JPH10113420A - 遊技機の操作ボタン - Google Patents

遊技機の操作ボタン

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JPH10113420A
JPH10113420A JP8293289A JP29328996A JPH10113420A JP H10113420 A JPH10113420 A JP H10113420A JP 8293289 A JP8293289 A JP 8293289A JP 29328996 A JP29328996 A JP 29328996A JP H10113420 A JPH10113420 A JP H10113420A
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JP
Japan
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resin
button
stop
player
operation button
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Pending
Application number
JP8293289A
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English (en)
Inventor
Susumu Takeuchi
晋 竹内
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Universal Sales Co Ltd
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Universal Sales Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の操作ボタンは、遊技者の押圧操作に応
じて信号を発生させるスイッチとしての機能を単に果た
しているに過ぎず、そのボタン機能の表示のインパクト
に欠けていた。 【解決手段】 ストップボタン21の操作部21aは、
「Stop」という文字部分が緑色の蛍光色、その周囲
の背景部分が通常の赤色のアクリル樹脂により形成され
ている。この文字は操作ボタン21の回転リール7を停
止させる機能を表現している。また、赤色の背景部分の
裏面にはシボ処理が施されている。ランプ26から出射
され、操作部21aの背景部分の裏面に入射した光は赤
色の光となり、文字部分の裏面に入射した光は緑色の蛍
光となって遊技者の目に入射する。この際、シボ処理を
施された背景部分は若干くすんで見え、シボ処理を施さ
れていない文字部分は透明感をもって澄んで見え、文字
情報は鮮明に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾球遊技機やスロ
ットマシン,ポーカーゲーム機といった遊技機に用いら
れる操作ボタンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の操作ボタンとしては、例
えば、図4に示すスロットマシン1に用いられているス
トップボタン2,3,4がある。スロットマシン1の前
面上半部には表示パネル5が設けられており、この表示
パネル5の各窓6には回転リール7,8,9が観察され
ている。これら各回転リール7〜9の外周には種々のシ
ンボルが描かれている。各ストップボタン2,3,4は
ボタンベース(基枠)10に取り付けられており、第
1,第2,第3のこれら各回転リール7,8,9に対応
して設けられている。
【0003】ゲームの開始に先立って遊技者によって投
入口11にメダルが投入されると、窓6の左方の表示パ
ネル5に縦一列に設けられたメダル枚数表示ランプ12
が点灯する。この表示ランプ12は投入メダル枚数に応
じて点灯し、有効化された入賞ライン13を遊技者に表
示する。メダル投入に引き続いて遊技者によってスター
トレバー14が揺動(ジョグ)操作されると、各リール
7〜9は一斉に回転し出す。
【0004】所定時間経過後、各リール7〜9の回転速
度が一定速度に達すると、ストップボタン2〜4の操作
が有効となる。窓6の右方の表示パネル5には複数のゲ
ーム状態表示ランプ15が縦一列に設けられており、ス
トップボタン2〜4の操作が有効になると、そのうちの
ストップランプが点滅し、遊技者にストップボタン2〜
4の操作を促す。
【0005】このストップランプの点滅に応じて遊技者
がストップボタン2〜4を押圧操作すると、各リール7
〜9の回転はそれぞれの押圧操作タイミングに応じて停
止する。この際、有効化された入賞ライン13上に停止
した各回転リール7〜9の表示シンボルが所定の組み合
わせである場合には当たりが得られ、当たりの種類に応
じた枚数のメダルが受け皿16に払い出される。
【0006】また、クレジット/精算切換スイッチ17
により、メダルのクレジット/払い出しを押しボタン操
作で切り換えることが出来る。メダルがスロットマシン
1にクレジットされている場合には、投入口11へのメ
ダル投入の代わりに、BETスイッチ18を押しボタン
操作することにより、メダルを賭けることが出来る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のスロットマシン1におけるストップボタン2〜4の
各操作部は、樹脂成型品がクロームメッキ処理されて形
成されていたり、また、金属によって形成されていたり
しており、通常のスイッチ部品として特に変わるところ
はない。このため、従来のストップボタン2〜4は、遊
技者の押圧操作に応じて信号を発生させるスイッチとし
ての機能を単に果たしているに過ぎず、回転リール7〜
9を“止める”というスイッチ機能の表示のインパクト
に欠けていた。
【0008】また、透光性の樹脂でストップボタン2〜
4の各操作部を成型し、ランプによって背後から照明す
ることも考えられるが、単にボタンが光るだけでは装飾
性に欠け、やはり表示のインパクトに欠けるところがあ
る。
【0009】また、上記従来のスロットマシン1におい
ては、表示パネル5に設けられたゲーム状態表示ランプ
15のうちのストップランプにより、ストップボタン2
〜4の操作が有効となったことが遊技者に表示されてい
る。従って、従来遊技者は、表示パネル5のストップラ
ンプでボタンの操作タイミングを把握した後、視線を下
方のストップボタン2〜4に向け、続けてこれら各スト
ップボタン2〜4の操作を行う必要がある。
【0010】このため、従来のスロットマシン1ではよ
り敏速に各ストップボタン2〜4の操作を行うことが出
来ず、また、長時間ゲームを続ける場合には、遊技者は
上記のボタン操作タイミングの把握および視線の移動に
よって疲れやすい状況にあった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するためになされたもので、機器表面に露出する
操作部が遊技者により操作されて遊技機に信号を与える
遊技機の操作ボタンにおいて、上記操作部を背後から照
明する光源を備え、この操作部を、複数色の透光性樹脂
から形成し、この樹脂の色の相違によって表面に情報を
描いていることを特徴とするものである。
【0012】また、上記操作部の特定色の樹脂を蛍光性
アクリル樹脂から形成していることを特徴とするもので
ある。
【0013】また、光源の出射光が照射される上記操作
部の裏面のうち、特定色の樹脂部分の裏面にシボ処理し
ていることを特徴とするものである。
【0014】また、上記操作部の特定色の樹脂を蛍光性
アクリル樹脂から形成し、かつ、他の色の操作部の樹脂
部分裏面にシボ処理していることを特徴とするものであ
る。
【0015】このように操作部を複数色の透光性樹脂に
よって形成し、樹脂色の相違によって情報を描くことに
より、この情報は、操作ボタンの背後の光源から出射さ
れる光によって映し出され、遊技者に鮮明に表示され
る。
【0016】また、特定色の樹脂を蛍光性アクリル樹脂
によって形成することにより、操作部の表面に描かれた
情報は蛍光色を発光して映し出され、より鮮明に表示さ
れる。
【0017】また、操作部の特定色の樹脂部分の裏面に
シボ処理を施すことにより、光源の出射光はこのシボ処
理面によって拡散する。従って、シボ処理を施された樹
脂部分とシボ処理を施されていない樹脂部分とで明度に
差が生じ、樹脂色の相違によって描かれる情報はより鮮
明に表示される。
【0018】また、特定色の樹脂を蛍光性アクリル樹脂
から形成し、かつ、他の色の操作部の樹脂部分裏面にシ
ボ処理を施すことにより、特定色の樹脂は蛍光発光して
輝度が高くなり、他の色の樹脂はシボ処理によって明度
が低下する。従って、操作部の表面に描かれた情報はよ
り際だってさらに鮮明に表示される。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明による遊技機の操作
ボタンを上述のスロットマシン1に適用した一実施形態
について説明する。
【0020】図1は本実施形態によるスロットマシン1
のストップボタン21,22,23を示す正面図であ
る。各ストップボタン21〜23はボタンベース24に
取り付けられており、これら各ストップボタン21〜2
3およびボタンベース24は、図4に示す従来のストッ
プボタン2〜4およびボタンベース10に代えてスロッ
トマシン1に備え付けられている。これら各ストップボ
タン21〜23の押圧操作により、各リール7〜9の回
転が停止させられる。
【0021】図2はストップボタン21の縦断面を概念
的に示す断面図であり、他のストップボタン22,23
もこのストップボタン21と同様な構成をしている。従
って、以下の説明ではこのストップボタン21を他のス
トップボタンの代表として説明する。
【0022】ストップボタン21は遊技者の指に触れる
操作部21aがベース24の表面に突出しており、操作
部21aの背面には中空円筒状のボタン本体21bが一
体形成されている。このボタン本体21bは円筒状圧縮
コイルバネ25の中に挿入されており、操作部21aお
よびボタン本体21bはこのコイルバネ25によって図
の左方つまり機器表面の外側に向けて付勢されている。
また、ボタン本体21bの奥にはランプ26が配設され
ている。ストップボタン21およびランプ26は、スロ
ットマシン1の遊技処理を制御する図示しない回路基板
に電気的に接続されている。
【0023】操作部21aおよびボタン本体21bは透
光性樹脂により成型されている。操作部21aは、赤色
および緑色の2色の透光性樹脂によって形成されてお
り、この樹脂色の相違によって表面に「Stop」とい
う情報が描かれている。特にこの「Stop」という文
字部分は緑色の蛍光色のアクリル樹脂により形成されて
おり、その周囲の背景部分は通常の赤色のアクリル樹脂
により形成されている。この「Stop」は操作ボタン
21の回転リール7を停止させる機能を表現している。
【0024】このような2色の樹脂による成型は、文字
部分と背景部分とに分けた2回の成型によって行うこと
が出来るが、これら各部分を1回の成型で同時に行うこ
とも可能である。1回の成型で操作部21aを形成する
ことにより、製造時間および工程が短縮化され、部品コ
ストを低減させることが出来る。
【0025】操作部21aの裏面は図3(a)の側面図
に斜線で示すシボ処理が施されている。このシボ処理は
同図(b)の正面図に多数の点で示す赤色の背景部分の
裏面にだけ施されており、シボ処理面は曇りガラスのよ
うに若干ざらついて艶消しされている。
【0026】ボタンベース24はABS樹脂からなり、
各ストップボタン21〜23の中央を横切る長手方向に
は溝24aが形成されている。この溝24aの凹部形状
は指の腹の凸形状に合った形状になっている。また、各
ストップボタン21〜23の上方および下方にはその配
設方向と平行な線状突出部24bが形成されている。こ
れら溝24aおよび線状突出部24bは、ストップボタ
ン21〜23を遊技者が操作する際の指のガイドを果た
している。
【0027】遊技者がスロットマシン1で遊技をする
際、このストップボタン21〜23によって回転リール
7〜9を停止させる操作が主な遊技行為となっており、
このボタン操作のタイミングが遊技の勝敗を決める大き
な要因となっている。また、各ゲームはメダル投入の度
に行われ、これら各ゲーム毎に一連の各ストップボタン
21〜23を押圧操作する。従って、各ストップボタン
21〜23の操作回数は膨大となるため、通常、遊技者
は各ストップボタン21〜23を短時間内に続けて押圧
操作し、ゲームの進行を早める。このような連続的なボ
タン操作は、一般的に左側に配置されたストップボタン
21から右側に配置されたストップボタン23へ向けて
行われ、俗に流し打ちと称されている。
【0028】ボタンベース24に形成された上記の溝2
4aおよび線状突出部24bは、遊技者がこのような流
し打ちをする際、遊技者の指先の移動を各ストップボタ
ン21〜23の配設方向に沿ってガイドし、各ストップ
ボタン21〜23の配設方向から遊技者の指先を脱線さ
せることなく、各ストップボタン21〜23の連続操作
を容易ならしめている。
【0029】つまり、溝24aは、隣接する次のストッ
プボタンを操作する際、指の腹を次のストップボタンの
配設位置まで案内する。また、線状突出部24bは、指
の腹といった指先の一部に接触することにより、各スト
ップボタン21〜23の配設位置を遊技者に感覚的に知
らしめる。従って、遊技者は指の一部をこの線状突出部
24bに触れさせながら遊技をすることにより、視線を
各ストップボタン21〜23に向け続けることなく、各
リール7〜9の回転状態を視認しつつ、各ストップボタ
ン21〜23の操作を行うことが可能となる。
【0030】このような構成において、遊技者により、
メダルがスロットマシン1の投入口11に投入され、ま
たはBETスイッチ18が押しボタン操作され、引き続
いてスタートレバー14がジョグ操作されると、各リー
ル7〜9が一斉に回転し出す。そして、各リール7〜9
の回転速度が一定速度に達すると、ストップボタン21
l〜23の操作有効信号が発生し、スロットマシン1内
の前述した回路基板にこの操作有効信号が与えられる。
回路基板はこの信号を入力すると、各ストップボタン2
1〜23の内部に設けられたランプ26を点滅させる。
【0031】ランプ26から出射された光は、各ストッ
プボタン21〜23の操作部21a〜23aを背面から
照射する。操作部21a〜23aの背景部分の裏面に入
射した光は赤色の光となり、文字部分の裏面に入射した
光は緑色の蛍光となり、遊技者の目に入射する。従っ
て、各操作部21a〜23aの表面に樹脂色の相違によ
って描かれた「Stop」という文字情報は、各ストッ
プボタン21〜23の背後のランプ26から出射される
光によって映し出され、遊技者に鮮明に表示される。
【0032】各ストップボタン21〜23のこの点滅表
示に促され、遊技者により、コイルバネ25の付勢力に
抗して操作部21a〜23aが押圧操作されると、操作
部21a〜23aおよびボタン本体21b〜23bは機
器内方に移動する。この移動により、図示しないスイッ
チ機構がオンまたはオフされる。このオンまたはオフの
電気信号はスロットマシン1内の前述した回路基板に伝
達され、回路基板はこの電気信号を受けたタイミングに
応じて各リール7〜9の回転を停止制御する。
【0033】このような本実施形態によるストップボタ
ン21〜23によれば、遊技者の押圧操作に応じて信号
を発生させるスイッチとしての機能を単に果たしている
に過ぎない従来のストップボタンとは異なり、上記の発
光表示により、回転リール7〜9を“止める”というス
イッチ機能がインパクトをもって遊技者に把握される。
また、光を透過しても何も表示がない、単にボタンが光
るだけの従来のボタンとは異なり、文字情報によって各
ストップボタン21〜23が装飾されて蛍光表示され
る。この際、ランプ25の点滅時間や点滅周期等を上記
の回路基板によって制御することにより、各ストップラ
ンプ21〜23の装飾性をより高めることが可能とな
る。
【0034】また、文字部分の樹脂を緑色の蛍光性アク
リル樹脂によって形成することにより、文字部分は蛍光
色を発光して高い輝度で映し出され、より鮮明に表示さ
れる。
【0035】また、各操作部21a〜23aの赤色の樹
脂部分の裏面にシボ処理を施すことにより、ランプ26
の出射光はこのシボ処理面によって拡散する。従って、
シボ処理を施された背景部分は若干くすんで見え、シボ
処理を施されていない文字部分は透明感をもって澄んで
見える。すなわち、背景部分と文字部分とで明度に差が
生じ、遊技者に視認されるこれら各部の光に度合いが生
じ、「Stop」という文字情報はより鮮明に表示され
る。
【0036】この結果、蛍光性アクリル樹脂による文字
部分の蛍光発光、およびシボ処理による背景部分の低明
度化により、操作部21a〜23aの表面に描かれた文
字情報はより際だってさらに鮮明に表示される。このた
め、上記のインパクト効果がさらに高められた表示が行
われる。
【0037】また、従来のスロットマシンにおいては、
表示パネル5に設けられたゲーム状態表示ランプ15の
うちのストップランプにより、ストップボタンの操作が
有効となったことが遊技者に表示されていたが、本実施
形態では上述のようにストップボタン21〜23自体が
点滅発光することにより、ストップボタンの操作の有効
化が遊技者に表示される。従って、遊技者は、従来、表
示パネル5のストップランプでボタンの操作タイミング
を把握した後、視線を下方のストップボタンに向け、続
けてこれら各ストップボタンの操作を行う必要があった
が、本実施形態では各ストップボタン21〜23に視線
を向けることによって直ちにボタン操作タイミングを知
ることが出来る。
【0038】このため、本実施形態によるスロットマシ
ン1のストップボタン21〜23によれば、より敏速に
各ストップボタン21〜23の操作を行うことが可能と
なり、また、長時間ゲームを続ける場合には、ボタン操
作タイミングの確認が直ちに行えるため、遊技者は従来
よりも疲れることなく、ゲームを続行することが可能と
なる。
【0039】また、多色樹脂による情報表現により、ス
トップボタン21〜23の動作機能が明確になり、不明
確な表示をなくすことが出来、ボタンの誤操作を防止す
ることが可能となる。
【0040】なお、上記実施形態においては、文字部分
の樹脂を蛍光性アクリル樹脂により形成し、かつ、背景
部分の樹脂裏面にシボ処理を同時に施した場合について
説明したが、背景部分の樹脂裏面にシボ処理を施さずに
文字部分の樹脂を蛍光性アクリル樹脂によって形成する
構成としてもよいし、また、文字部分の樹脂を蛍光性ア
クリル樹脂にすることなく背景部分の裏面にシボ処理を
施す構成としても良い。このような構成によっても上記
実施形態と同様な効果が奏される。
【0041】また、上記実施形態においては各ストップ
ボタン21〜23に「Stop」という情報を描いた場
合について説明したが、情報はこれに限定されることは
なく、例えば、各ストップボタン21,22,23に
「1」,「2」,「3」という操作順序を描いてもよ
い。また、上記実施形態においては本発明をスロットマ
シン1のストップボタンに適用した場合について説明し
たが、クレジット/精算スイッチ17やBETスイッチ
18といった他のスイッチボタンに適用することも可能
である。また、上記実施形態においては本発明をスタン
ドタイプのスロットマシン1に適用した場合について説
明したが、表示パネルが傾斜して設けられているスラン
トタイプのスロットマシンにも同様に適用することが可
能であり、さらに、弾球遊技機やポーカーゲーム機とい
った他の遊技機に適用することも可能である。このよう
な各場合においても上記実施形態と同様な効果が奏され
る。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、遊
技機の操作ボタンの操作部を複数色の透光性樹脂によっ
て形成し、樹脂色の相違によって情報を描くことによ
り、この情報は、操作ボタンの背後の光源から出射され
る光によって映し出され、遊技者に鮮明に表示される。
このため、操作ボタンの機能をはじめとする種々の情報
をインパクトをもって遊技者に表示することが可能とな
り、しかも、その情報を直ちに遊技者に伝達することが
可能となる。
【0043】また、特定色の樹脂を蛍光性アクリル樹脂
によって形成することにより、操作部の表面に描かれた
情報は蛍光色を発光して映し出され、より鮮明に表示さ
れる。また、操作部の特定色の樹脂部分の裏面にシボ処
理を施すことにより、光源の出射光はこのシボ処理面に
よって拡散する。従って、シボ処理を施された樹脂部分
とシボ処理を施されていない樹脂部分とで明度に差が生
じ、樹脂色の相違によって描かれる情報はより鮮明に表
示される。このため、上記のインパクト効果をより高め
た表示をすることが可能となる。
【0044】また、特定色の樹脂を蛍光性アクリル樹脂
から形成し、かつ、他の色の操作部の樹脂部分裏面にシ
ボ処理を施すことにより、特定色の樹脂は蛍光発光して
輝度が高くなり、他の色の樹脂はシボ処理によって若干
明度が低下する。従って、操作部の表面に描かれた情報
はより際だってさらに鮮明に表示される。このため、上
記のインパクト効果をさらに高めた表示をすることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるスロットマシンのス
トップボタンの正面図である。
【図2】本実施形態によるストップボタンの縦断面図で
ある。
【図3】本実施形態によるストップボタンの操作部の側
面および正面を詳細に示す図である。
【図4】従来のストップボタンを持つスロットマシンの
斜視図である。
【符号の説明】
21,22,23…ストップボタン 21a…操作部 21b…ボタン本体 24…ボタンベース 24a…溝 24b…線状突出部 25…圧縮コイルバネ 26…ランプ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器表面に露出する操作部が遊技者によ
    り操作されて遊技機に信号を与える遊技機の操作ボタン
    において、 前記操作部を背後から照明する光源を備え、 前記操作部は、複数色の透光性樹脂から形成され、この
    樹脂の色の相違によって表面に情報が描かれていること
    を特徴とする遊技機の操作ボタン。
  2. 【請求項2】 前記操作部は、特定色の樹脂が蛍光性ア
    クリル樹脂から形成されていることを特徴とする請求項
    1記載の遊技機の操作ボタン。
  3. 【請求項3】 前記光源の出射光が照射される前記操作
    部の裏面は、特定色の樹脂部分の裏面がシボ処理されて
    いることを特徴とする請求項1記載の遊技機の操作ボタ
    ン。
  4. 【請求項4】 前記操作部は、特定色の樹脂が蛍光性ア
    クリル樹脂から形成され、かつ、前記光源の出射光が照
    射される前記操作部の他の色の樹脂部分の裏面がシボ処
    理されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機の
    操作ボタン。
  5. 【請求項5】 前記遊技機はスロットマシンであること
    を特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記
    載した遊技機の操作ボタン。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020000791A (ja) * 2018-07-02 2020-01-09 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020000791A (ja) * 2018-07-02 2020-01-09 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

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