JP6541628B2 - 乗客コンベア、および、乗客コンベアの据付方法 - Google Patents

乗客コンベア、および、乗客コンベアの据付方法 Download PDF

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本発明は、エスカレータや動く歩道(電動道路)等の乗客コンベア、及び、乗客コンベアの据付方法に関するものである。
エスカレータや動く歩道などの乗客コンベアは、建築構造物に設置されるフレームと、このフレーム内で循環する無端状に連結された複数の踏段または踏板を備えている。
従来の乗客コンベアは、踏段または踏板の進行方向のフレーム両端部に設けた支持アングルのそれぞれを上階、下階に架設することで、建築構造物に設置してきた。
また、近年では、地震等の揺れにより支持アングルの架設が外れた場合であっても乗客コンベアが建築構造物から落下することを防ぐことが求められており、例えば、特許文献1のように、フレーム端部の直下に建築構造物の壁から突出させた梁材を設けておき、支持アングルが外れた場合には、梁材で乗客コンベアを支えることで乗客コンベアの落下を防止する技術が提案されている。
特開2014−12562号公報
特許文献1で乗客コンベアの落下を防止する梁材は、乗客コンベアの側方の建築構造物壁面から突出するように固定されたものであるが、乗客コンベアを幅方向全体に亘り下方から支持するものであるため、乗客コンベアの幅以上の長さが必要とされ、また、支持アングルの外れた乗客コンベアが梁材に与える衝撃荷重を考慮すると、梁材自身、および、梁材の固定部には、衝撃荷重に耐える十分な強度が必要とされる。
すなわち、特許文献1の梁材は、必然的に、長く、重いものとなるのに加え、梁材の固定部材も強固なものとする必要があり、梁材や固定部材の搬入や取付をするときクレーン等の重機を使用せざるを得ず、その据付作業には時間が大幅に掛かるという問題があった。
本発明の目的は、上記の問題点を考慮し、落下防止を簡易、軽量な部材で実現する乗客コンベアを提供すること、および、落下防止対応の乗客コンベアの据付作業時間を短縮することである。
上記課題を解決するため、本発明の乗客コンベアは、無端状に連結された複数の踏段または踏板と、該複数の踏段または踏板を循環移動させる駆動装置と、前記複数の踏段または踏板を内蔵したフレームと、を具備する乗客コンベアにおいて、前記フレームの上部材の側方には、建築構造物の壁または梁に固定した係合部材に係合させる落下防止部材が設けられており、前記フレームの下部材は、前記落下防止部材の略下方で、前記建築構造物の壁または梁に固定した支持部材で支持されるものとした。
本発明によれば、落下防止を簡易、軽量な部材で実現する乗客コンベアを提供すること、および、落下防止対応の乗客コンベアの据付作業時間を大幅に短縮することができる。
実施例1の乗客コンベアを建築構造物に設置した状態を示す概略構成図 実施例1の乗客コンベアを示す斜視図 図1に示すA−A線断面図 実施例2の乗客コンベアの要部を拡大して示す断面図
以下、本発明の乗客コンベアの実施例について、図1〜図4を参照して説明する。なお、以下では、無端状に連結された複数の踏段を有するエスカレータを例に本発明に係る乗客コンベアを説明するが、無端状に連結された複数の踏板を有する動く歩道に対しても、後述する本発明を適用しても良い。
1−1.乗客コンベアの構成例
まず、図1〜図3を参照して実施例1の乗客コンベアについて説明する。
図1は、本実施例の乗客コンベアを建築構造物に設置した状態を示す概略構成図、図2は、本実施例の乗客コンベアを示す斜視図である。なお、図1、図2において、Xは乗客コンベアの進行方向、Yは乗客コンベアの幅方向、Zは鉛直方向である。
図1に示すように、本実施例の乗客コンベア1は、建築構造物200の上階床200Aと下階床200Bを繋げるエスカレータであり、上階床200Aに形成された上部支持梁201Aと、下階床200Bに形成された下部支持梁201Bに、跨るように載置される。
乗客コンベア1は、フレーム2と、乗客を乗せる複数の踏段5と、一対の欄干部材6を備えている。また、本実施例の乗客コンベア1は、フレーム2の側方に突出するように落下防止部材7を有している。
フレーム2は、上階床200Aに接続される上階水平部2Aと、下階床200Bに接続される下階水平部2Bと、それらの間に設けられる中間傾斜部2Cとから構成されており、上述した落下防止部材7は、上階水平部2Aと下階水平部2Bの側方に設けられている。上階水平部2Aと下階水平部2Bは、互いに平行に形成されており、フレーム2を建築構造物200に設置した状態において、水平に保たれる。また、中間傾斜部2Cは、上階水平部2A及び下階水平部2Bに対して傾斜している。
上階水平部2Aの延設方向の端部には、第1受梁15が設けられるとともに、下階水平部2Bの延設方向の端部には、第2受梁16が設けられている。第1受梁15は、上階床200Aの上部支持梁201Aに固定されている。そのため、フレーム2における第1受梁15側は、その動きが規制された固定端となっている。また、第2受梁16は、下階床200Bの下部支持梁201Bに載置される。そのため、第2受梁16は、設定された範囲内でその動きが許容された自由端となっている。なお、第1受梁15側を自由端とし、第2受梁16側を固定端としてもよく、あるいは両方を自由端として構成してもよい。
また、図2の斜視図に示すように、フレーム2は、一側面を構成する第1枠部11と、他側面を構成する第2枠部12と、を対向配置し、それらの両端を連結枠部13で連結したものである。また、第1枠部11は、上部材11aと下部材11bを平行配置するとともに、それらを複数の連結部材11cからなるトラス構造で連結したものである。同様に、第2枠部12は、上部材12aと下部材12bを平行配置するとともに、それらを複数の連結部材12cからなるトラス構造で連結したものである。
前述した第1受梁15は、上部材11aと上部材12aの上階水平部2A側端部に溶接固定されており、また、第2受梁16は、上部材11aと上部材12aの下階水平部2B側端部に溶接固定されている。
複数の踏段5は、図示しないチェーンを介して無端状に連結され、一連のコンベアを構成しており、第1枠部11と第2枠部12の間に配置される。そして、複数の踏段5は、図示しない駆動装置によって上階床200Aと下階床200Bとの間を循環移動する。
一対の欄干部材6は、第1枠部11と第2枠部12それぞれの上方に、それらの形状に沿って配置されるものであり、平板状のパネル部材21と、パネル部材21を支持するデッキ部22と、パネル部材21の周縁に移動可能に設けられる無端状の移動手摺23と、を有している。また、デッキ部22は、第1枠部11の上部材11a、第2枠部12の上部材12aに沿って配置されており、移動手摺23は、複数の踏段5の循環移動の動作に同期して循環移動する。
図3は、図1に示すA−A線断面図である。なお、図3では複数の踏段5及び欄干部材6を省略して示している。ここに示すように、連結枠部13は、第1枠部11の下部材11bと、第2枠部12の下部材12bを連結し、これにより、第1枠部11と、第2枠部12は、幅方向Yに所定の間隔を空けて対向して配置される。そして、第1枠部11、第2枠部12及び連結枠部13で形成された空間内を、無端状に連結された踏段5が循環する。
なお、図3では、上部材11a、12a、下部材11b、12b、連結部材11c、12c、連結枠部13に、断面形状L字のL型鋼を用いる例を示しているが、必要な強度を有するものであれば、他の形状、素材を用いても良い。
次に、本実施例の落下防止部材7の詳細について説明する。図3に示すように、落下防止部材7は、フレーム2の上部材11aの側方に突出するように取り付けられる。この落下防止部材7は、フレーム2に固定する固定片7aと、固定片7aから下側に向けて突出する引っ掛け片7bから構成されている。固定片7aは、平板状に形成されており、固定ボルト28が挿通する不図示の固定孔が設けられている。固定片7aは、上部材11aの上端部に固定ボルト28及び固定ナット29を介して締結固定される。引っ掛け片7bは、固定片7aから幅方向に、フレーム側面より出張った位置に、下側に向けて垂直に突出している。そのため、落下防止部材7は、断面形状がL字状に構成される。
次に、図3を用いて、建築構造物200の壁又は梁(以下、壁面204)に設ける係合部材500及び支持部材600について説明する。
支持部材600は、係合部材500下方に位置する下部材11bを支持するように壁面204に固定されたものである。この支持部材600は、壁面204に固定されるに固定片600aと、固定片600aから幅方向に向けて突出する支持片600bを有している。固定片600aは、平板状に形成されており、固定ボルトが挿通する不図示の固定孔が設けられている。固定片600aは、フレーム2に対して壁面204の下部側に固定ボルト28を介して締結固定される。支持片600bは、固定片600aの一方から壁面204とは反対側の幅方向Yに向かって垂直に突出している。そのため、下部側の支持部材600は、断面形状がL字状に構成される。
係合部材500は、上部材11a側方の壁面204に固定されたものである。この係合部材500は、壁面204に固定される固定片500aと、フレーム2に取付られた落下防止部材7と幅方向で重なる引っ掛け片500bと接続部500cを有する。固定片500aは、平板状に形成されており、固定ボルトが挿通する不図示の固定孔が設けられている。固定片500aは、フレーム2に対して壁面204の上部側に固定ボルト28を介して締結固定される。また、引っ掛け片500bは接続部500cから上側に向かって突出している。接続部500cは、固定片500aの一端部から略垂直に屈曲して連続する。そして、固定片500aが壁面204に固定されると、接続部500cは、固定片500aから幅方向に向けて突出する。接続部500cにおける固定片500aが連続する端部と反対側の端部からは、引っ掛け片500bが接続部500cに対して略垂直に連続している。そのため、係合部材500は、断面形状がU字状に構成される。
図3で示すように、係合部材500取付時、引っ掛け片500bが落下防止部材7の引っ掛け片7bよりフレーム内側になり、重なり合うように配置される。このように配置することにより、地震などによって、フレーム2の両端に設けられた第1受梁15と第2受梁16が外れた場合であっても、支持部材600でフレーム2の下部材11bを支えることで乗客コンベア1の落下を防止できるのに加え、係合部材500と係合した落下防止部材7でフレーム2の幅方向の動きが抑制されるので、乗客コンベア1が進行方向Xの軸周りに回転するのも防止できる。なお、本実施例では、乗客コンベア1の重さの大部分を支持部材600で支える構成としたため、係合部材500は乗客コンベア1の回転を防止できる程度の強度があれば足り、支持部材600に比べて大幅に軽量化することができる。
以上で説明したように、本実施例の乗客コンベア1によれば、落下防止部材7、係合部材500、支持部材600をいう簡易、軽量な部材を取り付けるだけで、落下防止、回転防止に対応した乗客コンベアを簡便に提供することができる。
1−2.乗客コンベアの据付方法
次に、上述した構成を有する乗客コンベアの据付方法について説明する。
まず、既存の乗客コンベアに本実施例の落下防止部材7を取り付け、本実施例の乗客コンベア1に改装する方法を説明する。最初に、設計者は、建築構造物200の壁面204とフレーム2の幅方向Yの隙間に応じて、係合部材500の接続部500cの長さ(図3の突出長さK)を決定する。さらに、接続部に係合部材500の引っ掛け片500bが配置できるよう落下防止部材7の引っ掛け片7bの長さ(図3の突出長さT)を決定し、それらに応じた係合部材500、落下防止部材7を設計、製造する。
また、作業者は、製造された落下防止部材7の固定片7aを、固定ボルト28及び固定ナット29を介して乗客コンベア1の上部材11aの上端部に締結固定する。さらに落下防止部材7の引っ掛け片7bと係合部材500の引っ掛け片500bが幅方向で重なる位置で、係合部材500の固定片500aを、固定ボルト28を介して壁面204に締結固定する。これにより、乗客コンベア1に設けた落下防止部材7と壁面204に設けた係合部材500を係合させることができる。そして、係合部材500取付後、その下方の所定位置に支持部材600を締結固定する。
このような工程により、乗客コンベア1の改装作業が完了する。その結果、フレーム2の幅方向Yの片側にしか壁面204を有していない乗客コンベア1に対して、フレーム2の落下防止、回転防止の対策を行うことができる。
また、本実施例では、フレーム下に落下防止部材を設けただけでなく、フレーム上方及び建築構造物200の壁面204に落下防止部材を設けたことにより、片側のみで支持していても落下時、幅方向にフレームが回転するのを防ぐことができる。
次に、本実施例の乗客コンベアを建築中の建築構造物200に新たに据え付ける方法を説明する。なお、上述の改装方法と重複する点は説明を省略する。
最初に、設計者は、落下防止部材7の引っ掛け片7bの長さ(図3の突出長さT)と建築構造物200の壁面204(または梁)とフレーム2の幅方向Yの隙間に応じて、係合部材500の接続部500cの長さ(図3の突出長さK)を決定し、それらに応じた係合部材500、落下防止部材7を設計、製造する。
次に、作業者は、建築構造物200の壁面204(または梁)に適切な長さの接続部500cを有した係合部材500を締結固定するとともに、その下方の所定位置に支持部材600を締結固定する。
そして、乗客コンベア1のフレーム2を支持部材600に載置した後、落下防止部材7をフレーム2の上部材に締結固定することで、上述した改装方法と同様に、片側のみで乗客コンベア1を支持していても落下時、幅方向にフレームが回転するのを防ぐことができる。
次に、図4を参照して実施例2の乗客コンベアについて説明する。
図4は、実施例2の乗客コンベアの要部を示す概略構成図である。実施例1と異なる点は、実施例1の落下防止部材7に代え落下防止部材700を用いる点と、実施例1の係合部材500に代え係合部材800を用いる点である。その他の点は、実施例1と共通するので説明を省略する。
実施例2の落下防止部材700は、フレーム2の上部材11a側面に平型状に形成されており、固定ボルト28が挿通する不図示の固定孔が設けられている。落下防止部材700は、一端がフレーム2の上面から長さの半分以上出るようにしてフレーム2の第1枠部11に固定される。
一方、係合部材800は、建築構造物200の床面203に固定される固定片800aと、固定片800aから下側に向けて突出する引っ掛け片800bを有している。固定片800aは平板状に形成されており、固定ボルト28が挿通する不図示の固定孔が設けられている。固定片800aは、床面203に固定ボルト28を介して締結固定される。
引っ掛け片800bは、固定片800aから壁面204より幅方向に突出ていて、下側に向けて垂直に突出している。そのため、上部側の係合部材800は、断面形状がL字状に構成される。
図4で示すように、係合部材800取付時、引っ掛け片800bが落下防止部材700よりフレーム2側になり、幅方向で重なり合うように配置されるため、引っ掛け片800bによって落下防止部材700の横方向への移動が規制される。この落下防止部材700を実施例1で説明した支持部材600と組み合わせて使用することで、本実施例の落下防止部材700によっても、上述した実施例1の乗客コンベア1と同様の作用及び効果を得ることができる。
なお、本発明は上述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
上述した実施例では、傾斜型の乗客コンベアとして、踏段間に段差が生じるエスカレータを例に挙げて説明したが、本発明の乗客コンベアとしては、踏段間に段差が生じない複数の踏段を有する電動道路、いわゆる動く歩道にも適用できるものである。
また、本発明は、中間傾斜部2Cの少なくとも一部に、上階水平部2A及び下階水平部2Bに対して平行な箇所を設けたフレームを有する乗客コンベアにも適用できるものである。
また、本発明は、乗客コンベアの脇の壁又は梁が片側しかない場合で説明したが、両側にあるときでも同様の構造を取付けることで落下防止を防ぐことが出来る。
1 乗客コンベア、2 フレーム、2A 上階水平部、2B 下階水平部、2C 中間傾斜部、5 踏段、6 欄干部材、7 落下防止部材、7a 固定片、7b 引っ掛け片、7c 接続部、11 第1枠部、11a、12a 上部材、11b、12b 下部材、11c、12c 連結部材、12 第2枠部、13 連結枠部、15 第1受梁、16 第2受梁、21 パネル部材、22 デッキ部、23 移動手摺、28 固定ボルト、29 固定ナット、200 建築構造物、200A 上階床、200B 下階床、201A 上部支持梁、201B 下部支持梁、203 床面、204 壁面、X 進行方向、Y 幅方向、Z 鉛直方向、500 係合部材、500a 固定片、500b 引っ掛け片、500c 接続部、600 支持部材、600a 固定片、600b 支持片、700 落下防止部材、800 係合部材、800a 固定片、800b 引っ掛け片

Claims (4)

  1. 無端状に連結された複数の踏段または踏板と、
    該複数の踏段または踏板を循環移動させる駆動装置と、
    前記複数の踏段または踏板を内蔵したフレームと、
    を具備する乗客コンベアにおいて、
    前記フレームの上部材の側方には、建築構造物の壁または梁に固定した係合部材に係合させる落下防止部材が設けられており、
    前記フレームの下部材は、前記落下防止部材の略下方で、前記建築構造物の壁または梁に固定した支持部材で支持される
    ことを特徴とする乗客コンベア。
  2. 請求項1に記載の乗客コンベアにおいて、
    前記落下防止部材は、前記係合部材によって、下方から支えられるとともに、前記フレームの幅方向の移動が規制されていることを特徴とする乗客コンベア。
  3. 請求項1または請求項2に記載の乗客コンベアにおいて、
    前記フレームは、上階側に設けられる上階水平部、下階側に設けられる下階水平部、それらの間に設けられる中間傾斜部、からなっており、
    前記落下防止部材は、前記上階水平部または前記下階水平部の上部材側方に設けられていることを特徴とする乗客コンベア。
  4. 建築構造物への乗客コンベアの据付方法であって、
    該乗客コンベアの設置個所の側方に位置する前記建築構造物の壁面または梁に係合部材を設置する工程と、
    該係合部材の下方に位置する前記建築構造物の壁面または梁に支持部材を設置する工程と、
    前記乗客コンベアのフレームの下部材を前記支持部材に載置する工程と、
    前記乗客コンベアのフレームの上部材の側方に設けられた落下防止部材を前記係合部材に係合する工程と、
    からなることを特徴とする乗客コンベアの据付方法。
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