JP6573948B2 - 架設構造体およびその施工方法 - Google Patents

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Description

本発明は、側溝、排水溝、水路や小型の橋梁等の支持部上に架設される蓋、床版や蓋版等の架設構造体およびその施工方法に関する。
雨水の排水機能を有する通水性舗装路(一般道路、高速道路、駐車場や公園等)に設置される側溝構造としては、複数の等辺山形鋼が通水口となる間隙を保持した並列状態に2本の連結棒によって連結された構造の側溝蓋を側溝本体の上面開口部に装着した状態で、上面全面に通水性アスファルト舗装を施工するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この側溝蓋では、連結棒の直径を細径にするなどして、連結部分で捻れや撓みが生じるように等辺山形鋼同士をフレキシブルに連結させており、これにより、各等辺山形鋼の両端部が蓋受け段部に対して馴染むように載置して、側溝蓋をガタつきなく装着させることができる。
特許第3892436号公報
表1は上記特許文献1に記載の等辺山形鋼を用いた透水蓋の製品重量(溝幅400mmの荷重対応と重量(1mあたり))を示している(道路橋示方書)。表1に示すように、この透水蓋では要求される強度を確保するため、大型車両に対応する製品の重量が小型車両に対応する製品の重量に比べて放物線的に激増する。

そこで、本発明においては、等辺山形鋼に比べて軽くて経済的な素材を用い、側溝の蓋受け段部等の支持部の不陸に対してもガタつきなく装着することが可能な架設構造体およびその施工方法を提供することを目的とする。
本発明の架設構造体は、一対の支持部上に架設される架設構造体であって、架け渡す方向を第1方向、第1方向に対して直交する横方向を第2方向としたとき、第1方向に延び、一対の支持部上に両端部が架設される角パイプが、第2方向に所定間隔で複数並設された本体部と、第2方向に所定間隔で並設された複数の角パイプの間隙に配設され、第1方向に延びる複数の第1枠材であり、第1方向の中央部で複数の角パイプとそれぞれ接合された複数の第1枠材と、複数の角パイプの第1方向の両端部に配設され、第2方向に延びる一対の第2枠材であり、第1枠材の両端部が接合される一対の第2枠材とから構成される受枠部であり、底面が本体部の底面よりも高い位置にある受枠部とを有するものである。
本発明の架設構造体を一対の支持部上に架設した際、この架設構造体の受枠部の底面が本体部の底面よりも高い位置にあるため、本体部の底面、すなわち複数の角パイプのそれぞれの両端部の底面が一対の支持部上に載置される。このとき、複数の角パイプのそれぞれが受枠部の第1枠材の中央部に接合されているため、複数の角パイプは受枠部内でそれぞれフレキシブルに動き、一対の支持部の不陸に対応してその姿勢を変える。これにより、本発明の架設構造体では、等辺山形鋼に比べて軽くて経済的な複数の角パイプから構成される本体部を一対の支持部の不陸に対してガタつきなく装着することが可能であり、この架設構造体上にアスファルトコンクリート(以下、「アスコン」と称す。)またはコンクリートを施工することにより架設構造体を固定することができる。
ここで、複数の角パイプのそれぞれが第1枠材と1箇所で接合されたものであることが望ましい。前述のように、本発明の架設構造体では、複数の角パイプのそれぞれが受枠部の第1枠材の中央部に接合された構造を採用することで、一対の支持部の不陸に適応するものであるが、複数の角パイプのそれぞれが第1枠材と1箇所で接合されたものとすることで、角パイプがよりフレキシブルに動くようにすることができる。なお、架設構造体上にアスコンまたはコンクリートを施工することで角パイプが固定されるため、受枠部と角パイプとは、1箇所の接合とするのが良い。
また、本発明の架設構造体は、第2方向に所定間隔で並設された複数の角パイプの間隙の一部に、本体部の上方から下方へ通ずる通水パイプを有するものとすることができる。これにより、架設構造体の上面から通水パイプを通じて架設構造体の下方へ直接通水することが可能となる。
(1)本発明の架設構造体によれば、等辺山形鋼に比べて軽くて経済的な複数の角パイプから構成される本体部を一対の支持部の不陸に対してガタつきなく装着することが可能となり、この架設構造体上にアスコンまたはコンクリートを施工することにより、支持部の不陸に対してガタつきのない状態で架設構造体を固定することができる。
(2)複数の角パイプのそれぞれが第1枠材と1箇所で接合されたものであることにより、角パイプがよりフレキシブルに動き、支持部の不陸に対してより柔軟にフィットした架設構造体を得ることが可能となる。
(3)第2方向に所定間隔で並設された複数の角パイプの間隙の一部に、本体部の上方から下方へ通ずる通水パイプを有する構成により、架設構造体上に施工したアスコンまたはコンクリートが通水性のものでない場合や、通水性アスコンの目詰まりにより通水機能が低下した場合であっても、架設構造体の上面から通水パイプを通じて架設構造体の下方へ直接通水することが可能となる。
本発明の実施の形態における側溝構造を示す断面図である。 図1の側溝構造に用いた側溝蓋の斜視図である。 図2の側溝蓋の平面図である。 図3の正面図である。 図3のA−A断面図である。 側溝蓋を側溝本体の上面開口部に装着した状態における通水パイプ周りの斜視図である。 図6の通水パイプ周りの縦断面図である。 角パイプが受枠部内で蓋受け段部の不陸に対応して姿勢を変えている様子を示す斜視図である。 完成後の側溝を斜め上方からみた斜視図である。 通水性舗装路の路肩部分に設置された側溝構造を示す断面図である。
図1は本発明の実施の形態における側溝構造を示す断面図、図2は図1の側溝構造に用いた側溝蓋の斜視図、図3は図2の側溝蓋の平面図、図4は図3の正面図、図5は図3のA−A断面図である。
図1に示す側溝構造は、舗装路1の路肩部分に側溝2が設置されたものである。舗装路1は、地盤10の上に下地層として非通水性アスコンからなる非通水性下地層11が形成され、この非通水性下地層11の上に表層として密粒度アスコン(非通水性アスコン)からなる非通水性表層12が形成されている。側溝2は、側溝本体20と、この側溝本体20の上面開口部21に装着される架設構造体としての側溝蓋3とを備える。また、側溝蓋3上には、通水性アスコンが施工されることにより、通水性舗装13が形成されている。
側溝本体20は、コンクリート2次製品として製造されたものである。側溝本体20は、底部22と左右の側壁23,24によって囲まれて、内部が略U字状に形成された樋状の排水路25を形成している。両側壁23,24の内面上端部分には、側溝蓋3が架設される一対の支持部としての蓋受け段部26,27が形成されている。なお、側溝本体20は、図示しないが、基礎砕石層、基礎コンクリート層、敷モルタル層による基礎上に設置される。
図2〜図5に示すように、側溝蓋3は、蓋受け段部26,27上に両端部が架設される角パイプ30が複数並設された本体部31と、複数の角パイプ30をそれぞれ囲むように形成された受枠部32とを備える。複数の角パイプ30は、それぞれ蓋受け段部26,27に架け渡される方向(図1の左右方向。以下、「第1方向」と称す。)Xに延びている。なお、図3〜図5の左側部分においては、角パイプ30の図示を省略している。
角パイプ30は、第1方向Xに対して直交する横方向(以下、「第2方向」と称す。)Yの幅A1、第1方向Xに対して直交する高さ方向(以下、「第3方向」と称す。)Zの幅B1、肉厚T1の長方形断面を有する角鋼管であり、両端部は開口されている。なお、本実施形態においては、A1=60mm、B1=30mm、T1=2.3mmのものを用いている。このような角パイプ30が、第2方向Yに所定の間隔Y1(本実施形態においては、Y1=22mm)で並設されている。
受枠部32は、第1方向Xに延びる複数の第1枠材33と、第2方向Yに延びる一対の第2枠材34とから構成される。第1枠材33は、第2方向Yの幅A2、肉厚T2の平鋼である。第1枠材33の第2方向Yの幅A2は角パイプ30の間隔Y1よりも小さく、第1枠材33と角パイプ30とは間隙Y2(=(Y1−A2)/2)を隔てて配設されている。なお、本実施形態においては、A2=19mm、T2=3.0mmのものを用いており、角パイプ30と第1枠材33との間にはY2=1.5mmの間隙が形成されている。このような第1枠材33が、複数の角パイプ30の間隙にそれぞれ配設され、第1方向Xの中央部で角パイプ30と溶接によりそれぞれ1箇所(接合箇所35(図3、図5参照。))で接合されている。
第2枠材34は、複数の角パイプ30の第1方向Xの両端部に配設されている。第2枠材34は、第3方向Zの幅A3、肉厚T3の平鋼である。第2枠材34には、各第1枠材33の両端部が溶接により接合されている。角パイプ30の第1方向Xの両端面と第2枠材34とは間隙Y3を隔てて配設されている。すなわち、受枠部32と複数の角パイプ30とは、第1枠材33と角パイプ30との溶接による接合部を除く部分に間隙Y2,Y3を隔てて配設されている。なお、本実施形態においては、A3=16mm、T3=3.0mmのものを用いており、間隙Y3=2.0mmとしている。
受枠部32は、図4に示すように、第3方向Zにおいて本体部31(角パイプ30)の中央に配設されており、受枠部32の底面は、本体部31の底面よりも高い位置にある。また、受枠部32(第2枠材34)の幅A3は角パイプ30の両端部開口の上下幅(=B1−2×T1)より狭く、角パイプ30の両端部の開口の上下にはそれぞれ隙間が形成されている。
また、本実施形態における側溝蓋3は、複数の角パイプ30の間隙の一部に、本体部31の上方から下方へ通じる通水パイプ4を有する。図6は側溝蓋3を側溝本体20の上面開口部21に装着した状態における通水パイプ4周りの斜視図、図7は図6の通水パイプ4周りの縦断面図である。
通水パイプ4は、側溝蓋3とは別体となっており、図6および図7に示すように、角パイプ30の間隙に配置され、上部開口40から下部開口41へ通水するものである。通水パイプ4は、長方形断面を有する角鋼管(角パイプ)であり、上面(上部開口40)および下面(下部開口41)の長辺部が斜めに切断され、第2方向Yから視て平行四辺形状となっている。また、通水パイプ4が配置される角パイプ30の間隙の第1枠材33の端部36は、通水パイプ4の角度に合わせて折り曲げられている。
通水パイプ4は、第1枠材33の端部36と接触した状態で、その下面(下部開口41)の一部が蓋受け段部26に載置された状態となる。また、通水パイプ4の上面(上部開口40)の短辺部の一辺42は、側溝本体20の蓋受け壁部28に接した状態となる。このとき、通水パイプ4の上面(上部開口40)が側溝本体20の上面と面一となるように、通水パイプ4の長さおよび角度が設定されている。
なお、側溝蓋3および通水パイプ4は亜鉛等でメッキ処理されている。
上記構成の側溝蓋3を側溝本体20の蓋受け段部26,27上に装着すると、受枠部32(第1枠材33,第2枠材34)の底面が本体部31(角パイプ30)の底面よりも高い位置にあるため、角パイプ30の上端部の底面が蓋受け段部26,27上に載置される。このとき、それぞれの角パイプ30が第1方向Xの中央部で第1枠材33と溶接によりそれぞれ1箇所で接合されているため、それぞれの角パイプ30は受枠部32内でそれぞれフレキシブルに動き、蓋受け段部26の不陸に対応してその姿勢を変える。図8は角パイプ30が受枠部32内で蓋受け段部26の不陸に対応して姿勢を変えている様子を示している。
その後、上記通水パイプ4を角パイプ30の間隙に配置する。本実施形態においては、通水パイプ4を側溝蓋3とは別体としているため、側溝蓋3を側溝本体20の蓋受け段部26,27上に装着した際の角パイプ30のフレキシブルな動きを阻害せず、蓋受け段部26,27の不陸に対して角パイプ30の姿勢が変わり、蓋受け段部26,27にガタつきなく安定して装着される。また、通水パイプ4が別体となっているため、側溝蓋3の上下面に突出するものがなく、側溝蓋3を積み重ねて運搬管理することが可能である。
そして、この側溝蓋3および通水パイプ4を側溝本体20の上面開口部21に装着した状態で、側溝蓋3の上面全面に亘って、通水性アスコンを施工することによって通水性舗装13を形成し、図1の側溝構造が形成される。図9は完成後の側溝を斜め上方からみた斜視図である。この側溝構造では、雨水等は通水性舗装13の空隙および側溝蓋3の間隙を通じて排水路25内に排水されるが、雨水等はより流れやすい通水パイプ4を通じて排水路25内に優先的に排水される。そのため、通水性舗装13が目詰まりしにくくなり、延命化が可能となる。また、この側溝構造では、通水性舗装13の目詰まりにより通水機能が低下した場合であっても、通水性舗装13上の土砂やゴミが通水パイプ4を通じて排水路25内へ排水される。
なお、通水性舗装13に代えて、非通水性舗装や、コンクリート施工によるコンクリート舗装を採用することも可能である。
図10は排水性舗装路の路肩部分に設置された側溝に側溝蓋3を適用した例を示している。
図10に示す側溝構造は、排水性舗装路1Aの路肩部分に側溝2Aが設置されたものである。排水性舗装路1Aは、地盤10の上に下地層として非通水性アスコンからなる非通水性下地層11が形成され、この非通水性下地層11の上に、通水性アスコンが施工されることにより、表層としての通水性表層(通水性舗装)14が形成されている。
側溝本体20Aは、左右の側壁23A,24Aのうち舗装路側側壁24Aの上端面24A−1が他方の側壁23Aの上端面23A−1よりも低く形成され、かつ、舗装路側側壁24Aは、その上端面24A−1が非通水性下地層11と舗装路側通水性表層14との境界と略同一に位置するように形成されている。
この場合においても、上記と同様、側溝蓋3および通水パイプ4を側溝本体20Aの上面開口部21Aの蓋受け段部26A,27Aに装着した状態で、舗装後側側壁24Aの上端面24A−1から側溝蓋3の上面全面に亘って、舗装路側通水性表層14に一体に連続した側溝側通水性表層(通水性舗装)14Aにより覆われるとともに、その側溝側通水性表層14Aの上面が他方の側壁23Aの上端面23A−1とほぼ一致するように形成されることで、通水性舗装路用側溝構造が形成される。この場合、舗装路側通水性表層14の施工は、側溝側通水性表層14Aと同時に行うことができる。
この側溝構造では、雨水等は舗装路側通水性表層14を浸透し、非通水性下地層11によって地下への浸透が妨げられることから、この舗装路側通水性表層14を路肩方向に流動し、引き続き側溝側通水性表層14A内を流動して、側溝蓋3の間隙から側溝本体20Aの排水路25内に流入し、排水される。
以上のように、本実施形態における側溝蓋3では、複数の角パイプ30から構成される本体部31を一対の蓋受け段部26,27の不陸に対してガタつきなく装着することが可能であり、この側溝蓋3上に通水性舗装13や通水性表層14A等を施工することにより、側溝蓋3を蓋受け段部26,27の不陸に対応した姿勢で、すなわち角パイプ30の捻れや撓みを維持した状態で固定することができる。
特に、本実施形態における側溝蓋3では、第1枠材33と複数の角パイプ30とがそれぞれ1箇所で接合されたものであることにより、角パイプ30がよりフレキシブルに動き、不陸に対してより柔軟にフィットした状態で固定することが可能となっている。なお、接合は複数箇所とすることも可能であるが、接合箇所が増えるほど柔軟性が損なわれることになる。
また、本実施形態における側溝蓋3では、通水性舗装13等を施工した際に、この通水性舗装13等が受枠部と複数の角パイプとの隙間および受枠部と蓋受け段部26,27との隙間に入ることでしっかりと固定される。
また、本実施形態における側溝蓋3では、複数の角パイプ30の開口を一対(2枚)の第2枠材34によりまとめて覆っており、生産性が良い。
なお、角パイプ30同士の間隔Y1は、通常の通水口としての間隔(5mm程度の隙間)では、舗装転圧時にアスファルト合材が角パイプ30の上面を滑り、舗装の品質が確保できなくなる可能性があるため、転圧時に滑らず、しかも隙間の舗装が所要の密度を発現でき、かつ通水パイプ4が装着できる間隔(22mm程度)としている。一方、角パイプ30と受枠部32(第1枠材33,第2枠材34)との間隙Y2,Y3は通常5mm程度で良いが、密粒度アスファルト合材や砕石等として小さいサイズの材料を使用することも考慮して1.5〜2.0mm程度とする。また、第1枠材33の高さ位置(第3方向Zの位置)は、アスファルト合材の所要の密度を確保できるように角パイプ30の天端から3分の2程度下方としている。
上記本発明の実施の形態における角パイプ30を用いた側溝蓋3の重量(表2参照。)と従来の等辺山形鋼を用いた透水蓋の重量(表1参照。)を比較した。等辺山形鋼と比較して角パイプの強度が非常に高く、本発明の実施の形態における側溝蓋3では、第2方向Yの幅A1=60mm、第3方向Zの幅B1=30mm、肉厚T1=2.3mmの角パイプ30によって、小型車両から大型車両までのすべてにおいて要求される強度を確保することが可能である。そのため、大型車両(T−25(長期強度))に至っては、等辺山形鋼に比べて30%以上の重量を低減することが可能となっており、人力で簡単に施工することが可能であり、また安価である。

本発明の架設構造体は、側溝、排水溝、水路や小型の橋梁等の支持部上に架設される蓋、床版や蓋版等として有用である。
1 舗装路
1A 通水性舗装路
2,2A 側溝
3 側溝蓋
4 通水パイプ
10 地盤
11 非通水性下地層
12 非通水性表層
13 通水性舗装
14,14A 排水性表層(通水性舗装)
20,20A 側溝本体
21,21A 上面開口部
22 底部
23,24,23A,24A 側壁
25 排水路
26,27,26A,27A 蓋受け段部
28 蓋受け壁部
30 角パイプ
31 本体部
32 受枠部
33 第1枠材
34 第2枠材
35 接合箇所
40 上部開口
41 下部開口

Claims (5)

  1. 一対の支持部上に架設される架設構造体であって、
    架け渡す方向を第1方向、前記第1方向に対して直交する横方向を第2方向としたとき、前記第1方向に延び、前記一対の支持部上に両端部が架設される角パイプが、前記第2方向に所定間隔で複数並設された本体部と、
    前記第2方向に所定間隔で並設された前記複数の角パイプの間隙に配設され、前記第1方向に延びる複数の第1枠材であり、前記第1方向の中央部で前記複数の角パイプとそれぞれ接合された複数の第1枠材と、前記複数の角パイプの前記第1方向の両端部に配設され、前記第2方向に延びる一対の第2枠材であり、前記第1枠材の両端部が接合される一対の第2枠材とから構成される受枠部であり、底面が前記本体部の底面よりも高い位置にある受枠部と
    を有する架設構造体。
  2. 前記複数の角パイプのそれぞれが前記第1枠材と1箇所で接合されたものである請求項1記載の架設構造体。
  3. 前記受枠部と前記複数の角パイプとは、前記第1枠材と前記角パイプとの接合部を除く部分に間隙を隔てて配設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の架設構造体。
  4. 前記第2方向に所定間隔で並設された前記複数の角パイプの間隙の一部に、前記本体部の上方から下方へ通ずる通水パイプを有する請求項1から3のいずれか1項に記載の架設構造体。
  5. 一対の支持部上に請求項1から4のいずれか1項に記載の架設構造体を架設すること、
    前記架設構造体上にアスファルトコンクリートまたはコンクリートを施工すること
    を含む架設構造体の施工方法。
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