JP6553163B2 - 踏段とそれを用いた乗客コンベア - Google Patents
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Description
乗客コンベアである。
エスカレータ10の構造について、図1と図2を参照して説明する。図1に示すように、エスカレータ10の枠組みであるトラス12が、建屋1の上階と下階に跨がって支持アングル2,3を用いて支持されている。
次に、踏段30について図2〜図4を参照して説明する。図2に示すように、踏段30は、両側部が三角形状の踏段フレーム303、踏段フレーム303の上面に設けられたクリート面304、踏段フレーム303の後面に設けられたライザ面305、踏段フレーム303の前部に設けられた左右一対の前輪301、踏段フレーム303の後面下部、すなわちライザ面305の下部に設けられた左右一対の後輪302を有している。
次に、踏段30を取り付ける構成について図2〜図7を参照して説明する。前車軸318の外周には、図3、図4に示すように、左右一対のカラー320,320が設けられている。カラー320は円筒状であって、図6、図7に示すように、周面の一部に平面形状が円形の凹部322が設けられている。平面形状が円形の凹部322の中央部の底部から突部324が突出している。そして、踏段フレーム303の軸取り付け部310は、図6、図7に示すように、前車軸318を覆ったカラー320の外周に係合される。
次に、踏段30を左右一対の踏段チェーン28,28に取り付ける方法について図4〜図7を参照して説明する。
本実施形態によれば、踏段30の軸取り付け部310にカラー320を係合した後、カラー320の凹部322にセットピン336が挿入されると、セットピン336の後端部から色が異なる確認ピン344を目視でき、カラー320が踏段フレーム303に完全に固定されたことを確認できる。
実施形態1ではセットピン336は筒状であり、その前端部と後端部が開口し、同じ長さの確認ピン344が挿入されていた。しかし、本実施形態では、図8、図9に示すように、セットピン336の前部のみが筒状であって、その内部に挿入部346が形成され、この挿入部346の周面の後部には、円形の窓348が開口している。そして、円柱の確認ピン344が、挿入部346に収納されている。挿入部346の後端部には、不図示の弾性体(例えば、コイル状のバネ、板バネである)が設けられ、弾性体は、確認ピン344を前方に付勢している。但し、確認ピン344の後端部は、弾性体に固定され、挿入部346から外れない。また、確認ピン344は、挿入部346の長さよりも短く形成され、前端部がセットピン336と同じ位置になると、図8に示すように、窓348からは露出しない。
次に、踏段30を左右一対の踏段チェーン28,28に取り付ける方法について説明する。
本実施形態であると、窓348から色の異なる確認ピン344が視認できると、カラー320が完全に固定されたことを確認できる。
Claims (9)
- 踏段フレームと、
前記踏段フレームの後部に回転自在に設けられた左右一対の後輪と、
左右一対の前輪と、
左右一対の前記前輪の間に設けられた前車軸と、
前記前車軸の左右両側に被せられた円筒状のカラーと、
前記カラーの周面上に設けられた凹部と、
前記踏段フレームの左右一対の前部に設けられ、下部が切り欠かれ、この切欠き部分に前記カラーが係合する軸取り付け部と、
前記踏段フレームに設けられ、前記軸取り付け部に係合した前記カラーの前記凹部に挿入可能なセットピンと、
前記セットピンを前記凹部に挿入した状態に付勢する弾性手段と、
前記セットピンを前記凹部に挿入したときに表れる挿入確認手段と、
を有し、
前記挿入確認手段は、確認ピンであり、
前記セットピンが筒状に形成され、
筒状の前記セットピンの前端と後端が開口し、
筒状の前記セットピン内部に円柱状の前記確認ピンが挿入され、
前記凹部に前記セットピンの前記前端が挿入されていないときは、前記確認ピンが前記セットピン内部に全て挿入され、
前記凹部に前記セットピンの前記前端が挿入されたときは、前記確認ピンの後端が前記セットピンの後部から露出する、
踏段。 - 前記凹部の中央部に突部が形成され、
前記セットピンの前端は、前記凹部と前記突部の間の間隙に挿入され、
前記確認ピンの前端は、前記突部に当接する、
請求項1に記載の踏段。 - 前記セットピンと前記確認ピンとが、異なる色である、
請求項1に記載の踏段。 - 踏段フレームと、
前記踏段フレームの後部に回転自在に設けられた左右一対の後輪と、
左右一対の前輪と、
左右一対の前記前輪の間に設けられた前車軸と、
前記前車軸の左右両側に被せられた円筒状のカラーと、
前記カラーの周面上に設けられた凹部と、
前記踏段フレームの左右一対の前部に設けられ、下部が切り欠かれ、この切欠き部分に前記カラーが係合する軸取り付け部と、
前記踏段フレームに設けられ、前記軸取り付け部に係合した前記カラーの前記凹部に挿入可能なセットピンと、
前記セットピンを前記凹部に挿入した状態に付勢する弾性手段と、
前記セットピンを前記凹部に挿入したときに表れる挿入確認手段と、
を有し、
前記挿入確認手段は、確認ピンであり、
前記セットピンが筒状に形成され、
筒状の前記セットピンの前端は開口し、後端は閉塞され、
前記セットピンの周壁に窓が開口し、
筒状の前記セットピン内部に円柱状の前記確認ピンが挿入され、
前記凹部に前記セットピンの前記前端が挿入されていないときは、前記確認ピンが前記窓より前方に位置し、
前記凹部に前記セットピンの前端が挿入されたときは、前記確認ピンが前記窓から露出している、
踏段。 - 前記凹部の中央部に突部が形成され、
前記セットピンの前端は、前記凹部と前記突部の間の間隙に挿入され、
前記確認ピンの前端は、前記突部に当接する、
請求項4に記載の踏段。 - 前記セットピンと前記確認ピンとが、異なる色である、
請求項4に記載の踏段。 - 踏段フレームと、
前記踏段フレームの後部に回転自在に設けられた左右一対の後輪と、
左右一対の前輪と、
左右一対の前記前輪の間に設けられた前車軸と、
前記前車軸の左右両側に被せられた円筒状のカラーと、
前記カラーの周面上に設けられた凹部と、
前記踏段フレームの左右一対の前部に設けられ、下部が切り欠かれ、この切欠き部分に前記カラーが係合する軸取り付け部と、
前記踏段フレームに設けられ、前記軸取り付け部に係合した前記カラーの前記凹部に挿入可能なセットピンと、
前記セットピンを前記凹部に挿入した状態に付勢する弾性手段と、
前記セットピンを前記凹部に挿入したときに表れる挿入確認手段と、
を有し、
前記挿入確認手段は、
前記凹部内部に収納された軟質物質を有し、
前記凹部に前記セットピンの前記前端が挿入されていないときは、前記軟質物質は前記凹部に全て収納され、
前記凹部に前記セットピンの前記前端が挿入されたときは、前記軟質物質が前記凹部からはみ出る、
踏段。 - 前記軟質物質は、ゴム、又はグリースである、
請求項7に記載の踏段。 - 無端状の左右一対の踏段チェーンと、
左右一対の前記踏段チェーンを駆動させる駆動装置と、
を有し、
請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の前記踏段の前記前輪に前記踏段チェーンが設けられている、
乗客コンベア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017246296A JP6553163B2 (ja) | 2017-12-22 | 2017-12-22 | 踏段とそれを用いた乗客コンベア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017246296A JP6553163B2 (ja) | 2017-12-22 | 2017-12-22 | 踏段とそれを用いた乗客コンベア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019112179A JP2019112179A (ja) | 2019-07-11 |
JP6553163B2 true JP6553163B2 (ja) | 2019-07-31 |
Family
ID=67222257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017246296A Active JP6553163B2 (ja) | 2017-12-22 | 2017-12-22 | 踏段とそれを用いた乗客コンベア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6553163B2 (ja) |
-
2017
- 2017-12-22 JP JP2017246296A patent/JP6553163B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019112179A (ja) | 2019-07-11 |
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