JP6562350B2 - Iii族窒化物半導体装置の製造装置および製造方法ならびに半導体ウエハの製造方法 - Google Patents

Iii族窒化物半導体装置の製造装置および製造方法ならびに半導体ウエハの製造方法 Download PDF

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Description

本明細書の技術分野は、III 族窒化物半導体装置の製造装置および製造方法ならびに半導体ウエハの製造方法に関する。より詳細には、プラズマを用いたIII 族窒化物半導体装置の製造装置および製造方法ならびに半導体ウエハの製造方法に関する。
GaNに代表されるIII 族窒化物半導体では、その組成を変化させることにより、バンドギャップが0.6eVから6eVまで変化する。そのため、III 族窒化物半導体は、近赤外から深紫外までの広い範囲の波長に相当する発光素子や、レーザーダイオード、受光素子等に応用されている。
また、III 族窒化物半導体では、破壊電界強度が高く、かつ融点が高い。そのため、III 族窒化物半導体は、GaAs系半導体に代わる、高出力、高周波、高温用の半導体デバイスの材料として期待されている。そのため、HEMT素子などが研究開発されている。
III 族窒化物半導体をエピタキシャル成長させる方法として、例えば、有機金属化学気相成長法(MOCVD法)がある。MOCVD法では、大量のアンモニアガスを用いる。そのため、MOCVD炉にアンモニアを除外する除害装置を設ける必要がある。また、アンモニアのランニングコストも高い。そして、有機金属ガスとアンモニアとの反応により半導体層を形成する。この反応を起こすために、基板温度を高温にする必要がある。基板温度が高いと、In濃度の高いInGaN層を高品質に成長させることは難しい。また、成長基板と半導体層との熱膨張差の違いにより、そりが発生しやすい。
また、III 族窒化物半導体をエピタキシャル成長させる方法として、例えば、分子線エピタキシー法(MBE法)が挙げられる。MBE法では、低い成長温度でIII 族窒化物半導体を成長させることができる。しかし、ラジカルソースを用いるRF−MBE法では、成長速度が遅い。すなわち、RF−MBE法は、量産に向かない。アンモニアガスを用いるMBE法では、大量のアンモニアガスを使用するため、製造コストが高い。
特開平11−36078号公報 特開2015−99866号公報
一方、プラズマを用いるプラズマMOCVD装置も研究されている。例えば、特許文献1には、プラズマMOCVD装置が記載されている。特許文献1では、酸化マグネシウム膜を形成できるとしている(特許文献1の段落[0020]−[0021])。しかし、プラズマMOCVD法によりIII 族窒化物半導体を成長させる場合には、良質な結晶は得られていない。
そのため、本発明者らは、REMOCVD(Radical Enhanced Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法を開発した(特許文献2参照)。REMOCVD法は、III 族元素をプラズマ化させずに成長基板に供給するとともに、窒素ガスを含むガスをプラズマ化させて成長基板に供給する方法である。これにより、例えば、GaN層を好適に成長させることができる。しかし、Inを含むInGaN層を成長させる際には、高品質な結晶を得ることが困難であった。
本明細書の技術は、前述した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。その課題とは、Inを含む半導体層を結晶性良く成長させることを図ったIII 族窒化物半導体装置の製造装置および製造方法ならびに半導体ウエハの製造方法を提供することである。
第1の態様におけるIII 族窒化物半導体装置の製造方法は、Inを含まない半導体層を形成する第1の半導体層形成工程と、Inを含む半導体層を形成する第2の半導体層形成工程と、を有する。第2の半導体層形成工程では、Inを含む有機金属ガスをプラズマ化しないで成長基板に供給するとともに、窒素ガスを含み水素ガスを含まないガスをプラズマ化して成長基板に供給してInGaN層またはAlInGaN層を形成する。
このIII 族窒化物半導体装置の製造方法においては、Inを含む半導体層を成長させる際には水素ガスを成長基板に供給しない。そのため、相分離等を起こすことなく、非常に高品質なInGaN結晶もしくはAlInGaN結晶を得ることができる。ここで、InGaN層は、InN層を含む。AlInGaN層は、AlInN層を含む。
第2の態様におけるIII 族窒化物半導体装置の製造方法においては、第1の半導体層形成工程では、Inを含まない有機金属ガスをプラズマ化しないで成長基板に供給するとともに、窒素ガスと水素ガスとを含む混合ガスをプラズマ化して成長基板に供給してGaN層またはAlGaN層を形成する。
第3の態様における半導体ウエハの製造方法は、Inを含まない半導体層を形成する第1の半導体層形成工程と、Inを含む半導体層を形成する第2の半導体層形成工程と、を有する。第2の半導体層形成工程では、Inを含む有機金属ガスをプラズマ化しないで成長基板に供給するとともに、窒素ガスを含み水素ガスを含まないガスをプラズマ化して成長基板に供給してInGaN層またはAlInGaN層を形成する。
第4の態様における半導体ウエハの製造方法においては、第1の半導体層形成工程では、Inを含まない有機金属ガスをプラズマ化しないで成長基板に供給するとともに、窒素ガスと水素ガスとを含む混合ガスをプラズマ化して成長基板に供給してGaN層またはAlGaN層を形成する。
第5の態様におけるIII 族窒化物半導体装置の製造装置は、半導体層を成長させるための製造装置である。この製造装置は、第1の電極と、成長基板を支持するための基板支持部と、基板支持部に第1のガスを供給する第1のガス供給管と、基板支持部に第2のガスを供給する第2のガス供給管と、を有する。第1のガス供給管は、少なくとも1以上の第1のガス噴出口を有するとともに、III 族金属を含む有機金属ガスを第1のガスとしてプラズマ発生領域に供給しないで成長基板に供給するものである。第2のガス供給管は、第1のガス供給管がInを含まない有機金属ガスを供給する場合に、窒素ガスと水素ガスとを含む混合ガスを第2のガスとしてプラズマ発生領域に供給してから成長基板に供給し、第1のガス供給管がInを含む有機金属ガスを供給する場合に、窒素ガスを含むとともに水素ガスを含まないガスを第2のガスとしてプラズマ発生領域に供給してから成長基板に供給する。第1の電極は、基板支持部からみて第1のガス供給管の第1のガス噴出口よりも遠い位置に配置されている。
第6の態様におけるIII 族窒化物半導体装置の製造装置においては、第1の電極は、第1面から第2面に貫通する複数の貫通孔を設けられた平板電極である。第2のガス供給管は、第1の電極の複数の貫通孔と連通している。
第7の態様におけるIII 族窒化物半導体装置の製造装置においては、第1のガス供給管は、リング形状のリング部を有する。第1のガス噴出口は、リング部の内側に向けて設けられている。
第8の態様におけるIII 族窒化物半導体装置の製造装置は、金属メッシュ部材を有する。金属メッシュ部材は、第1のガス供給管と第1の電極との間の位置に配置されている。このため、電子やその他のイオンが成長基板に供給されることを抑制することができる。
本明細書では、Inを含む半導体層を結晶性良く成長させることを図ったIII 族窒化物半導体装置の製造装置および製造方法ならびに半導体ウエハの製造方法が提供されている。
第1の実施形態に係る製造装置の概略構成を示す図である。 第2の実施形態に係る発光素子の概略構成を示す図である。 第3の実施形態に係るMIS型半導体素子の概略構成を示す図である。 実施例においてXRDにより測定したAlInN層のピークを示すグラフである。
以下、具体的な実施形態について、III 族窒化物半導体装置の製造装置および製造方法ならびに半導体ウエハの製造方法を例に挙げて図を参照しつつ説明する。各半導体層の積層構造は例示である。そのため、本明細書の技術は、実施形態で挙げた積層構造に限定されない。
(第1の実施形態)
1.III 族窒化物半導体装置の製造装置
図1は、本実施形態におけるIII 族窒化物半導体装置の製造装置1000の概略構成図である。製造装置1000は、III 族金属を含む有機金属ガスをプラズマ化しないで成長基板に供給するとともに、窒素ガスを含むガスをプラズマ化して成長基板に供給する装置である。
製造装置1000は、炉本体1001と、シャワーヘッド電極1100と、サセプター1200と、加熱器1210と、第1のガス供給管1300と、ガス導入室1410と、第2のガス供給管1420と、金属メッシュ1500と、RF電源1600と、マッチングボックス1610と、第1のガス供給部1710と、第2のガス供給部1810と、ガス容器1910、1920、1930と、恒温槽1911、1921、1931と、マスフローコントローラー1720、1820、1830、1840と、を有している。また、製造装置1000は、排気口(図示せず)を有している。
シャワーヘッド電極1100は、周期的な電位を付与される第1の電極である。シャワーヘッド電極1100は、例えば、ステンレス製である。もちろん、これ以外の金属であってもよい。シャワーヘッド電極1100は、平板形状の電極である。そして、シャワーヘッド電極1100には、表面から裏面に貫通する複数の貫通孔(図示せず)が設けられている。そして、これらの複数の貫通孔は、ガス導入室1410および第2のガス供給管1420と連通している。このため、ガス導入室1410から炉本体1001の内部に供給される第2のガスは、好適にプラズマ化される。RF電源1600は、シャワーヘッド電極1100に高周波電位を付与する電位付与部である。
サセプター1200は、基板Sa1を支持するための基板支持部である。サセプター1200の材質は、例えば、グラファイトである。また、これ以外の導電体であってもよい。ここで、基板Sa1は、III 族窒化物半導体を成長させるための成長基板である。
第1のガス供給管1300は、サセプター1200に第1のガスを供給するためのものである。実際には、サセプター1200に支持された基板Sa1に第1のガスを供給することとなる。ここで、第1のガスとは、III 族金属を含む有機金属ガスである。また、その他のキャリアガスを含んでいてもよい。第1のガス供給管1300は、リング状のリング部1310を有している。そして、第1のガス供給管1300のリング部1310には、12個の貫通孔(図示せず)がリング部1310の内側に設けられている。これらの貫通孔は、第1のガスが噴出する噴出口である。そのため、第1のガスは、リング部1310の内側に向けて、噴出することとなる。第1のガス供給管1300は、後述するように、プラズマ発生領域から離れた位置に位置している。
第2のガス供給管1420は、サセプター1200に第2のガスを供給するためのものである。実際には、第2のガスをガス導入室1410および炉本体1001の内部に導入するとともに、サセプター1200に支持された基板Sa1に第2のガスを供給することとなる。そして、第2のガス供給管1420は、第2のガスを炉本体1001の内部に供給する。
ここで、第2のガス供給管1420が供給する第2のガスは、少なくとも窒素ガスを含むガスである。第2のガスは、水素ガスを含む場合と水素ガスを含まない場合とがある。第2のガス供給管1420は、第1のガス供給管1300がInを含まない有機金属ガスを供給する場合に、窒素ガスと水素ガスとを含む混合ガスを第2のガスとして供給し、第1のガス供給管1300がInを含む有機金属ガスを供給する場合に、窒素ガスを含むとともに水素ガスを含まないガスを第2のガスとして供給する。
ガス導入室1410は、窒素ガスと水素ガスとの混合ガスを一旦収容するとともに、シャワーヘッド電極1100の貫通孔にこの混合ガスを供給するためのものである。
金属メッシュ1500は、荷電粒子を捕獲するためのものである。金属メッシュ1500は、例えば、ステンレス製である。もちろん、これ以外の金属であってもよい。金属メッシュ1500は、シャワーヘッド電極1100とサセプター1200との間の位置に配置されている。そのため、金属メッシュ1500は、プラズマ発生領域で発生する荷電粒子を捕獲することができる。よって、荷電粒子は、成長基板Sa1にほとんど到達しない。また、金属メッシュ1500は、シャワーヘッド電極と第1のガス供給管1300のリング部1310との間の位置に配置されている。そのため、荷電粒子が、第1のガス供給管1300から噴出されるIII 族金属を含む有機金属分子に衝突するのを抑制することができる。
炉本体1001は、少なくとも、シャワーヘッド電極1100と、サセプター1200と、第1のガス供給管1300のリング部1310と、金属メッシュ1500と、を内部に収容している。炉本体1001は、例えば、ステンレス製である。炉本体1001は、上記以外の導電体であってもよい。
炉本体1001と、金属メッシュ1500と、第1のガス供給管1300とは、導電性の部材であり、いずれも接地されている。そのため、シャワーヘッド電極1100に電位が付与されると、シャワーヘッド電極1100と、炉本体1001および金属メッシュ1500および第1のガス供給管1300と、の間に電圧が印加されることとなる。そして、炉本体1001および金属メッシュ1500および第1のガス供給管1300の少なくとも1つ以上と、シャワーヘッド電極1100と、の間に放電が生じると考えられる。シャワーヘッド電極1100の直下では、高周波かつ高強度の電界が形成される。そのため、シャワーヘッド電極1100の直下の位置は、プラズマ発生領域である。
ここで、第2のガスは、このプラズマ発生領域においてプラズマ化されることとなる。そして、プラズマ発生領域でプラズマ生成物が発生する。この場合におけるプラズマ生成物とは、窒素ラジカルと、水素ラジカルと、窒化水素系の化合物と、電子と、その他のイオン等である。ここで、窒化水素系の化合物とは、NHと、NH2 と、NH3 と、これらの励起状態と、その他のものとを含む。ただし、プラズマ生成物は、第2のガスが水素ガスを含むか否かによって異なっている。
また、シャワーヘッド電極1100と、サセプター1200とは、十分に離れている。シャワーヘッド電極1100と、サセプター1200との間の距離は、40mm以上200mm以下である。より好ましくは、40mm以上150mm以下である。シャワーヘッド電極1100とサセプター1200との間の距離が短いと、プラズマ発生領域がサセプター1200の箇所にまで広がるおそれがある。シャワーヘッド電極1100とサセプター1200との間の距離が40mm以上であれば、プラズマ発生領域がサセプター1200の箇所にまで広がるおそれがほとんどない。そのため、荷電粒子が基板Sa1に到達することを抑制できる。また、シャワーヘッド電極1100とサセプター1200との間の距離が大きいと、窒素ラジカルや、窒化水素系の化合物等が、サセプター1200の保持する基板Sa1に到達しにくくなるからである。なお、これらの距離は、プラズマ発生領域の大きさと、その他のプラズマ条件にも依存する。
シャワーヘッド電極1100は、サセプター1200からみて第1のガス供給管1300のリング部1310の貫通孔よりも遠い位置に配置されている。シャワーヘッド電極1100と、第1のガス供給管1300のリング部1310の貫通孔との間の距離は、30mm以上190mm以下である。より好ましくは、30mm以上140mm以下である。荷電粒子が、第1のガスに混入することを抑制するとともに、窒素ラジカルや、窒化水素系の化合物等が、基板Sa1に到達しやすくするためである。このため、プラズマ化された第2のガスと、プラズマ化されない第1のガスとにより、基板Sa1に半導体層が積層されることとなる。なお、これらの距離は、プラズマ発生領域の大きさと、その他のプラズマ条件にも依存する。
加熱器1210は、サセプター1200を介して、サセプター1200に支持される基板Sa1を加熱するためのものである。
マスフローコントローラー1720、1820、1830、1840は、各々のガスの流量を制御するためのものである。恒温槽1911、1921、1931には、不凍液1912、1922、1932が満たされている。また、ガス容器1910、1920、1930は、III 族金属を含む有機金属ガスを収容するための容器である。ガス容器1910、1920、1930には、それぞれ、トリメチルガリウムと、トリメチルインジウムと、トリメチルアルミニウムとが、収容されている。もちろん、トリエチルガリウム等、その他のIII 族金属を含む有機金属ガスであってもよい。
2.製造装置の製造条件
製造装置1000における製造条件を表1に示す。表1で挙げた数値範囲は、あくまで目安であり、必ずしもこの数値範囲である必要はない。RFパワーは、100W以上1000W以下の範囲内である。RF電源1600がシャワーヘッド電極1100に付与する周期的な電位の周波数は、30MHz以上300MHz以下の範囲内である。基板温度は、400℃以上900℃以下の範囲内である。また、基板温度は、室温以上であってもよい。製造装置1000の内圧は、1Pa以上10000Pa以下の範囲内である。
[表1]
RFパワー 100W以上 1000W以下
周波数 30MHz以上 300MHz以下
基板温度 400℃以上 900℃以下
内圧 1Pa以上 10000Pa以下
3.半導体ウエハの製造方法
本実施形態の半導体ウエハの製造方法は、Inを含まない半導体層を形成する第1の半導体層形成工程と、Inを含む半導体層を形成する第2の半導体層形成工程と、を有する。
3−1.基板のクリーニング
ここで、本実施形態の製造装置1000を用いた半導体ウエハの製造方法について説明する。まず、基板Sa1を準備する。基板Sa1として、例えば、c面サファイア基板を用いることができる。また、その他の基板を用いてもよい。基板Sa1を、製造装置1000の内部に配置し、水素ガスを供給しながら基板温度を例えば700℃以上900℃以下の程度まで上昇させる。これにより、基板Sa1の表面を還元するとともに、基板Sa1の表面をクリーニングする。基板温度をこれ以上の温度にしてもよい。
3−2.第1の半導体層形成工程
第1の半導体層形成工程では、基板Sa1の上にGaN層を成長させる。そのため、RF電源1610をONにする。そして、第2のガス供給管1420から、窒素ガスと水素ガスとの混合ガスを第2のガスとして供給する。そして、シャワーヘッド電極1100の貫通孔から炉本体1001の内部に供給された混合ガスは、シャワーヘッド電極1100の直下でプラズマ化される。そのため、シャワーヘッド電極1100の直下にプラズマ発生領域が生成される。この際に、窒素ラジカルと水素ラジカルとが生成される。そして、窒素ラジカルと水素ラジカルとが反応して、窒化水素系の化合物が生成されると考えられる。また、電子やその他の荷電粒子も生成される。
そして、これらの窒素ラジカルと水素ラジカルと窒化水素系の化合物と電子とその他の荷電粒子を含んだラジカル混合気体は、基板Sa1に向けて送出される。このラジカル混合ガスの発生箇所は、シャワーヘッド電極1100の直下である。シャワーヘッド電極1100から基板Sa1までの距離は十分に広いため、ラジカル混合気体のうち、電子やイオン等の荷電粒子は、基板Sa1まで到達しにくい。また、荷電粒子は、金属メッシュ1500に捕獲されやすい。そのため、基板Sa1に向けて供給されるのは、窒素ラジカルと水素ラジカルの他、窒化水素系の化合物であると考えられる。通常のアンモニアに比べて、これらの窒素ラジカルや窒化水素系の化合物の反応性は高い。そのため、従来に比べて低い温度で半導体層をエピタキシャル成長させることができる。
一方、第1のガス供給管1300のリング部1310から、III 族金属の有機金属ガスを第1のガスとして供給する。例えば、トリメチルガリウムが挙げられる。これらのガスは、基板Sa1に向かうラジカル混合気体に巻き込まれて、基板Sa1に供給されることとなる。III 族金属の有機金属ガスは、プラズマ化されないで、基板Sa1に供給される。
このように、第1の半導体層形成工程では、Inを含まない有機金属ガスをプラズマ化しないで成長基板に供給するとともに、窒素ガスと水素ガスとを含む混合ガスをプラズマ化して成長基板に供給する。これにより、基板Sa1の上にGaN層が形成される。
3−3.第2の半導体層形成工程
第2の半導体層形成工程では、基板Sa1の上のGaN層の上にInGaN層を成長させる。この工程においては、第2のガス供給管1420から、窒素ガスを含み水素ガスを含まないガスを第2のガスとして供給する。そのため、窒素ラジカルが生成される。
一方、第1のガス供給管1300のリング部1310から、III 族金属の有機金属ガスを第1のガスとして供給する。このとき、第1のガスはトリメチルインジウムを含んでいる。また、第1のガスは、トリメチルガリウムを含んでいる。第1のガスは、基板Sa1に向かうラジカル混合気体に巻き込まれて、基板Sa1に供給されることとなる。III 族金属の有機金属ガスは、プラズマ化されないで基板Sa1に供給される。
このように、第2の半導体層形成工程では、Inを含む有機金属ガスをプラズマ化しないで成長基板に供給するとともに、窒素ガスを含み水素ガスを含まないガスをプラズマ化して成長基板に供給する。これにより、GaN層の上にInGaN層が形成される。
3−4.半導体ウエハ
こうして、基板Sa1の主面にIII 族窒化物半導体をエピタキシャル成長させる。これにより、半導体ウエハが製造される。この半導体ウエハにおけるIII 族窒化物半導体の結晶性はよい。
4.製造された半導体ウエハ
このように製造された半導体ウエハにおいては、第2の半導体層形成工程によりInN層、InGaN層、AlInN層、AlInGaN層のうちの少なくとも一つが製造される。このように製造されるInN層、InGaN層、AlInN層、AlInGaN層の結晶性はよい。これらの半導体層では、相分離がほとんど生じていない。これは、第2の半導体層形成工程の際に、水素に由来するラジカルがトリメチルインジウムと反応してしまうおそれがないためであると考えられる。
5.変形例
5−1.リング部の貫通孔
本実施形態では、第1のガス供給管1300は、リング部1310の内側に貫通孔を有することとした。しかし、この貫通孔の位置を、リングの内側でかつ下向きにしてもよい。リング部1310を含む面と、貫通孔の開口部の方向とのなす角の角度は、例えば45°である。この角の角度は、例えば、0°以上60°以下の範囲内で変えてもよい。この角度は、もちろん、リング部1310の径や、リング部1310とサセプター1200との間の距離にも依存する。また、貫通孔の数は、1以上であればよい。もちろん、リング部1310に、等間隔で貫通孔が形成されていることが好ましい。
5−2.AlGaN層およびAlInGaN層
第1の半導体層形成工程では、GaN層の代わりにAlGaN層を形成してもよい。そのためには、第1のガスは、さらにトリメチルアルミニウム等を含んでいればよい。また、第2の半導体層形成工程では、InGaN層の代わりにAlInGaN層を形成してもよい。そのためには、第1のガスは、さらにトリメチルアルミニウム等を含んでいればよい。ここで、AlInGaN層は、AlInN層を含む。また、InGaN層は、InN層を含む。
5−3.半導体ウエハの積層構造
本実施形態の半導体ウエハは、基板Sa1の上にGaN層、InGaN層の順番で半導体層を成長させたものである。この積層構造については、もちろん、これ以外の積層構造であってもよい。ただし、Inを含む層を成長させる際には、第2の半導体層形成工程を用い、Inを含まない層を成長させる際には、第1の半導体層形成工程を用いる。
5−4.第1の半導体層形成工程
第1の半導体層形成工程については、通常のMOCVD炉を用いて実施してもよい。その場合であっても、半導体層を成長させることができる。
6.本実施形態のまとめ
本実施形態の半導体ウエハの製造方法は、第1の半導体層形成工程と第2の半導体層形成工程とを有する。第1の半導体層形成工程では、Inを含まない第1のガスをプラズマ化しないで成長基板に供給するとともに、窒素ガスと水素ガスとを含む第2のガスをプラズマ化して成長基板に供給する。これにより、GaN層またはAlGaN層を形成する。第2の半導体層形成工程では、Inを含む第1のガスをプラズマ化しないで成長基板に供給するとともに、窒素ガスを含み水素ガスを含まない第2のガスをプラズマ化して成長基板に供給する。これにより、InGaN層またはAlInGaN層を形成する。これにより、結晶性に優れたGaN層等およびInGaN層等を成長させることができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態について説明する。本実施形態の半導体デバイスは、III 族窒化物半導体層を有する半導体発光素子である。
1.半導体発光素子
本実施形態の発光素子100を図2に示す。発光素子100は、III 族窒化物半導体層を有する。発光素子100は、基板110と、バッファ層120と、n−GaN層130と、発光層140と、p−AlGaN層150と、p−GaN層160と、p電極P1と、n電極N1と、を有する。発光層140は、井戸層と障壁層とを有する。井戸層は、例えば、InGaN層を有している。障壁層は、例えば、AlGaN層を有している。これらの積層構造は、例示であり、上記以外の積層構造であってもよい。
2.半導体発光素子の製造方法
2−1.半導体層形成工程
図1の製造装置1000を用いて、基板110の上にIII 族窒化物半導体層を形成する。ここで用いる条件は、第1の実施形態で説明した半導体ウエハの製造方法とほぼ同様である。基板110の上に、バッファ層120と、n−GaN層130と、発光層140と、p−AlGaN層150と、p−GaN層160と、を形成する。上記の各半導体層を形成するために、適宜原料ガスを切り替えればよい。
ここで、Inを含まない半導体層を成長させる際には、第1の実施形態の第1の半導体層形成工程を用いる。Inを含む半導体層を成長させる際には、第1の実施形態の第2の半導体層形成工程を用いる。つまり、発光層140の井戸層を形成する際には、第2の半導体層形成工程を用いる。
2−2.凹部形成工程
次に、ICP等のエッチングにより、p−GaN層160からn−GaN層130の途中まで達する凹部を形成する。これより、n−GaN層130の露出部131が露出する。
2−3.電極形成工程
次に、n−GaN層130の露出部の上にn電極N1を形成する。また、p−GaN層160の上にp電極P1を形成する。
2−4.その他の工程
アニール工程や、絶縁膜を形成する工程等、その他の工程を実施してもよい。
(第3の実施形態)
第3の実施形態について説明する。本実施形態の半導体デバイスは、III 族窒化物半導体層を有するMIS型半導体素子である。
1.MIS型半導体素子
図3に示すように、MIS型半導体素子200は、基板210と、バッファ層220と、GaN層230と、AlInGaN層240と、絶縁膜250と、ソース電極S1と、ゲート電極G1と、ドレイン電極D1と、を有している。ソース電極S1およびドレイン電極D1は、AlInGaN層240の上に形成されている。ゲート電極G1と、AlInGaN層240の溝241との間には、絶縁膜250がある。
2.MIS型半導体素子の製造方法
2−1.半導体層形成工程
本実施形態の製造装置1000を用いて、基板210の上にIII 族窒化物半導体層を形成する。ここで用いる条件は、第1の実施形態で説明した半導体ウエハの製造方法とほぼ同様である。基板210の上に、バッファ層220と、GaN層230と、AlInGaN層240と、を形成する。上記の各半導体層を形成するために、適宜原料ガスを切り替えればよい。
ここで、Inを含まない半導体層を成長させる際には、第1の実施形態の第1の半導体層形成工程を用いる。Inを含む半導体層を成長させる際には、第1の実施形態の第2の半導体層形成工程を用いる。つまり、AlInGaN層240を形成する際には、第2の半導体層形成工程を用いる。
2−2.凹部形成工程
次に、ICP等のエッチングにより、AlInGaN層240に溝241を形成する。
2−3.絶縁膜形成工程
次に、溝241に、絶縁膜250を形成する。
2−4.電極形成工程
次に、AlInGaN層240の上にソース電極S1およびドレイン電極D1を形成する。また、溝241の箇所に、絶縁膜250を介してゲート電極G1を形成する。なお、ソース電極S1およびドレイン電極D1については、絶縁膜250を形成する前に形成してもよい。以上により、MIS型半導体素子200が製造される。
なお、AlInGaN層240は、AlInN層であってもよい。また、InGaN層であってもよい。
1.サンプルの作製
まず、サファイア基板上にGaN層を形成したテンプレートを作製した。そのテンプレートは10mm角であった。次に、図1に示す製造装置1000の内部にそのテンプレートを配置した。そして、H2 を250sccm、N2 を70sccmだけ流した。400WのRFパワーでこれらのガスをプラズマ化した。そして、反応管内の圧力を100Paに保持しつつテンプレートを700℃まで昇温した後に、10分間保持した。このように、サーマルクリーニングを実施した。
そして、基板温度を100℃に保持しつつ、トリメチルアルミニウムを20分間流しながら、トリメチルアルミニウムをテンプレートに吸着させた。
次に、1000sccmのN2 を第2のガスとして供給するとともに、トリメチルインジウムおよびトリメチルアルミニウムを第1のガスとして供給した。第2のガスは、400WのRFパワーでプラズマ化した。TMIの圧力を0.11hPaとした。TMAの圧力を7.2hPaとした。このようにして、GaN層の上にAlInN層を形成した。
2.測定結果
以上のように形成した第2の半導体層をSEMおよびシンクロトロンXRDで測定した。その結果、厚さ30nmのAl0.8 In0.2 N層が形成されたことを確認した。XRD測定では、図4に示すように、483arcsecの単一ピークが観測された。相分離のない非常に高品質なAl0.8 In0.2 N層が得られた。
1000…製造装置
1001…炉本体
1100…シャワーヘッド電極
1200…サセプター
1210…加熱器
1300…第1のガス供給管
1410…ガス導入室
1420…第2のガス供給管
1500…金属メッシュ
1600…RF電源
1610…マッチングボックス
100…発光素子
110…基板
120…バッファ層
130…n−GaN層
140…発光層
150…p−AlGaN層
160…p−GaN層
P1…p電極
N1…n電極
200…MIS型半導体素子
210…基板
220…バッファ層
230…GaN層
240…AlInGaN層
250…絶縁膜
S1…ソース電極
G1…ゲート電極
D1…ドレイン電極

Claims (8)

  1. III 族窒化物半導体装置の製造方法において、
    Inを含まない半導体層を形成する第1の半導体層形成工程と、
    Inを含む半導体層を形成する第2の半導体層形成工程と、
    を有し、
    前記第2の半導体層形成工程では、
    Inを含む有機金属ガスをプラズマ化しないで成長基板に供給するとともに、
    窒素ガスを含み水素ガスを含まないガスをプラズマ化して前記成長基板に供給してInGaN層またはAlInGaN層を形成すること
    を特徴とするIII 族窒化物半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載のIII 族窒化物半導体装置の製造方法において、
    前記第1の半導体層形成工程では、
    Inを含まない有機金属ガスをプラズマ化しないで成長基板に供給するとともに、
    窒素ガスと水素ガスとを含む混合ガスをプラズマ化して前記成長基板に供給してGaN層またはAlGaN層を形成すること
    を特徴とするIII 族窒化物半導体装置の製造方法。
  3. 半導体ウエハの製造方法において、
    Inを含まない半導体層を形成する第1の半導体層形成工程と、
    Inを含む半導体層を形成する第2の半導体層形成工程と、
    を有し、
    前記第2の半導体層形成工程では、
    Inを含む有機金属ガスをプラズマ化しないで成長基板に供給するとともに、
    窒素ガスを含み水素ガスを含まないガスをプラズマ化して前記成長基板に供給してInGaN層またはAlInGaN層を形成すること
    を特徴とする半導体ウエハの製造方法。
  4. 請求項3に記載の半導体ウエハの製造方法において、
    前記第1の半導体層形成工程では、
    Inを含まない有機金属ガスをプラズマ化しないで成長基板に供給するとともに、
    窒素ガスと水素ガスとを含む混合ガスをプラズマ化して前記成長基板に供給してGaN層またはAlGaN層を形成すること
    を特徴とする半導体ウエハの製造方法。
  5. 半導体層を成長させるためのIII 族窒化物半導体装置の製造装置において、
    第1の電極と、
    成長基板を支持するための基板支持部と、
    前記基板支持部に第1のガスを供給する第1のガス供給管と、
    前記基板支持部に第2のガスを供給する第2のガス供給管と、
    を有し、
    前記第1のガス供給管は、
    少なくとも1以上の第1のガス噴出口を有するとともに、
    III 族金属を含む有機金属ガスを第1のガスとしてプラズマ発生領域に供給しないで前記成長基板に供給するものであり、
    前記第2のガス供給管は、
    前記第1のガス供給管がInを含まない有機金属ガスを供給する場合に、
    窒素ガスと水素ガスとを含む混合ガスを第2のガスとしてプラズマ発生領域に供給してから前記成長基板に供給し、
    前記第1のガス供給管がInを含む有機金属ガスを供給する場合に、
    窒素ガスを含むとともに水素ガスを含まないガスを第2のガスとしてプラズマ発生領域に供給してから前記成長基板に供給し、
    前記第1の電極は、
    前記基板支持部からみて前記第1のガス供給管の前記第1のガス噴出口よりも遠い位置に配置されていること
    を特徴とするIII 族窒化物半導体装置の製造装置。
  6. 請求項5に記載のIII 族窒化物半導体装置の製造装置において、
    前記第1の電極は、
    第1面から第2面に貫通する複数の貫通孔を設けられた平板電極であり、
    前記第2のガス供給管は、
    前記第1の電極の前記複数の貫通孔と連通していること
    を特徴とするIII 族窒化物半導体装置の製造装置。
  7. 請求項5または請求項6に記載のIII 族窒化物半導体装置の製造装置において、
    前記第1のガス供給管は、
    リング形状のリング部を有するとともに、
    前記第1のガス噴出口は、
    前記リング部の内側に向けて設けられていること
    を特徴とするIII 族窒化物半導体装置の製造装置。
  8. 請求項5から請求項7までのいずれか1項に記載のIII 族窒化物半導体装置の製造装置において、
    金属メッシュ部材を有し、
    前記金属メッシュ部材は、
    前記第1のガス供給管と前記第1の電極との間の位置に配置されていること
    を特徴とするIII 族窒化物半導体装置の製造装置。
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