JP6549951B2 - レーダ装置を取り付けた構造体、レーダ装置の取り付け方法、および、ブラケット - Google Patents
レーダ装置を取り付けた構造体、レーダ装置の取り付け方法、および、ブラケット Download PDFInfo
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Description
このような構成によれば、車両の既存の構成を用いてレーダの角度特性を効果的に改善することができる。
このような構成によれば、車両のボディ等の設計の自由度を保持したまま、ブラケットを適切に設計することで、角度特性を改善することができる。
このような構成によれば、ターゲットの角度特性を一層改善することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る車両を示す図である。図1(A)はレーダ装置10−1,10−2が取り付けられた車両1を上方向から見た図であり、図1(B)は車両1を左方向から見た図である。図1(A)に示すように、2台のレーダ装置10−1,10−2は、車両1の後部のバンパ2内の両側に配置されている。レーダ装置10−1,10−2は、車両1の後方に向かって電波をそれぞれ送信し、後続車両等のターゲットによって反射された反射波を受信し、ターゲットまでの距離、角度、速度等を検出する。例えば、E1,E2の範囲がレーダの受信視野範囲となる。また、図1(B)に示すように、レーダ装置10−1,10−2は、樹脂等によって構成されるバンパ2の内側に配置される。本案では、受信信号の角度特性に係るため、レーダ装置の受信特性に着目する。
以上の実施形態は一例であって、本発明が上述したような場合のみに限定されるものでないことはいうまでもない。例えば、図4の例では、ボディ3だけを傾けるようにしたが、図14に示すように、バンパ2も併せて傾けるようにしてもよい。より詳細には、図14の例では、視野中心方向Aに直交する平面Pに対して、ボディ3が角度θ傾いた状態とされるとともに、バンパ2も視野中心方向Aに直交する平面Pに対して角度θ傾いた状態とされている。すなわち、バンパ2は、ボディ3に対して反対方向に傾けられている。図15は、図14に示す構成例における角度θと角度誤差との関係を示す図である。この図15と図6を比較すると、図14に示す構成例の方が角度誤差の減少傾向が顕著となっている。また、図16は、図14に示す構成例における角度θと最小傾きとの関係を示す図である。この図16と図7を比較すると、図14に示す構成例も同様に角度θを3度以上に設定することで、アンビギュイティを解消することができる。
2 バンパ
3 ボディ
10,10−1,10−2 レーダ装置
11 検出面
12 裏側面
Claims (8)
- ターゲットの角度を検出可能なレーダ装置を取り付けた構造体において、
前記レーダ装置は、垂直方向に2αの視野角を有するとともに水平方向に2β(>2α)の前記視野角を有し、複数の受信アンテナを筐体内に備え、これら複数の受信アンテナを用いて前記水平方向における前記ターゲットの角度を検出するレーダ装置であって、前記構造体の樹脂部材と金属部材によって挟まれた空間内に、前記レーダ装置の検出面が前記樹脂部材に相対し、前記検出面の裏側に位置する裏側面が前記金属部材に相対するように配置され、
前記金属部材の前記レーダ装置と相対する領域の近傍全周のうち前記レーダ装置の左右に隣接する領域は、前記レーダ装置の視野中心方向と直交する面に対して前記垂直方向に傾きを有し、当該傾きを有する部分によって前記金属部材と前記樹脂部材との反射による反射波を前記2αの視野外に反射することで、不要な受信を低減する、
ことを特徴とするレーダ装置を取り付けた構造体。 - 前記金属部材の前記レーダ装置の左右に隣接する領域の前記直交する面に対する傾きは、少なくとも3度以上、好ましくは5度以上であることを特徴とする請求項1に記載のレーダ装置を取り付けた構造体。
- 前記金属部材の前記レーダ装置の左右に隣接する領域の前記直交する面に対する傾きは、前記レーダ装置の狭い視野角を2αとした場合に、α/2以上であることを特徴とする請求項1に記載のレーダ装置を取り付けた構造体。
- 前記構造体は車両であり、
前記金属部材は前記車両のボディまたはシャーシであり、前記樹脂部材は前記車両のバンパであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレーダ装置を取り付けた構造体。 - 前記構造体は車両であり、
前記金属部材は前記レーダ装置を前記車両に取り付けるためのブラケットであり、前記樹脂部材は前記車両のバンパであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレーダ装置を取り付けた構造体。 - 前記樹脂部材は、前記金属部材の前記一部の領域と反対方向への傾きを有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のレーダ装置を取り付けた構造体。
- ターゲットの角度を検出可能なレーダ装置を構造体に取り付ける取り付け方法において、
前記レーダ装置は、垂直方向に2αの視野角を有するとともに水平方向に2β(>2α)の前記視野角を有し、複数の受信アンテナを筐体内に備え、これら複数の受信アンテナを用いて前記水平方向における前記ターゲットの角度を検出するレーダ装置であって、前記レーダ装置を、前記構造体の樹脂部材と金属部材によって挟まれた空間内に、前記レーダ装置の検出面が前記樹脂部材に相対し、前記検出面の裏側に位置する裏側面が前記金属部材に相対するように配置し、
前記金属部材の前記レーダ装置と相対する領域の近傍全周のうち前記レーダ装置の左右に隣接する領域は、前記レーダ装置の視野中心方向と直交する面に対して前記垂直方向に傾きを有し、当該傾きを有する部分によって前記金属部材と前記樹脂部材との反射による反射波を前記2αの視野外に反射することで、不要な受信を低減する、
ことを特徴とするレーダ装置の取り付け方法。 - ターゲットの角度を検出可能なレーダ装置を構造体に取り付けるブラケットにおいて、
前記レーダ装置は、垂直方向に2αの視野角を有するとともに水平方向に2β(>2α)の前記視野角を有し、複数の受信アンテナを筐体内に備え、これら複数の受信アンテナを用いて前記水平方向における前記ターゲットの角度を検出するレーダ装置であって、
前記レーダ装置を、前記構造体の樹脂部材と、金属部材によって構成される前記ブラケットによって挟まれた空間内に、前記レーダ装置の検出面が前記樹脂部材に相対し、前記検出面の裏側に位置する裏側面が前記ブラケットに相対するように配置可能に構成され、
前記ブラケットの前記レーダ装置と相対する領域の近傍全周のうち前記レーダ装置の左右に隣接する領域は、前記レーダ装置の視野中心方向と直交する面に対して前記垂直方向に傾きを有し、当該傾きを有する部分によって前記ブラケットと前記樹脂部材との反射による反射波を前記2αの視野外に反射することで、不要な受信を低減する、
ことを特徴とするブラケット。
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