JP6541509B2 - 大豆製スポンジ状加工品製造方法、および大豆製スポンジ状加工品製造システム - Google Patents
大豆製スポンジ状加工品製造方法、および大豆製スポンジ状加工品製造システム Download PDFInfo
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Description
〔2〕 前記スポンジ状化処理がフライ処理、過熱水蒸気処理、熱風処理、マイクロ波処理、または高周波処理のいずれかであることを特徴とする、〔1〕に記載の大豆製スポンジ状加工品製造方法。
〔3〕 前記後処理過程は前記混合物から生地を得る成形処理と、該生地のスポンジ状化処理とからなることを特徴とする、〔1〕、〔2〕のいずれかに記載の大豆製スポンジ状加工品製造方法。
〔5〕 前記混合過程における前記凝固物成分の濃度(混合物の濃度)は10重量%以上であることを特徴とする、〔1〕、〔2〕、〔3〕、〔4〕のいずれかに記載の大豆製スポンジ状加工品製造方法。
〔6〕 前記目的製品が下記<F1>ないし<F4>に記載のいずれかであることを特徴とする、〔1〕、〔2〕、〔3〕、〔4〕、〔5〕のいずれかに記載の大豆製スポンジ状加工品製造方法。
<F1> 油揚げ
<F2> さつま揚げ、またはがんもどき
<F3> <F1>、<F2>以外の大豆製スポンジ状加工品
<F4> 副材料が含まれている<F1>ないし<F3>のいずれか
〔8〕 豆乳の凝固処理を行う凝固処理部と、該凝固処理部において得られた凝固物成分と該凝固物成分以外の成分であるところの水溶性成分とを分離する分離処理部と、該分離処理部において分離された該凝固物成分および該分離処理部において分離された該水溶性成分を、目的製品たる成形品を得るのに適した濃度となるような混合比にて混合処理して混合物を得る混合処理部と、該混合物を後処理に供して目的製品を得る後処理部とを備え、該後処理部では、該混合物の均質化処理と、該均質化処理により得られた均質化物から生地を得る成形処理と、該生地のスポンジ状化処理がなされることを特徴とする、大豆製スポンジ状加工品製造システム。
〔9〕 前記分離処理部にはスクリューデカンタが用いられることを特徴とする、〔7〕、〔8〕のいずれかに記載の大豆製スポンジ状加工品製造システム。
図1は、本発明の大豆製スポンジ状加工品製造方法の基本構成を示すフロー図である。図示するように本大豆製スポンジ状加工品製造方法は、豆乳1の凝固処理(凝固処理過程P0)による凝固物成分2と水溶性成分3を分離する分離過程P1と、分離された凝固物成分2と水溶性成分3を混合して混合物4を得る混合過程P2と、混合物4を、組織をスポンジ状化するスポンジ状化処理を含む後処理に供して目的製品5を得る後処理過程P3とを備えていることを、主たる構成とする。なお本発明に係る大豆加工品は、主に食品を適用対象として想定したものであるが、本発明はこれに限定されず、非食品用途も除外されない。
<F1> 油揚げ
<F2> さつま揚げ、またはがんもどき
<F3> <F1>、<F2>以外の大豆製スポンジ状加工品
<F4> 副材料が含まれている<F1>ないし<F3>のいずれか
つまり、生地の組織がフライ処理、過熱水蒸気処理、熱風処理、マイクロ波処理、または高周波処理等のスポンジ状化処理によってスポンジ状化されているものは、全て本発明のスポンジ状加工品である。
2…凝固物成分
3…水溶性成分
4…混合物
5、25、35…目的製品
6…スクリューデカンタ
16…原液
26…凝固物成分
34…生地
36…水溶性成分
3H…均質化物
20…分離処理部
30…混合処理部
40、41、42、4X…後処理部
100、200…大豆加工品製造システム
P0…凝固処理過程
P1…分離過程
P2…混合過程
P3、P23、P33…後処理過程
P24、P34…成形処理
P25、P35…生地のスポンジ状化処理
P3H…選択的均質化処理
Claims (10)
- 豆乳の凝固処理による凝固物成分と該凝固物成分以外の成分であるところの水溶性成分を分離する分離過程と、
該分離過程により分離された該凝固物成分および該分離過程により分離された該水溶性成分を、目的製品たる成形品を得るのに適した濃度となるような混合比にて混合処理して混合物を得る混合過程と、
該混合物を、組織をスポンジ状化するスポンジ状化処理を含む後処理に供して目的製品を得る後処理過程と
を備えてなることを特徴とする、大豆製スポンジ状加工品製造方法。 - 前記スポンジ状化処理がフライ処理、過熱水蒸気処理、熱風処理、マイクロ波処理、または高周波処理のいずれかであることを特徴とする、請求項1に記載の大豆製スポンジ状加工品製造方法。
- 前記後処理過程は前記混合物から生地を得る成形処理と、該生地のスポンジ状化処理とからなることを特徴とする、請求項1、2のいずれかに記載の大豆製スポンジ状加工品製造方法。
- 前記後処理過程は前記混合物の均質化処理と、該均質化処理により得られた均質化物から生地を得る成形処理と、該生地のスポンジ状化処理とからなることを特徴とする、請求項1、2のいずれかに記載の大豆製スポンジ状加工品製造方法。
- 前記混合過程における前記凝固物成分の濃度(混合物の濃度)は10重量%以上であることを特徴とする、請求項1、2、3、4のいずれかに記載の大豆製スポンジ状加工品製造方法。
- 前記目的製品が下記<F1>ないし<F4>に記載のいずれかであることを特徴とする、請求項1、2、3、4、5のいずれかに記載の大豆製スポンジ状加工品製造方法。
<F1> 油揚げ
<F2> さつま揚げ、またはがんもどき
<F3> <F1>、<F2>以外の大豆製スポンジ状加工品
<F4> 副材料が含まれている<F1>ないし<F3>のいずれか - 豆乳の凝固処理を行う凝固処理部と、該凝固処理部において得られた凝固物成分と該凝固物成分以外の成分であるところの水溶性成分とを分離する分離処理部と、該分離処理部において分離された該凝固物成分および該分離処理部において分離された該水溶性成分を、目的製品たる成形品を得るのに適した濃度となるような混合比にて混合処理して混合物を得る混合処理部と、該混合物を後処理に供して目的製品を得る後処理部とを備え、該後処理部では、該混合物から生地を得る成形処理と、該生地のスポンジ状化処理がなされることを特徴とする、大豆製スポンジ状加工品製造システム。
- 豆乳の凝固処理を行う凝固処理部と、該凝固処理部において得られた凝固物成分と該凝固物成分以外の成分であるところの水溶性成分とを分離する分離処理部と、該分離処理部において分離された該凝固物成分および該分離処理部において分離された該水溶性成分を、目的製品たる成形品を得るのに適した濃度となるような混合比にて混合処理して混合物を得る混合処理部と、該混合物を後処理に供して目的製品を得る後処理部とを備え、該後処理部では、該混合物の均質化処理と、該均質化処理により得られた均質化物から生地を得る成形処理と、該生地のスポンジ状化処理がなされることを特徴とする、大豆製スポンジ状加工品製造システム。
- 前記分離処理部にはスクリューデカンタが用いられることを特徴とする、請求項7、8のいずれかに記載の大豆製スポンジ状加工品製造システム。
- 前記後処理部には、前記成形処理に先立つ混練処理を行うミキサーが設けられていることを特徴とする、請求項7、8、9のいずれかに記載の大豆製スポンジ状加工品製造システム。
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