JP4209827B2 - コンクリートブロック、そのコンクリートブロックの連結構造、および、地下貯水槽 - Google Patents

コンクリートブロック、そのコンクリートブロックの連結構造、および、地下貯水槽 Download PDF

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Description

この発明は、地下貯水槽用のコンクリートブロック、そのコンクリートブロックの連結構造、および、地下貯水槽に関するものである。
近年、都市部やその近郊等においては、地表の舗装率が高くなっており、雨が降った際には、その雨水は、地中にしみ込むことができず舗装面上を流れ、側溝に流れ込み、最終的に河川に流される。したがって、大量の雨が降った場合には、河川が急激に増水して、洪水等が発生する虞があった。このような洪水等の危険を防止するために、従来から、例えば、学校のグランド、公園、あるいは、駐車場等の公共の施設の地下部分に、地下貯水槽が埋設されることがあった。そして、大雨の際には、その雨水を地下貯水槽に溜めておき、その溜められた水を徐々に河川に放流したり、あるいは、農業用水等として利用したりしてきた。
このように、地下貯水槽は、洪水等の防止に非常に有効であるばかりか、地上部分を前述のとおり公園等の施設として利用できるので、土地を有効的に活用することができる。
しかしながら、地上部分を公園や駐車場等の施設として積極的に使用する地下貯水槽においては、効率的に水を貯えることばかりでなく、上方からの大きな負荷にも耐えうるだけの十分な強度を備えることが望まれる。
この発明は、上記要望を満たすためになされたものであり、その目的とするところは、大きな貯水空間を確保した上で十分な強度を備える地下貯水槽を構築するためのコンクリートブロック、そのコンクリートブロックの連結構造、および、地下貯水槽を提供することにある。
この発明に係る、コンクリートブロック、そのコンクリートブロックの連結構造、および、地下貯水槽は、前記目的を達成するために、次の構成からなる。すなわち、
請求項1に記載の発明に係るコンクリートブロックは、地中に埋設される地下貯水槽の貯水部を形成すべく、隣接する他のコンクリートブロックと連結される。このコンクリートブロックは、第1の立壁と、その第1の立壁の一方の側端部から、前記第1の立壁の表裏方向のいずれか一方の方向に、所定の角度を有して折れ曲がるように延設される第2の立壁と、前記第1の立壁の他方の側端部から、前記第2の立壁が折れ曲がる方向と同一方向に、所定の角度を有して折れ曲がるように延設される、第3の立壁との、三つの板形状の立壁からなる。そして、前記第2の立壁と前記第3の立壁とは、先端側ほど離れるように拡がって、それら両立壁の先端部間の離間寸法が、基端部間の離間寸法よりも大きくなっている。
これにより、複数のコンクリートブロックを設置面上に並べて配置し、互いに連結すると、内部に水を溜めることができる貯水室が複数隣接して並ぶ貯水部を形成することができる。ここで、コンクリートブロックが第1ないし第3の3つの立壁を有するので、例えば、第2の立壁の先端部を他のコンクリートブロックの第1の立壁と第3の立壁との交差部もしくはその近辺部に連結し、第3の立壁の先端部をさらに他のコンクリートブロックの第1の立壁と第2の立壁との交差部もしくはその近辺部に連結することによって、貯水部は、六角柱形状の貯水室が隣接して並んだ、蜂の巣形状を呈する構造体を備えることとなるので、上方からの負荷に対して強固なものとなる。したがって、この貯水部上に地下貯水槽の上壁を形成することで、地下貯水槽は、上方からの負荷に対して大きな強度を有することとなる。
また、請求項2に記載の発明に係るコンクリートブロックのように、請求項1に記載のコンクリートブロックにおいて、前記第1、第2および第3の立壁のうち少なくとも2つの立壁には、その立壁を表裏方向に貫通する貫通部が設けられているのが望ましい。これによれば、複数のコンクリートブロックを連結することで、六角柱形状の貯水室が貫通部を介して互いに連通するように並ぶ貯水部を形成することができる。したがって、地下貯水槽のいずれかの箇所に、その地下貯水槽の外部の雨水等を取り込む取水部があれば、取水部から取り込まれた雨水は、貯水部全体に満遍なく行き渡る。
また、請求項3に記載の発明に係るコンクリートブロックのように、請求項2に記載のコンクリートブロックにおいて、前記貫通部は、前記立壁の下端において下方に開放しているのが望ましい。これによれば、地下貯水槽内に溜めた雨水等を地下貯水槽外に排出する際に、その地下貯水槽の底部に雨水等が残ることがない。
また、請求項4に記載のコンクリートブロックのように、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のコンクリートブロックにおいて、前記第2の立壁の端面からなる第1の当接面は、前記第3の立壁の外面と平行であり、かつ、前記第3の立壁の端面からなる第2の当接面は、前記第2の立壁の外面と平行であってもよい。これによれば、一のコンクリートブロックの第1の当接面または第2の当接面を、他のコンクリートブロックの第1ないし第3の立壁のいずれか1つの立壁の外面に当接させると、そのいずれか1つの立壁が、前記一のコンクリートブロックの第3の立壁または第2の立壁と平行することとなる。したがって、例えば、第1の当接面が、他のコンクリートブロックの第3の立壁の基端部の外面と当接し、第2の当接面が、他のコンクリートブロックの第2の立壁の基端部の外面と当接するようにして、他のコンクリートブロックと連結していくと、六角柱形状の貯水室が隣接して並んで、蜂の巣形状を呈する構造体を備えた貯水部を形成することができる。
また、請求項5に記載の発明に係るコンクリートブロックのように、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のコンクリートブロックにおいて、前記第2の立壁の端面からなる第1の当接面、および、前記第3の立壁の端面からなる第2の当接面は、前記第1の立壁の外面と平行であってもよい。これによれば、一のコンクリートブロックの第1の当接面または第2の当接面を、他のコンクリートブロックの第1ないし第3の立壁のいずれか1つの立壁の外面に当接させると、そのいずれか1つの立壁が、前記一のコンクリートブロックの第1の立壁と平行することとなる。したがって、例えば、第1の当接面が、他のコンクリートブロックの第1の立壁における第3の立壁側の側端部の外面と当接し、第2の当接面が、他のコンクリートブロックの第1の立壁における第2の立壁側の側端部の外面と当接するようにして、他のコンクリートブロックと連結していくと、六角柱形状の貯水室が隣接して並んで、蜂の巣形状を呈する構造体を備えた貯水部を形成することができる。
また、請求項6に記載の発明に係るコンクリートブロックのように、請求項4または5に記載のコンクリートブロックにおいて、前記第2の立壁の、先端部の内面および基端部の外面、並びに、前記第3の立壁の、先端部の内面および基端部の外面には、前記他のコンクリートブロックと連結するための連結具が取り付けられる取付部が設けられてもよい。これによれば、連結具を一のコンクリートブロックの取付部と他のコンクリートブロックの取付部とのそれぞれに跨って取り付けることで、前記二つのコンクリートブロックは互いに連結される。
また、請求項7に記載の発明に係るコンクリートブロックのように、請求項4または5に記載のコンクリートブロックにおいて、前記第1の立壁の両側端部の外面、並びに、前記第2の立壁および前記第3の立壁の先端側の外面には、前記他のコンクリートブロックと連結するための連結具が取り付けられる取付部が設けられていてもよい。これによれば、連結具を一のコンクリートブロックの取付部と他のコンクリートブロックの取付部とのそれぞれに跨って取り付けることで、前記二つのコンクリートブロックは互いに連結される。
また、請求項8に記載の発明に係るコンクリートブロックのように、請求項4または5に記載のコンクリートブロックにおいて、前記第1の立壁の前記一方の側端部の外面、前記第2の立壁の先端部の内面、並びに、前記第3の立壁の先端部および基端部の外面には、前記他のコンクリートブロックと連結するための連結具が取り付けられる取付部が設けられてもよい。これによれば、連結具を一のコンクリートブロックの取付部と他のコンクリートブロックの取付部とのそれぞれに跨って取り付けることで、前記二つのコンクリートブロックは互いに連結される。
また、請求項9に記載の発明に係るコンクリートブロックのように、請求項4または5に記載のコンクリートブロックにおいて、前記第1の立壁の前記他方の側端部の外面、前記第2の立壁の先端部および基端部の外面、並びに、前記第3の立壁の先端部の内面には、前記他のコンクリートブロックと連結するための連結具が取り付けられる取付部が設けられていてもよい。これによれば、連結具を一のコンクリートブロックの取付部と他のコンクリートブロックの取付部とのそれぞれに跨って取り付けることで、前記二つのコンクリートブロックは互いに連結される。
請求項10に記載の発明に係るコンクリートブロックの連結構造は、請求項4に記載のコンクリートブロックの連結構造であって、前記第1の当接面を、他のコンクリートブロックにおける前記第3の立壁の基端部側の外面に当接させるか、もしくは、前記第2の当接面を、前記他のコンクリートブロックにおける前記第2の立壁の基端部側の外面に当接させるようにして、前記他のコンクリートブロックと連結するか、または、前記第1の当接面を、前記他のコンクリートブロックにおける前記第3の立壁の基端部側の外面に当接させ、かつ、第2の当接面を、さらに他のコンクリートブロックにおける前記第2の立壁の基端部側の外面に当接させるようにして、前記他のコンクリートブロックおよびさらに他のコンクリートブロックの両方と連結することを特徴としている。このように、コンクリートブロックを規則的に配列し、連結することで、簡単に貯水部を形成することができる。
請求項11に記載の発明に係るコンクリートブロックの連結構造は、請求項5に記載のコンクリートブロックの連結構造であって、前記第1の当接面を、他のコンクリートブロックにおける前記第1の立壁の前記他方の側端部側の外面に当接させるか、もしくは、前記第2の当接面を、前記他のコンクリートブロックにおける前記第1の立壁の前記一方の側端部側の外面に当接させるようにして、前記他のコンクリートブロックと連結するか、または、前記第1の当接面を、前記他のコンクリートブロックにおける前記第1の立壁の前記他方の側端部側の外面に当接させ、かつ、前記第2の当接面を、さらに他のコンクリートブロックにおける前記第1の立壁の前記一方の側端部側の外面に当接させるようにして、前記他のコンクリートブロックおよびさらに他のコンクリートブロックの両方と連結することを特徴としている。このように、コンクリートブロックを規則的に配列し、連結することで、簡単に貯水部を形成することができる。
請求項12に記載の発明に係る地下貯水槽は、地中に埋設される地下貯水槽である。この地下貯水槽は、上壁と、その上壁を下方から支持する貯水部とを有する。ここで、前記貯水部は、コンクリート製の構造体を備える。そして、前記構造体は、請求項1ないし9のいずれか1項に記載のコンクリートブロックが複数相互に連結されて、内部に水を貯えることができる六角柱形状の貯水室が複数隣接して並んだ、蜂の巣形状を呈する。
れによれば、構造体は、六角柱形状の貯水室が複数隣接して並んだ、蜂の巣形状を呈することで、上方からの負荷に対して大きな強度を有する。そして、地下貯水槽の上壁が、前記構造体を備えた貯水部によって下方から支持されるので、地下貯水槽は、上方からの負荷に対して大きな強度を有するものとなる。
この発明に係るコンクリートブロックおよびそのコンクリートブロックの連結構造によれば、貯水部を、六角柱形状の貯水室が複数隣接して並んだ、蜂の巣形状を呈する構造体を備えるように形成することができるので、上方からの負荷に対して大きな強度を備える貯水部を形成することができる。
この発明に係る地下貯水槽によれば、上壁が、角柱形状の貯水室が複数隣接して並んだ、蜂の巣形状を呈するコンクリート製の構造体を備えた貯水部によって支持されるので、上方からの負荷に対して大きな強度を備える。
以下、この発明に係るコンクリートブロック、そのコンクリートブロックの連結構造、および、地下貯水槽を実施するための最良の形態を図面に基づき説明する。
図1ないし図6は、本発明の一実施の形態を示す。図中符号1は、駐車場とか公園等における地面である。2は、その地面1下の地中である。3は、地中2に埋設される地下貯水槽である。
地下貯水槽3は、内部に水を貯えることができる多角柱形状、図示実施の形態においては、六角柱形状の貯水室Tが複数隣接して並んだ、言わば蜂の巣形状を呈するコンクリート製の構造体6(以下、単に構造体6と称す。)を備えた貯水部4を有する。具体的には、地下貯水槽3は、地中2に掘削形成された貯水槽設置現場の設置面2a上に、例えば現場打ちコンクリート等によって形成される底壁(床版)Sと、その底壁(床版)S上に配置される前記貯水部4と、その貯水部4上に配置される、例えばコンクリート製の上壁5とからなっている。図示実施の形態においては、貯水部4は、前記構造体6と、地下貯水槽3の外周壁となる、前記構造体6の周囲を全周にわたって囲う周壁7とを備えており、前記六角柱形状の貯水室T、Tと、前記構造体6と周壁7とで囲まれてなる、貯水室T1、T1、T2、T2とが連続して並ぶように形成されている(ここで、貯水室T1、T1および貯水室T2、T2は、図6に示すように、六角柱形状を呈していない。なお、貯水室T1、T1および貯水室T2、T2は、周壁7の形状によって様々な形状を呈することはいうまでもない。)。また、上壁5は、構造体6の上端および周壁7の上端に載置固定されるように貯水部4上に配置されている。すなわち、貯水部4は、上壁5を下方から支持できるようになっている。さらに、前記構造体6は、同一の形状からなる複数のコンクリートブロック10、10が、後述する連結具20、20によって、相互に連結されて形成されている。なお、周壁7には、地下貯水槽4の外部の雨水等を内部に取り込むための取水部(図示せず)、および、地下貯水槽3の内部に溜められた前記雨水等を、その外部に排出するための排出部(図示せず)が設けられており、これにより、雨水を地下貯水槽3内に溜め、ゆっくりと排出することができるようになっている。
コンクリートブロック10は、地下貯水槽3の貯水部4を形成すべく、隣接する他のコンクリートブロック10と連結されるものであって、第1の立壁11と、その第1の立壁11の一方の側端部11aから、前記第1の立壁の表裏方向(図3においては、上下方向)のいずれか一方の方向(図3においては、下方向)に、所定の角度14を有して折れ曲がるように延設される第2の立壁12と、前記第1の立壁11の他方の側端部11bから、前記第2の立壁12が折れ曲がる方向と同一方向(図3においては、下方向)に、所定の角度15(図示実施の形態においては、所定の角度15は、後述するように、所定の角度14と同一となっている。)を有して折れ曲がるように延設される第3の立壁13とを備える。ここで、第2の立壁12と第3の立壁13とは、先端側ほど離れるように拡がって、それら両立壁12、13の先端部12a、13a間の離間寸法が、基端部12b、13b間の離間寸法よりも大きくなっている。
具体的には、第1の立壁11は、例えば、全体的に同一の厚み寸法を備えた、板形状を呈している。また、第2の立壁12は、例えば、その厚み寸法が先端側ほど小さくなるような板形状を呈し、その外面と前記第1の立壁11の外面とが挟む角14aが、前記所要の角度14となっている。この所要の角度14は、図示実施の形態においては、約120度となっている。また、第3の立壁13は、前記第2の立壁12と同様に、その厚み寸法が先端側ほど小さくなるような板形状を呈し、第3の立壁13の外面と前記第1の立壁11の外面とが挟む角15aが、前記所要の角度14と同一の角度からなる所要の角度15、すなわち、図示実施の形態においては約120度となっている。
そして、前記第1の立壁11、第2の立壁12および第3の立壁13のうちの少なくとも2つの立壁、図示実施の形態においては、前記第1の立壁11、第2の立壁12および第3の立壁13の全ての立壁には、その立壁を表裏方向に貫通する貫通部16、16が設けられている。これらの貫通部16、16は、図示実施の形態においては、前記立壁の下端において下方に開放している。具体的には、貫通部16、16は、それぞれの立壁の下端から上方に窪むように形成された、略半円形状の切り欠き16a、16aからなっている。
また、コンクリートブロック10の第2の立壁12の端面(詳しくは、先端面)は、前記他のコンクリートブロック10との連結の際に、その他のコンクリートブロック10と当接する第1の当接面17となっている。一方、コンクリートブロック10の第3の立壁13の端面(詳しくは、先端面)は、他のコンクリートブロック10との連結の際に、その他のコンクリートブロック10と当接する第2の当接面18となっている。図示実施の形態においては、前記第2の立壁12の端面(先端面)からなる前記第1の当接面17、および、前記第3の立壁13の端面(先端面)からなる前記第2の当接面18は、コンクリートブロック10の第1の立壁11の外面11cと平行になっている。
さらに、コンクリートブロック10には、前記他のコンクリートブロック10と連結するための連結具20、20が取り付けられる取付部19、19が設けられている。図示実施の形態においては、取付部19、19は、第2の立壁12の先端部12aの内面および基端部12bの外面、並びに、第3の立壁13の先端部13aの内面および基端部13bの外面に設けられている。詳細には、取付部19、19は、前記第2の立壁12の先端部12aおよび基端部12b、並びに、第3の立壁13の先端部13aおよび基端部13bのそれぞれに、二つずつ上下に離れて並ぶように埋め込まれる、インサートナット19a、19aからなっている。ここで、前記第2の立壁12の先端部12aおよび第3の立壁13の先端部13aに埋め込まれるインサートナット19a、19aの雌ネジ孔は、それぞれ第2、第3の立壁12、13の内面側に開口しており、前記第2の立壁12aの基端部12bおよび第3の立壁13の基端部13bに埋め込まれるインサートナット19a、19aの雌ネジ孔は、それぞれ第2、第3の立壁12、13の外面側に開口している。一方、連結具20は、二つのコンクリートブロック10、10の両者に掛け渡される、「く」の字形状を呈する、例えば金属製の連結プレート20aと、その連結プレート20aを取付部19、19に固着するための固着具としての、インサートナット19a、19aと螺合するボルト20b、20bとからなる。
次に、コンクリートブロック10の連結構造について説明する。このコンクリートブロック10は、第1の当接面17が、他のコンクリートブロック10における第1の立壁11の他方の側端部11b側の外面に当接するか、もしくは、第2の当接面18が、他のコンクリートブロック10における前記第1の立壁11の一方の側端部11a側の外面に当接するようにして、前記他のコンクリートブロック10と連結されるか、または、前記第1の当接面17が、前記他のコンクリートブロック10における前記第1の立壁11の前記他方の側端部11b側の外面に当接し、かつ、前記第2の当接面18が、さらに他のコンクリートブロック10における前記第1の立壁11の前記一方の側端部11a側の外面に当接するようにして、前記他のコンクリートブロック10およびさらに他のコンクリートブロック10の両方と連結される。
図示実施の形態においては、図6に示すように、前記コンクリートブロック10としての、貯水部4の一側端部を構成するコンクリートブロック102は、その第1の当接面17が、前記他のコンクリートブロック10としてのコンクリートブロック100における第1の立壁11の他方の側端部11b側の外面に当接するようにして、前記コンクリートブロック100に、連結具20によって連結されている。一方、前記コンクリートブロック10としての、前記コンクリートブロック102よりも貯水部4の内側部分を構成するコンクリートブロック100は、その第1の当接面17が、他のコンクリートブロック10としてのコンクリートブロック101における第1の立壁11の他方の側端部11b側の外面に当接し、かつ、その第2の当接面18が、さらに他のコンクリートブロック10としてのコンクリートブロック102における第1の立壁11の一方の側端部11a側の外面に当接するようにして、前記コンクリートブロック101、102の両方に、連結具20、20によって連結されている。
次に、以上の構成からなるコンクリートブロック10、コンクリートブロック10の連結構造、および、地下貯水槽3の作用効果について説明する。このコンクリートブロック10は、第1の立壁11、第2の立壁12、および、第3の立壁13の3つの立壁を有するので、コンクリートブロック10の第2の立壁12の先端部12aを他のコンクリートブロック10の第1の立壁11と第3の立壁13との交差部もしくはその近辺部に連結し、第3の立壁13の先端部13aをさらに他のコンクリートブロック10の第1の立壁11と第2の立壁12との交差部もしくはその近辺部に連結する。そして、この連結をコンクリートブロック10、10相互間において連続的に繰り返すことによって、六角柱形状(図示実施の形態においては、正六角柱形状とはなっていないが、正六角柱形状であってもよいことは勿論である。)の貯水室Tが複数隣接して並んだ、すなわち、六角柱形状の貯水室T、Tが連続する、蜂の巣形状を呈する構造体6を備えた貯水部4を形成することができる。ところで、コンクリートブロック10の第1および第2の当接面17、18は、第1の立壁11の外面11cに平行であるので、一のコンクリートブロック10の第1の当接面17または第2の当接面18を、他のコンクリートブロック10の第1の立壁11、第2の立壁12、あるいは第3の立壁13のいずれか1つの立壁の外面に当接させると、そのいずれか1つの立壁が、一のコンクリートブロック10の第1の立壁11と平行することとなる。したがって、蜂の巣形状を呈する構造体6を形成するには、図6に示すように、一のコンクリートブロック10(100)の、第1の当接部17が、他のコンクリートブロック10(101)における第1の立壁11の他方の側端部11b側の外面に当接し、そして、第2の当接部18が、さらに他のコンクリートブロック10(102)における第1の立壁11の一方の側端部11a側の外面に当接するように、複数のコンクリートブロック10、10を規則的に配列し、連結具20、20によって連結すればよいので、その構造体6の形成が簡単となり、ひいては、蜂の巣形状を呈する構造体6を備える貯水部4の形成が簡単になる。また、貯水部4は、前述のとおり、蜂の巣形状を呈する構造体6を備えるので、上方からの負荷に対して強固なものとなる。
そして、地下貯水槽3は、その上壁5が前記貯水部4上に配置されるようにして形成されているので、その上壁5は、前記貯水部4によって、下方から支持されることとなる。したがって、地下貯水槽3は、上方からの負荷に対して大きな強度を有することとなる。
また、コンクリートブロック10の第1の立壁11、第2の立壁12、および、第3の立壁13のそれぞれに貫通部16、16が設けられていることから、隣接して並ぶ複数の貯水室T、T、T1、T1、T2、T2は、その全てが貫通部16、16を介して互いに連通することとなる。したがって、周壁6に設けられた取水部によって、地下貯水槽3の外部から、その内部に取り込まれた雨水等は、貫通部16、16を介して、複数の貯水室T、T、T1、T1、T2、T2の全てに、すなわち、貯水部4の全体に満遍なく行き渡り、その内部に溜められる。また、貫通部16、16が、立壁の下端において下方に開放することから、地下貯水槽3内に溜められた雨水等を周壁6に設けられた排出部から排出すれば、その雨水等を、貯水室T、T、T1、T1、T2、T2の底部に残すことなく、すなわち、地下貯水槽3内に残すことなく、完全に排出することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。例えば、コンクリートブロック10の連結部19、19は、図7に示すように、第1の立壁11の両側端部11a、11bの外面、並びに、第2の立壁12および第3の立壁13の外面に設けられていてもよいし、図8に示すように、第1の立壁11の一方の側端部11aの外面、第2の立壁12の先端部12aの内面、並びに、第3の立壁13の先端部13aおよび基端部13bの外面に設けられてよいし、あるいは、図9に示すように、第1の立壁11の他方の側端部11bの外面、第2の立壁12の先端部12aおよび基端部12bの外面、並びに、第3の立壁13の先端部13aの内面に設けられてもよい。
また、コンクリートブロック10は、図10に示すように、第1の当接面17が、第3の立壁13の外面13cに平行であり、かつ、第2の当接面18が、第2の立壁12の外面12cに平行であるように形成されていてもよい。これによれば、一のコンクリートブロック10の第1の当接面17または第2の当接面18を、他のコンクリートブロック10の第1の立壁11、第2の立壁12または第3の立壁13のいずれか1つの立壁の外面に当接させると、そのいずれか1つの立壁が、前記一のコンクリートブロック10の第3の立壁13または第2の立壁12と平行することとなる。したがって、図11に示すように、一のコンクリートブロック10(100)の、第1の当接部17が、他のコンクリートブロック10(101)における第3の立壁13の基端部13b側の外面に当接し、そして、第2の当接部18が、さらに他のコンクリートブロック10(102)における第2の立壁12の基端部12b側の外面に当接するように、複数のコンクリートブロック10、10を規則的に配列し、連結具20、20によって連結することで、六角柱形状(図示実施の形態においては、正六角柱形状とはなっていないが、正六角柱形状であってもよいことは勿論である。)の貯水室Tが複数隣接して並ぶ、蜂の巣形状を呈する構造体6を備えた貯水部4を簡単に形成することができる。この実施の形態に示されるコンクリートブロック10においても、その連結部19、19は、第1の立壁11の両側端部11a、11bの外面、並びに、第2の立壁12および第3の立壁13の外面に設けられていてもよい。また、第1の立壁11の一方の側端部11aの外面、第2の立壁12の先端部12aの内面、並びに、第3の立壁13の先端部13aおよび基端部13bの外面に設けられてよい。また、第1の立壁11の他方の側端部11bの外面、第2の立壁12の先端部12aおよび基端部12bの外面、並びに、第3の立壁13の先端部13aの内面に設けられてもよい。
また、図示実施の形態においては、第1の立壁11は、全体的に同一の厚み寸法を備え、第2の立壁12および第3の立壁13は、先端側ほど小さい厚み寸法を備えるものとなっているが、例えば、第1の立壁11、第2の立壁12および第3の立壁13の全てが、いずれも全体的に同一の厚み寸法を備えるものであってもよいなど、図示実施の形態に限定されないことは言うまでもない。
また、貫通部16、16は、全ての貯水室T、T、T1、T1、T2、T2が相互に連通できるように設けられるものであって、第1、第2および第3の立壁11、12、13のうちの少なくとも二つの立壁に設けられればよい。また、貫通部16の形状も、例えば、円形状あるいは角形状の孔であってもよく、図示のような半円形状の切り欠き16aに限定されないことは言うまでもない。さらには、コンクリートブロック10、10が、それらの連結部分において、間隙を形成するように連結されるときには、必ずしも貫通部16、16は設けられなくてもよい。
また、所定の角度14、15は、図示実施の形態においては、120度となっているが、必ずしもこれに限定されるわけではなく、その他の角度であっても構わない。また、所定の角度14、15は、同一の角度となっているが、それぞれ異なる角度であってもよい。
また、地下貯水槽3は、図示実施の形態においては、設置現場の設置面2a上に現場打ちコンクリート等により形成される底壁(底版)Sを備えているが、設置面2a上に底壁(床版)Sを形成することなく、設置現場の設置面2a上に直接、あるいは、基礎ブロック等を介して、コンクリートブロック10、10および周壁6を配置するようにしてもよい。この場合、雨水等は、地下貯水槽3に一時的に溜められ、時間の経過とともに徐々に、設置面2aから地中2に浸透していくことになる。
また、参考例ではあるが、構造体6を八角柱形状の貯水室Tが複数隣接して並ぶように構成するには、図12に示すようなコンクリートブロック30を連結具20によって連結すればよい。具体的には、コンクリートブロック30は、四角筒部31と、その四角筒部31の互いに向かい合う角部31a、31aから外方に向かって延びる二つ翼壁32、32とを備えている。また、四角筒部31(詳しくは、四角筒部31の4つの側壁のそれぞれ)および翼壁32、32には、貫通部16、16(詳しくは、略半円形状の切り欠き16a、16a)が形成されている。そして、図13に示すように、このコンクリートブロック30を、その翼壁32、32の先端面が、同一形状からなる他のコンクリートブロック30、30の四角筒部31、31の、翼壁32、32が設けられていない角部31b、31bに当接するように配置し、連結具20によって連結する。なお、構造体6の端部を構成する一部のコンクリートブロック30(300)は、その翼壁32、32のうちのいずれか一方のみが他のコンクリートブロック30と当接するように配置されている。これにより、構造体6は、複数の八角柱形状の貯水室T、Tと、コンクリートブロック30、30の四角筒部31、31からなる複数の四角柱形状の貯水室T3、T3とが、互いに貫通部16、16を介して連通するように隣接して並ぶこととなる。そして、貯水部4は、前記貯水室T、T、T3、T3、および、前記構造体6と周壁7とで囲まれてなる、貯水室T4、T4が連続して並ぶように形成されることとなる。
この発明に係る地下貯水槽およびコンクリートブロックの連結構造の一実施の形態の断面図である。 同じく、地下貯水槽の一部切り欠き斜視図である。 この発明に係るコンクリートブロックの一実施の形態の平面図である。 同じく、正面図である。 同じく、斜視図である。 この発明に係るコンクリートブロックの連結構造の一実施の形態の平面図である。 この発明にかかるコンクリートブロックの他の実施の形態の平面図である。 この発明にかかるコンクリートブロックのさらに他の実施の形態の平面図である。 この発明にかかるコンクリートブロックのさらに他の実施の形態の平面図である。 この発明にかかるコンクリートブロックのさらに他の実施の形態の平面図である。 図10で示すコンクリートブロックの連結構造の、図6相当図である。 参考例として、コンクリートブロックのさらに他の実施の形態の斜視図である。 図12で示すコンクリートブロックの連結構造の、図6相当図である。
符号の説明
2 地中
3 地下貯水槽
4 貯水部
5 上壁
6 構造体
10 コンクリートブロック
11 第1の立壁
11a 一方の側端部
11b 他方の側端部
11c 第1の立壁の外面
12 第2の立壁
12a 第2の立壁の先端部
12b 第2の立壁の基端部
12c 第2の立壁の外面
13 第3の立壁
13a 第3の立壁の先端部
13b 第3の立壁の基端部
13c 第3の立壁の外面
14、15 所定の角度
16 貫通部
17 第1の当接面
18 第2の当接面
19 取付部
20 連結具
T 貯水室

Claims (12)

  1. 地中に埋設される地下貯水槽の貯水部を形成すべく、隣接する他のコンクリートブロックと連結される、コンクリートブロックであって、
    第1の立壁と、その第1の立壁の一方の側端部から、前記第1の立壁の表裏方向のいずれか一方の方向に、所定の角度を有して折れ曲がるように延設される、第2の立壁と、
    前記第1の立壁の他方の側端部から、前記第2の立壁が折れ曲がる方向と同一方向に、所定の角度を有して折れ曲がるように延設される、第3の立壁との、三つの板形状の立壁からなり
    前記第2の立壁と前記第3の立壁とは、先端側ほど離れるように拡がって、それら両立壁の先端部間の離間寸法が、基端部間の離間寸法よりも大きくなっていることを特徴とする、コンクリートブロック。
  2. 前記第1、第2および第3の立壁のうちの少なくとも2つの立壁には、その立壁を表裏方向に貫通する貫通部が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のコンクリートブロック。
  3. 前記貫通部は、前記立壁の下端において下方に開放していることを特徴とする、請求項2に記載のコンクリートブロック。
  4. 前記第2の立壁の端面からなる第1の当接面は、前記第3の立壁の外面と平行であり、かつ、前記第3の立壁の端面からなる第2の当接面は、前記第2の立壁の外面と平行であることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のコンクリートブロック。
  5. 前記第2の立壁の端面からなる第1の当接面、および、前記第3の立壁の端面からなる第2の当接面は、前記第1の立壁の外面と平行であることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のコンクリートブロック。
  6. 前記第2の立壁の、先端部の内面および基端部の外面、並びに、前記第3の立壁の、先端部の内面および基端部の外面には、前記他のコンクリートブロックと連結するための連結具が取り付けられる取付部が設けられていることを特徴とする、請求項4または5に記載のコンクリートブロック。
  7. 前記第1の立壁の両側端部の外面、並びに、前記第2の立壁および前記第3の立壁の先端側の外面には、前記他のコンクリートブロックと連結するための連結具が取り付けられる取付部が設けられていることを特徴とする、請求項4または5に記載のコンクリートブロック。
  8. 前記第1の立壁の前記一方の側端部の外面、前記第2の立壁の先端部の内面、並びに、前記第3の立壁の先端部および基端部の外面には、前記他のコンクリートブロックと連結するための連結具が取り付けられる取付部が設けられていることを特徴とする、請求項4または5に記載のコンクリートブロック。
  9. 前記第1の立壁の前記他方の側端部の外面、前記第2の立壁の先端部および基端部の外面、並びに、前記第3の立壁の先端部の内面には、前記他のコンクリートブロックと連結するための連結具が取り付けられる取付部が設けられていることを特徴とする、請求項4または5に記載のコンクリートブロック。
  10. 請求項4に記載のコンクリートブロックの連結構造であって、
    前記第1の当接面を、他のコンクリートブロックにおける前記第3の立壁の基端部側の外面に当接させるか、もしくは、前記第2の当接面を、前記他のコンクリートブロックにおける前記第2の立壁の基端部側の外面に当接させるようにして、前記他のコンクリートブロックと連結するか、または、
    前記第1の当接面を、前記他のコンクリートブロックにおける前記第3の立壁の基端部側の外面に当接させ、かつ、第2の当接面を、さらに他のコンクリートブロックにおける前記第2の立壁の基端部側の外面に当接させるようにして、前記他のコンクリートブロックおよびさらに他のコンクリートブロックの両方と連結することを特徴とする、コンクリートブロックの連結構造。
  11. 請求項5に記載のコンクリートブロックの連結構造であって、
    前記第1の当接面を、他のコンクリートブロックにおける前記第1の立壁の前記他方の側端部側の外面に当接させるか、もしくは、前記第2の当接面を、前記他のコンクリートブロックにおける前記第1の立壁の前記一方の側端部側の外面に当接させるようにして、前記他のコンクリートブロックと連結するか、または、
    前記第1の当接面を、前記他のコンクリートブロックにおける前記第1の立壁の前記他方の側端部側の外面に当接させ、かつ、前記第2の当接面を、さらに他のコンクリートブロックにおける前記第1の立壁の前記一方の側端部側の外面に当接させるようにして、前記他のコンクリートブロックおよびさらに他のコンクリートブロックの両方と連結することを特徴とする、コンクリートブロックの連結構造。
  12. 地中に埋設される地下貯水槽であって、
    上壁と、その上壁を下方から支持する貯水部とを有し、
    前記貯水部は、コンクリート製の構造体を備え、
    前記構造体は、請求項1ないし9のいずれか1項に記載のコンクリートブロックが複数相互に連結されて、内部に水を貯えることができる六角柱形状の貯水室が複数隣接して並んだ、蜂の巣形状を呈することを特徴とする、地下貯水槽。
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