JP6570764B2 - エレベータのかご上手摺装置 - Google Patents

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Description

この発明は、かごの上部に設けられているエレベータのかご上手摺装置に関するものである。
従来、かごの上部に複数の折り畳み式のかご上安全柵を設置したエレベータが知られている。このような従来のエレベータでは、かご上安全柵とかご枠とが互いに干渉することを避けるために、かご上安全柵がかご枠の位置よりも前側と後側とにそれぞれ配置されている(例えば特許文献1参照)。
特開2008−110863号公報
しかし、特許文献1に示されている従来のエレベータでは、作業者がかご上で作業する際に、複数のかご上安全柵を個別に組み立てなければならず、かご上安全柵の組み立て作業の負担が大きくなってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、組み立て作業の負担の軽減化を図ることができるエレベータのかご上手摺装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータのかご上手摺装置は、かごの上部に設けられ、かごの奥行き方向について互いに分離されている第1の手摺及び第2の手摺を備え、第1の手摺は、第1の低手摺位置と、第1の低手摺位置よりも高い第1の高手摺位置との間でかごに対して変位可能な第1の可動手摺部材を有し、第2の手摺は、第2の低手摺位置と、第2の低手摺位置よりも高い第2の高手摺位置との間でかごに対して変位可能な第2の可動手摺部材を有し、第1及び第2の可動手摺部材は、索状体を介して互いに繋がっており、第1の可動手摺部材が索状体を介して第2の可動手摺部材を引きながら第1の低手摺位置から第1の高手摺位置へ変位されることにより、第2の可動手摺部材が第2の低手摺位置から第2の高手摺位置に近づく方向へ変位される。
この発明によるエレベータのかご上手摺装置によれば、第2の可動手摺部材を第1の可動手摺部材に連動させることができる。これにより、第1の可動手摺部材を第1の低手摺位置から第1の高手摺位置へ変位させると、第2の可動手摺部材も第2の低手摺位置から第2の高手摺位置に近づく方向へ自動的に変位させることができる。これにより、第1の手摺及び第2の手摺を別個に組み立てる必要がなくなり、かご上手摺装置を組み立てる作業の負担の軽減化を図ることができる。
この発明の実施の形態1によるエレベータを示す平面図である。 図1のかごの上部を示す正面図である。 図1の第1〜第3の可動手摺部材のそれぞれが第1〜第3の高手摺位置にあるときのかご上手摺装置を示す平面図である。 図3のかご上手摺装置を示す正面図である。 図2の第1の可動手摺部材が第1の低手摺位置から第1の高手摺位置へ変位されたときの第2の可動手摺部材の状態を示す正面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータのかご上手摺装置が折り畳み状態になっているときのかごを示す平面図である。 図6の矢印VIIに沿って見たときのかごの上部を示す正面図である。 図6の矢印VIIIに沿って見たときのかごの上部を示す側面図である。 図6のかご上手摺装置が組み立て状態になっているときのかごを示す平面図である。 図9の矢印Xに沿って見たときのかごの上部を示す正面図である。 図9の矢印XIに沿って見たときのかごの上部を示す側面図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータを示す平面図である。また、図2は、図1のかごの上部を示す正面図である。図において、昇降路1内には、一対のガイドレール2が設置されている。一対のガイドレール2間には、かご3が上下方向へ移動可能に設けられている。かご3は、昇降路1内に設置された図示しない駆動装置である巻上機の駆動力により、一対のガイドレール2に案内されながら昇降路1内を上下方向へ移動する。
かご3は、底面、上面4a、正面4b、背面4c及び一対の側面4dを持つかご本体4と、かご本体4を支持するかご枠5とを有している。
かご本体4の正面4b及び背面4cは、かご3の奥行き方向について互いに対向している。かご本体4の一対の側面4dは、かご3の幅方向について互いに対向している。かご本体4の正面4bには、かごドアにより開閉されるかご出入口6が設けられている。
かご枠5は、かご本体4を下から支える下梁と、かご本体4の上方に位置する上梁と、かご本体4の幅方向両側で下梁及び上梁間を連結する一対の縦柱とを有している。また、かご枠5は、図1に示すように、一対の縦柱を一対のガイドレール2にそれぞれ対向させた状態で一対のガイドレール2間に配置されている。かご枠5は、かご3の奥行き方向についてかご本体4の中間位置に配置されている。
建物の各階には、各階の乗場7と昇降路1内とを連通する乗場出入口8がそれぞれ設けられている。各乗場出入口8は、乗場ドアにより開閉される。かご出入口6及び乗場出入口8は、昇降路1を上から見たとき、互いに対向している。かご3が階に停止している状態では、かご3の停止階に設けられた乗場出入口8とかご出入口6とが同時に開くことにより、乗場7とかご3内との間で乗客の乗降が可能になる。
エレベータの運転は、昇降路1内に設置された図示しない制御装置により制御される。また、エレベータの運転は、通常のサービス運転を行う通常運転モードと、通常運転モード時よりもかご3を低速で移動させる保守運転モードとの間で切り替え可能になっている。
エレベータでは、作業者がかご本体4の上面4aに乗った状態で昇降路1内の機器の保守点検作業を行うことがある。かご3の上部には、図示しない保守時かご上操作部が設けられている。かご本体4の上面4aに乗った作業者は、かご3を低速で移動させるために保守時かご上操作部を保守運転モード時に操作する。
作業者は、乗場7の床の高さ位置にかご本体4の上面4aの高さ位置を合わせてかご3を停止させた状態で、乗場7から乗場出入口8を通してかご本体4の上面4aに乗り込み可能になっている。従って、かご3の上方に存在する空間のうち、乗場出入口8に対向する空間部分は、かご本体4の上面4aへの乗り込み時に作業者が通る天井乗り込み口とされている。即ち、天井乗り込み口は、かご3の上方に存在する空間のうち、かご出入口6の上方の一定の範囲に存在する空間部分である。
かご3の上部には、かご本体4の上面4aに乗った作業者の安全を確保するかご上手摺装置10が設けられている。かご上手摺装置10は、かご本体4の上面4aに設けられている。
かご上手摺装置10は、第1の手摺である前手摺11と、第2の手摺である後手摺12と、第3の手摺である長手摺13とを有している。前手摺11、後手摺12及び長手摺13のそれぞれは、かご3の奥行き方向に沿って配置されている。
前手摺11及び後手摺12はかご本体4の幅方向中心位置よりも一方の側面4dに近い位置に配置され、長手摺13はかご本体4の幅方向中心位置よりも他方の側面4dに近い位置に配置されている。また、前手摺11は、かご3の奥行き方向についてかご枠5の位置よりも前側、即ち正面4bに近い位置に配置され、後手摺12は、かご本体4の奥行き方向についてかご枠5の位置よりも後側、即ち背面4cに近い位置に配置されている。これにより、前手摺11及び後手摺12は、かご3の奥行き方向について互いに分離されている。かご枠5の上梁は、前手摺11と後手摺12との間に配置されている。
この例では、後手摺12が、前手摺11に対してかご3の奥行き方向へ並ぶ位置から、かご3の幅方向へずれた位置に配置されている。また、この例では、後手摺12が前手摺11よりもかご本体4の幅方向中心位置に近い位置に配置されている。
巻上機及び制御装置の少なくともいずれかは、昇降路1内の上部に昇降路内上部機器として設置されている。昇降路内上部機器の一部は、昇降路1を上から見たとき、かご本体4の領域の一部に重なっている。また、昇降路内上部機器の一部は、昇降路1を上から見たとき、かご3の幅方向について後手摺12よりも外側に存在している。これにより、昇降路内上部機器とかご上手摺装置10との上下方向についての干渉が回避され、昇降路1の縮小化が図られている。
長手摺13は、かご3の奥行き方向について、かご本体4の前端部から後端部まで連続して配置されている。これにより、かご3を上から見たとき、長手摺13はかご枠5と交差している。天井乗り込み口の幅方向両側には、前手摺11及び長手摺13が配置されている。
前手摺11は、かご本体4の上面4aから上方へ突出した状態でかご本体4の上面4aに固定されている第1の固定手摺部材21と、第1の固定手摺部材21の上端部に変位可能に設けられている第1の可動手摺部材22とを有している。
第1の固定手摺部材21の上端部には、複数の第1の取付軸23を個別に支持する複数の第1の軸取付具24が固定されている。第1の取付軸23は、かご3の奥行き方向に沿って配置されている。第1の可動手摺部材22は、第1の取付軸23を介して第1の固定手摺部材21の上端部に取り付けられている。また、第1の可動手摺部材22は、第1の取付軸23を中心として回動可能になっている。第1の可動手摺部材22は、第1の取付軸23を中心とする回動により、第1の固定手摺部材21からかご3の内側に倒れる第1の低手摺位置と、第1の固定手摺部材21に起立する第1の高手摺位置との間でかご3に対して変位される。第1の可動手摺部材22の位置は、第1の低手摺位置よりも第1の高手摺位置でかご本体4の上面4aに対して高い位置になる。
後手摺12は、かご本体4の上面4aから上方へ突出した状態でかご本体4の上面4aに固定されている第2の固定手摺部材31と、第2の固定手摺部材31の上端部に変位可能に設けられている第2の可動手摺部材32とを有している。
第2の固定手摺部材31の上端部には、複数の第2の取付軸33を個別に支持する複数の第2の軸取付具34が固定されている。第2の取付軸33は、かご3の奥行き方向に沿って配置されている。第2の可動手摺部材32は、第2の取付軸33を介して第2の固定手摺部材31の上端部に取り付けられている。また、第2の可動手摺部材32は、第2の取付軸33を中心として回動可能になっている。第2の可動手摺部材32は、第2の取付軸33を中心とする回動により、第2の固定手摺部材31からかご3の内側に倒れる第2の低手摺位置と、第2の固定手摺部材31に起立する第2の高手摺位置との間でかご3に対して変位される。第2の可動手摺部材32の位置は、第2の低手摺位置よりも第2の高手摺位置でかご本体4の上面4aに対して高い位置になる。第2の取付軸33は、第1の取付軸23の位置よりもかご本体4の幅方向中心位置に近い位置に配置されている。
長手摺13は、かご本体4の上面4aから上方へ突出した状態でかご本体4の上面4aに固定されている第3の固定手摺部材41と、第3の固定手摺部材41の上端部に変位可能に設けられている第3の可動手摺部材42とを有している。
第3の固定手摺部材41の上端部には、複数の第3の取付軸43を個別に支持する複数の第3の軸取付具44が固定されている。第3の取付軸43は、かご3の奥行き方向に沿って配置されている。
第3の可動手摺部材42は、第3の取付軸43を介して第3の固定手摺部材41の上端部に取り付けられている。また、第3の可動手摺部材42は、第3の取付軸43を中心として回動可能になっている。第3の可動手摺部材42は、第3の取付軸43を中心とする回動により、第3の固定手摺部材41からかご3の内側に倒れる第3の低手摺位置と、第3の固定手摺部材41に起立する第3の高手摺位置との間でかご3に対して変位される。第3の可動手摺部材42の位置は、第3の低手摺位置よりも第3の高手摺位置でかご本体4の上面4aに対して高い位置になる。なお、図1及び図2では、第1〜第3の可動手摺部材22,32,42が第1〜第3の低手摺位置にあるときの状態を示している。
第1の可動手摺部材22が第1の低手摺位置にあるときには、第1の可動手摺部材22の一部が第1の固定手摺部材21の位置に対してかご3の幅方向内側へ突出し、第1の可動手摺部材22の残りの一部が第1の固定手摺部材21の位置に対してかご3の幅方向外側へ突出している。第3の可動手摺部材42が第3の低手摺位置にあるときには、第3の可動手摺部材42の一部が第3の固定手摺部材41の位置に対してかご3の幅方向内側へ突出し、第3の可動手摺部材42の残りの一部が第3の固定手摺部材41の位置に対してかご3の幅方向外側へ突出している。これにより、第1及び第3の可動手摺部材22,42が第1及び第3の低手摺位置にあるときには、天井乗り込み口の高さ方向中間部で第1及び第3の可動手摺部材22,42のそれぞれが天井乗り込み口を水平に横切っている。
第1〜第3の固定手摺部材21,31,41及び第1〜第3の可動手摺部材22,32,42のそれぞれは、かご3の奥行き方向へ互いに間隔を置いて配置された複数の縦材と、かご3の奥行き方向に沿って配置され複数の縦材に固定された横材とによって構成されている。
図3は、図1の第1〜第3の可動手摺部材22,32,42のそれぞれが第1〜第3の高手摺位置にあるときのかご上手摺装置10を示す平面図である。また、図4は、図3のかご上手摺装置10を示す正面図である。第1〜第3の軸取付具24,34,44には、図示しないロック機構が設けられている。第1〜第3の可動手摺部材22,32,42は、第1〜第3の高手摺位置に達すると、ロック機構によって第1〜第3の高手摺位置に自動的に保持される。また、第1〜第3の可動手摺部材22,32,42が第1〜第3の高手摺位置に保持された状態は、ロック機構に対するロック解除操作により解除される。
かご上手摺装置10は、第1〜第3の可動手摺部材22,32,42が第1〜第3の低手摺位置にあるときに折り畳み状態になり、第1〜第3の可動手摺部材22,32,42が第1〜第3の高手摺位置にあるときに組み立て状態になる。
かご上手摺装置10が折り畳み状態になっているときには、図2に示すように、前手摺11、後手摺12及び長手摺13のそれぞれの高さ寸法が互いに同じ寸法H1になっている。また、かご上手摺装置10が組み立て状態になっているときには、図4に示すように、前手摺11、後手摺12及び長手摺13のそれぞれの高さ寸法が互いに同じ寸法H2(H2>H1)になっている。
第1及び第2の可動手摺部材22,32は、曲がりやすい索状体14を介して互いに繋がっている。この例では、第1及び第2の可動手摺部材22,32のそれぞれの上端部同士が索状体14を介して繋がっている。索状体14としては、例えばロープ、ワイヤ、チェーン、ベルト等が用いられている。
索状体14の長さは、第1の可動手摺部材22と第2の可動手摺部材32との間の距離に基づいて設定されている。この例では、第1及び第2の可動手摺部材22,32が第1及び第2の低手摺位置にあるとき、及び第1及び第2の可動手摺部材22,32が第1及び第2の高手摺位置にあるときに、索状体14が弛む状態になる。
第1の可動手摺部材22が第1の低手摺位置から第1の高手摺位置へ変位されるときには、第1の可動手摺部材22が索状体14で第2の可動手摺部材32を引きながら変位されて、第2の可動手摺部材32が第2の低手摺位置から第2の高手摺位置に近づく方向へ変位される。第1の可動手摺部材22が索状体14で第2の可動手摺部材32を引きながら変位されているときには、第2の可動手摺部材32の重さによって索状体14が第1の可動手摺部材22と第2の可動手摺部材32との間で張った状態になる。
次に、エレベータの保守点検作業の手順について説明する。エレベータのサービス運転は、通常運転モードで行われる。エレベータが通常運転モードで運転されているときには、かご上手摺装置10の状態が折り畳み状態になっている。このときには、図1及び図2に示すように、第1〜第3の可動手摺部材22,32,42が第1〜第3の低手摺位置に保持されている。
作業者がかご本体4の上面4aに乗って保守点検作業を行うときには、例えば最上階の乗場7で操作盤を操作して、エレベータの運転モードを通常運転モードから保守運転モードに切り替えた後、かご本体4の上面4aが乗場7の床の高さに合うようにかご3を停止させ、最上階の乗場出入口8を開く。
この後、作業者は、最上階の乗場7から、第1及び第3の可動手摺部材22,42を持ち上げ、第1及び第3の可動手摺部材22,42のそれぞれの位置を第1及び第3の低手摺位置から第1及び第3の高手摺位置へ変位させる。このとき、第2の可動手摺部材32は、索状体14を介して第1の可動手摺部材22に引き上げられながら第2の低手摺位置から第2の高手摺位置に近づく方向へ変位される。第2の可動手摺部材32が索状体14を介して第1の可動手摺部材22に引き上げられているときには、第1の可動手摺部材22と第2の可動手摺部材32との間で索状体14が張った状態になる。
この後、第1の可動手摺部材22が第1の高手摺位置に達すると、第1の可動手摺部材22の位置がロック機構によって第1の高手摺位置に保持され、第3の可動手摺部材42が第3の高手摺位置に達すると、第3の可動手摺部材42の位置がロック機構によって第3の高手摺位置に保持される。
図5は、図2の第1の可動手摺部材22が第1の低手摺位置から第1の高手摺位置へ変位されたときの第2の可動手摺部材32の状態を示す正面図である。第1の可動手摺部材22が第1の低手摺位置から第1の高手摺位置に達すると、第2の可動手摺部材32は、第1の可動手摺部材22から索状体14で吊られて水平面に対して傾斜した状態になる。このとき、第2の可動手摺部材32の水平面に対する角度は、索状体14が張った状態で45°以上に保たれている。
この後、作業者は、乗場7から乗場出入口8及び天井乗り込み口を通ってかご本体4の上面4aに乗り、傾斜した第2の可動手摺部材32を第2の高手摺位置へ変位させる。これにより、第2の可動手摺部材32がロック機構によって第2の高手摺位置に保持され、かご上手摺装置10の状態が組み立て状態になる。
この後、作業者は、開いている乗場出入口8を閉じた後、保守時かご上操作部を操作してかご3を低速で移動させる。これにより、昇降路1内の機器に対する保守点検作業が可能になる。
かご本体4の上面4aに乗った作業者は、昇降路1内の機器に対する保守点検作業が終わると、保守時かご上操作部を操作しながらかご3を下方へ低速で移動させ、かご本体4の上面4aが例えば最上階の乗場7の床の高さに合うようにかご3を停止させる。
この後、作業者は、かご上手摺装置10を組み立てるときと逆の手順でかご上手摺装置10を折り畳む。即ち、作業者は、後手摺12のロック機構を操作して第2の可動手摺部材32の保持を解除し、索状体14が張った状態になるまで第2の可動手摺部材32を第2の低手摺位置に向けて変位させ、第2の可動手摺部材32を水平面に対して傾斜させた状態にする。この後、作業者は、最上階の乗場出入口8を開いて、かご本体4の上面4aから乗場7へ乗り移る。この後、作業者は、乗場7から、前手摺11及び長手摺13のロック機構を操作して第1及び第3の可動手摺部材22,42の保持を解除し、第1及び第3の可動手摺部材22,42を第1及び第3の低手摺位置へ変位させる。これにより、第2の可動手摺部材32が第2の低手摺位置へ変位され、かご上手摺装置10の状態が折り畳み状態になる。この後、乗場出入口8を閉じることにより、エレベータの保守点検作業が終了する。
このようなエレベータのかご上手摺装置10では、第1の可動手摺部材22及び第2の可動手摺部材32が索状体14を介して互いに繋がっているので、第2の可動手摺部材32を第1の可動手摺部材22に連動させることができる。これにより、第1の可動手摺部材22を第1の低手摺位置から第1の高手摺位置へ変位させると、第2の可動手摺部材32も第2の低手摺位置から第2の高手摺位置に近づく方向へ自動的に変位させることができる。これにより、前手摺11及び後手摺12を別個に組み立てる必要がなくなり、かご上手摺装置10を組み立てる作業の負担の軽減化を図ることができる。また、索状体14が曲がりやすいので、前手摺11の位置に対する後手摺12の位置が直線上になくても、第1の可動手摺部材22に第2の可動手摺部材32を容易にかつより確実に連動させることができる。これにより、前手摺11と後手摺12との位置関係の自由度を大きくすることができる。さらに、作業者がかご本体4の上面4aに乗り込む前に、第2の高手摺位置に近い位置まで第2の可動手摺部材32を変位させておくことができ、作業者の安全性の向上を図ることができる。
また、第1の可動手摺部材22が第1の取付軸23を中心として回動され、第2の可動手摺部材32が第2の取付軸33を中心として回動されるので、前手摺11及び後手摺12における折り畳み式の構造を簡単にすることができるとともに、第1及び第2の可動手摺部材22,32同士の索状体14による連結も容易にすることができる。
また、第1の可動手摺部材22が第1の低手摺位置にあるときには、第1の可動手摺部材22の一部が第1の固定手摺部材21の位置に対してかご3の幅方向内側へ突出し、第1の可動手摺部材22の残りの一部が第1の固定手摺部材21の位置に対してかご3の幅方向外側へ突出しているので、かご上手摺装置10が折り畳み状態であるときに、作業者が第1の固定手摺部材21よりもかご3の幅方向内側を通って乗り込むことだけでなく、作業者が第1の固定手摺部材21よりもかご3の幅方向外側を通って乗り込むことも防止することができる。また、第1の可動手摺部材22が第1の高手摺位置に達したときに、第1の取付軸23の位置から下方へ延びる第1の可動手摺部材22の部分の長さを長くすることができ、第1の固定手摺部材21の側面で受ける第1の可動手摺部材22の部分の長さを長くすることができる。これにより、前手摺11が組み立てられたときに、第1の取付軸23にかかる荷重を小さくすることができ、コストの低減化を図ることができる。
また、第1の可動手摺部材22が第1の高手摺位置にあり、索状体14が張って第2の可動手摺部材32が水平面に対して傾いている状態では、第2の可動手摺部材32の水平面に対する角度が45°以上になっているので、第1の可動手摺部材22を第1の高手摺位置に変位させた後に、第2の可動手摺部材32を第2の高手摺位置に変位させやすくすることができ、かご上手摺装置10の組み立て作業の負担の軽減化をさらに図ることができる。
また、後手摺12は、前手摺11に対してかご3の奥行き方向へ並ぶ位置から、かご3の幅方向へずれた位置に配置されているので、昇降路1を上から見たとき、昇降路1内の上部に設置された昇降路内上部機器の領域外に後手摺12を配置することができる。これにより、昇降路内上部機器と後手摺12とが上下方向について互いに干渉することを防止することができ、昇降路内上部機器と後手摺12とが上下方向について互いに干渉する場合よりも、昇降路内上部機器が設置された高さ位置を低い位置にすることができる。これにより、昇降路1の高さ寸法の縮小化を図ることができる。
なお、上記の例では、第1〜第3の可動手摺部材22,32,42が第1〜第3の固定手摺部材21,31,41に対して回動することにより、第1〜第3の可動手摺部材22,32,42が第1〜第3の低手摺位置と第1〜第3の高手摺位置との間で変位されるようになっているが、第1〜第3の可動手摺部材22,32,42が第1〜第3の固定手摺部材21,31,41に対してスライドされることにより、第1〜第3の可動手摺部材22,32,42が第1〜第3の低手摺位置と第1〜第3の高手摺位置との間で変位されるようにしてもよい。
また、上記の例では、第1〜第3の可動手摺部材22,32,42が第1〜第3の固定手摺部材21,31,41に取り付けられているが、第1〜第3の固定手摺部材21,31,41をなくすとともに、第1〜第3の可動手摺部材22,32,42をかご本体4に第1〜第3の取付軸23,33,43を介して取り付けてもよい。この場合、第1〜第3の可動手摺部材22,32,42が第1〜第3の取付軸23,33,43を中心にかご本体4に対して回動されることにより、第1〜第3の可動手摺部材22,32,42が第1〜第3の低手摺位置と第1〜第3の高手摺位置との間で変位される。
実施の形態2.
図6は、この発明の実施の形態2によるエレベータのかご上手摺装置が折り畳み状態になっているときのかごを示す平面図である。また、図7は図6の矢印VIIに沿って見たときのかごの上部を示す正面図、図8は図6の矢印VIIIに沿って見たときのかごの上部を示す側面図である。さらに、図9は、図6のかご上手摺装置が組み立て状態になっているときのかごを示す平面図である。また、図10は図9の矢印Xに沿って見たときのかごの上部を示す正面図、図11は図9の矢印XIに沿って見たときのかごの上部を示す側面図である。
かご上手摺装置10は、第1の手摺である一対の前手摺11と、第2の手摺である一対の後手摺12と、一対の後手摺12間に連結可能な背面手摺51とを有している。一対の前手摺11及び一対の後手摺12のそれぞれは、かご3の奥行き方向に沿って配置されている。
一対の前手摺11は、かご3の奥行き方向についてかご枠5の位置よりも前側、即ち正面4bに近い位置に配置され、後手摺12は、かご本体4の奥行き方向についてかご枠5の位置よりも後側、即ち背面4cに近い位置に配置されている。これにより、一対の前手摺11及び一対の後手摺12は、かご枠5の上梁を避けた状態でかご3の奥行き方向について互いに分離されている。かご枠5の上梁は、一対の前手摺11と一対の後手摺12との間に配置されている。
一方の前手摺11及び一方の後手摺12はかご本体4の幅方向中心位置よりも一方の側面4dに近い位置に配置され、他方の前手摺11及び他方の後手摺12はかご本体4の幅方向中心位置よりも他方の側面4dに近い位置に配置されている。この例では、一方の後手摺12が一方の前手摺11に対してかご3の奥行き方向へ一列に並ぶ位置に配置され、他方の後手摺12が他方の前手摺11に対してかご3の奥行き方向へ一列に並ぶ位置に配置されている。
各前手摺11は、かご本体4の上面4aに設けられている第1の可動手摺部材22を有している。また、各後手摺12は、かご本体4の上面4aに設けられている第2の可動手摺部材32を有している。従って、この例では、第1及び第2の固定手摺部材21,31が各前手摺11及び各後手摺12に含まれていない。
かご本体4の上面4aには、複数の第1の取付軸23を個別に支持する複数の第1の軸取付具24と、複数の第2の取付軸33を個別に支持する複数の第2の軸取付具34とが固定されている。各第1の取付軸23及び各第2の取付軸33は、かご3の奥行き方向に沿って配置されている。
各前手摺11のそれぞれの第1の可動手摺部材22は、第1の取付軸23を介してかご本体4の上面4aに取り付けられている。各第1の可動手摺部材22は、第1の取付軸23を中心としてかご本体4に対して回動可能になっている。第1の可動手摺部材22は、第1の取付軸23を中心とする回動により、かご3の内側に倒れる第1の低手摺位置と、かご本体4の上面4aに起立する第1の高手摺位置との間でかご3に対して変位される。各第1の可動手摺部材22の位置は、第1の低手摺位置よりも第1の高手摺位置でかご本体4の上面4aに対して高い位置になる。
各後手摺12のそれぞれの第2の可動手摺部材32は、第2の取付軸33を介してかご本体4の上面4aに取り付けられている。各第2の可動手摺部材32は、第2の取付軸33を中心としてかご本体4に対して回動可能になっている。第2の可動手摺部材32は、第2の取付軸33を中心とする回動により、かご3の内側に倒れる第2の低手摺位置と、かご本体4の上面4aに起立する第2の高手摺位置との間でかご3に対して変位される。各第2の可動手摺部材32の位置は、第2の低手摺位置よりも第2の高手摺位置でかご本体4の上面4aに対して高い位置になる。
背面手摺51は、一対の第2の可動手摺部材32のそれぞれが第2の高手摺位置にあるときに、一対の第2の可動手摺部材32間に連結可能になっている。この例では、背面手摺51が一対の連結バーを有し、一対の連結バーが一対の第2の可動手摺部材32に個別に回動可能に取り付けられている。一対の第2の可動手摺部材32のそれぞれが第2の高手摺位置にあるときには、一対の第2の可動手摺部材32に対して個別に回動された一対の連結バーが互いに連結される。これにより、一対の第2の可動手摺部材32は、背面手摺51を介して互いに連結される。
かご上手摺装置10は、各第1及び第2の可動手摺部材22,32が第1及び第2の低手摺位置にあるときに折り畳み状態になり、各第1及び第2の可動手摺部材22,32が第1及び第2の高手摺位置にあり背面手摺51が一対の第2の可動手摺部材32間に連結されているときに組み立て状態になる。
一方の第1の可動手摺部材22及び一方の第2の可動手摺部材32は索状体14を介して互いに繋がっており、他方の第1の可動手摺部材22及び他方の第2の可動手摺部材32も索状体14を介して互いに繋がっている。この例では、第1及び第2の可動手摺部材22,32のそれぞれの上端部同士が索状体14を介して繋がっている。
索状体14の長さは、第1の可動手摺部材22と第2の可動手摺部材32との間の距離に基づいて設定されている。第1及び第2の可動手摺部材22,32が第1及び第2の低手摺位置にあるときには、図6〜図8に示すように、索状体14がかご枠5の上梁に上から掛かっており、索状体14がかご枠5の上梁で曲がった状態になっている。これにより、第1及び第2の可動手摺部材22,32が第1及び第2の低手摺位置にあるときには、第1及び第2の可動手摺部材22,32の全体がかご枠5の上梁の上面よりも低い位置に配置されている。また、第1及び第2の可動手摺部材22,32が第1及び第2の高手摺位置にあるときには、図11に示すように、索状体14が弛む状態になる。他の構成は実施の形態1と同様である。
このようなエレベータのかご上手摺装置10では、前手摺11と後手摺12とが互いに離れた位置に配置され、かご枠5の上梁が前手摺11と後手摺12との間に配置されており、第1の可動手摺部材22及び第2の可動手摺部材32が第1及び第2の低手摺位置にあるときに、索状体14が曲がることによって、第1及び第2の可動手摺部材22,32の全体がかご枠5の上梁の上面よりも低い位置に配置されるので、かご上手摺装置10が折り畳み状態になっているときに、かご3及びかご上手摺装置10の全体としての高さ方向の寸法の縮小化を図ることができる。これにより、昇降路1の高さ方向の寸法の縮小化を図ることができる。
即ち、例えば、かご枠5の上梁を跨って配置された長手摺がかご本体4の上面4aに設置されている場合、長手摺の可動手摺部材がかご3の内側へ倒れても、かご枠5の上梁の上面に載ってしまい、長手摺の可動手摺部材の一部の位置がかご枠5の上梁の上面よりも高い位置になってしまう。これに対して、本実施の形態では、第1及び第2の可動手摺部材22,32が第1及び第2の低手摺位置に達すると、第1及び第2の可動手摺部材22,32間を繋ぐ索状体14がかご枠5の上梁に掛かって曲がることにより、第1及び第2の可動手摺部材22,32の全体をかご枠5の上梁の上面よりも低い位置に配置させることができる。これにより、本実施の形態では、折り畳み状態になっているときのかご上手摺装置10の高さを、長手摺がかご本体4の上面4aに設置されている場合よりも小さくすることができる。
なお、上記の例では、一方の後手摺12が一方の前手摺11に対してかご3の奥行き方向へ一列に並ぶ位置に配置され、他方の後手摺12が他方の前手摺11に対してかご3の奥行き方向へ一列に並ぶ位置に配置されているが、一方及び他方の後手摺12の少なくともいずれかを、前手摺11に対してかご3の奥行き方向へ並ぶ位置から、かご3の幅方向へずれた位置に配置するようにしてもよい。
また、各上記実施の形態では、第1の可動手摺部材22が第1の高手摺位置にあるときで、かつ索状体14が張って第2の可動手摺部材32が水平面に対して傾いているときに、第2の可動手摺部材32の水平面に対する角度が45°以上になっているが、このときの第2の可動手摺部材32の水平面に対する角度が45°よりも小さくなるように索状体14の長さを調整してもよい。
また、各上記実施の形態では、第1及び第2の可動手摺部材22,32のそれぞれの上端部同士が索状体14を介して繋がっているが、索状体14の接続箇所はこれに限定されず、第1及び第2の可動手摺部材22,32のそれぞれの中間部同士を索状体14で繋げてもよいし、第1の可動手摺部材22の上端部と第2の可動手摺部材32の中間部とを索状体14で互いに繋げてもよい。

Claims (5)

  1. かごの上部に設けられ、前記かごの奥行き方向について互いに分離されている第1の手摺及び第2の手摺
    を備え、
    前記第1の手摺は、第1の低手摺位置と、前記第1の低手摺位置よりも高い第1の高手摺位置との間で前記かごに対して変位可能な第1の可動手摺部材を有し、
    前記第2の手摺は、第2の低手摺位置と、前記第2の低手摺位置よりも高い第2の高手摺位置との間で前記かごに対して変位可能な第2の可動手摺部材を有し、
    前記第1及び第2の可動手摺部材は、索状体を介して互いに繋がっており、
    前記第1の可動手摺部材が前記索状体を介して前記第2の可動手摺部材を引きながら前記第1の低手摺位置から前記第1の高手摺位置へ変位されることにより、前記第2の可動手摺部材が前記第2の低手摺位置から前記第2の高手摺位置に近づく方向へ変位されるエレベータのかご上手摺装置。
  2. 前記第1の可動手摺部材は、第1の回動軸を中心として回動されることにより、前記第1の低手摺位置と前記第1の高手摺位置との間で変位され、
    前記第2の可動手摺部材は、第2の回動軸を中心として回動されることにより、前記第2の低手摺位置と前記第2の高手摺位置との間で変位される請求項1に記載のエレベータのかご上手摺装置。
  3. 前記第1の手摺は、第1の固定手摺部材をさらに有し、
    前記第2の手摺は、第2の固定手摺部材をさらに有し、
    前記第1及び第2の固定手摺部材は、前記かごの上部から上方へ突出した状態で前記かごの上部に固定されており、
    前記第1の可動手摺部材は、前記第1の回動軸を介して前記第1の固定手摺部材の上端部に回動可能に取り付けられており、
    前記第2の可動手摺部材は、前記第2の回動軸を介して前記第2の固定手摺部材の上端部に回動可能に取り付けられており、
    前記第1の可動手摺部材が前記第1の低手摺位置にあるときには、前記第1の可動手摺部材の一部が前記第1の固定手摺部材の位置に対して前記かごの幅方向外側へ突出している請求項2に記載のエレベータのかご上手摺装置。
  4. 前記第1の可動手摺部材が前記第1の高手摺位置にあり、前記索状体が張って前記第2の可動手摺部材が水平面に対して傾いている状態では、前記第2の可動手摺部材の水平面に対する角度が45°以上になっている請求項2又は請求項3に記載のエレベータのかご上手摺装置。
  5. 前記第2の手摺は、前記第1の手摺に対して前記かごの奥行き方向へ並ぶ位置から、前記かごの幅方向へずれた位置に配置されている請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のエレベータのかご上手摺装置。
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