JP6519918B2 - 自動火災報知システムの子機、自動火災報知システムの親機、およびそれらを用いた自動火災報知システム - Google Patents
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Description
本発明の自動火災報知システムの子機は、親機との間で通信を行う通信部と、火災か否かを判断して火災と判断すれば火災報を、他装置を連動させる否かを判断して連動させると判断すれば連動報を通知可能な準備状態に移行する判断部と、前記親機が電気的に接続される一対の電線を流れる電流を変化させることで前記火災報および前記連動報のいずれか一方を前記親機に通知する制御部とを備え、前記制御部は、特定報として前記連動報を通知する場合は、前記親機から許可を受けると前記連動報を前記親機に通知することを特徴とする。
以下では、本実施形態の自動火災報知システム100が集合住宅(マンション)に用いられる場合を例示する。もちろん、本実施形態の自動火災報知システム100は、集合住宅に限らず、たとえば商業施設、病院、ホテル、雑居ビル等、様々な建物に用いられてもよい。
することが可能である。ただし、終端抵抗4は必須の構成ではなく、省略されていてもよい。
親機2は、子機1から火災発生の通知(火災報)、並びに他装置3を連動させるための通知(連動報)を受けるP型受信機である。親機2は、建物(集合住宅6)の管理室に設置される。
子機1は、図1に示すように、ダイオードブリッジ11(Diode Bridge:DB)と、電源回路12と、センサ13と、通信部16と、処理部17と、記憶部18とを有している。
以下、本実施形態の自動火災報知システム100の通信例について、図3を用いて説明する。図3は、横軸を時間軸、縦軸を電圧値として、一対の電線51,52間の電圧を表している。また、図3では、子機1が一対の電線51,52を流れる電流の引き込み量を調節することにより、一対の電線51,52間の電圧の電圧値をV0からV1,V2,V3,V4,V5の5段階で段階的に引き下げていると仮定する。
ここで、同じ回線(一対の電線51,52)に接続されている複数の子機1が同時に信号を送信しようとする場合に、1台の子機1が信号を送信する場合と比較して、一対の電線51,52間の電圧が大きく低下する可能性があった。
まず、特定報が火災報である場合の動作例について、図4を用いて説明する。子機1において、センサ13が火災を検知すると(S101)、判断部171は、火災報を通知可能な第1準備状態に移行する(S102)。そして、制御部172は、火災報の通知の許可を親機2に要求すべく、送信回路14から要求信号を送信させる(S103)。
上述のように、本実施形態の自動火災報知システム100の子機1は、火災報と連動報との少なくとも一方からなる特定報については、準備状態において親機2から許可を受けると特定報を親機2に通知するように構成されている。つまり、本実施形態の自動火災報知システム100の子機1は、親機2から許可を受けるまでは特定報を通知しないので、同じ回線に接続されている複数台の子機1が同時に信号(ここでは、特定報)を親機2に通知する事態を回避することができる。このため、複数台の子機1が同時に一対の電線51,52を流れる電流を引き込むことがなく、一対の電線51,52間の電圧が大きく低下し難い。
ところで、本実施形態の自動火災報知システム100の子機1は、要求信号とは別に、子機1の固有の識別情報(ここでは、アドレス)を含む識別信号を親機2に送信しているが、他の構成であってもよい。たとえば、要求信号は、アドレスを含んでいてもよい。言い換えれば、要求信号は、制御部172が属する子機1の固有の識別情報を含んでいてもよい。
また、本実施形態の自動火災報知システム100は、子機1が識別情報を親機2に送信しない構成であってもよい。たとえば、図8に示すように、親機2の制御部262は、子機1に許可を与えるか否かを判断した後、要求信号が送信された回線に接続されている複数台の子機1に対して、ポーリング信号を許可信号として送信部232から送信させる(S115)。要求信号を送信した子機1では、このポーリング信号を受信回路15が受信する(S116)。これにより、要求信号を送信した子機1は、親機2からの許可を受けて特定報(ここでは、火災報)を親機2に通知することができる。この構成では、親機2が子機1A,1Bの各々からアドレスを取得するフロー(すなわち、‘S105’〜‘S108’のフロー)が不要である。つまり、この構成では、親機2が識別情報を取得できないために火災の発生場所の特定は難しいが、不要な通信を避けることが可能である。
16 通信部
171 判断部
172 制御部
2 親機
23 通信部(親機用通信部)
261 判断部(親機用判断部)
262 制御部(親機用制御部)
3 他装置
51,52 電線
100 自動火災報知システム
Claims (7)
- 親機との間で通信を行う通信部と、
火災か否かを判断して火災と判断すれば火災報を、他装置を連動させる否かを判断して連動させると判断すれば連動報を通知可能な準備状態に移行する判断部と、
前記親機が電気的に接続される一対の電線を流れる電流を変化させることで前記火災報および前記連動報のいずれか一方を前記親機に通知する制御部とを備え、
前記制御部は、特定報として前記火災報を通知する場合は、前記親機から許可を受けると前記火災報を前記親機に通知し、
前記連動報を通知する場合は、前記親機からの前記許可を待たずに前記連動報を前記親機に通知することを特徴とする自動火災報知システムの子機。 - 親機との間で通信を行う通信部と、
火災か否かを判断して火災と判断すれば火災報を、他装置を連動させる否かを判断して連動させると判断すれば連動報を通知可能な準備状態に移行する判断部と、
前記親機が電気的に接続される一対の電線を流れる電流を変化させることで前記火災報および前記連動報のいずれか一方を前記親機に通知する制御部とを備え、
前記制御部は、特定報として前記連動報を通知する場合は、前記親機から許可を受けると前記連動報を前記親機に通知することを特徴とする自動火災報知システムの子機。 - 前記制御部は、前記特定報として前記火災報を通知する場合は、前記親機から許可を受けると前記連動報を前記親機に通知することを特徴とする請求項2記載の自動火災報知システムの子機。
- 前記制御部は、前記特定報を通知可能な状態であれば、前記親機に前記許可を要求する要求信号を前記通信部から送信させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の自動火災報知システムの子機。
- 前記要求信号は、前記制御部が属する子機の固有の識別情報を含むことを特徴とする請求項4記載の自動火災報知システムの子機。
- 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の子機との間で通信を行う親機用通信部と、
前記一対の電線間の電圧に応じて前記許可を前記子機に与えるか否かを判断する親機用判断部と、
前記親機用判断部の判断結果に応じて、前記許可を与える旨を知らせる許可信号、および前記許可を与えない旨を知らせる不許可信号のいずれか一方を、前記親機用通信部から前記子機に送信させる親機用制御部とを備えることを特徴とする自動火災報知システムの親機。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の子機と、親機とを備え、
前記親機は、
前記子機との間で通信を行う親機用通信部と、
前記一対の電線間の電圧に応じて前記許可を前記子機に与えるか否かを判断する親機用判断部と、
前記親機用判断部の判断結果に応じて、前記許可を与える旨を知らせる許可信号、および前記許可を与えない旨を知らせる不許可信号のいずれか一方を、前記親機用通信部から前記子機に送信させる親機用制御部とを備えることを特徴とする自動火災報知システム。
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