JPH088631A - 移動体識別装置 - Google Patents

移動体識別装置

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Publication number
JPH088631A
JPH088631A JP13864894A JP13864894A JPH088631A JP H088631 A JPH088631 A JP H088631A JP 13864894 A JP13864894 A JP 13864894A JP 13864894 A JP13864894 A JP 13864894A JP H088631 A JPH088631 A JP H088631A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
interrogator
reflection
antenna
case
directivity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13864894A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Akiyama
秋山浩二
Kazuo Nagata
永田和生
Satoru Yoshitake
哲 吉武
Kiyoshi Takai
潔 高井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP13864894A priority Critical patent/JPH088631A/ja
Publication of JPH088631A publication Critical patent/JPH088631A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Aerials With Secondary Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アンテナの指向性を簡単に調整することので
きる手段を備えた移動体識別装置を実現することを目的
にする。 【構成】 アンテナの指向性を定める複数個の反射/遮
蔽板と、これらの反射/遮蔽板の拡がり角度を調整する
ための調整手段を有する質問器を備えたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アンテナの指向性を容
易に調整することのできる手段を備えた移動体識別装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】移動体識別装置は質問器と応答器を備
え、質問器から送信されるマイクロ波帯等の電波を応答
器で受信し、応答器では受信結果に所定の処理を施して
応答波として質問器に返信し、質問器ではこれに設けら
れているアンテナでその返信電波を受信することによ
り、移動体である応答器を識別するようにしている。
【0003】このような移動体識別装置において、従来
質問器が複数個ある場合に、その質問器間の距離が短い
と質問器間で電波が干渉し合い、応答器との間で通信が
できなくなるという事態が発生していた。又、通信エリ
アの外側近くに本来読み取りたくない応答器が存在する
ことが多いが、その場合には通信エリア内の応答器との
間で干渉を起こす。そのため質問器の設置場所に制限が
あり、場所によっては通信機能が十分に発揮出来ないと
いう問題があった。
【0004】このような問題を避けるには、質問器のア
ンテナの指向性を上げれば良いことは分かっており、そ
のため従来はアンテナのパターンを変え、これにより指
向性を上げるようにしていた。しかし、このような方法
では現場に合わせてアンテナ・パターンを変えなければ
ならないばかりでなく、現場での微調整が不可能である
という問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、この
ような問題を解決するためになされたもので、その目的
はアンテナの指向性を簡単に調整することのできる調整
手段を備えた移動体識別装置を実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、アンテナの指
向性を定める複数個の反射/遮蔽板と、これらの反射/
遮蔽板の拡がり角度を夫々調整するための調整手段を有
する質問器を備えたものである。
【0007】
【作用】このような本発明では、反射/遮蔽板の広がり
角度を調整することにより、アンテナの指向性を容易に
調整することができる。
【0008】
【実施例】以下図面を用いて本発明を説明する。図1は
本発明の一実施例を示した構成図で、(イ)図は斜視
図、(ロ)図は(イ)図のA方向から見た図である。
(イ),(ロ)両図において、10は質問器本体のケー
スで、アンテナ及び発振手段,複調手段等が内蔵されて
いる。20はプリント基板上に作られたマイクロストリ
ップ・アンテナで、質問器ケース10の上側内部に固定
配置されている。
【0009】31,31aは夫々金属或いは誘電体で構
成され反射した電波を遮蔽する反射/遮蔽板である。両
反射/遮蔽板は質問器ケース10の両側面に夫々拡がり
をもって取り付けられている。この拡がり角度Bは、以
下に説明するように本発明においては容易に調整出来る
ように調整手段40が設けられている。調整手段40と
しては種々考えられるが、図2の(イ),(ロ)にその
一例を示す。(ロ)図は分解図を示すものである。
【0010】図2の(イ),(ロ)に於いて、10は図
1で説明した質問器ケース、31,31aは夫々反射/
遮蔽板を示すものである。(イ),(ロ)両図に示す調整
手段40において、41,41aはパイプで、反射/遮
蔽板31,31aはこのパイプに夫々取り付けられてい
る。42,42aは前記パイプ41,41aが遊嵌され
る穴43,43aが設けられた取付け部材で、質問器ケ
ース10の長手方向の両端に取り付けられている。パイ
プ41,41aの両端は取付け部材42,42aの穴4
3,43aに夫々嵌合されている。
【0011】44,44aは夫々L字状の取付け腕で、
その一端45,45aは前記反射/遮蔽板31,31a
に取り付けられている。取付け腕44,44aの基部4
6,46aには夫々円弧状に配列された複数個の穴4
7,47aが形成され、それらの内の1つの穴を介して
螺子によりこの取付け腕44,44aが質問器ケース1
0に夫々取り付けられるようになっている。
【0012】前記のように、アンテナの指向性を上げる
ことにより、質問器間相互の干渉,或いは応答器間相互
の干渉を除去することができるが、図2に示す本発明に
於いては取付け腕44,44aの基部46,46aに夫
々形成した複数個の穴47,47aの内のどの穴を用い
て螺子で固定するかによって、反射/遮蔽板31,31
aの拡がり角度を調整することができる。この調整は微
調整でも極めて容易で、質問器の設置現場でも容易に行
うことができる。
【0013】図3は質問器ケース10に反射/遮蔽板を
設けない場合と、反射/遮蔽板31,31aを設けた場
合の通信可能範囲を実験により求めたものである。
(イ)図は質問器(R/W)が1台の場合の通信可能範
囲を示すもので、aが反射/遮蔽板有り、bが反射/遮
蔽板無しの場合で、反射/遮蔽板を設けると通信可能範
囲が制限される。(ロ)図は質問器(R/W)が2台
で、反射/遮蔽板が無い場合の通信可能範囲を示すもの
である。この場合、両質問器間で干渉し、オーバラップ
した部分aは通信不可能となる。車線を施したb,cが
夫々通信可能範囲であるが、通信不可能部分aの為に、
100%の通信が出来ないものとなつている。(ハ)図
は質問器10が2台で、夫々反射/遮蔽板31,31a
を備え、これらの反射/遮蔽板の拡がり角度を夫々調整
することによりアンテナ指向性を最適に上げた場合の通
信可能範囲を示すもので、bが質問器R/M1,cが質
問器R/W2の場合の通信可能範囲である。このよう
に、各質問器10に反射/遮蔽板を設け、それらの反射
/遮蔽板の拡がり角度を最適に調整した場合、各質問器
間,或いは各応答器間で互いに干渉することなく車線間
(通信エリア内)で100%の通信が可能となる。
【0014】図4は夫々本発明の別の実施例を示すもの
で、(イ)図は蝶番50で質問器ケース10に取り付け
られた反射/遮蔽板31,31aに一端が固定された固
定板51の他端側に複数個の穴53を形成し、どの穴を
使用して螺子で固定するかによつて反射板31,31a
の拡がり角度を調整するようにしたものである。(ロ)
図は(イ)図の固定板51に変えて調整ナット60を用
いて調整するようにしたものである。なお、61は正螺
子部分、62は逆螺子部分を示し、又63,64は夫々
固定ナットを示すものである。又、(ハ)図は反射/遮
蔽板31,31aの回転中心を中心とする円弧上,或い
は直線上に穴71,72をあけ、螺子73で両反射/遮
蔽板を固定するようにしたもの、また(ニ)図は蝶番に
代えて質問器ケース10に丸棒80を取付け、反射/遮
蔽板31,31aの先端を丸めてその棒80に嵌合させ
るようにしたものである。これら図4に示す装置は何れ
も容易に反射/遮蔽板31,31aの拡がり角度を調整
することが出来るものである。
【0015】図5は質問器ケース10の各辺に反射/遮
蔽板31a〜31dを取り付けるようにしたもので、こ
の場合も各反射/遮蔽板は拡がり角度が調整できるよう
になっており、そのため図5の場合には前後左右のアン
テナの指向性を調整することができる特徴がある。
【0016】なお、反射/遮蔽板31,31aの拡がり
角度をリモコンで調整するようにしてもよく、また反射
/遮蔽板31,31aの拡がり角度を一定とし、アンテ
ナ20の位置を調整するようにしてもよい。
【発明の効果】本発明によれば、各質問器に反射/遮蔽
板を設けることにより、アンテナの指向性を容易に調整
することができる移動体識別装置を簡単な構成によって
得ることができる。前記したように、設置現場において
は本来読み取りたくない応答器が通信エリアの外側近く
に存在することが多く、質問器の設置が制限される。そ
のため、場所によっては十分な性能を発揮できない場合
があるが、本発明によれば微妙に指向性を調整すること
ができるので、移動体識別装置として極めて有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した構成図である。
【図2】図1の具体的構成図である。
【図3】図1の特性を示した図である。
【図4】本発明の他の実施例を示した構成図である。
【図5】本発明の更に別の実施例を示した構成図であ
る。
【符号の説明】
10 質問器 20 アンテナ 31,31a 反射/遮蔽板 40 調整手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高井 潔 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンテナの指向性を定める複数個の反射/
    遮蔽板と、これらの反射/遮蔽板の拡がり角度を夫々調
    整するための調整手段を有する質問器を備えた移動体識
    別装置。
JP13864894A 1994-06-21 1994-06-21 移動体識別装置 Pending JPH088631A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13864894A JPH088631A (ja) 1994-06-21 1994-06-21 移動体識別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13864894A JPH088631A (ja) 1994-06-21 1994-06-21 移動体識別装置

Publications (1)

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JPH088631A true JPH088631A (ja) 1996-01-12

Family

ID=15226908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13864894A Pending JPH088631A (ja) 1994-06-21 1994-06-21 移動体識別装置

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003041222A1 (fr) * 2001-11-09 2003-05-15 Nippon Tungsten Co., Ltd. Antenne
WO2003071701A1 (fr) * 2002-02-22 2003-08-28 Sharp Kabushiki Kaisha Systeme de radio communications
US7149548B2 (en) 2002-02-14 2006-12-12 Ntt Docomo, Inc. Antenna apparatus for base station and method of optimizing traffic capacity in CDMA communications system
JP2007336356A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Nippon Light Metal Co Ltd 電波指向性制御装置
JP2014165754A (ja) * 2013-02-26 2014-09-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 指向特性可変アンテナ
JP2021038984A (ja) * 2019-09-02 2021-03-11 古河電気工業株式会社 レーダ装置を取り付けた構造体、および、ブラケット

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