JP4615902B2 - 火災報知システム - Google Patents

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本発明は、受信機から引き出された感知器回線に複数の火災感知器を接続し、回線単位に火災感知器の発報を受信して警報する火災報知システムに関する。
従来、P型として知られた火災報知システムにあっては、受信機から引き出された感知器回線に複数の火災感知器を接続し、回線単位に火災感知器からの発報信号を受信して火災を警報するようにしている。
一方、R型として知られた火災報知システムにあっては、受信機から引き出された伝送路に、伝送機能を備えた中継器やアナログ火災感知器等の端末装置を接続し、火災検出時には例えば端末装置からの火災割込みに基づき、検索コマンドを発行して発報した端末装置のアドレスを特定し、火災発生アドレスを表示すると共に、特定した端末装置から火災データを収集して監視するようにしている。
このように火災を検出した火災感知器や中継器のアドレスが分かると、適切な避難誘導や消火活動が可能となり、特に規模の大きな設備の火災監視には不可欠な機能となっている。
しかし、P型の火災報知システムにおいては、受信機ではどの感知器回線が火災発報したかが判るが、発報した感知器回線に接続された複数の感知器の中のどの感知器が発報したのかは判らない。
そこで、近年、P型の火災報知システムについても、発報した火災感知器からアドレス信号を送信して発報した火災感知器を特定できるようにしている。図8は従来のP型火災報知システムにおける火災発報時の感知器回線電圧と火災感知器のスイッチング回路のタイムチャートである。
同じ感知器回線に接続している複数の火災感知器のうち、例えばアドレス2番を設定した火災感知器が時刻t1で火災を検出して発報したとすると、発報した火災感知器に設けているスイッチング回路をオンすることで感知器回線に共通の火災信号としての発報電流を流し、このため図8(A)の感知器回線の電圧が監視時の例えば24Vから10Vに低下する。続いて発報した火災感知器はアドレス2番を示すスイッチング回路動作によりアドレス信号を送信し、これにより感知器回線電圧は10Vと24Vとの間で変化する。

受信機にあっては、時刻t1で火災発報したアドレス2番の火災感知器から送信された共通の火災信号、即ち受信機から発報した火災感知器に流れる発報電流を受信して警報を行い、火災の共通信号に続いて受信されるアドレス信号から発報した火災感知器アドレスを特定して火災発生地区などの必要な表示を行う。
特開2001−184571号公報
しかしながら、このような従来の発報した火災感知器から共通の火災信号に加えてアドレス信号を送信するようにしたP型火災報知システムにあっては、最初に火災発報した1報目の火災感知器を特定することは可能であるが、その後に同一感知器回線に接続している他の火災感知器が発報する2報目以降については、火災感知器を特定することができない問題がある。
本発明は、同一感知器回線に接続した2報目以降に発報した火災感知器を特定できるようにしたP型の火災報知システムを提供することを目的とする。
この目的を達成するため本発明は次のように構成する。本発明は、受信機から引き出された感知器回線に複数の火災感知器を接続した火災報知システムに於いて、火災感知器は、火災を検出して同一感知器回線の1報目を発報した場合は、共通の火災信号に自己のアドレス信号を重畳して送信した後に共通の火災信号の送信を中断させる1報目処理部と、火災を検出して同一感知器回線の2報目を発報した場合は、共通の火災信号の送信を禁止し、1報目の火災感知器から送信されている共通の火災信号の中断中に自己のアドレス信号を送信する2報目処理部とを備え、受信機は、共通の火災信号を受信して警報すると共にアドレス信号を受信して発報感知器を識別する受信制御部を備えたことを特徴とする。

ここで、火災感知器の1報目処理部は、火災を検出して同一感知器回線の1報目を発報した場合は、共通の火災信号に自己のアドレス信号を重畳して送信した後に共通の火災信号の送信を複数回中断させ、火災感知器の2報目処理部は、火災を検出して同一感知器回線の3報目以降を発報した場合は、共通の火災信号の送信を禁止し、1報目の火災感知器から送信されている共通の火災信号の2回目以降の中断中に自己のアドレスを送信する。また火災感知器の1報目処理部及び2報目処理部は、アドレス信号としてコード信号を送信する。更に、火災感知器の1報目処理部は、アドレス信号の送信と共通の火災信号の送信の中断を繰り返し、火災感知器の2報目処理部は、アドレス信号の送信を繰り返し行う。

本発明によれば、火災感知器が1報目の火災発報であった場合は、共通の火災信号に自己のアドレス信号を重畳して送信すると共に、同一感知器回線における2報目以降の火災発報によるアドレス信号の送信を可能とするため共通の火災信号を中断させており、2報目以降に発報した火災感知器は共通の火災信号の中断タイミングに同期して自己アドレス信号を送信することで、受信機側で1報目に加え2報目の火災感知器をアドレス信号の受信から識別して必要な表示や制御ができる。
また2報目以降の火災感知器にあっては、共通の火災信号の送信を禁止しているため、共通の火災信号として感知器回線に流れる発報電流は1報目の火災感知器分だけであり、複数の火災感知器が発報しても発報電流は増加せず、複数の火災感知器が発報状態となることで感知器回線電圧が低下して火災感知器が作動不能となってしまうことを防止できる。
更に、3報目以降の感知器アドレスの識別を必要とする場合には、1報目の火災感知器による共通の火災信号の中断回数を、アドレス信号を送信する発報数に応じて順次増やすことで簡単に対応できる。
図1は本発明による火災報知システムの説明図である。図1において、受信機1からは感知器回線2−1、2−2、・・・2−mが引き出され、それぞれNo.1〜nで示すアドレスを設定したn台の火災感知器3を終端抵抗4と共に接続している。感知器回線2−1〜2−mに接続される火災感知器3としては、煙感知器、熱感知器等の各種の火災感知器を接続することができる。
受信機1には受信機用のMPU5が設けられ、MPU5に対しては操作部7、警報表示部8、地区表示部9、移報出力部10及びメモリ11が設けられている。またMPU5の感知器回線側には回線単位に受信回路部6−1、6−2、・・・6−mが設けられており、受信回路部6−1〜6−mのそれぞれより感知器回線2−1、2−2・・・2−mが引き出されている。
受信回路部6−1〜6−mは、感知器回線2−1〜2−mに接続している火災感知器3の火災発報により共通の火災信号として送信される発報電流を受信すると共に、共通の火災信号の送信状態、即ち発報電流が感知器回線に流れている状態で送信されるアドレス信号を受信する。
受信機1のMPU5に設けている受信制御部12は、受信回路部6−1〜6−mの受信信号を順次読込み、回線単位に共通の火災信号を判別して警報表示、即ち火災代表表示と地区表示(発報回線表示)を行う。また共通の火災信号に続いてアドレス信号を受信して感知器アドレスを識別し、地区表示部9に1報目と2報目に分けて発報した火災感知器のアドレス又は地区名称等を表示させる。
図2は、図1の火災感知器3の実施形態であり、散乱光式の煙感知器を例にとっている。図2において、火災感知器3は、整流回路ノイズ吸収回路13、スイッチング回路14、定電圧・電流制限回路15、作動表示灯16、アドレス設定回路17、CPUで構成された発報制御部18、発振回路19、発光素子20、受光素子21、増幅回路22、および比較回路23で構成される。

ここで、整流回路・ノイズ吸収回路13は、例えばダイオードブリッジ、ツェナダイオード、コンデンサ等により回線L、C間の電流を無極性化し、更にノイズを抑える。定電圧・電流制限回路14は、回線L、C上の過渡電流を防止して後段の回路部に対する供給電流を一定値に制限する。

通常監視時、発振回路19により発光素子20がパルス駆動され、周期的に発光る。火災により煙が発生すると、発光素子20からの光は煙により散乱して受光素子21に入射する。入射した光は光電流に変換され、増幅回路22で信号増幅された後、比較回路23へ信号が入力される。

この信号が規定値を越えている場合、発光素子20に同期して発報制御回路部18でカウントを行ない、所定カウント数に達したときスイッチング回路14に発報信号を送信する。スイッチング回路14はこれを受けてスイッチングし、共通の火災信号としての発報電流を感知器回線のL、Cの間に流す。また発報制御部18は同時に作動表示灯16を点灯させる。
発報制御部18は定電圧・電流制限回路15の入力側を取りこむことで感知器回線の信号状態を監視しており、1報目の発報であれば、共通の火災信号送信、アドレス信号送信、共通の火災信号の中断を行う。また2報目であれば、感知器回線における他の火災感知器による共通の火災信号の中断タイミングでアドレス信号を送信する。
図3は図1の感知器回線の1つを取り出して本発明による火災発報制御機能を示した説明図である。図3において、受信機1から引き出された感知器回線2に対してはNo.1〜nで示すアドレス1〜nを設定した火災感知器3が接続されており、各火災感知器3について、発報制御部18と抵抗R1とトランジスタQ1を接続したスイッチング回路14の部分を示している。

感知器回線2は火災受信機1の対応する受信回路部6に接続される共に、+24Vの電源ラインに抵抗R2を介して接続されることで電源供給を受けている。火災感知器3に設けている発報制御部18は1報目処理部25と2報目処理部26の機能を備える。

1報目処理部25は、火災を検出して発報した際に、同じ感知器回線2における1報目を判別した場合に、共通の火災信号に自己のアドレス信号を重畳して送信した後に、共通の火災信号の送信を一定時間中断させる。
発報制御部18による共通の火災信号の送信は、スイッチング回路14のトランジスタQ1をオンすることで感知器回線2間に抵抗R1を接続し、これによって火災受信機の抵抗R2から感知器回線を介して発報した火災感知器3に発報電流を流すことで共通の火災信号を送信する。
2報目処理部26は、火災検出による火災発報が2報目であることを判別した場合に、同じ感知器回線2に接続している他の火災感知器(1報目の火災感知器)から送信されている共通の火災信号の中断タイミングで自己のアドレス信号を送信し、2報目については共通の火災信号の送信は禁止して行わない。
一方、火災受信機1側にあっては、受信回路部6において感知器回線2に流れる発報電流による共通の火災信号を受信し、また共通の火災信号に続いて出力されるアドレス信号を受信する。アドレス信号は、アドレスに対応したコード信号スイッチング回路14のオン、オフによる発報電流の変化として送信される。

図4は図3における1報目と2報目の火災発報があった場合の感知器回線電圧と共通の火災信号及びアドレス信号の送信動作を示したタイムチャートであり、図4(A)が感知器回線電圧であり、図4(B)がアドレス2をもつ1報目の火災感知器のスイッチング回路に設けたトランジスタQ1の動作であり、更に図4(C)がアドレスnをもつ2報目の火災感知器のスイッチング回路に設けたトランジスタQ1の動作である。
図4において、時刻t1で火災が発生し、アドレス2の火災感知器で1報目の火災発報が行われると、発報制御回路18の1報目処理部25はスイッチング回路14のトランジスタQ1をオンし、発報電流を流すことで共通の火災信号を火災受信機1に送信する。
この時、感知器回線電圧は正常値の24Vから例えば10Vに低下する。続いて1報目のアドレス2の火災感知器は、自己のアドレス2に対応したコード信号に従ってスイッチング回路14のトランジスタQ1をオン、オフし、時刻t2〜t3に示すように1報目のアドレス信号を送信する。
続いて1報目の火災感知器の1報目処理部25は、時刻t4〜t5に渡って共通の火災信号を中断させる。このときすでにアドレスnの火災感知器で火災検出が行われて発報していたとすると、アドレスnの火災感知器における2報目処理部26は、感知器回線の信号状態を監視することで、共通の火災信号の中断、即ち回線電圧が10Vから24Vに復旧した時刻t4のタイミングを検出する。
共通の火災信号が中断していた場合、2報目の火災感知器はアドレスnのアドレスコードに対応してスイッチング回路14のトランジスタQ1をオン、オフし、2報目のアドレス信号を受信機1に送信する。
もちろん2報目のアドレスnの火災感知器にあっては、火災を検出しても共通の火災信号は送信せず、1報目のアドレス2の火災感知器のみが共通の火災信号を送信している。これによって1報目に続いて2報目の火災感知器が火災発報したとしても、感知器回線に流れる発報電流は1報目の共通の火災信号による発報電流のみであり、2報目となっても発報電流は増加しないため、感知器回線の共通の火災信号の送信状態における電圧を、例えば10Vに維持することができ、複数の火災感知器が次々と発報することにより発報電流が流れ、これによって感知器回線電圧が低下して動作不能状態に陥ることを防止する。
図5は本発明の火災感知器による発報制御処理を示したフローチャートである。図5において、火災感知器はステップS1で自己の火災発報か否か判別しており、火災発報がなければステップS2で感知器回線の信号状態を読み込み、ステップS3で他の火災感知器が発報して共通の火災信号を送信することにより、回線電圧の低下があるか否か判別している。
もし他の火災感知器の発報があればステップS4で発報数のカウントを初期値の0から1にカウントアップし、1報目の発報があったことを認識する。
ステップS1で自己の火災発報を判別した場合にはステップS5で1報目か否かを判別する。すなわちステップS4で発報数のカウントが0であれば1報目であり、発報数カウントが1であれば2報目であることが判別される。
1報目であった場合にはステップS6に進み、共通の火災信号を送信し、次にステップS7で自己のアドレス信号を送信する。さらにステップS8で共通の火災信号を中断する。
ステップS6、S7、S8の1報目の発報に基づく信号送信処理がすむと、ステップS9で一定の時間経過を待ち、一定時間経過を判別するとステップS10で火災復旧の有無をチェックし、火災復旧がなければ再びステップS1に戻り、ステップS5〜S9の1報目の発報制御に伴う処理を繰り返す。ステップS10で火災復旧であった場合には、ステップS11で初期化処理を行った後、ステップS1の処理に戻る。

一方、ステップS5で2報目が判別された場合には、ステップS12に進み、他の火災感知器から送信されている共通の火災信号の中断の有無をチェックし、中断を判別したタイミングでステップS13に進み、自己のアドレス信号を送信する。この自己のアドレス信号の送信は1報目の場合と同様ステップS10で火災復旧が行われるまで繰り返される。
図6は本発明の火災受信機による受信制御処理を示したフローチャートである。図6において、ステップS1で受信回路部の出力を対象に感知器回線の信号状態を順次読み込んでおり、ステップS2で共通の火災信号を受信すると、ステップS3で火災代表表示と地区表示を行う。
次にステップS4で1報目のアドレス信号の受信の有無をチェックしており、アドレス信号を受信するとステップS5に進み、1報目の感知器アドレスを識別して表示する。なお、1報目の感知器アドレスの表示以外に、識別した1報目の感知器アドレスの地区名や地区番号などを表示しても良い。
次にステップS6で2報目のアドレス信号の受信をチェックしており、2報目のアドレス信号を受信すると、ステップS7で2報目の感知器アドレスを識別して表示する。ステップS3〜S7の処理はステップS8で火災復旧を判別するまで繰り返され、火災復旧があるとステップS1に戻り、通常の監視処理を行う。
図7は図4のアドレス信号の送信を繰り返した場合のタイムチャートである。本発明の火災発報制御にあっては、図4に示したように火災の共通信号に続いて基本的に1回の1報目のアドレス信号および2報目のアドレス信号の送信で良いが、図7のように1報目のアドレス信号の送信、及び共通の火災信号の中断タイミングにおける2報目のアドレス信号の送信を一定の時間間隔で繰り返すようにしても良い。
この火災の1報目のアドレス信号および2報目のアドレス信号の送信を繰り返すことにより、ノイズを受けても受信機で確実に感知器アドレスを認識することができる。
尚、上記の実施形態にあっては1報目と2報目の火災発報を例にとるものであったが、3報目以降についても同様にアドレス信号を送信して受信機側で識別表示させることができる。
すなわち3報目までのアドレスを識別する必要がある場合には、1報目の火災感知器による共通の火災信号と自己のアドレス信号の送信に続き、共通の火災信号の中断タイミングを2報目と3報目について設け、それぞれの中断タイミングで2報目のアドレス信号の送信、3報目のアドレス信号の送信を行えば良い。この点は4報目、5報目と発報数が増えた場合でも全く同様に適用できる。
また本発明はその目的と利点を損なわない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
また、2報目と3報目以降の火災感知器が中断タイミングで同時に送信しても、それぞれアドレスが識別できるような信号形態にすれば、1回の中断タイミングで2報目以降の端末を特定することができる。例えば発報した順番に応じて送信する時間をずらすようにしても良い。
本発明が適用される火災報知システムの説明図 図1の火災感知器の実施形態を示した説明図 図1の感知器回線の1つを取り出して本発明による火災発報制御機能を示した説明図 図3における火災発報時の共通の火災信号と1報目及び1報目のアドレス信号の送信回路の動作を示したタイムチャート 本発明の火災感知器による発報制御処理を示したフローチャート 本発明の火災受信機による受信制御処理を示したフローチャート 図4の発報制御を繰り返した場合のタイムチャート 従来システムにおける発報制御のタイムチャート
符号の説明
1:火災受信機
2−1〜2−m:感知器回線
3:火災感知器
4:終端抵抗
5:MPU
6−1〜6−m:受信回路部
7:操作部
8:警報表示部
9:地区表示部
10:移報出力部
11:メモリ
12:受信制御部
13:整流回路・ノイズ吸収回路
14:スイッチング回路
15:定電圧・電流制限回路
16:作動表示灯
17:アドレス設定回路
18:発報制御部
19:発振回路
20:発光素子
21:受光素子
22:増幅回路
23:比較回路
25:1報目処理部
26:2報目処理部

Claims (4)

  1. 受信機から引き出された感知器回線に複数の火災感知器を接続した火災報知システムに於いて、
    前記火災感知器は、
    火災を検出して同一感知器回線の1報目を発報した場合は、共通の火災信号に自己のアドレス信号を重畳して送信した後に共通の火災信号の送信を中断させる1報目処理部と、
    火災を検出して同一感知器回線の2報目を発報した場合は、共通の火災信号の送信を禁止し、前記1報目の火災感知器から送信されている共通の火災信号の中断中に自己のアドレス信号を送信する2報目処理部と、
    を備え、
    前記受信機は、前記共通の火災信号を受信して警報すると共にアドレス信号を受信して発報感知器を識別する受信制御部を備えたことを特徴とする火災報知システム。
  2. 請求項1記載の火災報知システムに於いて、前記火災感知器の1報目処理部は、火災を検出して同一感知器回線の1報目を発報した場合は、共通の火災信号に自己のアドレス信号を重畳して送信した後に共通の火災信号の送信を複数回中断させ、前記火災感知器の2報目処理部は、火災を検出して同一感知器回線の3報目以降を発報した場合は、共通の火災信号の送信を禁止し、前記1報目の火災感知器から送信されている共通の火災信号の2回目以降の中断中に自己のアドレス信号を送信することを特徴とする火災報知システム。
  3. 請求項1又は2記載の火災報知システムに於いて、前記火災感知器の1報目処理部及び2報目処理部は、前記アドレス信号としてコード信号を送信することを特徴とする火災報知システム。
  4. 請求項1又は2記載の火災報知システムに於いて、前記火災感知器の1報目処理部は、アドレス信号の送信と共通の火災信号の送信の中断を繰り返し、前記火災感知器の2報目処理部は、アドレス信号の送信を繰り返し行うことを特徴とする火災報知システム。
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