屋下階床側隙間、18A……建屋上階床側支持アングル、18B……建屋上階床側アングル受台、19A……建屋下階床側支持アングル、19B……建屋下階床側アングル受台、25……ピット。

Claims (6)

  1. 本体フレームの長手方向の一端側に設けられ、建屋に設けられた第1の受台に支持される第1の支持アングルと、前記本体フレームの長手方向の他端側に設けられ、前記建屋に設けられた第2の受台に支持される第2の支持アングルとを有する乗客コンベアの耐震補強工法において、
    前記本体フレームの長手方向に沿って複数の本体フレーム落下防止部材を配置する第1のステップと、
    前記複数の本体フレーム落下防止部材の各々を、前記本体フレームの内側から当該本体フレームに固定する第2のステップと
    を備え、
    前記複数の本体フレーム落下防止部材は、前記本体フレームの長手方向における少なくとも両端部及び中間部を含む複数か所に固定され、
    前記複数の本体フレーム落下防止部材の各々は、前記本体フレームの幅方向の両側部に固定され、前記第1の支持アングルが前記第1の受台から脱落しても、前記第2の支持アングルが前記第2の受台から脱落しても、前記本体フレームを支持するようになっており、
    前記複数の本体フレーム落下防止部材のうち、前記本体フレームの下方のピット内に配置される本体フレーム落下防止部材は、当該本体フレームの内側から、当該本体フレームと前記ピットとの隙間内に、当該本体フレーム落下防止部材の下端を当該ピットの底面に接触させた状態に配置され、その後、当該本体フレームの内側から固定される、
    ことを特徴とする乗客コンベアの耐震補強工法。
  2. 前記本体フレーム落下防止部材には、予め第1の穴が穿設されており、
    前記第1のステップでは、
    前記本体フレームに第2の穴を穿設し、
    前記第2のステップでは、
    前記本体フレーム落下防止部材に穿設された前記第1の穴及び前記本体フレームに穿設された前記第2の穴を一体にボルトを通すようにして前記本体フレーム落下防止部材を前記本体フレームに固定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアの耐震補強工法。
  3. 前記本体フレーム落下防止部材の前記第1の穴は、高さ方向の調整が可能なように高さ方向の幅を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の乗客コンベアの耐震補強工法。
  4. 前記本体フレーム落下防止部材は、側面に前記本体フレームの幅方向の動きを抑える突出部を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアの耐震補強工法。
  5. 前記本体フレーム落下防止部材は、2枚以上の板状部材から形成された
    ことを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアの耐震補強工法。
  6. 本体フレームの長手方向の一端側に設けられ、建屋に設けられた第1の受台に支持される第1の支持アングルと、
    前記本体フレームの長手方向の他端側に設けられ、前記建屋に設けられた第2の受台に支持される第2の支持アングルと、
    前記本体フレームに固定され、前記第1の支持アングルが前記第1の受台から脱落し、又は、前記第2の支持アングルが前記第2の受台から脱落したときに前記本体フレームを支持する複数の本体フレーム落下防止部材と
    を備え、
    前記複数の本体フレーム落下防止部材は、前記本体フレームの長手方向における少なくとも両端部及び中間部を含む複数か所に固定され、
    前記複数の本体フレーム落下防止部材の各々は、前記本体フレームの幅方向の両側部に固定され、前記第1の支持アングルが前記第1の受台から脱落しても、前記第2の支持アングルが前記第2の受台から脱落しても、前記本体フレームを支持するようになっており、
    前記複数の本体フレーム落下防止部材のうち、前記本体フレームの下方のピット内に配置される本体フレーム落下防止部材は、当該本体フレームの内側から、当該本体フレームと前記ピットとの隙間内に、当該本体フレーム落下防止部材の下端を当該ピットの底面に接触させた状態に配置され、その後、当該本体フレームの内側から固定される、
    ことを特徴とする乗客コンベア。
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