JP6475460B2 - ポイント表示システム及びポイント表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、付与されるポイントを表示するポイント表示システム及びポイント表示方法に関する。
従来、商品を購入したユーザに対して、購入額に応じたポイントを付与するポイントサービスが知られている。このポイントサービスでは、サービス提供者と契約した加盟店において商品が購入されると、購入したユーザに対してポイントを付与する。
付与されたポイントの残高は、コンピュータにおいて管理されており、ユーザは、当該コンピュータを介してポイントの残高を把握することができる。このような管理システムとして、例えば、特許文献1には、カードを読み込むと当該カードに付与された累計ポイントを表示するポイントカードシステムが開示されている。
特開平07−073247号公報
ところで、加盟店によっては、キャンペーンを開催する場合に、集客効果の向上を狙って、ポイントの付与率を他の加盟店よりも高くするといったことが行われている。なお、以下においてポイントの付与率が他の加盟店よりも高い加盟店を「優遇店」と呼び、優遇店以外の加盟店を「通常店」と呼ぶ。
優遇店にとってみれば、ポイントの付与率を意図的に高くしているのであるから、ポイントの付与率が高いことをユーザに対して適切に通知することを望む。この点、特許文献1のポイントカードシステムでは、優遇店で付与されたポイントと通常店で付与されたポイントとを区別することがないため、ユーザが付与された累積ポイントを確認したとしても、ポイントの付与が、優遇店によるものであるか通常店によるものであるか把握するすべがなかった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、優遇店で付与されたポイントであることをユーザに対して適切に通知することのできるポイント表示システム及びポイント表示方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様においては、ユーザが所有する現ポイント数を表示するポイント表示装置とユーザ毎に付与されたポイント数を管理する管理サーバとを備えるポイント表示システムであって、ユーザに対して付与された前記ポイント数の夫々から、第1ポイント付与率で付与された通常ポイント数と、前記第1ポイント付与率よりも高い第2ポイント付与率で付与された優遇ポイント数とを分類する分類部と、前記優遇ポイント数又は前記第2ポイント付与率を、前記通常ポイント数又は前記第1ポイント付与率よりも強調し、前記ポイント表示装置における前記現ポイント数の表示を更新する表示制御部と、を備えるポイント表示システムを提供する。
また、前記分類部は、店舗毎に設定された基準ポイント付与率と、当該店舗で付与されたポイント数に応じたポイント付与率とを比較することで、当該店舗で付与されたポイント数の夫々を、通常ポイント数と優遇ポイント数とに分類することとしてもよい。
また、前記分類部は、店舗における一定期間内のポイント付与率の平均値に基づき、当該店舗における前記基準ポイント付与率を決定することとしてもよい。
また、前記分類部は、全ユーザに対して当該店舗が付与したポイント数に応じたポイント付与率の平均値に基づき、当該全ユーザに共通の基準ポイント付与率を決定することとしてもよい。
また、前記分類部は、特定のユーザに対して当該店舗が付与したポイント数に応じたポイント付与率の平均値に基づき、当該特定のユーザに対する基準ポイント付与率を決定することとしてもよい。
また、前記表示制御部は、前記優遇ポイント数に基づく更新の際に、当該優遇ポイント数を付与した前記店舗を示す情報とともに前記更新を行うこととしてもよい。
また、前記表示制御部は、前記優遇ポイント数が所定ポイント数を超える場合、所定ポイント数未満の前記優遇ポイント数とは異なる態様で、前記現ポイント数の更新を行うこととしてもよい。
また、前記表示制御部は、前記通常ポイント数に基づく更新と、前記優遇ポイント数に基づく更新とを異なるタイミングで行うこととしてもよい。
また、前記現ポイント数は、現ポイント数に応じた長さのバーを用いて表示され、前記表示制御部は、前記通常ポイント数及び前記優遇ポイント数に基づき前記バーの長さを伸ばすことで、前記現ポイント数を更新することとしてもよい。
本発明の第2の態様においては、ユーザが所有する現ポイント数を表示するポイント表示装置とユーザ毎に付与されたポイント数を管理する管理サーバとを備えるポイント表示システムが実行する、ユーザに対して付与された前記ポイント数の夫々から、第1ポイント付与率で付与された通常ポイント数と、前記第1ポイント付与率よりも高い第2ポイント付与率で付与された優遇ポイント数とを分類するステップと、前記優遇ポイント数又は前記第2ポイント付与率を、前記通常ポイント数又は前記第1ポイント付与率よりも強調し、前記ポイント表示装置における前記現ポイント数の表示を更新するステップと、を含むポイント表示方法を提供する。
本発明によれば、優遇店で付与されたポイントであることをユーザに対して適切に通知することができる。
電子通貨管理システムの概要を示す図である。 電子通貨管理システムのシステム構成を示す図である。 電子通貨管理システムを構成する各サーバで管理する情報を示す図である。 ユーザ端末の表示画面例を示す図である。 カード発行時の動作を示す図である。 カード発行時の処理の流れを示す図である。 カードにチャージする際の動作を示す図である。 カードを用いて商品を購入する際の動作を示す図である。 ユーザに対してポイントを付与する際の動作を示す図である。 ユーザに対してユーザ固有のサービスを提供する際の動作を示す図である。 ユーザ端末及び電子通貨管理装置の機能構成を示すブロック図である。 実績記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。 ユーザ端末の表示画面例を示す図である。 ユーザ端末の表示画面例を示す図である。 ユーザ端末の表示画面例を示す図である。 ユーザ端末の処理の流れを示すフローチャートである。 別実施形態における実績記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。 別実施形態におけるユーザ端末の表示画面例を示す図である。
[電子通貨管理システムSの概要]
初めに、図1を参照して、電子通貨管理システムSの概要について説明する。電子通貨管理システムSは、ユーザがカード11を用いて使用することができる電子通貨の残高を管理し、ユーザの携帯電話(以下、ユーザ端末12)からカード11の管理を可能にするシステムである。電子通貨とは、クレジット、ポイント及びクーポン等のように、金銭価値を有する無形の通貨である。カードは、例えば、電子通貨を用いて商品やサービスを購入する際に使用できるクレジットカード又はプリペイドカードである。
ユーザは、予めカード11に関連付けられた口座に電子通貨を貯めて、商品やサービスを購入する際に、カード11を用いて、当該口座に格納された電子通貨を使用することができる。電子通貨管理システムSでは、ユーザ端末12が、例えば携帯電話網の基地局を介してアクセス可能な電子通貨管理装置10においてカード11とユーザ端末12とを連携させることで、ユーザ端末12を用いたカード管理を実現している。具体的には、電子通貨管理システムSでは、ユーザ端末12を用いて、プリペイド式のカードへのチャージ(入金)や、カード残高、付与されたポイント及び利用履歴の確認等を実現している。
ユーザは、多様な方法で電子通貨を貯めることができる。ユーザは、例えば、カード11に設定されたカード番号によって指定される口座に現金を振り込んでチャージすることにより電子通貨を貯めることができる。また、ユーザは、カード11を用いて現実店舗やオンライン店舗で買い物をして、購入額等に応じたポイントを受け取ることにより、電子通貨を貯めることもできる。ユーザは、カード11に関連付けられた電子通貨の残高をユーザ端末12から確認することができるので、電子通貨を貯めて、様々な用途で利用する意欲が高まる。
以下、電子通貨管理システムSを実現するための具体的な構成の一例について説明する。
[電子通貨管理システムSのシステム構成]
図2は、電子通貨管理システムSのシステム構成の一例を示す図である。図2に示すように、電子通貨管理システムSは、ユーザ機器1と、ユーザ機器1がアクセス可能な電子通貨管理装置10と、を含んで構成される。電子通貨管理装置10は、カード管理サーバ2と、キャリアサーバ3と、ポイント管理サーバ4と、を含んで構成される。
ユーザ機器1は、電子通貨管理システムSが提供するサービスを利用する各ユーザが用いる機器であり、カード11と、ユーザ端末12と、を含む。
カード11は、国際ブランドの決済NW50を利用して決済を行うカードであり、予めチャージしておいた金額に基づいて利用額の決済を行えるプリペイドカードである。なお、カード11として、プリペイドカードに代えて(又は加えて)利用額を後払いするクレジットカード又はチャージ額を後払いするポストペイ型カードを用いることとしてもよい。
ユーザ端末12は、通信キャリアが提供する通信NWを介して通信(通話)を行う通信装置であり、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレットPC等である。ユーザ端末12には、所定のアプリケーションプログラムがインストールされており、当該プログラムに基づき実行されるアプリケーションを介して、ユーザ端末12からカード11の管理をすることができる。
カード管理サーバ2は、カード11の利用履歴をユーザ毎に管理するサーバであり、当該カード11に関する情報を記憶する。ここで、図3(A)にカード管理サーバ2に記憶される各種情報の一例を示す。図3(A)に示すように、カード管理サーバ2では、管理番号に関連付けてプリペイドカード番号(以下、単に「カード番号」と呼ぶ)、残高、及び利用履歴等の各種情報を記憶する。
カード番号は、カード11に設定された概ね16桁の英数字からなる番号であり、カード11を識別するための識別情報である。管理番号は、カード番号に対して一意に対応する番号であり、他サーバと連携する際にカード番号に代えてカード11を識別するために用いられる。残高は、カード11に設定されたカード番号によって指定される口座にチャージされた金額の残高を示す情報である。利用履歴は、カード11を用いた買い物の履歴であり、購入日時、購入対象の商品/サービス、購入額、購入場所(店舗名)等を含む。
キャリアサーバ3は、通信キャリアが用いるサーバであり、通信キャリアが提供するサービスのユーザ端末12の利用履歴をユーザ毎に管理する。キャリアサーバ3は、利用履歴に基づいて、ユーザに対する請求額を算出する。また、キャリアサーバ3は、通信キャリアが提供するサービスをユーザ端末12に提供する入口(ポータル)として機能する。例えば、キャリアサーバ3は、ユーザ端末12からの要求に応じて、ユーザIDに関連付けられたカード番号に対応する口座に貯まっている電子通貨の残高をポイント管理サーバ4から取得し、ユーザ端末12に電子通貨の残高を通知することができる。また、キャリアサーバ3は、ユーザIDに関連付けられたポイントをポイント管理サーバ4から取得し、ユーザ端末12にポイントの残高を通知してもよい。
ここで、図3(B)にキャリアサーバ3において管理される各種情報の一例を示す。図3(B)に示すように、キャリアサーバ3では、ユーザIDに関連付けて、ユーザ端末12の電話番号、請求額、契約ID、及び契約者名等の各種情報を記憶する。
ユーザIDは、ユーザ端末12又は当該ユーザ端末12を用いるユーザを識別する識別情報である。電話番号は、通信端末であるユーザ端末12に設定された電話番号である。請求額は、ユーザ端末12の利用に伴いユーザに対して請求する金額であり、例えば、通信料金、ユーザ端末12で利用したコンテンツの利用料金を含む。なお、通信キャリアによっては、携帯電話だけでなく、固定電話やケーブルテレビ等の複合的なサービスをユーザに提供することがあるため、請求額には、ユーザIDが示すユーザに対して提供しているサービスに関する料金を含めることとしてもよい。また、契約IDは、通信キャリアと結んだ契約を識別する識別情報であり、契約者が、当該契約を行ったことを示す情報である。通信キャリアでは、通信料金を同一人又は家族の範囲でまとめて請求することがある。契約ID及び契約者名は、通信料金の請求をまとめる範囲、及びまとめた通信料金を請求する対象を判別するための情報である。
なお、図示しないものの、キャリアサーバ3は、ユーザIDに関連付けて、ユーザ端末12の契約期限、契約日時等の契約に関する情報、また、ユーザ端末12の利用に応じた請求額の支払いが済んでいる/遅延しているといった通信料金の支払いに関する情報を記憶することとしてもよい。
ポイント管理サーバ4は、カード11の利用(例えば、カードを用いた買い物)に応じたポイントと、ユーザ端末12又はユーザIDが示すユーザに対して提供しているサービスの利用に応じたポイントとを統合して管理するサーバである。ここで、図3(C)及び図3(D)にポイント管理サーバ4において管理される各種情報の一例を示す。
図3(C)に示すように、ポイント管理サーバ4では、ユーザIDに関連付けて、管理番号、ポイント、及び明細情報等の各種情報を記憶する。ユーザIDは、ユーザ端末12を用いるユーザを識別する識別情報であり、キャリアサーバ3と連携する際に用いられる。管理番号は、カード番号に一意に対応する番号であり、カード管理サーバ2と連携する際に用いられる。ポイントは、キャリアサーバ3から取得した請求額、及びカード管理サーバ2から取得した購入額(即ち、購入した商品の決済金額)に応じて、対応するユーザに対して付与されたポイント数を示す情報である。明細情報は、カード11及びポイントの利用履歴を含む情報であり、カード11を用いた買い物の履歴、及びユーザに対して付与されたポイントの履歴を示す。
また、図3(D)に示すように、ポイント管理サーバ4では、購入額や請求額に基づいて付与するポイントを算出するためのポイント付与率を、利用形態に関連付けて記憶する。利用形態としては、カード11の利用又はユーザ端末12の利用が考えられるが、これら以外にも、カード11を利用した店舗が通常店であるか、ポイント優遇店であるか等に応じて、付与率を異ならせることとしてもよい。なお、カード11を利用した店舗を示す情報は、カード管理サーバ2から利用履歴を受信することで、取得することができる。
ポイント管理サーバ4は、カード管理サーバ2がカード番号に関連付けて管理する電子通貨の残高を、ユーザIDに関連付けて記憶してもよい。この場合、ポイント管理サーバ4は、カード管理サーバ2において電子通貨の残高が更新されたタイミングに同期して、記憶している電子通貨の残高を更新する。ポイント管理サーバ4は、ユーザ端末12からの要求に応じて、当該ユーザ端末12に対応するユーザIDに関連付けて記憶した電子通貨の残高を記憶部から読み出し、キャリアサーバ3を介して、電子通貨の残高をユーザ端末12に通知することができる。なお、ポイント管理サーバ4は、ユーザ端末12から電子通貨の残高を要求されたタイミングで、カード管理サーバ2からユーザIDに対応するカード番号に関連付けられた電子通貨の残高を取得し、取得した残高をユーザ端末12に通知してもよい。
以上のとおり、電子通貨管理システムSでは、カード管理サーバ2と、キャリアサーバ3と、ポイント管理サーバ4とが連携することにより、カード番号とユーザIDとを関連付けて管理することができる。即ち、電子通貨管理システムSは、カード識別情報とユーザ端末を用いるユーザを識別するユーザ識別情報とを関連付けて管理する。具体的には、電子通貨管理システムSでは、ポイント管理サーバ4が、カード番号及びユーザIDのいずれにも関連付けられた管理番号を介して、カード番号とユーザIDとを関連付ける。
そして、電子通貨管理システムSは、カード管理サーバ2において、カード番号に関連付けて、カードによる決済が可能な電子通貨の残高を管理する。キャリアサーバ3は、ユーザ端末12からの要求に応じて、ユーザIDに関連付けられたカード番号に対応する口座に貯まっている電子通貨の残高を、ポイント管理サーバ4を介してカード管理サーバ2から取得し、ユーザ端末12に電子通貨の残高を通知することができる。このようにすることで、電子通貨管理システムSにおいては、ユーザが、電子通貨の口座に関する情報をユーザ端末12に入力することなく、あたかもユーザ端末12に関連付けて電子通貨が管理されているかのような感覚で、電子通貨の残高を把握することができる。
また、以上の構成の電子通貨管理システムSでは、ポイント管理サーバ4は、カード管理サーバ2において管理されるカード11の利用状況と、キャリアサーバ3において管理されるユーザ端末12の利用状況とを統合し、ポイントの統合を実現する。具体的には、ポイント管理サーバ4は、管理番号とユーザIDとを連携させることで、カード11の利用状況とユーザ端末12の利用状況とを統合する。
ポイント管理サーバ4では、統合された情報をユーザIDに関連付けて管理するため、ユーザIDをキーとして、該当するユーザのカード11の利用状況及びユーザ端末12の利用状況を取得することができる。
そこで、電子通貨管理システムSでは、ユーザ端末12を用いるユーザがユーザIDを指定して要求を行うと、当該ユーザがポイント管理サーバ4で管理される各種情報を把握可能にしている。具体的には、ユーザ端末12が、ユーザIDを含む所定の情報をキャリアサーバ3に送信すると、キャリアサーバ3は、このユーザIDをキーとしてポイント管理サーバ4から関連する各種情報を取得し、ユーザ端末12に対して提供する。なお、ポイント管理サーバ4及びキャリアサーバ3は、前回要求時に提供した情報に対する差分の情報を、ユーザ端末12に対して提供することとしてもよい。
[ユーザ端末12の表示画面例]
ここで、キャリアサーバ3から提供される各種情報に基づきユーザ端末12に表示される表示画面の一例を図4に示す。図4(A)は、上述のアプリケーション実行中に表示されるトップ画面の一例を示す表示画面200であり、図4(B)は、当該アプリケーション実行中に表示されるメニュー画面の一例を示す表示画面210である。
図4(A)に示すように、表示画面200は、カード残高表示201と、ポイント数表示202と、チャージボタン203と、メニューボタン204と、を含んで構成される。
カード残高表示201は、プリペイド式のカード11の残高を示す表示であり、ポイント数表示202は、ユーザに付与されたポイント数を示す表示である。カード残高表示201及びポイント数表示202は、ユーザIDをキーとしてポイント管理サーバ4から取得したカード11の残高やポイント数に基づいて表示内容が制御される。
チャージボタン203は、ユーザがカード11に所望の金額をチャージする際に用いられる。チャージボタン203が操作され、ユーザが所定のチャージ操作を行うと、ユーザIDと管理番号とが連携して、カード管理サーバ2へチャージ要求が行われる。
メニューボタン204は、キャリアサーバ3が提供する各種サービスのメニュー画面を呼び出す際に用いられる。メニューボタン204が操作されると、ユーザ端末12には、図4(B)に示す表示画面210が表示される。
図4(B)に示すように、表示画面210には、ポイント用メニュー211と、ショッピング用メニュー212と、カード用メニュー213と、が含まれる。
ポイント用メニュー211は、「ポイントを利用して商品を購入する」、「ポイントを利用して特典(クーポン)を得る」等のように、ポイントの利用を促すメニューを含む。これにより、ユーザにはポイントを利用可能な様々なサービスが提供されるため、ユーザは、付与されたポイントを様々な場面で利用することができる。
ショッピング用メニュー212は、「ポイント優遇店の紹介」や、「カード11を用いて買い物が可能な店舗を紹介する」等のようにカード11の利用を促すメニューを含む。カード11が利用されると、ポイント管理サーバ4において購入額に応じたポイントが付与されることになるため、このようなメニューを提供することで、ポイント付与の機会を増大することができる。
カード用メニュー213は、カード11の利用明細を確認するためのメニューを含む。このメニューを選択することで、ユーザは、カード11の利用履歴を確認することができる。
[電子通貨管理システムSの動作]
以上、電子通貨管理システムSの構成について説明した。続いて、図5〜図10を参照して、電子通貨管理システムSの動作について説明する。
[カード発行時の動作]
まず、図5及び図6を参照して、カード発行時の動作について説明する。電子通貨管理システムSでは、使用できないようにロックした状態でカード11を発行するとともに、カード11とユーザ端末12とを連携してカード11のロックを解除する。ロックした状態とは、例えば、カード管理サーバ2側において決済やチャージ等の要求を不可とする状態である。
具体的には、図5に示すように、カード11には、ユーザ端末12が読み取り可能なIC(Integrated Circuit)チップ111が設けられており、このICチップ111をユーザ端末12が読み取ることでカード11のロックが解除され、カード11が使用可能になる。なお、本実施形態では、カード11にNFC(Near Field Communication)に対応したICチップ111を設けておき、ユーザ端末12は、自身が有するNFC通信機能を用いてICチップ111を読み取ることとしている。
ここで、図6を参照して、カード発行時の処理の一例について説明する。
初めに、ステップS1において、カード発行事業者(カード管理サーバ2)は、ロック解除に使用可能な情報をICチップ111に格納することで、当該情報をカード11にセットする。なお、ICチップ111に格納する情報は任意の情報であり、本実施形態では、例えば、ユーザ端末12を識別するユーザIDを用いることとしている。カード11にロック解除に使用可能な情報をセットすると、ステップS2において、カード管理サーバ2は、ユーザに対してカード11を発行する。
カード管理サーバ2から発行されたカード11が届くと、ステップS3において、ユーザは、ユーザ端末12を用いてカード11のICチップ111を読み取る。即ち、ユーザがユーザ端末12とカード11とを接触させると、ユーザ端末12が有するNFC機能が発揮され、ICチップ111に格納されたロック解除に使用可能な情報をカード11から読み取る。続いて、ステップS4において、ユーザ端末12では、自身が有する情報と読み取った情報とが一致するか否かを判定する。このとき、両情報(ユーザID)が一致する場合には、ステップS5において、ユーザ端末12は、使用許可要求を行い、ステップS6において、カード管理サーバ2は、発行したカード11のロックを解除し、使用を許可する。他方、ステップS4において両情報が一致しない場合には、ステップS7において、ユーザ端末12では所定のエラー処理が行われる。
以上、カード発行時の処理の一例について説明した。なお、カード11にセットするロック解除に使用可能な情報は、所定の方式により暗号化しておくこととしてもよい。この場合、ユーザ端末12において自身のユーザIDを暗号化した情報を持っておくこと、又は暗号鍵情報を記憶しておくことで、ユーザ端末12において両情報が一致するか否かの判定を行うことができる。
また、図6に示す例では、ユーザ端末12においてロック解除のための判定を行うこととしている。この点、当該判定をユーザ端末12ではなく、カード管理サーバ2、キャリアサーバ3及びポイント管理サーバ4のいずれかで行うこととしてもよい。
なお、カード11のロックを解除した後にユーザ端末12がカード11に設けられたICチップ111を読み取ると、上述のアプリケーション実行中に表示される表示画面(例えば、図4(A)に示す表示画面200)を、ユーザ端末12において自動的に表示することとしてもよい。即ち、ユーザ端末12は、ICチップ111を読み取ると、キャリアサーバ3に対して各種情報の要求を行い、この要求に応じて取得した情報を表示する。
[チャージ時の動作]
続いて、図7を参照して、カード11に金額をチャージする際の動作について説明する。図7(A)は、トップ画面を示す表示画面200(図4(A)参照)において、チャージボタン203が操作された場合に表示されるチャージメニュー画面を示す表示画面220である。
図7(A)に示すように、本実施形態の電子通貨管理システムSでは、カード11に金額をチャージする方法として、チャージ方法221及びチャージ方法222を少なくとも含む。チャージ方法221は、付与されたポイントの少なくとも一部のポイントを用いてカード11に金額をチャージするチャージ方法であり、ポイントを所定のレートで金銭に変換することでチャージする。また、チャージ方法222は、キャリア決済を用いてチャージするチャージ方法である。キャリア決済とは、ユーザ端末12の通信料金と併せて決済することであり、このチャージ方法222では、チャージした金額をユーザ端末12の請求額に加算して請求する。なお、本実施形態では、チャージ方法221、222についてのみ説明するが、カード11へのチャージ方法はこれらに限るものでなく、他の方法により実現することとしてもよい。例えば、ユーザが用いる銀行口座を予め設定しておき、この銀行口座を介してカード11にチャージすることとしてもよい。
チャージ方法221とチャージ方法222の動作の流れを図7(B)に示す。図7(B)に示すように、ステップS11において、ユーザ端末12は、キャリアサーバ3に対してチャージ要求を行う。このチャージ要求では、ユーザ端末12は、キャリアサーバ3に対してユーザIDとともに、チャージ方法及びチャージ金額を通知する。
キャリアサーバ3は、チャージ要求を受けると、ステップS12において、ポイント管理サーバ4に対して、ユーザ端末12からチャージ要求を受けたことを通知する。具体的には、キャリアサーバ3は、チャージ要求を受けたユーザ端末12を識別するユーザIDを用いて、ポイント管理サーバ4に対して通知を行う。
続く、ステップS13において、ポイント管理サーバ4では、ユーザIDに対応する管理番号を特定し、カード管理サーバ2に対して、当該管理番号に対応するカード11に設定されたカード番号に関連付けられた口座に対して、要求された金額をチャージするように通知する。この通知を受けると、カード管理サーバ2では、管理番号に対応するカード番号のカード11に設定されたカード番号に対応する口座に対して通知された金額を入金する。なお、このステップS13の処理は、詳細には、ステップS14A,Bの処理が行われた後に行われることになる。
ステップS14Aは、チャージ方法221が選択された場合に実行される処理であり、ステップS14Bは、チャージ方法222が選択された場合に実行される処理である。
ステップS14Aでは、ポイント管理サーバ4は、ユーザIDに関連付けられたポイントから、チャージ金額に相当するポイントを減算する。
また、ステップS14Bでは、キャリアサーバ3は、ユーザIDに関連付けられている請求額にチャージ金額に相当する金額を加算し、所定のタイミングでユーザに対して請求する。
なお、キャリア決済では、通信キャリアとの契約内容に応じて決済可能枠が設定される場合がある。一例として、通信キャリアが提供するサービスへの加入月数に応じて決済可能枠が設定される場合があり、例えば、加入月数「12ヶ月」のユーザに対しては決済可能枠「5000円」、加入月数「36ヶ月」のユーザに対しては決済可能枠「1万円」が設定される。このような場合には、ステップS14Bの処理において、キャリアサーバ3は、当月のチャージ金額の合計が、決済可能枠内であるか否かを判定し、決済可能枠内である場合に限り、キャリア決済を可能にしてもよい。
[商品購入時の動作]
続いて、図8を参照して、カード11を用いて商品を購入する際の動作について説明する。なお、カード11は、現実の店舗やインターネット上の仮想店舗で用いることができる。
現実の店舗で商品を購入する場合、ステップS21Aに示すように、カードリーダーを介してカード11を読み取ることで、国際ブランドが提供する決済NW50にカード11のカード番号及び商品購入に関する情報が通知される。なお、商品購入に関する情報とは、例えば、購入額、購入した商品、購入した店舗等の情報である。また、ステップS21Bに示すように、仮想店舗で商品を購入する場合、ユーザ端末12から決済NW50にカード11のカード番号及び商品購入に関する情報が通知される。
決済NW50において所定の決済処理が行われる際には、ステップS22において、決済NW50からカード管理サーバ2に対してカード番号及び商品購入に関する情報が通知される。カード管理サーバ2では、これら情報を受けると、カード番号に対応する残高から購入額を減算して利用履歴を更新するとともに、減算処理が完了したことを決済NW50に通知する。
続いて、ステップS23において、カード管理サーバ2は、ポイント管理サーバ4に対して、カード番号に対応する管理番号とともに商品購入に関する情報を通知する。ポイント管理サーバ4では、取得した商品購入に関する情報に基づいて、管理番号に対応するユーザIDに関連付けられたポイントを更新する。
[ポイント付与時の動作]
続いて、図9を参照して、ユーザに対してポイントを付与する際の動作について説明する。上述したように、本実施形態の電子通貨管理システムSでは、カード11を用いた商品の購入に応じてポイントを付与するとともに、ユーザ端末12の利用に応じてもポイントを付与する。
商品の購入に応じてポイントを付与する場合、ステップS31において、ポイント管理サーバ4は、カード管理サーバ2から管理番号とともに商品購入に関する情報を取得する。すると、ステップS32において、ポイント管理サーバ4は、商品を購入した店舗に応じたポイント付与率を特定し、当該付与率に基づいて購入額に応じたポイントを算出する。なお、このステップS31、ステップS32の処理は、ユーザがカード11を用いて商品を購入する度に行われる。
購入額に応じたポイントを算出すると、ステップS35において、ポイント管理サーバ4は、管理番号に対応するユーザIDに関連付けて記憶しているポイントに、算出したポイントを加算する。
また、ステップS33において、ポイント管理サーバ4は、キャリアサーバ3からユーザIDとともに請求額を取得する。すると、ステップS34において、ポイント管理サーバ4は、予め定められたポイント付与率に基づいて請求額に応じたポイントを算出する。なお、このステップS33、ステップS34の処理は、請求額が確定したタイミングで行われる。
請求額に応じたポイントを算出すると、ステップS35において、ポイント管理サーバ4は、ユーザIDに関連付けて記憶しているポイントに、算出したポイントを加算する。
[ユーザに対してサービスを提供する際の動作]
続いて、図10を参照して、電子通貨管理システムSを利用するユーザに対して当該ユーザ固有のサービスを提供する際の動作について説明する。
ステップS41において、ユーザ端末12は、ユーザIDを伴いキャリアサーバ3にアクセスすると、ステップS42において、キャリアサーバ3は、ユーザIDをポイント管理サーバ4に対して通知する。ステップS43において、ポイント管理サーバ4は、通知されたユーザIDに応じたサービスに関する情報を取得し、キャリアサーバ3に通知し、ステップS44において、キャリアサーバ3からユーザ端末12に対して当該サービスが提供される。
なお、ポイント管理サーバ4ではユーザID毎にアクセス履歴を管理しており、このアクセス履歴に基づいて、前回アクセス時からの差分情報(利用金額、チャージ金額、ポイントの増減)と、現在の残高及び現在のポイント数とを取得する。そして、取得した情報がキャリアサーバ3を介してユーザ端末12に提供されることで、ユーザ端末12において前回との差分や現在の残高及びポイント数等が表示されることになる。
なお、ユーザIDに応じたサービスとは、例えば、当該ユーザが所有するカード11の残高や付与されたポイントを確認可能にするサービスであり、また、ユーザの属性に合った商品を紹介(レコメンド)するサービス等である。
一例として、ポイント管理サーバ4は、ユーザIDに関連付けられた残高やポイントに基づいて、当該残高又はポイントで購入可能な商品、当該残高又はポイントでは足りないもののあと少し追加することで購入可能な商品等を紹介するサービスを提供する。また、ポイント管理サーバ4は、ユーザIDに関連付けられたユーザの属性(性別、年齢、生年月日、趣味嗜好)等に基づいて、当該ユーザが好む商品を紹介するサービスを提供する。このようなサービスについても、前回アクセス時から更新があったものを提供することができる。
また、ポイント管理サーバ4は、ユーザ端末12を用いたサービスの提供者との契約が解除された場合に、ポイントを使用できない状態に変更してもよい。例えば、通信キャリアが、ユーザ端末12を用いた通信サービスを提供し、通信料金に応じたポイントをユーザ端末12のユーザに付与しているとする。この場合において、ポイント管理サーバ4は、ユーザ端末12のユーザが通信キャリアとの契約を解除した旨の情報をキャリアサーバ3から取得すると、ユーザ端末12に関連付けて記憶しているポイントを削除する。ポイント管理サーバ4は、ユーザ端末12のユーザが通信キャリアとの契約を解除した旨の情報を取得すると、ポイントを使用できない旨を示すフラグを付加した状態でポイント残高を記憶してもよい。ポイント管理サーバ4は、ユーザが通信キャリアとの契約を、契約を解除してから所定期間以内に再開したという通知をキャリアサーバ3から受けた場合に、上記のフラグを変更することにより、ポイントを使用できるようにしてもよい。
[第1実施形態]
本発明のポイント表示システムは、以上説明した電子通貨管理システムSにおいて好適に利用される。以下、本発明のポイント表示システムを実現するための実施形態の一例について説明する。
[ユーザ端末12及び電子通貨管理装置10の機能構成]
初めに、図11を参照して、ユーザ端末12及び電子通貨管理装置10の機能構成について説明する。なお、電子通貨管理装置10は、カード管理サーバ2、キャリアサーバ3及びポイント管理サーバ4のうちのいずれか一のサーバにより実現されることとしてもよく、カード管理サーバ2、キャリアサーバ3及びポイント管理サーバ4が協働することにより実現されることとしてもよい。
図11に示すように、電子通貨管理装置10は、カード11を用いた買い物の履歴(実績)をユーザ毎に管理する実績記憶部61を備える。ここで、実績記憶部61に記憶される情報の一例を図12に示す。なお、図12では、理解を容易にするため実際の情報を加工して図示している。また、図12に示す情報は、本発明を説明するための最小限のものに過ぎず、実績記憶部61は、その他の情報を記憶することとしてもよい。一例として、図12では、商品又はサービスを購入した日時、購入した商品又はサービスの種別等は省略しているが、実績記憶部61は、これらをユーザ毎に記憶することとしてもよい。
図12に示すように、実績記憶部61は、ユーザを識別するユーザIDに関連付けて、カード11を用いた買い物の実績を記憶する。買い物の実績としては、商品又はサービスを購入した購入店舗、商品等の購入に対して付与されるポイントの付与率、商品等の購入額の暫定値、当該購入額の確定値、商品等の購入に伴い付与されるポイントを少なくとも含む。
国際ブランドが提供する決済NW50を用いた決済では、利用枠の確保を行った後に(オーソリ)、店舗が売上処理を行うことで決済が行われる。ここで、利用枠が確保されてから売上処理が行われるまでには、所定日数のずれが生じることが一般的である。購入額の暫定値とは、購入額が確定する前の暫定的な購入額を示し、購入額の確定値とは、確定した購入額を示す。また、付与されるポイントも暫定額に応じて付与される暫定ポイントと、確定額に応じて付与される確定ポイントとを含む。
図11に戻り、ユーザ端末12は、本発明の実績表示装置に相当し、表示部51と、記憶部52と、制御部53と、を含んで構成される。
表示部51は、液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等により構成され、制御部53の制御に基づいて各種画面を表示する。
記憶部52は、ROM及びRAM等のメモリ又はハードディスク等の記憶媒体である。記憶部52は、制御部53を動作させるためのプログラム及び制御部53が動作する際に生成されるデータを記憶する。
制御部53は、例えばCPUであり、記憶部52に記憶されたプログラムを実行することにより、分類部531及び表示制御部532として機能する。
分類部531は、カード11を用いて購入した商品又はサービスの購入額に応じて付与されたポイント数を電子通貨管理装置10の実績記憶部61から取得し、付与されたポイント数の夫々を、通常ポイント数及び優遇ポイント数に分類する。本実施形態では、分類部531は、店舗毎に設定されたポイント付与率に基づいて、通常ポイント数及び優遇ポイント数を分類する。図12に示す例では、ポイント付与率が「付与率1」である「店舗A」「店舗C」が通常店に相当し、ポイント付与率が「付与率1」よりも高い「付与率2」である「店舗B」「店舗D」が優遇店に相当する。
なお、分類部531は、前回アクセス時からの差分のポイント数、即ち、所定期間内に付与されたポイント数を、実績記憶部61から取得する。また、分類部531は、付与されたポイントのうち確定額に応じて付与された確定ポイントのみを取得することとしてもよく、暫定額に応じて付与された暫定ポイントと確定ポイントとの和を取得することとしてもよい。
表示制御部532は、取得した通常ポイント数及び優遇ポイント数に基づいて、ユーザが所有する現ポイント数(例えば、図4(A)のポイント数表示202)を更新する。このとき、表示制御部532は、通常ポイント数に基づく更新と、優遇ポイント数に基づく更新とを異なる態様で行う。
ここで、図13及び図14を参照して、ポイント数更新の一例について説明する。なお、ポイント数の更新では、例えば、図4(A)に示すポイント数表示202の表示が更新されることから、図13及び図14では、ポイント数表示202の近傍の表示例を示す。
図12に示す実績記憶部61からポイント数を取得した場合、分類部531は、通常店「店舗A」により付与されたポイント数「20p」、及び通常店「店舗C」により付与されたポイント数「20p」を通常ポイント数と分類し、また、優遇店「店舗B」により付与されたポイント数「58p」、優遇店「店舗D」により付与された優遇ポイント数「20p」を優遇ポイント数と分類する。
表示制御部532は、分類部531が取得した通常ポイント数及び優遇ポイント数に応じてポイント数表示202を更新するところ、本実施形態では、表示制御部532は、優遇ポイント数に基づく更新の後に、通常ポイント数に基づく更新を行う。
図13(A)は、優遇店「店舗B」により付与された優遇ポイント数「58p」に基づきポイント数表示202を更新する場合の表示例を示す。この場合、表示制御部532は、ポイント数表示202の近傍に、「店舗B」により付与されたことを示すロゴ301と、通常よりも優遇されていることを示す宝画像302と、付与されたポイント数を示す変動ポイント303と、を表示し、ロゴ301及び宝画像302をポイント数表示202に投入するアニメーションを表示する。
その後、表示制御部532は、優遇ポイント数「58p」に基づいて、ポイント数表示202の表示を更新する。即ち、図13(A)の時点で「880p」であったポイント数表示202が、図13(B)の時点では「938p」に更新されている。
図13(B)は、優遇店「店舗D」により付与された優遇ポイント数「20p」に基づきポイント数表示202を更新する場合の表示例を示す。この場合、表示制御部532は、ポイント数表示202の近傍に、ロゴ304と、宝画像305と、変動ポイント306と、を表示し、ロゴ304及び宝画像305をポイント数表示202に投入するアニメーションを表示する。ロゴ304は「店舗D」により付与されたことを示しており、図13(A)に示す優遇店「店舗B」に基づく更新とは異なることを明確にしている。
その後、表示制御部532は、優遇ポイント数「20p」に基づいて、ポイント数表示202の表示を更新する。即ち、図13(B)の時点で「938p」であったポイント数表示202が、図13(C)の時点では「958p」に更新されている。
優遇店「店舗B」「店舗D」により付与された優遇ポイント数に基づく更新が終わると、通常店「店舗A」「店舗C」により付与された通常ポイント数に基づく更新が行われる。図13(C)は、通常店「店舗A」「店舗C」により付与された通常ポイント数「20p」「20p」に基づきポイント数表示202を更新する場合の表示例を示す。この場合、表示制御部532は、ポイント数表示202の近傍に、付与された通常ポイント数を示す変動ポイント307を表示する。なお、図13(C)に示す例では、変動ポイント307として、通常店「店舗A」「店舗C」で付与された通常ポイントの和を表示しているが、一例に過ぎず、夫々の通常ポイントを個別に表示することとしてもよい。
その後、表示制御部532は、通常ポイント数「40p」に基づいて、ポイント数表示202の表示を更新する。即ち、図13(C)の時点で「958p」であったポイント数表示202が、図13(D)の時点では「998p」に更新されている。また、表示制御部532は、前回からの変動したポイント数の総和を示すトータル変動数308を、ポイント数表示202の近傍に表示する。
以上のように、表示制御部532は、通常ポイント数に基づく更新と、優遇ポイント数に基づく更新とを異なる態様で行う。ユーザにとってみれば、宝画像302,305から対応する店舗で通常よりも多くの割合でポイントが付与されたことを把握できるため、例えば、当該店舗が優遇店であることを意識せずに買い物を行っていた場合であっても、後から通常よりも優遇されていたことを把握でき、お得感を得ることができる。また、ロゴ301,304からどの店舗が優遇店であるか把握できるため、優遇店にとっても、自店舗が優遇店であることをユーザに対して適切に通知することができ、集客力の向上を期待することができる。また、優遇店であることのメリットが明確になることで、サービス提供者にとってみても、優遇店契約の契約数が増えることが期待でき、結果、ユーザに対するサービスの更なる向上が期待できる。
なお、図13に示す例では、表示制御部532は、優遇ポイント数に基づく更新の後に、通常ポイント数に基づく更新を行っている。この点、夫々の更新順序は任意であり、図13に示す例に限られない。例えば、通常ポイント数に基づく更新の後に、優遇ポイント数に基づく更新を行うこととしてもよく、また、ポイントが付与された順、言い換えるとユーザが買い物をした順に更新を行うこととしてもよい。
また、カード11を用いた場合、店舗における商品の購入から実際の購入額の確定までに時間がかかる場合があり、付与されたポイントについても確定するまでに時間がかかる場合がある。この点、表示制御部532は、ポイント数表示202を、確定額に応じて付与される確定ポイントのみに基づいて更新することとしてもよく、また、暫定額に応じて付与される暫定ポイントと確定ポイントとに基づいて更新することとしてもよい。
また、ユーザが同一の優遇店において複数回買い物を行った場合、当該優遇店からユーザには優遇ポイントが複数回付与されることになる。このような場合、表示制御部532は、同一の優遇店から付与された優遇ポイントをまとめた上で、ポイント数表示202を更新することとしてもよく、また、複数回付与された優遇ポイントの夫々に応じて、ポイント数表示202を更新することとしてもよい。
また、表示制御部532は、優遇ポイント数が所定ポイント数を超える場合、所定ポイント数未満の優遇ポイント数とは異なる態様で、ポイント数表示202の更新を行うこととしてもよい。
図14は、優遇ポイント数の大きさに応じて異なる態様でポイント数表示202を更新する際の表示例を示す。なお、図14に示す例では、優遇ポイント数が「50p」を超えるか否かに応じて異なる態様でポイント数表示202を更新することにしている。
図14(A)は、優遇店「店舗B」により付与された優遇ポイント数「58p」に基づきポイント数表示202を更新する場合の表示例であり、図14(B)は、優遇店「店舗D」により付与された優遇ポイント数「20p」に基づきポイント数表示202を更新する場合の表示例である。
図14(A)に示すように、表示制御部532は、ポイント数表示202の近傍に、「店舗B」により付与されたことを示すロゴ301と、宝画像302Aと、を表示する。また、図14(B)に示すように、表示制御部532は、ポイント数表示202の近傍に、「店舗D」により付与されたことを示すロゴ304と、宝画像305Aと、を表示する。
「店舗A」により付与された優遇ポイント数は「58p」であり、所定ポイント数「50p」を超える一方で、「店舗D」により付与された優遇ポイント数は「20p」であり、所定ポイント数「50p」未満である。そのため、表示制御部532は、宝画像302A,305Aの態様を異ならせて表示している。即ち、所定ポイント数を超える「店舗A」に対応する宝画像302Aは、所定ポイント数未満の「店舗D」に対応する宝画像305Aに比べて賑やかな表示になっている。
このように、優遇店において大きなポイントが付与されると表示が賑やかになるため、ユーザに対してポイントを貯める楽しみを抱かせることができ、商品購入の動機づけを与えることができる。また、ユーザは、賑やかな表示を得るために買い物をする店舗が優遇店であるか否か着目することになり、優遇店における集客力の向上が期待できる。
また、表示制御部532は、付与されたポイント数に代えて(又は加えて)、当該ポイント数の付与率を異ならせて、ポイント数表示202を更新することとしてもよい。即ち、図13(A)に示す例では、ロゴ301及び宝画像302とともに、付与されたポイント数を示す変動ポイント303を表示することとしている。この点、ロゴ301及び宝画像302とともに、変動ポイント303に相当する「付与率2」を表示することとしてもよい。このように、優遇店における「付与率2」を通常店における「付与率1」よりも強調することで、ユーザは、対応する店舗が優遇店であるか通常店であるか把握できるようになる。
なお、通常ポイント数及び優遇ポイント数に応じて異なる態様で更新する対象は、ポイント数表示202に限られるものではなく、図15に示すように、付与されたポイント数の明細を通常ポイント数及び優遇ポイント数に応じて異なる態様で更新することとしてもよい。
図15は、付与されたポイント数の明細を示す表示画面230の一例である。表示画面230は、例えば、図4(A)の表示画面200において、ポイント数表示202が選択操作された場合に表示される。
図15に示すように、表示画面230には、ユーザに付与されたポイントの履歴情報が表示される。この履歴情報は、分類部531が実績記憶部61から取得した各種情報に基づいて生成される。
図15に示す例では、「8月14日」に「店舗D」により付与されたポイント数に対して「+10p」という追加表示231が表示され、同様に「8月10日」に「店舗B」により付与されたポイント数に対して「+29p」という追加表示232が表示されている。なお、これら追加表示231,232は、付与されたポイント数のうちの優遇された分のポイント数を示している。即ち、「店舗D」により付与されたポイント数「20p」のうち、「店舗D」が優遇店であるために優遇されたポイント数が「10p」分であることを示している。
このような追加表示231,232は、通常店「店舗A」「店舗C」には表示されていないため、ユーザは、追加表示231,232を確認することで、「店舗B」「店舗D」においてポイントが通常よりも多く付与されたことを把握できる。そのため、付与されたポイント数の明細を示す表示画面230であっても、優遇店で付与されたポイントであることをユーザに対して適切に通知することができる。
[ユーザ端末12の処理]
以上、本発明を実現するためのユーザ端末12及び電子通貨管理装置10の機能構成について説明した。続いて、ユーザ端末12において実行される処理の流れについて説明する。図16は、ユーザ端末12の処理の流れを示すフローチャートの一例である。
初めに、ステップS101において、ユーザ端末12の分類部531は、電子通貨管理装置10の実績記憶部61にアクセスし、前回アクセス時から更新された各種情報(付与されたポイント、ポイントを付与した店舗名、ポイントを付与した時の当該店舗のポイント付与率等)を取得する。なお、分類部531による実績記憶部61へのアクセスは、例えば、ユーザ端末12において上述のアプリケーションが実行されるタイミングで行われる。即ち、ユーザが当該アプリケーションを起動すると、分類部531は、実績記憶部61にアクセスして、前回起動時からの差分情報を取得する。
実績記憶部61から各種情報を取得すると、分類部531は、取得した情報に基づいて、付与されたポイント数を優遇ポイント数及び通常ポイント数に分類する。続いて、ステップS102において、ユーザ端末12の表示制御部532は、付与されたポイント数に優遇ポイント数が含まれているか否かを判定する。
ステップS102において、優遇ポイント数が含まれていると判定した場合、ステップS103において、ユーザ端末12の表示制御部532は、優遇店に応じた表示を行う。具体的には、表示制御部532は、当該店舗が優遇店であることを示すロゴや宝画像等を表示部51に表示する。
他方、ステップS102において、優遇ポイント数が含まれていないと判定した場合、ステップS105において、ユーザ端末12の表示制御部532は、通常店に応じた表示を行う。即ち、表示制御部532は、通常店によりポイントが付与されたことを、優遇店によりポイントが付与された場合と比べて簡易な態様で表示する。
続いて、ステップS104において、ユーザ端末12の表示制御部532は、ステップS101で取得した情報の表示が終了したか否かを判定する。この判定がYESのとき、ユーザ端末12の表示制御部532は、処理を終了する一方で、判定がNOのとき、ユーザ端末12の表示制御部532は、処理をステップS102に移す。
[第1実施形態における効果]
以上説明した本実施形態のユーザ端末12によれば、付与されたポイント数をユーザに対して通知する際に、優遇店により付与された優遇ポイント数や付与率を、通常店により付与された通常ポイント数や付与率よりも強調して表示するため、優遇店で付与されたポイントであることをユーザに対して適切に通知することができる。
[第2実施形態]
続いて、図17を参照して、本発明のポイント表示装置の第2実施形態について説明する。加盟店がサービス提供者との間で優遇店としての契約を行う場合、当該加盟店は、店舗におけるポイントの付与率を一律に高くするほか、ある特定の商品等に限り、又はある特定の時間帯に限りポイントの付与率を高くすることがある。第1実施形態では、店舗毎に優遇店であるか通常店であるか判定し、優遇ポイント数と通常ポイント数とを分類することとしていた。この点、第2実施形態では、ユーザに付与されたポイント数毎に、優遇ポイント数と通常ポイント数とを分類する。即ち、第2実施形態では、ある店舗から付与されたポイント数が、優遇ポイント数である場合もあり、また通常ポイント数である場合もある。
第1実施形態と第2実施形態とでは、分類部531による優遇ポイント数と通常ポイント数との分類方法が異なり、その他の部分は共通である。以下、図17を参照して、第2実施形態の分類部531による分類方法について説明する。図17は、電子通貨管理装置10の実績記憶部61に記憶される各種情報の一例を示す図であり、ユーザID「TARO97」のユーザによる「店舗A」での買い物の履歴を簡略化して示している。
第2実施形態の分類部531は、店舗毎に設定された基準ポイント付与率と、当該店舗で付与されたポイント数に応じたポイント付与率とを比較することで、当該店舗で付与されたポイント数の夫々を、通常ポイント数と優遇ポイント数とに分類する。具体的には、分類部531は、基準ポイント付与率よりも高いポイント付与率で付与されたポイント数を、優遇ポイント数として分類し、基準ポイント付与率以下のポイント付与率で付与されたポイント数を、通常ポイント数として分類する。
図17に示す例では、「TARO97」のユーザは「店舗A」から、「8月20日」及び「8月21日」にポイント付与率「2%」でポイント数が付与され、「8月22日」にポイント付与率「1%」でポイント数が付与され、「8月23日」にポイント付与率「5%」でポイント数が付与されている。また、「店舗A」の基準ポイント付与率として「1%」が設定されている。
そのため、分類部531は、「8月20日」「8月21日」「8月23日」に付与されたポイント数「14p」「12p」「15p」の夫々を優遇ポイント数として分類し、「8月22日」に付与されたポイント数「15p」を通常ポイント数として分類する。
分類部531が付与されたポイント数を、通常ポイント数と優遇ポイント数とに分類すると、表示制御部532は、優遇ポイント数(又は当該ポイント数に対応するポイント付与率)を、通常ポイント数(又は当該ポイント数に対応するポイント付与率)よりも強調して、現ポイント数の表示を更新する。この表示制御部532の表示制御は、第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
なお、基準ポイント付与率は、全店舗において共通の付与率であってもよく、また、店舗毎に異なる個別の付与率であってもよい。基準ポイント付与率として、店舗毎に個別の付与率を設定する場合、分類部531は、店舗における一定期間内のポイント付与率の平均値に基づき、当該店舗における基準ポイント付与率を決定することとしてもよい。平均値に基づき、とは、例えば、平均値自体を基準ポイント付与率としてもよく、また、平均値に所定係数を乗じた値を基準ポイント付与率としてもよい。
また、平均の対象は、サービスを利用する全ユーザであってもよく、また、ユーザ個人であってもよく、また、ユーザを一定のグループ分けた当該グループ毎であってもよい。即ち、分類部531は、一定期間内に、全ユーザに対して当該店舗が付与したポイント数に応じたポイント付与率の平均値に基づき、全ユーザ共通の基準ポイント付与率を決定することとしてもよく、また、ユーザ個人に対して当該店舗が付与したポイント数に応じたポイント付与率の平均値に基づき、当該ユーザに固有の基準ポイント付与率を決定することとしてもよく、また、グループに属するユーザに対して当該店舗が付与したポイント数に応じたポイント付与率の平均値に基づき、当該グループに属するユーザの基準ポイント付与率として決定することとしてもよい。
[第3実施形態]
続いて、本発明の第3実施形態について説明する。第3実施形態では、表示制御部532は、付与されたポイントに基づいて現ポイント数に対応するバーを伸ばすことで、現ポイント数の表示を更新することとしている。図18は、第3実施形態の表示制御部532による現ポイント数の更新の一例を示す図である。
図13(A)に示すように、表示画面400は、現ポイント数表示401と、表示バー402とを含む。現ポイント数表示401は、ユーザが所有している現ポイント数を示す。図13(A)に示す例では、ユーザは、現在「880p」所有していることが分かる。
表示バー402は、現ポイント数に応じた長さのバーであり、現ポイント数の増加に伴い伸びることで、ユーザが所有するポイント数が増加したことを通知する。
第3実施形態の表示制御部532は、ユーザに対して付与された通常ポイント数及び優遇ポイント数に基づいて表示バー402を伸ばすことで、現ポイント数を更新する。具体的には、図13(B)に示すように、表示画面410の表示バー412は、「店舗B」から付与された「58p」分だけ伸び、結果、現ポイント数表示411が「938p」に更新されていることが分かる。
なお、第3実施形態においても第1実施形態と同様に、通常ポイント数に基づく更新と、優遇ポイント数に基づく更新とを異なる態様で行うこととしてもよい。優遇ポイント数である場合には、表示制御部532は、例えば、ロゴ及び宝画像を表示バー412に投入するアニメーションを表示する等して現ポイント数を更新する。他方、通常ポイント数である場合には、表示制御部532は、例えば、ロゴ及び宝画像を表示することなく現ポイント数を更新する。図13(B)に示す例は、優遇ポイント数に基づく更新の一例を示している。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。特に、装置の分散・統合の具体的な実施形態は以上に図示するものに限られず、その全部又は一部について、種々の付加等に応じて、又は、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
本発明のポイント表示システムは、ユーザ端末12と各種サーバ(電子通貨管理装置10)とにより構成される。ここで、サーバと端末とにより実現されるシステムでは、各々の処理の一部を相手方で実現することができる場合がある。この点は、本発明のポイント表示システムにおいても同じであり、ユーザ端末12で行うこととした処理のうちの一部を、サーバ(電子通貨管理装置10)において行うこととしてもよい。一例として、分類部531が行う処理は、ユーザ端末12において行うこととしてもよく、また、サーバ(電子通貨管理装置10)において行うこととしてもよい。
また、上記実施形態では、カード11を用いて商品等を購入した際に付与されるポイント数に着目して、現ポイント数を更新することとしている。ここで、ユーザには、商品等を購入した際だけでなく、来店ポイント等のように商品等の購入とは関係なくポイント数が付与されることがある。この点、ポイント表示システムでは、このような商品等の購入とは関係なく付与されたポイント数に基づいて現ポイント数を更新することとしてもよい。なお、このようなポイントは、ユーザにとってお得なものであるため、現ポイント数の更新に際して、優遇ポイント数のように通常ポイント数よりも強調して用いることとしてもよい。
S・・・電子通貨管理システム、1・・・ユーザ機器、11・・・カード、12・・・ユーザ端末、2・・・カード管理サーバ、10・・・電子通貨管理装置、3・・・キャリアサーバ、4・・・ポイント管理サーバ、51・・・表示部、52・・・記憶部、53・・・制御部、531・・・分類部、532・・・表示制御部、533・・・基準値取得部、61・・・実績記憶部、50・・・決済NW

Claims (11)

  1. ユーザが所有する現ポイント数を表示するポイント表示装置とユーザ毎に付与されたポイント数を管理する管理サーバとを備えるポイント表示システムであって、
    ユーザに対して前記管理サーバに前回アクセスしてから付与された前記ポイント数の夫々から、第1ポイント付与率で付与された通常ポイント数と、前記第1ポイント付与率よりも高い第2ポイント付与率で付与された優遇ポイント数とを分類する分類部と、
    前記優遇ポイント数又は前記第2ポイント付与率を、前記通常ポイント数又は前記第1ポイント付与率よりも強調し、前記ポイント表示装置における前記現ポイント数の表示を、前記優遇ポイント数又は前記第2ポイント付与率の場合と前記通常ポイント数又は前記第1ポイント付与率の場合とで異なる態様で動的に更新する表示制御部と、
    を備えるポイント表示システム。
  2. 前記分類部は、店舗毎に設定された基準ポイント付与率と、当該店舗で付与されたポイント数に応じたポイント付与率とを比較することで、当該店舗で付与されたポイント数の夫々を、通常ポイント数と優遇ポイント数とに分類する、
    請求項1に記載のポイント表示システム。
  3. 前記分類部は、店舗における一定期間内のポイント付与率の平均値に基づき、当該店舗における前記基準ポイント付与率を決定する、
    請求項2に記載のポイント表示システム。
  4. 前記分類部は、全ユーザに対して当該店舗が付与したポイント数に応じたポイント付与率の平均値に基づき、当該全ユーザに共通の基準ポイント付与率を決定する、
    請求項3に記載のポイント表示システム。
  5. 前記分類部は、特定のユーザに対して当該店舗が付与したポイント数に応じたポイント付与率の平均値に基づき、当該特定のユーザに対する基準ポイント付与率を決定する、
    請求項3に記載のポイント表示システム。
  6. 前記表示制御部は、前記優遇ポイント数に基づく更新の際に、当該優遇ポイント数を付与した店舗を示す情報とともに前記更新を行う、
    請求項1から5のいずれか1項に記載のポイント表示システム。
  7. 前記表示制御部は、前記優遇ポイント数が所定ポイント数を超える場合、所定ポイント数未満の前記優遇ポイント数とは異なる態様で、前記現ポイント数の更新を行う、
    請求項1から6のいずれか1項に記載のポイント表示システム。
  8. 前記表示制御部は、前記通常ポイント数に基づく更新と、前記優遇ポイント数に基づく更新とを異なるタイミングで行う、
    請求項1から7のいずれか1項に記載のポイント表示システム。
  9. 前記現ポイント数は、現ポイント数に応じた長さのバーを用いて表示され、
    前記表示制御部は、前記通常ポイント数及び前記優遇ポイント数に基づき前記バーの長さを伸ばすことで、前記現ポイント数を更新する、
    請求項1から8のいずれか1項に記載のポイント表示システム。
  10. 前記ポイント表示システムは、通信キャリアが用いるサーバであってユーザIDに関連付けられたポイント数を前記管理サーバから取得し、前記ポイント表示装置にポイント数を通知するキャリアサーバをさらに備え、
    前記ポイント表示装置は、前記キャリアサーバを介して前記管理サーバから前記通常ポイント数又は前記優遇ポイント数を取得する、
    請求項1から8のいずれか1項に記載のポイント表示システム。
  11. ユーザが所有する現ポイント数を表示するポイント表示装置とユーザ毎に付与されたポイント数を管理する管理サーバとを備えるポイント表示システムが実行する、
    ユーザに対して前記管理サーバに前回アクセスしてから付与された前記ポイント数の夫々から、第1ポイント付与率で付与された通常ポイント数と、前記第1ポイント付与率よりも高い第2ポイント付与率で付与された優遇ポイント数とを分類するステップと、
    前記優遇ポイント数又は前記第2ポイント付与率を、前記通常ポイント数又は前記第1ポイント付与率よりも強調し、前記ポイント表示装置における前記現ポイント数の表示を、前記優遇ポイント数又は前記第2ポイント付与率の場合と前記通常ポイント数又は前記第1ポイント付与率の場合とで異なる態様で動的に更新するステップと、
    を含むポイント表示方法。
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