JP4615903B2 - 火災報知システム - Google Patents

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本発明は、受信機から引き出された感知器回線に複数の火災感知器を接続し、回線単位に火災感知器の発報を受信して警報する火災報知システムに関する。
従来、P型として知られた火災報知システムにあっては、受信機から引き出された感知器回線に複数の火災感知器を接続し、回線単位に火災感知器からの発報信号を受信して火災を警報するようにしている。
一方、R型として知られた火災報知システムにあっては、受信機から引き出された伝送路に、伝送機能を備えた中継器やアナログ火災感知器等の端末装置を接続し、火災検出時には例えば端末装置からの火災割込みに基づき、検索コマンドを発行して発報した端末装置のアドレスを特定し、火災発生アドレスを表示すると共に、特定した端末装置から火災データを収集して監視するようにしている。
このように火災を検出した火災感知器や中継器のアドレスが分かると、適切な避難誘導や消火活動が可能となり、特に規模の大きな設備の火災監視には不可欠な機能となっている。
しかし、P型の火災報知システムにおいては、受信機ではどの感知器回線が火災発報したかが判るが、発報した感知器回線に接続された複数の感知器の中のどの感知器が発報したのかは判らない。
そこで、近年、P型の火災報知システムについても、発報した火災感知器からアドレス信号を送出して発報した火災感知器を特定できるようにしている。図7は従来のP型火災報知システムにおける火災発報時の感知器回線電圧と火災感知器のスイッチング回路のタイムチャートである。
同じ感知器回線に接続している複数の火災感知器のうち、例えばアドレス2番を設定した火災感知器が時刻t1で火災を検出して発報したとすると、発報した火災感知器に設けているスイッチング回路をオンすることで感知器回線に共通の火災信号としての発報電流を流し、このため図7(A)の感知器回線の電圧が監視時の例えば24Vから10Vに低下する。続いて発報した火災感知器はアドレス2番を示すスイッチングと動作によりアドレス信号を送信し、これにより感知器回線電圧は10Vと24Vとの間で変化する。
受信機にあっては、時刻t1で火災発報したアドレス2番の火災感知器から送信された共通の火災信号、即ち受信機から発報した火災感知器に流れる発報電流を受信して警報を行い、火災の共通信号に続いて受信されるアドレス信号から発報した火災感知器アドレスを特定して火災発生地区などの必要な表示を行う。
特開2001−184571号公報
しかしながら、このような従来の発報した火災感知器から共通の火災信号に加えてアドレス信号を送出するようにしたP型火災報知システムにあっては、最初に火災発報した1報目の火災感知器を特定することは可能であるが、その後に同一感知器回線に接続している他の火災感知器が発報する2報目以降については、火災感知器を特定することができない問題がある。

本発明は、同一感知器回線に接続した2報目以降に発報した火災感知器を特定できるようにしたP型の火災報知システムを提供することを目的とする。
この目的を達成するため本発明は次のように構成する。本発明は、受信機から引き出された感知器回線に複数の火災感知器を接続した火災報知システムに於いて、火災感知器は、火災を検出して同一感知器回線の1報目を発報した場合に、共通の火災信号に続いてビット列を送信すると共に自己のアドレスに該当するビット列の順位でアドレスビット信号を送信する1報目処理部と、火災を検出して同一感知器回線の2報目を発報した場合に、他の火災感知器の1報目処理部により送信されているビット列の自己のアドレスに該当する順位でアドレスビット信号を送信する2報目処理部とを備え、受信機は共通の火災信号を受信して警報すると共にビット列の中でアドレスビット信号が受信された順位から発報した感知器アドレスを識別する受信制御部を備えたことを特徴とする。
ここで、火災感知器の1報目処理部は、共通の火災信号に続いて感知回線に接続可能な火災感知器の最大数のビット列を送信する。また、火災感知器の2報目処理部は、同一感知器回線の2報目の火災発報に対し共通の火災信号の送信を禁止する。更に、火災感知器は、ビット列とアドレスビット信号の送信を繰り返し行う。
本発明によれば、火災感知器が1報目の火災発報であった場合は、共通の火災信号に続いてビット列を送信し、このビット列の自己のアドレスに該当する順位でアドレスビット信号を送信し、同一感知器回線で2報目に発報した火災感知器は1報目の火災感知器が送信しているビット列の自己のアドレスに該当する順位でアドレスビット信号を送信することで、受信機側でビット列におけるアドレスビット信号の順位から1報目に加え2報目の火災感知器のアドレスを特定して必要な表示や制御ができる。
また2報目以降に発報した火災感知器にあっては、共通の火災信号の送出を禁止しているため、共通の火災信号として感知器回線に流れる発報電流は1報目の火災感知器分だけであり、複数の火災感知器が発報しても発報電流は増加せず、その結果、感知器回線の電圧も1報目の発報状態に維持され、発報感知器の台数が増加しても感知回線電圧が低下して火災感知器が動作不能となることはない。
更に、3報目以降の発報感知器についても、2報目と同様に、1報目の火災感知器が送信しているビット列の自己のアドレスに該当する順位でアドレスビット信号を送信することで、受信機においてアドレスビット信号を受信したビット列の順位からアドレスを特定できる。
図1は本発明による火災報知システムの説明図である。図1において、受信機1からは感知器回線2−1、2−2、・・・2−mが引き出され、それぞれNo.1〜nに示すアドレスを設定したn台の火災感知器3を終端抵抗4と共に接続している。感知器回線2−1〜2−mに接続される火災感知器としては、煙感知器、熱感知器等の各種の火災感知器を接続することができる。
受信機1にはMPU5が設けられ、MPU5に対しては操作部7、警報表示部8、地区表示部9、移報出力部10及びメモリ11が設けられている。またMPU5の感知器回線側には回線単位に受信回路部6−1、6−2、・・・6−mが設けられており、受信回路部6−1〜6−mのそれぞれより感知器回線2−1、2−2・・・2−mが引き出されている。
受信回路部6−1〜6−mは、感知器回線2−1〜2−mに接続している火災感知器3の火災発報により共通の火災信号として送信される発報電流を受信すると共に、共通の火災信号に続いて送信されるビット列及びその中に含まれるアドレスビット信号を受信する。
受信機1のMPU5に設けている受信制御部12は、受信回路部6−1〜6−mの受信信号を順次読込み、回線単位に共通の火災信号を判別して警報表示、即ち火災代表表示と地区表示(発報回線表示)を行う。また共通の火災信号に続いて受信されたビット列の中のアドレスビット信号の順位から発報感知器のアドレスを識別し、地区表示部に1報目と2報目に分けて発報した火災感知器のアドレス又は地区名称等を表示させる。
図2は、図1の火災感知器3の実施形態であり、散乱光式の煙感知器を例にとっている。図2において、火災感知器3は、整流回路ノイズ吸収回路13、スイッチング回路14、定電圧・電流制限回路15、作動表示灯16、アドレス設定回路17、発報制御部18、発振回路19、発光素子20、受光素子21、増幅回路22、および比較回路23で構成される。

ここで、整流回路・ノイズ吸収回路13は、例えばダイオードブリッジ、ツェナダイオード、コンデンサ等により回線L、C間の電流を無極性化し、更にノイズを抑える。定電圧・電流制限回路1は、回線L、C上の過渡電流を防止し、後段の回路部に対する供給電流を一定値に制限する。

通常監視時、発振回路19により発光素子20がパルス駆動され、周期的に発光る。火災により煙が発生すると、発光素子20からの光は煙により散乱し受光素子21に入射する。入射した光は光電流に変換され、増幅回路22で信号増幅された後、比較回路23へ信号が入力される。

この信号が規定値を越えている場合、比較回路23の出力について発光素子20の発光タイミングに同期して発報制御部18でカウントを行ない、所定カウント数に達したときスイッチング回路14に発報信号を送出する。スイッチング回路14はこれを受けてスイッチングし共通の火災信号としての発報電流を感知器回線のL、Cの間に流す。また発報制御部18は同時に作動表示灯16を点灯させる。

発報制御部18は例えばCPUで構成され、定電圧・電流制限回路15の入力側から回線電圧信号を取り込んで感知器回線の信号状態を監視しており、1報目の発報であれば、共通の火災信号送出、ビット列送出、自己アドレスに該当するビット列の順位に同期したアドレスビット信号の送信を行う。また2報目以降であれば、1報目の火災感知器から送信しているビット列の自己のアドレスに該当する順位でアドレスビット信号を送信する。
図3は図1の感知器回線の1つを取り出して本発明による火災発報制御機能を示した説明図である。図3において、受信機1に設けている受信回路部6から引き出された感知器回線2には、No.1〜No.nで示すアドレスを予め設定した火災感知器3が接続されている。
火災感知器3については、CPUで構成される発報制御部18と、発報制御部18からの出力信号によりスイッチングされる抵抗R1とトランジスタQ1を直列接続したスイッチング回路14の部分を示している。アドレスNo.1が割り当てられた火災感知器3の発報制御部18に示すように、そこには1報目処理部25と2報目処理部26の機能が設けられている。
1報目処理部25は、火災を検出して感知器回線2における1報目を発報した場合に、共通の火災信号に続いてビット列を送信すると共に、自己のアドレスに該当するビット列の順位でアドレスビット信号を送信する。この1報目処理部25で共通の火災信号に続いて送信するビット列のビット数は感知器回線2に接続可能な火災感知器の最大数であり、この例ではnビットのビット列を送信する。

2報目処理部26は、火災を検出して感知器回線2の2報目を発報した場合に、他の火災感知器の1報目処理部25により送信されているビット列の自己のアドレスに該当する順位でアドレスビット信号を送信する。この2報目処理部26にあっては、火災を検出して発報しても、2報目であることを条件に共通の火災信号の送信は禁止している。更に1報目処理部25及び2報目処理部26にあっては、1報目及び2報目の火災発報状態においてビット列とアドレスビット信号の送信を繰り返し行うようになる。
図4は図3における1報目と2報目の発報制御による感知器回線電圧と感知器信号送信動作を示したタイムチャートである。ここで図4(A)は感知器回線電圧を示し、図4(B)はアドレス2の火災感知器のスイッチング動作を示し、図4(C)は同じくアドレス2の火災感知器のビット列出力を示し、図4(D)は同じくアドレス2感知器のアドレスビット出力を示し、更に図4(E)はアドレスn感知器のアドレスビット出力を示しており、アドレス2の火災感知器が1報目の火災発報を行い、続いてアドレスnの火災感知器が2報目の火災発報を行った場合を例にとっている。
まず時刻t1でアドレス2の火災感知器3が1報目の火災発報を行うと、図4(B)のようにスイッチング回路14のトランジスタQ1がオンし、感知器回線2に図3の受信機1の電源電圧24ボルト抵抗R2発報したアドレス2の火災感知器3の抵抗R1で定まる発報電流を流すことで、共通の火災信号を送信する。

続いてアドレス2の火災感知器3は、時刻t3で図4(C)に示すように、感知器回線2に接続している感知器台数nにを加えたn+個のビット列を出力する。ここで番号0を付した先頭のビットはスタートビットであり、最後のn+1のビットはエンドビットであり、その間に感知器アドレスに対応した順番を示す1〜nの番号で示すビット列を出力している。

ここで時刻t1に火災発報した1報目の火災感知器はアドレス2の火災感知器3であることから、そのアドレス2に対応したビット列の順位、即ち図4(C)におけるビット列の2番のビット出力のタイミングに同期して、図4(D)のようにアドレスビット出力を生ずる。このアドレスビット出力は、時刻t4における2番のビット列の立ち下がりによりビット列の順位が検出され、時刻t4の検出タイミングから一定時間遅延後にアドレスビット出力を行っている。
図4(C)のビット列出力と図4(D)のアドレスビット出力は、アンド出力としてスイッチング回路14のトランジスタQ1のベースに入力され、その結果、図4(B)のスイッチング動作に示すように、アドレスビット出力によってビット列のオン時間が広がり、これに対応して発報電流が感知器回線に流れることから、図4(A)の感知器回線電圧はアドレスビット出力によるパルス幅の増加分だけ10Vに電圧が下がった区間が広がっている。
一方、アドレス2の感知器の時刻t1の1報目の火災発報に続いて、時刻t2でアドレスnの火災感知器の2報目の火災発報が行われている。アドレスnの火災感知器の火災発報は2報目であることから、時刻t2ではスイッチング回路14のオン動作は行われず、2報目については共通の火災信号の送信は禁止されている。
2報目の火災発報となったアドレスnの火災感知器3は、感知器回線電圧から1報目のアドレス2の火災感知器が送信している図4(C)のビット列を認識し、自己アドレスnに対応したn番目のビット列の立ち下がり、即ち時刻t5のタイミングで、ビット列の順位が自己のアドレスnに対応したn番目であることを認識し、所定の時間遅れをもって図4(E)に示すようにアドレスビット出力を生ずる。
このため感知器回線電圧にあっては、時刻t5に続くアドレスnの火災感知器からの2報目に対応したアドレスビット出力により10Vに電圧が低下している時間幅が広がる。
このような1報目のアドレス2の火災感知器による共通信号、ビット列及びアドレスビット信号の出力、更にアドレスnの2報目の火災感知器によるアドレスビット出力に伴う発報電流の変化による信号を受信機1の受信回路部6で受信し、この受信信号を図1に示した受信機1のMPU5が読み取って、受信制御部12により受信制御処理を行う。
即ち、受信した火災共通信号により代表火災表示及び地区表示を行い、ビット列における発報電流の流れる区間即ち図4の感知器回線電圧が10Vに下がっている区間のパルス幅の増加に基づき、アドレスビット信号の受信を判別し、このアドレスビット信号の受信タイミングがビット列の何番目で受信されたかの順位を判別することで、1報目及び2報目の発報した感知器のアドレス2及びアドレスnを識別して、アドレス番号や地区名などの表示を行う。
図5は本発明の火災感知器による発報制御処理を示したフローチャートである。図5において、ステップS1で自己の火災発報か否か判別しており、火災発報のない通常監視時にはステップS2に進み、感知器回線の信号状態を読み込み、ステップS3で他の火災感知器発報があるか否かチェックしている。もし他の火災感知器発報があれば、ステップS4に進み、発報数をカウントする。
ステップS1で自己の火災発報が判別されると、ステップS5に進み、このときの発報数のカウンタを参照し、1報目か2報目以降かを判別する。カウンタの値が0であれば1報目であることから、ステップS6に進み、共通の火災信号をスイッチング回路のオンにより送信し、次にステップS7でビット列を送信する。
このビット列の送信に伴い、ステップS8で自己のアドレスに該当するビット列の順位に同期してアドレスビット信号を送信する。次にステップS9で一定時間の経過を判別し、ステップS10で火災復旧でなければ、ステップS1に戻り、ステップS5〜S8の処理により、火災の共通信号、ビット列及びアドレスビット信号の送信を繰り返す。
ステップS5で自己の火災発報が2報目以降であることが判別された場合には、ステップS12に進み、感知器回線にこのとき送信されている他の火災感知器からの1報目の発報に基づくビット列を読み込み、自己のアドレスに該当するビット列の順位に同期してアドレスビット信号を送信する。
この2報目におけるアドレスビット信号の送信についても、ステップS9、S10、S5、S12のループを繰り返すことで、一定時間間隔で繰り返し送信される。なおステップS10で火災復旧があった場合には、ステップS11で初期化処理を行った後、ステップS1の処理に戻る。
図6は本発明の火災受信機による受信制御処理を示したフローチャートである。図6において、ステップS1で複数の感知器回線の信号状態を受信回路部から順次読み込んでおり、ステップS2で共通の火災信号を受信すると、ステップS3に進み、代表火災表示及び感知器回線に対応した地区表示などの火災警報処理を行う。
次にステップS4で1報目の火災感知器から送信されているアドレスビット信号を含むビット列を1報目のアドレス信号として受信し、ビット列の中のアドレスビット信号によるパルス幅の広がる位置から何番目のビット列であるかを判別してアドレスを識別し、ステップS5で1報目の感知器アドレスを表示する。
またステップS6で共通の火災信号に続くビット列の中の2報目のアドレス信号を受信して識別し、ステップS7で2報目の感知器アドレスを表示する。このステップS3〜S7の処理を、ステップ8で火災復旧が行われるまで繰り返す。
なお図4のタイムチャートに示すように、アドレス2の火災感知器が1報目の火災発報を行って共通の火災信号を送信している間に、続いてアドレスnの火災感知器が2報目の火災発報を行った場合には、同じビット列のタイミングで2つのアドレスビット信号が出力されるため、受信機1側にあっては2つのアドレスを受信するが、どちらが1報目のアドレスか2報目のアドレスかは識別できない。
この場合には最初に受信したアドレスを1報目、2番目に受信したアドレスを2報目とする。これは2つの火災感知器がほぼ同時もしくはごく僅かな時間遅れをもって発報した場合であり、アドレス順に1報目、2報目を表示したとしても、その時間差がごく僅かであることから特に問題はない。
一方、アドレス2の火災感知器の1報目の発報による共通の火災信号が送出され、これに続いてビット列のアドレス2のタイミングでアドレスビットの出力が行われた後に、アドレスnの火災感知器が2報目の火災発報を行ったような場合には、別々のビット列のアドレスビット信号が分かれるため、最初のビット列で受信されたアドレスビット信号を1報目、その後のビット列で受信されたアドレスビット信号を2報目と区別することができる。
更に3報目以降については、2報目の場合と同様に発報制御部18の2報目処理部26が動作し、1報目の火災感知器が送信しているビット列の自己のアドレスに対応した順位に同期して、3報目以降についても同様にアドレスビット信号を送信し、これを受信機1側で判別して、発報した感知器アドレスを認識することができる。

なお本発明は上記の実施形態に限定されず、その目的と利点を損なうことのない変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
本発明が適用される火災報知システムの説明図 図1の火災感知器の実施形態の説明図 図1の感知器回線の1つを取り出して本発明による火災発報制御機能を示した説明図 図3における火災発報時の共通の火災信号とアドレス信号の送信動作を示したタイムチャート 本発明の火災感知器による発報制御処理を示したフローチャート 本発明の火災受信機による受信制御処理を示したフローチャート 従来システムにおける発報制御のタイムチャート
符号の説明
1:受信機
2−1〜2−m:感知器回線
3:火災感知器
4:終端抵抗
5:MPU
6−1〜6−m:受信回路部
7:操作部
8:警報表示部
9:地区表示部
10:移報出力部
11:メモリ
12:受信制御部
13:整流回路・ノイズ吸収回路
14:スイッチング回路
15:定電圧・電流制限回路
16:作動表示灯
17:アドレス設定回路
18:発報制御部
19:発振回路
20:発光素子
21:受光素子
22:増幅回路
23:比較回路
25:1報目処理部
26:2報目処理部

Claims (4)

  1. 受信機から引き出された感知器回線に複数の火災感知器を接続した火災報知システムに於いて、
    前記火災感知器は、
    火災を検出して同一感知器回線の1報目を発報した場合に、共通の火災信号に続いてビット列を送信すると共に自己のアドレスに該当するビット列の順位でアドレスビット信号を送信する1報目処理部と、
    火災を検出して同一感知器回線の2報目以降を発報した場合に、他の火災感知器の前記1報目処理部により送信されているビット列の自己のアドレスに該当する順位でアドレスビット信号を送信する2報目処理部と、
    を備え、
    前記受信機は、前記共通の火災信号を受信して警報すると共に前記ビット列の中で前記アドレスビット信号が受信された順位から発報感知器のアドレスを識別する受信制御部を備えたことを特徴とする火災報知システム。

  2. 請求項1記載の火災報知システムに於いて、前記火災感知器の1報目処理部は、共通の火災信号に続いて、少なくとも感知器回線に接続可能な火災感知器の最大数となるビット数のビット列を送信することを特徴とする火災報知システム。

  3. 請求項1記載の火災報知システムに於いて、前記火災感知器の2報目処理部は、同一感知器回線の2報目以降の火災発報に対し共通の火災信号の送信を禁止することを特徴とする火災報知システム。
  4. 請求項1記載の火災報知システムに於いて、前記火災感知器は、前記ビット列とアドレスビット信号の送信を繰り返し行うことを特徴とする火災報知システム。
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