JP6567630B2 - 乗客コンベアの踏段 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、乗客コンベアの踏段に関する。
動く歩道やエスカレータ等の乗客コンベアは、乗客が乗る複数の踏段と、これらの踏段が連結された無端状の踏段チェーンとを備えている。踏段チェーンは、その折返し部に設けられた駆動スプロケットと従動スプロケットの間に掛け渡されており、駆動スプロケットに駆動装置から駆動力が伝達されることで、踏段チェーンと踏段が一方の乗降口と他方の乗降口との間を循環移動する。この踏段の移動経路に沿って、一対の乗降口との間にはガイドレールが設けられ、踏段に設けられたローラが、このガイドレールに係合して転動することにより、踏段はガイドレールに案内されて一方の乗降口と他方の乗降口との間を移動する。
このような乗客コンベアの踏段では、長期間使用していると前輪や後輪が剥離や摩耗等を起こして経年劣化するので、適宜交換する必要がある。
しかしながら、後輪を交換する場合、後輪を軸方向(幅方向)へ移動させて着脱するため、トラス内の構造物と干渉しない位置へ交換対象の踏段を持ち上げてから後輪を新規のものと交換する必要があり、交換作業に大きな時間と労力を要する(例えば、下記特許文献1参照)。
特開平10−265161号公報
本実施形態は、上記のような問題を考慮してなされたものであり、踏段を持ち上げることなく簡単に後輪を交換することができる乗客コンベアの踏段を提供することを目的とする。
実施形態の乗客コンベアの踏段は、乗客が乗るクリート体と、前記クリート体の進行方向の一方側の端部から下方に延設されたライザ体と、前記クリート体及び前記ライザ体を支持する踏段フレームと、前記踏段フレームの進行方向の一方側の端部に設けられた後輪とを備え、無端状の踏段チェーンに取り付けられて循環移動する乗客コンベアの踏段において、前記踏段フレームは、前記後輪の軸部を保持する保持孔を有し、前記保持孔が前記軸部の軸回りに分割された複数の部材によって形成され、前記保持孔が2つの部材によって上下に分割され、前記保持孔の下側を形成する部材は前記踏段フレームに固定され、前記保持孔の上側を形成する部材は前記ヒンジを介して前記踏段フレームに固定されているものである。
実施形態に係る乗客コンベアの踏段が適用された乗客コンベアの概略構成例を示す図。 実施形態に係る乗客コンベアの踏段の斜視図。 後輪を取り外した乗客コンベアの踏段の側面図。 保持孔を開放した状態の乗客コンベアの踏段の要部拡大側面図。 図2の要部拡大図。
本実施形態では、乗客コンベア10として図1に例示するような建物の上下階に跨って傾斜して設置されエスカレータの踏段50について説明する。
乗客コンベア10は、建物などの上下階に跨って床下に設置されたトラスと呼ばれる主枠11を備える。
主枠11の内部には、上階側と下階側とにそれぞれ左右一対のスプロケット12が配置されており、上階側のスプロケット12と下階側のスプロケット12との間に、左右一対の無端状の踏段チェーン30がそれぞれ巻き掛けられている。上階側あるいは下階側のスプロケット12の少なくとも一方は、電動機や減速機などを有する駆動装置14の駆動により回転する構造となっている。
主枠11上には、踏段50の幅に相当する所定の間隔をあけて左右一対の欄干16が互いに平行に立設されている。各欄干16の周囲には手摺ベルト17が装着されている。手摺ベルト17は、駆動装置14の駆動により、踏段50の循環移動と同期して欄干16の周囲を周回する。
図2及び図3に示すように、踏段50は、乗客が乗るクリート体52と、クリート体52の進行方向の一方側(図3の左側)の端部から一体に延設され下方の踏段50との段差を塞ぐライザ体54と、クリート体52及びライザ体54を支持するアルミダイキャスト製踏段フレーム56と、踏段フレーム56の進行方向の一方側の端部に設けられた後輪60とを備える。
踏段フレーム56は、左右の踏段チェーン30を連結するローラ軸を保持する凹部57が進行方向の他方側(図3の右側)の端部に設けられている。このローラ軸の両端部には、前輪58が回転自在に取り付けられている。踏段フレーム56に設けられた凹部57にローラ軸を保持させることで、踏段50は、踏段チェーン30に取り付けられるとともに、進行方向の他方側の端部に前輪58が配設される。
また、踏段フレーム56の進行方向の一方側の端部には、ライザ体54の下方において後輪60を保持する後輪保持部70が設けられている。なお、後輪保持部70については後述する。
踏段50の幅方向両側には、ガイドレール13が踏段50の進行方向に沿って配設されておりボルト等によって主枠11に固定されている(図1参照)。ガイドレール13は、踏段50に設けられた前輪58及び後輪60が転動する転動面を備え、踏段50の進行方向に沿って前輪58及び後輪60を案内する。
そして、乗客コンベア10では、駆動装置14の出力がスプロケット12に伝達されスプロケット12が回転すると、スプロケット12に噛み合う踏段チェーン30に駆動力が伝達されて、下階側のスプロケット12との間に掛け渡された踏段チェーン30がガイドレール13に沿って循環移動し、踏段50上に乗っている利用者は下階から上階へ、又は、上階から下階へと運ばれる。
このような乗客コンベア10の動作は、主枠11内に設置される不図示の制御装置によって、駆動装置14を制御することで実現される。制御装置は、物理的には、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)とROM(Read Only Memory)などを有するコンピュータである。制御装置の機能は、ROMに保持されるアプリケーションプログラムをRAMにロードしてCPUで実行することによって、CPUの制御のもとで乗客コンベア10内の各種装置を動作させると共に、RAMやROMにおけるデータの読み出し、書き込みを行うことで実現される。
次に、踏段フレーム56に設けられた後輪保持部70について,図3〜図5に基づいて説明する。
後輪保持部70は、上側部材72、下側部材74、ヒンジ76及び固定部80を備え、上側部材72と下側部材74との間に後輪60の軸部62を保持する保持孔78を形成する。
具体的には、上側部材72は、下面及び踏段幅方向外側に開口する上方へ窪んだ上側凹部78aを備える。下側部材74は上面及び踏段幅方向外側へ開口する下方へ窪んだ下側凹部78bを備える。後輪保持部70は、図3に示すように、上側凹部78aの開口部と下側凹部78bの開口部が一致するように上側部材72及び下側部材74を重ね合わせることで、保持孔78が形成されている。つまり、本実施形態では上側部材72及び下側部材74が保持孔78を形成する軸部62の軸回りに分割された部材である。なお、上側部材72とは、後輪60の軸部62の鉛直方向上側に当接する上側凹部78aを備える部材であり、下側部材74とは、後輪60の軸部62の鉛直方向下側に当接する下側凹部78bを備える部材である。
上側部材72は、踏段フレーム56と一体に設けられ踏段フレーム56に固定されている。下側部材74は、下側部材74の進行方向の他方側(つまり、前輪58側)の端部に配置されたヒンジ76を介して踏段フレーム56に連結されている。これにより、下側部材74は、上側部材72から離れるようにヒンジ76の軸回りに回動して保持孔78を開放したり(図4参照)、上側部材72に近づくようにヒンジ76の軸回りに回動して周方向に保持孔78を閉塞する(図3及び図5参照)。
固定部80は、例えば、ネジなどの締結具からなり、上側部材72及び下側部材74を重ね合わせた状態、つまり、保持孔78を閉塞した状態で下側部材74を上側部材72に対して固定する。
このような構成の乗客コンベア10の踏段50では、固定部80を取り外した状態で上側部材72から離れるように下側部材74をヒンジ76の軸回りに回動させて保持孔78を開放する。そして、下側部材74に設けられた下側凹部78bに後輪60の軸部62を載置した後、下側部材74をヒンジ76の軸回りに回動させて保持孔78を閉塞し、固定部80によって下側部材74を上側部材72に固定する。これにより、後輪保持部70は、上側部材72と下側部材74との間で後輪60の軸部62を挟持して回転不能に保持する。
以上のような本実施形態では、後輪60の軸部62を保持する保持孔78が、上側部材72と下側部材74によって軸部62の軸回りに分割されているため、上側部材72と下側部材74とを分離することで保持孔78を開放することができる。そのため、後輪60を踏段50の幅方向外側へ抜き差しすることなく踏段フレーム56に後輪60を着脱することができ、交換対象の踏段を持ち上げることなく後輪60を新規のものと交換することができる。これにより、後輪60の交換作業の作業効率が向上する。
本実施形態では、保持孔78が、上側部材72及び下側部材74の2つの部材によって形成され、上側部材72が踏段フレーム56に固定され、下側部材74がヒンジ76を介して踏段フレーム56に固定されているため、交換時に下側部材74に後輪60を支持させることができ、作業効率を向上する。
本実施形態では、下側部材74と踏段フレーム56とを連結するヒンジ76が、下側部材74の前輪58側に配置されているため、上側部材72と下側部材74とを分離すると踏段50の外側へ向けて保持孔78が開放して、後輪60の交換が容易となる。
(変更例)
上記の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
例えば、後輪60の軸部62の軸回りに分割された3つ以上の部材によって保持孔78を形成してもよい。その場合も保持孔78を開放することができ、後輪60の交換作業の作業効率が向上する。
また、下側部材74を踏段フレーム56に固定し、上側部材72をヒンジを介して踏段フレーム56に連結してもよい。その場合も上記した効果に加え、保持孔78を閉じた状態で上側部材72が踏段フレーム56に固定された下側部材74に支持されるため、固定部80を着脱する際に作業者が上側部材72を支える必要がなく、より一層、後輪60の交換作業の作業効率が向上する。
また、上記した実施形態では、上側部材72及び下側部材74の進行方向の一方側をネジからなる固定部80で連結し、他方側をヒンジ76で連結したが、上側部材72及び下側部材74の進行方向の両側をネジなどの固定部80によって連結してもよい。
10…乗客コンベア、11…主枠、12…スプロケット、13…ガイドレール、14…駆動装置、15…踏段、16…欄干、17…手摺ベルト、50…踏段、52…クリート体、54…ライザ体、56…踏段フレーム、57…前輪凹部、58…前輪、60…後輪、62…軸部、70…後輪保持部、72…上側部材、74…下側部材、76…ヒンジ、78…保持孔、78a…上側凹部、78b…下側凹部、80…固定部

Claims (3)

  1. 乗客が乗るクリート体と、前記クリート体の進行方向の一方側の端部から下方に延設されたライザ体と、前記クリート体及び前記ライザ体を支持する踏段フレームと、前記踏段フレームの進行方向の一方側の端部に設けられた後輪とを備え、無端状の踏段チェーンに取り付けられて循環移動する乗客コンベアの踏段において、
    前記踏段フレームは、前記後輪の軸部を保持する保持孔を有し、前記保持孔が前記軸部の軸回りに分割された複数の部材によって形成され
    前記保持孔が2つの部材によって上下に分割され、
    前記保持孔の下側を形成する部材は前記踏段フレームに固定され、前記保持孔の上側を形成する部材は前記ヒンジを介して前記踏段フレームに固定されている踏段。
  2. 前記ヒンジが上側の前記部材の進行方向の他方側に設けられている請求項に記載の乗客コンベアの踏段。
  3. 上下の前記部材がネジにより固定されている請求項1又は2に記載の乗客コンベアの踏段。
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