JP6557063B2 - ラベル印字装置及びプログラム - Google Patents

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本発明は、ラベルにバーコード等の情報を印字するラベル印字装置に関する。
特許文献1は、ラベルにバーコード等の情報を印字し、その後、印字済み情報をスキャナで読み取り、読み取り結果に基づき情報が正しく印字されているかを判定するラベル印字装置を開示している。
特開2002-332161号公報
上記判定で印字済み情報が不良と判定された場合は、不良と判定された印字済み情報に重ねて又はその周辺に不良であることを判別可能なマーク(「×」、「NG」、黒塗り部等の文字図形情報)を印字しておくと便利である。このようなマークを印字しておけば、ユーザーは、マークの有無に基づき、複数の印字済みのラベルの中から印字済み情報が不良と判定されたラベルを視覚的に選別することが可能になる。
しかしながら、この方法では、印字済み情報が不良と判定されたラベルを選別するには印字済みのラベルを全数チェックする必要がある。このため、印字済みのラベルの枚数が多いとユーザーのチェック負担が大きく、また、印字済み情報が不良と判定されたラベルをユーザーが見落としてしまう可能性が高くなるという問題があった。
本発明は、このような技術的課題に鑑みてなされたもので、ラベル印字装置において、複数の印字済みラベルの中から印字済み情報が不良と判定されたラベルをユーザーが容易にかつ漏れなく選別できるようにすることを目的とする。
本発明のある態様によれば、ラベル印字装置であって、複数のラベルが連続して配置されたラベル連続体のラベルに情報を印字するプリントヘッドと、前記ラベルに印字された印字済み情報を読み取るスキャナと、前記印字済み情報の読み取り結果に基づき前記印字済み情報の良否判定を行い、前記印字済み情報が不良と判定された場合は、前記印字済み情報に重ねて又はその周辺に不良を示すマークを前記プリントヘッドによって印字する制御部と、を備えたラベル印字装置が提供される。
前記制御部は、予定された枚数のラベルを印字したら、前記印字済み情報が不良と判定されたラベルの枚数、及び、前記印字済み情報が不良と判定されたラベルが何枚目に印字されたラベルかの情報の少なくとも一方を含むエラーログを前記プリントヘッドによって前記ラベル連続体に印字又は表示装置に表示する。
また、そのようなラベル印字装置のプログラムが提供される。
上記態様によれば、ユーザーは、エラーログを参照することで、複数の印字済みラベルの中から印字済み情報が不良と判定されたラベルを容易にかつ漏れなく選別することができる。
本発明の実施形態に係るラベル印字装置の概略構成図である。 印字済みのラベル連続体を示し、最後に印字されたラベルの次のラベルにはエラーログが印字されている。 エラーログの例を示した図である。 ラベル印字装置を連続モードで動作させるためのプログラムの内容を示したフローチャートである。 ラベル印字装置を非連続モードで動作させるためのプログラムの内容を示したフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るラベル印字装置100の概略構成を示している。
ラベル印字装置100は、複数のラベル11が連続して配置されたラベル連続体1のラベル11に印字する装置である。ラベル連続体1は、例えば、台紙上に複数のラベル11を一列に等間隔で仮着したものであるが、台紙無しのライナーレスラベルで構成することも可能である。ラベル11には、図2に示すように、第1のコード12、第2のコード13及びその他の情報14が印字される。この例では、第1のコード12はバーコード、第2のコード13は二次元コードである。
ラベル印字装置100は、印字部2と、印字部2にラベル連続体1を供給するラベル供給部3と、印字部2にインクリボン4を供給するリボン供給部5と、ラベル11に印字された第1のコード12及び第2のコード13を読み取るスキャナ6と、ラベル印字装置100の筐体前面に取り付けられたディスプレイ7と、これらに接続されるコントローラ8とを備える。印字済みのラベル11は排出口9からラベル印字装置100の外部に排出される。
ラベル印字装置100の各構成について説明すると、印字部2は、発熱素子で構成されるサーマルヘッド21と、サーマルヘッド21を保持するヘッドユニット22と、ラベル連続体1及びインクリボン4をサーマルヘッド21との間に挟持するとともにこれらの搬送を行うプラテンローラ23と、ラベル位置を検出するためのラベル位置センサ24とを備える。
サーマルヘッド21は、コントローラ8からの印字信号に基づき通電過熱され、これによりインクリボン4のインクがラベル11に転写される。
ラベル位置センサ24は、反射型光電センサである。ラベル位置センサ24は、ラベル連続体1の裏面に所定の間隔で印字されている位置検出用のアイマーク(不図示)を検出することで、ラベル位置を検出する。
ラベル供給部3は、ラベル供給軸31と、ガイド軸32とを備える。
ラベル供給軸31には、ロール状のラベル連続体1が装着され、プラテンローラ23によってラベル連続体1が搬送されると、搬送量に等しい長さだけラベル連続体1がロール状のラベル連続体1から繰り出される。繰り出されたラベル連続体1はガイド軸32を介して印字部2へと案内される。
リボン供給部5は、リボン供給軸51と、ガイド軸52、53と、リボン回収軸54とを備える。
リボン供給軸51には、ロール状のインクリボン4が装着される。プラテンローラ23によってラベル連続体1とともにインクリボン4が搬送されると、搬送量に等しい長さだけロール状のインクリボン4からインクリボン4が繰り出される。繰り出されたインクリボン4はガイド軸52を介して印字部2へと案内される。印字後のインクリボン4はガイド軸53を介してリボン回収軸54へと案内され、プラテンローラ23と同期して回転駆動されるリボン回収軸54に巻き取られる。
スキャナ6は、ラベル11に印字された第1のコード12及び第2のコード13を撮像するカメラを備える。スキャナ6は、カメラで撮像された画像に含まれる第1のコード12及び第2のコード13を抽出して読み取り、読み取り結果をコントローラ8に送信する。スキャナ6のカメラが撮像する部位は、コントローラ8によって適宜設定することができ、本実施形態では第1のコード12と第2のコード13とが離れて配置されるので、1枚のラベル11を2回に分けて撮像する。
なお、本実施形態では第1のコード12、第2のコード13がそれぞれバーコード、二次元コードであるので、スキャナ6としては、CCDカメラ、CMOSカメラ等を備えたスキャナが用いられるが、スキャナ6の種類は、ラベル11に印字される情報により適宜選択される。例えば、ラベル11に印字される情報がバーコードのみであれば、バーコードに光を照射する発光素子と、バーコードからの反射光を受光する受光素子とを備えたスキャナであってもよい。
コントローラ8は、マイクロプロセッサ、RAM及びROMからなる記憶装置81、入出力インターフェース等で構成される。記憶装置81には、後述するプログラムが格納されており、マイクロプロセッサがこれを読み込んで実行することで、ラベル印字装置100の各種機能が実現される。
コントローラ8は、ラベル11に印字すべき第1のコード12、第2のコード13及びその他の情報14に対応する印字信号を生成し、サーマルヘッド21に送信する。また、コントローラ8は、印字と同期させてプラテンローラ23、リボン回収軸54を回転駆動し、ラベル11の所望の位置に第1のコード12、第2のコード13及びその他の情報14を印字する。
そして、コントローラ8は、スキャナ6によって第1のコード12及び第2のコード13を読み取り、第1のコード12及び第2のコード13を読み取ることができたか、また、読み取った情報が印字すべき情報と一致しているかの検証を行う。第1のコード12及び第2のコード13の少なくとも一方を読み取ることができない、又は、読み取った情報が印字すべき情報と一致しない場合は、印字済み情報が不良と判定し、その結果(不良の有無及び種類、何枚目のラベル11か等)をコントローラ8の記憶装置81に記憶する。
また、コントローラ8は、ラベル印字装置100の動作モードを連続モードと非連続モードとの間で切り替えることができる。連続モードと非連続モードとでは、印字済み情報が不良と判定された後の動作が相違する。
連続モードでは、コントローラ8は、必要に応じてプラテンローラ23を逆方向に回転駆動してラベル連続体1を逆方向に搬送し、印字済み情報が不良と判定されたラベル11の上に、例えば、原因となったコードに重ねて、又は、その周辺(例えば、ラベル11の隅)に不良であることが視覚的に分かるマーク16(「×」、「NG」、黒塗り部等の文字図形情報、図2参照)を印字する。マークを印字する位置は任意に選択することができ、例えば、ラベル11の先頭位置にマークを印字するようにすれば、ラベル連続体1の逆方向への搬送量を最小限にすることができる。また、スキャナ6の読み取り位置、コードの印字位置によっては、印字済み情報が不良と判定された時点で当該判定がなされたラベル11がまだサーマルヘッド21の下にあるので、ラベル連続体1を逆方向に搬送させることなく当該ラベル11の上にマークを印字するようにしてもよい。
ただし、印字済み情報が不良と判定されたラベル11が発生しても、連続モードでは、発行枚数が予定発行枚数に達するまで後続のラベル11の印字を通常通り継続する。
ラベル11を予定発行枚数印字したら、記憶装置81に記憶されている判定結果に基づき最後に印字されたラベル11の次のラベル11にエラーログ15を印字する。
エラーログ15には、図3に示すように、印字済み情報が不良と判定されたラベル11の枚数に関するエラー情報17、及び、第1のコード12及び第2のコード13それぞれについて、印字済み情報が不良と判定された原因が読み取り不可なのか情報の不一致なのか、また、何枚目のラベル11の印字済み情報が不良と判断されたのかのエラー情報18が含まれる。
エラーログ15を参照することで、ユーザーは、印字済み情報が不良と判定されたラベル11が複数の印字済みのラベル11のどの辺りにあるか、ある程度の目星を付けてから印字済み情報が不良と判定されたラベル11を探すことができるので、印字済み情報が不良と判定されたラベル11を容易にかつ漏れなく選別することができる。また、ユーザーは、エラーログ15の傾向等を参照することで、印字済み情報の不良の原因となったラベル印字装置100の不良部位を推定したり、対処方法を検討する際の参考にすることができる。
なお、ラベル11の発行済み枚数又は予定発行枚数が予め設定された所定枚数(例えば、30枚)よりも少ない場合は、エラーログ15は印字されない。これは、ラベル11の印字枚数が少ない場合は、印字済み情報が不良と判定されたラベル11を容易にかつ漏れなく選別することができるからであり、エラーログ15を印字しないことによってラベル連続体1及びインクリボン4の消費量を抑えることができる。
また、連続モードでは、基本的にはラベル11の発行済み枚数が予定発行枚数に達するまで連続して印字を行うが、印字済み情報が不良と判定されるラベル11が連続して発生した場合(例えば、5枚連続して不良と判定された場合)は、印字を停止し、次のラベル11への印字を行わない。印字済み情報の不良判定が連続する場合は、印字部2、ラベル供給部3、リボン供給部5、スキャナ6、あるいは印字データに不具合が生じている可能性が高いので、このような場合は直ちに印字を中止し、ラベル連続体1及びインクリボン4が無駄に消費されるのを避ける。
これに対し、非連続モードでは、印字済み情報が不良と判定された場合は印字を中止し、後続のラベル11の印字を行わない。また、予定された枚数のラベル11を印字しても、エラーログ15の印字は行わない。これは、非連続モードでは、印字済み情報が不良と判定された場合は印字が停止されるので、印字済み情報が不良と判定されたラベル11は直近に印字したラベル11であり、他のラベル11から容易に選別することができるからである。これによりラベル連続体1及びインクリボン4の消費量を抑えることができる。
なお、非連続モードでも、連続モードと同様に、印字済み情報が不良と判定された場合に必要に応じてラベル連続体1を逆方向に搬送し、印字済み情報が不良と判定されたラベル11の上に印字済み情報が不良であることが視覚的に分かるマーク16(「×」、「NG」、黒塗り部等の文字図形情報)を印字するようにしてもよい。
図4は、ラベル印字装置100を連続モードで動作させるためのプログラムの内容を示したフローチャートである。以下、これを参照しながら連続モードでのラベル印字装置100の動作について説明する。
ステップS11では、コントローラ8は、ラベル印字装置100の動作モードが連続モードか判断する。連続モードであると判定された場合は処理がステップS12に進む。
ステップS12では、コントローラ8は、プラテンローラ23及びリボン回収軸54を回転駆動しつつサーマルヘッド21に印字信号を送信し、ラベル11に第1のコード12、第2のコード13及びその他の情報14を印字する。
ステップS13では、コントローラ8は、ラベル11に印字された第1のコード12及び第2のコード13をスキャナ6によって読み取る。
ステップS14では、コントローラ8は、第1のコード12及び第2のコード13を読み取ることができたか、また、読み取った情報が印字すべき情報と一致しているかを判断する。そして、第1のコード12及び第2のコード13のいずれかを読み取れなかった場合、又は、第1のコード12及び第2のコード13から読み取った情報のいずれかが印字すべき情報と一致しない場合は、印字済み情報が不良と判定され、処理がステップS15に進む。
ステップS15では、コントローラ8は、必要に応じて、プラテンローラ23を逆方向に回転駆動し、印字済みのラベル11が再度サーマルヘッド21の下に来るまでラベル連続体1を逆方向に搬送する。
ステップS16では、コントローラ8は、印字済み情報が不良と判定されたラベル11の上に印字済み情報が不良であることが視覚的に分かるマーク16(「×」、「NG」、黒塗り部等の文字図形情報)等をサーマルヘッド21によって印字する。
ステップS17では、コントローラ8は、印字済み情報が不良と判定されることが所定枚数連続したか判定する。所定枚数は例えば5枚である。印字済み情報が不良と判定されることが所定枚数連続したと判定された場合は、処理がステップS18に進み、コントローラ8は、エラーを発報して、印字を中止し、後続のラベル11の印字を行わない。エラーの発報態様は、ディスプレイ7にエラーメッセージを表示する、エラー音又はエラー音声を発する、エラーランプを点灯又は点滅させる等、様々な態様であってよい。
これに対し、ステップS14で印字済み情報が良と判定された場合は、処理がステップS19に進み、コントローラ8は、ラベル11の発行済み枚数が予定発行枚数に達したか判定する。ラベル11の発行済み枚数が予定発行枚数に達したと判定された場合は処理がステップS20に進む。そうでない場合は処理がステップS12に戻り、コントローラ8は次のラベル11の印字を行う。
ステップS20では、コントローラ8は、ラベル11の発行済み枚数(又は予定発行枚数)が所定枚数以上か判定する。所定枚数は、ラベル印字装置100で予め設定することができ、例えば30枚である。また、ステップS21では、コントローラは、印字済み情報が不良と判定されたラベルがあるか判定する。
ラベル11の発行済み枚数(又は予定発行枚数)が所定枚数よりも少ない場合、すなわち、ラベル11の発行枚数がそれほど多くない場合は、エラーログ15がなくても印字済み情報が不良と判定されたラベル11を容易に選別することができるので、エラーログ15を印字することなく印字を終了する。また、印字済み情報が不良と判定されたラベル11がない場合もエラーログ15が必要無いので、エラーログ15を印字することなく印字を終了する。これにより、エラーログ15が無駄に印字されるのを避け、ラベル連続体1及びインクリボン4の消費を抑えることができる。
ラベル11の発行済み枚数(又は予定発行枚数)が所定枚数以上、かつ、印字済み情報が不良と判定されたラベル11がある場合は、処理がステップS22に進む。
ステップS22では、コントローラ8は、図3に示したようなエラーログ15を、最後に印字されたラベル11の次のラベル11に印字する。
一方、ステップS11で連続モードでない、すなわち、非連続モードであると判定された場合は、処理が図5のステップS31に進む。
図5は、ラベル印字装置100を非連続モードで動作させるためのプログラムの内容を示したフローチャートである。以下、これを参照しながら非連続モードでのラベル印字装置100の動作について説明する。
ステップS31では、コントローラ8は、プラテンローラ23及びリボン回収軸54を回転駆動しつつサーマルヘッド21に印字信号を送信し、ラベル11に第1のコード12、第2のコード13及びその他の情報14を印字する。
ステップS32では、コントローラ8は、ラベル11に印字された第1のコード12及び第2のコード13をスキャナ6によって読み取る。
ステップS33では、コントローラ8は、第1のコード12及び第2のコード13を読み取ることができたか、また、読み取った情報が印字すべき情報と一致しているかを判断する。そして、第1のコード12及び第2のコード13のいずれかを読み取れなかった場合、又は、第1のコード12及び第2のコード13から読み取った情報のいずれかが印字すべき情報と一致しない場合は、印字済み情報が不良と判定され、処理がステップS34に進む。
ステップS34では、コントローラ8は、エラーを発報して、印字を中止し、後続のラベル11の印字を行わない。エラーの発報態様は、ディスプレイ7にエラーメッセージを表示する、エラー音又はエラー音声を発する、エラーランプを点灯又は点滅させる等、様々な態様であってよい。
これに対し、ステップS33で印字済み情報が良と判定された場合は、処理がステップS35に進み、コントローラは、ラベル11の発行済み枚数が予定発行枚数に達したか判定する。ラベル11の発行済み枚数が予定発行枚数に達したと判定された場合は印字を終了し、達していないと判定された場合は処理がステップS31に戻り、コントローラ8は、次のラベル11の印字を行う。
続いて本実施形態の作用効果について説明する。
上記実施形態によれば、コントローラ8は、予定された枚数のラベル11を印字したら、印字済み情報が不良と判定されたラベル11の枚数、及び、印字済み情報が不良と判定されたラベル11が何枚目に印字されたラベル11かの情報を含むエラーログをサーマルヘッド21によってラベル連続体1に印字する。これにより、ユーザーは、エラーログ15に印字された情報を参考に、印字済みの複数のラベル11から印字済み情報が不良と判定されたラベル11を容易にかつ漏れなく選別することができる。
なお、上記実施形態では、エラーログ15には、印字済み情報が不良と判定されたラベル11の枚数、及び、印字済み情報が不良と判定されたラベル11が何枚目に印字されたラベル11かの情報の両方が印字されるが、少なくとも一方が印字されれば、ユーザーは印字済み情報が不良と判定されたラベル11を選別する際の参考にすることができ、ラベル11の選別を容易、かつ、漏れが無いようにするという作用効果が奏される。
また、コントローラ8は、ラベル印字装置100が非連続モードで動作している場合は、エラーログ15の印字を行わない。非連続モードでは、印字済み情報が不良と判定された場合は印字が停止されるので、印字済み情報が不良と判定されたラベル11は直近に印字したラベル11であり、エラーログ15がなくても印字済み情報が不良と判定されたラベル11を他のラベル11から容易に選別することができる。本実施形態では、このような場合はエラーログ15を印字しないので、ラベル連続体1及びインクリボン4の消費量を抑えることができる。
また、コントローラ8は、ラベル11の発行枚数が所定枚数よりも多い場合にのみ、エラーログ15をラベル連続体1に印字する。印字されるラベル11の枚数が少ない場合は、エラーログ15がなくても印字済み情報が不良と判定されたラベル11を容易、かつ、漏れなく選別することができる。本実施形態では、このような場合はエラーログ15を印字しないので、ラベル連続体1及びインクリボン4の消費量を抑えることができる。
また、コントローラ8は、印字済み情報が不良と判定されることが所定回数連続した場合は、後に続くラベル11の印字を停止する。
連続して印字済み情報が不良と判定される場合は、印字部2、ラベル供給部3、リボン供給部5、スキャナ6あるいは印字データに何らかの不具合が生じている可能性が高い。本実施形態では、このような場合は直ちに印字を中止するので、ラベル連続体1及びインクリボン4が無駄に消費されるのを避けることができる。
また、エラーログ15には、印字済み情報の不良の種別が含まれる。これにより、ユーザーは、印字済み情報の不良の原因となっている部位を推定したり、対処方法を検討する際の参考にすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一つを示したものに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば、上記実施形態では、エラーログ15をラベル11に印字しているが、エラーログ15をラベル11に印字することに加えて、または、ラベル11に印字することに代えて、ディスプレイ7に同等の情報を表示するようにしてもよい。ラベル11に印字することに代えてディスプレイ7に同等の情報を表示する場合は、ラベル連続体1及びインクリボン4を消費することがないので、ラベル11の発行済み枚数に関係なくエラーログ15をユーザーに提供することができる。
また、上記ラベル印字装置100の印字方式は熱転写式であるが、ラベル11の表面に感熱材料を用いたラベル連続体1を用いればインクリボン4が不要な感熱式として動作させることができる。また、ラベル印字装置100の印字方式は、熱転写式、感熱式に限らず、インクジェット式、レーザー式等、他の印字方式であってもよい。
また、上記実施形態では、ラベル11に第1のコード12、第2のコード13を印字し、その良否を判定しているが、ラベル11に印字される情報はコード情報に限定されず、他のコード、文字図形情報等であってもよい。ラベル11に印字される情報の数、良否を判定する情報の数についてもラベル11の用途に応じて適宜選択され、1つの情報又は3以上の情報について良否を判定するようにしてもよい。
1 ラベル連続体
2 印字部
21 サーマルヘッド(プリントヘッド)
22 ヘッドユニット
23 プラテンローラ
24 ラベル位置センサ
3 ラベル供給部
31 ラベル供給軸
32 ガイド軸
4 インクリボン
5 リボン供給部
51 リボン供給軸
52 ガイド軸
53 ガイド軸
54 リボン回収軸
6 スキャナ
7 ディスプレイ(表示装置)
8 コントローラ
81 記憶装置
9 排出口
11 ラベル
12 第1のコード
13 第2のコード
14 その他の情報
15 エラーログ
16 マーク
17 エラー情報
18 エラー情報
100 ラベル印字装置

Claims (3)

  1. ラベル印字装置であって、
    複数のラベルが連続して配置されたラベル連続体のラベルに情報を印字するプリントヘッドと、
    前記ラベルに印字された印字済み情報を読み取るスキャナと、
    前記印字済み情報の読み取り結果に基づき前記印字済み情報の良否判定を行い、前記印字済み情報が不良と判定された場合は、前記印字済み情報が印字されたラベルに不良を示すマークを前記プリントヘッドによって印字する制御部と、
    を備え、
    前記ラベル印字装置は、連続モードと非連続モードに切り替えることができ、
    前記連続モードにおいては、前記制御部は前記良否判定を行い、発行済み枚数を予め設定した所定枚数と比較しながらラベルを発行し、
    前記印字済み情報の不良判定が所定回数連続した場合に、後に続くラベルの印字を停止する一方、
    発行済み枚数が前記所定枚数よりも多い場合にのみ、
    前記印字済み情報が不良と判定されたラベルの枚数、及び、前記印字済み情報が不良と判定されたラベルが何枚目に印字されたラベルかの情報の少なくとも一方を含むエラーログを前記プリントヘッドによって前記ラベル連続体に印字又は表示装置に表示し、
    前記非連続モードにおいては、前記制御部は前記印字済み情報が不良と判定された場合に後に続くラベルの印字を停止し、前記エラーログの印字を行わない、
    ことを特徴とするラベル印字装置。
  2. 請求項1に記載のラベル印字装置であって、
    前記エラーログには、前記印字済み情報の不良の種別が含まれる、
    ことを特徴とするラベル印字装置。
  3. 複数のラベルが連続して配置されたラベル連続体のラベルに情報を印字するプリントヘッド及び前記ラベルに印字された印字済み情報を読み取るスキャナを備えたラベル印字装置のコンピュータが実行可能なプログラムであって、
    前記ラベル印刷装置は連続モードと非連続モードに切り替えることができ、
    前記連続モードにおいては、前記制御部が良否判定を行い、発行済み枚数を予め設定した所定枚数と比較しながらラベルを発行する手順と、
    前記印字済み情報の不良判定が所定回数連続した場合に、後に続くラベルの印字を停止する手順と、
    発行済み枚数が前記所定枚数よりも多い場合にのみ、
    前記印字済み情報が不良と判定されたラベルの枚数、及び、前記印字済み情報が不良と判定されたラベルが何枚目に印字されたラベルかの情報の少なくとも一方を含むエラーログを前記プリントヘッドによって前記ラベル連続体に印字又は表示装置に表示する手順を備え、
    前記非連続モードにおいては、前記制御部が前記印字済み情報が不良と判定された場合に後に続くラベルの印字を停止し、前記エラーログの印字を行わない、
    動作を前記コンピュータに実行させる、
    ことを特徴とするプログラム。
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