JP6506519B2 - 実績表示装置、表示用プログラム及び実績表示システム - Google Patents

実績表示装置、表示用プログラム及び実績表示システム Download PDF

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Description

本発明は、カードを利用した商品購入の実績を表示する実績表示装置、表示用プログラム及び実績表示システムに関する。
従来より、金銭価値を有するクレジット、ポイント及びクーポン等の電子通貨の残高は、コンピュータにおいて管理されており、ユーザは、当該コンピュータを介して電子通貨の残高を把握することができる。このような管理システムとして、例えば、特許文献1には、カードを読み込むと当該カードに付与された累計ポイントを表示するポイントカードシステムが開示されている。
特開平07−073247号公報
また、一定金額以上を利用したユーザに対して、所定の特典を付与するサービスも知られている。上述の特許文献1のような残高をユーザが把握可能にするシステムは、このようなサービスにおいて好適に利用され、ユーザは当該システムを介して現在の利用実績を確認することで、特典の付与を受けるためにあとどれだけの利用が必要であるか把握する。
ところで、特許文献1のような従来のシステムでは、残高を単に表示するだけであるため、リアルタイムな残高管理ができる場合には好適に利用できるものの、リアルタイムな残高管理ができない場合には、利用実態とかけ離れた残高を表示してしまうという問題があった。このような場合、時間的なずれにより、特典を受けるために十分な利用が行われている状態にも関わらず、ユーザには、更なる利用が必要であるといったことが通知される可能性があり、ユーザの利便性を損ねてしまっていた。
この点、クレジットカード等の国際ブランドが提供する決済システムでは、店舗における商品の購入から実際に購入代金が引き落とされるまでに数日かかることが知られており、リアルタイムな管理が困難であった。そのため、国際ブランドが提供する決済システムにおいて従来のシステムを適用したのでは、商品購入から代金引き落としまでの間に誤った実績をユーザに提供してしまうことになる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、利用実態をユーザに対して適切に通知可能な実績表示装置、表示用プログラム及び実績表示システムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様においては、カードを用いて商品又はサービスを購入した実績を表示する実績表示装置であって、前記カードを用いて商品又はサービスを購入する目標額を記憶する記憶部と、前記カードを用いて商品又はサービスを購入した金額の暫定値である暫定額を取得する取得部と、前記目標額と前記暫定額との関係を示す画像を表示する表示部と、を備える実績表示装置を提供する。
また、前記取得部は、前記暫定額を取得した後に、前記暫定額が確定した金額である確定額を取得し、前記表示部は、前記画像を表示した後に前記取得部が前記確定額を取得すると、更新された前記画像を表示することとしてもよい。
また、前記表示部は、前記確定額が前記目標額に達すると、目標が達成されたことを示す目標達成画像を表示することとしてもよい。
また、前記表示部は、前記暫定額が前記目標額に達した時点では前記目標達成画像を表示せず、前記確定額が前記目標額に達した時点で前記目標達成画像を表示することとしてもよい。
また、所定期間内の前記暫定額に基づいて、前記目標額を変更する目標変更部を更に備え、前記表示部は、前記目標変更部が前記目標額を変更すると、変更後の前記目標額と前記暫定額との関係を示す画像を表示することとしてもよい。
また、前記記憶部は、前記カードを用いて商品又はサービスを購入する際に付与されるポイント数の目標獲得数を記憶し、前記取得部は、前記カードを用いて商品又はサービスを購入した際に付与されたポイント数を示す獲得ポイント数を取得し、前記表示部は、前記目標獲得数と前記獲得ポイント数との関係を示す画像を表示することとしてもよい。
また、前記取得部は、商品又はサービスを購入した際にポイントの利用による割引額を取得し、前記表示部は、前記暫定額と前記割引額との関係を示す割引情報を表示することとしてもよい。
また、前記表示部は、商品又はサービスを販売する店舗に関連付けて、前記割引情報を表示することとしてもよい。
本発明の第2の態様においては、カードを用いて商品又はサービスを購入した実績を表示するための表示用プログラムであって、コンピュータに、前記カードを用いて商品又はサービスを購入する目標額を記憶部に記憶させる手順と、前記カードを用いて商品又はサービスを購入した金額の暫定値である暫定額を取得させる手順と、前記目標額と前記暫定額との関係を示す画像を表示部に表示させる手順と、を実行させる表示用プログラムを提供する。
本発明の第3の態様においては、カードを用いて商品又はサービスを購入した実績を表示する実績表示装置と、前記実績を管理する実績管理装置と、を備える実績管理システムであって、前記実績管理装置は、前記カードを用いて商品又はサービスを購入する目標額を記憶する記憶部を有し、前記実績表示装置は、前記カードを用いて商品又はサービスを購入した金額の暫定値である暫定額を取得する取得部と、前記目標額と前記暫定額との関係を示す画像を表示する表示部と、を有する実績表示システムを提供する。
本発明によれば、利用実態をユーザに対して適切に通知することができる。
電子通貨管理システムの概要を示す図である。 電子通貨管理システムのシステム構成を示す図である。 電子通貨管理システムを構成する各サーバで管理する情報を示す図である。 ユーザ端末の表示画面例を示す図である。 カード発行時の動作を示す図である。 カード発行時の処理の流れを示す図である。 カードにチャージする際の動作を示す図である。 カードを用いて商品を購入する際の動作を示す図である。 ユーザに対してポイントを付与する際の動作を示す図である。 ユーザに対してユーザ固有のサービスを提供する際の動作を示す図である。 ユーザ端末及び電子通貨管理装置の機能構成を示すブロック図である。 実績記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。 ユーザ端末の表示画面例を示す図である。 ユーザ端末の表示画面例を示す図である。 ユーザ端末の処理の流れを示すフローチャートである。 ユーザ端末の処理の流れを示すフローチャートである。 ユーザ端末の表示画面例を示す図である。 ユーザ端末の表示画面例を示す図である。 ユーザ端末の表示画面例を示す図である。
[電子通貨管理システムSの概要]
初めに、図1を参照して、電子通貨管理システムSの概要について説明する。電子通貨管理システムSは、ユーザがカード11を用いて使用することができる電子通貨の残高を管理し、ユーザの携帯電話(以下、ユーザ端末12)からカード11の管理を可能にするシステムである。電子通貨とは、クレジット、ポイント及びクーポン等のように、金銭価値を有する無形の通貨である。カードは、例えば、電子通貨を用いて商品やサービスを購入する際に使用できるクレジットカード又はプリペイドカードである。
ユーザは、予めカード11に関連付けられた口座に電子通貨を貯めて、商品やサービスを購入する際に、カード11を用いて、当該口座に格納された電子通貨を使用することができる。電子通貨管理システムSでは、ユーザ端末12が、例えば携帯電話網の基地局を介してアクセス可能な電子通貨管理装置10においてカード11とユーザ端末12とを連携させることで、ユーザ端末12を用いたカード管理を実現している。具体的には、電子通貨管理システムSでは、ユーザ端末12を用いて、プリペイド式のカードへのチャージ(入金)や、カード残高、付与されたポイント及び利用履歴の確認等を実現している。
ユーザは、多様な方法で電子通貨を貯めることができる。ユーザは、例えば、カード11に設定されたカード番号によって指定される口座に現金を振り込んでチャージすることにより電子通貨を貯めることができる。また、ユーザは、カード11を用いて現実店舗やオンライン店舗で買い物をして、購入額等に応じたポイントを受け取ることにより、電子通貨を貯めることもできる。ユーザは、カード11に関連付けられた電子通貨の残高をユーザ端末12から確認することができるので、電子通貨を貯めて、様々な用途で利用する意欲が高まる。
以下、電子通貨管理システムSを実現するための具体的な構成の一例について説明する。
[電子通貨管理システムSのシステム構成]
図2は、電子通貨管理システムSのシステム構成の一例を示す図である。図2に示すように、電子通貨管理システムSは、ユーザ機器1と、ユーザ機器1がアクセス可能な電子通貨管理装置10と、を含んで構成される。電子通貨管理装置10は、カード管理サーバ2と、キャリアサーバ3と、ポイント管理サーバ4と、を含んで構成される。
ユーザ機器1は、電子通貨管理システムSが提供するサービスを利用する各ユーザが用いる機器であり、カード11と、ユーザ端末12と、を含む。
カード11は、国際ブランドの決済NW50を利用して決済を行うカードであり、予めチャージしておいた金額に基づいて利用額の決済を行えるプリペイドカードである。なお、カード11として、プリペイドカードに代えて(又は加えて)利用額を後払いするクレジットカード又はチャージ額を後払いするポストペイ型カードを用いることとしてもよい。
ユーザ端末12は、通信キャリアが提供する通信NWを介して通信(通話)を行う通信装置であり、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレットPC等である。ユーザ端末12には、所定のアプリケーションプログラムがインストールされており、当該プログラムに基づき実行されるアプリケーションを介して、ユーザ端末12からカード11の管理をすることができる。
カード管理サーバ2は、カード11の利用履歴をユーザ毎に管理するサーバであり、当該カード11に関する情報を記憶する。ここで、図3(A)にカード管理サーバ2に記憶される各種情報の一例を示す。図3(A)に示すように、カード管理サーバ2では、管理番号に関連付けてプリペイドカード番号(以下、単に「カード番号」と呼ぶ)、残高、及び利用履歴等の各種情報を記憶する。
カード番号は、カード11に設定された概ね16桁の英数字からなる番号であり、カード11を識別するための識別情報である。管理番号は、カード番号に対して一意に対応する番号であり、他サーバと連携する際にカード番号に代えてカード11を識別するために用いられる。残高は、カード11に設定されたカード番号によって指定される口座にチャージされた金額の残高を示す情報である。利用履歴は、カード11を用いた買い物の履歴であり、購入日時、購入対象の商品/サービス、購入額、購入場所(店舗名)等を含む。
キャリアサーバ3は、通信キャリアが用いるサーバであり、通信キャリアが提供するサービスのユーザ端末12の利用履歴をユーザ毎に管理する。キャリアサーバ3は、利用履歴に基づいて、ユーザに対する請求額を算出する。また、キャリアサーバ3は、通信キャリアが提供するサービスをユーザ端末12に提供する入口(ポータル)として機能する。例えば、キャリアサーバ3は、ユーザ端末12からの要求に応じて、ユーザIDに関連付けられたカード番号に対応する口座に貯まっている電子通貨の残高をポイント管理サーバ4から取得し、ユーザ端末12に電子通貨の残高を通知することができる。また、キャリアサーバ3は、ユーザIDに関連付けられたポイントをポイント管理サーバ4から取得し、ユーザ端末12にポイントの残高を通知してもよい。
ここで、図3(B)にキャリアサーバ3において管理される各種情報の一例を示す。図3(B)に示すように、キャリアサーバ3では、ユーザIDに関連付けて、ユーザ端末12の電話番号、請求額、契約ID、及び契約者名等の各種情報を記憶する。
ユーザIDは、ユーザ端末12又は当該ユーザ端末12を用いるユーザを識別する識別情報である。電話番号は、通信端末であるユーザ端末12に設定された電話番号である。請求額は、ユーザ端末12の利用に伴いユーザに対して請求する金額であり、例えば、通信料金、ユーザ端末12で利用したコンテンツの利用料金を含む。なお、通信キャリアによっては、携帯電話だけでなく、固定電話やケーブルテレビ等の複合的なサービスをユーザに提供することがあるため、請求額には、ユーザIDが示すユーザに対して提供しているサービスに関する料金を含めることとしてもよい。また、契約IDは、通信キャリアと結んだ契約を識別する識別情報であり、契約者が、当該契約を行ったことを示す情報である。通信キャリアでは、通信料金を同一人又は家族の範囲でまとめて請求することがある。契約ID及び契約者名は、通信料金の請求をまとめる範囲、及びまとめた通信料金を請求する対象を判別するための情報である。
なお、図示しないものの、キャリアサーバ3は、ユーザIDに関連付けて、ユーザ端末12の契約期限、契約日時等の契約に関する情報、また、ユーザ端末12の利用に応じた請求額の支払いが済んでいる/遅延しているといった通信料金の支払いに関する情報を記憶することとしてもよい。
ポイント管理サーバ4は、カード11の利用(例えば、カードを用いた買い物)に応じたポイントと、ユーザ端末12又はユーザIDが示すユーザに対して提供しているサービスの利用に応じたポイントとを統合して管理するサーバである。ここで、図3(C)及び図3(D)にポイント管理サーバ4において管理される各種情報の一例を示す。
図3(C)に示すように、ポイント管理サーバ4では、ユーザIDに関連付けて、管理番号、ポイント、及び明細情報等の各種情報を記憶する。ユーザIDは、ユーザ端末12を用いるユーザを識別する識別情報であり、キャリアサーバ3と連携する際に用いられる。管理番号は、カード番号に一意に対応する番号であり、カード管理サーバ2と連携する際に用いられる。ポイントは、キャリアサーバ3から取得した請求額、及びカード管理サーバ2から取得した購入額(即ち、購入した商品の決済金額)に応じて、対応するユーザに対して付与されたポイント数を示す情報である。明細情報は、カード11及びポイントの利用履歴を含む情報であり、カード11を用いた買い物の履歴、及びユーザに対して付与されたポイントの履歴を示す。
また、図3(D)に示すように、ポイント管理サーバ4では、購入額や請求額に基づいて付与するポイントを算出するためのポイント付与レートを、利用形態に関連付けて記憶する。利用形態としては、カード11の利用又はユーザ端末12の利用が考えられるが、これら以外にも、カード11を利用した店舗が通常店であるか、ポイント優遇店であるか等に応じて、レートを異ならせることとしてもよい。なお、カード11を利用した店舗を示す情報は、カード管理サーバ2から利用履歴を受信することで、取得することができる。
ポイント管理サーバ4は、カード管理サーバ2がカード番号に関連付けて管理する電子通貨の残高を、ユーザIDに関連付けて記憶してもよい。この場合、ポイント管理サーバ4は、カード管理サーバ2において電子通貨の残高が更新されたタイミングに同期して、記憶している電子通貨の残高を更新する。ポイント管理サーバ4は、ユーザ端末12からの要求に応じて、当該ユーザ端末12に対応するユーザIDに関連付けて記憶した電子通貨の残高を記憶部から読み出し、キャリアサーバ3を介して、電子通貨の残高をユーザ端末12に通知することができる。なお、ポイント管理サーバ4は、ユーザ端末12から電子通貨の残高を要求されたタイミングで、カード管理サーバ2からユーザIDに対応するカード番号に関連付けられた電子通貨の残高を取得し、取得した残高をユーザ端末12に通知してもよい。
以上のとおり、電子通貨管理システムSでは、カード管理サーバ2と、キャリアサーバ3と、ポイント管理サーバ4とが連携することにより、カード番号とユーザIDとを関連付けて管理することができる。即ち、電子通貨管理システムSは、カード識別情報とユーザ端末を用いるユーザを識別するユーザ識別情報とを関連付けて管理する。具体的には、電子通貨管理システムSでは、ポイント管理サーバ4が、カード番号及びユーザIDのいずれにも関連付けられた管理番号を介して、カード番号とユーザIDとを関連付ける。
そして、電子通貨管理システムSは、カード管理サーバ2において、カード番号に関連付けて、カードによる決済が可能な電子通貨の残高を管理する。キャリアサーバ3は、ユーザ端末12からの要求に応じて、ユーザIDに関連付けられたカード番号に対応する口座に貯まっている電子通貨の残高を、ポイント管理サーバ4を介してカード管理サーバ2から取得し、ユーザ端末12に電子通貨の残高を通知することができる。このようにすることで、電子通貨管理システムSにおいては、ユーザが、電子通貨の口座に関する情報をユーザ端末12に入力することなく、あたかもユーザ端末12に関連付けて電子通貨が管理されているかのような感覚で、電子通貨の残高を把握することができる。
また、以上の構成の電子通貨管理システムSでは、ポイント管理サーバ4は、カード管理サーバ2において管理されるカード11の利用状況と、キャリアサーバ3において管理されるユーザ端末12の利用状況とを統合し、ポイントの統合を実現する。具体的には、ポイント管理サーバ4は、管理番号とユーザIDとを連携させることで、カード11の利用状況とユーザ端末12の利用状況とを統合する。
ポイント管理サーバ4では、統合された情報をユーザIDに関連付けて管理するため、ユーザIDをキーとして、該当するユーザのカード11の利用状況及びユーザ端末12の利用状況を取得することができる。
そこで、電子通貨管理システムSでは、ユーザ端末12を用いるユーザがユーザIDを指定して要求を行うと、当該ユーザがポイント管理サーバ4で管理される各種情報を把握可能にしている。具体的には、ユーザ端末12が、ユーザIDを含む所定の情報をキャリアサーバ3に送信すると、キャリアサーバ3は、このユーザIDをキーとしてポイント管理サーバ4から関連する各種情報を取得し、ユーザ端末12に対して提供する。なお、ポイント管理サーバ4及びキャリアサーバ3は、前回要求時に提供した情報に対する差分の情報を、ユーザ端末12に対して提供することとしてもよい。
[ユーザ端末12の表示画面例]
ここで、キャリアサーバ3から提供される各種情報に基づきユーザ端末12に表示される表示画面の一例を図4に示す。図4(A)は、上述のアプリケーション実行中に表示されるトップ画面の一例を示す表示画面200であり、図4(B)は、当該アプリケーション実行中に表示されるメニュー画面の一例を示す表示画面210である。
図4(A)に示すように、表示画面200は、カード残高表示201と、ポイント数表示202と、チャージボタン203と、メニューボタン204と、を含んで構成される。
カード残高表示201は、プリペイド式のカード11の残高を示す表示であり、ポイント数表示202は、ユーザに付与されたポイント数を示す表示である。カード残高表示201及びポイント数表示202は、ユーザIDをキーとしてポイント管理サーバ4から取得したカード11の残高やポイント数に基づいて表示内容が制御される。
チャージボタン203は、ユーザがカード11に所望の金額をチャージする際に用いられる。チャージボタン203が操作され、ユーザが所定のチャージ操作を行うと、ユーザIDと管理番号とが連携して、カード管理サーバ2へチャージ要求が行われる。
メニューボタン204は、キャリアサーバ3が提供する各種サービスのメニュー画面を呼び出す際に用いられる。メニューボタン204が操作されると、ユーザ端末12には、図4(B)に示す表示画面210が表示される。
図4(B)に示すように、表示画面210には、ポイント用メニュー211と、ショッピング用メニュー212と、カード用メニュー213と、が含まれる。
ポイント用メニュー211は、「ポイントを利用して商品を購入する」、「ポイントを利用して特典(クーポン)を得る」等のように、ポイントの利用を促すメニューを含む。これにより、ユーザにはポイントを利用可能な様々なサービスが提供されるため、ユーザは、付与されたポイントを様々な場面で利用することができる。
ショッピング用メニュー212は、「ポイント優遇店の紹介」や、「カード11を用いて買い物が可能な店舗を紹介する」等のようにカード11の利用を促すメニューを含む。カード11が利用されると、ポイント管理サーバ4において購入額に応じたポイントが付与されることになるため、このようなメニューを提供することで、ポイント付与の機会を増大することができる。
カード用メニュー213は、カード11の利用明細を確認するためのメニューを含む。このメニューを選択することで、ユーザは、カード11の利用履歴を確認することができる。
[電子通貨管理システムSの動作]
以上、電子通貨管理システムSの構成について説明した。続いて、図5〜図10を参照して、電子通貨管理システムSの動作について説明する。
[カード発行時の動作]
まず、図5及び図6を参照して、カード発行時の動作について説明する。電子通貨管理システムSでは、使用できないようにロックした状態でカード11を発行するとともに、カード11とユーザ端末12とを連携してカード11のロックを解除する。ロックした状態とは、例えば、カード管理サーバ2側において決済やチャージ等の要求を不可とする状態である。
具体的には、図5に示すように、カード11には、ユーザ端末12が読み取り可能なIC(Integrated Circuit)チップ111が設けられており、このICチップ111をユーザ端末12が読み取ることでカード11のロックが解除され、カード11が使用可能になる。なお、本実施形態では、カード11にNFC(Near Field Communication)に対応したICチップ111を設けておき、ユーザ端末12は、自身が有するNFC通信機能を用いてICチップ111を読み取ることとしている。
ここで、図6を参照して、カード発行時の処理の一例について説明する。
初めに、ステップS1において、カード発行事業者(カード管理サーバ2)は、ロック解除に使用可能な情報をICチップ111に格納することで、当該情報をカード11にセットする。なお、ICチップ111に格納する情報は任意の情報であり、本実施形態では、例えば、ユーザ端末12を識別するユーザIDを用いることとしている。カード11にロック解除に使用可能な情報をセットすると、ステップS2において、カード管理サーバ2は、ユーザに対してカード11を発行する。
カード管理サーバ2から発行されたカード11が届くと、ステップS3において、ユーザは、ユーザ端末12を用いてカード11のICチップ111を読み取る。即ち、ユーザがユーザ端末12とカード11とを接触させると、ユーザ端末12が有するNFC機能が発揮され、ICチップ111に格納されたロック解除に使用可能な情報をカード11から読み取る。続いて、ステップS4において、ユーザ端末12では、自身が有する情報と読み取った情報とが一致するか否かを判定する。このとき、両情報(ユーザID)が一致する場合には、ステップS5において、ユーザ端末12は、使用許可要求を行い、ステップS6において、カード管理サーバ2は、発行したカード11のロックを解除し、使用を許可する。他方、ステップS4において両情報が一致しない場合には、ステップS7において、ユーザ端末12では所定のエラー処理が行われる。
以上、カード発行時の処理の一例について説明した。なお、カード11にセットするロック解除に使用可能な情報は、所定の方式により暗号化しておくこととしてもよい。この場合、ユーザ端末12において自身のユーザIDを暗号化した情報を持っておくこと、又は暗号鍵情報を記憶しておくことで、ユーザ端末12において両情報が一致するか否かの判定を行うことができる。
また、図6に示す例では、ユーザ端末12においてロック解除のための判定を行うこととしている。この点、当該判定をユーザ端末12ではなく、カード管理サーバ2、キャリアサーバ3及びポイント管理サーバ4のいずれかで行うこととしてもよい。
なお、カード11のロックを解除した後にユーザ端末12がカード11に設けられたICチップ111を読み取ると、上述のアプリケーション実行中に表示される表示画面(例えば、図4(A)に示す表示画面200)を、ユーザ端末12において自動的に表示することとしてもよい。即ち、ユーザ端末12は、ICチップ111を読み取ると、キャリアサーバ3に対して各種情報の要求を行い、この要求に応じて取得した情報を表示する。
[チャージ時の動作]
続いて、図7を参照して、カード11に金額をチャージする際の動作について説明する。図7(A)は、トップ画面を示す表示画面200(図4(A)参照)において、チャージボタン203が操作された場合に表示されるチャージメニュー画面を示す表示画面220である。
図7(A)に示すように、本実施形態の電子通貨管理システムSでは、カード11に金額をチャージする方法として、チャージ方法221及びチャージ方法222を少なくとも含む。チャージ方法221は、付与されたポイントの少なくとも一部のポイントを用いてカード11に金額をチャージするチャージ方法であり、ポイントを所定のレートで金銭に変換することでチャージする。また、チャージ方法222は、キャリア決済を用いてチャージするチャージ方法である。キャリア決済とは、ユーザ端末12の通信料金と併せて決済することであり、このチャージ方法222では、チャージした金額をユーザ端末12の請求額に加算して請求する。なお、本実施形態では、チャージ方法221、222についてのみ説明するが、カード11へのチャージ方法はこれらに限るものでなく、他の方法により実現することとしてもよい。例えば、ユーザが用いる銀行口座を予め設定しておき、この銀行口座を介してカード11にチャージすることとしてもよい。
チャージ方法221とチャージ方法222の動作の流れを図7(B)に示す。図7(B)に示すように、ステップS11において、ユーザ端末12は、キャリアサーバ3に対してチャージ要求を行う。このチャージ要求では、ユーザ端末12は、キャリアサーバ3に対してユーザIDとともに、チャージ方法及びチャージ金額を通知する。
キャリアサーバ3は、チャージ要求を受けると、ステップS12において、ポイント管理サーバ4に対して、ユーザ端末12からチャージ要求を受けたことを通知する。具体的には、キャリアサーバ3は、チャージ要求を受けたユーザ端末12を識別するユーザIDを用いて、ポイント管理サーバ4に対して通知を行う。
続く、ステップS13において、ポイント管理サーバ4では、ユーザIDに対応する管理番号を特定し、カード管理サーバ2に対して、当該管理番号に対応するカード11に設定されたカード番号に関連付けられた口座に対して、要求された金額をチャージするように通知する。この通知を受けると、カード管理サーバ2では、管理番号に対応するカード番号のカード11に設定されたカード番号に対応する口座に対して通知された金額を入金する。なお、このステップS13の処理は、詳細には、ステップS14A,Bの処理が行われた後に行われることになる。
ステップS14Aは、チャージ方法221が選択された場合に実行される処理であり、ステップS14Bは、チャージ方法222が選択された場合に実行される処理である。
ステップS14Aでは、ポイント管理サーバ4は、ユーザIDに関連付けられたポイントから、チャージ金額に相当するポイントを減算する。
また、ステップS14Bでは、キャリアサーバ3は、ユーザIDに関連付けられている請求額にチャージ金額に相当する金額を加算し、所定のタイミングでユーザに対して請求する。
なお、キャリア決済では、通信キャリアとの契約内容に応じて決済可能枠が設定される場合がある。一例として、通信キャリアが提供するサービスへの加入月数に応じて決済可能枠が設定される場合があり、例えば、加入月数「12ヶ月」のユーザに対しては決済可能枠「5000円」、加入月数「36ヶ月」のユーザに対しては決済可能枠「1万円」が設定される。このような場合には、ステップS14Bの処理において、キャリアサーバ3は、当月のチャージ金額の合計が、決済可能枠内であるか否かを判定し、決済可能枠内である場合に限り、キャリア決済を可能にしてもよい。
[商品購入時の動作]
続いて、図8を参照して、カード11を用いて商品を購入する際の動作について説明する。なお、カード11は、現実の店舗やインターネット上の仮想店舗で用いることができる。
現実の店舗で商品を購入する場合、ステップS21Aに示すように、カードリーダーを介してカード11を読み取ることで、国際ブランドが提供する決済NW50にカード11のカード番号及び商品購入に関する情報が通知される。なお、商品購入に関する情報とは、例えば、購入額、購入した商品、購入した店舗等の情報である。また、ステップS21Bに示すように、仮想店舗で商品を購入する場合、ユーザ端末12から決済NW50にカード11のカード番号及び商品購入に関する情報が通知される。
決済NW50において所定の決済処理が行われる際には、ステップS22において、決済NW50からカード管理サーバ2に対してカード番号及び商品購入に関する情報が通知される。カード管理サーバ2では、これら情報を受けると、カード番号に対応する残高から購入額を減算して利用履歴を更新するとともに、減算処理が完了したことを決済NW50に通知する。
続いて、ステップS23において、カード管理サーバ2は、ポイント管理サーバ4に対して、カード番号に対応する管理番号とともに商品購入に関する情報を通知する。ポイント管理サーバ4では、取得した商品購入に関する情報に基づいて、管理番号に対応するユーザIDに関連付けられたポイントを更新する。
[ポイント付与時の動作]
続いて、図9を参照して、ユーザに対してポイントを付与する際の動作について説明する。上述したように、本実施形態の電子通貨管理システムSでは、カード11を用いた商品の購入に応じてポイントを付与するとともに、ユーザ端末12の利用に応じてもポイントを付与する。
商品の購入に応じてポイントを付与する場合、ステップS31において、ポイント管理サーバ4は、カード管理サーバ2から管理番号とともに商品購入に関する情報を取得する。すると、ステップS32において、ポイント管理サーバ4は、商品を購入した店舗に応じたレートを特定し、当該レートに基づいて購入額に応じたポイントを算出する。なお、このステップS31、ステップS32の処理は、ユーザがカード11を用いて商品を購入する度に行われる。
購入額に応じたポイントを算出すると、ステップS35において、ポイント管理サーバ4は、管理番号に対応するユーザIDに関連付けて記憶しているポイントに、算出したポイントを加算する。
また、ステップS33において、ポイント管理サーバ4は、キャリアサーバ3からユーザIDとともに請求額を取得する。すると、ステップS34において、ポイント管理サーバ4は、予め定められたレートに基づいて請求額に応じたポイントを算出する。なお、このステップS33、ステップS34の処理は、請求額が確定したタイミングで行われる。
請求額に応じたポイントを算出すると、ステップS35において、ポイント管理サーバ4は、ユーザIDに関連付けて記憶しているポイントに、算出したポイントを加算する。
[ユーザに対してサービスを提供する際の動作]
続いて、図10を参照して、電子通貨管理システムSを利用するユーザに対して当該ユーザ固有のサービスを提供する際の動作について説明する。
ステップS41において、ユーザ端末12は、ユーザIDを伴いキャリアサーバ3にアクセスすると、ステップS42において、キャリアサーバ3は、ユーザIDをポイント管理サーバ4に対して通知する。ステップS43において、ポイント管理サーバ4は、通知されたユーザIDに応じたサービスに関する情報を取得し、キャリアサーバ3に通知し、ステップS44において、キャリアサーバ3からユーザ端末12に対して当該サービスが提供される。
なお、ポイント管理サーバ4ではユーザID毎にアクセス履歴を管理しており、このアクセス履歴に基づいて、前回アクセス時からの差分情報(利用金額、チャージ金額、ポイントの増減)と、現在の残高及び現在のポイント数とを取得する。そして、取得した情報がキャリアサーバ3を介してユーザ端末12に提供されることで、ユーザ端末12において前回との差分や現在の残高及びポイント数等が表示されることになる。
なお、ユーザIDに応じたサービスとは、例えば、当該ユーザが所有するカード11の残高や付与されたポイントを確認可能にするサービスであり、また、ユーザの属性に合った商品を紹介(レコメンド)するサービス等である。
一例として、ポイント管理サーバ4は、ユーザIDに関連付けられた残高やポイントに基づいて、当該残高又はポイントで購入可能な商品、当該残高又はポイントでは足りないもののあと少し追加することで購入可能な商品等を紹介するサービスを提供する。また、ポイント管理サーバ4は、ユーザIDに関連付けられたユーザの属性(性別、年齢、生年月日、趣味嗜好)等に基づいて、当該ユーザが好む商品を紹介するサービスを提供する。このようなサービスについても、前回アクセス時から更新があったものを提供することができる。
また、ポイント管理サーバ4は、ユーザ端末12を用いたサービスの提供者との契約が解除された場合に、ポイントを使用できない状態に変更してもよい。例えば、通信キャリアが、ユーザ端末12を用いた通信サービスを提供し、通信料金に応じたポイントをユーザ端末12のユーザに付与しているとする。この場合において、ポイント管理サーバ4は、ユーザ端末12のユーザが通信キャリアとの契約を解除した旨の情報をキャリアサーバ3から取得すると、ユーザ端末12に関連付けて記憶しているポイントを削除する。ポイント管理サーバ4は、ユーザ端末12のユーザが通信キャリアとの契約を解除した旨の情報を取得すると、ポイントを使用できない旨を示すフラグを付加した状態でポイント残高を記憶してもよい。ポイント管理サーバ4は、ユーザが通信キャリアとの契約を、契約を解除してから所定期間以内に再開したという通知をキャリアサーバ3から受けた場合に、上記のフラグを変更することにより、ポイントを使用できるようにしてもよい。
[第1実施形態]
本発明の実績表示装置は、以上説明した電子通貨管理システムSにおいて好適に利用される。以下、本発明の実績表示装置を実現するための実施形態の一例について説明する。
[ユーザ端末12及び電子通貨管理装置10の機能構成]
初めに、図11を参照して、ユーザ端末12及び電子通貨管理装置10の機能構成について説明する。本実施形態においてユーザ端末12は、本発明の実績表示装置に相当し、電子通貨管理装置10は、本発明の実績管理装置に相当する。なお、実績管理装置は、電子通貨管理装置10を構成するカード管理サーバ2、キャリアサーバ3及びポイント管理サーバ4のうちのいずれか一のサーバにより実現されることとしてもよく、また、カード管理サーバ2、キャリアサーバ3及びポイント管理サーバ4が協働することにより実現されることとしてもよい。
図11に示すように、電子通貨管理装置10は、カード11を用いた買い物の履歴(実績)をユーザ毎に管理する実績記憶部61を備える。ここで、実績記憶部61に記憶される情報の一例を図12に示す。なお、図12では、理解を容易にするため実際の情報を加工して図示している。また、図12に示す情報は、本発明を説明するための最小限のものに過ぎず、実績記憶部61は、その他の情報を記憶することとしてもよい。一例として、図12では、商品又はサービスを購入した購入場所、購入した商品又はサービスの種別等は省略しているが、実績記憶部61は、これらをユーザ毎に記憶することとしてもよい。また、実績記憶部61は、カード11を用いて購入する商品又はサービスの購入金額についての目標額、及び/又はカード11を用いて商品又はサービスを購入する際に付与されるポイント数についての目標獲得数をユーザ毎に記憶することとしてもよい。
図12に示すように、実績記憶部61は、ユーザを識別するユーザIDに関連付けて、カード11を用いた買い物の実績を記憶する。買い物の実績としては、購入した商品又はサービスの購入額の暫定値、当該購入額の確定値、商品等の購入に伴い付与されるポイントを少なくとも含む。
国際ブランドが提供する決済NW50を用いた決済では、利用枠の確保を行った後に(オーソリ)、店舗が売上処理を行うことで決済が行われる。ここで、利用枠が確保されてから売上処理が行われるまでには、所定日数のずれが生じることが一般的である。購入額の暫定値とは、購入額が確定する前の暫定的な購入額(以下、「暫定額」と呼ぶ)を示し、購入額の確定値とは、確定した購入額(以下、「確定額」と呼ぶ)を示す。また、付与されるポイントも暫定額に応じて付与される暫定ポイントと、確定額に応じて付与される確定ポイントとを含む。
なお、商品等の購入には、付与されたポイントを利用することもできるため、実績記憶部61は、カード11を用いて支払った金額(図中、カード代金)と利用したポイント数(図中、利用ポイント)とを記憶することとしてもよい。暫定額及び確定額は、カード代金のみをさすこととしてもよく、また、カード代金と利用ポイントとの和(即ち、商品等の代金そのもの)を指すこととしてもよい。
また、実績記憶部61は、所定期間(例えば、1ヶ月間)内における購入額の合計値、利用ポイントの合計値、及び付与されたポイントの合計値等の各種合計値を記憶する。なお、購入額等の合計値は、暫定値と確定値との和、より詳細には、暫定値のうち確定値と重複する暫定値を除いた分と確定値との和である。図12に示す例では、8月25日と8月26日の購入額は確定しており、8月27日の購入額は確定していない。そのため、購入額の総額は、8月25日の確定額「2000円」、8月26日の確定額「2980円」、8月27日の暫定額「1000円」の和である「5980円」となる。
図11に戻り、ユーザ端末12は、表示部51と、記憶部52と、制御部53と、を含んで構成される。
表示部51は、液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等により構成され、制御部53の制御に基づいて、後述する表示画面300等の各種画面を表示する。
記憶部52は、ROM及びRAM等のメモリ又はハードディスク等の記憶媒体である。記憶部52は、制御部53を動作させるためのプログラム及び制御部53が動作する際に生成されるデータを記憶する。また、記憶部52は、カード11を用いて購入する商品又はサービスの購入金額についての目標額、及び/又はカード11を用いて商品又はサービスを購入する際に付与されるポイント数についての目標獲得数を記憶する。
一例として、記憶部52には、1ヵ月間の目標額として「1万円」、1ヵ月間の目標獲得数として「200pt」が記憶されている。なお、記憶部52に記憶される目標額や目標獲得数は、制御部53の制御に基づいて設定されることとしてもよい。
制御部53は、例えばCPUであり、記憶部52に記憶されたプログラムを実行することにより、取得部531、表示制御部532及び目標変更部533として機能する。
取得部531は、カード11を用いて商品又はサービスを購入した金額の暫定値である暫定額を、電子通貨管理装置10から取得する。また、取得部531は、暫定額を取得した後に、購入した商品等の購入額が確定すると、確定額を電子通貨管理装置10から取得する。
また、取得部531は、暫定額や確定額の他に、購入した商品又はサービスの種別、購入場所(店舗名)、購入日時等の購入に関する各種情報を電子通貨管理装置10から取得することとしてもよい。
表示制御部532は、取得部531が暫定額を取得すると、記憶部52に記憶された目標額と暫定額との関係を示す画像を表示部51に表示する。
ここで、図13を参照して、表示部51に表示される目標額と暫定額との関係を示す画像について説明する。図13は、カード11の利用額の合計を表示する表示画面300の一例を示す図である。なお、図13(A)は、図12に示す8月25日のカード11の利用に伴い表示される表示画面300を示し、図13(B)は、8月26日のカード11の利用に伴い表示される表示画面300を示し、図13(B)は、8月26日の暫定額が確定した後に表示される表示画面300を示す。
図13(A)に示すように、表示画面300は、合計額表示301と、目標額表示302と、関係表示303と、を含む。
合計額表示301は、所定期間(例えば、1ヶ月間)内における購入額の合計値を示し、目標額表示302は、目標額に到達するまでの残り購入額を示す。図13(A)に示す例では、購入額の合計値が「2000円」であり、目標額が「10000円」であることから、目標額表示302では、目標額まであと「8000円」であることが表示されている。また、図13(A)に示す例では、目標額を達成すると「100pt」付与されることが表示されている。
関係表示303は、購入額の合計値の増加に伴い、目標額が示す枠内を購入額の合計値が示すバーが伸びることで、目標額と購入額の合計値との関係性を示す。上述のように購入額の合計値は、暫定額と確定額との和であるため、関係表示303(又は関係表示303を含む表示画面300)は、本発明における目標額と暫定額との関係を示す画像に相当する。
図13(A)に示す状態からユーザが更に「3000円」の買い物を行うと、図13(B)に示すように、合計額表示301及び目標額表示302が更新されるとともに、関係表示303も更新される。
即ち、図13(A)の関係表示303において短かったバーが、図13(B)の関係表示303において伸びていることが確認できる。このとき、買い物したことを示す画像304が関係表示303に投入されるアニメーション表示を行うことで、購入額の合計値を示すバーが伸びたことを視覚的に把握しやすくしている。
ところで、図12を参照すると、8月26日の暫定額は「3000円」であるのに対して、確定額は「2980円」であることが分かる。このように暫定額と確定額とが異なる場合、表示制御部532は、目標額と暫定額との関係を示す画像を表示した後に、取得部531が確定額を取得すると、暫定額と確定額との相違に基づいて表示画面300を更新する。
図13(C)に示す例では、図13(B)の時点での暫定額とその後に取得した確定額とが異なっていたため、合計額表示301、目標額表示302、及び関係表示303が更新されている。即ち、図13(C)に示す例では、図13(B)に示す例に比べて、購入額の合計値を示すバーが暫定額と購入額との相違「20円」分だけ短くなっている。
図11に戻り、表示制御部532は、確定額が目標額に達すると、目標が達成されたことを示す目標達成画像を表示部51に表示する。ここで、暫定額は、暫定的な購入額であるため、確定額と相違することがある。そのため、表示制御部532は、暫定額が目標額に達した時点では目標達成画像を表示せず、確定額が目標額に達した時点で目標達成画像を表示する。
図14は、表示部51に表示される目標達成画像の一例を示す表示画面310である。表示画面310では、購入額の合計値が「10000円」であり、目標額に到達したことが表示されるとともに、目標達成を祝い特典を付与する目標達成表示311が表示されている。
図11に戻り、目標変更部533は、所定期間内の暫定額の総額に基づいて目標額を変更する。なお、所定期間については、目標額に設定された期間と同一の期間(例えば、1ヶ月)であってもよく、また、異なる期間であってもよい。また、目標額の変更方法は任意であるが、目標変更部533は、例えば、所定期間内の暫定額の総額が所定額に満たない場合に目標額を下げて、目標に到達しやすくする。なお、設定した目標額を達成したユーザには特典が付与されるが、付与する特典を目標額に関連付けることとしてもよい。即ち、目標額が高い場合には高い特典を付与し、目標額が低い場合には低い特典を付与することとしてもよい。
上述のようにカード11を用いた決済では、ユーザが店舗で商品等を購入したタイミングと、購入額が確定するタイミングとの間には所定日数のずれが生じる。このずれは店舗において売上処理を行うタイミングに応じて生じるため、商品等を購入した店舗毎に異なる。そのため、購入額の確定を待ってから目標額を変更したのでは、所定期間内のユーザのカード11の利用傾向を適切に反映できない可能性がある。そこで、本実施形態では、購入額の確定を待たずに暫定額に基づいてユーザの利用傾向を把握し、目標額を設定する。確定額と暫定額とが大きく相違することは少ないため、暫定額を利用したとしてもユーザの利用傾向を適切に把握することができ、ユーザに合った目標額を設定することができる。
目標変更部533が目標額を変更すると、変更した目標額は、記憶部52に記憶される。また、表示制御部532は、変更後の目標額と暫定額との関係を示す画像を表示部51に表示する。
[ユーザ端末12の処理]
以上、本発明を実現するためのユーザ端末12及び電子通貨管理装置10の機能構成について説明した。続いて、ユーザ端末12において実行される処理の流れについて説明する。図15は、ユーザ端末12の処理の流れを示すフローチャートである。なお、図15に示す処理のうちの一部は、ユーザ端末12ではなく電子通貨管理装置10において行うこととしてもよい。
初めに、ステップS101において、ユーザ端末12の目標変更部533は、目標額設定処理を実行する。この処理の詳細については図16で後述するが、この処理では、目標変更部533は、カード11の利用傾向に基づいて、目標額を変更する。目標額設定は、所定期間のうち一度実施されればよい処理のため、一度実施された以降の所定期間内においては、ユーザ端末12の処理の流れにおいてステップS101はスキップするようにしてもよい。
続いて、ステップS102において、ユーザ端末12の取得部531は、電子通貨管理装置10の実績記憶部61にアクセスし、前回アクセス時から更新された各種情報(暫定額、確定額、付与されたポイント、利用ポイント等)を取得する。なお、取得部531による実績記憶部61へのアクセスは、例えば、ユーザ端末12において上述のアプリケーションが実行されるタイミングである。即ち、ユーザが当該アプリケーションを起動すると、取得部531は、実績記憶部61にアクセスして、前回アクセス時からの差分情報を取得する。
続いて、ステップS103において、ユーザ端末12の制御部53は、確定額を取得したか、暫定額を取得したかを判定する。取得した情報が暫定額である場合、ステップS104において、ユーザ端末12の制御部53は、取得した暫定額に基づいて所定期間内における購入額の合計値を仮計上し、処理をステップS108に移す。
他方、取得した情報が確定額である場合、ステップS105において、ユーザ端末12の制御部53は、取得した確定額に基づいて所定期間内における購入額の合計値を本計上する。続いて、ステップS106において、ユーザ端末12の制御部53は、本計上した確定額の合計値が目標額に到達したか否かを判定する。この判定がYESの場合、ステップS107において、ユーザ端末12の表示制御部532は、目標達成画面(上述の表示画面310)を生成し、処理をステップS108に移す。
ステップS108では、ユーザ端末12の表示制御部532は、ステップS102で取得した各種情報に基づいて、表示部51に表示する表示画面を生成する。例えば、表示制御部532は、合計額表示301及び目標額表示302を更新するとともに、関係表示303のバーを伸縮させた上述の表示画面300を生成する。続いて、ステップS109において、ユーザ端末12の表示制御部532は、生成した表示画面を表示部51に表示し、処理を終了する。
続いて、図16を参照して、ステップS101の目標額設定処理の詳細について説明する。初めに、ステップS201において、ユーザ端末12の目標変更部533は、目標額を設定するタイミングであるか否かを判定する。なお、目標額を設定するタイミングは任意のタイミングであってよい。本実施形態のように1ヶ月等の所定期間内の購入額が目標額に到達したか否かを判定する場合には、積算する購入額をリセットするタイミング、例えば、当該期間の開始時を、目標額を設定するタイミングとすることとしてもよい。また、ユーザが目標額の変更を指示したタイミングを目標額を設定するタイミングとしてもよい。このようにユーザが指示したタイミングで目標額を設定する場合、目標額の設定後に積算した購入額をリセットすることが好ましい。
ステップS201の判定においてNOの場合、ユーザ端末12の制御部53は、処理を終了する。他方、当該判定においてYESの場合、ステップS202において、ユーザ端末12の取得部531は、実績記憶部61にアクセスし、設定タイミング直前の所定期間における暫定額を取得する。
続いて、ステップS203において、ユーザ端末12の目標変更部533は、取得した暫定額の総額が所定額以上であるか否かを判定する。この判定がYESの場合、ステップS204において、目標変更部533は、通常の目標額を設定し、処理を終了する。他方、ステップS203の判定がNOの場合、ステップS205において、目標変更部533は、ステップS204において設定した目標額よりも低い目標額を設定し、処理を終了する。なお、ステップS204及びステップS205において、目標変更部533は、設定した目標額に応じて付与する特典を設定することとしてもよい。
以上、目標額設定処理の一例について説明した。なお、図16に示す処理は、目標額の設定方法の一例に過ぎず、個々の条件等は任意に変更することができる。一例として、図12に示す例では、ステップS203の判定において、設定タイミング直前の所定期間における暫定額が所定額以上であるか否かを判定することとしている。この点、例えば、過去1年間において目標額を達成した回数/達成しない回数、直近の数ヶ月において連続して目標額を達成した/達成しない等の任意の条件に基づいて判定することとしてもよい。また、設定する目標額もこれら条件に応じて適宜調整され設定される。
また、目標額の設定は、ユーザ端末12ではなく、電子通貨管理装置10において行うこととしてもよい。
[第1実施形態における効果]
以上説明した本実施形態のユーザ端末12によれば、商品等の購入額が確定するまでは当該購入額の暫定値である暫定額に基づいて目標額との関係性を表示する。これにより、購入額の確定までに時間がかかる場合であっても、カード11の利用実績を反映することができるため、ユーザはあとどれくらい利用すれば目標額に到達するかを把握することができる。これにより、店舗における商品の購入から実際の購入額の確定までに時間がかかる場合であっても、ユーザに対して適切にカード11の利用実態を通知することができる。
なお、ユーザ端末12では、購入額が確定すると、確定額と暫定額との相違に基づいて目標額との関係性を更新するため、ユーザは、正確な利用実態を把握することができ、好適である。
また、暫定額が目標額に到達した場合ではなく、確定額が目標額に到達した場合に、目標達成画像を表示するため、ユーザに対して目標を達成したことを誤って通知してしまうことがなく、好適である。
また、あまり商品等を購入しないユーザと、頻繁に商品等を購入するユーザとに同じ目標額を設定したのでは、前者のユーザにとってみると目標達成が困難であるため、カード11を利用する意思がそがれてしまう。また、後者のユーザにとってみると、すぐに目標が達成されてしまうため、カード11を利用する意思があるものの利用を止めてしまう可能性がある。
この点、本実施形態では、ユーザの過去の利用実績に基づいて目標額を変更することとしているため、ユーザに合った目標額を設定することができ、ユーザに応じた利用を促すことができる。
[第2実施形態]
続いて、図17を参照して、本発明の実績表示装置の第2実施形態について説明する。第1実施形態の実績表示装置では、商品等の購入額と目標額との関係性を表示していたが、第2実施形態の実績表示装置では、購入額に応じて付与されるポイントと目標獲得数との関係性を表示することとしている。
図17は、第2実施形態の実績表示装置に相当するユーザ端末12に表示される表示画面400の一例を示す図である。
図17に示すように、表示画面400には、購入額表示410と、ポイント数表示420とが含まれる。なお、購入額表示410は、表示画面300(図13参照)と同様の表示であるため、説明を省略する。
ポイント数表示420は、合計ポイント表示421と、目標ポイント表示422と、関係表示423と、を含む。
合計ポイント表示421は、所定期間(例えば、1ヶ月間)内における商品等の購入に対して付与されたポイント数の合計値を示す。なお、合計ポイント表示421に表示されるポイント数は、確定額に基づいて付与されたポイントと暫定額に基づいて付与されたポイントとの和(但し、確定額に重複する暫定額に基づいて付与されたポイントは除く)である。
目標ポイント表示422は、目標獲得数に到達するまでの残りポイント数を示す。図17に示す例では、付与されたポイント数の合計値が「40pt」であり、目標獲得数が「200pt」であることから、目標ポイント表示422では、目標獲得数まであと「160pt」であることが表示されている。
関係表示423は、ポイント数の合計値の増加に伴い、目標獲得数が示す枠内をポイント数の合計値が示すバーが伸びることで、目標獲得数とポイント数の合計値との関係性を示す。
このように購入額の合計値だけでなく、ポイント数の合計値と目標獲得数との関係を表示するため、ユーザに対してポイントの獲得を適切に促すことができ、ユーザによるカード11の利用を促進させることができる。
なお、ポイント数表示420の更新は、第1実施形態と同様の方法により行われるため、説明を省略する。
[第3実施形態]
続いて、図18及び図19を参照して、本発明の実績表示装置の第3実施形態について説明する。カード11の利用に応じてポイントが付与されると、ユーザは、当該ポイントを利用して商品等を購入することがある。第1実施形態及び第2実施形態の実績表示装置では、利用したポイントと支払った金額とを区別することなく表示することとしているが、第3実施形態の実績表示装置では、利用したポイントと支払った金額とを区別して表示することとしている。
図18は、第3実施形態の実績表示装置に相当するユーザ端末12に表示される表示画面500の一例を示す図である。図18に示すように、表示画面500には、利用実績表示501と、関係表示502とが含まれる。
利用実績表示501は、所定期間(例えば、1ヵ月間)内における購入額の合計値と利用したポイントの合計値とを示す。図18に示す例では、購入額の合計値が「5000円」であり、そのうちの「500円」分をポイントを利用して支払っていることが表示されている。なお、「500円」分のポイントを利用することで、ユーザが実際に支払った金額が「5000円」から「4500円」に割り引かれることになるため、利用したポイント数は、割引額と捉えることができる。
関係表示502は、購入額の合計値の増加に伴い、目標額が示す枠内を購入額の合計値が示すバーが伸びることで、目標額と購入額の合計値との関係性を示す。このとき、関係表示502では、商品購入に伴いユーザが支払う金額(図12に示すカード代金)と、ポイントの利用により割り引かれた金額(図12に示す利用ポイント)と、の関係性も併せて表示する。図18に示す例では、購入額の合計値のうちの一部が、ポイントの利用による割引額であることが表示されている。ここで、購入額の合計値は、暫定額と確定額との和であるため、関係表示502は、暫定額と割引額との関係を示す割引情報であるといえる。
このように購入額の合計値と割引額との関係を表示することで、ユーザは、ポイントの利用によりどれだけ得したかを視覚的に把握することができるため、ポイントの利用促進に繋がるとともに、ポイントの獲得を促すことができる。
なお、このような購入額の合計値と割引額との関係は、商品又はサービスを販売する店舗に関連付けて表示することとしてもよい。図19は、購入額の合計値と割引額との関係を店舗毎に表示した表示画面510の一例を示す図である。
図19に示すように、表示画面510は、第1店舗表示511と、第2店舗表示512とを含む。第1店舗表示511は、店舗Aにおける購入額の合計値と割引額との関係を示し、第2店舗表示512は、店舗Bにおける購入額の合計値と割引額との関係を示す。
このような表示画面510により、ユーザは、ポイントの利用による割引を受けている店舗を視覚的に把握することができる。
なお、ポイントを利用する際の換金レートは、全店舗「1pt=1円」のように店舗に限らず一律一定にしてもよく、また、店舗A「1pt=2円」店舗B「1pt=1円」のように店舗に応じて変えることとしてもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。特に、装置の分散・統合の具体的な実施形態は以上に図示するものに限られず、その全部又は一部について、種々の付加等に応じて、又は、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
S・・・電子通貨管理システム、1・・・ユーザ機器、11・・・カード、12・・・ユーザ端末、2・・・カード管理サーバ、10・・・電子通貨管理装置、3・・・キャリアサーバ、4・・・ポイント管理サーバ、51・・・表示部、52・・・記憶部、53・・・制御部、531・・・取得部、532・・・表示制御部、533・・・目標変更部、61・・・実績記憶部、50・・・決済NW

Claims (9)

  1. カードを用いて商品又はサービスを購入した実績を表示する実績表示装置であって、
    前記カードを用いて商品又はサービスを購入する目標額を記憶する記憶部と、
    前記実績を管理する実績管理装置に前記実績表示装置のユーザを識別するユーザ識別情報を送信し、前記実績管理装置において前記ユーザ識別情報に関連付けられている、前記カードを用いて購入した金額が確定していない商品又はサービスの購入額である暫定額と、前記カードを用いて購入した金額が確定した商品又はサービスの購入額である確定額とを前記実績管理装置から取得する取得部と、
    前記目標額に対する、前記カードを用いて購入した複数の商品又はサービスに対応する前記暫定額と前記確定額との和割合を示す画像を表示する表示部と、
    を備える実績表示装置。
  2. 前記表示部は、国際ブランドの決済ネットワークを利用して予めチャージしておいた金額に基づいて利用額の決済を行えるプリペイドカードである前記カードを用いて購入した複数の商品又はサービスに対応する前記暫定額と前記確定額との和を示す画像を表示する、
    請求項1に記載の実績表示装置。
  3. 前記記憶部は、前記カードを用いて商品又はサービスを購入する際に付与されるポイント数の目標獲得数を記憶し、
    前記取得部は、前記カードを用いて商品又はサービスを購入した金額が確定した確定額に基づいて付与されたポイントと前記暫定額に基づいて付与されたポイントとを取得し、
    前記表示部は、前記確定額に基づいて付与されたポイントと前記暫定額に基づいて付与されたポイントとの和である合計ポイント数と、前記目標獲得数に到達するまでの残りポイント数とを表示する、
    請求項1又は2に記載の実績表示装置。
  4. 所定期間内の前記暫定額に基づいて、前記目標額を変更する目標変更部を更に備え、
    前記表示部は、前記目標変更部が前記目標額を変更すると、変更後の前記目標額に対する、前記暫定額と前記確定額との和割合を示す画像を表示する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の実績表示装置。
  5. 前記記憶部は、前記カードを用いて商品又はサービスを購入する際に付与されるポイント数の目標獲得数を記憶し、
    前記取得部は、前記確定額に基づいて付与されたポイントと、前記確定額に重複する前記暫定額に基づいて付与されたポイントを除く前記暫定額に基づいて付与されたポイントとの和である合計ポイント数を取得し、
    前記表示部は、前記目標獲得数に対する前記合計ポイント数の割合を示す画像を表示する、
    請求項1又は2に記載の実績表示装置。
  6. 前記取得部は、商品又はサービスを購入した際にポイントの利用により割り引かれた金額である割引額を取得し、
    前記表示部は、前記カードを用いて購入した複数の商品又はサービスに対応する前記暫定額と前記確定額との和と、前記割引額とを表示する
    請求項5に記載の実績表示装置。
  7. 前記表示部は、商品又はサービスを販売する店舗に関連付けて、店舗毎に購入額の合計値と割引額とを表示する、又は店舗毎に購入額の合計値に含まれる割引額の割合を表示する、
    請求項6に記載の実績表示装置。
  8. カードを用いて商品又はサービスを購入した実績を表示するための表示用プログラムであって、
    コンピュータに、
    前記カードを用いて商品又はサービスを購入する目標額を記憶部に記憶させる手順と、
    前記実績を管理する実績管理装置にユーザを識別するユーザ識別情報を送信させ、前記実績管理装置において前記ユーザ識別情報に関連付けられている前記カードを用いて商品又はサービスを購入した金額が確定する前の購入額である暫定額を前記実績管理装置から取得させる手順と、
    前記目標額に対する、前記カードを用いて商品又はサービスを購入した金額が確定した確定額と前記暫定額との和割合を示す画像を表示部に表示させる手順と、
    を実行させる表示用プログラム。
  9. カードを用いて商品又はサービスを購入した実績を表示する実績表示装置と、前記実績を管理する実績管理装置と、を備える実績管理システムであって、
    前記実績管理装置は、前記カードを示すカード識別情報と、前記カード識別情報が示すカードを用いて商品又はサービスを購入した金額が確定する前の購入額である暫定額と、前記カードを用いて商品又はサービスを購入する目標額とを、前記実績表示装置のユーザを示すユーザ識別情報に関連付けて記憶する記憶部を有し、
    前記実績表示装置は、
    前記実績管理装置に前記ユーザ識別情報を送信し、前記実績管理装置において前記ユーザ識別情報に関連付けられている前記目標額及び前記暫定額を取得する取得部と、
    前記目標額に対する、前記カードを用いて商品又はサービスを購入した金額が確定した確定額と前記暫定額との和割合を示す画像を表示する表示部と、
    を有する実績表示システム。
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