JP2014115155A - レンズアンテナを用いる車載用レーダ - Google Patents
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Abstract
【課題】スピルオーバーの影響を低減することができるレンズアンテナを用いる車載用レーダを提供する。
【解決手段】レンズアンテナを用いる車載用レーダは、レンズアンテナを構成するレンズ11を配置するための穴が設けられた基板1と、前記基板1に設けられた前記穴に配置される前記レンズ11と、前記基板1における前記レンズ11以外の部分に設けられる複数の部品21〜39と、前記レンズアンテナを構成する1次放射器と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】レンズアンテナを用いる車載用レーダは、レンズアンテナを構成するレンズ11を配置するための穴が設けられた基板1と、前記基板1に設けられた前記穴に配置される前記レンズ11と、前記基板1における前記レンズ11以外の部分に設けられる複数の部品21〜39と、前記レンズアンテナを構成する1次放射器と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、レンズアンテナを用いる車載用レーダに関する。
自動車などの車両に搭載される車載用のレーダ(車載用レーダ)が用いられている。
従来技術の一例として、特許文献1に記載されたレーダ装置は、送信波をターゲットに向けて送信する送信波発生手段と、前記送信波を前記ターゲットに反射させて得られた反射波を別々に受信する、所定の間隔を隔てて配置された第1の受信アンテナおよび第2の受信アンテナと、前記第1の受信アンテナおよび前記第2の受信アンテナの受信電力に基づいて、振幅比較モノパルス方式によりターゲット角度を算出する角度算出手段と、前記角度算出手段からのターゲット角度を基に、受信信号間の位相差を算出する第1の位相差算出手段と、第1の受信アンテナおよび第2の受信アンテナの受信信号間の位相差を直接算出する第2の位相差算出手段と、前記第1の位相差算出手段および前記第2の位相差算出手段によりそれぞれ算出された位相差を比較する位相差比較手段と、前記位相差比較手段により得られた差の値が一定値未満であるときには前記ターゲットは真像と判定し、前記一定値以上であるときには前記ターゲットは偽像であると判定する判定手段を有し、これにより、検知したターゲットがアンテナ受信ビームのサイドローブにより発生する偽像であるか否かを判別することが図られる(特許文献1参照。)。
従来技術の一例として、特許文献1に記載されたレーダ装置は、送信波をターゲットに向けて送信する送信波発生手段と、前記送信波を前記ターゲットに反射させて得られた反射波を別々に受信する、所定の間隔を隔てて配置された第1の受信アンテナおよび第2の受信アンテナと、前記第1の受信アンテナおよび前記第2の受信アンテナの受信電力に基づいて、振幅比較モノパルス方式によりターゲット角度を算出する角度算出手段と、前記角度算出手段からのターゲット角度を基に、受信信号間の位相差を算出する第1の位相差算出手段と、第1の受信アンテナおよび第2の受信アンテナの受信信号間の位相差を直接算出する第2の位相差算出手段と、前記第1の位相差算出手段および前記第2の位相差算出手段によりそれぞれ算出された位相差を比較する位相差比較手段と、前記位相差比較手段により得られた差の値が一定値未満であるときには前記ターゲットは真像と判定し、前記一定値以上であるときには前記ターゲットは偽像であると判定する判定手段を有し、これにより、検知したターゲットがアンテナ受信ビームのサイドローブにより発生する偽像であるか否かを判別することが図られる(特許文献1参照。)。
一般的な車載用レーダでは、送・受信用のアンテナ部品の放射素子とは反対の面に、電源や制御系やRF(Radio Frequency)系を構成する電子部品が実装されている。その理由の一つとしては、アンテナの放射面の方向やその周囲に部品を実装すると、部品が、送・受信波を遮蔽したり、アンテナ開口分布を乱したりすることで、レーダ性能を低下させると考えられているためである。
ところで、車載用レーダとして、1次放射器およびレンズを有するレンズアンテナを用いるものがある。
車載用レーダに用いられるレンズアンテナは、放射効率が高く、マルチビームを広角範囲に配置することができる。このような性能を引き出すためには、スピルオーバーを極力低減させることが望ましい。その理由は、スピルオーバーによって、レンズアンテナの開口分布が乱されることで指向性が劣化することや、1次放射器の直接波がサイドローブレベルを上昇させることが、発生するためである。これを抑制するために、レンズと1次放射器との間の焦点距離を調整すること(例えば、開口能率との関係を考慮しながら調整すること)や、1次放射器の指向性を絞り込むこと(放射波をできる限りレンズに吹き付けるようにすること)、などの工夫が図られている。なお、スピルオーバーとは、1次放射器から放射された電磁波の一部がレンズやパラボラ鏡を通過することなく放射されてしまう現象である。
車載用レーダに用いられるレンズアンテナは、放射効率が高く、マルチビームを広角範囲に配置することができる。このような性能を引き出すためには、スピルオーバーを極力低減させることが望ましい。その理由は、スピルオーバーによって、レンズアンテナの開口分布が乱されることで指向性が劣化することや、1次放射器の直接波がサイドローブレベルを上昇させることが、発生するためである。これを抑制するために、レンズと1次放射器との間の焦点距離を調整すること(例えば、開口能率との関係を考慮しながら調整すること)や、1次放射器の指向性を絞り込むこと(放射波をできる限りレンズに吹き付けるようにすること)、などの工夫が図られている。なお、スピルオーバーとは、1次放射器から放射された電磁波の一部がレンズやパラボラ鏡を通過することなく放射されてしまう現象である。
しかしながら、スピルオーバーを完全に防止することは、レーダのパッケージング設計上不可能であり、通常は、レンズの周辺を電波吸収体で囲むことや、または、開口能率を落とすことあるいはビーム数を減らすことなどのように性能的に許容すること、が必要とされる。
レンズアンテナ方式を適用したレーダでは、性能的に優位な点がある反面、パッチアレーアンテナ方式やスロットアレーアンテナ方式を適用したレーダと比較すると、(レンズ部と1次放射器部と焦点距離用の空間部)が必要になるため、奥行方向の寸法が大型化する。
しかしながら、レンズアンテナ方式を適用したレーダでは、このような構成でありながら、従来のレーダと同様な構成として、アンテナの背面(ここでは、1次放射器が実装される基板の背面)に各部品類を実装すると、奥行方向の寸法がさらに大型化してしまう。近年のレーダの市場動向では、車両への搭載条件や外観的な観点から薄型化が強く求められる傾向にあることから、できる限りレーダの奥行寸法を狭めたいという要求がある。
しかしながら、レンズアンテナ方式を適用したレーダでは、このような構成でありながら、従来のレーダと同様な構成として、アンテナの背面(ここでは、1次放射器が実装される基板の背面)に各部品類を実装すると、奥行方向の寸法がさらに大型化してしまう。近年のレーダの市場動向では、車両への搭載条件や外観的な観点から薄型化が強く求められる傾向にあることから、できる限りレーダの奥行寸法を狭めたいという要求がある。
ここで、レンズアンテナを用いるレーダの性能的な観点では、指向性の乱れやサイドローブレベルの上昇などの主な原因であるスピルオーバーへの対策が課題となる。
具体例として、一般的な広角範囲を検知することができるマルチビームレーダを実現するためには、横方向に狭い楕円形のレンズや反射鏡を用いる。この場合、通常のレーダアンテナに対して、スピルオーバーが増加してしまう。
また、具体例として、低コスト化や小型化のために、1次放射器が実装される基板の省スペース化が求められる。この場合、1次放射器の指向性を成形するために必要となるアンテナ素子の実装面積が不足することから、指向性を十分に絞り込めずに、スピルオーバーが増加してしまう。
また、具体例として、レーダの性能向上や機能追加のための一手段として、高密なマルチビーム配置(ビームの本数の増加)が必要とされる場合がある。この場合、マルチビームの高密化に伴い、一素子辺りの実装スペースが減少して、アンテナ素子の実装面積が不足することから、指向性を十分に絞り込めずに、スピルオーバーが増加してしまう。
このような課題(上記の具体例など)が考えられることから、例えば、アンテナの創意工夫だけでは、スピルオーバーに対処することが難しい。
具体例として、一般的な広角範囲を検知することができるマルチビームレーダを実現するためには、横方向に狭い楕円形のレンズや反射鏡を用いる。この場合、通常のレーダアンテナに対して、スピルオーバーが増加してしまう。
また、具体例として、低コスト化や小型化のために、1次放射器が実装される基板の省スペース化が求められる。この場合、1次放射器の指向性を成形するために必要となるアンテナ素子の実装面積が不足することから、指向性を十分に絞り込めずに、スピルオーバーが増加してしまう。
また、具体例として、レーダの性能向上や機能追加のための一手段として、高密なマルチビーム配置(ビームの本数の増加)が必要とされる場合がある。この場合、マルチビームの高密化に伴い、一素子辺りの実装スペースが減少して、アンテナ素子の実装面積が不足することから、指向性を十分に絞り込めずに、スピルオーバーが増加してしまう。
このような課題(上記の具体例など)が考えられることから、例えば、アンテナの創意工夫だけでは、スピルオーバーに対処することが難しい。
本発明は、このような事情を考慮して為されたものであり、スピルオーバーの影響を低減することができるレンズアンテナを用いる車載用レーダを提供することを目的としている。
(1)上述した課題を解決するために、本発明に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダは、レンズアンテナを構成するレンズを配置するための穴が設けられた基板と、前記基板に設けられた前記穴に配置される前記レンズと、前記基板における前記レンズ以外の部分に設けられる複数の部品と、前記レンズアンテナを構成する1次放射器と、を備えることを特徴とする。
(2)本発明は、上記した(1)に記載のレンズアンテナを用いる車載用レーダにおいて、前記複数の部品は、前記基板における前記レンズの周囲の部分に設けられる、ことを特徴とする。
(3)本発明は、上記した(1)または上記した(2)に記載のレンズアンテナを用いる車載用レーダにおいて、前記複数の部品は、前記1次放射器の側に配置される前記基板の面に設けられる、ことを特徴とする。
(4)本発明は、上記した(1)から上記した(3)のいずれか1つに記載のレンズアンテナを用いる車載用レーダにおいて、前記レンズアンテナを構成する前記1次放射器として、複数の1次放射器を備える、ことを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、スピルオーバーの影響を低減することができるレンズアンテナを用いる車載用レーダを提供することが可能になる。
[本実施形態に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダの構成の説明]
図1は、本実施形態に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダを構成する基板部の背面図(1次放射器51〜53の側から見た場合の図)である。
図2は、本実施形態に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダを構成する基板部および1次放射器部61(3個の1次放射器51〜53)の上面図(図1に示す矢印P1の向きで見た場合の図)である。
本実施形態に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダは、基板部と、1次放射器部61(図1では、図示せず)と、それ以外の覆い(筐体)などの部品(図示せず)から構成される。
図1は、本実施形態に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダを構成する基板部の背面図(1次放射器51〜53の側から見た場合の図)である。
図2は、本実施形態に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダを構成する基板部および1次放射器部61(3個の1次放射器51〜53)の上面図(図1に示す矢印P1の向きで見た場合の図)である。
本実施形態に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダは、基板部と、1次放射器部61(図1では、図示せず)と、それ以外の覆い(筐体)などの部品(図示せず)から構成される。
本実施形態に係るレンズアンテナは、3個の1次放射器51~53を有する1次放射器部61と、レンズ11から構成されている。
図3は、本実施形態に係るレンズアンテナを構成する1次放射器部61(本実施形態では、3個の1次放射器51〜53)およびレンズ11の概略的な配置の一例を示す図である。
図3は、本実施形態に係るレンズアンテナを構成する1次放射器部61(本実施形態では、3個の1次放射器51〜53)およびレンズ11の概略的な配置の一例を示す図である。
なお、本実施形態では、複数(本実施形態では、3個)の1次放射器51〜53をまとめたものを1次放射器部61と呼称して説明するが、このような1次放射器部61は、例えば、実際に、これら複数(本実施形態では、3個)の1次放射器51〜53を設けた基板などとして存在してもよく、または、実際には存在せずに、これら複数(本実施形態では、3個)の1次放射器51〜53がそれぞれ別々に設けられてもよい。
本実施形態に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダの構成を説明する。
本実施形態に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダを構成する基板部は、基板1と、レンズ11と、複数の部品21〜39から構成される。
基板1は、電子回路基板(例えば、一般的なプリント基板)であり、長方形の面の形状を有する。また、基板1は、片面基板である。また、基板1が有する2つの面のうちで、一方の面である部品を実装する面(部品実装面)101が1次放射器51〜53の側に配置され、他方の面であるグランド(接地)面102が反対側に配置される。また、基板1が有する2つの面101、102は平行であり、中央の1次放射器51の中心軸から放射される光の進行方向に対して垂直になるように配置されている。また、3個の1次放射器51〜53が並ぶ方向と、基板1が有する長方形の形状の短い方の辺の方向とが、ほぼ一致する(他の構成例として、3個の1次放射器51〜53が直線状に並ぶ場合には、一致する)ように配置されている。
本実施形態に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダを構成する基板部は、基板1と、レンズ11と、複数の部品21〜39から構成される。
基板1は、電子回路基板(例えば、一般的なプリント基板)であり、長方形の面の形状を有する。また、基板1は、片面基板である。また、基板1が有する2つの面のうちで、一方の面である部品を実装する面(部品実装面)101が1次放射器51〜53の側に配置され、他方の面であるグランド(接地)面102が反対側に配置される。また、基板1が有する2つの面101、102は平行であり、中央の1次放射器51の中心軸から放射される光の進行方向に対して垂直になるように配置されている。また、3個の1次放射器51〜53が並ぶ方向と、基板1が有する長方形の形状の短い方の辺の方向とが、ほぼ一致する(他の構成例として、3個の1次放射器51〜53が直線状に並ぶ場合には、一致する)ように配置されている。
また、基板1には、レンズ11を嵌めて配置するための穴(基板1を貫通する穴)5が設けられている。この穴5にレンズ11が嵌められて、レンズ11が基板1に固定されて配置されている。なお、この固定の方法としては、任意の方法が用いられてもよく、例えば、穴5にレンズ11を嵌めるだけでレンズ11が基板1に固定される嵌め込み式の方法を用いることができ、または、ネジなどでレンズ11を基板1に留めてレンズ11を基板1に固定させる方法を用いることができ、または、接着剤を使用してレンズ11を基板1に固定させる方法を用いることができる。
レンズ11は、一方の面が平ら(平面)で他方の面が凸(凸の球面)である平凸型のレンズである。レンズ11の前記一方の面(平らな面)111は基板1の部品実装面101の側に配置され、レンズ11の前記他方の面(凸の面)112は基板1のグランド面102の側に配置される。
ここで、レンズ11の前記一方の面(平らな面)111は基板1の部品実装面101と同一の面上に位置するように配置されており、また、レンズ11の前記他方の面(凸の面)112は基板1のグランド面102よりも突出するように配置されている。
ここで、レンズ11の前記一方の面(平らな面)111は基板1の部品実装面101と同一の面上に位置するように配置されており、また、レンズ11の前記他方の面(凸の面)112は基板1のグランド面102よりも突出するように配置されている。
また、レンズ11の前記一方の面(平らな面)111は楕円の形状を有する。そして、レンズ11の前記一方の面(平らな面)111が有する楕円の形状の長軸の方向と、基板1が有する長方形の形状の長い方の辺の方向とが、一致するように配置されている。また、レンズ11の前記一方の面(平らな面)111が有する楕円の形状の短軸の方向と、基板1が有する長方形の形状の短い方の辺の方向とが、一致するように配置されている。
また、レンズ11として、3個の1次放射器51〜53に対応して、それと同じ数である3個の焦点を持つレンズ(3焦点のフォーカスレンズ)が用いられている。
このように、本実施形態では、図3に示されるように、レンズ11の前記一方の面(平らな面)111が有する楕円の形状の短軸の方向(または、それに近似する方向)に、複数(本実施形態では、3個)の1次放射器51〜53が配列されている。
また、レンズ11として、3個の1次放射器51〜53に対応して、それと同じ数である3個の焦点を持つレンズ(3焦点のフォーカスレンズ)が用いられている。
このように、本実施形態では、図3に示されるように、レンズ11の前記一方の面(平らな面)111が有する楕円の形状の短軸の方向(または、それに近似する方向)に、複数(本実施形態では、3個)の1次放射器51〜53が配列されている。
それぞれの部品21〜39は、基板1の部品実装面101に実装されており、レンズアンテナの放射開口部を囲むように、レンズ11の面111の周囲に配置されている。
それぞれの部品21〜39は、本実施形態に係る車載用レーダを構成する部品であり、例えば、電子部品(例えば、能動部品、受動部品、機構部品)であるが、他の部品(電子部品ではない部品)が含まれてもよい。
それぞれの部品21〜39は、本実施形態に係る車載用レーダを構成する部品であり、例えば、電子部品(例えば、能動部品、受動部品、機構部品)であるが、他の部品(電子部品ではない部品)が含まれてもよい。
部品の具体例として、1次放射器51〜53へ電源を供給するコネクタ(例えば、部品21)、トランジスタなどのIC(Integrated Circuit)チップ(例えば、部品22、25)、抵抗またはチップコンデンサ(例えば、部品23、33)、ボリュームを構成する電解コンデンサ(例えば、部品24)などを用いることができる。なお、これらは例示であり、それぞれの部品21〜39としては、本実施形態に係る車載用レーダを構成する任意の部品が用いられる。
本実施形態に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダを構成する1次放射器部61は、3個の1次放射器51〜53(第1の1次放射器51、第2の1次放射器52、第3の1次放射器53)から構成される。
3個の1次放射器51〜53は、1次放射器51の位置を通る円弧(または、それに近い多角形などの形状)の上に他の1次放射器52、53も位置するように等間隔(または、ほぼ等間隔)で並べられて配置されている。なお、各1次放射器51〜53の位置は、各1次放射器51〜53の任意のところとされてもよく、例えば、各1次放射器51〜53として同じ形状のものが用いられ、その形状における同じところが各1次放射器51〜53の位置として用いられる。
また、第1の1次放射器51の光の放射方向の中心軸と、レンズ11の光軸とが、一致するように配置されている。また、1次放射器部61(3個の1次放射器51〜53)は、基板部とは離隔して配置されており、任意の構成(例えば、他の基板を用いる構成など)で実装されて位置が固定されている。
各1次放射器51〜53は、例えば、パッチアンテナを用いて構成される。
各1次放射器51〜53から放射される光は、レンズ11の前記一方の面(平らな面)111およびその周囲に当たる。レンズ11の前記一方の面(平らな面)111に当たった光は、レンズ11の前記他方の面(凸の面)112から、位相がそろった平面波201として放射される。
3個の1次放射器51〜53は、1次放射器51の位置を通る円弧(または、それに近い多角形などの形状)の上に他の1次放射器52、53も位置するように等間隔(または、ほぼ等間隔)で並べられて配置されている。なお、各1次放射器51〜53の位置は、各1次放射器51〜53の任意のところとされてもよく、例えば、各1次放射器51〜53として同じ形状のものが用いられ、その形状における同じところが各1次放射器51〜53の位置として用いられる。
また、第1の1次放射器51の光の放射方向の中心軸と、レンズ11の光軸とが、一致するように配置されている。また、1次放射器部61(3個の1次放射器51〜53)は、基板部とは離隔して配置されており、任意の構成(例えば、他の基板を用いる構成など)で実装されて位置が固定されている。
各1次放射器51〜53は、例えば、パッチアンテナを用いて構成される。
各1次放射器51〜53から放射される光は、レンズ11の前記一方の面(平らな面)111およびその周囲に当たる。レンズ11の前記一方の面(平らな面)111に当たった光は、レンズ11の前記他方の面(凸の面)112から、位相がそろった平面波201として放射される。
[本実施形態に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダにおける効果の具体例]
図4および図5を参照して、本実施形態に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダにより得られる効果の具体例を示す。
図4は、本実施形態に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダにおける、回転角(deg)と正規化利得(dB)との関係の一例(測定結果の一例)を示す図である。
図5は、従来例に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダにおける、回転角(deg)と正規化利得(dB)との関係の一例(測定結果の一例)を示す図である。
図4および図5を参照して、本実施形態に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダにより得られる効果の具体例を示す。
図4は、本実施形態に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダにおける、回転角(deg)と正規化利得(dB)との関係の一例(測定結果の一例)を示す図である。
図5は、従来例に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダにおける、回転角(deg)と正規化利得(dB)との関係の一例(測定結果の一例)を示す図である。
ここで、図4に関する本実施形態に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダは、図1、図2および図3を参照して説明した構成を有する。
また、図5に関する従来例に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダは、本実施形態に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダの場合と同様に配置される3個の1次放射器(3個の1次放射器51〜53に対応するもの)を備えるが、レンズ(レンズ11に対応するもの)と基板(基板1に対応するもの)とが別体で設けられ、この基板には前記した3個の1次放射器と複数の部品(例えば、電子部品など)が実装され、この基板よりも前方(レーダの光を放射する方向)に単体の前記したレンズが配置される構成を有する。
また、図5に関する従来例に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダは、本実施形態に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダの場合と同様に配置される3個の1次放射器(3個の1次放射器51〜53に対応するもの)を備えるが、レンズ(レンズ11に対応するもの)と基板(基板1に対応するもの)とが別体で設けられ、この基板には前記した3個の1次放射器と複数の部品(例えば、電子部品など)が実装され、この基板よりも前方(レーダの光を放射する方向)に単体の前記したレンズが配置される構成を有する。
図4および図5に示されるグラフにおいて、横軸は回転角(deg)を表し、縦軸は正規化利得(dB)を表す。
ここで、回転角(deg)は、レンズ(本実施形態ではレンズ11であり、従来例ではそれに対応するもの)を基準として、当該レンズの正面(光軸の方向)を0°としたときにおける角度であり、3個の1次放射器(本実施形態では3個の1次放射器51〜53であり、従来例ではそれに対応するもの)が存在する平面上における角度である。
ここで、回転角(deg)は、レンズ(本実施形態ではレンズ11であり、従来例ではそれに対応するもの)を基準として、当該レンズの正面(光軸の方向)を0°としたときにおける角度であり、3個の1次放射器(本実施形態では3個の1次放射器51〜53であり、従来例ではそれに対応するもの)が存在する平面上における角度である。
図4に示されるグラフにおいて、本実施形態に係る第1の1次放射器51から放射される光(第1ビーム)に関する特性が第1の特性G1で表され、本実施形態に係る第2の1次放射器52から放射される光(第2ビーム)に関する特性が第2の特性G2で表され、本実施形態に係る第3の1次放射器53から放射される光(第3ビーム)に関する特性が第3の特性G3で表される。
図5に示されるグラフにおいて、従来例に係る第1の1次放射器(本実施形態に係る第1の1次放射器51に対応するもの)から放射される光(第1ビーム)に関する特性が第1の特性G11で表され、従来例に係る第2の1次放射器(本実施形態に係る第2の1次放射器52に対応するもの)から放射される光(第2ビーム)に関する特性が第2の特性G12で表され、従来例に係る第3の1次放射器(本実施形態に係る第3の1次放射器53に対応するもの)から放射される光(第3ビーム)に関する特性が第3の特性G13で表される。
図5に示されるグラフにおいて、従来例に係る第1の1次放射器(本実施形態に係る第1の1次放射器51に対応するもの)から放射される光(第1ビーム)に関する特性が第1の特性G11で表され、従来例に係る第2の1次放射器(本実施形態に係る第2の1次放射器52に対応するもの)から放射される光(第2ビーム)に関する特性が第2の特性G12で表され、従来例に係る第3の1次放射器(本実施形態に係る第3の1次放射器53に対応するもの)から放射される光(第3ビーム)に関する特性が第3の特性G13で表される。
図4に示されるように、本実施形態に係る特性G1〜G3では、スピルオーバーの影響が小さく(理想的には、スピルオーバーの影響が無く)、各ビームのピーク付近などの歪みが小さい。この理由は、主に、本実施形態に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダでは、基板部において、レンズ11の周囲に存在する基板1の部分がスピルオーバーの光を遮蔽するためである。
一方、図5に示されるように、従来例に係る特性G11〜G13では、スピルオーバーの影響が大きく、開口分布が乱されるために、各ビームのピーク付近などの歪みが大きい。
一方、図5に示されるように、従来例に係る特性G11〜G13では、スピルオーバーの影響が大きく、開口分布が乱されるために、各ビームのピーク付近などの歪みが大きい。
[本実施形態のまとめ]
以上のように、本実施形態に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダでは、レンズアンテナの放射開口部(レンズ11の周囲)を囲むように、各部品21〜39が実装された基板1を設置してある。本実施形態に係る基板1は、通常の電子回路基板と同様に、部品実装面101とグランド面102を有して構成されており、レンズ11の周囲を部品21〜39で凹凸(例えば、ランダムな凹凸)が付いた導体板が取り囲んだものであるととらえることができる。
以上のように、本実施形態に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダでは、レンズアンテナの放射開口部(レンズ11の周囲)を囲むように、各部品21〜39が実装された基板1を設置してある。本実施形態に係る基板1は、通常の電子回路基板と同様に、部品実装面101とグランド面102を有して構成されており、レンズ11の周囲を部品21〜39で凹凸(例えば、ランダムな凹凸)が付いた導体板が取り囲んだものであるととらえることができる。
したがって、本実施形態に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダによると、レンズ11の周囲に存在する基板1の部分により、レンズ11の開口部分のスピルオーバーの遮蔽効果を得ることができ、これにより、スピルオーバーの影響を低減する(理想的には、ゼロにする)ことができる。
例えば、本実施形態に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダでは、レンズ11の周辺を基板1で取り囲むことで、スピルオーバーをほぼ完璧に遮蔽することができ、これにより、レンズアンテナそのものの指向性に近付けることができる。
また、例えば、本実施形態に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダでは、基板1の表面に電子部品(本実施形態では、部品21〜39)などがあり、基板1の表面が凹凸であるため、電磁波(1次放射器51〜53からの光)が散乱して、不要波の強度を下げることができる。
例えば、本実施形態に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダでは、レンズ11の周辺を基板1で取り囲むことで、スピルオーバーをほぼ完璧に遮蔽することができ、これにより、レンズアンテナそのものの指向性に近付けることができる。
また、例えば、本実施形態に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダでは、基板1の表面に電子部品(本実施形態では、部品21〜39)などがあり、基板1の表面が凹凸であるため、電磁波(1次放射器51〜53からの光)が散乱して、不要波の強度を下げることができる。
また、例えば、本実施形態に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダでは、基板1上におけるレンズ11の周囲に部品21〜39を実装することができることから、これらの部品を別の部分に実装する場合と比べて全体の体積を減らすことが可能であり、レーダの奥行寸法(1次放射器51〜53からの光の進行方向の寸法)を低減することができる。なお、車載用レーダでは、通常、奥行に対して垂直な面の面積(例えば、基板1の面に平行な面の面積)を小さくしたいという要求よりも、奥行の寸法を小さくしたいという要求の方が大きい。
このように、本実施形態に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダでは、スピルオーバーを抑制することができるとともに、奥行寸法の大きさを抑制することが可能である。
また、本実施形態に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダは、一例として、ミドルレンジレーダに適用することが好ましいが、他の様々なものに適用されてもよい。
また、本実施形態に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダは、一例として、ミドルレンジレーダに適用することが好ましいが、他の様々なものに適用されてもよい。
ここで、基板(本実施形態では、基板1)としては、本実施形態では片面基板を用いたが、他の構成例として、両面基板や、多層基板や、ビルドアップ基板などが用いられてもよい。
また、例えば、両面基板や、多層基板や、ビルドアップ基板が用いられる場合には、部品実装面や、グランド面としては、それぞれ、任意の面(内層の面でもよい)が用いられてもよい。なお、通常は、スルーホールが存在しても、その程度では、スピルオーバーの電磁波(光)は通らない(少なくとも、問題が生じるくらいには通らない)と考えられる。
また、基板の大きさや形状や材質などとしては、それぞれ、様々なものが用いられてもよい。例えば、基板の形状としては、本実施形態では長方形の面の形状を有するものを用いたが、他の構成例として、正方形の面の形状を有するものや、他の形状のものを用いることができる。
一例として、基板1が有する2つの面101、102は平行でなくてもよい(非平行であってもよい)。
また、例えば、両面基板や、多層基板や、ビルドアップ基板が用いられる場合には、部品実装面や、グランド面としては、それぞれ、任意の面(内層の面でもよい)が用いられてもよい。なお、通常は、スルーホールが存在しても、その程度では、スピルオーバーの電磁波(光)は通らない(少なくとも、問題が生じるくらいには通らない)と考えられる。
また、基板の大きさや形状や材質などとしては、それぞれ、様々なものが用いられてもよい。例えば、基板の形状としては、本実施形態では長方形の面の形状を有するものを用いたが、他の構成例として、正方形の面の形状を有するものや、他の形状のものを用いることができる。
一例として、基板1が有する2つの面101、102は平行でなくてもよい(非平行であってもよい)。
また、本実施形態に係る車載用レーダの電子部品(本実施形態では、部品21〜39)などの部品であって、基板(本実施形態では、基板1)に設けられる部品は、基板の任意の面(内層の面でもよい)に設けられてもよく、例えば、2つ以上の異なる面に設けられてもよい。
一例として、基板の1次放射器(本実施形態では、1次放射器51〜53)の側の面(本実施形態では、部品実装面101に相当する面)と、当該基板の反対側の面(本実施形態では、グランド面102に相当する面)との両方に部品を実装することが可能な基板(例えば、両面基板など)が用いられる場合には、これら2つの面のうちで、任意の一方の面のみに部品が実装されてもよく、または、両方の面に部品が実装されてもよい。但し、基板の1次放射器(本実施形態では、1次放射器51〜53)の側の面に部品を設ける構成の方が、1次放射器からの電磁波(光)が基板上のその部品によって散乱して、当該1次放射器に戻る電磁波(光)の量が小さくなると考えられて、好ましい。
また、それぞれの部品としては、様々なものが用いられてもよい。
また、基板上にそれぞれの部品を実装する配置としては、様々な配置が用いられてもよく、一例として、ランダムな配置を用いることができる。
一例として、基板の1次放射器(本実施形態では、1次放射器51〜53)の側の面(本実施形態では、部品実装面101に相当する面)と、当該基板の反対側の面(本実施形態では、グランド面102に相当する面)との両方に部品を実装することが可能な基板(例えば、両面基板など)が用いられる場合には、これら2つの面のうちで、任意の一方の面のみに部品が実装されてもよく、または、両方の面に部品が実装されてもよい。但し、基板の1次放射器(本実施形態では、1次放射器51〜53)の側の面に部品を設ける構成の方が、1次放射器からの電磁波(光)が基板上のその部品によって散乱して、当該1次放射器に戻る電磁波(光)の量が小さくなると考えられて、好ましい。
また、それぞれの部品としては、様々なものが用いられてもよい。
また、基板上にそれぞれの部品を実装する配置としては、様々な配置が用いられてもよく、一例として、ランダムな配置を用いることができる。
なお、レンズの凸の面が配置される側の基板の面に部品(例えば、電子部品)を実装する構成に関しては、実装の仕方の程度の問題ではあるが、実用上で十分に可能な構成であると考えられる。特に、チップ部品やIC(Integrated Circuit)素子などのように低背の部品を実装する構成では、レンズの凸の面が配置される側の基板の面に部品を実装しても、レンズからの光の放射にはほぼ影響しないと考えられる。
また、レンズアンテナを構成するレンズ(本実施形態では、レンズ11)としては、様々なものが用いられてもよい。例えば、このレンズの大きさや形状などとしては、それぞれ、様々なものが用いられてもよい。
また、本実施形態では、レンズ11の前記一方の面(平らな面)111が基板1の部品実装面101と同一の面上に位置するように配置され、また、レンズ11の前記他方の面(凸の面)112が基板1のグランド面102よりも突出するように配置される構成としたが、これらの配置としては他の配置が用いられてもよい。
また、本実施形態では、レンズ11の前記一方の面(平らな面)111が基板1の部品実装面101と同一の面上に位置するように配置され、また、レンズ11の前記他方の面(凸の面)112が基板1のグランド面102よりも突出するように配置される構成としたが、これらの配置としては他の配置が用いられてもよい。
また、レンズアンテナを構成する1次放射器としては、様々なものが用いられてもよい。例えば、1次放射器部61を構成する1次放射器の数としては、1個であってもよく、または、任意の複数個であってもよい。また、1次放射器の配置としては、様々なものが用いられてもよい。
図6は、5個の1次放射器71〜75から構成される1次放射器部81の構成例を示す図である。この構成例では、5個の1次放射器71〜75の位置が円弧(または、それに近い多角形などの形状)の上に等間隔(または、ほぼ等間隔)で位置するように配置されている。
図6は、5個の1次放射器71〜75から構成される1次放射器部81の構成例を示す図である。この構成例では、5個の1次放射器71〜75の位置が円弧(または、それに近い多角形などの形状)の上に等間隔(または、ほぼ等間隔)で位置するように配置されている。
また、本実施形態では、3個の1次放射器51〜53が並ぶ方向と、基板1が有する長方形の形状の短い方の辺の方向とが、ほぼ一致する(他の構成例として、3個の1次放射器51〜53が直線状に並ぶ場合には、一致する)ように配置されている(以下で、第1の配置例と言う。)が、他の構成例が用いられてもよい。
具体例として、3個の1次放射器51〜53が並ぶ方向と、基板1が有する長方形の形状の長い方の辺の方向とが、ほぼ一致する(他の構成例として、3個の1次放射器51〜53が直線状に並ぶ場合には、一致する)ように配置されてもよい(以下で、第2の配置例と言う。)。
具体例として、3個の1次放射器51〜53が並ぶ方向と、基板1が有する長方形の形状の長い方の辺の方向とが、ほぼ一致する(他の構成例として、3個の1次放射器51〜53が直線状に並ぶ場合には、一致する)ように配置されてもよい(以下で、第2の配置例と言う。)。
第1の配置例と第2の配置例について、1次放射器のビーム幅に関して、電機設計上の違いを一般的に説明する。
すなわち、第1の配置例では、水平方向よりも垂直方向のビーム幅を鋭く設定した場合であり、縦に長軸を有する楕円レンズとなるため、基板も縦に長い長方形または楕円とすることが好ましい。
一方、第2の配置例では、水平方向よりも垂直方向のビーム幅を広く設定した場合であり、縦に短軸を有する楕円レンズとなるため、基板も縦に短い長方形または楕円とすることが好ましい。
なお、水平方向および垂直方向のビーム幅が同じ(または、近い)場合には、真円またはほぼ真円のレンズとなり、正方形の基板とすることが好ましい。
すなわち、第1の配置例では、水平方向よりも垂直方向のビーム幅を鋭く設定した場合であり、縦に長軸を有する楕円レンズとなるため、基板も縦に長い長方形または楕円とすることが好ましい。
一方、第2の配置例では、水平方向よりも垂直方向のビーム幅を広く設定した場合であり、縦に短軸を有する楕円レンズとなるため、基板も縦に短い長方形または楕円とすることが好ましい。
なお、水平方向および垂直方向のビーム幅が同じ(または、近い)場合には、真円またはほぼ真円のレンズとなり、正方形の基板とすることが好ましい。
ここで、本実施形態では、マルチフォーカスのレンズアンテナにおける一般的な1次放射器の配置として、例えば図6に示されるように、複数の1次放射器を立体的に方向を持たせて配置する構成を用いた。
他の構成例として、複数の1次放射器を直線上に直列に等間隔(または、ほぼ等間隔)で並べる配置を用いることも可能であり、この場合には、通常、1次放射器のアレー化や、導波素子の追加や、レンズの適応化が必要となる。
他の構成例として、複数の1次放射器を直線上に直列に等間隔(または、ほぼ等間隔)で並べる配置を用いることも可能であり、この場合には、通常、1次放射器のアレー化や、導波素子の追加や、レンズの適応化が必要となる。
なお、1次放射器の数が複数個であって、隣り合う1次放射器同士が近くに配置される構成では、電磁波(光)を絞るための面積が小さくなり、スピルオーバーの影響が大きくなるため、このようなマルチビームの構成において、特に、本実施形態に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダの効果(スピルオーバーの影響の低減の効果)が発揮されると考えられる。
また、本実施形態に係る車載用レーダを構成する基板部および1次放射器部61の全体的な配置としては、様々なものが用いられてもよい。
また、本実施形態に係る車載用レーダを構成する基板部および1次放射器部61以外の覆い(筐体)などの部品(図示せず)としては、様々なものが用いられてもよい。また、その配置などとしては、様々なものが用いられてもよい。
また、本実施形態に係る車載用レーダを構成する基板部および1次放射器部61以外の覆い(筐体)などの部品(図示せず)としては、様々なものが用いられてもよい。また、その配置などとしては、様々なものが用いられてもよい。
<変形例>
想定される1次放射器の配置とスピルオーバー対策に関して、他の構成例を示す。
図7および図8を参照して、1次放射器401〜403のビーム方向が非対称な場合の構成例について説明する。
なお、図7および図8に示される車載用レーダの全体の概略的な構成は、図1および図2に示される車載用レーダの全体の概略的な構成と同様であるが、以下で説明するように、1次放射器401〜403のビーム方向が非対称である点に関して、異なる構成を有する。
想定される1次放射器の配置とスピルオーバー対策に関して、他の構成例を示す。
図7および図8を参照して、1次放射器401〜403のビーム方向が非対称な場合の構成例について説明する。
なお、図7および図8に示される車載用レーダの全体の概略的な構成は、図1および図2に示される車載用レーダの全体の概略的な構成と同様であるが、以下で説明するように、1次放射器401〜403のビーム方向が非対称である点に関して、異なる構成を有する。
図7は、1次放射器401〜403のビーム方向が非対称な場合に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダを構成する基板部の概略的な背面図(1次放射器401〜403の側から見た場合の図)である。
図8は、1次放射器401〜403のビーム方向が非対称な場合に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダを構成する基板部および1次放射器部411(3個の1次放射器401〜403)の概略的な上面図(図7に示す矢印P2の向きで見た場合の図)である。
図8は、1次放射器401〜403のビーム方向が非対称な場合に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダを構成する基板部および1次放射器部411(3個の1次放射器401〜403)の概略的な上面図(図7に示す矢印P2の向きで見た場合の図)である。
ここで、図7には、基板301と、レンズ311を示してある。なお、図7では、1次放射器部411(3個の1次放射器401〜403)や、部品(図1に示される部品21〜39と同一または類似のもの)の図示を省略してある。
また、図8には、基板301と、レンズ311と、1次放射器部411(3個の1次放射器401〜403)を示してある。なお、図8では、部品の図示を省略してある。
また、図8には、基板301と、レンズ311と、1次放射器部411(3個の1次放射器401〜403)を示してある。なお、図8では、部品の図示を省略してある。
図7および図8に示される構成では、レンズ311の焦点は、レンズ311の設計法により決定される。焦点の配置は、必ずしも円弧とは限らない。また、図8に示されるように、方向が異なる場合には、複数の1次放射器(本実施形態では、3個の1次放射器401〜403)は等間隔の配列にはならない。
図8に示される構成例では、中央の1次放射器401からのビームの方向(図8の例では、レンズ311の面に対して垂直な方向であり、レンズ311の光軸の方向)に対して、隣接する一方の1次放射器402からのビームの方向のなす角度よりも、隣接する他方の1次放射器403からのビームの方向のなす角度の方が鋭角となっている。
図8に示される構成例では、中央の1次放射器401からのビームの方向(図8の例では、レンズ311の面に対して垂直な方向であり、レンズ311の光軸の方向)に対して、隣接する一方の1次放射器402からのビームの方向のなす角度よりも、隣接する他方の1次放射器403からのビームの方向のなす角度の方が鋭角となっている。
このような1次放射器401〜403の配置におけるスピルオーバー対策として、次のような構成とすることができる。
すなわち、レンズ311に対して、1次放射器からのビームの方向の角度が鋭角であるほど、スピルオーバーが強まる。したがって、図7および図8に示されるように、本構成例のように、鋭角のビームとなる1次放射器(本構成例では、1次放射器403)の側における基板301のサイズ(面積)を他方の側よりも大きくするように構成すると好ましい。
すなわち、レンズ311に対して、1次放射器からのビームの方向の角度が鋭角であるほど、スピルオーバーが強まる。したがって、図7および図8に示されるように、本構成例のように、鋭角のビームとなる1次放射器(本構成例では、1次放射器403)の側における基板301のサイズ(面積)を他方の側よりも大きくするように構成すると好ましい。
以上のように、本構成例では、レンズ311の光軸に対して、より鋭角のビーム方向を持つ1次放射器(本構成例では、1次放射器403)の側の基板301のサイズを他の側の基板301のサイズよりも大きくすることで、スピルオーバーの影響を低減することができる。
なお、複数の部品については、基板301に任意に実装されてもよく、例えば、基板301のサイズが大きい側の方に基板301のサイズが小さい側よりも多くの部品を実装することができ、この場合に、このような基板301の各側(例えば、左側と右側、または、上側と下側)のサイズの比と、各側に実装される部品の数の比とを、一致する値または近い値にすることができる。
次に、図9および図10を参照して、1次放射器601〜603のビーム幅が非対称な場合の構成例について説明する。
なお、図9および図10に示される車載用レーダの全体の概略的な構成は、図1および図2に示される車載用レーダの全体の概略的な構成と同様であるが、以下で説明するように、1次放射器601〜603のビーム幅が非対称である点に関して、異なる構成を有する。
なお、図9および図10に示される車載用レーダの全体の概略的な構成は、図1および図2に示される車載用レーダの全体の概略的な構成と同様であるが、以下で説明するように、1次放射器601〜603のビーム幅が非対称である点に関して、異なる構成を有する。
図9は、1次放射器601〜603のビーム幅が非対称な場合に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダを構成する基板部の概略的な背面図(1次放射器601〜603の側から見た場合の図)である。
図10は、1次放射器601〜603のビーム幅が非対称な場合に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダを構成する基板部および1次放射器部611(3個の1次放射器601〜603)の概略的な上面図(図9に示す矢印P3の向きで見た場合の図)である。
図10は、1次放射器601〜603のビーム幅が非対称な場合に係るレンズアンテナを用いる車載用レーダを構成する基板部および1次放射器部611(3個の1次放射器601〜603)の概略的な上面図(図9に示す矢印P3の向きで見た場合の図)である。
ここで、図9には、基板501と、レンズ511を示してある。なお、図9では、1次放射器部611(3個の1次放射器601〜603)や、部品(図1に示される部品21〜39と同一または類似のもの)の図示を省略してある。
また、図10には、基板501と、レンズ511と、1次放射器部611(3個の1次放射器601〜603)を示してある。なお、図10では、部品の図示を省略してある。
また、図10には、基板501と、レンズ511と、1次放射器部611(3個の1次放射器601〜603)を示してある。なお、図10では、部品の図示を省略してある。
図9および図10に示される構成では、レンズ511の形状は、1次放射器601〜603からのビームの幅を絞る程度により、開口長を異ならせている。図9および図10に示されるように、本構成例では、レンズ511の形状について、ビームの幅が広い1次放射器(本構成例では、1次放射器603)の側の開口長を、ビームの幅が狭い1次放射器(本構成例では、1次放射器602)の側の開口長よりも、短くしている。
図9および図10に示される構成では、レンズ511の焦点は、レンズ511の設計法により決定される。焦点の配置は、必ずしも円弧とは限らない。また、方向が異なる場合には、複数の1次放射器(本実施形態では、3個の1次放射器601〜603)は等間隔の配列にはならない。
このような1次放射器601〜603の配置におけるスピルオーバー対策として、次のような構成とすることができる。
すなわち、1次放射器のビームの幅を絞らない側の方(ビームの幅が広い側の方)が、スピルオーバーの影響が大きい。したがって、図9および図10に示されるように、本構成例のように、レンズ511の半径が短い側の方における基板501のサイズ(面積)を他方の側よりも大きくするように構成すると好ましい。
すなわち、1次放射器のビームの幅を絞らない側の方(ビームの幅が広い側の方)が、スピルオーバーの影響が大きい。したがって、図9および図10に示されるように、本構成例のように、レンズ511の半径が短い側の方における基板501のサイズ(面積)を他方の側よりも大きくするように構成すると好ましい。
以上のように、本構成例では、より幅が広いビームを持つ1次放射器の側の基板501のサイズを他の側の基板501のサイズよりも大きくすることで、スピルオーバーの影響を低減することができる。
なお、複数の部品については、基板501に任意に実装されてもよく、例えば、基板501のサイズが大きい側の方に基板501のサイズが小さい側よりも多くの部品を実装することができ、この場合に、このような基板501の各側(例えば、左側と右側、または、上側と下側)のサイズの比と、各側に実装される部品の数の比とを、一致する値または近い値にすることができる。
<本実施形態に係る構成例>
一構成例として、レンズアンテナを構成するレンズ11を配置するための穴5が設けられた基板1と、前記基板1に設けられた前記穴5に配置される前記レンズ11と、前記基板1における前記レンズ11以外の部分に設けられる複数の部品21〜39と、前記レンズアンテナを構成する1次放射器51〜53と、を備えることを特徴とするレンズアンテナを用いる車載用レーダである。
一構成例として、レンズアンテナを構成するレンズ11を配置するための穴5が設けられた基板1と、前記基板1に設けられた前記穴5に配置される前記レンズ11と、前記基板1における前記レンズ11以外の部分に設けられる複数の部品21〜39と、前記レンズアンテナを構成する1次放射器51〜53と、を備えることを特徴とするレンズアンテナを用いる車載用レーダである。
一構成例として、前記複数の部品21〜39は、前記基板1における前記レンズ11の周囲の部分に設けられる、ことを特徴とするレンズアンテナを用いる車載用レーダである。
一構成例として、前記複数の部品21〜39は、前記1次放射器51〜53の側に配置される前記基板1の面に設けられる、ことを特徴とするレンズアンテナを用いる車載用レーダである。
一構成例として、前記レンズアンテナを構成する前記1次放射器として、複数の1次放射器51〜53を備える、ことを特徴とするレンズアンテナを用いる車載用レーダである。
一構成例として、前記複数の部品21〜39は、前記1次放射器51〜53の側に配置される前記基板1の面に設けられる、ことを特徴とするレンズアンテナを用いる車載用レーダである。
一構成例として、前記レンズアンテナを構成する前記1次放射器として、複数の1次放射器51〜53を備える、ことを特徴とするレンズアンテナを用いる車載用レーダである。
[全体のまとめ]
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1、301、501…基板、5…穴、11、311、511…レンズ、21〜39…部品、51〜53、71〜75、401〜403、601〜603…1次放射器、61、81、411、611…1次放射器部、101…基板の部品実装面、102…基板のグランド面、111…レンズの平らな面、112…レンズの凸の面、201…平面波、G1〜G3、G11〜G13…特性
Claims (4)
- レンズアンテナを構成するレンズを配置するための穴が設けられた基板と、
前記基板に設けられた前記穴に配置される前記レンズと、
前記基板における前記レンズ以外の部分に設けられる複数の部品と、
前記レンズアンテナを構成する1次放射器と、
を備えることを特徴とするレンズアンテナを用いる車載用レーダ。 - 前記複数の部品は、前記基板における前記レンズの周囲の部分に設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載のレンズアンテナを用いる車載用レーダ。 - 前記複数の部品は、前記1次放射器の側に配置される前記基板の面に設けられる、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のレンズアンテナを用いる車載用レーダ。 - 前記レンズアンテナを構成する前記1次放射器として、複数の1次放射器を備える、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のレンズアンテナを用いる車載用レーダ。
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JP2012268563A JP2014115155A (ja) | 2012-12-07 | 2012-12-07 | レンズアンテナを用いる車載用レーダ |
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WO2021095441A1 (ja) * | 2019-11-14 | 2021-05-20 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具、レーダ及び車両 |
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EP1152486A4 (en) * | 1999-02-12 | 2006-02-15 | Tdk Corp | LENS ANTENNA AND LENS ANTENNA NETWORK |
DE102008001467A1 (de) * | 2008-04-30 | 2009-11-05 | Robert Bosch Gmbh | Mehrstrahlradarsensor |
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-
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- 2012-12-07 JP JP2012268563A patent/JP2014115155A/ja active Pending
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2013
- 2013-12-06 US US14/099,356 patent/US20140159972A1/en not_active Abandoned
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