JPH10113421A - 遊技機の操作ボタン - Google Patents

遊技機の操作ボタン

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Publication number
JPH10113421A
JPH10113421A JP8293290A JP29329096A JPH10113421A JP H10113421 A JPH10113421 A JP H10113421A JP 8293290 A JP8293290 A JP 8293290A JP 29329096 A JP29329096 A JP 29329096A JP H10113421 A JPH10113421 A JP H10113421A
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JP
Japan
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player
button
stop buttons
stop
fingertip
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Pending
Application number
JP8293290A
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English (en)
Inventor
Susumu Takeuchi
晋 竹内
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Universal Sales Co Ltd
Original Assignee
Universal Sales Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10113421A publication Critical patent/JPH10113421A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の操作ボタンは操作感触に好き嫌いがは
っきりと現れ、遊技者に変な不快感を与えてしまうこと
がある。また、ゲームを長時間続けた場合にボタン操作
部から指先にダメージが加わり、指先が痛くなってしま
うこともある。 【解決手段】 ストップボタン21〜23の操作部21
a〜23aは半円球状に成型されて構成されており、遊
技者の指に触れる操作部21a〜23aの頂上には、遊
技者の指先の膨らみに合う窪み21b〜23bが形成さ
れている。遊技者がボタン21〜23を操作する際、遊
技者の指先は、その膨らみにある弾力性のため、指先の
大小にかかわらず窪み21b〜23bの凹部に嵌まり合
う。従って、この際、遊技者の指先が操作部21a〜2
3aと接触する面積は、指先の大小にかかわらずこの窪
み21b〜23bの窪んだ面積にほぼ等しくなり、指先
は窪み21b〜23bにフィットする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾球遊技機やスロ
ットマシン,ポーカーゲーム機といった遊技機に用いら
れる操作ボタンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の操作ボタンとしては、例
えば、図4に示すスロットマシン1に用いられているス
トップボタン2,3,4がある。スロットマシン1の前
面上半部には表示パネル5が設けられており、この表示
パネル5の各窓6には回転リール7,8,9が観察され
ている。これら各回転リール7〜9の外周には種々のシ
ンボルが描かれている。各ストップボタン2,3,4は
ボタンベース(基枠)10に取り付けられており、第
1,第2,第3のこれら各回転リール7,8,9に対応
して設けられている。
【0003】ゲームの開始に先立って遊技者によって投
入口11にメダルが投入されると、窓6の左方の表示パ
ネル5に縦一列に設けられたメダル枚数表示ランプ12
が点灯する。この表示ランプ12は投入メダル枚数に応
じて点灯し、有効化された入賞ライン13を遊技者に表
示する。メダル投入に引き続いて遊技者によってスター
トレバー14が揺動(ジョグ)操作されると、各リール
7〜9は一斉に回転し出す。
【0004】所定時間経過後、各リール7〜9の回転速
度が一定速度に達すると、ストップボタン2〜4の操作
が有効となる。窓6の右方の表示パネル5には複数のゲ
ーム状態表示ランプ15が縦一列に設けられており、ス
トップボタン2〜4の操作が有効になると、そのうちの
ストップランプが点滅し、遊技者にストップボタン2〜
4の操作を促す。
【0005】このストップランプの点滅に応じて遊技者
がストップボタン2〜4を押圧操作すると、各リール7
〜9の回転はそれぞれの押圧操作タイミングに応じて停
止する。この際、有効化された入賞ライン13上に停止
した各回転リール7〜9の表示シンボルが所定の組み合
わせである場合には当たりが得られ、当たりの種類に応
じた枚数のメダルが受け皿16に払い出される。
【0006】また、クレジット/精算切換スイッチ17
により、メダルのクレジット/払い出しを押しボタン操
作で切り換えることが出来る。メダルがスロットマシン
1にクレジットされている場合には、投入口11へのメ
ダル投入の代わりに、BETスイッチ18を押しボタン
操作することにより、メダルを賭けることが出来る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のストップボタン2,3,4の各操作部2a,3a,
4aは、スロットマシン1の機種により、図5(a)の
断面図に示す半円球状であったり、また、同図(b)の
断面図に示す台形状をしていたりする。各操作部2a〜
4aが同図(a)の断面図に示されるものである場合に
は、遊技者の指先に触れる部分の形状がR状であるた
め、指先に点状に接触する。また、各操作部2a〜4a
が同図(b)の断面図に示されるものである場合には、
遊技者の指先に触れる部分の形状が平らであるため、各
操作部2a〜4aは指先と平面で接触する。
【0008】このため、スロットマシン1の機種によっ
て遊技者の指が各操作部2a〜4aと接触する面積は異
なり、操作部2a〜4aが遊技者の指先に与える感触は
異なる。従って、遊技者によってはストップボタン2〜
4の操作感触に好き嫌いがはっきりと現れ、ストップボ
タンの形状に起因して遊技者に変な不快感を与えてしま
うことがある。また、操作部と指との接触面積が小さい
場合にゲームを長時間続けると、ボタン操作部から指先
にダメージが段々と加わり、指先が痛くなってゲームの
興趣がそがれてしまうこともある。
【0009】また、操作部2a〜4aが同じ断面形状を
していても、例えば、労働によって手を酷使して指が大
きく発達した人がストップボタンを操作する場合と、力
仕事をほとんどしないで細い指を持つ人がストップボタ
ンを操作する場合とでは、指先が操作部と触れる面積は
異なる。同様に男性が操作する場合と、女性が操作する
場合とでも、指先が操作部と触れる面積には大小があ
る。
【0010】このため、操作部2a〜4aが同じ断面形
状をしていても、遊技者によって操作部2a〜4aが遊
技者の指先に与える感触は人様々であり、操作感触に好
き嫌いを生じさせる。
【0011】また、上記従来のストップボタン2〜4
は、遊技者の押圧操作に応じて信号を発生させるスイッ
チとしての機能を単に果たしているに過ぎず、機能面に
おいてそれ以上の付加価値を有していないばかりか、装
飾性に欠ける面もある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するためになされたもので、機器表面に露出する
操作部が遊技者により操作されて遊技機に信号を与える
遊技機の操作ボタンにおいて、上記操作部の遊技者の指
に触れる部分に、指先の膨らみに合う窪みが形成されて
いることを特徴とするものである。
【0013】また、上記操作部の遊技者の指に触れる部
分に、その操作ボタンの機能情報を表示する凸部または
凹部が形成されていることを特徴とするものである。
【0014】このように操作部に遊技者の指先の膨らみ
に合う窪みが形成されることにより、遊技者がボタンを
操作する際、遊技者の指先が操作部と接触する面積は、
指先の大小にかかわらずこの窪みの窪んだ面積にほぼ等
しくなり、指先は窪みにフィットする。このフィット感
はどの遊技者にも違和感が無く好まれやすく、操作感触
の好き嫌いが従来よりもはっきりと出難くなる。
【0015】また、指先が窪みにフィットすることによ
り、操作ボタンを操作する際、操作ボタンから遊技者の
指先にほぼ均等に力が加わる。従って、長時間ゲームを
続けても、操作ボタンから遊技者の指先にダメージが加
わり難くなる。
【0016】また、操作部に操作ボタンの機能情報を表
示する凸部または凹部が形成されることにより、視覚障
害を持つ遊技者は、この凸部または凹部に指を触れるこ
とによってその操作ボタンの機能情報を読み取ることが
出来る。また、この凸部または凹部は操作ボタンの外観
にアクセントをもたらし、見た目の変化を生じさせる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明による遊技機の操作
ボタンを上述のスロットマシン1に適用した一実施形態
について説明する。
【0018】図1(a)は本発明の第1の実施形態によ
るスロットマシン1のストップボタン21,22,23
を示す正面図である。各ストップボタン21〜23はボ
タンベース24に取り付けられており、これら各ストッ
プボタン21〜23およびボタンベース24は、図4に
示す従来のストップボタン2〜4およびボタンベース1
0に代えてスロットマシン1に備え付けられている。こ
れら各ストップボタン21〜23の押圧操作により、各
リール7〜9の回転が停止させられる。
【0019】同図(b)は同図(a)に示すストップボ
タン21の操作部21aをb−b線に沿って破断した縦
断面図であり、他のストップボタン22,23の操作部
22a,23aもこの操作部21aと同様な断面形状を
している。
【0020】各ストップボタン21〜23の操作部21
a〜23aは赤色のポリカーボネート樹脂が半円球状に
成型されて構成されており、遊技者の指に触れる操作部
21a〜23aの頂上には、遊技者の指先の膨らみに合
う窪み21b〜23bが形成されている。これら各操作
部21a〜23aの背面には円筒状の図示しないボタン
本体が一体形成されており、これら各ボタン本体は図示
しない円筒状圧縮コイルバネの中にそれぞれ挿入されて
いる。各操作部21a〜23aおよびボタン本体はこの
コイルバネによってそれぞれ機器表面の外側に向けて付
勢されている。
【0021】また、ボタンベース24はABS樹脂から
なり、各ストップボタン21〜23の中央を横切る長手
方向には溝24aが形成されている。この溝24aの凹
部形状も指の腹の凸形状に合った形状になっている。こ
の溝24aは、ストップボタン21〜23を遊技者が操
作する際の指のガイドを果たしている。
【0022】遊技者がスロットマシン1で遊技をする
際、このストップボタン21〜23によって回転リール
7〜9を停止させる操作が主な遊技行為となっており、
このボタン操作のタイミングが遊技の勝敗を決める大き
な要因となっている。また、各ゲームはメダル投入の度
に行われ、これら各ゲーム毎に一連の各ストップボタン
21〜23を押圧操作する。従って、各ストップボタン
21〜23の操作回数は膨大となるため、通常、遊技者
は各ストップボタン21〜23を短時間内に続けて押圧
操作し、ゲームの進行を早める。このような連続的なボ
タン操作は、一般的に左側に配置されたストップボタン
21から右側に配置されたストップボタン23へ向けて
行われ、俗に流し打ちと称されている。
【0023】ボタンベース24に形成された上記の溝2
4aは、遊技者がこのような流し打ちをする際、遊技者
の指先の移動を各ストップボタン21〜23の配設方向
に沿ってガイドし、各ストップボタン21〜23の配設
方向から遊技者の指先を脱線させることなく、各ストッ
プボタン21〜23の連続操作を容易ならしめている。
つまり、溝24aは、隣接する次のストップボタンを操
作する際、指の腹を次のストップボタンの配設位置まで
案内する。
【0024】従って、ボタンベース24に形成されたこ
の溝24aに案内されながら、各操作部21a〜23a
の窪み21b〜23bを指先で感触として感じ取ること
により、遊技者は視線を各ストップボタン21〜23に
向け続けることなく、各リール7〜9の回転状態を視認
しつつ、各ストップボタン21〜23の操作を行うこと
が可能となる。
【0025】また、このボタンベース24の右下部には
スロットマシン1の製造会社名等が表示されるネームプ
レート24bが設けられている。このネームプレート2
4bはボタンベース24の樹脂成型金型に対して自在に
抜き差し可能ないわゆる入れ子によって形成されてい
る。従って、スロットマシン1をOEM供給する場合等
には、このネームプレート24bに供給先の会社名を容
易に表示することが可能である。
【0026】このような本実施形態によるストップボタ
ン21〜23では、各操作部21a〜23aに遊技者の
指先の膨らみに合う窪み21b〜23bが形成されるこ
とにより、遊技者がボタン21〜23を操作する際、遊
技者の指先は、その膨らみにある弾力性のため、指先の
大小にかかわらず窪み21b〜23bの凹部に嵌まり合
う。従って、この際、遊技者の指先が操作部21a〜2
3aと接触する面積は、指先の大小にかかわらずこの窪
み21b〜23bの窪んだ面積にほぼ等しくなり、指先
は窪み21b〜23bにフィットする。このフィット感
はどの遊技者にも違和感が無く好まれやすく、操作感触
の好き嫌いは従来のストップボタンよりもはっきりと出
難くなる。
【0027】このため、本実施形態によるストップボタ
ン21〜23によれば、接触面積に大小があって好き嫌
いがはっきりと出る従来のストップボタンのように、遊
技者に変な不快感を与えてしまうことはない。
【0028】また、遊技者の指先が窪み21b〜23b
にフィットすることにより、ストップボタン21〜23
を操作する際、これらストップボタン21〜23から遊
技者の指先にはほぼ均等に力が加わる。従って、長時間
ゲームを続けても、ストップボタン21〜23から遊技
者の指先にダメージが加わり難くなる。
【0029】このため、従来のストップボタンのよう
に、長時間ゲームを続けることにより、ボタン操作部か
ら指先にダメージが段々と加わって指先が痛くなり、ゲ
ームの興趣がそがれてしまうといった事態は生じ難くな
る。
【0030】次に、本発明の第2の実施形態による遊技
機の操作ボタンを前述したスロットマシン1に適用した
場合について説明する。
【0031】図2(a)はこの第2の実施形態によるス
ロットマシン1のストップボタン31,32,33を示
す正面図である。各ストップボタン31〜33はボタン
ベース34に取り付けられており、これら各ストップボ
タン31〜33およびボタンベース34は、図4に示す
従来のストップボタン2〜4およびボタンベース10に
代えてスロットマシン1に備え付けられている。これら
各ストップボタン31〜33の押圧操作により、各リー
ル7〜9の回転が停止させられる。
【0032】同図(b)は同図(a)に示すストップボ
タン31の操作部31aをb−b線に沿って破断した縦
断面図であり、他のストップボタン32,33の操作部
32a,33aも、点字35以外の部分についてはこの
操作部31aと同様な断面形状をしている。
【0033】各ストップボタン31〜33の操作部31
a〜33aは赤色のポリカーボネート樹脂が半円球状に
成型されて構成されており、遊技者の指に触れる操作部
31a〜33aの頂上には、そのストップボタン31〜
33の機能情報を表示する凸部が点字35として形成さ
れている。ストップボタン31には数字の「1」を表す
点字35が1つの突起として形成されており、ストップ
ボタン32には数字の「2」を表す点字35が2つの突
起として、ストップボタン33には数字の「3」を表す
点字35が3つの突起として形成されている。これら各
数字「1」,「2」,「3」はそれぞれ、各ストップボ
タン31,32,33が停止させる第1の回転リール
7,第2の回転リール8,第3の回転リール9を意味し
ている。
【0034】これら各操作部31a〜33aの背面にも
円筒状の図示しないボタン本体が一体形成されており、
これら各ボタン本体は図示しない円筒状圧縮コイルバネ
の中にそれぞれ挿入されている。各操作部31a〜33
aおよびボタン本体はこのコイルバネによってそれぞれ
機器表面の外側に向けて付勢されている。
【0035】また、ABS樹脂からなるボタンベース3
4には、各ストップボタン31〜33の間およびこれら
の両側部に、矢印の先の形状をした金属シール36が貼
られている。また、各ストップボタン31〜33の配設
方向と平行な2本の長い矢印状の金属シール37が各ス
トップボタン31〜33の上下に貼られている。これら
各金属シール36,37はシルバー色をしており、表面
が鏡面状になって光っている。
【0036】これら各金属シール36,37の矢示する
向きは、遊技者が各ストップボタン31〜33を流し打
ちする際の手の移動方向に一致している。各金属シール
36,37は、この光輝く金属シール36,37が指し
示す向きに遊技者を心理的に誘い、各ストップボタン3
1〜33を矢示方向に連続的に押したくなる思いにから
せることを意図している。
【0037】本実施形態では、各操作部31a〜33a
に各ストップボタン31〜33の機能情報を表示する点
字35が形成されることにより、弱視といった視覚障害
を持つ遊技者は、この点字35に指を触れることによっ
てそのストップボタン31〜33が停止させる回転リー
ル7〜9の種類を読み取ることが可能となっている。ま
た、この凸状の点字35は、各金属シール36,37と
共にストップボタン31〜33の外観にアクセントをも
たらし、見た目の変化を生じさせる。
【0038】このため、本実施形態によるストップボタ
ン31〜33によれば、押圧操作に応じて信号を発生さ
せるスイッチに過ぎない従来のストップボタンとは異な
り、スイッチ以上の付加価値が機能面にもたらされ、し
かも、装飾性が付加される。
【0039】次に、本発明の第3の実施形態による遊技
機の操作ボタンを前述したスロットマシン1に適用した
場合について説明する。
【0040】図3(a)はこの第3の実施形態によるス
ロットマシン1のストップボタン41,42,43を示
す正面図である。各ストップボタン41〜43はボタン
ベース44に取り付けられており、これら各ストップボ
タン41〜43およびボタンベース44は、図4に示す
従来のストップボタン2〜4およびボタンベース10に
代えてスロットマシン1に備え付けられている。これら
各ストップボタン41〜43の押圧操作により、各リー
ル7〜9の回転が停止させられる。
【0041】同図(b)は同図(a)に示すストップボ
タン41の操作部41aをb−b線に沿って破断した縦
断面図であり、他のストップボタン42,43の操作部
42a,43aも、刻字45以外の部分についてはこの
操作部41aと同様な断面形状をしている。
【0042】各ストップボタン41〜43の操作部41
a〜43aも赤色のポリカーボネート樹脂が半円球状に
成型されて構成されており、遊技者の指に触れる操作部
41a〜43aの表面には、そのストップボタン41〜
43の機能情報を表示する凹部が刻字45として形成さ
れている。ストップボタン41には数字の「1」を表す
刻字45が彫られており、ストップボタン42には数字
の「2」を表す刻字45が、ストップボタン43には数
字の「3」を表す刻字45がそれぞれ彫られている。こ
れら各数字「1」,「2」,「3」もそれぞれ、各スト
ップボタン41,42,43が停止させる第1の回転リ
ール7,第2の回転リール8,第3の回転リール9を意
味している。
【0043】これら各操作部41a〜43aの背面にも
円筒状の図示しないボタン本体が一体形成されており、
これら各ボタン本体は図示しない円筒状圧縮コイルバネ
の中にそれぞれ挿入されている。各操作部41a〜43
aおよびボタン本体はこのコイルバネによってそれぞれ
機器表面の外側に向けて付勢されている。
【0044】また、ABS樹脂からなるボタンベース4
4には、各ストップボタン41〜43の中央を横切る長
手方向に溝44aが形成されている。この溝44aの凹
部形状も指の腹の凸形状に合った形状になっている。ま
た、各ストップボタン41〜43の上方および下方には
その配設方向と平行な線状突出部44bが形成されてい
る。これら溝44aおよび線状突出部44bは、ストッ
プボタン41〜43を遊技者が操作する際の指のガイド
を果たしている。
【0045】つまり、溝44aは、前述の溝24aと同
様に、隣接する次のストップボタンを操作する際、指の
腹を次のストップボタンの配設位置まで案内する。ま
た、線状突出部44bは、指の腹といった指先の一部に
接触することにより、各ストップボタン41〜43の配
設位置を遊技者に感覚的に知らしめる。従って、遊技者
は指の一部をこの線状突出部44bに触れさせながら遊
技をすることにより、視線を各ストップボタン41〜4
3に向け続けることなく、各リール7〜9の回転状態を
視認しつつ、各ストップボタン41〜43の操作を行う
ことが可能である。
【0046】本実施形態でも、各操作部41a〜43a
に各ストップボタン41〜43の機能情報を表示する刻
字45が形成されることにより、視覚障害を持つ遊技者
は、この刻字45に指を触れることによってそのストッ
プボタン41〜43が停止させる回転リール7〜9の種
類を読み取ることが可能となっている。また、この凹状
の刻字45は、ストップボタン41〜43の外観にアク
セントをもたらし、見た目の変化を生じさせている。
【0047】このため、本実施形態によるストップボタ
ン41〜43によっても、スイッチ以上の付加価値を機
能面にもたらすことが出来、しかも、装飾性を付加する
ことも出来る。
【0048】なお、上記第2および第3の各実施形態に
おいては各ストップボタン31〜33および41〜43
に「1」,「2」,「3」という数字情報を表示した場
合について説明したが、情報はこれに限定されることは
なく、他の数字や、例えば「Stop」といったストッ
プボタンの回転リール停止機能を表示する文字情報等で
あってもよい。また、上記各実施形態においては本発明
をスロットマシン1のストップボタンに適用した場合に
ついて説明したが、クレジット/精算スイッチ17やB
ETスイッチ18といった他のスイッチボタンに適用す
ることも可能である。また、上記各実施形態においては
本発明をスタンドタイプのスロットマシン1に適用した
場合について説明したが、表示パネルが傾斜して設けら
れているスラントタイプのスロットマシンにも同様に適
用することが可能であり、さらに、弾球遊技機やポーカ
ーゲーム機といった他の遊技機に適用することも可能で
ある。このような各場合においても上記実施形態と同様
な効果が奏される。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、操
作ボタンの操作部に遊技者の指先の膨らみに合う窪みが
形成されることにより、遊技者がボタンを操作する際、
遊技者の指先が操作部と接触する面積は、この窪みの窪
んだ面積にほぼ等しくなり、指先は窪みにフィットす
る。このフィット感はどの遊技者にも違和感が無く好ま
れやすく、操作感触の好き嫌いが従来よりもはっきりと
出難い。このため、遊技者に変な不快感を与えることな
く、遊技を行わせることが可能となる。
【0050】また、指先が窪みにフィットすることによ
り、操作ボタンを操作する際、操作ボタンから遊技者の
指先にほぼ均等に力が加わる。従って、長時間ゲームを
続けても、操作ボタンから遊技者の指先にダメージが加
わり難くなる。このため、ゲームの興趣を損なうことな
く、より長時間ゲームを続けることが可能となる。
【0051】また、操作部に操作ボタンの機能情報を表
示する凸部または凹部が形成されることにより、視覚障
害を持つ遊技者は、この凸部または凹部に指を触れるこ
とによってその操作ボタンの機能情報を読み取ることが
出来る。また、この凸部または凹部は操作ボタンの外観
にアクセントをもたらし、見た目の変化を生じさせる。
このため、操作ボタンの機能面に新たな付加価値をもた
らすことが出来、しかも、操作ボタンの外観に装飾を施
すことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態によるスロットマシン
のストップボタンの正面およびその操作部の縦断面を示
す図である。
【図2】本発明の第2の実施形態によるスロットマシン
のストップボタンの正面およびその操作部の縦断面を示
す図である。
【図3】本発明の第3の実施形態によるスロットマシン
のストップボタンの正面およびその操作部の縦断面を示
す図である。
【図4】従来のストップボタンを持つスロットマシンの
斜視図である。
【図5】従来のストップボタンの操作部の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
21〜23、31〜33、41〜43…ストップボタン 21a〜23a、31a〜33a、41a〜43a…操
作部 21b〜23b…窪み 24,34,44…ボタンベース 24a,44a…溝 24b…ネームプレート 35…点字 36,37…金属シール 44b…線状突出部 45…刻字

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器表面に露出する操作部が遊技者によ
    り操作されて遊技機に信号を与える遊技機の操作ボタン
    において、 前記操作部の遊技者の指に触れる部分に、指先の膨らみ
    に合う窪みが形成されていることを特徴とする遊技機の
    操作ボタン。
  2. 【請求項2】 機器表面に露出する操作部が遊技者によ
    り操作されて遊技機に信号を与える遊技機の操作ボタン
    において、 前記操作部の遊技者の指に触れる部分に、その操作ボタ
    ンの機能情報を表示する凸部または凹部が形成されてい
    ることを特徴とする遊技機の操作ボタン。
  3. 【請求項3】 前記遊技機はスロットマシンであること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の遊技機の操
    作ボタン。
JP8293290A 1996-10-15 1996-10-15 遊技機の操作ボタン Pending JPH10113421A (ja)

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