JP6529017B1 - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】演出装置に対する設定の操作を行う演出設定操作部の操作性の向上を図る。【解決手段】スロットマシンは、押圧操作が可能な決定ボタン41と、決定ボタン41の周囲に配置されて押圧操作に応じて方向操作が可能な選択ボタン42を有する演出設定操作部40を備える。決定ボタン41に形成された第1押圧面41aの最も高い部分である最高部41bを、選択ボタン42に形成された第2押圧面42aの最も低い部分である最低部42bより、決定ボタン41の移動方向D1に対して高い位置に配置した。【選択図】図2

Description

本発明は、遊技機に関する。
従来、外周面に図柄が配列された複数のリールを備えた遊技機(回胴式遊技機、スロットマシン)が知られている。この種の遊技機は、メダルやパチンコ玉などの遊技媒体に対して一定の遊技価値を付与し、このような遊技媒体を獲得するための遊技を行うものである。また、この種の遊技機は、遊技者の回転開始操作を契機として、内部抽選を行うとともに複数のリールの回転を開始させ、遊技者の停止操作を契機として、内部抽選の結果に応じた態様で複数のリールを停止させる制御を行っている。そして、遊技の結果は、複数のリールが停止した状態における入賞判定ライン上に表示された図柄組合せによって判定され、遊技の結果に応じてメダル等の払出しなどが行われる。
上述した遊技機は、液晶表示器、ランプ、可動部材、スピーカ等の演出装置を備え、演出装置に遊技を盛り上げる演出を実行させる構成が知られている。また、演出装置を備える遊技機では、演出装置に対する設定の操作が可能な演出設定手段として十字キー及び決定ボタンを備えた構成が開示されている(特許文献1参照)。この遊技機は、遊技者が、十字キーを上下方向や左右方向へ操作することにより、スピーカから出力される楽曲や音量の設定が選択され、決定ボタンを操作することにより、選択された設定が確定されるように構成されている。
特開2017−99803号公報
しかしながら、特許文献1に記載の遊技機においては、遊技者は、演出装置に対する設定の操作を行う場合、液晶表示機等の演出装置と演出設定手段とを交互に見なければならず、操作が煩わしかった。
そこで、本発明は、演出設定手段の操作性の向上を図ることが可能な遊技機を提供することを目的とするものである。
本発明は、遊技に関する演出を実行可能な演出装置と、前記演出装置に対する設定の操作が可能な演出設定手段と、を備えた遊技機において、
前記演出設定手段は、
前記演出装置の下方に配置されると共に第1の開口から突出し、移動方向への押圧操作により移動可能なメインボタンと、
前記メインボタンの周囲に、前記移動方向視において前記メインボタンと重ならないように配置され、前記第1の開口と独立してかつ相互に独立して形成された4つの第2の開口からそれぞれ突出し、前記移動方向への押圧操作により前記メインボタンに対してそれぞれ独立して移動可能な相互に独立する4つのボタンからなる方向操作ボタンと、を有し、
前記メインボタンは、前記移動方向に押圧可能に形成された第1押圧面を有し、
前記方向操作ボタンは、前記移動方向に押圧可能に形成された第2押圧面を前記4つのボタンのそれぞれに有し、前記メインボタンを中心として直交する2本の直線上でかつ前記メインボタンの周囲に位置するように配置され、かつ前記第2押圧面における最も高い部分である最部のそれぞれが前記第2押圧面のそれぞれにおける前記メインボタンの側の端部に配置され、前記第2押圧面における最も低い部分でかつ前記最高部よりも低い部分である最低部のそれぞれが前記第2押圧面のそれぞれにおける前記メインボタンとは反対側の端部に配置され、
前記第1押圧面における最も高い部分である最高部は、前記第2押圧面の前記最部より高い位置に配置され、かつ前記メインボタンが押圧操作されて前記移動方向への移動が検出される位置へ移動した状態でも、前記第2押圧面の前記最低部より高い位置にある、ことを特徴とする。
本発明によると、演出設定手段の操作性の向上を図ることが可能となる。
第1の実施形態に係るスロットマシンの斜視図である。 第1の実施形態に係るスロットマシンの演出設定操作部を説明する図で、(a)は、演出設定操作部の平面図、(b)は、各ボタンが初期位置に位置している状態における(a)のA−A断面図、(c)は、決定ボタンが移動位置に位置している状態における(a)のA−A断面図である。 演出設定操作部を示す断面図で、(a)は、第2の実施形態に係るスロットマシンの演出設定操作部を示す断面図、(b)は、第3の実施形態に係るスロットマシンの演出設定操作部を示す断面図、(c)は、第4の実施形態に係るスロットマシンの演出設定操作部を示す断面図、(d)は、第5の実施形態に係るスロットマシンの演出設定操作部を示す断面図、(e)は、第6の実施形態に係るスロットマシンの演出設定操作部を示す断面図である。 演出設定操作部を示す平面図で、(a)は、第7の実施形態に係るスロットマシンの演出設定操作部を示す平面図、(b)は、第8の実施形態に係るスロットマシンの演出設定操作部を示す平面図、(c)は、第9の実施形態に係るスロットマシンの演出設定操作部を示す平面図である。
以下、本実施形態について説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、本実施形態で説明される構成のすべてが、本発明の必須構成要件であるとは限らない。
<第1の実施形態>
1.スロットマシンの構成の概要
図1は、本発明の実施形態に係るスロットマシン1の外観構成を示す斜視図である。本実施形態のスロットマシン1は、いわゆる回胴式遊技機と呼ばれるもので、メダルを遊技媒体として用いた遊技を行う種類の遊技機である。
本実施形態のスロットマシン1は、収納箱BX、前面上扉UD及び前面下扉DDからなる箱形の筐体内に複数のリールとしての第1リールR1〜第3リールR3からなるリールユニットが収められている。また、筐体内のリールユニットの下部には、メダルの払出装置としてのホッパーユニット(図示省略)が収められている。また、本実施形態のスロットマシン1の筐体内には、CPU、ROM(情報記憶媒体の一例)、RAM等を搭載し、スロットマシン1の動作を制御する制御基板も収められている。
図1に示す第1リールR1〜第3リールR3は、それぞれ外周面が一定の間隔で21の領域(以下、各領域を「コマ」と記載する)に区画されており、各コマに複数種類の図柄のいずれかが配列されている。また、第1リールR1〜第3リールR3は、リール駆動手段としてのステッピングモータ(図示省略)に軸支されており、それぞれステッピングモータの軸周りに回転駆動され、ステッピングモータの駆動パルスのパルス数やパルス幅などを制御することによって、コマ単位(所定の回転角度単位、所定の回転量単位)で停止可能に設けられている。
前面上扉UDと前面下扉DDとは、個別に開閉可能に設けられている。前面上扉UDには、第1リールR1〜第3リールR3の回転状態及び停止状態を観察可能にする表示窓DWが設けられている。第1リールR1〜第3リールR3の停止状態では、第1リールR1〜第3リールR3それぞれの外周面に一定間隔で配列された複数種類の図柄のうち、外周面上に連続して配列されている3つの図柄(上段図柄、中段図柄、下段図柄)をスロットマシン1の正面から表示窓DWを通じて観察できるようになっている。
また、本実施形態のスロットマシン1では、表示窓DWを通じて図柄を観察するための表示位置として、各リールについて上段、中段、下段が設けられており、各リールの表示位置の組合せによって有効ラインが設定されている。なお、本実施形態のスロットマシン1では、1回の遊技に関して必要となるメダルの数、いわゆる規定投入数が、いずれの遊技状態においても3枚に設定され、規定投入数に相当するメダルが投入されると第1リールR1〜第3リールR3の中段によって構成される有効ラインL1が有効化される。
そして、遊技結果は、表示窓DW内の有効ラインL1上に停止表示された図柄組合せによって判定され、有効ラインL1上の図柄組合せが予め定められた役に対応した図柄組合せである場合に、その役が入賞したものとしてホッパーユニットからメダルの払い出し等が行われる。
前面上扉UDには、遊技情報表示部DSが設けられている。遊技情報表示部DSは、LED、ランプ、7セグメント表示器等からなり、メダルのクレジット数、1回の遊技におけるメダルの払出数あるいは獲得数、ボーナス状態でのメダルの払出数の合計あるいは獲得数の合計、今回の遊技で当選した役の情報、メダルの払い出しに関係するストップボタンB1〜ストップボタンB3の押し方を示唆する情報の表示等の各種遊技情報が表示される。
遊技情報表示部DSには、7セグメント表示器から構成される主制御表示装置500が含まれており、規定投入数のメダルが投入されスタートレバーSLが操作された際に、今回の遊技で当選した役の情報である当選情報に基づき作成される制御信号である当選コマンドに対応する表示である報知表示が表示され、報知表示の表示後第1リールR1〜第3リールR3が停止した際に、報知表示が終了するとともにメダルの払出数あるいは獲得数が表示される。本実施形態のスロットマシン1では、当選コマンドに応じた表示態様で主制御表示装置500の各セグメントが点灯及び消灯することで、内部抽選で当選した役がどの役であるか遊技者が推測できるような報知表示が実行される。
また、主制御表示装置500には、7セグメント表示器のドットであり、図示しない有利期間制御手段によって有利期間が開始されている場合に点灯し、有利期間が開始されていない、つまり非有利期間が開始されている場合に消灯することで有利期間が開始されているか否かを報知する有利期間報知部500Aが設けられている。
また、スロットマシン1には、遊技を補助したり、遊技を盛り上げたりする、遊技に関する演出を実行可能な演出装置300が設けられている。演出装置300には、前面上扉UDに設けられている、表示装置330、可動役物装置350、及び複数の電飾装置360が含まれる。表示装置330は、例えば液晶ディスプレイから構成され、遊技の進行に応じて各種の映像や画像を表示する演出を実行する。可動役物装置350は、表示装置330の前方に配置されており、遊技の進行に応じてモータやソレノイド等の駆動手段により移動し、表示装置330の画面を遮蔽させたり露出させたりする演出を実行する。電飾装置360は、遊技の進行に応じて発光する演出を実行する。また、演出装置300には、前面上扉UD及び前面下扉DDに設けられている、複数の音響装置(図示省略)を含む。音響装置は、遊技の進行に応じて各種の音声を出力する演出を実行する。
前面下扉DDには、各種の操作手段を備えた操作部CPが設けられている。操作部CPは、上方を向いた上板CP1と、前方を向いた前板CP2と、を有している。上板CP1には、クレジット(貯留)されたメダルを投入する操作を行うための投入操作手段として、1枚のメダルを投入するシングルベットボタンBT及び規定投入数のメダルを投入するマックスベットボタンMB、演出装置300に対する設定の操作が可能な演出設定手段として、複数のボタンを有する演出設定操作部(演出設定手段)40が設けられている。演出設定操作部40の詳細については、後述する。前板CP2には、第1リールR1〜第3リールR3を回転させて遊技を開始する契機となる開始操作を遊技者に実行させるための遊技開始操作手段としてのスタートレバーSL、ステッピングモータにより回転駆動されている第1リールR1〜第3リールR3のそれぞれを停止させる契機となる停止操作を遊技者に実行させるための停止操作手段としてのストップボタンB1〜ストップボタンB3及びクレジットされたメダルを清算するための清算ボタンBSが設けられている。
本実施形態のスロットマシン1では、遊技者がメダルをメダル投入口MIに投入するか、メダルが規定投入数以上にクレジットされている場合に、規定投入数と同じ回数シングルベットボタンBTを押下するシングルベット操作又はマックスベットボタンMBを押下するマックスベット操作を行うことで、規定投入数のメダルが投入状態に設定され、第1リールR1〜第3リールR3の回転制御を開始することが可能な準備状態にセットされる。そして、遊技者がスタートレバーSLに対して開始操作を実行すると、制御基板において第1リールR1〜第3リールR3をステッピングモータの駆動により回転開始させるとともに、乱数を用いた内部抽選が行われ、第1リールR1〜第3リールR3の回転速度が所定の速度まで上昇し定常回転になったことを条件に、ストップボタンB1〜ストップボタンB3の押下操作が許可、すなわちストップボタンB1〜ストップボタンB3による停止操作が有効化される。
その後、遊技者が任意のタイミングでストップボタンB1〜ストップボタンB3を押下(以下、「押下タイミング」と記載)していくと、ストップボタンB1〜ストップボタンB3のそれぞれに内蔵されている停止信号出力手段としてのストップスイッチ240がON動作を行い、制御基板へ出力するリール停止信号をOFF状態からON状態へ変化させる。
また、遊技者が任意のタイミングで押下状態にあるストップボタンB1〜ストップボタンB3を解放すると、ストップボタンB1〜ストップボタンB3それぞれに対応するストップスイッチ240がOFF動作を行い、制御基板へ出力するリール停止信号をON状態からOFF状態に変化させる。そして、制御基板は、ストップボタンB1〜ストップボタンB3の押下タイミング及び解放タイミングに応じて信号状態が変化するリール停止信号のOFF状態からON状態への変化に基づいて、内部抽選の結果に応じた停止位置で第1リールR1〜第3リールR3を停止させる。
また、前面下扉DDの下部には、メダル払出口MOとメダル受け皿MPとが設けられており、遊技の結果に応じた枚数のメダルがメダル払出口MOからメダル受け皿MPへ払い出されるようになっている。また、遊技機内にクレジットされたメダルが記憶されている状態で、清算ボタンBSが押下された場合、清算ボタンBSの押下に伴って清算ボタンBSに内蔵されているメダル清算スイッチ(不図示)がON動作を行い、制御基板へ出力するメダル清算信号をOFF状態からON状態へ変化させる。制御基板は、メダル清算信号のOFF状態からON状態への変化に伴って、第1リールR1〜第3リールR3が回転しておらずかつメダルがベットされていない状態に限り、ホッパーユニットからクレジット数(クレジットされたメダルの枚数)に相当する枚数のメダルを払い出す清算処理を実行し、メダル払出口MOからメダル受け皿MPへメダルを払い出す。
2.演出設定操作部の詳細
次に、第1の実施形態に係る演出設定操作部40の詳細について説明をする。図2(a)及び(b)に示すように、第1の実施形態に係る演出設定操作部40は、複数のボタンとして、上方を向くように水平面と略平行に形成されている上板CP1の上面CP1aから上方へ突出するように配置され、遊技者の押圧操作により上方向D1及び下方向D2に移動可能な、決定ボタン(メインボタン)41及び複数の選択ボタン(方向操作ボタン)42を有している。
図2(b)は、遊技者による押圧操作が行われておらず、決定ボタン41及び選択ボタン42が移動していない初期位置に位置している状態を示している。決定ボタン41は、合成樹脂により形成されているとともに、移動方向である上方向D1に向いて押圧可能に形成された第1押圧面41aを有している。なお、上方向D1に向いている面とは、押圧操作における押圧方向視である平面視において視認可能である面を意味している。また、平面視において視認可能な領域と視認できない領域とが連続的に形成されている面については、当該面の平面視において視認可能な領域が上方向D1に向いている面を構成する。第1押圧面41aは、決定ボタン41が初期位置に位置している状態で上板CP1の上面CP1aより上方に位置するように配置されている。
複数の選択ボタン42は、それぞれ、合成樹脂により形成されているとともに、移動方向である上方向D1に向いて押圧可能に形成されている第2押圧面42aを有して、決定ボタン41の周囲に配置されている。具体的には、選択ボタン42は、決定ボタン41を中心として直交する2本の直線LN1及び直線LN2上、かつ決定ボタン41の周囲に位置するように、決定ボタン41を中心として前後左右に4つ配置されており、これら4つの選択ボタン42は、押圧操作に応じて前後方向D3及び左右方向D4の方向操作が可能な所謂十字キーを構成している。なお、LN1及びLN2は、それぞれ、上面CP1aに沿って前後方向D3に延びる直線及び上面CP1aに沿って左右方向D4に延びる直線である。第2押圧面42aは、選択ボタン42が初期位置に位置している状態で上板CP1の上面CP1aより上方に位置するように配置されている。
また、演出設定操作部40は、遊技者の押圧操作による決定ボタン41及び選択ボタン42の下方向D2への移動を検出する複数の押圧検出スイッチ52が設置されているとともに、制御基板と電気的に接続されている演出設定基板51を有している。演出設定基板51は、上面51aが決定ボタン41及び選択ボタン42の移動方向である上方向D1に向くように上板CP1の下方に配置されており、設置面としての上面51a上に複数の押圧検出スイッチ52が設置されている。
押圧検出スイッチ52は、それぞれ押し込むことで電気回路を通電させる小形のスイッチからなり、決定ボタン41及び4つの選択ボタン42の上方向D1及び下方向D2への移動がそれぞれボタンごとに独立して検出可能となるように、決定ボタン41及び4つの選択ボタン42のそれぞれの下方に配置されている。押圧検出スイッチ52は、決定ボタン41及び選択ボタン42に対する押圧操作により弾性変形する弾性部54を有している。
図2(c)は、遊技者による押圧操作の一例として、決定ボタン41に対する押圧操作が行われ、決定ボタン41が初期位置から下方向D2へ移動した移動位置まで移動した状態を示している。遊技者が指Fにより、決定ボタン41及び複数の選択ボタン42のいずれかに対して下方向D2へ移動させる押圧操作を行うと、決定ボタン41及び複数の選択ボタン42のうち押圧操作されたボタンは、初期位置から下方向D2へ移動した移動位置まで移動して、押圧操作されたボタンに対応する押圧検出スイッチ52の弾性部54が弾性変形し、押圧操作されたボタンの下方向D2への移動が検出される。押圧検出スイッチ52によりボタンの下方向D2への移動が検出されると、演出設定基板51から制御基板に対して、押圧操作されたボタンに応じたON信号が出力される。
その後、遊技者が押圧操作されているボタンに対する指Fによる押圧操作を解除すると、それまで押圧操作されていたボタンは、弾性変形していた弾性部54の弾性力により上方向D1へ移動位置から初期位置まで移動して、対応する押圧検出スイッチ52の弾性部54の形状が復元して、上方向D1への移動が検出される。押圧検出スイッチ52によりボタンの上方向D1への移動が検出されると、演出設定基板51から制御基板に対して、押圧操作が解除されたボタンに応じたOFF信号が出力される。
このように構成されて、演出設定操作部40は、決定ボタン41及び選択ボタン42が押圧操作されることにより、制御基板に対して信号を出力し、出力された信号に応じて演出装置300に対する設定の操作が可能となっている。例えば、決定ボタン41に対する押圧操作が有効化されている所定のタイミングで決定ボタン41が押圧操作されると、制御基板は、表示装置330に演出装置300の設定を操作するためのメニュー画面を表示させる。
表示装置330にメニュー画面が表示されている状態で、4つの選択ボタン42のいずれかに対する押圧操作に応じた前後左右のいずれかの方向操作が行われると、制御基板は、方向操作に応じて選択された演出装置300の設定の映像を表示装置330に表示させる。選択ボタン42の方向操作により演出装置300の設定が選択されている状態で、決定ボタン41が押圧操作されると、制御基板は、選択されている演出装置300の設定を確定し、表示装置330に表示させているメニュー画面を終了する。演出装置300の設定とは、例えば、表示装置330に表示されるキャラクター映像の種類の設定、可動役物装置350が移動する頻度の設定、電飾装置360が発光する頻度の設定、演出音響装置から出力される音量の設定等がある。
次に、決定ボタン41及び選択ボタン42の形状の詳細について説明をする。図2(a)乃至図2(c)に示すように、第1押圧面41aは、移動方向に対して最も高い部分、すなわち基準面としての上板CP1の上面CP1aから上方向D1への距離が最も大きい部分である最高部41bが、第1押圧面41aの外縁41cに位置するように配置されている。なお、第1押圧面41aの外縁41cとは、厳密に第1押圧面41aの端部であるものに限定されず、第1押圧面41aの端部の近傍であるものを含む。また、第1押圧面41aは、移動方向である下方向D2に凹むように凹面状に形成されている。具体的には、第1押圧面41aは、曲率半径Raの曲率中心が、第1押圧面41aより上方、すなわち移動位置から初期位置へ向かう方向(上方向D1)側に位置するように、球面状に形成されている。なお、決定ボタン41において、必ずしも成型加工を行う金型の第1押圧面41aに対応する面が凹面状に形成されているものに限定されない。第1押圧面41aは、決定ボタン41を射出成型等により成型加工する際の成型収縮により凹面状に形成されるものであってもよい。このように形成されていることにより、第1押圧面41aは、指の表面に密着して、押圧操作時に指が移動方向である下方向D2と交差する方向にずれにくいので、遊技者が決定ボタン41を指で押圧操作し易くなり、操作性の向上を図っている。
第2押圧面42aは、移動方向に対して最も低い部分、すなわち基準面としての上板CP1の上面CP1aから上方向D1への距離が最も小さい部分である最低部42bのそれぞれが、第2押圧面42aのそれぞれにおける決定ボタン41の側の端部42cに配置されている。
また、第1押圧面41aの最高部41bは、第2押圧面42aの最低部42bより高い位置に配置されている。すなわち、第1押圧面41aの最高部41bは、第2押圧面42aの最低部42bより、上板CP1の上面CP1aから上方向D1への距離が大きいように配置されている。具体的には、決定ボタン41及び選択ボタン42がともに初期位置に位置している状態で第1押圧面41aの最高部41bから第2押圧面42aの最低部42bまでの上方向D1(下方向D2)への距離Y1は、決定ボタン41の初期位置から移動位置まで下方向D2へ移動可能な可動距離Y2より、大きいように配置されている。このように配置されていることにより、決定ボタン41を下方向D2へ押圧操作する際に、遊技者が意図せず選択ボタン42を押圧操作することを防ぎ、決定ボタン41の周囲に選択ボタン42が配置されている場合に、決定ボタン41の操作性の向上を図っている。また、距離Y1は、可動距離Y2より更に大きいので、目視確認をしなくても、決定ボタン41と選択ボタン42との境を指の触覚により把握しやすくなり、遊技者が演出設定操作部40の操作を行う際、演出装置300と演出設定操作部40とを交互に見る必要性を低下させて、操作性の向上を図っている。
なお、上述した決定ボタン41の最高部41b、及び選択ボタン42の最低部42bの位置について、上板CP1の上面CP1aを基準として説明をしたが、最高部41b及び最低部42bの位置は、演出設定基板51の上面51aからの距離により説明することもできる。すなわち、最高部41bは、第1押圧面41aにおける上方向D1に対して演出設定基板51の上面51aからの距離が最も大きい部分であり、最低部42bは、第2押圧面42aにおける上方向D1に対して演出設定基板51の上面51aからの距離が最も小さい部分であるといえる。また、最高部41bは、演出設定基板51の上面51aから最高部41bまでの距離が、演出設定基板51の上面51aから最低部42bまでの距離より大きいように配置されている、といえる。
<第2の実施形態>
次に、上記第1の実施形態を一部変更した第2の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態においては、第1の実施形態と同様の部分については、図示を省略、又は図に同一符号を付して説明を省略する。第2の実施形態に係る演出設定手段としての演出設定操作部400は、決定ボタン410及び選択ボタン420を有している。
図3(a)に示すように、決定ボタン410の第1押圧面410aは、最高部410bが中心部に位置するように配置され、かつ上方向D1に対して膨出する球面状に形成されている。選択ボタン420の第2押圧面420aは、上板CP1の上面CP1aに沿う方向に延設されてかつ上面CP1aからの上方向D1に対する距離が異なる複数の面を有して形成されている。第2押圧面420aを構成する面のうち、上面CP1aからの上方向D1に対する距離が最も小さい面が、第2押圧面420aの最低部420bを構成しており、第1押圧面410aの最高部410bは、第2押圧面420aの最低部420bより上板CP1の上面CP1aから上方向D1への距離が大きいように配置されている。このように、第1押圧面及び第2押圧面は、複数の面を有して形成されていてもよいし、複数の凹凸面を有して形成されていてもよい。
これにより、目視確認をしなくても決定ボタン410と選択ボタン420との位置関係を指の触覚により把握しやすくなり、遊技者が演出設定操作部400の操作を行う際、演出装置300と演出設定操作部400とを交互に見る必要性を低下させて、操作性の向上を図っている。
また、決定ボタン410及び選択ボタン420がともに初期位置に位置している状態で第1押圧面410aの最高部410bから第2押圧面420aの最低部420bまでの上方向D1への距離Y1は、決定ボタン410が初期位置から移動位置まで下方向D2へ移動可能な可動距離Y2より、大きいように配置されている。
これにより、決定ボタン410を下方向D2へ押圧操作する際に、遊技者が意図せず選択ボタン420を押圧操作することを防ぎ、決定ボタン410の周囲に選択ボタン420が配置されている場合において、決定ボタン410の操作性の向上を図っている。
<第3の実施形態>
次に、上記第1の実施形態を一部変更した第3の実施形態について説明する。なお、第3の実施形態においては、第1の実施形態と同様の部分については、図示を省略、又は図に同一符号を付して説明を省略する。第3の実施形態に係る演出設定手段としての演出設定操作部401は、決定ボタン411及び選択ボタン421を有している。図3(b)に示すように、決定ボタン411の第1押圧面411aは、最高部411bが中心部に位置するように配置され、かつ上方向D1に対して膨出する球面状に形成されている。選択ボタン421の第2押圧面421aは、最低部421bが、第2押圧面421aにおける決定ボタン411の側とは反対側の端部421eに配置されている。また、選択ボタン421の第2押圧面421aは、上板CP1の上面CP1aから上方向D1への距離が最も大きい最高部421dが、第2押圧面421aにおける決定ボタン411の側の端部421cに配置されており、端部421cから端部421eまで滑らかな斜面が形成されている。第1押圧面411aの最高部411bは、第2押圧面421aの最高部421dより上板CP1の上面CP1aから上方向D1への距離が大きいように配置されている。
これにより、目視確認をしなくても決定ボタン411と選択ボタン421との位置関係を指の触覚により把握しやすくなり、遊技者が演出設定操作部401の操作を行う際、演出装置300と演出設定操作部401とを交互に見る必要性を低下させて、操作性の向上を図ることが可能となる。また、端部421cから端部421eまで滑らかな斜面が形成されているので、第2押圧面421aにおける決定ボタン411の側とは反対側の端部421eが破損の防止や磨耗の低減を図っている。
<第4の実施形態>
次に、上記第1の実施形態を一部変更した第4の実施形態について説明する。なお、第4の実施形態においては、第1の実施形態と同様の部分については、図示を省略、又は図に同一符号を付して説明を省略する。第4の実施形態に係る演出設定手段としての演出設定操作部402は、決定ボタン412及び選択ボタン422を有している。図3(c)に示すように、決定ボタン412の第1押圧面412aは、上板CP1の上面CP1aに沿う方向に延設された平面部412dと、第1押圧面412aの中心部に形成されて上方向D1へ突出する突出面412eと、を有して形成されており、突出面412eの上端に最高部412bが配置されている。選択ボタン422の第2押圧面422aは、第1押圧面412aの平面部412dと略同一面となるように形成されており、第1押圧面412aの全体が、最低部422bを構成している。このように、第1押圧面及び第2押圧面は、上板CP1の上面CP1aや演出設定基板51の上面51a(図2(b)参照)と平行な平面状に形成されていてもよいし、第1押圧面の一部が第2押圧面の一部と同じ高さとなるように配置されていてもよいし、第1押圧面の一部が第2押圧面の全部と同じ高さとなるように配置されていてもよいし、第1押圧面の全部が第2押圧面の一部と同じ高さとなるように配置されていてもよい。
これにより、目視確認をしなくても決定ボタン412の位置を指の触覚により把握しやすくなり、遊技者が演出設定操作部402の操作を行う際、演出装置300と演出設定操作部402とを交互に見る必要性を低下させて、操作性の向上を図っている。
<第5の実施形態>
次に、上記第1の実施形態を一部変更した第5の実施形態について説明する。なお、第5の実施形態においては、第1の実施形態と同様の部分については、図示を省略、又は図に同一符号を付して説明を省略する。第5の実施形態に係る演出設定手段としての演出設定操作部403は、決定ボタン413及び選択ボタン423を有している。図3(d)に示すように、上板CP1の上面CP1bは、水平面に対して傾斜するように、下方向D2に凹む球面状に形成されており、決定ボタン413の第1押圧面413a及び選択ボタン423の第2押圧面423aは、上板CP1の上面CP1bに沿うように下方向D2に凹む球面状に形成されている。第1押圧面413aの外縁413c及び第2押圧面423aの外縁423dは、第1押圧面413a及び第2押圧面423aから下方へ向かうように丸みがつけられている。第2押圧面423aにおける最低部423bは、決定ボタン413の側の端部423cである外縁423dの丸みの下端部に配置されるとともに、第1押圧面413aの最高部413bは、第2押圧面423aの最低部423bより上方向D1に対して高い位置に配置されている。すなわち、第1押圧面413aの最高部413bは、第2押圧面423aの最低部423bより演出設定基板51の上面51a(図2(b)参照)から上方向D1への距離が大きいように配置されている。このように、上板CP1の上面は、演出設定基板51の上面51aに沿う方向に形成されているものに限定されない。上板CP1の上面は、演出設定基板51の上面51aと傾斜する傾斜面として形成されていてもよいし、曲面として形成されていてもよい。また、このように、複数の選択ボタンは、それぞれの高さや形状が異なっていてもよい。
これにより、目視確認をしなくても決定ボタン413と選択ボタン423との位置関係を指の触覚により把握しやすくなり、遊技者が演出設定操作部403の操作を行う際、演出装置300と演出設定操作部403とを交互に見る必要性を低下させて、操作性の向上を図っている。
<第6の実施形態>
次に、上記第1の実施形態を一部変更した第6の実施形態について説明する。なお、第6の実施形態においては、第1の実施形態と同様の部分については、図示を省略、又は図に同一符号を付して説明を省略する。第6の実施形態に係る演出設定手段としての演出設定操作部404は、決定ボタン414及び選択ボタン424を有している。図3(e)に示すように、決定ボタン414の第1押圧面414a及び選択ボタン424の第2押圧面424aは、下方向D2に凹む球面状に形成されており、第1押圧面414aと第2押圧面424aとが、略同一面上に形成されている。
これにより、第1押圧面414aの外縁414cに位置するように配置されている第1押圧面414aの最高部414bは、第2押圧面424aの決定ボタンの側の端部424cに配置されている第2押圧面424aの最低部424bより、低い位置に配置されている。このように、第1押圧面の最高部は、第2押圧面の最低部より低い位置に配置されていてもよい。
これにより、指の表面に第1押圧面414aや第2押圧面424aが密着して、押圧操作時に指が移動方向である下方向D2と交差する方向にずれにくいので、遊技者が決定ボタン414や選択ボタン424を指で押圧操作し易くなり、操作性の向上を図っている。
<第7の実施形態>
次に、上記第1の実施形態を一部変更した第7の実施形態について説明する。なお、第7の実施形態においては、第1の実施形態と同様の部分については、図示を省略、又は図に同一符号を付して説明を省略する。第7の実施形態に係る演出設定手段としての演出設定操作部405は、第1メインボタン435、第2メインボタン415及び選択ボタン425を有している。
図4(a)に示すように、第1メインボタン435及び第2メインボタン415は、互いに隣接して配置されて、それぞれ独立して押圧操作が可能に構成されており、第1メインボタン435及び第2メインボタン415のそれぞれの下方に配置されている押圧検出スイッチ52により、第1メインボタン435及び第2メインボタン415に対する押圧操作がそれぞれ独立して検出される。第1メインボタン435及び第2メインボタン415の周囲には、第1メインボタン435及び第2メインボタン415の中間を通り、上面CP1a(図2(b)参照)に沿って前後方向D3に延びる直線LN3及び上面CP1aに沿って左右方向D4に延びる直線LN2上に位置するように、直線LN3及び直線LN2の交点を中心として前後左右に4つの選択ボタン425が配置されている。選択ボタン425の第2押圧面425aは、平面視において、直線LN3及び直線LN2の交点を中心とする円弧に沿う形状となるように形成されている。
例えば、第1メインボタン435に対する押圧操作が有効化されている所定のタイミングで第1メインボタン435が押圧操作されると、制御基板は、表示装置330に演出装置300の設定を操作するためのメニュー画面を表示させる。表示装置330にメニュー画面が表示されている状態で、4つの選択ボタンのいずれかに対する押圧操作に応じた前後左右のいずれかの方向操作が行われると、制御基板は、方向操作に応じて選択された演出装置300の設定の映像を表示装置330に表示させる。選択ボタン425の方向操作により演出装置300の設定が選択されている状態で、第2メインボタン415が押圧操作されると、制御基板は、選択されている演出装置300の設定を確定し、表示装置330に表示させているメニュー画面を終了する。このように、第1メインボタン435は、操作を開始する開始ボタンとして、第2メインボタン415は、選択した内容を決定する決定ボタンとして、機能している。なお、第1メインボタン435及び第2メインボタン415の機能は、上述したものに限定されず、他の多様な機能が考えられる。
これにより、第1メインボタン435及び第2メインボタン415に異なる機能を設定して、異なる機能が同一のボタンに設定されて操作が分かりにくくなることの防止を図ることが可能となる。また、選択ボタン425同士の隙間を小さくすることにより第2押圧面425aの面積を大きくすることができるので、遊技者が選択ボタン425を押圧操作し易くなり、操作性の向上を図っている。
<第8の実施形態>
次に、上記第1の実施形態を一部変更した第8の実施形態について説明する。なお、第8の実施形態においては、第1の実施形態と同様の部分については、図示を省略、又は図に同一符号を付して説明を省略する。第8の実施形態に係る演出設定手段としての演出設定操作部406は、決定ボタン41及び選択ボタン426を有している。図4(b)に示すように、選択ボタン426の第2押圧面426aは、平面視において、決定ボタン41を中心とする円環状となるように一体で形成されている。選択ボタン426の下方には、選択ボタン426の移動を検出する押圧検出スイッチ52が、直線LN1及び直線LN2上、かつ決定ボタン41に対応する押圧検出スイッチ52の周囲に位置するように、決定ボタン41に対応する押圧検出スイッチ52を中心として前後左右に4つ配置されている。選択ボタン426は、押圧操作される部位によって、演出設定基板51に対して前後左右に傾斜可能に構成されている。選択ボタン426の前部、後部、左部及び右部のいずれかが押圧操作されると、押圧操作された部位の下方に配置されている押圧検出スイッチ52により押圧操作が検出される。このように、1つの決定ボタンや選択ボタンの移動は、複数の押圧検出スイッチにより検出可能に構成されていてもよい。
これにより、選択ボタン426は1つの部品で済むので、部品点数の削減を図ることが可能となる。また、選択ボタン426の第2押圧面426aの面積を大きくすることができるので、遊技者が選択ボタン426を押圧操作し易くなり、操作性の向上を図っている。
<第9の実施形態>
次に、上記第1の実施形態を一部変更した第9の実施形態について説明する。なお、第9の実施形態においては、第1の実施形態と同様の部分については、図示を省略、又は図に同一符号を付して説明を省略する。第9の実施形態に係る演出設定手段としての演出設定操作部407は、決定ボタン41及び選択ボタン427を有している。図4(c)に示すように、選択ボタン427は、直線LN2上、かつ決定ボタン41の周囲に位置するように、決定ボタン41を中心として左右に2つ配置されている。選択ボタン427の第2押圧面427aは、決定ボタン41を中心とした円弧に沿う形状となるように形成されている。
これにより、選択ボタン427同士の隙間を小さくすることにより第2押圧面427aの面積を大きくすることができるので、遊技者が選択ボタン427を押圧操作し易くなり、操作性の向上を図っている。
<本実施形態のまとめ>
以上説明した遊技機(1)は(図2(a)〜(c)、図3(a)〜(d)、及び図4(a)〜(c)参照)、
遊技に関する演出を実行可能な演出装置(300)と、前記演出装置(300)に対する設定の操作が可能な演出設定手段(40,400,401,402,403,405,406,407)と、を備えた遊技機(1)において、
前記演出設定手段(40,400,401,402,403,405,406,407)は、
押圧操作により移動可能なメインボタン(41,410,411,412,413,415,435)と、
前記メインボタン(41,410,411,412,413,415,435)の周囲に配置され、押圧操作に応じて方向操作が可能な方向操作ボタン(42,420,421,422,423,425,426,427)と、を有し、
前記メインボタン(41,410,411,412,413,415,435)は、移動方向(D1,D2)に向いて押圧可能に形成された第1押圧面(41a,410a,411a,412a,413a,415a,435a)を有し、
前記方向操作ボタン(42,420,421,422,423,425,426,427)は、前記移動方向(D1,D2)に向いて押圧可能に形成された第2押圧面(42a,420a,421a,422a,423a,425a,426a,427a)を有し、
前記第1押圧面(41a,410a,411a,412a,413a,415a,435a)における前記移動方向(D1,D2)に対して最も高い部分である最高部(41b,410b,411b,412b,413b)は、前記第2押圧面(42a,420a,421a,422a,423a,425a,426a,427a)における前記移動方向(D1,D2)に対して最も低い部分である最低部(42b、420b,421b,422b,423b)より前記移動方向(D1,D2)に対して高い位置に配置されている、ことを特徴とする。
これにより、目視確認をしなくても決定ボタンと選択ボタンとの位置関係を指の触覚により把握しやすくなり、遊技者が演出設定操作部の操作を行う際、演出装置300と演出設定操作部とを交互に見る必要性を低下させて、操作性の向上を図ることが可能となる。
また、遊技機(1)は(図2(a)〜(c)、図3(a)、図3(c)、図3(d)、及び図4(a)〜(c)参照)、
前記方向操作ボタン(42,420,422,423,425,426,427)は、4つの前記第2押圧面(42a,420a,422a,423a,425a,426a,427a)が前記メインボタン(41,410,412,413,415,435)を中心として直交する2本の直線(LN1,LN2)上でかつ前記メインボタン(41,410,412,413,415,435)の周囲に位置するように配置され、かつ前記最低部(42b、420b,422b,423b)のそれぞれが前記第2押圧面(42a,420a,422a,423a,425a,426a,427a)のそれぞれにおける前記メインボタン(41,410,412,413,415,435)の側の端部(42c,420c,422c,423c)に配置されている、ことを特徴とする。
これにより、遊技者は、目視確認をしなくても、選択ボタンにおける決定ボタンの側の端部より高い位置に配置されている決定ボタンの最高部の位置を指の触覚により把握しやすくなり、遊技者が演出設定操作部の操作を行う際、演出装置300と演出設定操作部とを交互に見る必要性を低下させて、操作性の向上を図ることが可能となる。
また、遊技機(1)は(図2(a)〜(c)、図3(d)、及び図4(a)〜(c)参照)、
前記第1押圧面(41a,413a,415a,435a)は、前記最高部(41b,413b)が外縁(41c,413c)に位置するように配置され、かつ前記移動方向(D1,D2)に対して凹む凹面状に形成されている、ことを特徴とする。
これにより、指の表面に第1押圧面が密着して、押圧操作時に指が移動方向である下方向と交差する方向にずれにくいので、遊技者が決定ボタンを指で押圧操作し易くなり、操作性の向上を図ることが可能となる。また、選択ボタンの最低部が第2押圧面における決定ボタンの側の端部に配置されている場合には、目視確認をしなくても、決定ボタンと選択ボタンとの境を指の触覚により把握しやすくなり、遊技者が演出設定操作部の操作を行う際、演出装置300と演出設定操作部とを交互に見る必要性を低下させて、操作性の向上を図ることが可能となる。
また、遊技機(1)は(図2(a)〜(c)、図3(d)、図3(e)、及び図4(a)〜(c)参照)、
遊技に関する演出を実行可能な演出装置(300)と、前記演出装置(300)に対する設定の操作が可能な演出設定手段(40,403,404,405,406,407)と、を備えた遊技機(1)において、
前記演出設定手段(40,403,404,405,406,407)は、
押圧操作により移動可能なメインボタン(41,413,414,415,435)と、
前記メインボタン(41,413,414,415,435)の周囲に配置され、押圧操作に応じて方向操作が可能な方向操作ボタン(42,423,424,425,426,427)と、を有し、
前記メインボタン(41,413,414,415,435)は、移動方向(D1,D2)に向いて押圧可能に形成された第1押圧面(41a,413a,414a,415a,435a)を有し、
前記第1押圧面(41a,413a,414a,415a,435a)は、前記移動方向(D1,D2)に対して凹む凹面状に形成されている、ことを特徴とする。
これにより、遊技者の指の表面に第1押圧面が密着して、押圧操作時に指が移動方向である下方向と交差する方向にずれにくいので、遊技者が決定ボタンを指で押圧操作し易くなり、操作性の向上を図ることが可能となる。
<他の実施形態の可能性>
なお、上述したいずれの実施形態においても、スロットマシンは、決定ボタン及び選択ボタンが上下方向へ移動可能に構成されているが、これに限定されない。スロットマシンは、決定ボタン及び選択ボタンが所定の方向へ移動可能に構成されて、決定ボタン及び選択ボタンの移動を検出可能に構成されていればよく、例えば、決定ボタン及び選択ボタンが左右方向に移動可能に構成されていてもよいし、前後方向に移動可能に構成されていてもよい。
また、上述したいずれの実施形態においても、スロットマシンは、2方向又は4方向の方向操作が可能な選択ボタンを有して構成されているが、これに限定されない。スロットマシンは、例えば、1方向のみの方向操作が可能な1つの選択ボタンを有して構成されていてもよいし、8方向の方向操作が可能な8つの選択ボタンを有して構成されていてもよい。
また、上述したいずれの実施形態においても、スロットマシンは、演出設定操作部の決定ボタンにより演出装置300に対する設定の操作の開始と設定の決定を行い、選択ボタンにより演出操作に対する設定を選択する際に使用されるように構成されているが、これに限定されない。スロットマシンは、例えば、決定ボタンが、演出装置300に対する設定の操作の開始のみ又は設定の決定のみに使用されるボタンであってもよいし、遊技上の演出情報や遊技台の大当たり回数等、遊技情報の表示画面における操作を行う際に使用されるボタンであってもよいし、他の用途に使用されるボタンであってもよい。
また、上述したいずれの実施形態においても、組合せ可能な他の実施形態における特徴を自由に組合せて実施することができる。例えば、平面視における形状が第1の実施形態と同様でかつ断面形状が第2の実施形態と同様である実施形態、平面視における形状が第7の実施形態と同様でかつ断面形状が第5の実施形態と同様である実施形態、第7の実施形態のように第1メインボタン及び第2メインボタンを有してかつ選択ボタンが第8の実施形態のように一体で形成されている実施形態等が考えられる。
また、本実施形態においては、遊技機の一例である、メダルを遊技媒体として用いた遊技を行うスロットマシンを例にして説明したが、本発明は、遊技球を遊技媒体として用いた遊技を行うスロットマシンや、入賞口への入球を抽選契機とした抽選が実行されるパチンコ機を含む弾球遊技機や、有形の遊技媒体を用いず遊技価値を有する電子データを用いた遊技を行う遊技機等の各種の遊技機に適用可能である。
1 遊技機(スロットマシン)
40,400〜407 演出設定手段(演出設定操作部)
41,410〜414 メインボタン(決定ボタン)
41a,410a〜415a,435a 第1押圧面
41b,410b〜414b 最高部
41c,413c 外縁
42,420〜427 方向操作ボタン(選択ボタン)
42a,420a〜427a 第2押圧面
42b,420b〜424b 最低部
42c,420c,421c,422c,423c 端部
300 演出装置
415 メインボタン(第2メインボタン)
435 メインボタン(第1メインボタン)
D1 移動方向(上方向)
D2 移動方向(下方向)
LN1 直線
LN2 直線

Claims (1)

  1. 遊技に関する演出を実行可能な演出装置と、前記演出装置に対する設定の操作が可能な演出設定手段と、を備えた遊技機において、
    前記演出設定手段は、
    前記演出装置の下方に配置されると共に第1の開口から突出し、移動方向への押圧操作により移動可能なメインボタンと、
    前記メインボタンの周囲に、前記移動方向視において前記メインボタンと重ならないように配置され、前記第1の開口と独立してかつ相互に独立して形成された4つの第2の開口からそれぞれ突出し、前記移動方向への押圧操作により前記メインボタンに対してそれぞれ独立して移動可能な相互に独立する4つのボタンからなる方向操作ボタンと、を有し、
    前記メインボタンは、前記移動方向に押圧可能に形成された第1押圧面を有し、
    前記方向操作ボタンは、前記移動方向に押圧可能に形成された第2押圧面を前記4つのボタンのそれぞれに有し、前記メインボタンを中心として直交する2本の直線上でかつ前記メインボタンの周囲に位置するように配置され、かつ前記第2押圧面における最も高い部分である最高部のそれぞれが前記第2押圧面のそれぞれにおける前記メインボタンの側の端部に配置され、前記第2押圧面における最も低い部分でかつ前記最高部よりも低い部分である最低部のそれぞれが前記第2押圧面のそれぞれにおける前記メインボタンとは反対側の端部に配置され、
    前記第1押圧面における最も高い部分である最高部は、前記第2押圧面の前記最高部より高い位置に配置され、かつ前記メインボタンが押圧操作されて前記移動方向への移動が検出される位置へ移動した状態でも、前記第2押圧面の前記最低部より高い位置にある、
    ことを特徴とする遊技機。
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