JP7145827B2 - レーダ装置を取り付けた構造体、および、ブラケット - Google Patents

レーダ装置を取り付けた構造体、および、ブラケット Download PDF

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Description

本発明は、レーダ装置を取り付けた構造体、および、ブラケットに関するものである。
特許文献1には、レーダ装置のレドーム内に壁部を設けることで、所望の指向性を実現する技術が開示されている。より詳細には、特許文献1に開示された技術では、レーダ波の送信および受信のうち少なくとも一方を行うアンテナ部は、レドームにより保護され、アンテナ部と対向するレドームの対向面には、レドームにより形成されるレドーム空間に向かって対向面から突出する壁部が設けられている。壁部は、対向面に対してアンテナ部のアンテナ開口面を該アンテナ開口面の法線方向に投影した部位を開口投影部として、開口投影部の外周の少なくとも一部に沿うように形成されている。
特許文献2には、レーダ装置が配置される車両のバンパの影響により、広角に放射される電波を遮断し、所望の範囲内に電波を放射する技術が開示されている。より詳細には、特許文献2に開示された技術では、バンパ裏面と車輪との間に設けられ、バンパを透過して電波を送信することで障害物を検出するレーダ装置と、送信波の一部であって該レーダ装置の送信部とバンパ裏面との間を通過して自車輪へ到達する自車輪到達波の発生を抑制することで、レーダ装置の誤検知を防止する誤検知防止部材とを有し、誤検知防止部材は、自車輪到達波の経路を塞ぐように設けられる遮蔽板であることを特徴とする。
特開2014-020846号公報 国際公開2012-144150号公報
ところで、特許文献1および特許文献2に開示された技術では、壁部または遮蔽板で反射波が発生し、レーダ装置の視野範囲内に反射波が入るため、指向性特性が劣化するという問題点がある。
本発明は、以上の状況に鑑みてなされたものであり、レーダ装置の指向特性を改善することが可能なレーダ装置を取り付けた構造体、および、ブラケットを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、所定の周波数の電波を送信および受信し、第1方向における物標の位置を検出するレーダ装置の近傍に配置される構造体において、前記レーダ装置の前記第1方向の側面の近傍に配置され、少なくとも一部の面が前記第1方向に対して傾きを有し、前記第1方向に直交する第2方向について、前記レーダ装置の視野外に前記電波を反射するように構成された1または複数の板状部材を有する、ことを特徴とする。
このような構成によれば、レーダ装置の指向特性を改善することが可能となる。
また、本発明は、前記第2方向の視野角よりも前記第1方向の前記視野角が広い前記レーダ装置の近傍に配置されることを特徴とする。
このような構成によれば、簡易な構成で電波を第2方向の視野外に反射することができる。
また、本発明は、前記第1方向は、前記レーダ装置の受信アンテナが列設される方向であることを特徴とする。
このような構成によれば、物標の位置を検出する方向に直交する方向に電波を反射することで、角度不定が生じることを防止できる。
また、本発明は、前記板状部材は、短手方向の一部が前記レーダ装置の受信アンテナが配置される面よりも前記電波の送信方向に位置するように配置されることを特徴とする。
このような構成によれば、電波を第2方向に反射することで、マルチパスの発生を低減することができる。
また、本発明は、複数の前記板状部材は、所定の間隔で互いに離間して列設され、前記電波の波長をλとするとき、前記所定の間隔は、λ/10以上および3λ/2以下に設定される、ことを特徴とする。
このような構成によれば、マルチパスの発生をより確実に低減することができる。
また、本発明は、複数の前記板状部材は、当該板状部材内における前記電波の実効波長をλ’とするとき、λ’/8以上の厚さを有することを特徴とする。
このような構成によれば、指向性特性のリニアリティを改善することができる。
また、本発明は、複数の前記板状部材は、当該板状部材内における前記電波の実効波長をλ’とするとき、3λ’/8以上かつ4.5λ’/8以下の厚さを有することを特徴とする。
このような構成によれば、指向性特性のリニアリティをさらに改善することができる。
また、本発明は、複数の前記板状部材は、当該板状部材内における前記電波の実効波長をλ’とするとき、3.5λ’/8以上かつλ’/2以下の厚さを有することを特徴とする。
このような構成によれば、アンビギュイティの発生を低減することができる。
複数の前記板状部材は、前記第1方向に対して、5度以上かつ80度以下の傾きを有する、ことを特徴とする。
このような構成によれば、指向性特性のリニアリティを改善することができる。
また、本発明は、複数の前記板状部材は、前記第1方向に対して、40度以上かつ50度以下の傾きを有する、ことを特徴とする。
このような構成によれば、アンビギュイティの発生を低減することができる。
また、本発明は、複数の前記板状部材は、所定の間隔で互いに離隔して列設されるとともに、前記第1方向に対して傾きを有する面が、前記レーダ装置の受信アンテナが配置される面に対して略垂直となるように構成されている、ことを特徴とする。
このような構成によれば、マルチパスの発生をより確実に低減することができる。
また、本発明は、複数の前記板状部材は、所定の間隔で互いに離隔して列設されるとともに、前記所定の間隔は、前記第1方向において前記物標が存在する位置の変化に対する前記レーダ装置が検出する位置の変化の割合が単調となる様に設定される、ことを特徴とする。
このような構成によれば、角度不定が生じることを防止することができる。
また、本発明は、複数の前記板状部材は、所定の間隔で互いに離隔して列設されるとともに、前記第1および第2方向において複数の前記板状部材が重なるように列設されている、ことを特徴とする。
このような構成によれば、電波を確実に反射することで、マルチパスの発生をより確実に低減することができる。
また、本発明は、前記板状部材は、前記一部の面に対して傾きを有する他の面をさらに有することを特徴とする。
このような構成によれば、複数の方向に電波を反射することで、マルチパスの発生をより確実に低減することができる。
また、本発明は、前記板状部材は、誘電体によって構成されることを特徴とする。
このような構成によれば、製造コストを低減することができる。
また、本発明は、前記板状部材は、前記電波を吸収する部材によって構成されることを特徴とする。
このような構成によれば、電波を吸収することで、マルチパスの発生をより確実に低減することができる。
また、本発明は、前記レーダ装置は、樹脂部材と金属部材によって挟まれた空間内に、前記レーダ装置の検出面が前記樹脂部材に相対し、前記検出面の裏側に位置する裏側面が前記金属部材に相対するように配置されていることを特徴とする。
このような構成によれば、樹脂部材と金属部材によって生じるマルチパスの発生をより確実に低減することができる。
また、本発明は、前記金属部材は車両のボディまたはシャーシであり、前記樹脂部材は前記車両のバンパであることを特徴とする。
このような構成によれば、レーダ装置を車両に搭載した場合に、マルチパスの発生をより確実に低減することができる。
また、本発明は、車両に搭載される前記レーダ装置の近傍に配置されるとともに、前記第1方向は略水平方向であることを特徴とする。
このような構成によれば、ターゲットの水平方向の位置を正確に検出することができる。
また、本発明は、所定の周波数の電波を送信および受信し、第1方向における物標の位置を検出するレーダ装置を対象物に取り付けるブラケットにおいて、前記レーダ装置の前記第1方向の側面の近傍に配置され、少なくとも一部の面が前記第1方向に対して傾きを有し、前記第1方向に直交する第2方向について、前記レーダ装置の視野外に前記電波を反射するように構成された1または複数の板状部材を有する、ことを特徴とする。
このような構成によれば、レーダ装置の指向特性を改善することが可能となる。
本発明によれば、レーダの角度特性を改善することが可能なレーダ装置を取り付けた構造体、および、ブラケットを提供できる。
本発明の実施形態に係る車両の構成例を示す図である。 図1に示すレーダ装置の構成例を示す斜視図である。 図2に示すレーダ装置のビーム形状を示す図である。 本発明の実施形態におけるレーダ装置、バンパ、ボディ、および、板状部材の位置関係を示す図である。 本発明の実施形態におけるレーダ装置および板状部材の位置関係を示す図である。 本発明の実施形態におけるレーダ装置および板状部材の位置関係を示す斜視図である。 送信アンテナおよび受信アンテナの配置例である。 板状部材を配置しない場合のマルチパスを説明する図である。 図2に示すレーダ装置によって推定される角度と、実際の角度の対応関係を示す図である。 レーダ装置単体の場合、樹脂カバーを有する場合、および、従来技術の場合の指向特性を示す図である。 レーダ装置単体の場合、樹脂カバーを有する場合の最小傾きを示す図である。 レーダ装置単体の場合、樹脂カバーを有する場合、および、本実施形態の場合の指向特性を示す図である。 板状部材の間隔と最小傾きの関係を示す図である。 板状部材の他の構成例を示す図である。 板状部材の他の構成例を示す図である。 板状部材をブラケットに配置した実施形態を示す図である。 板状部材をブラケットに配置した実施形態を示す図である。 送信アンテナおよび受信アンテナの他の配置例を示す図である。 板状部材の他の構成例を示す図である。 板状部材の厚みと最小傾きとの関係を示す図である。 板状部材の傾きと最小傾きとの関係を示す図である。 板状部材の厚みと傾きの標準偏差との関係を示す図である。 板状部材の傾きと傾きの標準偏差との関係を示す図である。
次に、本発明の実施形態について説明する。
(A)本発明の実施形態の説明
図1は、本発明の実施形態に係る車両を示す図である。図1(A)はレーダ装置10-1,10-2が取り付けられた車両1を上方向から見た図であり、図1(B)は車両1を左方向から見た図である。図1(A)に示すように、2台のレーダ装置10-1,10-2は、車両1の後部のバンパ2内の両側に配置されている。レーダ装置10-1,10-2は、車両1の後方に向かって電波をそれぞれ送信し、後続車両等のターゲットによって反射された反射波を受信し、ターゲットまでの距離、角度、速度等を検出する。例えば、E1,E2の範囲がレーダの受信視野範囲となる。また、図1(B)に示すように、レーダ装置10-1,10-2は、樹脂等によって構成されるバンパ2の内側に配置される。本案では、受信信号の角度特性に係るため、レーダ装置の受信特性に着目する。
図2は、図1に示すレーダ装置10-1,10-2の斜視図である。レーダ装置10-1,10-2はそれぞれ、平面状の基板を内包し直方体をベースとした形で形成されている。なお、レーダ装置10-1,10-2は同様または類似した構成を有しているので、以下では、これらをレーダ装置10として説明する。また、レーダ装置10-1,10-2の受信視野E1,E2は、受信視野Eとして説明する。図2に示すように、レーダ装置10は、視野側の面である検出面11と、検出面11の裏側に配置される裏側面12とを有している。図2において、X方向はレーダ装置10の左右方向に対応し、Y方向はレーダ装置10の前後方向に対応し、Z方向はレーダ装置10の上下方向に対応している。また、図2において、破線は、レーダ装置10から遠方を仮定した受信視野Eの形状を模式的に示している。受信視野Eは、車両の水平方向であるXY面方向には幅が広く、車両の上下方向であるYZ面方向には幅が狭い形状を有している。なお、レーダ装置10のXY面の視野角は2βであり、YZ面の視野角は2α(α<β)である。また、ここで視野中心方向はAである。
図3は、図2に示すレーダ装置10の受信ビームパターンの一例を示す図である。図3の横軸は図2に示すYZ面上における視野中心方向Aからの角度(図2の上下方向への角度)を示し、縦軸はアンテナ利得(dBi)を示している。ここで、ビームパターンの幅として十分強度を持たない程度指標としてアンテナ無指向である0dBi程度を指標とした場合に、受信メインビームの利得が0dBi以下となる角度をαとすると、図3の例では、ビームパターンは、負9度~正9度の範囲のビームとなっていることから、図2に示す2αは略18度である。例えば、地面上、路面上、床上いずれも水平面内のターゲットを検出する際には、水平面に比べて仰角面内においてターゲットの存在角度が限定されるため、必ずしも広いビームは必要なく、仰角面内において上記のような幅、あるいは、その前後程度の幅をもつビームパターンが適用可能である。
図4~図6は、レーダ装置10の設置例を示す図である。図4は、図2に示すレーダ装置10をZ軸方向から見た図である。図4に示すように、レーダ装置10は、バンパ2およびボディ3によって挟まれた空間内に配置される。図4の例では、バンパ2はレーダ装置10の検出面11に相対する位置関係を有し、ボディ3はレーダ装置10の裏側面12に相対する位置関係を有している。図4の例では、バンパ2はレーダ装置10の視野中心方向Aと直交している。なお、バンパ2は樹脂部材によって構成され、また、ボディ3は金属部材によって構成される。また、レーダ装置10は、図示しない取り付け部材によってボディ3に取り付けられる。さらに、ボディ3は、例えば、ボディ3やバンパ2とレーダ装置10の接続機構であるブラケット等の接続部品であってもよく、以下の説明において同様の効果を示す。
図5および図6に示すように、レーダ装置10の図2に示す2βの視野角を有する方向(X方向)の左右の側面の近傍には、複数の板状部材21,22が配置されている。複数の板状部材21は、それぞれの長さがLであり、厚さがDの樹脂(誘電体)によって構成される。また、複数の板状部材21は、X方向に対して角度θの傾きを有するとともに、それぞれが距離Dを隔てて配置される。複数の板状部材22も同様に、それぞれの長さがLであり、厚さがDの樹脂によって構成される。また、複数の板状部材22は、X方向に対して角度θの傾きを有するとともに、それぞれが距離Dを隔ててプリント基板15と直交するように配置される。なお、図6に示すように、板状部材21,22の短手方向の一部がレーダ装置10の検出面11よりもY方向の前面に位置するように配置されている。また、板状部材21,22は、X方向において複数の板状部材21,22が重なるように配置され、Y方向においても複数の板状部材21,22が重なるように配置されている。
図7は、図2に示すレーダ装置10に内蔵されているアンテナの構成例を示す図である。図7に示すように、レーダ装置10は、誘電体によって構成されるプリント基板15上に、矩形形状を有する複数のアンテナ素子がZ方向に所定の間隔を隔てて配置されて構成される送信アンテナ16-1~16-2がX方向の両端部に配置される。また、送信アンテナ16-1~16-2の間に、矩形形状を有する複数のアンテナ素子がZ方向に所定の間隔を隔てて配置されて構成される受信アンテナ17-1~17-4が配置されている。図7では、送信アンテナ16-1~16-2および受信アンテナ17-1~17-4のX方向の間隔はdとされている。
レーダ装置10は、図7に示す複数の受信アンテナを用いて、例えば、モノパルス方式、フーリエ変換方式、または、相関行列の固有展開等の、到来角推定等によって、ターゲットの角度を測定する。より詳細には、レーダ装置10は、ある角度方向にターゲットが存在する場合、受信アンテナの受信信号から、上記各種到来角推定法に基づいて、識別値を算出する。レーダ装置10は、各方式によって得られた識別値から理論上の角度値を導出することができる。このようにして得られた理論上の角度値を推定角度値とした場合、レーダ装置10の所望の角度範囲における角度測定能力は、例えば、横軸をターゲット存在角度、縦軸を推定角度値とする角度テーブルによって定義することができる。この角度テーブルでは、ターゲット存在角度と推定角度が1対1に対応し、完全に線形であることが望ましい。しかし、実際には多少のずれが存在するため、レーダ装置10は、角度テーブルを用いて補正を行うことでずれを除去する。なお、本案では上記角度測定を略視野中心方向Aを含むXY面におけるターゲットに対して行う。
ところで、レーダ装置10をプラスチックカバーや金属体からなる構造体(車両1)に設置すると、図8に示すように、バンパ2およびボディ3の間で不要なマルチパスが発生し、レーダ装置10の特性が劣化することがある。図9は、角度特性が劣化する様子を示す図である。より詳細には、図9の横軸はターゲットの実際の角度θを示し、縦軸はレーダ装置10が検出した角度θ’を示す。また、実線は車両1への取り付け前の特性を示し、破線は車両1への取り付け後の特性を示す。取り付け前の特性を示す実線は、傾きが略1であり、略直線の特性を有している。一方、取り付け後の特性を示す破線では、実線から乖離する部分が所々に存在するとともに、直線ではなく実線を中心として蛇行する曲線となっている。このため、レーダ装置10を車両1に取り付けた場合、レーダ装置10が推定する角度値が変動し、この変動分が角度誤差を生じる結果となる。
そこで、このような誤差を示す指標としての「角度誤差」と「最小傾き」を求める。ここでは、角度誤差を所定の角度範囲(例えば、-60度~+60度の範囲)における角度誤差値の平均値とする。また、最小傾きとしてはここでは所定の角度範囲(例えば、-60度~+60度の範囲)における角度テーブルの傾きの最小値を取得する。角度誤差はできるだけ小さい方が好ましいが、場合によっては補正によって除去することができる。しかしながら、角度テーブルの単調増加性、線形性が確保できない場合には、補正が適切に実行できず、角度不定となる領域が発生し得る。より詳細には、図9に楕円で囲んだ領域のように、リップルによって単調増加性が確保できない場合、角度が一意に定まらず、アンビギュイティといわれる角度不定となる領域が発生する。角度不定の領域が生じないためには、角度テーブルが完全な線形、すなわち傾きが1に近い値となっていることが重要である。このような状態を実現する上で、傾きが負の値である場合には、リップルが生じていることを示すため、「最小傾き」が正の値であることが好ましい。
本実施形態では、レーダ装置10から送信される電波を、図6に破線の矢印で示すように、複数の板状部材21,22によってZ方向の視野外(図2の2αの視野外)に反射することで、図8に示すマルチパスの発生を防止する。
図10は、レーダ装置10の単体の場合と、図8に示すように、樹脂カバー(例えば、バンパー等)および金属部材(例えば、ボディ等)が存在する場合と、特許文献1に開示された構成の場合における指向性を比較する図である。単体の場合および樹脂カバーが存在する場合に比較すると、特許文献1の構成では、約-90~+90度の範囲のメインローブに対してサイドローブの特性が抑制されている。しかしながら、特許文献1の構成では、メインローブ内(視野角内)の特性にリップルが生じている。
図11は、図10に示す場合において、レーダ装置10の単体の場合と、樹脂カバーおよび金属部材が存在する場合における、最小傾きを示す図である。図11に示すように、レーダ装置10が単体の場合には最小傾きは正であるが、樹脂カバーが存在する場合には、最小傾きは負となる。このため、樹脂カバーおよび金属部材が存在する場合には、角度検出誤差が生じ得る。
図12は、レーダ装置10の単体の場合と、樹脂カバーおよび金属部材が存在する場合と、本実施形態の場合における指向性を比較する図である。本実施形態の場合、サイドローブの特性が抑制されるだけでなく、メインローブ内(視野角内)のリップルが特許文献1の構成と比較して抑制されている。すなわち、本実施形態では、複数の板状部材21,22によって電波を視野角外に反射することで、角度不定が生じることを防止できる。
図13は、板状部材21,22の間隔と最小傾きの関係を示す図である。なお、図13(A)は板状部材21,22の長さL=50mmの場合を示し、図13(B)は板状部材21,22の長さL=20mmの場合を示している。
図13(A)に示すように、板状部材21,22の長さL=50mmの場合、板状部材21,22の間隔dが、レーダ装置10が送信する電波の波長をλ(例えば、24GHzの場合12.4mm)とするとき、略λ/2(=6mm)~3λ/2(=18mm)の場合に最小傾きが正となる。
また、図13(B)に示すように、板状部材21,22の長さL=20mmの場合、板状部材21,22の間隔dが、レーダ装置10が送信する電波の波長をλとするとき、略λ/10(=1mm)~λ/2(=6mm)の場合に最小傾きが正となる。
以上に説明したように、本発明の実施形態によれば、レーダ装置10から送信される電波を、図6に破線の矢印で示すように、複数の板状部材21,22によってZ方向の視野外に反射することで、最小傾きを正の値にできることから、アンビギュイティといわれる角度不定となる領域が発生することを防止できる。
(B)変形実施形態の説明
以上の実施形態は一例であって、本発明が上述したような場合のみに限定されるものでないことはいうまでもない。例えば、図5の例では、板状部材21,22として、直線状の部材を用いるようにしたが、例えば、図14に示すように、L字形状を有する板状部材21,22を用いるようにしてもよい。図14の例では、略中央で角度θ(例えば、90度)に折り曲げられた厚さがWのL字形状を有する複数の板状部材21,22が、レーダ装置10のX方向の両側面の近傍に間隔Dを隔てて配置されている。このようなL字形状を有する複数の板状部材21,22を用いた場合でも、図6に示すように、Y軸方向に進行する電波を図2に示す視野角2αの外に反射することでマルチパスを低減し、アンビギュイティといわれる角度不定の発生を低減できる。
また、図15に示すように、略中央において角度θ(90度<θ<180度)で屈折された厚さがWである複数の板状部材21,22を、X方向と略平行になるように間隔Dを隔てて配置するようにしてもよい。このような構成によっても、図6に示すように、Y軸方向に進行する電波を図2に示す視野角2αの外に反射することでマルチパスを低減し、アンビギュイティといわれる角度不定の発生を低減できる。
図16は、板状部材21,22を端部に取り付けたブラケット30を用いる構成例を示している。より詳細には、図16に示す例では、ブラケット30は、X方向の両端部がY方向に直角に折り曲げられた板状部材によって構成されている。ブラケット30の両端部には、複数の板状部材21,22が取り付けられている。板状部材21,22は、図5、図14、または、図15の構成とすることができる。なお、ブラケット30は、板状部材21,22と同じ材質とし、これらを一体形成するようにしてもよい。あるいは、これらを別部材として構成し、ネジまたは接着剤によって接合するようにしてもよい。このような構成によっても、Y軸方向に進行する電波を図2に示す視野角2αの外に反射することでマルチパスを低減し、アンビギュイティといわれる角度不定の発生を低減できる。
図17は、ブラケット30を用いる他の構成例を示している。図17の例では、ブラケット30は、板状部材で構成され、両端部分において、角度θ(90度<θ<180度)に折り曲げられている。また、ブラケット30の両端部分には台形形状を有する複数の板状部材21,22が配置されている。なお、ブラケット30は、板状部材21,22と同じ材質とし、これらを一体形成するようにしてもよい。あるいは、これらを別部材として構成し、ネジまたは接着剤によって接合するようにしてもよい。このような構成によっても、Y軸方向に進行する電波を図2に示す視野角2αの外に反射することでマルチパスを低減し、アンビギュイティといわれる角度不定の発生を低減できる。
また、以上の実施形態では、図7に示すように送信アンテナ16-1~16-2と受信アンテナ17-1~17-4は、X方向の同じ位置に直線状に並べて配置するようにしたが、例えば、図18に示すように、送信アンテナ16-1~16-2をプリント基板15のZ方向の下方に配置し、受信アンテナ17-1~17-4をプリント基板15のZ方向の上方に分離して配置するようにしてもよい。なお、図18の例では、受信アンテナ17-1~17-4は、相互に間隔dを隔てて配置されている。また、送信アンテナ16-1~16-2は、4×dの間隔を隔てて配置されている。このような送信アンテナ16-1~16-2および受信アンテナ17-1~17-4の配置を行う場合であっても、複数の板状部材21,22を配置することで、Y軸方向に進行する電波を図2に示す視野角2αの外に反射することでマルチパスを低減し、アンビギュイティといわれる角度不定の発生を低減できる。なお、複数の板状部材21,22は、受信アンテナ17-1~17-4の近傍に配置することが望ましい。
また、以上の実施形態では、板状部材21,22は、均一な厚さの部材を用いるようにしたが、図19に示すように、断面がくさび形状を有する板状部材21,22を用いるようにしてもよい。より詳細には、図19の例では、厚さがWであり、先端の角度がθである複数の板状部材21,22が、くさびの先端部分がレーダ装置10のX方向の側面に近接するように間隔Dを隔てて配置されている。このような形状を有する複数の板状部材21,22を配置することで、Y軸方向に進行する電波を図2に示す視野角2αの外に反射することでマルチパスを低減し、アンビギュイティといわれる角度不定の発生を低減できる。
また、図20に示すように、板状部材21,22の厚さを変更することで、角度テーブルの最小傾きが変化する。より詳細には、図20では、レーダ装置のみの場合(単体)の角度テーブルの最小傾き、板状部材21,22を有しない場合(0mm)の特性、ポリカーボネート製の板状部材21,22の厚さを1mmから8mmの間で変化させた場合(即ち、レーダ装置10が送信する電波の波長λを板状部材21,22の屈折率で除した値を実効波長λ’としたとき、板状部材21,22の厚さをλ’/8からλ’の間で変化させた場合)の角度テーブルの最小傾きを示している。なお、板状部材21,22の間隔は4.5mmとしている。図20の例では、板状部材21,22の厚さが3.5mmおよび4mmの場合に最小傾きが正となることから、約3.5mm~4mmの厚さ、即ち3.5λ’/8以上かつλ’/2以下の厚さが好ましいことが分かる。
また、図21に示すように、板状部材21,22の角度を変更することで、角度テーブルの最小傾きが変化する。より詳細には、図21では、レーダ装置のみの場合(単体)の角度テーブルの最小傾き、板状部材21,22を有しない場合(0mm)の特性、ポリカーボネート製の板状部材21,22の角度(図5の角度θ)を0度から90度の間で変化させた場合(0~90)の角度テーブルの最小傾きを示している。なお、板状部材21,22の間隔は4.5mmとしている。図21の例では、板状部材21,22の角度θが40度~50度の場合に最小傾きが正となることから、板状部材21,22の角度θは約40度~50度が好ましいことが分かる。
以上の各実施形態においては、アンビギュイティといわれる角度不定の発生を低減する観点で好適な構成例を示したが、レーダ装置10の使用される環境によっては、角度不定が発生していても、当該角度不定となる角度がレーダ装置10の視野外である場合や、角度不定が発生する角度範囲が狭く、補正によって角度誤差を小さくすることができる場合もある。このように、ある程度の角度不定が許容される場合において、角度テーブルの傾きのばらつきを表す標準偏差が小さければ、レーダ装置10の指向特性を改善することができる。もちろん、以上の各実施形態において、角度テーブルの傾きの標準偏差が小さくなれば、レーダ装置10の指向特性をさらに改善することができる。
図22は、図20と同様の場合における、角度テーブルの傾きの標準偏差を示している。図22の例では、板状部材21,22を有しない場合(0mm)に比較すると、板状部材21,22の厚さに拘わらず有する場合には標準偏差が改善されている。このことから、標準偏差に関しては、板状部材21,22の厚さに拘わらず有することが好ましい。なお、板状部材21,22中の波長をλ’とすると、λ’/8以上の厚さを有する場合に効果があり、3λ’/8以上かつ4.5λ’/8以下の場合が特性上好ましい。
図23は、図21と同様の場合における、角度テーブルの傾きの標準偏差を示している。図23の例では、板状部材21,22を有しない場合(0mm)に比較すると、板状部材21,22の角度θが5度から80度の間で標準偏差が改善されている。このため、標準偏差に関しては、板状部材21,22の角度θが5度から80度の範囲が特性上好ましい。
また、板状部材21,22として、電波を吸収する部材を用いるようにしてもよい。例えば、カーボン粉などを誘電体に混合し、誘電損失を大きくした部材を用いることができる。
なお、以上の各実施形態では、金属部材としてボディ3を例に挙げて説明したが、ボディ3ではなく、金属によって構成されるシャーシであってもよい。あるいは、レーダ装置10をシャーシ、ボディ3またはバンパ2に対して装着するための金属のブラケット(固定部材)が、前述したボディ3と同様の構成を有するようにしてもよい。
また、金属部材であるボディ3ではなく、誘電体によって構成される部材がレーダ装置10の背面側に配置されるようにしてもよい。また、背面側に配置された誘電体に対して板状部材21,22が取り付けられるようにしてもよい。
また、図2等に示すレーダ装置10の筐体の形態は一例であって、これ以外の構造を有する形態を有するようにしてもよい。なお、異なる筐体の形態を有する場合であっても、複数の板状部材21,22を配置することで、前述の場合と同様の効果を得ることができる。
また、以上の各実施形態では、レーダ装置10を取り付ける対象物として、車両1を例に挙げて説明したが、これ以外の対象物に取り付けるようにしてもよい。具体的には、船舶、飛行機、電柱および建造物等の構造体に取り付けるようにしてもよい。また、以上例示してきたレーダ背面における金属部材は、金属板そのものだけでなく、金属に近い反射率を示す部材、例えば金属に近い導電率を有す粒子等を含有する部材であってもよい。
1 車両
2 バンパ
3 ボディ
10 レーダ装置
11 検出面
12 裏側面
15 プリント基板
16-1~16-2 送信アンテナ
17-1~16-4 受信アンテナ
21 板状部材
22 板状部材
30 ブラケット

Claims (20)

  1. 所定の周波数の電波を送信および受信し、第1方向における物標の位置を検出するレーダ装置の近傍に配置される構造体において、
    前記レーダ装置の前記第1方向の側面の近傍に配置され、少なくとも一部の面が前記第1方向に対して傾きを有し、前記第1方向に直交する第2方向について、前記レーダ装置の視野外に前記電波を反射するように構成された1または複数の板状部材を有する、
    ことを特徴とする構造体。
  2. 前記第2方向の視野角よりも前記第1方向の前記視野角が広い前記レーダ装置の近傍に配置されることを特徴とする請求項1に記載の構造体。
  3. 前記第1方向は、前記レーダ装置の受信アンテナが列設される方向であることを特徴とする請求項1または2に記載の構造体。
  4. 前記板状部材は、短手方向の一部が前記レーダ装置の受信アンテナが配置される面よりも前記電波の送信方向に位置するように配置されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の構造体。
  5. 複数の前記板状部材は、所定の間隔で互いに離間して列設され、
    前記電波の波長をλとするとき、前記所定の間隔は、λ/10以上および3λ/2以下に設定される、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の構造体。
  6. 複数の前記板状部材は、当該板状部材内における前記電波の実効波長をλ’とするとき、λ’/8以上の厚さを有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の構造体。
  7. 複数の前記板状部材は、当該板状部材内における前記電波の実効波長をλ’とするとき、3λ’/8以上かつ4.5λ’/8以下の厚さを有する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の構造体。
  8. 複数の前記板状部材は、当該板状部材内における前記電波の実効波長をλ’とするとき、3.5λ’/8以上かつλ’/2以下の厚さを有する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の構造体。
  9. 複数の前記板状部材は、前記第1方向に対して、5度以上かつ80度以下の傾きを有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の構造体。
  10. 複数の前記板状部材は、前記第1方向に対して、40度以上かつ50度以下の傾きを有する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の構造体。
  11. 複数の前記板状部材は、所定の間隔で互いに離隔して列設されるとともに、
    前記第1方向に対して傾きを有する面が、前記レーダ装置の受信アンテナが配置される面に対して略垂直となるように構成されている、
    ことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の構造体。
  12. 複数の前記板状部材は、所定の間隔で互いに離隔して列設されるとともに、
    前記所定の間隔は、前記第1方向において前記物標が存在する位置の変化に対する前記レーダ装置が検出する位置の変化の割合が単調となる様に設定される、
    ことを特徴とする請求項11に記載の構造体。
  13. 複数の前記板状部材は、所定の間隔で互いに離隔して列設されるとともに、
    前記第1および第2方向において複数の前記板状部材が重なるように列設されている、
    ことを特徴とする請求項3乃至12のいずれか1項に記載の構造体。
  14. 前記板状部材は、前記一部の面に対して傾きを有する他の面をさらに有することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の構造体。
  15. 前記板状部材は、誘電体によって構成されることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の構造体。
  16. 前記板状部材は、前記電波を吸収する部材によって構成されることを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の構造体。
  17. 前記レーダ装置は、樹脂部材と金属部材によって挟まれた空間内に、前記レーダ装置の検出面が前記樹脂部材に相対し、前記検出面の裏側に位置する裏側面が前記金属部材に相対するように配置されていることを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載の構造体。
  18. 前記金属部材は車両のボディまたはシャーシであり、前記樹脂部材は前記車両のバンパであることを特徴とする請求項17に記載の構造体。
  19. 車両に搭載される前記レーダ装置の近傍に配置されるとともに、
    前記第1方向は略水平方向であることを特徴とする請求項1乃至18のいずれか1項に記載の構造体。
  20. 所定の周波数の電波を送信および受信し、第1方向における物標の位置を検出するレーダ装置を対象物に取り付けるブラケットにおいて、
    前記レーダ装置の前記第1方向の側面の近傍に配置され、少なくとも一部の面が前記第1方向に対して傾きを有し、前記第1方向に直交する第2方向について、前記レーダ装置の視野外に前記電波を反射するように構成された1または複数の板状部材を有する、
    ことを特徴とするブラケット。
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