JP6393369B2 - ポイント管理サーバ、決済情報表示システム、決済情報表示方法、及び表示装置 - Google Patents
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Description
本発明は、ユーザに付与されたポイントを管理する技術に関する。
従来、金銭価値を有するクレジット、ポイント及びクーポン等の電子通貨の残高は、コンピュータにおいて管理されており、ユーザは、当該コンピュータを介して電子通貨の残高等を把握することができる。このような管理システムとして、例えば、特許文献1には、カードを読み込むと当該カードを用いた決済に関する情報を表示する方法が開示されている。
ところで、商取引に用いられるカードとしては、クレジットカード、プリペイドカード等の多様なカードが知られている。特に、クレジットカードを用いた決済では、利用枠の確保を行った後に、店舗が売上処理を行うことで決済が行われる。利用枠を確保してから売上処理が行われるまでには、所定日数のずれが生じることが一般的であるため、クレジットカードを利用したタイミングでの金額は、売上処理が行われたタイミングの金額と異なることがある。例えば、海外でクレジットカードを用いた場合には、為替の影響により購入時と請求時とで金額が異なることがあり、クレジットカードを利用した金額に対して付与されたポイントを管理する場合に問題になることがあった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、クレジットカードを利用した決済に対するポイントを適切に管理する技術を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様においては、クレジットカードの利用に対する請求額のうちの確定額に基づいてユーザに付与された確定ポイントと、前記請求額のうちの未確定額に基づいて前記ユーザに付与された仮ポイントとを記憶するポイント記憶部と、前記仮ポイントを付与した前記未確定額の決済を行った決済種別に基づいて、前記確定ポイントに前記仮ポイントを合計するか否かを判定する判定部と、を備えるポイント管理サーバを提供する。
前記判定部は、前記クレジットカードが国内で利用されたか、国外で利用されたかに基づいて、前記確定ポイントに前記仮ポイントを合計するか否かを判定してもよい。
前記ポイント管理サーバは、前記未確定額が確定したことを条件に、当該未確定額に基づき付与された仮ポイントを、確定後の確定額に基づいて付与される確定ポイントに更新する更新部を更に備えていてもよい。
例えば、前記更新部は、前記クレジットカードの利用額が確定すると、確定額に応じた確定ポイントを算出し前記ユーザに付与し、前記利用額が確定する前の未確定額に基づいて付与していた仮ポイントを削除する。
前記ポイント管理サーバは、前記仮ポイントを付与した前記未確定額の決済を行った決済種別に基づいて、前記確定ポイントに前記仮ポイントを合計した合計ポイントを、前記ユーザに付与されたポイントを表示する表示装置に送信する通信部を更に備えていてもよい。前記通信部は、前記確定ポイントと、前記仮ポイントとを、前記表示装置に送信してもよい。
本発明の第2の態様においては、ユーザに対して決済情報を表示する表示装置と、ユーザに付与されたポイントを管理するポイント管理サーバとを含んで構成される決済情報表示システムであって、前記ポイント管理サーバは、クレジットカードの利用に対する請求額のうちの確定額に基づいて前記ユーザに付与された確定ポイントと、前記請求額のうちの未確定額に基づいて前記ユーザに付与された仮ポイントとを記憶するポイント記憶部と、前記仮ポイントが付与された前記未確定額の決済を行った決済種別に基づいて、前記確定ポイントに前記仮ポイントを合計するか否かを判定する判定部と、を備え、前記表示装置は、前記ポイント管理サーバから前記確定ポイントに前記仮ポイントが合計された合計ポイントを取得する取得部と、表示画面において前記合計ポイントを表示する表示制御部と、を備える決済情報表示システムを提供する。
本発明の第3の態様においては、表示装置の表示画面にクレジットカードの決済情報を表示する決済情報表示方法であって、ポイント管理サーバにおいて、前記クレジットカードの利用に対する請求額のうちの確定額に基づいてユーザに付与された確定ポイントと、前記請求額のうちの未確定額に基づいて前記ユーザに付与された仮ポイントとを記憶するステップと、前記仮ポイントが付与された前記未確定額の決済を行った決済種別に基づいて、前記確定ポイントに前記仮ポイントを合計するか否かを判定するステップと、前記表示装置において、前記ポイント管理サーバから、前記確定ポイントに前記仮ポイントが合計された合計ポイントを取得するステップと、前記合計ポイントを表示画面に表示するステップと、を含む決済情報表示方法を提供する。
本発明の第4の態様においては、クレジットカードの利用に対する請求額のうちの確定額に基づいてユーザに付与された確定ポイントと、前記請求額のうちの未確定額に基づいて前記ユーザに付与された仮ポイントとを取得するポイント取得部と、前記仮ポイントを付与した前記未確定額の決済を行った決済種別に基づいて、前記確定ポイントに前記仮ポイントを合計するか否かを判定する判定部と、表示画面において、前記確定ポイントに前記仮ポイントが合計された合計ポイントを表示する表示制御部と、を備える表示装置を提供する。
本発明によれば、クレジットカードを利用した決済に対するポイントを適切に管理することができる。
[電子通貨管理システムSの概要]
初めに、図1を参照して、電子通貨管理システムSの概要について説明する。電子通貨管理システムSは、ユーザに付与されたポイントを管理し、ユーザの携帯電話(以下、「ユーザ端末12」と呼ぶ)から当該ポイントの利用を可能にするシステムである。
電子通貨管理システムSでは、ユーザには様々な観点からポイントが付与される。一例として、ユーザには、当該ユーザが所有するクレジットカード及びプリペイドカード(以下、両者を総称して「カード11」と呼ぶ)の利用、並びにユーザ端末12の利用等に応じてポイントが付与される。なお、本実施形態において、ポイントとは、金銭価値を有する無形の通貨であり、電子マネーのように特定のサービスにおいて決済に利用することができるものである。
初めに、図1を参照して、電子通貨管理システムSの概要について説明する。電子通貨管理システムSは、ユーザに付与されたポイントを管理し、ユーザの携帯電話(以下、「ユーザ端末12」と呼ぶ)から当該ポイントの利用を可能にするシステムである。
電子通貨管理システムSでは、ユーザには様々な観点からポイントが付与される。一例として、ユーザには、当該ユーザが所有するクレジットカード及びプリペイドカード(以下、両者を総称して「カード11」と呼ぶ)の利用、並びにユーザ端末12の利用等に応じてポイントが付与される。なお、本実施形態において、ポイントとは、金銭価値を有する無形の通貨であり、電子マネーのように特定のサービスにおいて決済に利用することができるものである。
電子通貨管理システムSは、ユーザ端末12がアクセス可能な電子通貨管理装置10を備え、同一のユーザに対して様々な観点から付与されたポイントは、電子通貨管理装置10においてユーザ毎に統合して管理される。電子通貨管理システムSは、電子通貨管理装置10において一元管理されているポイントをユーザからの要求に応じて提供することで、ユーザが利用可能な合計ポイントの全てをまとめて把握可能にしている。
以下、電子通貨管理システムSを実現するための具体的な構成の一例について説明する。
以下、電子通貨管理システムSを実現するための具体的な構成の一例について説明する。
[電子通貨管理システムSのシステム構成]
図2は、電子通貨管理システムSのシステム構成の一例を示す図である。図2に示すように、電子通貨管理システムSは、ユーザ機器1と、ユーザ機器1がアクセス可能な電子通貨管理装置10と、を含んで構成される。電子通貨管理装置10は、カード管理サーバ2と、キャリアサーバ3と、ポイント管理サーバ4と、を含んで構成される。
図2は、電子通貨管理システムSのシステム構成の一例を示す図である。図2に示すように、電子通貨管理システムSは、ユーザ機器1と、ユーザ機器1がアクセス可能な電子通貨管理装置10と、を含んで構成される。電子通貨管理装置10は、カード管理サーバ2と、キャリアサーバ3と、ポイント管理サーバ4と、を含んで構成される。
ユーザ機器1は、電子通貨管理システムSが提供するサービスを利用する各ユーザが用いる機器であり、カード11と、ユーザ端末12と、を含む。
カード11は、国際ブランドの決済NW50を利用して決済を行うカードであり、クレジットカード決済により購入額を後払いすることができるクレジットカード、又は予めチャージしておいた金額に基づいて購入額の決済を行うことができるプリペイドカード、又は、チャージ額を後払いするポストペイ型カードである。なお、カード11として、これらの決済方式の何れかを選択可能な統合型のカードを用いることとしてもよい。
ユーザ端末12は、通信キャリアが提供する通信NWを介して通信(通話)を行う通信装置であり、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレットPC等である。ユーザ端末12には、所定のアプリケーションプログラムがインストールされており、当該プログラムに基づき実行されるアプリケーションを介して、ユーザ端末12からカード11の管理をすることができる。
カード管理サーバ2は、カード11の利用履歴として、プリペイド方式の決済に対応する利用履歴と、クレジットカード決済方式に対応する利用履歴とをユーザ毎に管理するサーバである。ここで、図3(A)及び図3(B)にカード管理サーバ2に記憶される各種情報の一例を示す。図3(A)は、プリペイド方式の決済に伴いカード管理サーバ2に記憶される情報の一例を示し、図3(B)は、クレジットカード決済方式に伴いカード管理サーバ2に記憶される情報の一例を示す。
図3(A)に示すように、カード管理サーバ2では、管理番号に関連付けてプリペイドカード番号、残高、及び利用履歴等の各種情報を記憶する。また、図3(B)に示すように、カード管理サーバ2では、管理番号に関連付けてクレジットカード番号、請求額、及び利用履歴等の各種情報を記憶する。以下、プリペイドカード番号及びクレジットカード番号の双方を示すとき、単に「カード番号」と呼ぶ。
図3(A)に示すように、カード管理サーバ2では、管理番号に関連付けてプリペイドカード番号、残高、及び利用履歴等の各種情報を記憶する。また、図3(B)に示すように、カード管理サーバ2では、管理番号に関連付けてクレジットカード番号、請求額、及び利用履歴等の各種情報を記憶する。以下、プリペイドカード番号及びクレジットカード番号の双方を示すとき、単に「カード番号」と呼ぶ。
カード番号は、カード11に設定された概ね16桁の英数字からなる番号であり、カード11を識別するための識別情報である。管理番号は、カード番号に対して一意に対応する番号であり、他サーバと連携する際にカード番号に代えてカード11を識別するために用いられる。
残高は、カード11に設定されたプリペイドカード番号によって指定される口座にチャージされた金額の残高を示す情報である。請求額は、カード11に設定されたクレジットカード番号によって所定期間内(例えば、締日から1カ月間)に決済された金額の合計を示す情報である。利用履歴は、カード11を用いた買い物の履歴であり、購入日時、購入対象の商品/サービス、購入額、購入場所(店舗名)等を含む。
図2に戻り、キャリアサーバ3は、通信キャリアが用いるサーバであり、ユーザ端末12の利用に関する利用履歴を管理する。ユーザ端末12の利用とは、例えばユーザ端末12を用いたコンテンツ又は商品購入の決済及び通信料金に伴う利用を含む。キャリアサーバ3は、ユーザ端末12の利用履歴に基づいて請求額を算出し、ユーザに対して請求する。
また、キャリアサーバ3は、電子通貨管理システムSにおけるサービスをユーザ端末12に提供する入口(ポータル)として機能する。例えば、キャリアサーバ3は、ユーザ端末12からの要求に応じて、カード11に関する情報(例えば、プリペイドカードのチャージ金額の残高、及びクレジットカードの所定期間内の請求額等)をカード管理サーバ2から取得し、ユーザ端末12に通知する。同様に、キャリアサーバ3は、ユーザIDに関連付けられたポイントをポイント管理サーバ4から取得し、ユーザ端末12にポイントの残数を通知する。
ここで、図3(C)にキャリアサーバ3において管理される各種情報の一例を示す。図3(C)に示すように、キャリアサーバ3では、ユーザIDに関連付けて、ユーザ端末12の電話番号、請求額、利用履歴、契約ID、及び契約者名等の各種情報を記憶する。
ユーザIDは、ユーザ端末12又は当該ユーザ端末12を用いるユーザを識別する識別情報である。電話番号は、通信端末であるユーザ端末12に設定された電話番号である。
ユーザIDは、ユーザ端末12又は当該ユーザ端末12を用いるユーザを識別する識別情報である。電話番号は、通信端末であるユーザ端末12に設定された電話番号である。
また、請求額は、ユーザ端末12の利用に伴いユーザに対して請求する金額であり、例えば、通信料金、ユーザ端末12で利用したコンテンツの利用料金を含む。なお、通信キャリアによっては、携帯電話だけでなく、固定電話やケーブルテレビ等の複合的なサービスをユーザに提供することがあるため、請求額には、ユーザIDが示すユーザに対して提供しているサービスに関する料金を含めることとしてもよい。利用履歴は、ユーザ端末12の利用に伴う決済に関する履歴であり、請求が発生した利用態様の種別(例えば、コンテンツの利用料金、通信料金等)や日時を含む。
また、契約IDは、通信キャリアと結んだ契約を識別する識別情報であり、契約者が、当該契約を行ったことを示す情報である。通信キャリアでは、通信料金を同一人又は家族の範囲でまとめて請求することがある。契約ID及び契約者名は、通信料金の請求をまとめる範囲、及びまとめた通信料金を請求する対象を判別するための情報である。
なお、図示しないものの、キャリアサーバ3は、ユーザIDに関連付けて、ユーザ端末12の契約期限、契約日時等の契約に関する情報、また、ユーザ端末12の利用に応じた請求額の支払いが済んでいる/遅延しているといった通信料金の支払いに関する情報を記憶することとしてもよい。
なお、図示しないものの、キャリアサーバ3は、ユーザIDに関連付けて、ユーザ端末12の契約期限、契約日時等の契約に関する情報、また、ユーザ端末12の利用に応じた請求額の支払いが済んでいる/遅延しているといった通信料金の支払いに関する情報を記憶することとしてもよい。
図2に戻り、ポイント管理サーバ4は、カード管理サーバ2が管理するカード11の利用履歴、及びキャリアサーバ3が管理するユーザ端末12の利用履歴を取得し、当該利用履歴に基づきユーザに付与するポイントを管理する。具体的には、ポイント管理サーバ4は、カード11の利用(例えば、カードを用いた買い物)に基づき付与されるポイントと、カード11以外の利用(例えば、ユーザ端末12を用いたコンテンツの購入やユーザ端末12の通信料金の支払い)に基づき付与されるポイントとを統合して、ユーザに関連付けて管理する。
ここで、図4(A)及び図4(B)にポイント管理サーバ4において管理される各種情報の一例を示す。
ここで、図4(A)及び図4(B)にポイント管理サーバ4において管理される各種情報の一例を示す。
図4(A)に示すように、ポイント管理サーバ4では、管理番号及びユーザIDに関連付けて、日時、利用履歴、確定ポイント、仮ポイント、及び合計ポイント等の各種情報を記憶する。ユーザIDは、ユーザ端末12を用いるユーザを識別する識別情報であり、キャリアサーバ3と連携する際に用いられる。管理番号は、カード番号に一意に対応する番号であり、カード管理サーバ2と連携する際に用いられる。日時は、カード11やユーザ端末12の利用に伴いポイントが付与された日時、又は付与されたポイントが利用された日時である。また、利用履歴は、ポイントの付与に関する履歴、又はポイントの利用に関する履歴を示す。
また、確定ポイント及び仮ポイントは、カード管理サーバ2から取得したカード11の利用履歴(即ち、購入した商品の決済金額)、及びキャリアサーバ3から取得した請求額に基づき、対応するユーザに対して付与したポイント数、又は当該ユーザが利用したポイント数を示す情報である。クレジットカードを用いた決済では、利用枠の確保を行った後に、店舗が売上処理を行うことで決済が行われる。利用枠を確保してから売上処理が行われるまでには、所定日数のずれが生じることが一般的であるため、クレジットカードを利用したタイミングでの金額は、売上処理が行われたタイミングの金額と異なることがある。例えば、海外でクレジットカードを用いた場合には、為替の影響により購入時と請求時とで金額が異なることがある。
確定ポイントは、確定した金額に基づいて付与されるポイントであり、仮ポイントは、未確定の金額に基づいて付与されるポイントである。また、合計ポイントは、ユーザに付与したポイントの合計数であり、確定ポイントの合計数、仮ポイントの合計数、及び確定ポイントと仮ポイントとの合計数を示す。
図4(A)に示す例の場合、ユーザID「TARO97」には、日時A〜E等におけるカード11及びユーザ端末12の利用に伴い確定ポイントが合計で「880P」付与され、仮ポイントが合計で「170P」付与され、確定ポイントと仮ポイントとを併せて「1050P」付与されている。
図4(A)に示す例の場合、ユーザID「TARO97」には、日時A〜E等におけるカード11及びユーザ端末12の利用に伴い確定ポイントが合計で「880P」付与され、仮ポイントが合計で「170P」付与され、確定ポイントと仮ポイントとを併せて「1050P」付与されている。
また、図4(B)に示すように、ポイント管理サーバ4では、購入額や請求額に基づいて付与するポイントを算出するためのポイント付与レートを、利用形態に関連付けて記憶する。利用形態としては、カード11の利用又はユーザ端末12の利用が考えられるが、これら以外にも、カード11を利用した店舗が通常店であるか、ポイント優遇店であるか等に応じて、レートを異ならせることとしてもよい。カード11を利用した店舗を示す情報は、カード管理サーバ2から利用履歴を受信することで、取得することができる。
なお、ポイント管理サーバ4では、ユーザ端末12を用いたサービスの提供者との契約が解除された場合に、ポイントを利用できない状態に変更してもよい。例えば、通信キャリアが、ユーザ端末12を用いた通信サービスを提供し、通信料金に応じたポイントをユーザ端末12のユーザに付与しているとする。この場合において、ポイント管理サーバ4は、ユーザ端末12のユーザが通信キャリアとの契約を解除した旨の情報をキャリアサーバ3から取得すると、ユーザ端末12に関連付けて記憶しているポイントを削除することとしてもよい。また、ポイント管理サーバ4は、ユーザ端末12のユーザが通信キャリアとの契約を解除した旨の情報を取得すると、ポイントを利用できない旨を示すフラグを付加した状態でポイント残高を記憶してもよい。この場合には、ポイント管理サーバ4は、契約を解除してから所定期間以内に契約を再開したという通知を受けた場合に、上記のフラグを変更することにより、ポイントを利用できるようにしてもよい。
以上の構成の電子通貨管理システムSでは、カード管理サーバ2と、キャリアサーバ3と、ポイント管理サーバ4とを連携することにより、様々な方法で付与したポイントを統合して管理する。具体的には、電子通貨管理システムSでは、カード番号及びユーザIDの双方に対して管理番号を関連付け、この管理番号を用いてカード11の利用とユーザ端末12の利用とを紐づけることで、ポイント管理サーバ4は、クレジットカード、プリペイドカード及びユーザ端末12の利用に伴い付与したポイントを統合し、管理する。
[電子通貨管理システムSの動作]
以上、電子通貨管理システムSの構成について説明した。続いて、図5〜図8を参照して、電子通貨管理システムSの基本的な動作について説明する。
以上、電子通貨管理システムSの構成について説明した。続いて、図5〜図8を参照して、電子通貨管理システムSの基本的な動作について説明する。
[カード11利用時の動作]
初めに、図5を参照して、カード11を用いて決済を行う際の動作について説明する。なお、カード11は、現実の店舗やインターネット上の仮想店舗で用いることができる。
ステップS11において、カード11の利用に伴い、国際ブランドが提供する決済NW50には、カード11のカード番号及び商品購入に関する情報が通知される。例えば、現実の店舗で商品を購入する場合、カードリーダーを介してカード11を読み取ることで、カード11の情報が決済NW50に通知され、仮想店舗で商品を購入する場合、ユーザ端末12から所定の情報が送信されることで、カード11の情報が決済NW50に通知される。なお、商品購入に関する情報とは、例えば、購入日時、購入額、購入した商品、購入した店舗等の情報である。
初めに、図5を参照して、カード11を用いて決済を行う際の動作について説明する。なお、カード11は、現実の店舗やインターネット上の仮想店舗で用いることができる。
ステップS11において、カード11の利用に伴い、国際ブランドが提供する決済NW50には、カード11のカード番号及び商品購入に関する情報が通知される。例えば、現実の店舗で商品を購入する場合、カードリーダーを介してカード11を読み取ることで、カード11の情報が決済NW50に通知され、仮想店舗で商品を購入する場合、ユーザ端末12から所定の情報が送信されることで、カード11の情報が決済NW50に通知される。なお、商品購入に関する情報とは、例えば、購入日時、購入額、購入した商品、購入した店舗等の情報である。
決済NW50において所定の決済処理が行われる際には、ステップS12において、決済NW50からカード管理サーバ2に対してカード番号及び商品購入に関する情報が通知される。カード管理サーバ2は、図3(A)及び図3(B)に示すように、クレジットカード番号、及びプリペイドカード番号の夫々に関連付けて各種情報を管理しており、決済を行ったカード番号と、商品又はサービスの購入に関する情報を受信すると、受信したカード番号に関連する決済方式に対応する利用履歴に、当該情報に対応する利用履歴を追加する。
例えば、プリペイドカードが用いられた場合、ステップS13Aにおいて、カード管理サーバ2は、受信したプリペイドカード番号に関連付けられている残高から購入額を減算するとともに、利用履歴を追加する。
また、クレジットカードが用いられた場合、ステップS13Bにおいて、カード管理サーバ2は、受信したクレジットカード番号に関連付けられている請求額に購入額を加算するとともに、利用履歴を追加する。なお、クレジットカードによる決済では、購入額が確定している場合もあれば、確定していない場合もあるため、カード管理サーバ2は、確定した購入額であるか、未確定の購入額であるかを判別可能にカード11の利用履歴を管理することが好ましい。
また、クレジットカードが用いられた場合、ステップS13Bにおいて、カード管理サーバ2は、受信したクレジットカード番号に関連付けられている請求額に購入額を加算するとともに、利用履歴を追加する。なお、クレジットカードによる決済では、購入額が確定している場合もあれば、確定していない場合もあるため、カード管理サーバ2は、確定した購入額であるか、未確定の購入額であるかを判別可能にカード11の利用履歴を管理することが好ましい。
続いて、ステップS15において、カード管理サーバ2は、ポイント管理サーバ4に対して、ステップS14で特定した管理番号とともに商品購入に関する情報を通知する。ポイント管理サーバ4では、取得した商品購入に関する情報に基づいて、管理番号に対応するユーザIDに関連付けられたポイントを更新する。
[ユーザ端末12利用時の動作]
続いて、図6を参照して、ユーザ端末12を用いて決済を行う際の動作について説明する。通信キャリアでは、ユーザ端末12の通信料金と併せてサービスの利用料金を請求する所謂キャリア決済という決済方法が知られている。図6は、キャリア決済が行われる場合の動作例を示す。
ユーザ端末12において有料のサービスを利用し、当該サービスの決済をキャリア決済で行うことをユーザが望むと、ステップS21において、ユーザ端末12は、ユーザ端末12の利用に関する情報をユーザIDに関連付けてキャリアサーバ3に対して通知する。なお、ユーザ端末12の利用に関する情報とは、例えば、サービスを利用した日時、サービスの利用料金や利用したサービス等の情報である。
続いて、図6を参照して、ユーザ端末12を用いて決済を行う際の動作について説明する。通信キャリアでは、ユーザ端末12の通信料金と併せてサービスの利用料金を請求する所謂キャリア決済という決済方法が知られている。図6は、キャリア決済が行われる場合の動作例を示す。
ユーザ端末12において有料のサービスを利用し、当該サービスの決済をキャリア決済で行うことをユーザが望むと、ステップS21において、ユーザ端末12は、ユーザ端末12の利用に関する情報をユーザIDに関連付けてキャリアサーバ3に対して通知する。なお、ユーザ端末12の利用に関する情報とは、例えば、サービスを利用した日時、サービスの利用料金や利用したサービス等の情報である。
キャリアサーバ3は、図3(C)に示すように、ユーザIDに関連付けて各種情報を管理しており、キャリア決済を行ったユーザIDと、ユーザ端末12の利用に関する情報とを受信すると、受信したユーザIDに対応する利用履歴に、当該情報に対応する利用履歴を追加する。例えば、ステップS22において、キャリアサーバ3は、受信したユーザIDに関連付けられている請求額にサービスの利用料金を加算するとともに、利用したサービス名や利用日時を利用履歴に追加する。
続いて、ステップS23において、キャリアサーバ3は、ポイント管理サーバ4に対して、ユーザIDとともにユーザ端末12の利用に関する情報を通知する。ポイント管理サーバ4では、取得した情報に基づいて、ユーザIDに関連付けられたポイントを更新する。
[ポイント付与時の動作]
続いて、図7を参照して、ユーザに対してポイントを付与する際の動作について説明する。上述したように、本実施形態の電子通貨管理システムSでは、カード11(プリペイドカード及びクレジットカード)を用いた商品等の購入に応じてポイントを付与するとともに、ユーザ端末12の利用に応じてもポイントを付与する。
続いて、図7を参照して、ユーザに対してポイントを付与する際の動作について説明する。上述したように、本実施形態の電子通貨管理システムSでは、カード11(プリペイドカード及びクレジットカード)を用いた商品等の購入に応じてポイントを付与するとともに、ユーザ端末12の利用に応じてもポイントを付与する。
カード11を用いた商品の購入に応じてポイントを付与する場合、ステップS31において、ポイント管理サーバ4は、カード管理サーバ2から管理番号とともに商品購入に関する情報を取得する。すると、ステップS32において、ポイント管理サーバ4は、商品を購入した店舗に応じたレートを特定し、当該レートに基づいて購入額に応じたポイントを算出する。なお、このステップS31、ステップS32の処理は、ユーザがカード11を用いて商品を購入する度に行われる。
ここで、上述したようにクレジットカードの利用に応じて付与するポイントには、確定ポイントと仮ポイントとが含まれる。この点、ポイント管理サーバ4は、カード管理サーバ2から未確定の購入額を取得した場合には、当該未確定の購入額に応じた仮ポイントを算出し、また、確定した購入額を取得した場合には、確定した購入額に応じた確定ポイントを算出する。
購入額に応じたポイントを算出すると、ステップS35において、ポイント管理サーバ4は、管理番号に対応するユーザIDに関連付けて記憶しているポイントに、算出したポイントを加算する。
なお、未確定の購入額に応じた仮ポイントを付与した後に当該購入額が確定した場合には、ポイント管理サーバ4は、購入額が確定する前に付与していた仮ポイントを削除するとともに、確定した購入額に応じた確定ポイントをユーザに対して付与する。
なお、未確定の購入額に応じた仮ポイントを付与した後に当該購入額が確定した場合には、ポイント管理サーバ4は、購入額が確定する前に付与していた仮ポイントを削除するとともに、確定した購入額に応じた確定ポイントをユーザに対して付与する。
また、ユーザ端末12の利用に応じてポイントを付与する場合、ステップS33において、ポイント管理サーバ4は、キャリアサーバ3からユーザIDとともに請求額を取得する。すると、ステップS34において、ポイント管理サーバ4は、予め定められたレートに基づいて請求額に応じたポイントを算出する。なお、このステップS33、ステップS34の処理は、請求額が確定したタイミング(例えば、月末)に行われる。
請求額に応じたポイントを算出すると、ステップS35において、ポイント管理サーバ4は、ユーザIDに関連付けて記憶しているポイントに、算出したポイントを加算する。
請求額に応じたポイントを算出すると、ステップS35において、ポイント管理サーバ4は、ユーザIDに関連付けて記憶しているポイントに、算出したポイントを加算する。
ここで、ステップS33乃至ステップS35の処理は、プリペイドカード及びクレジットカードの何れも利用しない取引に基づき付与するポイントの一例を示すものであり、これに限られるものではない。例えば、電子通貨管理システムSでは、ユーザの来店時に、当該ユーザが保持するユーザ端末12を利用した来店認証に伴い、ユーザ端末12に紐づけられたユーザIDに対してポイントを付与することもでき、また、カード決済を伴わないショッピング利用時(例えば、銀行振り込みや代金引換取引等)においてログイン情報として利用したユーザIDに対して、決済額に応じたポイントを付与するもの等を含んでもよい。
[ユーザに対してサービスを提供する際の動作]
続いて、図8を参照して、電子通貨管理システムSを利用するユーザに対して当該ユーザ固有のサービスを提供する際の動作について説明する。
続いて、図8を参照して、電子通貨管理システムSを利用するユーザに対して当該ユーザ固有のサービスを提供する際の動作について説明する。
ステップS41において、ユーザ端末12がユーザIDを伴いキャリアサーバ3にアクセスすると、ステップS42において、キャリアサーバ3は、ユーザIDをポイント管理サーバ4に対して通知する。ステップS43において、ポイント管理サーバ4が通知されたユーザIDに応じたサービスに関する情報を取得し、キャリアサーバ3に通知すると、ステップS44において、当該サービスは、キャリアサーバ3からユーザ端末12に対して提供される。
なお、ユーザIDに応じたサービスとは、例えば、当該ユーザが所有するプリペイドカードのチャージ残高を含む利用履歴、クレジットカードの翌月請求額を含む利用履歴、及びユーザに付与されたポイントを確認可能にするサービスである。キャリアサーバ3は、ユーザID(必要に応じて管理番号)に基づいて、ポイント管理サーバ4(必要に応じてカード管理サーバ2)と連携し、これら情報をユーザ端末12に対して提供する。
[実施形態]
本発明の決済情報表示システムSは、以上説明した電子通貨管理システムSにおいて好適に利用される。以下、本発明の決済情報表示システムSを実現するための実施形態の一例について説明する。
本発明の決済情報表示システムSは、以上説明した電子通貨管理システムSにおいて好適に利用される。以下、本発明の決済情報表示システムSを実現するための実施形態の一例について説明する。
[決済情報表示システムSの構成]
初めに、図9を参照して、決済情報表示システムSの構成について説明する。図9に示すように、決済情報表示システムSは、ユーザ毎の決済情報を管理する電子通貨管理装置10、及びユーザに対して決済情報を表示するユーザ端末12を含んで構成される。なお、電子通貨管理装置10は、カード管理サーバ2、キャリアサーバ3及びポイント管理サーバ4のうちの何れか一のサーバにより実現されることとしてもよく、また、カード管理サーバ2、キャリアサーバ3及びポイント管理サーバ4が協働することにより実現されることとしてもよい。
初めに、図9を参照して、決済情報表示システムSの構成について説明する。図9に示すように、決済情報表示システムSは、ユーザ毎の決済情報を管理する電子通貨管理装置10、及びユーザに対して決済情報を表示するユーザ端末12を含んで構成される。なお、電子通貨管理装置10は、カード管理サーバ2、キャリアサーバ3及びポイント管理サーバ4のうちの何れか一のサーバにより実現されることとしてもよく、また、カード管理サーバ2、キャリアサーバ3及びポイント管理サーバ4が協働することにより実現されることとしてもよい。
電子通貨管理装置10は、記憶部71と、制御部72と、を含んで構成される。記憶部71は、ROM及びRAM等のメモリ又はハードディスク等の記憶媒体であり、制御部72を動作させるためのプログラム及び制御部72が動作する際に生成されるデータを記憶する。制御部72は、例えばCPUであり、記憶部71に記憶されたプログラムを実行することにより、各種機能を発揮する。
図9に示すように、記憶部71は、ポイント記憶部711と、カード情報記憶部712と、を含み、制御部72は、更新部721を含む。
図9に示すように、記憶部71は、ポイント記憶部711と、カード情報記憶部712と、を含み、制御部72は、更新部721を含む。
ポイント記憶部711は、サービスを利用するユーザを識別する識別情報(ユーザIDや管理番号)に関連付けて、当該ユーザに付与又は当該ユーザが利用したポイント、及びポイントが付与又は利用された時間情報を記憶する。具体的には、ポイント記憶部711は、プリペイドカードの利用によりユーザに付与された第1ポイント、クレジットカードの利用によりユーザに付与された第2ポイント、プリペイドカード及びクレジットカードの何れも利用しない取引に基づいてユーザに付与された第3ポイント、及びユーザが利用した第4ポイントを記憶する。
なお、第3ポイントとは、ユーザIDに紐づけられた任意の取引に応じて付与されるポイントである。第3ポイントの一例としては、上述したユーザ端末12の利用に応じて付与されるポイントがあげられるが、これに限るものではなく、例えば、来店ポイント等の定期的に(一日一回)で付与されるポイント等も含むこととしてもよく、カード決済を伴わないショッピング利用時においてログイン情報として利用したユーザIDに対して、決済額に応じたポイントを付与するもの等を含んでもよい。
なお、第3ポイントとは、ユーザIDに紐づけられた任意の取引に応じて付与されるポイントである。第3ポイントの一例としては、上述したユーザ端末12の利用に応じて付与されるポイントがあげられるが、これに限るものではなく、例えば、来店ポイント等の定期的に(一日一回)で付与されるポイント等も含むこととしてもよく、カード決済を伴わないショッピング利用時においてログイン情報として利用したユーザIDに対して、決済額に応じたポイントを付与するもの等を含んでもよい。
決済情報表示システムSでは、ポイント表示の対象とするカード11に予め関連付けられたユーザIDを手掛かりに、カード決済に応じて付与された第1ポイント及び第2ポイントだけでなくカード決済を伴わないで付与された第3ポイントを取得し、合算するポイントとする。
また、クレジットカードの利用では金額が確定するまでに時間がかかることから、ポイント記憶部711は、第2ポイントとして、請求額のうちの確定額に基づいて付与される確定ポイントと、請求額のうちの未確定額に基づいて付与される仮ポイントと、を記憶することとしてもよい。
ポイント記憶部711に記憶される情報は、上述した決済情報表示システムSにおけるポイント管理サーバ4に記憶される情報(図4(A))に相当する。例えば、図4(A)に示す「履歴B1」は、クレジットカードの利用によりユーザに付与された第2ポイント(仮ポイント)に対応し、「履歴B3」は、この仮ポイントに対応する請求額が確定した結果、仮ポイントが確定ポイントに更新されたことを示す。また、図4(A)に示す「履歴A1」は、プリペイドカードの利用によりユーザに付与された第1ポイントに対応し、「履歴C1」は、プリペイドカード及びクレジットカードの何れも利用しない取引に基づいてユーザに付与された第3ポイントに対応し、「履歴D1」は、ユーザが利用した第4ポイントに対応する。
カード情報記憶部712は、サービスを利用するユーザを識別する識別情報に関連付けて、プリペイドカードのチャージ残高、及びクレジットカードの利用に関する請求額を記憶する。
カード情報記憶部712に記憶される情報は、上述した決済情報表示システムSにおけるカード管理サーバ2に記憶される情報(図3(A)及び(B))に相当する。なお、図3(A)及び(B)において、カード11の情報は、管理番号に基づいて管理されているが、この管理番号は、図4(A)に示すようにユーザIDに対応付けられているため、カード管理サーバ2は、ユーザを識別する識別情報(ユーザID)に関連付けてカード11に関する情報を記憶しているといえる。
カード情報記憶部712に記憶される情報は、上述した決済情報表示システムSにおけるカード管理サーバ2に記憶される情報(図3(A)及び(B))に相当する。なお、図3(A)及び(B)において、カード11の情報は、管理番号に基づいて管理されているが、この管理番号は、図4(A)に示すようにユーザIDに対応付けられているため、カード管理サーバ2は、ユーザを識別する識別情報(ユーザID)に関連付けてカード11に関する情報を記憶しているといえる。
更新部721は、クレジットカードの請求額のうちの未確定額が確定することを条件に、当該未確定額に基づき付与された仮ポイントを確定後の確定額に基づいて付与される確定ポイントに更新する。具体的には、更新部721は、クレジットカードの利用額が確定すると、対応するポイント付与レート(図4(B)参照)を参照して確定額に応じた確定ポイントを算出し、ユーザに付与する。また、更新部721は、利用額が確定する前の未確定額に基づいて付与していた仮ポイントを削除する。図4(A)に示す例の場合、「履歴B3」において、仮ポイントが「30P」削除され、代わりに確定ポイントが「30P」付与されている。
図9に戻り、ユーザ端末12は、表示部91と、記憶部92と、制御部93と、を含んで構成される。
表示部91は、液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等により構成され、制御部93の制御に基づいて、ユーザが用いるカード11の種別に応じた決済情報を表示する。表示部91には、タッチパネル911が設けられており、ユーザの操作を受け付ける。
表示部91は、液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等により構成され、制御部93の制御に基づいて、ユーザが用いるカード11の種別に応じた決済情報を表示する。表示部91には、タッチパネル911が設けられており、ユーザの操作を受け付ける。
記憶部92は、ROM及びRAM等のメモリ又はハードディスク等の記憶媒体である。記憶部92は、制御部93を動作させるためのプログラム及び制御部93が動作する際に生成されるデータを記憶する。
制御部93は、例えばCPUであり、記憶部92に記憶されたプログラムを実行することにより、取得部931、表示制御部932及び判定部933として機能する。
制御部93は、例えばCPUであり、記憶部92に記憶されたプログラムを実行することにより、取得部931、表示制御部932及び判定部933として機能する。
取得部931は、ユーザ端末12のユーザに対応付けて記憶されている情報を、電子通貨管理装置10から取得する。具体的には、取得部931は、ユーザIDに基づいて、ユーザ端末12のユーザに付与されたポイント又は当該ユーザが利用したポイント(第1ポイント乃至第4ポイント)を、当該ポイントが付与又は利用された時間情報とともに、電子通貨管理装置10から取得する。また、取得部931は、ユーザIDに紐づいた管理番号に基づいて、ユーザ端末12のユーザが所有する、プリペイドカードのチャージ残高、プリペイドカードの利用履歴、クレジットカードの請求額、及びクレジットカードの利用履歴を、電子通貨管理装置10から取得する。
なお、取得部931は、ポイントに関する情報は、電子通貨管理装置10を構成するポイント管理サーバ4から取得し、カード11に関する情報は、電子通貨管理装置10を構成するカード管理サーバ2から取得する。そして、取得部931は、カード管理サーバ2及びポイント管理サーバ4から取得した情報を、ユーザIDや管理番号に基づいて統合する。
なお、取得部931は、ポイントに関する情報は、電子通貨管理装置10を構成するポイント管理サーバ4から取得し、カード11に関する情報は、電子通貨管理装置10を構成するカード管理サーバ2から取得する。そして、取得部931は、カード管理サーバ2及びポイント管理サーバ4から取得した情報を、ユーザIDや管理番号に基づいて統合する。
表示制御部932は、取得部931が取得した各種情報に基づいて、プリペイドカードの決済情報を表示する第1表示画面、又はクレジットカードの決済情報を表示する第2表示画面を、表示部91に表示する。
ここで、表示部91に表示される表示画面の一例を図10に示す。図10(A)は、プリペイドカードの決済情報を表示する表示画面200の一例であり、図10(B)は、クレジットカードの決済情報を表示する表示画面220の一例である。なお、図10に示す表示例は、ユーザID「TARO97」のユーザ(図4(A)等参照)についての表示例である。
ここで、表示部91に表示される表示画面の一例を図10に示す。図10(A)は、プリペイドカードの決済情報を表示する表示画面200の一例であり、図10(B)は、クレジットカードの決済情報を表示する表示画面220の一例である。なお、図10に示す表示例は、ユーザID「TARO97」のユーザ(図4(A)等参照)についての表示例である。
図10(A)に示すように、表示画面200は、プリペイドカードにチャージされている金額の残高を示すカード残高表示201と、ユーザに付与されたポイント数を示すポイント数表示202とを含む。また、図10(B)に示すように、表示画面220は、クレジットカードの利用に伴う翌月の請求額を示す請求額表示221と、ユーザが所有するポイント数を示すポイント数表示222とを含む。
図10に示すように、プリペイドカードの決済情報を表示する表示画面200と、クレジットカードの決済情報を表示する表示画面220とでは、カード残高表示201と請求額表示221との表示は異なるものの、ポイント数表示202、222は共通する。即ち、ユーザが所有するポイント数は、表示画面200,220の双方において表示される。
ここで、ポイントは、プリペイドカードのチャージ残高のように決済に利用することができ、支払いに割り当てることができる。そのため、所有するポイントを、ポイントが付与されるきっかけとなった決済種別に関わらず統合して表示することで、ユーザにとってみれば、決済に利用できる額(ポイント数)を一元的に把握することができ、好適である。
ここで、ポイントは、プリペイドカードのチャージ残高のように決済に利用することができ、支払いに割り当てることができる。そのため、所有するポイントを、ポイントが付与されるきっかけとなった決済種別に関わらず統合して表示することで、ユーザにとってみれば、決済に利用できる額(ポイント数)を一元的に把握することができ、好適である。
なお、プリペイドカード又はクレジットカードの決済情報とともに表示するポイント数は、確定ポイントの合計数であってもよく、確定ポイントと仮ポイントとの合計数であってもよく、確定ポイントの合計数と仮ポイントの合計数の夫々であってもよい。図10に示す例の場合、ポイント数表示202、222は、確定ポイントの合計数を示している(図4(A)参照)。
また、表示制御部932は、表示画面200と表示画面220とを、ユーザから受け付けた操作入力に応じて切り替え可能に表示する。
ここで、図11に、ユーザから受け付けた操作入力に応じて、表示画面200と表示画面220とを切り替える際の動作例を示す。本実施形態では表示部91にタッチパネル911を設けることとしているため、表示制御部932は、ユーザのスライド操作に基づいて、表示画面200と表示画面220とを切り替える。
ここで、図11に、ユーザから受け付けた操作入力に応じて、表示画面200と表示画面220とを切り替える際の動作例を示す。本実施形態では表示部91にタッチパネル911を設けることとしているため、表示制御部932は、ユーザのスライド操作に基づいて、表示画面200と表示画面220とを切り替える。
具体的には、図11(A)に示すように、表示部91に表示画面200が表示されている状況で、ユーザが右方向へのスライド操作を行うと、表示制御部932は、表示部91の表示を表示画面200から表示画面220に切り替える。また、表示部91に表示画面220が表示されている状況で、ユーザが左方向へのスライド操作を行うと、表示制御部932は、表示部91の表示を表示画面220から表示画面200に切り替える。
なお、図11(A)では、表示画面200における「右方向」へのスライド操作、及び表示画面220における「左方向」へのスライド操作に基づいて、表示画面を切り替えることとしているが、スライド操作の方向は一例に過ぎず、その他の方向を用いることとしてもよい。また、表示画面200、220において異なる方向である必要もなく、双方において同一の方向へのスライド操作に基づいて表示画面を切り替えることとしてもよい。
なお、図11(A)では、表示画面200における「右方向」へのスライド操作、及び表示画面220における「左方向」へのスライド操作に基づいて、表示画面を切り替えることとしているが、スライド操作の方向は一例に過ぎず、その他の方向を用いることとしてもよい。また、表示画面200、220において異なる方向である必要もなく、双方において同一の方向へのスライド操作に基づいて表示画面を切り替えることとしてもよい。
また、ユーザの操作入力に応じて切り替える表示画面は、表示画面200と表示画面220とに限られるものではなく、中間画面を用いることとしてもよい。図11(B)は、中間画面を用いて表示画面を切り替える際の動作例である。なお、図11(B)では、中間画面として、メニュー画面である表示画面210を用いることとしている。
図11(B)に示すように、表示部91に表示画面200が表示されている状況で、ユーザが右方向へのスライド操作を行うと、表示制御部932は、表示部91の表示を表示画面200から表示画面210に切り替える。また、表示部91に表示画面210が表示されている状況で、ユーザが右方向へのスライド操作を行うと、表示制御部932は、表示部91の表示を表示画面210から表示画面220に切り替え、ユーザが左方向へのスライド操作を行うと、表示制御部932は、表示部91の表示を表示画面210から表示画面200に切り替える。また、表示部91に表示画面220が表示されている状況で、ユーザが左方向へのスライド操作を行うと、表示制御部932は、表示部91の表示を表示画面220から表示画面210に切り替える。
なお、これら表示画面200,210,220のうち初めに表示する表示画面は、任意に決定することができる。一例として、中間画面としての表示画面210を初めに表示し、中間画面から表示画面200又は表示画面220に切り替えることとしてもよく、初めから表示画面200又は表示画面220を表示することとしてもよい。
初めに表示画面200又は表示画面220を表示する場合、例えば、ユーザが設定している優先情報、前回終了時の表示画面、又はカード11の利用状況に応じて表示する表示画面を決定することができる。
初めに表示画面200又は表示画面220を表示する場合、例えば、ユーザが設定している優先情報、前回終了時の表示画面、又はカード11の利用状況に応じて表示する表示画面を決定することができる。
優先情報に基づいて表示画面を決定する場合、ユーザから表示を優先するカード11の種別を示す優先情報(プリペイドカード優先、クレジットカード優先)を受け付けておき、表示制御部932は、受け付けた優先情報に基づいて、表示画面200又は表示画面220を表示する。
また、前回終了時の表示画面を表示する場合、アプリケーション終了時の状態をユーザ端末12において管理しておくことで、表示制御部932は、次回のアプリケーション実行時に前回終了時に表示されていた表示画面を表示することができる。
また、前回終了時の表示画面を表示する場合、アプリケーション終了時の状態をユーザ端末12において管理しておくことで、表示制御部932は、次回のアプリケーション実行時に前回終了時に表示されていた表示画面を表示することができる。
また、カード11の利用状況に応じて表示画面を決定する場合、例えば、表示制御部932は、表示画面200,220のうち、プリペイドカードを用いた決済の所定期間における利用状況及びクレジットカードを用いた決済の当該所定期間の利用状況に基づいて決定される表示画面を、表示部91に表示する。
なお、所定期間は任意の期間であり、例えば、前回終了時から次回開始時までの期間であってもよく、また、現在よりも前の所定の長さの期間であってもよい。前者であればアプリケーションを起動するタイミングに応じてユーザ毎に異なる期間になり、後者であればユーザに関係なく同じ期間になる。
なお、所定期間は任意の期間であり、例えば、前回終了時から次回開始時までの期間であってもよく、また、現在よりも前の所定の長さの期間であってもよい。前者であればアプリケーションを起動するタイミングに応じてユーザ毎に異なる期間になり、後者であればユーザに関係なく同じ期間になる。
また、表示制御部932は、所定期間内の最新の決済方式に応じた表示画面を、表示部91に表示することとしてもよい。このような方法によれば、表示制御部932は、ユーザが最後に利用したカード11の種別に応じた表示画面を表示することができ、例えば、最後に利用したカード11が、プリペイドカードであるユーザに対しては表示画面200を表示し、クレジットカードであるユーザに対しては表示画面220を表示することができる。
また、表示制御部932は、所定期間内の最新の決済方式ではなく、当該所定期間内の変動量が大きい決済方式に応じた表示画面を、表示部91に表示することとしてもよい。変動量としては、カード11の利用に伴いユーザに請求される請求額であってもよく、また、当該請求額に伴いユーザに付与されるポイント数であってもよい。また、表示制御部932は、変動量ではなく、当該所定期間内の決済回数が多い決済方式に応じた表示画面を、表示部91に表示することとしてもよい。
このような方法によれば、表示制御部932は、所定期間内にユーザがよく利用したカード11の種別に応じた表示画面を表示することができる。
このような方法によれば、表示制御部932は、所定期間内にユーザがよく利用したカード11の種別に応じた表示画面を表示することができる。
図9に戻り、また、表示制御部932は、取得部931が取得した各種情報に基づいて、ユーザが所有するポイントの詳細情報を表示する表示画面を、表示部91に表示する。
ここで、ポイントの詳細情報を表示する表示画面230の一例を図12に示す。なお、図12に示す表示画面230は、表示画面200,220とは別の表示画面であってもよく、また、表示画面200,220内に表示される画面(例えば、表示画面200,220をスクロールすることであらわれる画面)であってもよい。
ここで、ポイントの詳細情報を表示する表示画面230の一例を図12に示す。なお、図12に示す表示画面230は、表示画面200,220とは別の表示画面であってもよく、また、表示画面200,220内に表示される画面(例えば、表示画面200,220をスクロールすることであらわれる画面)であってもよい。
図12に示すように、表示画面230は、ポイント数表示231と、失効ポイント数表示232と、履歴表示233とを含む。
ポイント数表示231は、表示画面200,220のポイント数表示202,222と同様に、ユーザが所有するポイント数を示す。上述のように、ポイント数表示231に表示するポイント数は、確定ポイントの合計数であってもよく、確定ポイントと仮ポイントとの合計数であってもよく、確定ポイントの合計数と仮ポイントの合計数の夫々であってもよい。また、失効ポイント数表示232は、ユーザが所有するポイントのうち所定のタイミングで失効してしまうポイント数を示す。
ポイント数表示231は、表示画面200,220のポイント数表示202,222と同様に、ユーザが所有するポイント数を示す。上述のように、ポイント数表示231に表示するポイント数は、確定ポイントの合計数であってもよく、確定ポイントと仮ポイントとの合計数であってもよく、確定ポイントの合計数と仮ポイントの合計数の夫々であってもよい。また、失効ポイント数表示232は、ユーザが所有するポイントのうち所定のタイミングで失効してしまうポイント数を示す。
また、履歴表示233は、ポイントの付与及び利用についての履歴を示し、ユーザに付与したポイント数又はユーザが利用したポイント数を、当該ポイントが付与又は利用された日時と関連付けて、時系列に沿って表示する。
ユーザにとってみれば、何時どのような相手からどのくらいのポイントが付与されたかを把握することができ、好適である。
ユーザにとってみれば、何時どのような相手からどのくらいのポイントが付与されたかを把握することができ、好適である。
ここで、図12に示す例では、履歴表示233に表示する夫々の履歴を同じ態様で表示しているが、夫々の履歴を異なる態様で表示することとしてもよい。表示態様を異ならせる方法は任意であり、ポイントが付与又は利用された店舗に応じて異ならせることができる。図12に示す例の場合、「コンビニA」「通信キャリア」「コンビニB」の夫々において表示態様を異ならせることができる。
また、表示態様は、ポイントが付与された決済種別に応じて異ならせることとしてもよい。例えば、表示制御部932は、プリペイドカードの利用に応じて付与されたポイントと、クレジットカードの利用に応じて付与されたポイントと、それ以外の取引に応じて付与されたポイントとを異なる態様で表示することとしてもよい。
また、決済種別に応じて表示態様を異ならせる場合には、ユーザが着目している決済種別に応じたポイントを他の決済種別に応じたポイントよりも強調して表示することとしてもよい。例えば、プリペイドカードの表示画面200においてポイントの詳細情報を表示する場合には、表示制御部932は、プリペイドカードの利用に応じて付与されたポイントを強調表示し、反対に、クレジットカードの表示画面220においてポイントの詳細情報を表示する場合には、表示制御部932は、クレジットカードの利用に応じて付与されたポイントを強調表示することとしてもよい。
また、カード決済を伴わずに付与されたポイント(来店ポイントやログイン情報としてユーザIDが利用された際のショッピング利用時に付与されるポイント等)は、カード11の利用に応じて付与されたポイントと識別可能となるよう異なる態様で表示することとしてもよい。具体的には、表示制御部932は、プリペイドカードの利用に応じて付与されたポイントを第1態様で表示し、クレジットカードの利用に応じて付与されたポイントを第2態様で表示し、カード決済を伴わずに付与されたポイントを第3態様で表示することとしてもよい。
また、これら第1態様乃至第3態様は、ユーザが着目している決済種別を考慮して決めることもでき、例えば、プリペイドカードの表示画面200においてポイントの詳細情報を表示する場合には、表示制御部932は、プリペイドカードの利用に応じて付与されたポイントを最も強調して表示するとともに、クレジットカードの利用に応じて付与されたポイントと、カード決済を伴わずに付与されたポイントとは夫々を識別可能となるように異なる態様で表示することとしてもよい。
また、これら第1態様乃至第3態様は、ユーザが着目している決済種別を考慮して決めることもでき、例えば、プリペイドカードの表示画面200においてポイントの詳細情報を表示する場合には、表示制御部932は、プリペイドカードの利用に応じて付与されたポイントを最も強調して表示するとともに、クレジットカードの利用に応じて付与されたポイントと、カード決済を伴わずに付与されたポイントとは夫々を識別可能となるように異なる態様で表示することとしてもよい。
図9に戻り、判定部933は、ポイント数表示202等に表示するポイント数を、確定ポイントの合計数にするか、確定ポイントと仮ポイントとの合計数にするかを判定する。
確定ポイントの合計数を表示すると判定された場合には、ポイント数表示202等には、プリペイドカードの利用に基づく第1ポイント、クレジットカードの利用に基づく第2ポイントのうちの確定ポイント、及びプリペイドカード及びクレジットカードの何れも利用しない取引に基づいてユーザに付与された第3ポイントの合計数から、ユーザが利用した第4ポイントを減算したポイント数が表示される。他方、確定ポイントと仮ポイントとの合計数を表示すると判定された場合には、ポイント数表示202等には、第1ポイント、第2ポイント及び第3ポイントの合計数から、第4ポイントを減算したポイント数が表示される。
確定ポイントの合計数を表示すると判定された場合には、ポイント数表示202等には、プリペイドカードの利用に基づく第1ポイント、クレジットカードの利用に基づく第2ポイントのうちの確定ポイント、及びプリペイドカード及びクレジットカードの何れも利用しない取引に基づいてユーザに付与された第3ポイントの合計数から、ユーザが利用した第4ポイントを減算したポイント数が表示される。他方、確定ポイントと仮ポイントとの合計数を表示すると判定された場合には、ポイント数表示202等には、第1ポイント、第2ポイント及び第3ポイントの合計数から、第4ポイントを減算したポイント数が表示される。
なお、判定部933による判定方法は任意であり、一例として、判定部933は、ユーザの指示に基づいて当該判定を行うことができる。
また、他の例として、判定部933は、仮ポイントを付与した未確定額の決済種別に基づいて当該判定を行うこととしてもよい。クレジットカードの利用において未確定額が確定額と異なる大きな原因として、為替の影響があげられる。そこで、判定部933は、クレジットカードが国内で利用されたか、国外で利用されたかに基づいて、ポイント数表示202等に表示するポイント数に仮ポイントを含めるか判定することとしてもよい。具体的には、国内での利用に応じて付与された仮ポイントについては、ポイント数表示202等に表示するポイント数に含めると判定し、国外での利用に応じて付与される仮ポイントについては、ポイント数表示202等に表示するポイント数に含めないと判定することとしてもよい。
また、他の例として、判定部933は、仮ポイントを付与した未確定額の決済種別に基づいて当該判定を行うこととしてもよい。クレジットカードの利用において未確定額が確定額と異なる大きな原因として、為替の影響があげられる。そこで、判定部933は、クレジットカードが国内で利用されたか、国外で利用されたかに基づいて、ポイント数表示202等に表示するポイント数に仮ポイントを含めるか判定することとしてもよい。具体的には、国内での利用に応じて付与された仮ポイントについては、ポイント数表示202等に表示するポイント数に含めると判定し、国外での利用に応じて付与される仮ポイントについては、ポイント数表示202等に表示するポイント数に含めないと判定することとしてもよい。
このような判定は、ユーザ端末12側で行うこととしてもよく、また、電子通貨管理装置10側で行うこととしてもよい。即ち、判定部933は、ユーザ端末12が備えることとしてもよく、また、電子通貨管理装置10が備えることとしてもよい。
[決済情報表示システムSの効果]
以上、決済情報表示システムSの構成について説明した。このような構成の決済情報表示システムSによれば、表示画面200を介してプリペイドカードの利用履歴を表示するとともに、表示画面220を介してクレジットカードの利用履歴を表示する。このとき、決済情報表示システムSでは、表示画面200,220の双方において、ユーザに付与された合計ポイント、即ち、プリペイドカードの利用に応じて付与されたポイント、クレジットカードの利用に応じて付与されたポイント、及びカード11以外の利用に応じて付与されたポイントの合計を表示する。
ユーザにとってみれば、利用したカード11の種別に関わらず、自身に付与されたポイントを網羅的に把握することができるため、決済情報表示システムSは、ユーザにあった決済情報を適切に表示することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
以上、決済情報表示システムSの構成について説明した。このような構成の決済情報表示システムSによれば、表示画面200を介してプリペイドカードの利用履歴を表示するとともに、表示画面220を介してクレジットカードの利用履歴を表示する。このとき、決済情報表示システムSでは、表示画面200,220の双方において、ユーザに付与された合計ポイント、即ち、プリペイドカードの利用に応じて付与されたポイント、クレジットカードの利用に応じて付与されたポイント、及びカード11以外の利用に応じて付与されたポイントの合計を表示する。
ユーザにとってみれば、利用したカード11の種別に関わらず、自身に付与されたポイントを網羅的に把握することができるため、決済情報表示システムSは、ユーザにあった決済情報を適切に表示することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、クレジットカードの利用では、カード利用タイミングに対して決済タイミングが遅れるため、実際にポイントを付与する前に仮のポイントを付与することがある。決済情報表示システムSでは、仮に付与されたポイントも併せて表示することもでき、また、仮に付与されたポイントについては確定した段階で初めて表示することもできる。
この判定をユーザの選択に基づいて行うことで、ユーザが所望する態様でポイントの網羅的な表示を実現することができ、好適である。また、この判定を、クレジットカードの決済種別(例えば、為替が絡む決済であるか否か)に応じて行うことで、仮ポイントと確定ポイントとで変動が生じることのないポイントについては自動的に表示することができるため、ユーザは、後に付与されるポイントを正確に把握することができ、好適である。
この判定をユーザの選択に基づいて行うことで、ユーザが所望する態様でポイントの網羅的な表示を実現することができ、好適である。また、この判定を、クレジットカードの決済種別(例えば、為替が絡む決済であるか否か)に応じて行うことで、仮ポイントと確定ポイントとで変動が生じることのないポイントについては自動的に表示することができるため、ユーザは、後に付与されるポイントを正確に把握することができ、好適である。
また、決済情報表示システムSでは、付与されたポイントをポイントの付与日等の時間情報に関連付けて、時系列に沿って表示するため、ユーザは、自身のポイント付与状況を適切に把握することができ、好適である。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。特に、装置の分散・統合の具体的な実施形態は以上に図示するものに限られず、その全部又は一部について、種々の付加等に応じて、又は、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
S・・・決済情報表示システム、1・・・ユーザ機器、11・・・カード、12・・・ユーザ端末、91・・・表示部、911・・・タッチパネル、92・・・記憶部、93・・・制御部、931・・・取得部、932・・・表示制御部、933・・・判定部、2・・・カード管理サーバ、3・・・キャリアサーバ、4・・・ポイント管理サーバ、10・・・電子通貨管理装置、71・・・記憶部、711・・・ポイント記憶部、712・・・カード情報記憶部、72・・・制御部、721・・・更新部、50・・・決済NW
Claims (9)
- クレジットカードの利用に対する請求額のうちの確定額に基づいてユーザに付与された確定ポイントと、前記請求額のうちの未確定額に基づいて前記ユーザに付与された仮ポイントとを記憶するポイント記憶部と、
前記仮ポイントを付与した前記未確定額の決済を行った決済種別に基づいて、前記確定ポイントに前記仮ポイントを合計するか否かを判定する判定部と、
を備えるポイント管理サーバ。 - 前記判定部は、前記クレジットカードが国内で利用されたか、国外で利用されたかに基づいて、前記確定ポイントに前記仮ポイントを合計するか否かを判定する、
請求項1に記載のポイント管理サーバ。 - 前記未確定額が確定したことを条件に、当該未確定額に基づき付与された仮ポイントを、確定後の確定額に基づいて付与される確定ポイントに更新する更新部、
を更に備える請求項1又は2に記載のポイント管理サーバ。 - 前記更新部は、前記クレジットカードの利用額が確定すると、確定額に応じた確定ポイントを算出し前記ユーザに付与し、前記利用額が確定する前の未確定額に基づいて付与していた仮ポイントを削除する、
請求項3に記載のポイント管理サーバ。 - 前記仮ポイントを付与した前記未確定額の決済を行った決済種別に基づいて、前記確定ポイントに前記仮ポイントを合計した合計ポイントを、前記ユーザに付与されたポイントを表示する表示装置に送信する通信部、
を更に備える請求項1から4のいずれか一項に記載のポイント管理サーバ。 - 前記通信部は、前記確定ポイントと、前記仮ポイントとを、前記表示装置に送信する、
請求項5に記載のポイント管理サーバ。 - ユーザに対して決済情報を表示する表示装置と、ユーザに付与されたポイントを管理するポイント管理サーバとを含んで構成される決済情報表示システムであって、
前記ポイント管理サーバは、
クレジットカードの利用に対する請求額のうちの確定額に基づいて前記ユーザに付与された確定ポイントと、前記請求額のうちの未確定額に基づいて前記ユーザに付与された仮ポイントとを記憶するポイント記憶部と、
前記仮ポイントが付与された前記未確定額の決済を行った決済種別に基づいて、前記確定ポイントに前記仮ポイントを合計するか否かを判定する判定部と、
を備え、
前記表示装置は、
前記ポイント管理サーバから前記確定ポイントに前記仮ポイントが合計された合計ポイントを取得する取得部と、
表示画面において前記合計ポイントを表示する表示制御部と、
を備える決済情報表示システム。 - 表示装置の表示画面にクレジットカードの決済情報を表示する決済情報表示方法であって、
ポイント管理サーバにおいて、前記クレジットカードの利用に対する請求額のうちの確定額に基づいてユーザに付与された確定ポイントと、前記請求額のうちの未確定額に基づいて前記ユーザに付与された仮ポイントとを記憶するステップと、
前記仮ポイントが付与された前記未確定額の決済を行った決済種別に基づいて、前記確定ポイントに前記仮ポイントを合計するか否かを判定するステップと、
前記表示装置において、
前記ポイント管理サーバから、前記確定ポイントに前記仮ポイントが合計された合計ポイントを取得するステップと、
前記合計ポイントを表示画面に表示するステップと、
を含む決済情報表示方法。 - クレジットカードの利用に対する請求額のうちの確定額に基づいてユーザに付与された確定ポイントと、前記請求額のうちの未確定額に基づいて前記ユーザに付与された仮ポイントとを取得するポイント取得部と、
前記仮ポイントを付与した前記未確定額の決済を行った決済種別に基づいて、前記確定ポイントに前記仮ポイントを合計するか否かを判定する判定部と、
表示画面において、前記確定ポイントに前記仮ポイントが合計された合計ポイントを表示する表示制御部と、
を備える表示装置。
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JP2017111690A JP6393369B2 (ja) | 2017-06-06 | 2017-06-06 | ポイント管理サーバ、決済情報表示システム、決済情報表示方法、及び表示装置 |
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JP4881104B2 (ja) * | 2006-08-22 | 2012-02-22 | 楽天株式会社 | 取引システム、取引処理装置、画面情報生成方法及び画面情報生成処理プログラム |
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-
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