JP2007241864A - ポイント管理方法及びシステム並びにプログラム - Google Patents

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Abstract


【課題】ポイント還元システムにおいて、ユーザの購入予定を条件に高いポイント還元率を付与する。
【解決手段】ポイント管理サーバが、条件達成時に付与されるボーナス%をユーザに提示し、少なくとも対象期間と予定購入金額とを含む条件情報をユーザ情報に関連づけて第1の領域に記録するステップと、前記期間内に前記ユーザが行った買い物の累積金額を算出し第2の領域に記録するステップと、定期的あるいは任意のタイミングで、前記予定購入金額と前記累積金額とを比較するステップと、前記累積金額が予定購入金額を上回っている場合に条件達成として前記ボーナス%に前記累積金額を乗じたポイントを前記ユーザのポイントに加算するステップとを実行する。
【選択図】 図1

Description

本発明はポイント管理方法及びシステム並びにプログラムに関し、特に、ユーザが所定期間内に所定額の買い物をすることを販売者側に事前に登録し、この条件達成と引き替えにポイント還元率を高くする方法及びシステム並びにプログラムに関する。
実在の商店のみならずインターネット上の仮想店舗等で、ユーザの購入金額や利用頻度に応じて、商品やサービスとの交換や値引きに使用可能なポイントを与えるポイント還元サービスが知られている(例えば、特許文献1)。ポイントシステムは企業毎に異なり、蓄積ポイントが大きければ受けられるサービスも大きくなるため、ユーザには同一企業のポイントを増やそうとする心理が働き、企業側は顧客の固定化や囲い込みを図れるメリットがある。
ブロードバンド通信の普及した昨今ではインターネットを用いたオンラインショッピングの利用者が急増しており、また現実の店舗販売でも企業間の競争が激化しており、ポイント還元サービスにもより多くの顧客を囲い込むための試みが提案されている。例えば特許文献2には、ポイントの累積状態に応じてポイント換算比レートが変更されるシステムが提案されている。この種のシステムでは、所定期間における購入金額が所定額を超えると次の所定期間だけ1ランク上の会員となり、その期間内はポイント還元率が通常会員より若干高くなる。
特開2001−290995号公報 特開2000−268260号公報
従来のポイント還元システムでは、一度の購入金額または過去一定期間の購入金額に応じてポイント還元率が決定される。しかしこれでは、購入金額を累積する期間の途中でユーザが別の販売店に流れていってしまうことがある。
また、従来のシステムでは過去の購入実績に応じてポイント還元率が決定されるため、顧客が近い将来に大きな買い物をする予定があっても、過去の実績がなければ低い還元率のまま買い物を行わなくてはならない。これをユーザがこれから行う買い物に対して高いポイント還元率を得られれば、ユーザがより多くのポイントを得ることが可能となり便宜となる。
本発明はこのような実情に鑑み、ユーザが所定期間内に所定額の買い物をすることを販売者側と事前に契約し、この条件達成と引き替えに購入済み金額に対するポイント還元率を高くすることにより、顧客にとってより魅力的なポイントシステムを提供し、同時に販売者も顧客を惹き付けておける方法及びシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明にかかるポイント管理方法、システム、プログラムは、ポイント管理サーバが、
条件達成時に付与されるボーナス%をユーザに提示し、少なくとも対象期間と予定購入金額とを含む条件情報をユーザ情報に関連づけて第1の領域に記録するステップと、
前記期間内に前記ユーザが行った買い物の累積金額を算出し第2の領域に記録するステップと、
定期的あるいは任意のタイミングで、前記予定購入金額と前記累積金額とを比較するステップと、
前記累積金額が予定購入金額を上回っている場合に条件達成として前記ボーナス%に前記累積金額を乗じたポイントを前記ユーザのポイントに加算するステップとを実行することを特徴とする。
本発明において、前記条件情報を記録するステップは、前記ユーザが既に得ているポイントから所定数のポイントを減算するステップを含むとともに、前記ユーザのボーナスポイントを加算するステップは、前記減算したポイントを前記ユーザのポイントに加算するステップを含むことが有効である。
また、前記条件情報が予め複数用意されており、前記ポイント管理サーバはユーザが選択した任意のプランの条件情報をユーザ情報に関連づけて記録することが有効である。
本発明のポイントシステムでは、ユーザが所定期間に所定量の買い物をすることを販売者側と契約し、この条件を達成すると期間中の買い物額に対し高いポイント還元率を得ることができる。ユーザには過去の実績がなくても通常より高い還元率でポイントが得られるメリットがあり、販売店には設定期間中にユーザが別の販売店に流れていってしまうのを防止できるメリットがある。また、販売店はこれからある程度の額の買い物をしようとする顧客をタイムリーに取り込んで、特別な優遇サービスを提供することができる。すなわち本発明によれば、販売店と顧客の双方に有益となるシステム及び方法が提供される。
このシステム及び方法において、条件設定時すなわちプラン登録時にユーザの既に持っているポイントから所定のポイントを徴収し、条件達成時に当該ポイントを返却するようにすれば、ユーザが条件達成に向けて一層努力することが期待され、顧客をより確実につなぎとめることができる。
また、購入予定額や設定期間と、それに伴うボーナス%の組み合わせである条件情報を複数種用意しておき、ユーザが任意に選択できるようにすれば、ユーザは自分の購入計画にあったプランを幅広いタイプのなかから選択することができ、販売店はユーザの細かいニーズに応じられるとともに、ユーザの購入予定に合ったプランがない場合に他の販売店に流れてしまうことを防止することができる。
本発明を実施するための最良の実施形態について、図面を参照しながら以下に詳細に説明する。本願システムはユーザが将来の購入予定に合うプランを販売者サーバで選択し、ユーザが対象期間内に所定額の買い物をしたら当該買い物に対するポイント還元率を遡って通常より高くするというものである。例えば、この先3ヶ月の間に5万円の買い物をした場合、その5万円の買い物に対するポイント還元率を通常の10%から15%に引き上げる。ただし、契約時にユーザは所定数のポイントをデポジットとして徴収され、目標額達成時にはこれが返却されるが、未達成の場合には没収される。
目標購入額、目標達成時のポイント還元率、デポジットポイント数の内容を具体的に定めた1以上の契約パッケージが販売店により予め用意されており、ユーザはユーザ端末からネットワークを介して契約パッケージを選択し契約処理を行う。契約時にデポジットポイントが引き落とされる。契約をしたユーザが対象期間内に買い物をすると、購入金額が累積される。対象期間内に目標金額に達成するとデポジットポイントが返却されるとともに、目標購入金額分には契約内容に沿ったボーナスポイントが遡って付与される。対象期間内に目標金額に達しなかった場合はデポジットポイントが没収となる。
図1は、本発明にかかるポイント管理システムの実施例の構成を示す図である。図1を参照すると、ユーザ端末10が通信ネットワーク50を介してポイント管理サーバ20に接続している。ポイント管理サーバ20はワークステーション・サーバ等の情報処理装置であり、動作プログラム21が演算処理装置22に展開されることによりプログラム制御で動作する。ポイント管理サーバ20はまた、ユーザ情報DB23、商品情報DB24、伝票情報DB25、契約型ポイント還元情報DB26を具えている。
ユーザ情報DB23には、販売店またはそのポイントシステムの会員登録を行ったユーザの情報が登録されており、例えばユーザごとにID、アクセスパスワード、氏名、住所、当該ユーザが現在有するポイント数等の情報を含んでいる。商品情報DB24は例えば本やCDまたはソフトウェア等の商品情報が登録されたテーブルであり、商品の名称、型番、価格等の情報を含んでいる。伝票DB25には伝票情報があり、ユーザが購入した商品の商品名、数量、支払額や支払い方法等の情報が登録される。
契約型ポイント還元情報DB26は、契約内容を規定する契約パッケージテーブルと、ユーザ毎の契約登録状況を保持する契約登録テーブルを具えている。図2は、これらのテーブルの構成例を示す図である。図2に示すように、契約パッケージ情報27は、パッケージID;パッケージ名;有効フラグ;目標達成時のポイント還元率;デポジットポイント数;目標購入金額;対象期間の情報を具えている。契約登録テーブル28は、ユーザID;契約パッケージID;有効フラグ;期間中累積購入金額;契約開始日の情報を具えている。
このポイント管理サーバ20はウェブサーバ機能も有し、ログイン画面を提示してユーザの認証を行ったり、後述するパッケージ選択画面を提示して条件情報を取得することができる。この認証処理等については公知技術であるため詳細な情報は省略する。
ユーザ端末10は、ユーザが自宅で使用するパーソナルコンピュータ、データ通信機能を有する携帯電話機、販売店内に設置されたポイント契約用の端末装置などの情報処理端末であり、商品販売サイトや契約パッケージ情報を表示する画面と、商品や契約パッケージを選択するための入力手段(キーボードやマウス)を具える。また、ユーザ端末10はネットワーク50を介してポイント管理サーバ20にアクセスし、ウェブページを表示するブラウザ手段など必要な手段を具えるものとする。
次に、このシステムの動作について、図3以降を参照しながら説明する。システムの前提として、販売者側が予め複数の契約パッケージを規定し、ユーザ端末10から選択できるようにポイント管理サーバ20に登録する必要がある。また、ユーザがサーバ20にログインして買い物を行うと、購入額に対し通常のポイント還元率(例えば、10%)のポイントがユーザに付与され、これがユーザ情報DB23に蓄積されるものとする。このような状況において、契約日から半年間の累積購入金額が10万円以上であった場合にはこの10万円の買い物に対しポイント還元率を通常より5%高い15%とし、ただし契約にあたり3000ポイントのデポジットを徴収される契約パッケージを作成する場合を説明する。
販売者のオペレータはポイント管理サーバ20を直接操作あるいはネットワーク40からアクセスし、契約型ポイント還元情報DB26の図2に示す契約パッケージテーブル27に契約パッケージを登録する。この際、ポイント管理サーバ20はログイン画面を用いた認証を行い、契約パッケージテーブル27を更新できる者を制限するものとする。この更新を許可する者のアカウントは権限情報とともにユーザ情報DB23に登録されてもよい。
ポイント管理サーバ20は契約パッケージの登録要求を受けると、図2に示す契約パッケージテーブルの項目に対応した入力欄を有する設定画面を提示し、販売者の入力情報を取得して、テーブル27に登録する。上記実施例の場合、図2(a)の2番目のエントリが相当する。ここで、契約パッケージIDとは契約パッケージを一意に識別する情報であり、販売者が新たな契約パッケージを登録する際に自動的に割り当てられる。パッケージ名は契約パッケージの名前であり、ユーザがネットワーク50を介して選択画面を参照する際に表示される。有効フラグは、どの契約パッケージをネットワーク50に公開するのかを識別するものである。有効フラグが”1”であるとユーザが参照可能かつ選択可能となる。登録した契約パッケージを現在契約不可能とする場合には”0”を登録する。ポイント還元率は、契約を達成した場合の目標購入金額に対するポイント還元率を示す。上記の契約パッケージ例では15%となる。販売者はこのようにして契約パッケージを複数登録することができる。
次に、ユーザと契約締結する処理を説明する。図3はこの処理を説明するためのチャートである。ユーザがユーザ端末10からポイント管理サーバ20にアクセスすると(A1)、ポイント管理サーバ20はメインメニューを提示する(A2)。このメインメニューでユーザが契約パッケージの情報を要求すると(A3)、ポイント管理サーバ20は契約パッケージテーブル27において、有効フラグが”1”となっているものを抽出してユーザ端末10にリスト提示する(A4−A5)。ユーザ端末10における契約パッケージ情報が表示された画面例を図4に示す。本図に示すように、選択画面には契約パッケージテーブル27のパッケージが選択可能なラジオボタンとともに提示され、選択情報をポイント管理サーバ20へ送信する申込ボタンが設けられている。ユーザは対象期間にどれだけ買い物するかを考慮して契約パッケージを選択し(A6)、ユーザIDとパスワードを入力し(A7)、申込ボタンを押下するとID、パスワードを含む選択情報がポイント管理サーバ20へ送信される(A8)。なお、ユーザIDとパスワードはユーザ認証に要求されるものであるが、申込画面でユーザが入力するのではなく、サーバ20へのアクセス時にログイン画面を提示して認証を行うようにしてもよい。
ポイント管理サーバ20はこれらの情報を受け取って、ユーザ情報DB23を参照してユーザIDとパスワードを照合し(A9)、受信した情報に基づいて図2(b)に示す契約登録テーブル28にレコードを作成する(A10)。ここで有効フラグは当該レコードが現在有効であるかを識別するものである。これはレコードの作成時に”1”が登録され、対象期間が経過した場合や期間中に目標購入金額を達成した場合に”0”(無効)に切り換えられる。期間中総購入金額の欄には登録時に0が入り、以降にこのユーザが買い物を行うに伴って金額が加算される。契約開始日の欄には対象期間の初日の日付が入る。本実施例ではユーザが契約申込をした日が格納され、申込日と契約開始日が同じとなる。ただし、実施例によっては後述するように申込日と契約開始日が必ずしも一致しなくてもよい。また、契約パッケージテーブル27に示されたデポジットポイントを、ユーザ情報DB23の保有ポイント数から徴収(減算)する。
本実施例では、1人のユーザが対象期間が重複する2以上の契約パッケージの登録を許さないものとする。これは、ポイント管理サーバ20がステップA10で新たなレコードを作成する前に契約パッケージテーブル27と契約登録テーブル28を参照し、契約登録テーブル28にユーザIDが同一で対象期間が重複するような登録が既に存在する場合エラー処理とすることにより行われる。この場合はユーザ端末10に所定の拒否画面を提示する。なお、後述するように、実施例によっては同時に複数の契約を行えるようにしてもよい。契約内容が契約登録テーブル28に登録されると、ユーザ端末10に登録完了通知が出される(A11−A12)。
また本実施例では、契約時にユーザが必要十分なデポジットポイントを持っていなくても契約できるようにする。これは、パッケージ契約に必要なデポジットポイントに関してはユーザの保有ポイントがマイナスになるのを許可することにより実現する。例えばポイントをまったく持たない新規ユーザの場合、デポジットで3000ポイント徴収されると−3000ポイントからスタートし、以降の買い物で与えられるポイントがこれに充当される。
契約登録したユーザは、対象期間中に目標金額を達成すべく販売者の店舗または通販サイトにて買い物を行う。例えばポイント管理サーバ20が通信販売処理機能を有する場合の通販処理を図5に示す。ユーザはユーザ端末10からサーバ20にアクセスし(B1)、メインメニューから商品情報の閲覧を要求する(B2)。これを受けたサーバ20は商品情報をユーザ端末10に提示する。この商品情報はサーバ20に格納された商品紹介ホームページ群であり、各商品の情報が商品情報DB24に登録されている。ユーザは購入を希望する商品を選択し、支払い方法、ユーザID、パスワードとともに購入注文情報としてサーバ20に送信する(B6−B8)。なお、ユーザ端末10からサーバ20にアクセスする際にログイン処理を行ってもよく、その場合はサーバ20はユーザ情報DBでIDやパスワードの認証を行う際に当該ユーザの現在までの獲得ポイント数をユーザに提示する。そして、ユーザが買い物する際にはポイントを使用するか否か、利用する場合には何ポイント使用するかの情報を取得するようにする。
ポイント管理サーバ20はこれらの情報を受信し、ユーザIDとパスワードを照合し(B9)、後に詳細に説明するが、購入注文情報を用いてユーザ情報DB23および契約登録テーブル28を更新する(B10)。そして購入商品に応じて配送伝票や請求書を作成し(B11)、公知の手続に従い請求データをユーザ端末10に送信する(B12)。これがユーザ端末10に表示される(B13)。
図6は、上記ステップB10の詳細なフローチャートである。ユーザ端末10から受信された購入注文情報において、ユーザが今回の買い物でポイントを使用することが示されている場合(C2)、ユーザ情報DB23を参照して当該ユーザは十分なポイントを有するかを確認してから、保有ポイントから今回指定された使用ポイント数を減算する(C3)。このとき、使用ポイントが購入商品の全額相当分に満たない場合は、今回購入額から使用ポイント換算分を減算し、今回支払金額を求める。ここでユーザに支払が生じる場合やユーザがポイントを使用しない場合、ユーザの支払金額に通常のポイント還元率を乗算し、今回の獲得ポイントを求める(C4)。ここで得られたポイント数が、ユーザ情報DB23のユーザのポイント欄に加算される(C5)。
このとき、ポイント管理サーバ20は契約型ポイント還元情報DB26を参照し、当該ユーザについて現在有効な契約登録があるかを調べる(C6)。これは、契約登録テーブル28において、当該ユーザのIDかつ有効フラグが”1”となっているレコードを検索する。有効な契約が存在する場合、図2(b)に示す契約登録テーブル28の期間中総購入金額の欄に当該ユーザの今回支払金額を加算する(C7)。また、契約パッケージIDから契約パッケージテーブル27を参照して契約内容を取得し、更新した期間中走行入金額が目標購入金額を超えたか否かを判定する(C8)。目標金額を達成した場合、ポイント管理サーバ20は未付与ポイントの精算とデポジットの返却を行う(C9)。これは、契約パッケージテーブル27を参照して該当する契約のデポジット数を当該ユーザのポイントに加算するとともに、目標購入額×(契約上のポイント還元率−通常のポイント還元率)を算出して未付与ポイントを求め、ユーザのポイントに加算する。その後、契約登録テーブル28における当該契約の有効フラグを”1”から”0”に変更する(C10)。この処理によりユーザにデポジット返却およびボーナスポイントが付与される。
販売サーバ20の動作プログラム21は、日付が変わる毎に契約登録テーブル28を検査し、現在の有効フラグが”1”であって対象期間が過ぎている契約レコードを抽出し、有効フラグを”0”に更新する(デーモン機能)。これにより目標額に達成しないまま契約期間が満了となったレコードを無効とすることができる。なお、この場合にはユーザから徴収したデポジットは返却されない。
以上の処理により、販売店は顧客に高いポイント還元率を約束する一方で、目標購入金額未達成の場合には通常より低いポイント還元率となるような契約をを結ぶことにより、顧客を確実に固定化することが可能となる。
なお、本実施例では目標額に達成した段階で目標購入額分のボーナス%を付与し、達成後はさらに買い物しても通常のポイント還元率に戻る仕組みとなっているが、これは変更してもよい。例えば毎回の買い物時ではなく、デーモン機能が契約対象期間の満了時に1度だけ期間中総購入金額を参照し、ここで目標額を超えていたら期間中総購入金額全体に対し高いポイント還元率を付与するように構成してもよい。
次に、本発明の別の実施例について、図7を参照しながら説明する。本実施例では、契約パッケージの対象期間の始期および終期を、販売者が任意に設定できるように構成する。すなわち、契約パッケージの登録画面において対象期間の開始日と終了日の入力欄が設けられており、ポイント管理サーバ20はこの始期と終期を契約パッケージテーブル28の対象期間欄に登録する。図7(a)にこの例を示すように、3段目の契約パッケージはクリスマス・年末商戦向けのパッケージであり、12月1日から12月31日までが対象期間となっている。ユーザによる選択ステップにおいてこの契約パッケージが選択された場合、サーバ20は契約パッケージテーブル28に示された対象期間の開始日が、契約登録テーブルの契約開始日欄に登録される。例えば、図7(a)の契約パッケージID=30を2006年11月末に契約申込を行った場合、申込受付日が11月であっても、図7(b)に示す契約登録テーブル28のエントリでは契約開始日が2006年12月1日で登録される。また、サーバ20は申込日と契約対象期間を比較し、この場合のように契約申込日が契約期間以前である場合には、契約登録テーブル28の有効フラグを”0”で登録する。
販売サーバ20はデーモン機能を用い、例えば日付が変わるタイミングで契約登録テーブル28を検査して、契約開始日が到来したレコードがある場合にその有効フラグを”0”から”1”へと切り換える。その他の構成や動作は上記第1実施例と同様である。このような構成により、本実施例では販売者が契約パッケージの対象期間を自由に設定することが可能となる。したがって、例えば特に顧客を取り込みたいクリスマス・年末時期や、一年を通じて売上の落ちる2月や8月などに期間限定の特別キャンペーンを設定するような方策が可能となる。
以上に本発明の実施例について詳細に説明したが、本発明は上記実施例の構成や動作に限定されるものではなく、さまざまな変更を施すことができる。例えば図2や図7に示す各テーブルの登録内容は本発明の動作を達成できるものであれば変更してもよい。具体的には、契約パッケージテーブル27のポイント還元率は目標購入金額達成時に付与されるボーナス%が登録され、サーバ20がこのボーナス%に期間中総購入金額を乗じてポイントを付与してもよい。また、契約登録テーブル28にはレコード登録時に契約開始日のみならず契約終了日も登録して、以降の処理における契約パッケージテーブル27の参照回数を減らすようにしてもよい。また、上記実施例では契約時にデポジットポイントを徴収し、目標額達成時にデポジットポイントを返却するようにしているが、これは必須の構成要素ではない。さらに、本発明は商品購入の場合に限らず、例えばクレジットカードや銀行サービス、美容院やクイックマッサージなどのサービス業など、顧客に利用実績に応じたポイントを付与して便宜を図るシステム全般に適用する事ができる。
さらに、上記実施例では1人のユーザが同時に複数の契約ができないようにしているが、同時に複数の契約プランを選択できるようにしてもよい。これには、図3ステップA10で2以上の契約パッケージの選択を許可するとともに、ユーザが買い物をしたときに契約登録テーブル28から有効フラグ”1”の複数パッケージを抽出し、それぞれ総購入金額に今回購入額を加算する。ただし、この場合は複数の契約をいずれも達成した場合の実質的なポイント還元率が非常に高くなる可能性があるため、予め契約パッケージのポイント還元率を小さめに設定しておくとともに、重複登録可能な契約を2つ程度に制限しないと非現実的である。
あるいは、ユーザに2つ以上の契約を選択できるようにする一方、商品の購入金額はいずれかの契約内容にのみ加算できるように構成してもよい。この場合、図6ステップC6で有効な契約登録を複数抽出したら、ユーザに契約をリスト提示して、どの契約登録に購入金額を累積させるかを問い合わせる。ユーザがいずれかの契約を選択したら当該契約についてステップC7以降の手続を進める。このように構成すると、ユーザは多彩なプランのなかから自分の購入予定に適したプランを選択して購入実績を配分することができ、より効率的なポイント獲得を行うことができる。
本発明によれば、ユーザは過去の実績がなくても将来の購入予定があれば通常より高い還元率でポイントが得られるメリットがあり、販売店は設定期間中にユーザを確実に固定化できるメリットがある。また、販売店はこれからある程度の額の買い物をしようとする顧客をタイムリーに取り込んで、特別な優遇サービスを提供することができる。本発明によれば、販売店と顧客の双方に有益となるシステム及び方法が提供される。
本発明に係るポイント管理方法およびシステム並びにプログラムは、顧客に利用実績に応じたポイントを付与して便宜を図るシステム全般に適用する事ができ、例えば小売業やクレジットカード、美容院などのポイントシステムに適用することができる。
本発明にかかるポイント管理システムの実施例の構成を示す図である。 ポイント管理サーバにおける契約型ポイント還元情報DBの構成例を示す図である。 ポイント管理サーバにおける契約登録動作を説明するフロー図である。 ユーザ端末に提示される契約パッケージ選択画面の実施例を示す図である。 ポイント管理サーバにおける商品売り上げ時の通常動作を説明するフロー図である。 ポイント管理サーバにおけるボーナスポイント付与時の動作を説明するフロー図である。 本発明の第2実施例にかかる契約型ポイント還元情報DBの構成例を示す図である。
符号の説明
10 ユーザ端末
20 ポイント管理サーバ
21 プログラム
22 演算処理装置
23 ユーザ情報DB
24 商品情報DB
25 伝票DB
26 契約型ポイント還元情報DB
27 契約パッケージテーブル
28 契約登録テーブル

Claims (9)

  1. ポイント管理サーバが実行するポイント管理方法であって、
    条件達成時に付与されるボーナス%をユーザに提示し、少なくとも対象期間と予定購入金額とを含む条件情報をユーザ情報に関連づけて第1の領域に記録するステップと、
    前記期間内に前記ユーザが行った買い物の累積金額を算出し第2の領域に記録するステップと、
    定期的あるいは任意のタイミングで、前記予定購入金額と前記累積金額とを比較するステップと、
    前記累積金額が予定購入金額を上回っている場合に条件達成として前記ボーナス%に前記累積金額を乗じたポイントを前記ユーザのポイントに加算するステップとを含むことを特徴とするポイント管理方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、前記条件情報を記録するステップは、前記ユーザが既に得ているポイントから所定数のポイントを減算するステップを含むとともに、前記ユーザのボーナスポイントを加算するステップは、前記減算したポイントを前記ユーザのポイントに加算するステップを含むことを特徴とするポイント管理方法。
  3. 請求項1または2に記載の方法において、前記条件情報が予め複数用意されており、前記ポイント管理サーバはユーザが選択した任意のプランの条件情報をユーザ情報に関連づけて記録することを特徴とするポイント管理方法。
  4. ポイント管理サーバで動作する制御プログラムであって、
    条件達成時に付与されるボーナス%をユーザに提示し、少なくとも対象期間と予定購入金額とを含む条件情報を取得してユーザ情報に関連づけて第1の領域に記録するステップと、
    前記期間内に前記ユーザが行った買い物の累積金額を算出し第2の領域に記録するステップと、
    定期的あるいは任意のタイミングで、前記予定購入金額と前記累積金額とを比較するステップと、
    前記累積金額が予定購入金額を上回っている場合に条件達成として前記ボーナス%に前記累積金額を乗じたポイントを前記ユーザのポイントに加算するステップとをポイント管理サーバに実行させることを特徴とするプログラム。
  5. 請求項4に記載の方法において、前記条件情報を記憶するステップは、前記ユーザが既に得ているポイントから所定数のポイントを減算するステップを含むとともに、前記ユーザのボーナスポイントを加算するステップは、前記減算したポイントを前記ユーザのポイントに加算するステップを含むことを特徴とするプログラム。
  6. 請求項4または5に記載の方法において、前記条件情報が予め複数用意されており、ユーザが選択した任意のプランの条件情報をユーザ情報に関連づけて記録することを特徴とするプログラム。
  7. ユーザごとに対象期間と予定購入金額とを含む条件情報を登録する第1のテーブルと、前記対象期間内に当該ユーザが行った買い物の累積金額が登録される第2のテーブルと、前記ユーザに付与されたポイント数が記録されるポイント記憶領域と、演算処理手段とを具え、当該演算処理手段は、前記対象期間内に前記ユーザが行った買い物の累積器楽を算出して前記第2のテーブルを更新し、定期的あるいは所定のタイミングで前記予定購入金額と前記買い物の累積金額を比較し、前記累積金額が予定購入金額を上回っている場合に前記累積金額に所定のボーナス%を乗じたポイントを前記ユーザのポイントに加算することを特徴とするポイント管理システム。
  8. 請求項7に記載のポイント管理システムにおいて、前記演算処理手段は、前記ユーザの条件情報を第1のテーブルに登録する際に当該ユーザのポイントを所定数減算して前記ポイント記憶領域を更新するとともに、前記累積金額が予定購入金額を上回った場合に前記減算したポイントを前記ユーザのポイントに加算することを特徴とするポイント管理システム。
  9. 請求項7または8に記載のポイント管理システムにおいて、予め複数種の条件情報が登録された第3のテーブルを具え、当該第3のテーブルの登録内容を選択可能にユーザ端末に提示して前記条件情報を取得することを特徴とするポイント管理システム。
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