JP2001315680A - 燃料電池自動二輪車 - Google Patents

燃料電池自動二輪車

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JP2001315680A
JP2001315680A JP2000132818A JP2000132818A JP2001315680A JP 2001315680 A JP2001315680 A JP 2001315680A JP 2000132818 A JP2000132818 A JP 2000132818A JP 2000132818 A JP2000132818 A JP 2000132818A JP 2001315680 A JP2001315680 A JP 2001315680A
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cell
air
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Shuhei Adachi
修平 安達
Masahisa Kuranishi
雅久 倉西
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Yamaha Motor Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K2202/00Motorised scooters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
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    • B62K2204/00Adaptations for driving cycles by electric motor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体の全長が短縮されるとともに、セルスタ
ック体の冷却構造のコストが低減されるようにする。 【解決手段】 セルスタック体13をセル31の積層方
向が車幅方向と平行になるように車体に搭載する。セル
スタック体13の車体前側の端部に空気ダクト32を取
付けて走行風がセル31に直接導かれるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セルを積層してな
るセルスタック体を前輪と後輪の間に搭載した燃料電池
自動二輪車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、燃料電池により発電した電気をモ
ータに供給し、このモータによって後輪を駆動する燃料
電池自動二輪車は、前輪と後輪との間であって車体の前
後方向の略中央部にセルスタック体を搭載している。こ
のセルスタック体は、多数の板状のセルを積層させた構
造を採っており、セルの積層方向が車体の前後方向と平
行になるように車体に搭載している。
【0003】前記セルスタック体は、発電時にセルの温
度が過度に上昇して発電効率が低下するのを阻止するた
めに、セルスタック体の車幅方向の一端部に冷却空気用
ダクトを取付け、このダクトからセルどうしの間に冷却
用空気を供給してセルが冷却されるようにしている。前
記ダクトは、相対的に温度が低い空気をセルスタック体
に導くために、セルスタック体より車体の前方に空気入
口を形成している。この空気入口からセルスタック体の
側部に送風ファンによって冷却用空気を圧送している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように構成した従来の燃料電池自動二輪車において
は、セルスタック体が車体の前後方向に長くなるため
に、ホイールベースが長くなってしまうという問題があ
った。また、冷却用空気をセルスタック体に供給する送
風ファンとして送風能力が高いものを使用しなければな
らず、コストが高くなるという問題もあった。送風ファ
ンに高い送風能力が要求されるのは、冷却用空気がダク
トの空気入口から後方へセルスタック体の側部近傍まで
流れた後に、流れる方向が車体内側へ変わるからであ
る。すなわち、冷却用空気がセルに達するまでの間の圧
損が大きくなるからである。
【0005】本発明はこのような問題点を解消するため
になされたもので、車体の全長が短縮されるとともに、
セルスタック体の冷却構造のコストが低減される燃料電
池自動二輪車を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明に係る燃料電池自動二輪車は、セルスタック
体をセルの積層方向が車幅方向と平行になるように車体
に搭載し、このセルスタック体の車体前側の端部に冷却
用空気の入口を形成したものである。本発明によれば、
セルスタック体の長手方向が車幅方向になる。また、セ
ルの側面が車体の前後方向を指向するから、車体の前方
からセルの側部に車体の前後方向に沿って走行風を導く
ことができる。
【0007】請求項2に記載した発明に係る燃料電池自
動二輪車は、請求項1に記載した発明に係る燃料電池自
動二輪車において、操向ハンドルとシートとの間に低床
な足乗せ部を形成し、シートの下方にセルスタック体を
車幅方向の中心が車体の車幅方向の中心より歩道とは反
対側に位置するように搭載したものである。この発明に
よれば、シート下方の歩道側が広く開放される。
【0008】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明に係る燃料電池自動二輪車の一実施の形態を図1ない
し図3によって詳細に説明する。図1は本発明に係る燃
料電池自動二輪車の側面図、図2は同じく平面図、図3
は燃料電池システムの構成を示すブロック図である。
【0009】これらの図において、符号1で示すもの
は、本発明に係る燃料電池自動二輪車である。この燃料
電池自動二輪車1は、車体フレーム2の前端部にフロン
トフォーク3を介して前輪4を操舵自在に支持させ、車
体フレーム2の後端部にユニットスイング式動力ユニッ
ト5を上下方向に揺動自在に支持させている。前記車体
フレーム2は、前記フロントフォーク3をステアリング
軸6を介して回動自在に支持するヘッドパイプ7と、こ
のヘッドパイプ7から車体の後方へ延びる左右一対の主
フレーム部材8と、これらの主フレーム部材8どうしの
間に横架させたクロスメンバ9などによって形成してい
る。前記ステアリング軸6の上端部に操向ハンドル10
を取付けている。
【0010】前記主フレーム部材8は、車体の前後方向
の略中央部で下方に偏在するように形成している。この
下方に偏在する部分を図1および図2において符号8a
で示す。この下方偏在部8aは、略水平になるように形
成しており、前端部にバッテリー11を搭載するととも
に、後端部に後述する燃料電池12のセルスタック体1
3を搭載している。前記バッテリー11の上に足乗せ部
14を設け、前記セルスタック体13の上方にシート1
5を設けている。前記足乗せ部14は、車体フレーム2
を含む車体の全体を覆う車体カバー16に一体的に形成
している。
【0011】前記動力ユニット5は、前端部にモータ2
1を軸線方向が車幅方向を指向する状態で装着するとと
もに、後端部に後輪22を回転自在に支持しており、前
記モータ21の動力が伝動ケース5a内の伝動装置(図
示せず)を介して後輪22に伝達される構造を採ってい
る。
【0012】燃料電池12は、従来からよく知られてい
る構造のものであり、図3に示すように、前記セルスタ
ック体13に水素と大気と加湿用の水とを供給して発電
し、電力を前記モータ21やバッテリー11などを有す
る駆動装置23に供給する構成を採っている。この燃料
電池12のアクチュエータ類(各ファンや各弁など)の
制御は、図3において符号24で示すFCコントローラ
が行うようになっている。
【0013】前記セルスタック体13にダイオード2
5、電流センサ26およびヒューズ27などを介して駆
動装置23を接続し、燃料電池12によって発電した電
気によって走行できるようにしている。駆動装置23
は、後輪駆動用の前記モータ21と、このモータ21と
前記セルスタック体13との間に介装した電力調整部2
8と、この電力調整部28に接続したバッテリー11
と、モータ出力を制御する車両コントローラ29などよ
って構成しており、操向ハンドル10に設けたスロット
ルグリップ30(図2参照)の操作量に対応するように
モータ21の出力を増減させる構成を採っている。
【0014】前記セルスタック体13は、各セル31の
間に配置される空気層31a(あるいは絶縁体)を挟み
つつ、複数のセル31を車幅方向に積層し電気的に各セ
ル31を直列に接続したものであり、それぞれの一つの
セル31はアノード側電極板と、カソード側電極板と、
この2つの電極板の間に挟み込ませた高分子膜(例えば
イオン交換膜)からなる(2つの電極板と高分子膜は図
示せず)。セル31を車幅方向に積層するので、各セル
31の側面、および空気層31a(あるいは絶縁体)は
車体の前後方向を指向している。
【0015】各セル31のアノード側電極板の高分子膜
側表面には、水素を流すための多数の溝(図示せず)が
形成され、カソード側電極板の高分子膜側表面には、反
応用空気を流すための通路となる多数の溝(図示せず)
が形成されている。水素を流すための多数の溝と、反応
用空気を流すための多数の溝は互いに直交する方向とす
る。例えば、水素を上から下あるいは下から上に流すよ
うに溝を形成する場合、反応用空気を前から後あるいは
後から前に流すように溝を形成し、水素を前から後ある
いは後から前に流すように溝を形成する場合、反応用空
気を上から下あるいは下から上に流すように溝を形成す
る。本実施の形態では、冷却用空気を前方から導き、空
気層31aの前方から後方に流すようにしているので、
空気層31aの前方で冷却用空気と反応用空気に分流す
る場合には、水素を流すための多数の溝を上下方向と
し、上から下あるいは下から上に流すようにする。反応
用空気を冷却用空気と独立に加圧してセル31に供給す
る場合、反応用空気のための溝方向は、所望に応じて設
定する。
【0016】冷却効果を高めるため、空気層側の電極板
表面に多数の溝を形成してもよい。この場合、この溝は
前後方向に形成する。各セル31を絶縁体で隔離する場
合には、絶縁体側の電極板表面に冷却用空気を流すため
の通路となる多数の溝を形成し、この溝は前後方向に形
成する(これらの溝も図示せず)。
【0017】この実施の形態では、図2に示すように、
セルスタック体13の車幅方向の中心を車体の車幅方向
の中心より車体右側に偏在させ、シート下方の左側が広
く開放されるようにしている。このようにセルスタック
体13の位置を車体右側に偏在させているのは、以下の
二つの理由による。第1の理由は、左側通行の道路にお
いては車体の左方に歩道があり、乗員が車体に対して左
側から乗り降りすることが多いからである。第2の理由
は、例えば一時停止をして足乗せ部14から足を降ろす
ときに、左側通行の道路では左足を出すことが多いから
である。なお、右側通行で歩道が車体の右側に位置する
場合には、セルスタック体13を上記とは逆に車体左側
に偏在させる。
【0018】セルスタック体13に供給する冷却用空気
は、セルスタック体13の車体前側の端部に取付けた空
気ダクト32によって各セル31の側部(車体前側の端
部)に導かれるようにしている。前記空気ダクト32
は、セルスタック体13の前端部から車体の前方へ延在
し、前記足乗せ部14から上方へ延びる車体カバー16
の縦壁16aの後方近傍に開口している。この空気ダク
ト前端の開口は、車体の前方を指向するように形成して
いる。この開口が本発明に係る空気入口を構成してい
る。前記車体カバー16の縦壁16aには、走行風を前
記空気ダクト32に導くための空気導入路33を多数形
成している。すなわち、この空気導入路33を通って車
体16内に流入した走行風を冷却用空気として使用して
いる。冷却用空気が流れる方向を図1および図2におい
て白抜き矢印によって示す。一方、セルスタック体13
を通った冷却用空気は、セルスタック体13の後方で車
体カバー16の空気排出路34(図2参照)や車体カバ
ー16の下部に形成されるその他の隙間を通って車体外
に排出される。
【0019】前記空気ダクト32の内部には、セル31
に向けて走行風を圧送するための二つの送風ファン35
を車幅方向に並ぶ状態で装着している。また、空気ダク
ト32の上流側端部は、車体の前方に向かうにしたがっ
て開口面積が次第に増大するように形成し、走行風が流
入し易くなるようにしている。
【0020】セルスタック体13に供給する水素は、図
3に示すように、水素ボンベ36から閉止バルブ37、
流量調整バルブ38、バッファタンク39を通ってセル
スタック体13の車体左側の端部に導かれる。セルスタ
ック体13を通過した水素や前記バッファタンク39か
ら溢出した水素は、触媒燃焼器40によって燃焼させて
車体外に排出する。前記水素ボンベ36および流量調整
バルブ38は、図1および図2に示すように、車体フレ
ーム2の後端部に支持させている。閉止バルブ37は水
素ボンベ36に取付けている。
【0021】セルスタック体13に供給する反応用空気
は、前記空気ダクト32の底部から反応空気ブロア41
によってセルスタック体13の車体左側の端部に導かれ
る。反応空気ブロア41は、図3に示すように、熱交換
器42と三方弁43とを介して大気を吸込み、セルスタ
ック体13に供給する構造を採っている。前記熱交換器
42は、セルスタック体13から排出される温水の熱で
反応用空気を温めてこの空気中の水分を除去するための
ものである。前記三方弁43は、空気を前記熱交換器4
2とバッテリー冷却用送風ファン44に選択的に導く構
造を採っている。反応用空気が流れる方向を図1および
図2中に実線矢印で示す。
【0022】セルスタック体13に供給する水は、セル
スタック体13で発電をすることによって生成された水
の一部を使用している。すなわち、セルスタック体13
で生成された水を前記熱交換器42を通してから水タン
ク45に貯留させ、この水タンク45から水ポンプ46
によってセルスタック体13に導くようにしている。水
タンク45から溢出した水は、配水管47を通って車体
外に排出されるようにしている。前記水タンク45と水
ポンプ46は、図1および図2に示すように、セルスタ
ック体13の後方に配設している。
【0023】このように構成した燃料電池自動二輪車1
は、セルスタック体13をセル31の積層方向が車幅方
向と平行になるように車体に搭載しているから、セルス
タック体13の長手方向が車幅方向になる。したがっ
て、従来の燃料電池自動二輪車に較べて、外形寸法が同
等のセルスタック体を使用したとしても、車体の前後方
向の長さを短縮することができる。
【0024】また、この燃料電池自動二輪車1は、セル
スタック体13のセル31の側面が車体の前後方向を指
向しているから、空気ダクト32を通過した走行風を車
体の前方からセル31の側部に直接導くことができる。
したがって、冷却用空気を圧送する送風ファン35とし
て、従来より送風能力が低いものを使用することができ
る。なお、送風ファン35は必ずしも設ける必要はない
が、この実施の形態のように送風ファン35を空気ダク
ト32内に配設することによって、信号待ちなどで停車
しているときでも継続してセル31を冷却することがで
きる。
【0025】さらに、セルスタック体13を車幅方向の
中心が車体の車幅方向の中心より右側(歩道とは反対
側)に位置するように搭載しているから、シート下方の
歩道側が広く開放されるようになり、乗り降りし易くな
るとともに、一時停止時に足を降ろし易くなる。
【0026】(第2の実施の形態)燃料電池に供給する
水素は、図4に示すように改質装置によって生成するこ
とができる。図4は燃料電池の他の実施の形態を示すブ
ロック図である。同図において、前記図1ないし図3に
よって説明したものと同一もしくは同等の部材について
は、同一符号を付し詳細な説明は省略する。
【0027】図4に示す燃料電池12は、水素供給系の
構成が異なる他は第1の実施の形態を採るときと同一の
構成を採っている。図4において符号51で示すものは
改質装置である。この改質装置51は、メタノールタン
ク52からメタノールポンプ53によってメタノールが
供給されるとともに、水タンク45から水ポンプ54に
よって水が供給される蒸発器55と、この蒸発器55を
加熱する加熱器56と、前記蒸発器55で発生したガス
から水素を生成する触媒層57とを備えている。
【0028】前記加熱器56は、メタノールタンク52
から供給されたメタノールをバーナファン58から供給
された空気によって燃焼させる構造を採っている。な
お、この加熱器56は、燃料電池12を運転していると
きには、セルスタック体13から排出された余剰水素を
燃料とするようにしている。
【0029】改質装置51の燃焼ガス出口60は排気管
61に接続し、生成ガス出口62はCO低減装置63
(選択酸化反応器)に接続している。改質装置51で造
られた水素を含むガスは、CO低減装置63に流入する
途中で反応用空気ポンプ64によって空気が混合され、
CO低減装置63内でCOが除去されるとともに、冷却
用送風ファン32から供給された空気によって冷却され
てからセルスタック体13に供給される。このように燃
料電池12を構成しても第1の実施の形態を採るときと
同等の効果を奏する。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、セ
ルスタック体の長手方向が車幅方向になるから、セルス
タック体を搭載するにもかかわらず、車体の前後方向の
長さを短縮することができる。この結果、車体の軽量化
および運動性能を向上させることができる。また、セル
スタック体のセルの側面が車体の前後方向を指向するか
ら、車体の前方からセルに走行風を直接導くことができ
るようになる。このため、送風ファンを使用することな
く走行風によってセルを冷却することができる。送風フ
ァンを使用する場合であっても、送風能力は従来より低
くてよい。したがって、車体の全長が短縮されるととも
に、セルスタック体の冷却構造のコストが低減される燃
料電池自動二輪車を実現することができる。
【0031】請求項2記載の発明によれば、シート下方
の歩道側が広く開放されるから、乗車時および降車時
や、一時停止をして足乗せ部から足を歩道側の路面に降
ろすときに、乗員の足の動作がセルスタック体によって
妨げられることがない。このため、セルスタック体の長
手方向が車幅方向になるにもかかわらず、乗り降りがし
易いとともに足を降ろし易い燃料電池自動二輪車を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る燃料電池自動二輪車の側面図で
ある。
【図2】 本発明に係る燃料電池自動二輪車の平面図で
ある。
【図3】 燃料電池システムの構成を示すブロック図で
ある。
【図4】 燃料電池の他の実施の形態を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1…燃料電池自動二輪車、4…前輪、10…操向ハンド
ル、12…燃料電池、13…セルスタック体、15…シ
ート、22…後輪、31…セル、32…空気ダクト、3
5…送風ファン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01M 8/04 H01M 8/04 T

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルを積層してなるセルスタック体を前
    輪と後輪の間に搭載した燃料電池自動二輪車において、
    セルスタック体をセルの積層方向が車幅方向と平行にな
    るように車体に搭載し、このセルスタック体の車体前側
    の端部に冷却用空気の入口を形成したことを特徴とする
    燃料電池自動二輪車。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の燃料電池自動二輪車にお
    いて、操向ハンドルとシートとの間に低床な足乗せ部を
    形成し、シートの下方にセルスタック体を車幅方向の中
    心が車体の車幅方向の中心より歩道とは反対側に位置す
    るように搭載したことを特徴とする燃料電池自動二輪
    車。
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