JP2002187587A - 電動二輪車のdc/dcコンバータ配置構造 - Google Patents
電動二輪車のdc/dcコンバータ配置構造Info
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K2202/00—Motorised scooters
-
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- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スペースを有効利用してDC/DCコンバー
タを合理的に配置することができる電動二輪車のDC/
DCコンバータ配置構造を提供すること。 【構成】 燃料電池2とこれを電源とする駆動モータ1
との間にDC/DCコンバータ5を接続するとともに、
前記駆動モータ1の出力を伝動ユニット(動力伝達手
段)58を介して後輪(車輪)68に伝達する電動二輪
車50において、前記後輪68の両側の側方スペースの
少なくとも一方に前記DC/DCコンバータ5を配置す
る。本発明によれば、後輪68の両側の側方スペースの
少なくとも一方を有効に利用してDC/DCコンバータ
5を配置したため、該DC/DCコンバータ5の電動二
輪車50への合理的な配置が可能となる。
タを合理的に配置することができる電動二輪車のDC/
DCコンバータ配置構造を提供すること。 【構成】 燃料電池2とこれを電源とする駆動モータ1
との間にDC/DCコンバータ5を接続するとともに、
前記駆動モータ1の出力を伝動ユニット(動力伝達手
段)58を介して後輪(車輪)68に伝達する電動二輪
車50において、前記後輪68の両側の側方スペースの
少なくとも一方に前記DC/DCコンバータ5を配置す
る。本発明によれば、後輪68の両側の側方スペースの
少なくとも一方を有効に利用してDC/DCコンバータ
5を配置したため、該DC/DCコンバータ5の電動二
輪車50への合理的な配置が可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動二輪車に搭載
された燃料電池とこれを電源とする駆動モータとの間に
接続されたDC/DCコンバータの配置構造に関する。
された燃料電池とこれを電源とする駆動モータとの間に
接続されたDC/DCコンバータの配置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の低公害化のために駆動源として電
動モータを使用し、定速走行時及び加速等の高出力時に
電動モータに効率良く安定して電力供給を行うために電
源として定速用と高出力用の電池を組み合わせて用いる
ハイブリッド駆動方式の主に四輪者の電動車両が開発さ
れている。ここで、定速用の電源としては燃料電池が使
用され、高出力用の電源としては鉛蓄電池等の蓄電式の
二次電池(バッテリ)が使用されている。
動モータを使用し、定速走行時及び加速等の高出力時に
電動モータに効率良く安定して電力供給を行うために電
源として定速用と高出力用の電池を組み合わせて用いる
ハイブリッド駆動方式の主に四輪者の電動車両が開発さ
れている。ここで、定速用の電源としては燃料電池が使
用され、高出力用の電源としては鉛蓄電池等の蓄電式の
二次電池(バッテリ)が使用されている。
【0003】ところで、電源として燃料電池を搭載する
電動車両においては、燃料電池と電動モータとの間にD
C/DCコンバータを接続し、燃料電池の発電状態よっ
て出力電圧が変化してもDC/DCコンバータからの出
力電圧を所望の値に設定することが考えられる。
電動車両においては、燃料電池と電動モータとの間にD
C/DCコンバータを接続し、燃料電池の発電状態よっ
て出力電圧が変化してもDC/DCコンバータからの出
力電圧を所望の値に設定することが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、DC/
DCコンバータは構造が複雑で大型であるために大きな
設置スペースを要し、電動四輪車に比べて特に設置スペ
ースに制約を伴う電動二輪車への搭載には困難を伴って
いた。
DCコンバータは構造が複雑で大型であるために大きな
設置スペースを要し、電動四輪車に比べて特に設置スペ
ースに制約を伴う電動二輪車への搭載には困難を伴って
いた。
【0005】従って、本発明の目的とする処は、スペー
スを有効利用してDC/DCコンバータを合理的に配置
することができる電動二輪車のDC/DCコンバータ配
置構造を提供することにある。
スを有効利用してDC/DCコンバータを合理的に配置
することができる電動二輪車のDC/DCコンバータ配
置構造を提供することにある。
【0006】又、DC/DCコンバータは電圧変換時に
発熱し、高温になると効率が低下するという問題があ
る。
発熱し、高温になると効率が低下するという問題があ
る。
【0007】従って、本発明の目的とする処は、DC/
DCコンバータを効率的に冷却してその効率低下を防ぐ
ようにした電動二輪車のDC/DCコンバータ配置構造
を提供することにある。
DCコンバータを効率的に冷却してその効率低下を防ぐ
ようにした電動二輪車のDC/DCコンバータ配置構造
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、燃料電池とこれを電源とす
る駆動モータとの間にDC/DCコンバータを接続する
とともに、前記駆動モータの出力を動力伝達手段を介し
て車輪に伝達する電動二輪車において、前記車輪の両側
の側方スペースの少なくとも一方に前記DC/DCコン
バータを配置したことを特徴とする。
め、請求項1記載の発明は、燃料電池とこれを電源とす
る駆動モータとの間にDC/DCコンバータを接続する
とともに、前記駆動モータの出力を動力伝達手段を介し
て車輪に伝達する電動二輪車において、前記車輪の両側
の側方スペースの少なくとも一方に前記DC/DCコン
バータを配置したことを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記駆動モータを車体の前後方向中央部に
配置し、前記動力伝達手段を車体両側の側方スペースの
一方に配置するとともに、該動力伝達手段が配置される
側とは反対側の側方スペースに前記DC/DCコンバー
タを配置したことを特徴とする。
明において、前記駆動モータを車体の前後方向中央部に
配置し、前記動力伝達手段を車体両側の側方スペースの
一方に配置するとともに、該動力伝達手段が配置される
側とは反対側の側方スペースに前記DC/DCコンバー
タを配置したことを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記車輪の両側の側方スペースに前記DC
/DCコンバータを配置したことを特徴とする。
明において、前記車輪の両側の側方スペースに前記DC
/DCコンバータを配置したことを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の発明において、前記DC/DCコンバータをこ
れに形成された冷却フィンが車輪側に向くよう配置した
ことを特徴とする。
3記載の発明において、前記DC/DCコンバータをこ
れに形成された冷却フィンが車輪側に向くよう配置した
ことを特徴とする。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の発明において、前記DC/DCコンバータをこ
れに形成された冷却フィンが反車輪側に向くよう配置し
たことを特徴とする。
3記載の発明において、前記DC/DCコンバータをこ
れに形成された冷却フィンが反車輪側に向くよう配置し
たことを特徴とする。
【0013】従って、請求項1記載の発明によれば、車
輪の両側の側方スペースの少なくとも一方を有効に利用
してDC/DCコンバータを配置したため、該DC/D
Cコンバータの電動二輪車への合理的な配置が可能とな
る。
輪の両側の側方スペースの少なくとも一方を有効に利用
してDC/DCコンバータを配置したため、該DC/D
Cコンバータの電動二輪車への合理的な配置が可能とな
る。
【0014】請求項2記載の発明によれば、駆動モータ
を車体の前後方向中央部に配置し、動力伝達手段を車体
両側の側方スペースの一方に配置するとともに、該動力
伝達手段が配置される側とは反対側の側方スペースにD
C/DCコンバータを配置したため、車体の前後及び左
右の重量バランスが良好に保たれて電動二輪車の走行安
定性が高められる。
を車体の前後方向中央部に配置し、動力伝達手段を車体
両側の側方スペースの一方に配置するとともに、該動力
伝達手段が配置される側とは反対側の側方スペースにD
C/DCコンバータを配置したため、車体の前後及び左
右の重量バランスが良好に保たれて電動二輪車の走行安
定性が高められる。
【0015】請求項3記載の発明によれば、DC/DC
コンバータを車輪の両側の側方スペースに配置したた
め、該DC/DCコンバータの電動二輪車への合理的な
配置が可能となるとともに、車体の左右の重量バランス
が良好に保たれて電動二輪車の走行安定性が高められ
る。
コンバータを車輪の両側の側方スペースに配置したた
め、該DC/DCコンバータの電動二輪車への合理的な
配置が可能となるとともに、車体の左右の重量バランス
が良好に保たれて電動二輪車の走行安定性が高められ
る。
【0016】請求項4記載の発明によれば、冷却フィン
によってDC/DCコンバータが効率的に冷却されると
ともに、冷却フィンが車輪側に向くため、DC/DCコ
ンバータが過熱するような場合であっても冷却フィンカ
バーが不要となる。
によってDC/DCコンバータが効率的に冷却されると
ともに、冷却フィンが車輪側に向くため、DC/DCコ
ンバータが過熱するような場合であっても冷却フィンカ
バーが不要となる。
【0017】請求項5記載の発明によれば、冷却フィン
によってDC/DCコンバータが効率的に冷却されると
ともに、冷却フィンが反車輪側に向くため、冷却フィン
に泥が付着してその冷却性能が低下することがない。
によってDC/DCコンバータが効率的に冷却されると
ともに、冷却フィンが反車輪側に向くため、冷却フィン
に泥が付着してその冷却性能が低下することがない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【0019】<実施の形態1>図1は本発明の実施の形
態1を示す電動二輪車の平面図、図2は同電動二輪車の
側面図、図3は図2のA−A線断面図、図4は図2のB
−B線断面図、図5は図2のC−C線断面図、図6はD
C/DCコンバータの構成図である。
態1を示す電動二輪車の平面図、図2は同電動二輪車の
側面図、図3は図2のA−A線断面図、図4は図2のB
−B線断面図、図5は図2のC−C線断面図、図6はD
C/DCコンバータの構成図である。
【0020】本実施の形態に係る電動二輪車50は、ハ
イブリッド駆動方式を採用するものであって、定速走行
時及び加速等の高出力時に駆動モータ(電動モータ)1
に効率良く安定して電力供給を行うために電源として定
速用の燃料電池2と高出力用の二次電池(バッテリ)3
を組み合わせて使用するものである。
イブリッド駆動方式を採用するものであって、定速走行
時及び加速等の高出力時に駆動モータ(電動モータ)1
に効率良く安定して電力供給を行うために電源として定
速用の燃料電池2と高出力用の二次電池(バッテリ)3
を組み合わせて使用するものである。
【0021】図1及び図2において、51は車体前方上
部に位置するヘッドパイプであり、該ヘッドパイプ51
内に回動自在に挿通するステアリング軸52の上端には
ハンドル53が結着されている。そして、ステアリング
軸52の下端にはフロントフォーク54が取り付けら
れ、該フロントフォーク54の下端部には前輪55が回
転自在に軸支されている。
部に位置するヘッドパイプであり、該ヘッドパイプ51
内に回動自在に挿通するステアリング軸52の上端には
ハンドル53が結着されている。そして、ステアリング
軸52の下端にはフロントフォーク54が取り付けら
れ、該フロントフォーク54の下端部には前輪55が回
転自在に軸支されている。
【0022】又、前記ヘッドパイプ51からはダウンチ
ューブ56が車体後方に向かって斜め下方に延出してお
り、このダウンチューブ56の下端部には左右一対のシ
ートレールフレーム57の前端が結着されている。そし
て、左右一対のシートレールフレーム57は車体後方に
向かって後方に延びた後、上方に立ち上がって車体後方
に向かって斜め上方に延出している。そして、車体前方
のヘッドパイプ51の後方には前記二次電池3がダウン
チューブ56に沿って配置されており、車体の前後方向
中央部のシートレールフレーム57の水平部分上には前
記燃料電池2が配置されている。
ューブ56が車体後方に向かって斜め下方に延出してお
り、このダウンチューブ56の下端部には左右一対のシ
ートレールフレーム57の前端が結着されている。そし
て、左右一対のシートレールフレーム57は車体後方に
向かって後方に延びた後、上方に立ち上がって車体後方
に向かって斜め上方に延出している。そして、車体前方
のヘッドパイプ51の後方には前記二次電池3がダウン
チューブ56に沿って配置されており、車体の前後方向
中央部のシートレールフレーム57の水平部分上には前
記燃料電池2が配置されている。
【0023】更に、前記燃料電池2の後方の車体左側に
は電動ユニット58が配置されており、該電動ユニット
58はその前端上部がシートレールフレーム57に結着
されたブラケット59に上下揺動自在に取付支持されて
いる。
は電動ユニット58が配置されており、該電動ユニット
58はその前端上部がシートレールフレーム57に結着
されたブラケット59に上下揺動自在に取付支持されて
いる。
【0024】ここで、電動ユニット58は、図5に示す
ように、伝動ケース60の前端内側に設けられた前記駆
動モータ1を備え、該駆動モータ1の出力軸1aの伝動
ケース60内に臨む端部には駆動ギヤ61が結着されて
いる。そして、伝動ケース60内には駆動モータ1の出
力軸1aの後方に中間軸62と後車軸63が平行に配さ
れており、中間軸62の一端には前記駆動ギヤ61に噛
合する駆動ギヤ64が取り付けられ、他端にはプーリ6
5が取り付けられている。
ように、伝動ケース60の前端内側に設けられた前記駆
動モータ1を備え、該駆動モータ1の出力軸1aの伝動
ケース60内に臨む端部には駆動ギヤ61が結着されて
いる。そして、伝動ケース60内には駆動モータ1の出
力軸1aの後方に中間軸62と後車軸63が平行に配さ
れており、中間軸62の一端には前記駆動ギヤ61に噛
合する駆動ギヤ64が取り付けられ、他端にはプーリ6
5が取り付けられている。
【0025】又、後車軸63の伝動ケース60内に臨む
一端にはプーリ66が取り付けられており、このプーリ
66と前記プーリ65の間には無端状のベルト67が巻
装されている。そして、後車軸63の伝動ケース60か
ら内方に向かって水平に延出する他端には後輪68が取
り付けられている。
一端にはプーリ66が取り付けられており、このプーリ
66と前記プーリ65の間には無端状のベルト67が巻
装されている。そして、後車軸63の伝動ケース60か
ら内方に向かって水平に延出する他端には後輪68が取
り付けられている。
【0026】而して、本実施の形態では、後輪68の左
右の側方スペースのうち、電動ユニット58が配された
左側の側方スペースにモータコントローラ13が配置さ
れ、右側の側方スペースにはDC/DCコンバータ5が
配置されており、これらは左右の各シートレールフレー
ム57の後部にそれぞれ取付支持されている。ここで、
図3に示すように、モータコントローラ13とDC/D
Cコンバータ5は、これらに形成された冷却フィン13
a,5aがそれぞれ後輪68側(内側)を向くように配
置されている。
右の側方スペースのうち、電動ユニット58が配された
左側の側方スペースにモータコントローラ13が配置さ
れ、右側の側方スペースにはDC/DCコンバータ5が
配置されており、これらは左右の各シートレールフレー
ム57の後部にそれぞれ取付支持されている。ここで、
図3に示すように、モータコントローラ13とDC/D
Cコンバータ5は、これらに形成された冷却フィン13
a,5aがそれぞれ後輪68側(内側)を向くように配
置されている。
【0027】又、車体後部の後輪68の上方であって、
左右一対のシートレールフレーム57間には水素ボンベ
69が配置されており、この水素ボンベ69にはレギュ
レータ70が取り付けられている。
左右一対のシートレールフレーム57間には水素ボンベ
69が配置されており、この水素ボンベ69にはレギュ
レータ70が取り付けられている。
【0028】ところで、前記DC/DCコンバータ5は
燃料電池2と駆動モータ1との間に接続されるものであ
って、これは図6に示すように複数(図示例では、5
つ)のDC/DCモジュール5Aを互いに電気的に接続
して構成されている。尚、図6において、5Bは入力端
子、5Cは出力端子、5Dはコントロール端子、5Eは
出力調整端子、5Fは出力コントロール基板である。
燃料電池2と駆動モータ1との間に接続されるものであ
って、これは図6に示すように複数(図示例では、5
つ)のDC/DCモジュール5Aを互いに電気的に接続
して構成されている。尚、図6において、5Bは入力端
子、5Cは出力端子、5Dはコントロール端子、5Eは
出力調整端子、5Fは出力コントロール基板である。
【0029】ここで、DC/DCコンバータ5を図7に
示すように複数(図示例では、5つ)のDC/DCモジ
ュール5Aを横一列に並設して構成しても良い。
示すように複数(図示例では、5つ)のDC/DCモジ
ュール5Aを横一列に並設して構成しても良い。
【0030】而して、電動二輪車50の車体は樹脂製の
カウリング71によって覆われているが、図4に示すよ
うに、カウリング71の前後端には空気導入口71aと
空気排出口71bが開口している。
カウリング71によって覆われているが、図4に示すよ
うに、カウリング71の前後端には空気導入口71aと
空気排出口71bが開口している。
【0031】従って、電動二輪車50の走行時にカウリ
ング71の空気導入口71aからカウリング71内に取
り入れられた冷却空気(走行風)は、カウリング71内
を図4に矢印にて示すように流れ、燃料電池2を冷却し
た後に駆動モータ1、モータコントローラ13、DC/
DCコンバータ5等を冷却した後、カウリング71の後
端に開口する空気排出口71bからカウリング71外へ
と排出される。
ング71の空気導入口71aからカウリング71内に取
り入れられた冷却空気(走行風)は、カウリング71内
を図4に矢印にて示すように流れ、燃料電池2を冷却し
た後に駆動モータ1、モータコントローラ13、DC/
DCコンバータ5等を冷却した後、カウリング71の後
端に開口する空気排出口71bからカウリング71外へ
と排出される。
【0032】この場合、モータコントローラ13とDC
/DCコンバータ5にはそれぞれ冷却フィン13a,5
aが形成されているため、モータコントローラ13とD
C/DCコンバータ5の伝熱面積が拡大され、モータコ
ントローラ13とDC/DCコンバータ5は冷却空気に
よって効率良く冷却されて温度上昇が防がれ、温度上昇
に伴う効率の低下が防がれる。
/DCコンバータ5にはそれぞれ冷却フィン13a,5
aが形成されているため、モータコントローラ13とD
C/DCコンバータ5の伝熱面積が拡大され、モータコ
ントローラ13とDC/DCコンバータ5は冷却空気に
よって効率良く冷却されて温度上昇が防がれ、温度上昇
に伴う効率の低下が防がれる。
【0033】又、モータコントローラ13とDC/DC
コンバータ5の各冷却フィン13a,5aは図3に示す
ように後輪68側(内側)に向くため、これらのモータ
コントローラ13とDC/DCコンバータ5が過熱する
ような場合であっても冷却フィンカバーが不要となる。
コンバータ5の各冷却フィン13a,5aは図3に示す
ように後輪68側(内側)に向くため、これらのモータ
コントローラ13とDC/DCコンバータ5が過熱する
ような場合であっても冷却フィンカバーが不要となる。
【0034】ここで、本実施の形態に係る電動二輪車5
0の駆動制御システムを図8に示すブロック図に基づい
て概説する。
0の駆動制御システムを図8に示すブロック図に基づい
て概説する。
【0035】前記駆動モータ1の電源となる燃料電池
(FCユニット)2と二次電池3はインターフェイス
(IF)を介して2点鎖線にて示すコントローラ4に接
続されており、燃料電池3の出力側には前記DC/DC
コンバータ5が接続されてこれらは第1の電源を構成し
ている。そして、第2の電源を構成する前記二次電池3
は駆動モータ1に対して第1の電源に並列に接続されて
いる。
(FCユニット)2と二次電池3はインターフェイス
(IF)を介して2点鎖線にて示すコントローラ4に接
続されており、燃料電池3の出力側には前記DC/DC
コンバータ5が接続されてこれらは第1の電源を構成し
ている。そして、第2の電源を構成する前記二次電池3
は駆動モータ1に対して第1の電源に並列に接続されて
いる。
【0036】尚、DC/DCコンバータ5は、出力可変
型のものであって、出力指令信号に応じて燃料電池2か
らの電圧を駆動モータ1の駆動に必要な値に変換して駆
動モータ1に供給する。従って、このDC/DCコンバ
ータ5によって、運転状態や二次電池3の容量等に応じ
て第1電源としての燃料電池2と第2電源としての二次
電池3から駆動モータ1に供給される電力の配分が調整
制御される。
型のものであって、出力指令信号に応じて燃料電池2か
らの電圧を駆動モータ1の駆動に必要な値に変換して駆
動モータ1に供給する。従って、このDC/DCコンバ
ータ5によって、運転状態や二次電池3の容量等に応じ
て第1電源としての燃料電池2と第2電源としての二次
電池3から駆動モータ1に供給される電力の配分が調整
制御される。
【0037】ここで、燃料電池2の構成を簡単に説明す
ると、該燃料電池2は、アノード極に燃料となる水素を
供給し、カソード極に酸化剤として空気を供給し、触媒
による電気化学反応によって発電するものであって、両
電極間には高分子イオン交換膜が介装されている。この
イオン交換膜には水素イオンの透過性を確保して該水素
イオンを円滑に移動させるべく濡れ状態とするために水
が供給される。このような電極対を単位としてセルが構
成され、複数のセルを組み合わせて燃料電池2が構成さ
れ、該燃料電池2は各セルの起電力を合計した値の起電
力を出力する。尚、各セルは起電力反応によって発熱す
るため、各セルはその外周に流される空は又は水によっ
て冷却される。
ると、該燃料電池2は、アノード極に燃料となる水素を
供給し、カソード極に酸化剤として空気を供給し、触媒
による電気化学反応によって発電するものであって、両
電極間には高分子イオン交換膜が介装されている。この
イオン交換膜には水素イオンの透過性を確保して該水素
イオンを円滑に移動させるべく濡れ状態とするために水
が供給される。このような電極対を単位としてセルが構
成され、複数のセルを組み合わせて燃料電池2が構成さ
れ、該燃料電池2は各セルの起電力を合計した値の起電
力を出力する。尚、各セルは起電力反応によって発熱す
るため、各セルはその外周に流される空は又は水によっ
て冷却される。
【0038】ところで、燃料となる水素は、例えばメタ
ノールを一次燃料としてこれを水と混合して加熱蒸発さ
せ、改質器の触媒反応によって水素と二酸化炭素に分解
することよって得られるが、シフトコンバータや選択酸
化反応器等を介して改質器で発生した微量の一酸化炭素
の濃度を低下させた後に水素ガスが燃料電池2の各セル
のアノード極に供給される。尚、水素ガスを水素ボンベ
69(図1〜図3参照)から燃料電池2の各セルのアノ
ード極に直接供給するようにしても良い。
ノールを一次燃料としてこれを水と混合して加熱蒸発さ
せ、改質器の触媒反応によって水素と二酸化炭素に分解
することよって得られるが、シフトコンバータや選択酸
化反応器等を介して改質器で発生した微量の一酸化炭素
の濃度を低下させた後に水素ガスが燃料電池2の各セル
のアノード極に供給される。尚、水素ガスを水素ボンベ
69(図1〜図3参照)から燃料電池2の各セルのアノ
ード極に直接供給するようにしても良い。
【0039】又、発電用の空気は空気ポンプによって燃
料電池2の各セルのカソード極に供給される。そして、
燃料電池2には、該燃料電池2内の水の凍結防止のため
のヒーター6と、該ヒーター6の加熱温度を均一化する
ためと発電時の冷却のための冷却ファン7が設けられて
いる。
料電池2の各セルのカソード極に供給される。そして、
燃料電池2には、該燃料電池2内の水の凍結防止のため
のヒーター6と、該ヒーター6の加熱温度を均一化する
ためと発電時の冷却のための冷却ファン7が設けられて
いる。
【0040】ユーザスイッチ8は、例えば夜間充電モー
ド等の運転モードの設定を行うものである。メインスイ
ッチ9がONされると、これがコントローラ4内のメイ
ンスイッチ検出部10で検出され、システム電源制御部
11を介してコントローラ電源12とDC/DCコンバ
ータ5及びモータコントローラ13の電源がONとな
り、コントローラ4によるシステム全体の電力供給制御
が可能な状態となる。
ド等の運転モードの設定を行うものである。メインスイ
ッチ9がONされると、これがコントローラ4内のメイ
ンスイッチ検出部10で検出され、システム電源制御部
11を介してコントローラ電源12とDC/DCコンバ
ータ5及びモータコントローラ13の電源がONとな
り、コントローラ4によるシステム全体の電力供給制御
が可能な状態となる。
【0041】タイマー時間算出部14は、夜間低温時等
に燃料電池2内の水の凍結防止のためにヒーター6又は
燃料電池2自体を駆動するためのタイマー時間を算出
し、メインスイッチ9がOFFであってもシステム電源
制御部11を介して電源をONにして暖機運転を行う。
この暖機運転は、外気温度検出部16及びセル温度検出
部17からの検出温度に基づいて暖機運転制御部18が
判断し、ヒーター制御部19又はFC出力制御部20を
介してヒーター6又は燃料電池2を駆動する。尚、ヒー
ター6を駆動するときには、温度均一化のために冷却フ
ァン制御部21を介して冷却ファン7も駆動する。又、
燃料電池2を駆動する場合においても、セル温度に応じ
て冷却ファン7を駆動する。
に燃料電池2内の水の凍結防止のためにヒーター6又は
燃料電池2自体を駆動するためのタイマー時間を算出
し、メインスイッチ9がOFFであってもシステム電源
制御部11を介して電源をONにして暖機運転を行う。
この暖機運転は、外気温度検出部16及びセル温度検出
部17からの検出温度に基づいて暖機運転制御部18が
判断し、ヒーター制御部19又はFC出力制御部20を
介してヒーター6又は燃料電池2を駆動する。尚、ヒー
ター6を駆動するときには、温度均一化のために冷却フ
ァン制御部21を介して冷却ファン7も駆動する。又、
燃料電池2を駆動する場合においても、セル温度に応じ
て冷却ファン7を駆動する。
【0042】モータ出力演算部22は、スロットル23
の操作によるスロットル開度信号から駆動モータ1への
供給電力を算出するものである。尚、二次電池3の残存
容量や温度に応じて二次電池3を保護するため、二次電
池保護制御部24によって燃料電池2と二次電池3との
電力分担割合に制限が加えられ、この制限値を加味して
駆動モータ1の制御信号がモータコントローラ13に送
られる。
の操作によるスロットル開度信号から駆動モータ1への
供給電力を算出するものである。尚、二次電池3の残存
容量や温度に応じて二次電池3を保護するため、二次電
池保護制御部24によって燃料電池2と二次電池3との
電力分担割合に制限が加えられ、この制限値を加味して
駆動モータ1の制御信号がモータコントローラ13に送
られる。
【0043】充電状態検出部25は、二次電池3が充電
状態か放電状態かを判別するとともに、充電状態の場合
には燃料電池2による充電か回生電流による充電かを判
別する。即ち、二次電池3の電流センサ26からの電流
検出信号を電流検出部27で充電方向か放電方向かを判
別するとともに、駆動モータ1の電流センサ28によっ
て回生電流が二次電池3側に流れているか否かを検出し
て充電状態を判別する。
状態か放電状態かを判別するとともに、充電状態の場合
には燃料電池2による充電か回生電流による充電かを判
別する。即ち、二次電池3の電流センサ26からの電流
検出信号を電流検出部27で充電方向か放電方向かを判
別するとともに、駆動モータ1の電流センサ28によっ
て回生電流が二次電池3側に流れているか否かを検出し
て充電状態を判別する。
【0044】容量計算部29は、二次電池3の電圧検出
部30及び温度検出部31からの検出信号と検出データ
に基づいて二次電池3の容量を計算し、これを前記二次
電池保護制御部24に送るとともに、FC出力制御部2
0に送り、二次電池3の容量に応じて燃料電池2の電力
配分を制御する。
部30及び温度検出部31からの検出信号と検出データ
に基づいて二次電池3の容量を計算し、これを前記二次
電池保護制御部24に送るとともに、FC出力制御部2
0に送り、二次電池3の容量に応じて燃料電池2の電力
配分を制御する。
【0045】FC出力制御部20は、D/A変換器32
を介して電圧指令値をDC/DCコンバータ5に送るも
のであり、燃料電池2からDC/DCコンバータ5を介
して駆動モータ1に供給される電力が前記電圧指令値に
よって制御される。この場合、燃料電池2の異常(例え
ば、燃料切れやセル温度の異常等)が発生した場合に
は、その検出データが異常データ受信部33に送られ
る。そして、異常データは前記FC出力制御部20を介
してFC起動/停止判断部34に送られ、ここで燃料電
池2の駆動が可能であるか否かが判断されて燃料電池2
のON/OFF信号が送出される。
を介して電圧指令値をDC/DCコンバータ5に送るも
のであり、燃料電池2からDC/DCコンバータ5を介
して駆動モータ1に供給される電力が前記電圧指令値に
よって制御される。この場合、燃料電池2の異常(例え
ば、燃料切れやセル温度の異常等)が発生した場合に
は、その検出データが異常データ受信部33に送られ
る。そして、異常データは前記FC出力制御部20を介
してFC起動/停止判断部34に送られ、ここで燃料電
池2の駆動が可能であるか否かが判断されて燃料電池2
のON/OFF信号が送出される。
【0046】而して、本実施の形態においては、後輪6
8の左右両側の側方スペースのうち、右側の側方スペー
スを有効に利用してDC/DCコンバータ5を配置した
ため、該DC/DCコンバータ5の電動二輪車50への
合理的な配置が可能となる。
8の左右両側の側方スペースのうち、右側の側方スペー
スを有効に利用してDC/DCコンバータ5を配置した
ため、該DC/DCコンバータ5の電動二輪車50への
合理的な配置が可能となる。
【0047】又、燃料電池2と駆動モータ1を車体の前
後方向中央部に配置し、電動ユニット58を車体の左側
の側方スペースに配置するとともに、右側の側方スペー
スにDC/DCコンバータ5を配置したため、車体の前
後及び左右の重量バランスが良好に保たれて電動二輪車
50の走行安定性が高められる。
後方向中央部に配置し、電動ユニット58を車体の左側
の側方スペースに配置するとともに、右側の側方スペー
スにDC/DCコンバータ5を配置したため、車体の前
後及び左右の重量バランスが良好に保たれて電動二輪車
50の走行安定性が高められる。
【0048】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2を図9〜図13に基づいて説明する。尚、図9はは
電動二輪車後部の平面図、図10は同電動二輪車後部の
側面図、図11は図10のD−D線断面図、図12及び
図13はDC/DCコンバータの別配置例を示す横断面
図であり、図9〜図11においては図1〜図5に示した
と同一要素には同一符号を付しており、以下、それらに
ついての説明は省略する。
態2を図9〜図13に基づいて説明する。尚、図9はは
電動二輪車後部の平面図、図10は同電動二輪車後部の
側面図、図11は図10のD−D線断面図、図12及び
図13はDC/DCコンバータの別配置例を示す横断面
図であり、図9〜図11においては図1〜図5に示した
と同一要素には同一符号を付しており、以下、それらに
ついての説明は省略する。
【0049】本実施の形態は、車体の左側の側方スペー
スに配置されたモータコントローラ13の前方に、図1
1に示すような門型のDC/DCコンバータ5を車体の
左右両側の側方スペース及びその中間部に亘って配置し
たことを特徴としており、図11に示すように、該DC
/DCコンバータ5においては、その中間部の下面に冷
却フィン5aが形成され、両側部の外面に冷却フィン5
bが形成されている。尚、DC/DCコンバータ5をモ
ータコントローラ13の後方に配置しても良い。
スに配置されたモータコントローラ13の前方に、図1
1に示すような門型のDC/DCコンバータ5を車体の
左右両側の側方スペース及びその中間部に亘って配置し
たことを特徴としており、図11に示すように、該DC
/DCコンバータ5においては、その中間部の下面に冷
却フィン5aが形成され、両側部の外面に冷却フィン5
bが形成されている。尚、DC/DCコンバータ5をモ
ータコントローラ13の後方に配置しても良い。
【0050】而して、本実施の形態においては、DC/
DCコンバータ5を後輪68の両側の側方スペースに配
置したため、該DC/DCコンバータ5の電動二輪車5
0への合理的な配置が可能となるとともに、車体の左右
の重量バランスが良好に保たれて電動二輪車50の走行
安定性が高められる。
DCコンバータ5を後輪68の両側の側方スペースに配
置したため、該DC/DCコンバータ5の電動二輪車5
0への合理的な配置が可能となるとともに、車体の左右
の重量バランスが良好に保たれて電動二輪車50の走行
安定性が高められる。
【0051】又、冷却フィン5a,5bによってDC/
DCコンバータ5が効率的に冷却されるとともに、冷却
フィン5bが反後輪側(外側)に向くため、該冷却フィ
ン5bに泥が付着してその冷却性能が低下することがな
い。
DCコンバータ5が効率的に冷却されるとともに、冷却
フィン5bが反後輪側(外側)に向くため、該冷却フィ
ン5bに泥が付着してその冷却性能が低下することがな
い。
【0052】尚、DC/DCコンバータ5においては、
図12に示すように全ての冷却フィン5a,5bを反後
輪(外側)側を向くよう形成し、或は図13に示すよう
に全ての冷却フィン5a,5bを後輪側(内側)に向く
よう形成することができ、それぞれ前述のような効果が
得られる。
図12に示すように全ての冷却フィン5a,5bを反後
輪(外側)側を向くよう形成し、或は図13に示すよう
に全ての冷却フィン5a,5bを後輪側(内側)に向く
よう形成することができ、それぞれ前述のような効果が
得られる。
【0053】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
記載の発明によれば、車輪の両側の側方スペースの少な
くとも一方を有効に利用してDC/DCコンバータを配
置したため、該DC/DCコンバータの電動二輪車への
合理的な配置が可能となるという効果が得られる。
記載の発明によれば、車輪の両側の側方スペースの少な
くとも一方を有効に利用してDC/DCコンバータを配
置したため、該DC/DCコンバータの電動二輪車への
合理的な配置が可能となるという効果が得られる。
【0054】請求項2記載の発明によれば、駆動モータ
を車体の前後方向中央部に配置し、動力伝達手段を車体
両側の側方スペースの一方に配置するとともに、該動力
伝達手段が配置される側とは反対側の側方スペースにD
C/DCコンバータを配置したため、車体の前後及び左
右の重量バランスが良好に保たれて電動二輪車の走行安
定性が高められるという効果が得られる。
を車体の前後方向中央部に配置し、動力伝達手段を車体
両側の側方スペースの一方に配置するとともに、該動力
伝達手段が配置される側とは反対側の側方スペースにD
C/DCコンバータを配置したため、車体の前後及び左
右の重量バランスが良好に保たれて電動二輪車の走行安
定性が高められるという効果が得られる。
【0055】請求項3記載の発明によれば、DC/DC
コンバータを車輪の両側の側方スペースに配置したた
め、該DC/DCコンバータの電動二輪車への合理的な
配置が可能となるとともに、車体の左右の重量バランス
が良好に保たれて電動二輪車の走行安定性が高められる
という効果が得られる。
コンバータを車輪の両側の側方スペースに配置したた
め、該DC/DCコンバータの電動二輪車への合理的な
配置が可能となるとともに、車体の左右の重量バランス
が良好に保たれて電動二輪車の走行安定性が高められる
という効果が得られる。
【0056】請求項4記載の発明によれば、冷却フィン
によってDC/DCコンバータが効率的に冷却されると
ともに、冷却フィンが車輪側に向くため、DC/DCコ
ンバータが過熱するように場合であっても冷却フィンカ
バーが不要となるという効果が得られる。
によってDC/DCコンバータが効率的に冷却されると
ともに、冷却フィンが車輪側に向くため、DC/DCコ
ンバータが過熱するように場合であっても冷却フィンカ
バーが不要となるという効果が得られる。
【0057】請求項5記載の発明によれば、冷却フィン
によってDC/DCコンバータが効率的に冷却されると
ともに、冷却フィンが反車輪側に向くため、冷却フィン
への泥の付着による冷却性能の低下を防ぐことができる
という効果が得られる。
によってDC/DCコンバータが効率的に冷却されると
ともに、冷却フィンが反車輪側に向くため、冷却フィン
への泥の付着による冷却性能の低下を防ぐことができる
という効果が得られる。
【図1】本発明の実施の形態1を示す電動二輪車の平面
図である。
図である。
【図2】本発明の実施の形態1を示す電動二輪車の側面
図である。
図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【図5】図2のC−C線断面図である。
【図6】DC/DCコンバータの構成図である。
【図7】DC/DCコンバータの別形態を示す構成図で
ある。
ある。
【図8】電動二輪車の駆動制御システムの構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図9】本発明の実施の形態2を示す電動二輪車後部の
平面図である。
平面図である。
【図10】本発明の実施の形態2を示す電動二輪車後部
の側面図である。
の側面図である。
【図11】図10のD−D線断面図である。
【図12】DC/DCコンバータの別配置例を示す横断
面図である。
面図である。
【図13】DC/DCコンバータの別配置例を示す横断
面図である。
面図である。
1 駆動モータ 2 燃料電池 3 二次電池 5 DC/DCコンバータ 5a,5b 冷却フィン 50 電動二輪車 58 伝動ユニット(動力伝達手段) 68 後輪(車輪)
フロントページの続き Fターム(参考) 3D011 AF04 AF06 AG02 AH01 AJ02 AK02 AK12 AK13 AK15 AK16 AL21 AL37 AL41 5H027 AA02 BA13 CC03 CC15 DD03 KK54 MM26 5H730 AA00 AS13 FD31 ZZ01 ZZ07
Claims (5)
- 【請求項1】 燃料電池とこれを電源とする駆動モータ
との間にDC/DCコンバータを接続するとともに、前
記駆動モータの出力を動力伝達手段を介して車輪に伝達
する電動二輪車において、 前記車輪の両側の側方スペースの少なくとも一方に前記
DC/DCコンバータを配置したことを特徴とする電動
二輪車のDC/DCコンバータ配置構造。 - 【請求項2】 前記駆動モータを車体の前後方向中央部
に配置し、前記動力伝達手段を車体両側の側方スペース
の一方に配置するとともに、該動力伝達手段が配置され
る側とは反対側の側方スペースに前記DC/DCコンバ
ータを配置したことを特徴とする請求項1記載の電動二
輪車のDC/DCコンバータ配置構造。 - 【請求項3】 前記車輪の両側の側方スペースに前記D
C/DCコンバータを配置したことを特徴とする請求項
1記載の電動二輪車のDC/DCコンバータ配置構造。 - 【請求項4】 前記DC/DCコンバータをこれに形成
された冷却フィンが車輪側に向くよう配置したことを特
徴とする請求項1,2又は3記載の電動二輪車のDC/
DCコンバータ配置構造。 - 【請求項5】 前記DC/DCコンバータをこれに形成
された冷却フィンが反車輪側に向くよう配置したことを
特徴とする請求項1,2又は3記載の電動二輪車のDC
/DCコンバータ配置構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000387715A JP2002187587A (ja) | 2000-12-20 | 2000-12-20 | 電動二輪車のdc/dcコンバータ配置構造 |
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---|---|---|---|
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002187587A true JP2002187587A (ja) | 2002-07-02 |
Family
ID=18854593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000387715A Pending JP2002187587A (ja) | 2000-12-20 | 2000-12-20 | 電動二輪車のdc/dcコンバータ配置構造 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002187587A (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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DE102015117451A1 (de) | 2014-10-30 | 2016-05-04 | Suzuki Motor Corporation | Brennstoffzellen-Zweiradfahrzeug |
DE102016120004A1 (de) | 2015-10-27 | 2017-04-27 | Suzuki Motor Corporation | Elektrofahrzeug |
DE102016120003A1 (de) | 2015-10-27 | 2017-04-27 | Suzuki Motor Corporation | Elektrofahrzeug |
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WO2023162024A1 (ja) * | 2022-02-22 | 2023-08-31 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両 |
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- 2000-12-20 JP JP2000387715A patent/JP2002187587A/ja active Pending
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