JP6555074B2 - 電動二輪車用の電力変換装置の冷却構造 - Google Patents

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Description

本発明は、電動二輪車用の電力変換装置の冷却構造に関する。
燃料電池とモータとの間に電力変換装置、具体的にはDC−DCコンバータを接続するとともに、モータの出力を後輪に伝達する燃料電池二輪車が知られている。
この従来の燃料電池二輪車は、後輪の左右いずれかの側方に配置されるDC−DCコンバータを備えている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−187587号公報
従来の燃料電池二輪車は、フレームを覆う外装の内側に、フレームとともにDC−DCコンバータを配置し、走行時に外装の内側を通過する走行風で燃料電池、DC−DCコンバータ、およびモータコントローラを冷却する。
しかしながら、従来の燃料電池二輪車は、DC−DCコンバータに設けられた放熱フィンが単に外装の内側を通過する走行風に晒されているのみであった。このような構成のDC−DCコンバータの冷却構造は、周囲に比べて空気抵抗が大きくなる放熱フィンの間に十分な量の空気を流動させることができず、むしろ放熱フィンを避けるようにしてDC−DCコンバータの周囲で空気を迂回させてしまい、冷却効率の低下を招いてしまう。
そこで、本発明は、外装の内側に配置される電力変換装置を効率良く、確実に冷却可能な電動二輪車用の電力変換装置の冷却構造を提案する。
前記の課題を解決するため本発明に係る電動二輪車用の電力変換装置の冷却構造は、前後方向に延びるフレームと、前記フレームに沿い、かつ前後方向寸法が上下方向寸法より長い電力変換装置と、前後方向に延びて前記フレームおよび前記電力変換装置を覆い隠し、かつ前記電力変換装置との間に冷却風を前後方向に沿って流通させる冷却風路を区画する外装と、を備え、前記外装は、前記電力変換装置の天面に近接して配置されるフットボードを有し、前記複数の放熱フィンは前記フットボードの内面に接近して最も上側に配置される第一放熱フィンと、最も下側に配置される第二放熱フィンと、を含み、
前記第一放熱フィン、および前記第二放熱フィンは、直線距離において他部の放熱フィンに比べて前記外装の内面により接近している。
本発明によれば、外装の内側に配置される電力変換装置を効率良く、確実に冷却可能な電動二輪車用の電力変換装置の冷却構造を提供できる。
本発明の実施形態に係る電力変換装置の冷却構造が適用される電動二輪車としての燃料電池二輪車の左側面図。 本発明の実施形態に係る電力変換装置の冷却構造が適用される電動二輪車としての燃料電池二輪車の外装等を外した状態を示す左側面図。 本発明の実施形態に係る電力変換装置の冷却構造が適用される電動二輪車としての燃料電池二輪車の外装等を外した状態を示す斜視図。 本発明の実施形態に係る電力変換装置の冷却構造の斜視図。 本発明の実施形態に係る電力変換装置の冷却構造の斜視図。 本発明の実施形態に係る電力変換装置の冷却構造の平面図。 本発明の実施形態に係る電力変換装置の冷却構造の右側面図。 本発明の実施形態に係る電力変換装置の冷却構造の正面図。 本発明の実施形態に係る電力変換装置の冷却構造の背面図。 本発明の実施形態に係る電力変換装置の冷却構造の断面図。 本発明の実施形態に係る電力変換装置の冷却構造の断面図。
以下、本発明に係る電動二輪車用の電力変換装置の冷却構造の実施の形態について、図1から図11を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電力変換装置の冷却構造が適用される電動二輪車としての燃料電池二輪車の左側面図である。
図2は、本発明の実施形態に係る電力変換装置の冷却構造が適用される電動二輪車としての燃料電池二輪車の外装等(カバーやシート)を外した状態を示す左側面図である。
図3は、本発明の実施形態に係る電力変換装置の冷却構造が適用される電動二輪車としての燃料電池二輪車の外装等(カバーやシート)を外した状態を示す斜視図である。
なお、本実施形態における前後上下左右の表現は、燃料電池二輪車1の搭乗者を基準にする。図1から図3中の実線矢印Fは燃料電池二輪車1の前方を表し、実線矢印Rは燃料電池二輪車1の後方を表している。
図1から図3に示すように、本実施形態に係る燃料電池二輪車1は、燃料電池2で発電し、この電力でモータ3を駆動させて走行する電動二輪車である。また、燃料電池二輪車1は、スクータ型の自動二輪車である。
燃料電池二輪車1は、前後に延びる車体5と、操舵輪としての前輪6と、前輪6を操舵自在に支えるステアリング機構7と、駆動輪としての後輪8と、後輪8を上下方向へ揺動自在に支えるスイングアーム9と、後輪8の駆動力を発生させるモータ3と、を備えている。
車体5は、車両の前後に延びるフレーム11と、フレーム11を覆う外装12と、フレーム11後半部の上方に配置されるシート13と、を備えている。
また、車体5は、燃料電池2と、燃料電池2で発電に使用される燃料としての水素の高圧ガスを貯蔵する燃料タンク15と、燃料電池2の電力を補助する二次電池16と、燃料電池2の出力電圧の調整と燃料電池2および二次電池16の電力の分配を制御する電力管理装置17と、電力管理装置17が出力する直流電力を三相交流電力に変換してモータ3へ出力し、モータ3を運転するインバータ18と、これらを統括的に管理する車両コントローラ19と、を備えている。
燃料電池二輪車1のパワートレインは、燃料電池2および二次電池16を有し、車両の走行状態、燃料電池2の発電状態、二次電池16の蓄電状態によって各電池の電力を適宜に使うシステムである。また、燃料電池二輪車1は、減速する際にモータ3で回生電力を発生させる。車両の電源である二次電池16および燃料電池2は、インバータ18に並列に接続されてモータ3へ電力を供給する。二次電池16は、燃料電池二輪車1が減速する際にモータ3で発生する回生電力および燃料電池2が発電する電力を蓄える。
フレーム11は、複数の鋼鉄製中空管を一体に組み合わせたものである。フレーム11は、前端上部に配置されるヘッドパイプ21と、ヘッドパイプ21の中央部から後ろ下がりに傾斜して延びる上部ダウンフレーム22と、ヘッドパイプ21の下方に配置され、後ろ下がりに傾斜して延びる下部ダウンフレーム23と、左右一対の下部フレーム24と、左右一対の上部フレーム25と、ピボット軸26と、上ブリッジフレーム27と、下ブリッジフレーム28と、ガードフレーム29と、搭載機器保護フレーム30と、を備えている。
ヘッドパイプ21は、ステアリング機構7を操舵自在、つまり車両の左右方向へ揺動自在に支持している。
左右一対の下部フレーム24は、下部ダウンフレーム23の左右に配置され、ヘッドパイプ21の下部に接続されている。また、左右一対の下部フレーム24は、ヘッドパイプ21との接続部分から下部ダウンフレーム23に沿って略平行に、かつ後ろ下がりに傾斜して延びる前側傾斜部分と、傾斜部分の下端で後方に向かって湾曲する前側の湾曲部分と、前側の湾曲部分の後端から略水平に車体5の後方へ向かって車体5の中央部分(車両の前後方向で中央部分)に達するまで直線状に延びる直線部分と、を有している。さらに、左右一対の下部フレーム24は、直線部分の後端部から後上方に向けて湾曲する後ろ側の湾曲部分と、この後ろ側の湾曲部分の上端部から後ろ上がりに傾斜して延びる後側傾斜部分を経て上部フレーム25に接続される上下フレーム接合部と、を有している。なお、左右の下部フレーム24の間隔は、上部フレーム25の間隔よりも広い。
また、左右それぞれの下部フレーム24は、前側の湾曲部分の外側に搭乗者が足を置くフットボード31を下方から支持するフットレストブラケット31aを備えている。
車体5の左側に配置される下部フレーム24は、サイドスタンドブラケット(図示省略)を備えている。サイドスタンドブラケット(図示省略)には、燃料電池二輪車1を左側へ傾けた状態で自立させるサイドスタンド(図示省略)が設けられている。サイドスタンドは、燃料電池二輪車1を自立させる起立位置と、走行の妨げとならないよう車体5に添う収納位置との間を揺動する。
左右一対の上部フレーム25は、車体5の前半部において下部フレーム24の前側の傾斜部分の上下方向の中央部に接続されている。左右一対の上部フレーム25は、下部フレーム24の前側の傾斜部分との接続部分から車体5の後方に向かって略水平に延びる水平部分と、左右一対の上部フレーム25の水平部分の後端であって、車体5の後半部、かつ後輪8の上方部分において後ろ上がりに大きく傾斜し、車体5の左右方向内側へ湾曲して後輪8の太さ(幅寸法)程度に接近する後端部と、を有している。
ピボット軸26は、車体5の後半部において左右の上部フレーム25間に架設されている。また、ピボット軸26は、上部フレーム25の下側、かつ上部フレーム25と下部フレーム24との合流部分(上下フレーム接合部)よりも後方であって、上部フレーム25の水平部分と下部フレーム24の後側傾斜部分とに接続されるブラケット26aに配置されている。
上ブリッジフレーム27は、左右の上部フレーム25の前端部に架設されている。上ブリッジフレーム27は、左右の上部フレーム25の間を実質的に車両の左右方向へ直線状に延びて、左右の上部フレーム25を連結している。
下ブリッジフレーム28は、左右の下部フレーム24の前側の屈曲部分に架設されている。下ブリッジフレーム28は、左右の下部フレーム24の間を実質的に車両の左右方向へ直線状に延びて、左右の下部フレーム24を連結している。
ガードフレーム29は、左右の下部フレーム24の後側の湾曲部分に架設されている。ガードフレーム29は、左右の下部フレーム24との接続部分から後下方に延びるとともに、フレーム11の内部空間を拡大するように後ろ下がりのU字形状に延びている。ガードフレーム29には、燃料電池二輪車1を直立状態で自立させるセンタースタンド33が設けられている。センタースタンド33は、燃料電池二輪車1を自立させる起立位置と、走行の妨げとならないよう車体5に添う収納位置との間を揺動する。
上部ダウンフレーム22は、ヘッドパイプ21と上ブリッジフレーム27との間に架設されている。
下部ダウンフレーム23は、左右の下部フレーム24の上部の間で実質的に車両の左右方向へ直線状に延びて架設されるヘッドパイプ近傍ブリッジフレーム34の車両の左右方向中央部に接続される上端部と、下ブリッジフレーム28の車両の左右方向中央部に接続される下端部とを有している。
搭載機器保護フレーム30は、上部フレーム25の後半部の上部に設けられている。搭載機器保護フレーム30は、燃料電池2を燃料電池二輪車1の車体に支持している。また、搭載機器保護フレーム30は、その一部を上部フレーム25に着脱できる。
シート13は、フレーム11の後半部上方を覆って前後に延びている。シート13はタンデム式であり、搭乗者を着座させる前半部13aと、同乗者を着座させる後半部13bとを一体的に備えている。また、シート13は、前半部13aと後半部13bとの間に傾斜部13cを備えている。
ここで、左右の上部フレーム25および左右の下部フレーム24で囲まれる空間をセンタートンネル領域35と呼び、上部フレーム25の後半部、外装12およびシート13で囲まれる空間を機器搭載領域36と呼び、センタートンネル領域35の後方かつ機器搭載領域36の下方の空間をタイヤハウス領域37と呼ぶ。
センタートンネル領域35は、燃料タンク15を収容している。本実施形態に係るスクータ型の燃料電池二輪車1では、センタートンネル領域35は、搭乗者が足を乗せる左右のフットボード31の間で、車両の前後方向に沿って配置され、フットボード31の足載せ領域を左右に分断するようにフットボード31から上方に隆起している。換言すると、センタートンネル領域35の左右には、足載せ領域となるフットボード31が配置され、左右のフットボード31の間に燃料タンク15が配置されている。
機器搭載領域36は、車体5の前側から順に二次電池16、電力管理装置17、燃料電池2を収容している。機器搭載領域36は、搭載機器保護フレーム30によって前端部、中央部、後端部、および中央部から後端部に渡る側部を保護されている。
搭載機器保護フレーム30は、機器搭載領域36を囲んで機器搭載領域36に搭載される機器を保護している。搭載機器保護フレーム30は、機器搭載領域36の前端部に配置されて左右の上部フレーム25の間で上に凸のアーチ状に架設される前保護フレーム30aと、機器搭載領域36の中央部であって、上部フレーム25と下部フレーム24との合流箇所よりも後ろ側に配置されて左右の上部フレーム25の間で上に凸のアーチ状に架設される中央保護フレーム30bと、機器搭載領域36の後端部に配置されて左右それぞれの上部フレーム25が内側に湾曲する部分に接続され、この湾曲部分から後ろ斜め上方へ延びる左右一対の後保護フレーム30cと、中央保護フレーム30bの左右それぞれから後方へ延びて後保護フレーム30cの上端部に接続され、さらに車体5の後端部へ到達する左右一対の側部保護フレーム30dと、左右の側部保護フレーム30dの後端部に架設されるブラケット30eと、を備えている。左右の上部フレーム25は、前保護フレーム30aの下端が接合される箇所で屈曲して車両の後方に向かって間隔を拡げ、中央保護フレーム30bの下端が接合される箇所で屈曲して車両の後方に延びている。このため、中央保護フレーム30bは、前保護フレーム30aよりも幅が広く、高さも高い。後保護フレーム30cおよび左右一対の側部保護フレーム30dは一体化されている。また、後保護フレーム30cおよび左右一対の側部保護フレーム30dは、中央保護フレーム30bおよび上部フレーム25に着脱自在に連結されて燃料電池2を支持している。
タイヤハウス領域37には後輪8が配置されている。
機器搭載領域36とタイヤハウス領域37との間には、それぞれの領域を分断する隔壁部材としてのリアフェンダ38が設けられている。
外装12は、車体5の前半部を覆うフロントレッグシールドカバー41と、車体5の中央上部に配置されてセンタートンネル領域35などの上部フレーム25の上方を覆うフロントフレームカバー42と、車体5の後半部に配置されて機器搭載領域36などの車体5の側面のうちシート13の下方部分を覆うフレームカバー43と、を備えている。
フレームカバー43は、シート13とともに機器搭載領域36を囲んでいる。機器搭載領域36は、シート13、フレームカバー43およびリアフェンダ38に囲まれる閉鎖的な空間である。機器搭載領域36は、フレームカバー43、もしくはリアフェンダ38の適宜の箇所に設けられる通気孔(図示省略)によって、燃料電池2への空気の流れを容易、かつ確実に制御し、また冷却が必要な装置へ冷却風としての空気の流れを容易、かつ確実に制御している。なお、機器搭載領域36は、各カバーの継ぎ目などから空気が入り込むことを許容する。
ステアリング機構7は、車体5の前方に配置されて、フレーム11のヘッドパイプ21を中心に左右方向へ揺動し前輪6の操舵を可能にする。ステアリング機構7は、頂部に設けられるハンドル45と、ハンドル45と前輪6とを連結し、若干後傾して上下に延びる左右一対のフロントフォーク46と、を備えている。左右のフロントフォーク46は、弾性的に伸縮自在なテレスコピック構造を備えている。左右のフロントフォーク46の下端部には、前輪6を回転自在に支持する車軸(図示省略)が架設されている。前輪6の上方には、フロントフェンダ47が配置されている。フロントフェンダ47は、左右のフロントフォーク46の間にあって、フロントフォーク46に固定されている。
前輪6は、左右のフロントフォーク46の下端部に架設されている車軸の周りに回転自在な従動輪である。
スイングアーム9は、車体5の左右へ延びている回転中心としてのピボット軸26の周りに上下方向へ揺動する。スイングアーム9は、車体5の左右で前後方向に延びる一対のアーム部の間に後輪8を回転自在に支持している。フレーム11とスイングアーム9との間には、リアサスペンション48が架設されている。リアサスペンション48の上端部は、上部フレーム25の後端部に揺動自在に支持されている。リアサスペンション48の下端部は、スイングアーム9の後端部に揺動自在に取り付けられている。リアサスペンション48は、スイングアーム9の揺動を緩衝する。
またスイングアーム9は、後輪8を回転駆動させるモータ3と、燃料電池2から供給される直流電力を交流電力に変換してモータ3へ供給するインバータ18と、を収容している。
モータ3は、燃料電池2または二次電池16から供給される電力によって後輪8を回転駆動させる。モータ3は、スイングアーム9の後部に収容されて、後輪8の車軸と同軸に配置されている。モータ3はスイングアーム9に一体的に組み付けられてユニットスイング式スイングアームを構成している。
インバータ18は、スイングアーム9の前部に収容されて、ピボット軸26とモータ3との間に配置されている。
後輪8は、モータ3から駆動力が伝達される車軸(図示省略)によって支えられる駆動輪である。
燃料電池2は、燃料と酸化剤とを反応させて発電する。燃料電池2は、燃料として高圧ガス、例えば水素ガスを使用し、酸化剤として空気中の酸素を使用して発電し、空気を用いて冷却する空冷式燃料電池システムである。
燃料電池2は、機器搭載領域36の後半側に配置されている。さらに具体的には、燃料電池2は、シート13の前半部13aと後半部13bとの間の傾斜部から後半部13bの下方に渡って配置されている。つまり、車両の側面視で、燃料電池2は、同乗者を着座させるシート13の後半部13bと後輪8やスイングアーム9との間に配置されている。
燃料電池2は、車体5の前後方向に延びる長辺を有する直方体形状であって、吸気口2aが配置される正面を前斜め下方へ向け、排気口2bが配置される背面を後ろ斜め上方へ向ける姿勢で機器搭載領域36に配置されている。つまり、燃料電池2は、前方側が後方側よりも下方に位置する前傾姿勢でフレーム11に固定されている。詳細には、燃料電池2の上部は搭載機器保護フレーム30に固定され、燃料電池2の下部は上部フレーム25に固定されている。
燃料電池2は、正面側から背面側へ向かって連結される扁平な複数のモジュールを含んでいる。具体的には、燃料電池2は、正面側から順に積層状態に重ねられて連結されるフィルタ(図示省略)、吸気シャッタ(図示省略)、燃料電池スタック(図示省略)、ファン(図示省略)、排気シャッタ(図示省略)を有している。燃料電池2の天面には、燃料電池用制御部(図示省略)が設けられている。
吸気シャッタは、開閉自在な空気の吸気口2aを有し、吸気口2aを開閉して燃料電池スタックへの空気の導入量を制御することができるとともに、吸気口2aを閉じて燃料電池2内で空気を循環させる循環経路を形成することができる。排気シャッタは、開閉自在な空気の排気口2bを有し、排気口2bを閉じて燃料電池2内で空気を循環させる循環経路を形成することができる。換言すると、燃料電池2は、正面に開閉可能な吸気口2aを有し、背面に開閉可能な排気口2bを有し、吸気口2aと排気口2bを閉じることで燃料電池2内の空気を循環させることができる。
燃料電池スタックは、吸気口から吸い込まれる空気に含まれる酸素と燃料タンク15から供給される水素とを電気化学反応させて発電し、発電後に湿潤な余剰ガスを生成する。
ファンは、機器搭載領域36内の空気を吸気口から燃料電池2内に吸い込むための吸込負圧を発生させる一方で、燃料電池スタックから余剰ガスを吸い出して排気口から排気する。ファンが流動させる空気の流れは、燃料電池スタックで発電に用いられる他に、燃料電池2の冷却に利用される。
燃料電池2の後方には、排気ダクト52が設けられている。燃料電池2のファンは、余剰ガスを燃料電池スタックから吸い出して排気ダクト52へ排気する。排気ダクト52の前端部は、燃料電池2の箱体(詳細には、排気シャッタの枠体)に気密に接続されている。排気ダクト52は、車体5の後端で後下方と後上方に向かって開口される排気口52aを有している。排気ダクト52は、燃料電池2のファンから吐出される排気(余剰ガス)を、排気口52aへ導いて車体5の後方へ排出する。
排気ダクト52の排気口52aは、燃料電池2の排気面(背面)よりも上方であって、望ましくは排気ダクト52の後方上端部に配置されている。詳細には、燃料電池2の排気口よりも高い位置に排気口52aの上縁部が配置されている。排気ダクト52は、燃料電池2の排気面(背面)よりも上方に配置される排気口52aを有することによって、未反応の水素ガスを含む湿潤な余剰ガスを排気口52aに導いて車体5から確実に排気することができる。
燃料タンク15は高圧圧縮水素貯蔵システムである。燃料タンク15は、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製の、あるいはアルミライナ製複合容器である圧力容器55と、燃料充填口56を有する燃料充填用継手57と、燃料充填元弁58と、遮断弁(図示省略)とレギュレータ(図示省略)とを一体的に有する燃料供給元弁59と、を備えている。
圧力容器55は、燃料電池2の燃料としての水素ガスを貯蔵するアルミライナ製複合容器である。燃料タンク15は、例えば約70MPaの水素ガスを貯蔵する。圧力容器55は、円筒形状の胴部と、胴部の前後の端面にドーム状の鏡板と、を有している。圧力容器55は、円筒胴の中心線を車体5の前後方向へ沿わせてセンタートンネル領域35内に配置されている。圧力容器55は、一対の上部フレーム25、一対の下部フレーム24、下ブリッジフレーム28、およびガードフレーム29に周囲を囲まれて、燃料電池二輪車1の転倒や衝突による負荷に対して堅牢に保護されている。
また、圧力容器55は、車体5の一方側の側部に配置される上部フレーム25、例えば車体5の右側に配置される上部フレーム25と、車体5の他方側の側部に配置される下部フレーム24、例えば車体5の左側に配置される下部フレーム24との間に架設されるクランプバンド61によってセンタートンネル領域35に支持されている。詳細には、圧力容器55は、右側の上部フレーム25と左側の下部フレーム24との間に架設される下クランプバンド(クランプバンド61の下半部)に載置され、上クランプバンド(クランプバンド61の上半部)で締め付け挟持されている。なお、クランプバンド61は、車体5の左側に配置される上部フレーム25と、車体5の右側に配置される下部フレーム24との間に架設されていても良い。
燃料充填用継手57は、センタートンネル領域35の外側、詳しくは後ろ上方であって、機器搭載領域36の前端部に配置されている。燃料充填用継手57は、二次電池16よりも上方、あるいは真上に配置されている。燃料充填用継手57は、搭載機器保護フレーム30の前保護フレーム30aの上部と中央保護フレーム30bの上部との間に架設される継手用ブラケット30fに固定されている。燃料充填用継手57は、燃料充填時に設備側の継手を車体の上方、かつ左側から差し込めるよう、車体5の上方、かつやや左側に向かって延びている。燃料充填用継手57は、シート13の前端部に設けられる燃料充填口用リッド62によって覆い隠されている。燃料充填口用リッド62は、ヒンジ機構(図示省略)を介してシート13に支持されており、揺動することで開閉できる。燃料充填用継手57は、燃料としての水素の高圧ガスを燃料タンク15に導き入れる入口としての燃料充填口56を有している。
燃料充填口56は、燃料充填用継手57の頂部に配置されている。また、燃料充填口56は、車体5の左上方を向いている。燃料タンク15に燃料を充填する際、燃料充填口用リッド62を開放した状態において、燃料充填口56の上方は、雰囲気に開放されている。したがって、高圧ガス(燃料、水素ガス)を燃料タンク15に充填する際、仮に高圧ガス(燃料、水素ガス)が漏洩しても、漏洩燃料は滞留することなく燃料電池二輪車1の上方へ拡散する。
燃料充填元弁58および燃料供給元弁59は、一体化されて圧力容器55の後方側の鏡板の頂部に設けられているタンクバルブ63に内蔵されている。燃料供給元弁59の遮断弁は、電磁弁を用いた開閉弁である。タンクバルブ63は、ガードフレーム29で囲まれた空間に配置されている。
二次電池16は、箱状のリチウムイオン電池である。二次電池16は、機器搭載領域36の前端部であって、圧力容器55の後半部、つまり円筒胴の後半部、および後方側の鏡板とシート13の前半部13aとの間に配置されている。
なお、燃料電池二輪車1は、二次電池16の他に、メータ類(図示省略)、ランプ類(図示省略)用の電源として、例えば12V系の電力を供給する第2二次電池(図示省略)を備えている。第2二次電池は、ヘッドパイプ21の周囲、例えば、ヘッドパイプ21の右側の側方に配置されている。
また、仮に燃料充填口56から燃料としての水素ガスが漏洩しても、空気より軽い水素ガスは上昇して、車内に滞留することなく車外に拡散する。また、仮に燃料充填元弁58または燃料供給元弁59から燃料としての水素ガスが漏洩しても、水素ガスはタイヤハウス領域37に向かって移動して、車内に滞留することなく車外に拡散する。
電力管理装置17は、機器搭載領域36内で二次電池16と燃料電池2との間に配置され、フレーム11に固定されている。なお、電力管理装置17は二次電池16と同じ防水ケース内に配置されていても良い。
燃料電池二輪車1は、二次電池16、電力管理装置17、および燃料電池2を上述のように配置することによって、電気的な接続関係が隣り合う装置を極力近接する位置に配置することが可能であり、装置間の配線長を短く、配線に係る重量を軽くすることができる。
車両コントローラ19は、燃料電池二輪車1内で比較的に高所となるヘッドパイプ21の周囲、例えば、12V系の電力を供給する第2二次電池の反対側にあたるヘッドパイプ21の左側の側方に配置されている。
次いで、燃料電池二輪車1の電力変換装置の冷却構造について詳しく説明する。
図4および図5は、本発明の実施形態に係る電力変換装置の冷却構造の斜視図である。
図6は、本発明の実施形態に係る電力変換装置の冷却構造の平面図である。
図7は、本発明の実施形態に係る電力変換装置の冷却構造の右側面図である。
なお、図7は、外装12を取り外した状態を図示している。
図4から図7に示すように、本実施形態に係る燃料電池二輪車1の電力変換装置69の冷却構造71は、前後方向に延びるフレーム11と、フレーム11に沿って前後方向に長い電力変換装置69と、前後方向に延びてフレーム11および電力変換装置69を覆い隠す外装12と、を備えている。
電力変換装置69は、例えばDC−DCコンバータである。電力変換装置69の入力側は、燃料電池2に電気的に接続されている。電力変換装置69の出力側は、二次電池16に接続されている。電力変換装置69は、燃料電池2から供給される直流電力を48V系の直流電力に変換して出力する。
また、電力変換装置69は、燃料タンク15のいずれかの側方、具体的には右側方に配置されている。電力変換装置69は、燃料タンク15の圧力容器55と同程度の長さを有し、前端部と後端部とのそれぞれを圧力容器55の前端部と後端部とのそれぞれに、ほぼ揃えて車体5の前後方向に延びている。電力変換装置69の前端は、フレーム11の下ブリッジフレーム28より後方に配置され、電力変換装置69の後端は、左右の下部フレーム24の後ろ側の傾斜部に架設されて燃料タンク15の燃料充填元弁58および燃料供給元弁59(タンクバルブ63)を囲むバルブ保護フレーム73の後端よりも前側に配置されている。電力変換装置69の前端部は、下部フレーム24の前側の傾斜部分に締結部材(図示省略)で固定されている。電力変換装置69の後端部は、下部フレーム24の後側傾斜部分に締結部材(図示省略)で固定されている。電力変換装置69は、前端部と後端部とのそれぞれを下部フレーム24に固定することによって、下部フレーム24に熱を伝えて放熱できるとともに、下部フレーム24の前側の傾斜部分と後側傾斜部分とを連結して補強している。
さらに、電力変換装置69は、細長い直方体状の筐体を有している。電力変換装置69は、下部フレーム24の最下部よりも高い位置に配置されている。電力変換装置69の左側面は、フレーム11のうち右側の上部フレーム25と右側の下部フレーム24との間に挟まれる空間、つまりセンタートンネル領域35に侵入して圧力容器55を臨んでいる。電力変換装置69の右側面は、外装12の内面を臨んでいる。電力変換装置69の天面は、右側の上部フレーム25を臨んでいる。電力変換装置69の底面は、右側の下部フレーム24を臨んでいる。
電力変換装置69の右側面、つまり外装12を臨む面には、複数の放熱フィン75が設けられている。複数の放熱フィン75は、上下方向に並んで前後方向に延びている。また、複数の放熱フィン75は、外装12のフットボード31に沿って若干後ろ上がりに傾斜している。
電力変換装置69に接続される電力線77、具体的には電力変換装置69と二次電池16とを接続する電力線77は、電力変換装置69の前端部から右側の下ブリッジフレーム28の前方を迂回して配線されている。電力変換装置69の後端部には、燃料電池2と接続する電力線が上方に向けて取り付けられている。
外装12は、フットボード31と、フットボード31の下方に設けられるフットボードロアカバー81と、電力変換装置69の正面を覆うロアレッグシールドカバー82と、ロアレッグシールドカバー82の下端部に連接してフレーム11の底部ごと電力変換装置69を覆うアンダーカバー83と、アンダーカバー83の後方に設けられて電力変換装置69を覆うリアロアフェンダーカバー84と、を含んでいる。
フットボード31は、フロントフレームカバー42およびフレームカバー43の下端部に連接してライダーおよび同乗者が足を載せることのできる適宜の高さと幅とを有している。
フットボードロアカバー81は、フットボード31の外縁部に沿って前後に延びている。
ロアレッグシールドカバー82は、フロントレッグシールドカバー41の下端部に連接され、車体5の正面の下端部を覆っている。ロアレッグシールドカバー82は、車体5の正面視においてU字状に拡がって、フレーム11の下部フレーム24と下ブリッジフレーム28を覆っている。
アンダーカバー83は、燃料タンク15、左右の下部フレーム24、および電力変換装置69を下側から覆っている。
リアロアフェンダーカバー84は、フレームカバー43の下方に、左右一対に設けられてタイヤハウス領域37の前端部に配置され、ピボット軸26に支えられるスイングアーム9の前端部を左右から挟んで保護している。
また、外装12は、シート13の下方、具体的にはシート13の前端部の略真下に凹部85を備えている。凹部85は、外装12の一部、具体的にはフットボード31およびフットボードロアカバー81に設けられて、車体5の中央側へ凹没している。凹部85は、ライダーが車両を停止させる際、あるいは搭乗する際の足付性を高めている。
なお、電力変換装置69は、燃料タンク15の左側方に配置されていてもよい。この場合、フレーム11、外装12、および電力変換装置69の左右の関係性は逆転する。
図8は、本発明の実施形態に係る電力変換装置の冷却構造の正面図である。
図9は、本発明の実施形態に係る電力変換装置の冷却構造の背面図である。
図10および図11は、本発明の実施形態に係る電力変換装置の冷却構造の断面図である。
なお、図11は凹部85における断面図であり、図10は凹部85以外の一般部における断面図である。
図8から図11に示すように、本実施形態に係る冷却構造71の外装12は、前後方向に延びてフレーム11および電力変換装置69を覆い隠し、かつ電力変換装置69との間に冷却風を前後方向に沿って流通させる冷却風路87を区画している。
冷却風路87は、外装12の内面、具体的にはロアレッグシールドカバー82、アンダーカバー83、およびリアロアフェンダーカバー84の内面、および電力変換装置69の右側面によって区画される空間であって、前後方向へダクト状に延びている。冷却風路87は、平面状の電力変換装置69の右側面に対して車体5の外側へ向かって膨出する外装12によって区画されているが、これに限られず、車体5の中央側、もしくは燃料タンク15側へ凹没する右側面を有する電力変換装置69と平坦な外装12とを組み合わせて冷却風路87を区画しても良い。
また、外装12は、冷却風路87の前端に設けられて冷却風路87に走行風を流入させる導風口88を有している。導風口88は、ロアレッグシールドカバー82に設けられて電力変換装置69の正面に配置されている。また、導風口88は、車両の正面視において前輪6の側方に配置されていて、車両の正面に向かって開口している。導風口88は、車両の正面視においてフロントフォーク46を避けるように車両の中央側へ入り込む三角形状の開口である。導風口88には、メッシュフィルタ89が設けられている。メッシュフィルタ89は、木の葉のような異物が冷却風路87に入り込むことを防いでいる。導風口88の裏側には、電力変換装置69の前端部が、導風口88に向かって延び、導風口88に接近して配置されている。電力変換装置69の前端部は、導風口88から入り込む走行風を冷却風路87(外装12と電力変換装置69の間の空間)へ導く。また、電力変換装置69の前端部には、電力線77が接続されている。
さらに、外装12は、冷却風路87の後端に設けられて車両の後方を臨み、冷却風路87から空気を流出させる排風口91を有している。排風口91は、リアロアフェンダーカバー84に設けられて電力変換装置69の背面に配置されている。また、排風口91は、車両の背面視において後輪8の側方に配置されていて、車両の背面(後方)に向かって開口し、走行にともなって車両の側方を通過する風の流れで冷却風路87内の空気を吸い出す。排風口91は、車両の背面視においてスイングアーム9を避けている。放熱フィン75は、車両の背面視において排風口91内に配置されている。
電力変換装置69は、冷却風路87内で前後方向に向かって延び、かつ外装12の内面に向かって突出する複数の放熱フィン75を備えている。放熱フィン75は、電力変換装置69の筐体に一体成形されていても良いし、別部品を熱的に接続したものであっても良い。
複数の放熱フィン75の一部(放熱フィン75a)は、他部の放熱フィン75bに比べて外装12の内面により接近している。複数の放熱フィン75の一部、つまり放熱フィン75aは、最も上側に配置されている放熱フィン95と、最も下側に配置されている放熱フィン96と、を含んでいる。
換言すると、一部の放熱フィン75aは、他部の放熱フィン75bよりも外装12の内面に近く、他部の放熱フィン75bは、一部の放熱フィン75aに比べて外装12の内面から遠く、より大きい隙間を隔てている。この他部の放熱フィン75bと外装12との間の隙間は、冷却風路87の一部であって空気を放熱フィン75へ案内するダクトの役割を果たしている。他方、一部の放熱フィン75aは、他部の放熱フィン75bよりも外装12の内面に近く、好ましくは接触しない程度に接近して外装12と放熱フィン75との隙間から冷却風路87の外側へ走行風が漏れ出ることを防いでいる。なお、一部の放熱フィン75aと外装12の内面とを近接させる態様は、一部の放熱フィン75aを他部の放熱フィン75bよりも長く突出させることによっても良いし、放熱フィン75を一様に突出させ、外装12側を膨出させて一部の放熱フィン75aのみを外装12に近接させるようにしてあっても良いし、両方の態様を組み合わせた中庸なものであっても良い。
また、電力変換装置69の天面には外装12のフットボード31が近接して配置され、外装12と電力変換装置69との隙間が狭められており、走行風の漏洩がより防がれている。
そして、外装12の凹部85は、冷却風路87の断面積を部分的に狭めている。複数の放熱フィン75は、凹部85に沿って突出長さが短縮されている。この凹部85は、放熱フィン75の先端に接近させて冷却風の通路の断面積を部分的に縮小させることで、当該箇所の風速を上げ、放熱フィン75の熱交換を促進させ、電力変換装置69の冷却性能を高めている。なお、凹部85は、凹部85の前後における放熱フィン75の先端を結ぶ仮想線よりも電力変換装置69に近い側に入り込み、冷却風路87内を流れる空気を強制的に放熱フィン75のうち突出長さが短縮されている領域に流し込んで冷却性能を向上させても良い。つまり、外装12の凹部85は、停車時などにおけるライダーの足付性と、電力変換装置69の冷却性能とを同時に高めている。なお、電力変換装置69について、特に発熱の大きい回路を凹部85の近傍に配置することによって、当該回路をより効率的に冷却することもできる。
本実施形態に係る燃料電池二輪車1の電力変換装置69の冷却構造71は、複数の放熱フィン75の一部を、他部の放熱フィン75に比べて外装12の内面により接近させて配置することによって、走行風の流れ方向を制御して放熱フィン75へ導き、また、走行風を放熱フィン75に沿わせて円滑に流通させて電力変換装置69を効率的に冷却することができる。
また、本実施形態に係る燃料電池二輪車1の電力変換装置69の冷却構造71は、外装12および電力変換装置69によってダクト状の冷却風路87を区画できるので、電力変換装置69を冷却するために余分な部品を必要とせず、部品点数を抑制しつつ電力変換装置69の冷却効率を高めることができる。
さらに、本実施形態に係る燃料電池二輪車1の電力変換装置69の冷却構造71は、複数の放熱フィン75の一部(放熱フィン75a)に、最も上側に配置されている放熱フィン95と下側に配置されている放熱フィン96とを含めることによって、冷却風路87から走行風が漏れ出ることを抑制して、冷却風路87における走行風の風量を損なうことなく電力変換装置69をより確実に冷却できる。
さらにまた、本実施形態に係る燃料電池二輪車1の電力変換装置69の冷却構造71は、凹部85を備えることによって、冷却風路87内に流速の高い部分を生じさせ、当該箇所における冷却効率を高め、例えば電力変換装置69内で発熱量の大きい回路を集中的に冷却し、かつ車両の足付性をも高めることができる。
したがって、本発明に係る燃料電池二輪車1の電力変換装置69の冷却構造71によれば、外装12の内側に配置される電力変換装置69を効率良く、確実に冷却することができる。
1…燃料電池二輪車、2…燃料電池、2a…吸気口、2b…排気口、3…モータ、5…車体、6…前輪、7…ステアリング機構、8…後輪、9…スイングアーム、11…フレーム、12…外装、13…シート、13a…前方部、13b…後方部、13c…傾斜部、15…燃料タンク、16…二次電池、17…電力管理装置、18…インバータ、19…車両コントローラ、21…ヘッドパイプ、22…上部ダウンフレーム、23…下部ダウンフレーム、24…下部フレーム、25…上部フレーム、26…ピボット軸、26a…ブラケット、27…上ブリッジフレーム、28…下ブリッジフレーム、29…ガードフレーム、30…搭載機器保護フレーム、30a…前保護フレーム、30b…中央保護フレーム、30c…後保護フレーム、30d…側部保護フレーム、30e…ブラケット、30f…継手用ブラケット、31…フットボード、31a…フットレストブラケット、33…センタースタンド、34…ヘッドパイプ近傍ブリッジフレーム、35…センタートンネル領域、36…機器搭載領域、37…タイヤハウス領域、38…リアフェンダ、41…フロントレッグシールドカバー、42…フロントフレームカバー、43…フレームカバー、45…ハンドル、46…フロントフォーク、47…フロントフェンダ、48…リアサスペンション、52…排気ダクト、52a…排気口、55…圧力容器、56…燃料充填口、57…燃料充填用継手、58…燃料充填元弁、59…燃料供給元弁、61…クランプバンド、62…燃料充填口用リッド、63…タンクバルブ、69…電力変換装置、71…冷却構造、73…バルブ保護フレーム、75、75a、75b…放熱フィン、77…電力線、81…フットボードロアカバー、82…ロアレッグシールドカバー、83…アンダーカバー、84…リアロアフェンダーカバー、85…凹部、87…冷却風路、88…導風口、89…メッシュフィルタ、91…排風口、95、96…放熱フィン。

Claims (3)

  1. 前後方向に延びるフレームと、
    前記フレームに沿い、かつ前後方向寸法が上下方向寸法より長い電力変換装置と、
    前後方向に延びて前記フレームおよび前記電力変換装置を覆い隠し、かつ前記電力変換装置との間に冷却風を前後方向に沿って流通させる冷却風路を区画する外装と、を備え、
    前記外装は、前記電力変換装置の天面に近接して配置されるフットボードを有し、
    前記電力変換装置は、前記冷却風路内で前後方向に向かって延び、かつ前記外装の内面に向かって突出する複数の放熱フィンを有し、
    前記複数の放熱フィンは前記フットボードの内面に接近して最も上側に配置される第一放熱フィンと、最も下側に配置される第二放熱フィンと、を含み、
    前記第一放熱フィン、および前記第二放熱フィンは、直線距離において他部の放熱フィンに比べて前記外装の内面により接近している電動二輪車用の電力変換装置の冷却構造。
  2. 前記外装は、前記冷却風路の前端に設けられて前記冷却風路に走行風を流入させる導風口を有し、
    前記導風口は、前記電力変換装置の正面に配置され、
    前記電力変換装置の前端部は、前記導風口に向かって延び、前記導風口に接近して配置されている請求項1に記載の電動二輪車用の電力変換装置の冷却構造。
  3. 前記外装は、前記冷却風路の断面積を部分的に狭める凹部を備え、
    前記複数の放熱フィンは、前記凹部に沿って突出長さが短縮されている請求項1または2に記載の電動二輪車用の電力変換装置の冷却構造。
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