JP2002049850A - 広告供給システム - Google Patents

広告供給システム

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JP2002049850A
JP2002049850A JP2001151504A JP2001151504A JP2002049850A JP 2002049850 A JP2002049850 A JP 2002049850A JP 2001151504 A JP2001151504 A JP 2001151504A JP 2001151504 A JP2001151504 A JP 2001151504A JP 2002049850 A JP2002049850 A JP 2002049850A
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Takaaki Amano
高章 天野
Yoshiharu Maeda
義治 前田
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Sony Interactive Entertainment Inc
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Sony Computer Entertainment Inc
Sony Music Communications Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広告閲覧のインセンティブとなるポイント
を、より広いユーザを対象に付与する。 【解決手段】 Webサイトにおいて、利用する量に応
じたサービスの提供を受けることができるポイントを付
与するサーバ装置10は、ネットワーク手段13と、ス
ポンサーの出資に基づくポイント数等を記憶するファイ
ル28と、バナー広告を記憶するファイル23、24
と、バナー広告に表示するポイント数を決定するポイン
ト生成部14と、ポイント数を付したバナー広告をWe
bページに表示させるWeb制御部11と、ユーザが獲
得したポイント数およびユーザの個人情報を管理するユ
ーザデータ管理部12とを備える。本装置10は、ユー
ザが獲得したポイント数あるいはユーザの個人情報を参
照して、バナー広告に表示するポイント数を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して広告情報を供給するシステムに係り、特に、広告情
報とともに広告閲覧のインセンティブとなるポイントを
表示する広告供給システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年のコンピュータネットワークの普及
により、Webページは重要な広告媒体となっている。
Webページの開設者はスポンサーを募り、そのスポン
サーに関するバナー広告と呼ばれる広告をWebページ
に掲載することがよく行われている。
【0003】バナー広告は、ユーザがクリックすること
で、スポンサーのWebサイトに移動し、スポンサーに
関する情報を表示させる広告効果を有しているため、ス
ポンサーは、ユーザのクリックを増やそうと種々の施策
を講じている。
【0004】その施策の一つとしてバナー広告をクリッ
クしたユーザにポイントを付与することが行われてい
る。ユーザはこのポイントを集めることにより所定のサ
ービスを受けることができるため、積極的にバナー広告
をクリックすることが期待される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ポイン
ト獲得を目的に同一ユーザが何度もバナー広告をクリッ
クすると、そのユーザに対しては、ほとんど広告効果が
ないにもかかわらず、ポイントを付与することになる。
表示するポイントはあらかじめ総数が定められているの
が普通であるため、特定のユーザにポイントが偏ってし
まうおそれがある。
【0006】一方、バナー広告をクリックしたことによ
って付与するポイントは、全ユーザに対して一律であ
り、これでは特定の層のユーザに対してサイトを訪れさ
せたい場合などの、ユーザの嗜好、属性等に応じた効果
的な広告展開は困難である。
【0007】本発明の目的は、広告閲覧のインセンティ
ブとなるポイントを、より広いユーザを対象に付与する
技術を提供することにある。
【0008】また、本発明の別目的は、広告閲覧のイン
センティブとなるポイントを、より効果的に表示し、広
告効果を高める技術を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明によれば、コンピュータネットワークで結ば
れた端末装置に、広告閲覧のインセンティブとなるポイ
ントを広告情報とともに表示する広告供給システムであ
って、顧客の識別情報と、顧客が保有するポイント度数
とを関連付けて記憶する記憶手段と、顧客の端末装置か
ら顧客の識別情報を受付ける手段と、受付けた顧客の識
別情報に関連付けられている保有ポイント度数を、前記
記憶手段から取得する手段と、取得した保有ポイント度
数から、広告情報とともに表示すべきポイント度数を決
定する表示ポイント度数決定手段とを備える広告供給シ
ステムが提供される。
【0010】また、本発明によれば、コンピュータネッ
トワークで結ばれた端末装置に、広告閲覧のインセンテ
ィブとなるポイントを広告情報とともに表示する広告供
給システムであって、顧客の識別情報と、顧客に関する
個人情報とを関連付けて記憶する記憶手段と、顧客の端
末装置から顧客の識別情報を受付ける手段と、受付けた
顧客の識別情報に関連付けられている顧客に関する個人
情報を、前記記憶手段から取得する手段と、取得した顧
客に関する個人情報から、広告情報とともに表示すべき
ポイント度数を決定する表示ポイント度数決定手段とを
備える広告供給システムが提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して詳細に説明する。
【0012】(実施の形態の概要)本実施の形態には、
広告スペース提供者と、広告スポンサーと、ユーザとが
登場する。広告スペース提供者は、コンピュータネット
ワーク、例えば、インターネット上にWebサイトを開
設しており、このWebサイトで表示されるWebペー
ジ内のいくつかの領域を広告スペースとして提供してい
る。広告スポンサーは、広告スペース提供者が開設して
いるWebサイトに出資しており、Webページに広告
を掲載している。そして、ユーザは、広告スペース提供
者が開設しているWebサイトで表示されるWebペー
ジの閲覧者である。なお、ユーザは基本的に不特定多数
のインターネット利用者が該当し得るが、特定のユー
ザ、例えば、所定の登録を済ませているユーザ等を意味
するときは、その旨を明記して記載する。
【0013】本実施の形態において、広告スペース提供
者が開設しているWebサイトの概要について説明す
る。本Webサイトは、例えば、エンタテインメントを
目的とした種々のコンテンツ、例えば、ゲーム、製品情
報等を総合的に提供するサイトとすることができる。
【0014】また、本Webサイトではいわゆるショッ
ピングモールを開設している。このショッピングモール
で、ユーザは、例えば、広告スペース提供者が取り扱っ
ている商品をオンラインで購入することができる。
【0015】広告スポンサーは、広告スペース提供者に
出資し、広告スペース提供者が開設するWebサイトで
表示されるWebページの一部に、いわゆるバナー広告
と呼ばれる、主として矩形状の画像からなる広告を掲載
する。また、出資の一部はインセンティブポイント(以
下単に「ポイント」と称す)の提供に充当される。
【0016】このポイントは、Webページ上におい
て、そのポイントを提供した広告スポンサーのバナー広
告に表示される場合がある。ユーザは、ポイントが表示
されたバナー広告をクリックすることにより、表示され
たポイントを獲得することができる。ポイントを獲得し
たユーザは、広告スペース提供者が提供するWebサイ
ト内のショッピングモールで、ポイントを使用すること
により、商品等をディスカウントした価格で購入するこ
とができる。
【0017】すなわち、ポイントは1ポイントにつきx
円といった割合で金額に換算することができる。ここ
で、スポンサーの出資額がy円で、そのうちの所定の割
合であるz円分がポイントの提供に充当されるものとす
る。このときスポンサーが提供できる総ポイント数は、
z/xポイントということになる。
【0018】一方、購入者であるユーザは、商品購入時
にβポイントを利用することにより、購入代金をβ×x
円ディスカウントした価格で購入することができる。そ
して、この割引額であるβ×x円は、スポンサーの出資
に基づいていることになる。
【0019】このような、ポイントを用いることによ
り、販売店の負担が少なく、広告効果の高い、新しいサ
ービス形態を提供することができる。
【0020】(実施の形態の構成)本実施の形態の全体
構成を、図1に示したブロック図を用いて説明する。本
図において、広告スペース提供者が運営するサーバシス
テム10と、ユーザが利用可能な不特定多数の端末コン
ピュータ30とがコンピュータネットワーク、例えば、
インターネット40を介して接続されている。
【0021】端末コンピュータ30は、パーソナルコン
ピュータ、エンタテインメント装置等のインターネット
接続可能な情報処理装置を用いることができる。端末コ
ンピュータ30は、CRT装置、液晶装置、あるいはT
V受信装置等の表示装置と、キーボード、コントローラ
等の入力装置とを備えるものとする。ユーザは、端末コ
ンピュータ30で、ブラウザと呼ばれるアプリケーショ
ンソフトウェア等を利用して、サーバシステム10にア
クセスすることができる。
【0022】図2は、サーバシステム10の機能構成を
説明するためのブロック図である。サーバシステム10
は、CPU、主記憶装置等を備えるサーバコンピュータ
を用いることができる。
【0023】本図においてサーバシステム10は、We
b制御部11と、ユーザデータ管理部12と、入出力制
御部13と、ポイント生成部14とを備えている。これ
らの機能部は、主としてサーバシステム10を制御する
CPU等が、主記憶装置に格納したコンピュータプログ
ラムを実行することにより実現される。このようなコン
ピュータプログラムは、CD−ROM等の可搬型の記憶
媒体に記録して流通させることができる。
【0024】Web制御部11は、サーバシステム10
の各機能部の制御を、あらかじめ定められたコンピュー
タプログラム等にしたがって行なう。
【0025】ユーザデータ管理部12は、後述するポイ
ント管理ファイル21とユーザ登録情報ファイル22と
を用いて、登録ユーザについての情報を管理する。ユー
ザデータ管理部12は、例えば、ユーザIDをキーとし
てポイント管理ファイル21あるいはユーザ登録情報フ
ァイル22のユーザの個人情報を抽出したり、ユーザが
ポイントを獲得した場合には、その情報をポイント管理
ファイル21に書きこむ等の処理を行なう。
【0026】入出力制御部13は、インターネット40
を介した情報の送受信を制御するためのインタフェース
である。
【0027】ポイント生成部14は、Webページ上に
表示するポイントを作成する。
【0028】さらに、サーバシステム10は、ハードデ
ィスク等から構成される記憶装置を備えている。そし
て、図2に示すように、ポイント管理ファイル21と、
ユーザ登録情報ファイル22と、ポイントバナー広告フ
ァイル23と、ノーマルバナー広告ファイル24と、シ
ョッピングモール情報ファイル25と、コンテンツファ
イル26と、直近ログファイル27と、スポンサーポイ
ント管理ファイル28と、アクセス管理用ファイル29
とを記憶している。
【0029】ポイント管理ファイル21は、ユーザデー
タ管理部12により管理されるファイルで、ユーザが獲
得したポイントに関するポイントデータ210と、その
ポイントを提供したスポンサーを識別するための情報等
とが関連付けられた獲得ポイントデータ210を格納す
る。
【0030】図13は、獲得ポイントデータ210の構
成の一例を示す図である。本図において獲得ポイントデ
ータ210は、ポイント数211と、そのポイントを提
供したスポンサーの識別情報であるスポンサーID21
2と、そのポイントが表示されたバナー広告の識別情報
であるバナー広告ID213と、そのポイントを獲得し
たユーザの識別情報であるユーザID214と、ポイン
ト獲得日215と、ポイント有効期限216とから構成
される。
【0031】ユーザ登録情報ファイル22は、ユーザデ
ータ管理部12により管理されるファイルで、登録ユー
ザのユーザIDとパスワード等とが関連付けられた登録
ユーザデータ220を格納する。
【0032】図3は、登録ユーザデータ220の構成の
一例を示す図である。本図において、登録ユーザデータ
220は、ユーザID221と、パスワード222と、
メールアドレス223と、住所224と、クレジットカ
ード情報225と、性別226と、年齢227と、嗜好
228とから構成される。嗜好228としては、例え
ば、趣味の対象、購読雑誌等の情報がある。これらのデ
ータは、例えば、ユーザ登録手続において、ユーザに対
して入力を促し、受付けたデータをユーザデータ管理部
12が記録する。
【0033】サーバシステム10のユーザデータ管理部
12は、ユーザから受付けたユーザIDをキーに、ユー
ザ登録情報ファイル22から登録ユーザデータ220を
抽出する。そして、ユーザから受付けたパスワードと抽
出された登録ユーザデータ220に記録されたパスワー
ド222とを照合し、登録ユーザの認証処理を行う。
【0034】ポイントバナー広告ファイル23は、広告
スポンサーのポイント付きバナー広告を生成するための
イメージデータ等を格納する。格納された各イメージデ
ータは、データIDあるいはデータ名等で識別すること
ができる。このイメージデータにより生成されるバナー
広告には、ポイントを表示するためのエリアあるいはポ
イントが表示されたエリアが設けられている。
【0035】ノーマルバナー広告ファイル24は、広告
スポンサーの通常のバナー広告を生成するためのイメー
ジデータを格納する。このバナー広告には、ポイントを
表示するためのエリア等が設けられていない。格納され
た各イメージデータは、データIDあるいはデータ名等
で識別することができる。
【0036】ショッピングモール情報ファイル25は、
ショッピングモールを構成するWebページを生成する
ためののデータ等を格納する。
【0037】コンテンツファイル26は、本Webサイ
トで提供する情報、ゲーム等のコンテンツを提供するW
ebページを生成するためのデータ、プログラム等を格
納する。
【0038】直近ログファイル27は、あらかじめ定め
た期間内、例えば24時間内に本サイトにアクセスした
ユーザのユーザIDとアクセス日時とを記録した直近ロ
グデータ270を格納する。
【0039】図4は、直近ログデータ270の構成の一
例を示す図である。本図において、直近ログデータ27
0は、アクセスしたユーザのユーザID271、アクセ
ス日時272とから構成される。
【0040】スポンサーポイント管理ファイル28は、
ポイント生成部14により管理されるファイルで、ポイ
ントを提供するスポンサーがポイントを管理するために
用いられる。本ファイルは、広告スポンサーが提供する
ポイントに関するスポンサーポイント管理データ280
を格納する。
【0041】図5は、スポンサーポイント管理データ2
80の構成の一例を示す図である。本図において、スポ
ンサーポイント管理データ280は、本データを管理す
るスポンサーを識別するための情報であるスポンサーI
D281と、ポイントを表示するバナー広告を識別する
ための情報であるバナーID282と、バナー名称28
3と、表示するバナー広告を生成するためのデータ名
(ファイル名)に関するバナーデータ名284と、表示
するポイントの度数と出現回数との関係等を定める情報
であるポイント配分285と、ポイントの出現期間を定
める情報である出現期間286と、ポイントを集中的に
表示させる期間を定める情報である集中出現期間287
と、ポイントの有効期限を定める情報である有効期限2
88と、ポイントを表示させるユーザ層についての情報
であるユーザ情報289とから構成される。
【0042】アクセス管理用ファイル29は、本サイト
の1日あたりのアクセス数の履歴等のアクセス状況を格
納する。
【0043】以上、サーバシステム10の構成について
説明したが、サーバシステム10は、このような構成に
限定されるわけではない。サーバシステム10は、単一
のコンピュータシステムのみならず複数のコンピュータ
システムを用いて構成することができる。特に記憶装置
においては、万一のデータ損失あるいはサーバのダウン
に備えて、いわゆるミラーリングを行い、複数の記憶装
置を分散して設けることが望ましい。
【0044】(サイトマップ)次に、広告スペース提供
者が開設するWebサイトにおけるWebページの遷移
の概要について、図6に示したサイトマップを参照して
説明する。
【0045】Web制御部11は、本Webサイトの入
口ページ310で、ユーザIDおよびパスワードの入力
を促す。そして、ユーザIDとパスワードとを受付ける
と、ユーザデータ管理部12が、ユーザ登録情報ファイ
ル22を参照して認証処理を行う。その結果、登録ユー
ザとして認証されるとWebサイトで提供するコンテン
ツの選択を促すメニューページを表示させる。
【0046】Web制御部11は、メニューページの表
示に先立ち、あらかじめ定めれた切り分け条件のもと
に、ポイント付与の対象となるユーザと、ポイント付与
非対象となるユーザとの切り分け処理を行う。
【0047】そして、ポイント対象ユーザに切り分けら
れたユーザに対しては、さらに表示するポイントを算出
する処理を行った後、ポイント対象ユーザとなったこと
を通知するページ320を表示してから、ポイントが付
されたバナー広告を含むメニューページ340を表示す
る。なお、ポイントは、そのポイントを提供した広告ス
ポンサーに関するバナー広告内に表示される。
【0048】一方、ポイント非対象ユーザに切り分けら
れたユーザに対しては、ポイント非対象ユーザとなった
ことを通知するページ330を表示してから、ポイント
が付されないバナー広告が含まれるメニューページ35
0を表示する。
【0049】ポイント対象ユーザは、ポイントが付され
たバナー広告をクリックすることにより、バナー広告に
表示されたポイントを獲得することができる。そして、
いずれのメニューページにおいても、バナー広告のクリ
ックを受け付けると、バナー広告に示された広告スポン
サーのWebページ410等に移動する。
【0050】広告スペース提供者は、本Webサイト
で、いわゆるショッピングモールを開設している。ユー
ザは、メニューページ340、350のいずれにおいて
も、ショッピングボタンをクリックすることにより、シ
ョッピングモール入口ページ400を表示させることが
できる。そして、ショッピングモール内で、所望の商品
を指定して、購入手続を行うことができる。
【0051】ユーザは購入に際して、獲得済みのポイン
トを利用することにより、利用ポイントに応じて購入代
金を割り引くディスカウントサービスを受けることがで
きる。そして、Web制御部11は、ユーザからポイン
トを利用した購入指示を受付けると、そのポイントを提
供した広告スポンサー名等を表示したThanks画面
360を、そのユーザの利用する端末コンピュータ30
の表示装置に表示させる。
【0052】(ポイント管理処理)次に、本Webサイ
トで提供されるポイントの管理方法について説明する。
ポイントは前述のように、広告スポンサーの出資に基づ
いている。そして、バナー広告に表示されるポイントに
は、1ポイント、5ポイント、10ポイント等種々の度
数を設定することができ、それぞれの度数に対する出現
状況は広告スポンサーがコントロールすることが可能で
ある。
【0053】すなわち、本Webサイトに表示されるポ
イントの度数は可変であり、広告スポンサーは、バナー
広告に表示させるポイントの度数と頻度、時期的な変
動、ポイントの有効期限、ポイントを付与するユーザ層
等について設定することができる。これにより、例え
ば、人的、時期的に対象を絞った広告戦略を効果的に行
うこと等が可能となる。
【0054】図5に示した、スポンサーポイント管理デ
ータ280について、さらに詳しく説明する。スポンサ
ーID281はバナー広告のスポンサーを識別するため
の情報である。バナーID282とバナー名称283と
はバナー広告を識別するための情報である。バナーデー
タ名284はバナー広告を生成するイメージデータを特
定するための情報である。
【0055】以上の情報は主としてバナー広告の特定等
の管理的な目的に使用される情報である。以下に示すポ
イント配分285と出現期間286と集中出現期間28
7と有効期限288とユーザ情報289とは主として表
示させるポイントを制御する目的に使用される情報であ
る。広告スポンサーは、後述するように、自らの出資に
基づくバナー広告についてのこれらの情報をオンライン
等により確認することができ、一部の情報については設
定管理をすることができる。これらの情報の内容と設定
とについて説明する。
【0056】ポイント配分285は、ポイント総数28
51、ポイント配分表2852およびポイント残数28
53をさらに含む。
【0057】ポイント総数2851は、バナー広告で表
示可能なポイントの総数で、広告スポンサーの出資額に
応じて定まる。このため、本項目は、広告スポンサーが
出資額を、例えば、インターネット40を介してサーバ
システム10に通知した際に、ポイント数に変換されて
設定されるようにする。そして、その後は、広告スポン
サーが自由に値を変えることはできないようにする。
【0058】ポイント配分表2852は、配分表に示さ
れた度数28521のポイントについて、それぞれの出
現回数28522と、出現済み回数28523とを示す
情報である。
【0059】本表において度数28521は、出現可能
なポイントの度数を設定する項目で、例えば0、1、
5、10等とすることができる。これらの度数は、あら
かじめ固定の値を設定しておいてもよいし、広告スポン
サーが自由に設定できるようにしてもよい。また、一部
の度数については固定し、その他の度数については広告
スポンサーが自由に設定できるようすることもできる。
【0060】本表において出現回数28522は、それ
ぞれの度数のポイントが何回出現するかを設定する項目
である。本項目は、延べ度数がポイント総数を超えない
範囲で、広告スポンサーが自由に設定することができ
る。なお、本項目は、それぞれのポイントの出現割合を
用いて設定するようにしてもよい。
【0061】本表において出現済み28523は、それ
ぞれの度数のポイントが何回出現したかを表示する項目
である。このため、本項目は、ポイント生成部14が、
出現させたポイントに応じて更新するため、広告スポン
サーが値を変えることはできないようにする。
【0062】本表においてポイント残数2853は、ポ
イント総数から出現済みのポイント数を引いた値であ
る。本値が0となると、バナー広告にポイントが表示さ
れることはなくなる。本項目は、ポイント生成部14
が、出現させたポイントに応じて更新するため、広告ス
ポンサーが値を変えることはできないようにする。。
【0063】出現期間286は、本データにより管理さ
れるバナー広告の出現期間を定める項目であり、広告ス
ポンサーが設定することができる。ポイント配分表28
52と出現期間286とを設定することにより、1日あ
たりのポイント出現回数とポイント出現度数が定まる。
1日あたりのポイント出現回数とポイント出現度数も、
広告スポンサーの確認のため表示するようにしてもよ
い。
【0064】集中出現期間287は、例えばキャンペー
ン等に対応させ、広告スポンサーが上記の出現期間内の
一定の期間に関しては、集中的にポイントを出現させた
い場合に設定する項目である。本項目では、集中出現期
間2871とその期間における出現ポイント数2872
とを設定することができる。設定する出現ポイント数
は、出現回数、出現割合、出現度数のいずれともするこ
とができる。また、本項目を設定するか否かは広告スポ
ンサーの任意である。本項目についても、集中出現期間
における1日あたりのポイント出現回数とポイント出現
度数を、広告スポンサーの確認のため表示するようにし
てもよい。
【0065】有効期限288は、付与したポイントを利
用できる期間を設定可能な項目である。特殊なキャンペ
ーン施策等により、有効期限付きのポイントを付与した
い場合に設定する。本項目を設定するか否かは広告スポ
ンサーの任意である。設定しない場合は、付与するポイ
ントに有効期限はないものとする。
【0066】ユーザ情報289は、ユーザの属性に応じ
て、ポイントの出現状況をコントロールしたい場合に設
定する項目である。例えば、ユーザ登録情報ファイル2
2に記録されているユーザの個人情報、例えば、年齢、
性別、嗜好等を設定することにより、該当するユーザに
対して集中的にポイントを表示させることが可能とな
る。本項目についても、広告スポンサーが任意に設定す
ることができる。
【0067】このように、ポイント生成部14は、スポ
ンサーポイント管理ファイル28を参照すれば、ある1
日について、表示すべきポイントの度数と出現回数を求
めることができる。そして、その日にすでに表示させた
ポイントの度数と回数とから、ある時点における表示可
能なポイントの度数の一覧を作成することができる。
【0068】以上、本サイトで提供されるポイントの管
理方法について説明した。なお、広告スポンサーはポイ
ントを制御するための情報について確認・変更すること
ができる。このための処理は、例えば以下に示すように
Webページ上で行うことができる。
【0069】Web制御部11は、図示しない管理用の
Webページ上で、広告スポンサーからのスポンサーポ
イント管理データ280表示要求を受付けると、スポン
サーIDとバナーIDとをキーにして、該当するスポン
サーポイント管理データ280を抽出する。そして抽出
されたデータを広告スポンサーが利用する端末コンピュ
ータ30の表示装置に表示させる。広告スポンサーが変
更可能な項目の値を変更すると、Web制御部11は入
出力制御部13を介してその情報を受け取る。そして、
ポイント生成部14が、該当するスポンサーポイント管
理データ280の情報を書きかえる。
【0070】(ユーザ認証処理)次に、ユーザの端末コ
ンピュータ30からのアクセス要求を受付けたときのサ
ーバシステム10の具体的な処理について説明する。
【0071】本実施の形態において、ユーザが広告スペ
ース提供者が開設するWebサイトにアクセスして、W
ebページを閲覧するためには、あらかじめユーザ登録
を済ませておく必要がある。Webサイトで獲得可能な
ポイントをユーザ毎に管理するからである。ただし、未
登録ユーザにも閲覧を許可するようにしてもよい。この
場合は、未登録ユーザをポイントの付与対象から除外す
ることにより、ポイントのユーザ毎管理が可能となる。
【0072】既に登録を済ませたユーザに対し、本サイ
トへのアクセスを許可するときの認証処理について説明
する。図7は本処理を説明するフローチャートである。
なお、未登録のユーザは、図示しない登録ページを表示
させ、氏名、メールアドレス、住所等の項目を入力する
ことによりユーザ登録を行うことができる。これらの情
報はユーザ登録情報ファイル22に記録される。
【0073】本サイトにアクセスを希望する登録ユーザ
は、図8に一例を示すような入口ページ310におい
て、ユーザID311とパスワード312とを入力する
ことができる。入力後、OKボタン313をクリックす
ると、入力されたユーザIDとパスワードとが、サーバ
システム10に送信される(S101)。
【0074】ユーザIDとパスワードとを受付けたサー
バシステム10のWeb制御部11は、ユーザデータ管
理部12を用いて、ユーザ登録情報ファイル22から、
受付けたユーザIDと一致する登録ユーザデータを検索
し(S102)、受付けたユーザIDが登録ユーザファ
イルに存在するかどうかを判断する(S103)。
【0075】受付けたユーザIDが登録ユーザファイル
に存在しない場合は、「未登録なので登録をしてくださ
い」という旨の表示を端末コンピュータ30の表示装置
に表示する(S104)。ただし、未登録ユーザとして
アクセスを許可するようにしてもよい。
【0076】受付けたユーザIDが登録ユーザファイル
に存在している場合は、抽出された登録ユーザデータに
記録されているパスワードと、受付けたパスワードとが
一致するかを判定する(S105)。この結果、一致し
ている場合は、本サイトへのアクセスを許可するものと
して認証処理を終了する(S106)。
【0077】一方、抽出されたユーザデータに記録され
ているパスワードと、受付けたパスワードとが一致しな
い場合は、「パスワードが不正です」(S107)とい
う旨の表示を端末コンピュータ30の表示装置に表示し
た後、再び入口ページ310を表示し、再度ユーザID
とパスワードの入力を促す。
【0078】(ユーザ切り分け処理)次に、ユーザID
とパスワードの入力によって認証処理を終えたユーザに
対し、Web制御部11は、ポイント対象ユーザ/ポイ
ント非対象ユーザの切り分け処理を行う。この切り分け
処理は、以下に示すような条件を判断することにより行
われる。図9は本処理を説明するフローチャートであ
る。
【0079】ところで、このユーザの切り分け処理は、
主としてサーバシステム10の負荷を制御する目的で行
われる。すなわち、ポイントを管理するためには、ユー
ザのサイト内でのログ状況を管理しなければならない
が、全ユーザに対してこのログ管理を行うと、サーバシ
ステム10への負荷が過大なものとなる可能性がある。
そこで、ログ状況の管理を行うユーザと、ログ状況の管
理を行わないユーザ、すなわちポイント対象ユーザとポ
イント非対象ユーザとを、認証処理後に切り分けること
により、その後のサーバシステム10への負荷を制御す
るものである。
【0080】Web制御部11は、まず、第1の切り分
け条件である規定期間内での同一ユーザのアクセス回数
に基づいた切り分けを行う(S201)。これは、サー
バシステム10の負荷制御の目的に加え、規定期間内に
所定の回数以上アクセスしたユーザはポイント非対象ユ
ーザに区分けする目的のために行うものである。すなわ
ち、ポイント取得目的に、短期間に集中的にアクセスを
行うユーザに対する過剰なポイント付与を回避するため
である。
【0081】規定期間は、例えば、2時間あるいは24
時間等とすることができ、所定の回数は例えば3回等と
することができる。これらの設定値は、サイトへのアク
セス状況に応じて自動に、あるいは、広告スペース提供
者、広告スポンサーが手動で変更することができる。
【0082】Web制御部11は、所定期間内のアクセ
スログ状況を、直近ログファイル27で管理している。
ユーザのアクセスを受付けると、そのユーザIDとアク
セス時刻とを直近ログファイル27に記録する。一方、
記録後、定められた期間が経過したユーザIDとアクセ
ス時刻の記録は消去する。この結果、現時点から、規定
期間以内にサイトを訪れたユーザのユーザIDが、直近
ログファイル27に記録されていることになる。
【0083】規定期間内での同一ユーザのアクセス回数
に基づく条件による切り分けは以下のように行う。
【0084】Web制御部11は、認証処理時に受付け
たユーザーIDと一致するユーザーIDデータを直近ロ
グファイル27から抽出する。そして、抽出されたデー
タの個数が規定された個数以上であれば、そのユーザを
ポイント非対象ユーザ(S205)に区分けする。一
方、データ抽出されない場合および抽出されたデータの
個数が規定された個数未満であれば、第2の切り分け条
件であるポイント原資による切り分け処理(S202)
を行う。このような処理(S201)を行うことによ
り、規定期間内に規定回数以上アクセスしたユーザをポ
イント非対象に切り分けることができる。
【0085】次に、第2の切り分け条件であるポイント
原資によるユーザの切り分け処理(S202)について
説明する。ポイント原資による切り分けは、広告スポン
サーの出資によるポイントの残数に基づいてユーザを切
り分ける。
【0086】前述のように、ポイント生成部14は、ス
ポンサーポイント管理ファイル28で、1日あたりのポ
イント出現回数を設定している。一方、アクセス管理用
ファイル29では、本Webサイトのアクセス状況の履
歴を管理している。Web制御部11は、この履歴に基
づいてユーザの1日あたりのアクセス回数を予測するこ
とができる。また、このアクセス回数予測値に対して、
広告スポンサーがキャンペーン等の状況を鑑みてアクセ
ス回数予測値を調整できるようにしてもよい。
【0087】Web制御部11は、このポイント出現回
数とアクセス回数予測値との比を用いてユーザの切り分
けを行う。すなわち、例えば、ある日においてポイント
出現回数が100回で、アクセス回数予測値が400ア
クセスであるとすると、全アクセス回数に対する25%
の回数に対応するユーザに対して、次の切り分け処理で
あるその他の条件による処理(S203)を行い、残り
のユーザをポイント非対象ユーザ(S205)に切り分
けることとなる。このとき25%の回数に対応するユー
ザの特定方法は任意である。たとえば、連続する4回の
アクセスに対してランダムに1回のアクセスを抽出し、
そのアクセスに対応するユーザとすることができる。ま
た、先着の100アクセスに対応するユーザとすること
もできる。本処理により、本サイトにアクセスしたユー
ザは上記の確率に基づいて、切り分けられることとな
る。
【0088】Web制御部11は、規定期間内での同一
ユーザのアクセス回数に基づいた切り分け(S201)
およびポイント原資によるユーザの切り分け(S20
2)以外にも種々の条件をもとにユーザの切り分け処理
(S203)を行うことができる。例えば、ポイント対
象となるユーザの確率が法律・条例等により規制される
場合には、その規制をクリアするような確率条件を基に
ユーザの切り分け処理を行うことができる。この条件を
満たすユーザが最終的にポイント対象ユーザとなる(S
204)。
【0089】以上、ポイント対象ユーザ/ポイント非対
象ユーザの切り分け処理について説明した。なお、これ
らの切り分け条件による切り分け処理の順序は可変であ
り、組み合わせも任意である。例えば、第3の条件であ
るその他の条件による切り分け処理(S203)につい
ては判断を行わず、第1と第2の条件を満たすすべての
ユーザをポイント対象ユーザ(S204)とすることが
できる。
【0090】(メニューページ表示処理)ユーザの切り
分け処理を終えると、Web制御部11は、端末コンピ
ュータ30の表示装置に、メニューページを表示させ
る。上述のようにメニューページには、ポイント付きメ
ニューページ340と、ノーマルメニューページ350
とがある。そして、上述のユーザ切り分け処理によりポ
イント対象に区分けされたユーザに対しては、ポイント
対象ユーザとなったことを通知するページ320を表示
させた後、ポイント付きメニューページ340を表示さ
せる。一方、ポイント非対象に区分けされたユーザに対
しては、ポイント非対象ユーザとなったことを通知する
ページ330を表示させた後、ノーマルメニューページ
350を表示させる。
【0091】このとき、ポイント対象ユーザとなったこ
とを通知するページ320には、例えば「777」のよ
うに同一の数字が並んだ表示をし、ポイント非対象ユー
ザとなったことを通知するページ320には、例えば
「735」のようにばらばらの数字が並んだ表示をし
て、あたかもポイント対象と非対象の切り分けがスロッ
トマシンで行われたような雰囲気を醸し出し、ユーザ切
り分け処理にゲーム性を持たせることができる。
【0092】図10は、ノーマルメニューページ350
の一例を示す図である。本図においてノーマルメニュー
ページ350は、各種コンテンツのWebページに移行
するためのメニューボタン群351と、バナー広告が表
示されたバナー広告群352と、ショッピングモールペ
ージに移行するためのショッピングボタン353とが配
置されている。
【0093】図11は、ポイント付きメニューページ3
40の一例を示す図である。本図においてポイント付き
メニューページ340は、各種コンテンツのWebペー
ジに移行するためのメニューボタン群341と、バナー
広告にポイントが表示されたポイント付きバナー広告群
342と、ショッピングモールページに移行するための
ショッピングボタン343とが配置されている。
【0094】(ポイント生成処理)ポイント付きメニュ
ーページ340のバナー広告に表示するポイントを生成
する処理について説明する。バナー広告に表示するポイ
ントの配分は前述のように広告スポンサーがコントロー
ルすることができる。しかし、ユーザ毎に実際に表示さ
せるポイントの度数については、以下に示すような処理
により、バナー広告の表示毎に生成される。
【0095】表示するポイントは、スポンサーポイント
管理ファイル28に設定されたポイント度数28521
とその出現回数28522と出現済み28522、およ
び、ユーザの個別情報に基づいて生成される。ユーザの
個別情報としては、ユーザの総獲得ポイント数、1つの
バナー広告に対する獲得ポイント数、一つのバナー広告
に対する一定期間内の獲得ポイント数、購入履歴等があ
る。これらの情報は、ポイント管理ファイル21等に記
録されている。また、ユーザ登録情報ファイル22に、
ユーザの年齢、性別、嗜好等が記録されている場合に
は、これらの情報にも基づいてポイントを生成すること
ができる。これらの情報をポイント変動要因と称する。
【0096】まず、ポイント生成部14は、スポンサー
ポイント管理ファイル28を参照して、バナー広告で表
示可能なポイントの度数の一覧を作成する。そして、ポ
イント変動要因に基づいて、表示可能なポイント度数の
一覧の中から表示すべきポイントの度数を決定する。
【0097】ポイント変動要因によりポイントを生成す
る方法については任意であるが、例えば、適用する変動
要因に関するポイント変動ルールを設け、スポンサーポ
イント管理ファイル28中に、あるいは、スポンサーポ
イント管理ファイル28と関連付けて記憶させておく。
ポイント生成部14は、そのルールを参照してポイント
を生成するようにすることができる。一つのバナー広告
に対する獲得ポイントを変動要因として、ルールを作成
した場合を例にこのときの処理について説明する。
【0098】図12は、一つのバナー広告に対する獲得
ポイント数についてのポイント変動ルールのイメージを
示した図である。本図において横軸は一つのバナー広告
に対する獲得ポイント数で、縦軸は表示ポイント度数の
相対値である。ここで表示ポイント度数の相対値は、表
示可能なポイント度数と関連付ける値であり、例えば
「表示可能なポイント度数のうち最も大きい度数」、
「3番目に大きい度数」といった意味を持たせることが
できる。本図においては5段階に区分している。本ルー
ルが示す線は獲得ポイント数が多くなるにしたがって表
示ポイント度数が段階的に減っていく様子をあらわして
いる。例えば、獲得ポイント数が20以下のときは表示
可能なポイントのうち最も高いポイントが表示され、以
下、獲得ポイントが増えるにつれ、表示されるポイント
が段階的に低くなっていく。そして、獲得ポイントが1
00を超えると、そのバナー広告についてのポイントは
表示されなくなる。このように本例では、ポイント生成
部14は、ポイント変動ルールと、表示可能なポイント
度数の一覧とから表示するポイントの度数を生成する。
【0099】したがって、あるユーザが最初にバナー広
告を表示させたときには、ポイント配分表2852に定
められている度数28521のうち、高いポイント度数
が表示されるが、同一のバナー広告について何度も表示
させると徐々に表示ポイント、すなわち獲得ポイントが
減っていくことになる。そして、そのユーザに対するポ
イント表示の減少分を、まだあまりポイントを獲得して
いない他のユーザに割り振ることにより、同一の広告ス
ポンサーが提供するポイントをより広いユーザ層に対し
て付与することが可能となる。
【0100】表示させたポイントについては、ユーザが
バナーをクリックすることにより、ユーザが獲得するこ
とになる。ポイント生成部14は、スポンサーポイント
管理ファイル28中の該当するバナー広告データに記録
されている出現済み2854およびポイント残数285
3を書きかえる。
【0101】次に、ユーザ情報を変動要因とした場合を
例にする。例えば、スポンサーポイント管理データ28
0のユーザ情報289に10歳代でゲームが趣味という
旨の情報が記録されているとする。ポイント生成部14
は、ユーザ登録情報ファイル22を参照して登録ユーザ
の年齢と嗜好に関する情報を調べる。そして、ポイント
対象となっているユーザが10代でゲームが趣味である
ことが記録されていれば、ポイント配分表285に設定
されているポイント度数の中から高いポイント度数を表
示させるようにする。このようにすることにより、ユー
ザ層を絞った広告戦略を行うことが可能となる。
【0102】他の変動要因についても同様にポイントを
コントロールして生成することができる。また、複数の
変動要因を組合せたポイント変動ルールとすることもで
きる。なお、変動要因の調節は、スポンサーポイント管
理データ280の変更と同様にして広告スポンサーが行
うことができる。また、広告スペース提供者が行えるよ
うにしてもよい。
【0103】以上、ポイント付きメニューページ340
のバナー広告に表示するポイントを生成する処理につい
て説明した。
【0104】ここで、ポイント付きメニューページ34
0に掲載するポイントバナー広告ファイル23と、ノー
マルメニューページ350に掲載するノーマルバナー広
告ファイル24とは、別々の記憶装置上に設けるものと
する。本ページには、スポンサー出資の代償としてのバ
ナー広告を掲載することとなっているが、記憶装置の不
調等からバナー広告が掲載されない事態が生ずると、広
告スペース提供者の信用が低下するおそれがある。その
ため、一方の記憶装置の不調等の際にも、一時的に他方
の記憶装置に格納されたバナー広告ファイルを利用でき
るようにしておくものである。
【0105】このため、Web制御部11は、それぞれ
のファイルが記録された記憶装置の稼動状況を監視して
おり、一方の記憶装置の稼動が停止等した場合には、即
座に他方の記憶装置を用いてバナー広告を生成させるよ
うになっている。すなわち、ポイントバナー広告ファイ
ル23とノーマルバナー広告ファイル24とに記憶され
ているバナー広告生成するイメージデータであって、同
一の広告スポンサーに係るイメージデータを互いに関連
付けておくようにする。
【0106】(ポイント管理処理)上述のようにユーザ
は、ポイントが付されたバナー広告をクリックすること
により、表示されたポイント獲得することができる。
【0107】このとき、Web制御部11は以下の処理
により、ユーザに付与したポイントを管理する。
【0108】ポイントが表示されたバナー広告のクリッ
クを受付けると、Web制御部11は、表示されている
ポイント度数とそのポイントに関する情報とをポイント
管理ファイル21に記録する。
【0109】図13は、前述のようにポイント管理ファ
イル21に記録されるポイント管理データ210のデー
タ構成の一例を示す図である。
【0110】本図においてポイント数211は、獲得し
たポイント数を記録する。スポンサーID212は、ポ
イントを提供した広告スポンサーを識別するためのスポ
ンサーIDを記録する。バナー広告ID213は、ポイ
ントが表示されていたバナー広告を識別するためのバナ
ー広告IDを記録する。ユーザID214は、ポイント
を獲得したユーザのユーザIDを記録する。ポイント獲
得日215は、ポイントを獲得した日付を記録する。ポ
イント有効期限216は、獲得したポイントが有効期限
が定められたものであった場合に、その有効期限の日付
を記録する。なお。ポイントの有効期限は上述のように
スポンサーポイント管理データ280の有効期限288
で設定することができる。
【0111】このように、ユーザが獲得したポイント
は、そのポイントを提供したスポンサーの識別情報が付
加され、記録される。広告スポンサーは、その識別情報
をキーに、提供したポイントがどのように使用されるか
を把握することができる。
【0112】(ポイント使用)次に、広告スペース提供
者が本サイトにおいて開設するショッピングモールでの
ポイント使用について説明する。
【0113】Web制御部11は、ポイント付きメニュ
ーページ340あるいはノーマルメニューページ350
のショッピングボタンのクリックを受付けると、図6に
一例を示すようなショッピングモール400を表示させ
る。
【0114】ユーザは、ショッピングモールで購入希望
の商品が掲載されているWebページを閲覧することが
でき、特定商品の指定を行うことにより購入手続を行う
ことができる。商品が掲載されたWebページの閲覧、
商品の指定、支払方法の指定、決済等の手続において
は、通常のショッピングモールと同様であるので説明は
省略する。
【0115】Web制御部11は、ショッピングモール
で商品の指定を受けつけた後に、購入手続の一部とし
て、図14に一例を示すようなポイント利用手続ページ
410を、端末コンピュータ30の表示装置に表示させ
る。なお、本ページは、ポイントを保有しているユーザ
を対象に表示させるようにしてもよい。
【0116】本図においてポイント利用手続ページ41
0には、ポイントが利用できる旨およびポイントの割引
額への換算方法についての説明を表示する欄411と、
指定した商品の購入金額を表示する欄412と、ユーザ
が獲得しているポイントの残高を表示する欄413と、
ポイントを利用しない旨の指定を行う欄414と、ポイ
ントを利用する旨の指定と利用度数とを入力する欄41
5と、購入を実行する購入ボタン416とが配置され
る。ここで、ユーザが獲得しているポイントの残高は、
ポイント管理ファイル21を参照し、ユーザID214
をキーに獲得ポイントを抽出し、その総計を算出して表
示する。
【0117】ユーザの入力により、ポイントを利用しな
い旨の指定を受付けると、Web制御部11は、購入金
額を表示する欄412に表示されている金額により決済
処理を行う。
【0118】一方、ユーザの入力により、ポイントを利
用する旨と利用度数の指定を受付けると、Web制御部
11は、購入金額を表示する欄412に表示されている
金額から、利用ポイント度数を金額に換算した額を減じ
た金額により決済を行う。
【0119】そして、利用したポイント分に対応するポ
イントデータをポイント管理ファイル21から消去す
る。なお、ポイント管理データ210に使用済みのフラ
グ領域を設け、利用したポイント分に対応するポイント
データの使用済みのフラグにマークをつけるようにして
もよい。
【0120】このように、本サイトにおいては、広告ス
ポンサーの出資に基づくポイントを使用することによ
り、広告スペース提供者が開設するショッピングモール
での購入代金がディスカウントされる。この仕組みを導
入することにより、広告スペース提供者は、割引額を負
担することなく、購入代金の割引によるユーザの購入の
インセンティブを引き出すことができる。
【0121】なお、ポイントは金額換算してディスカウ
ントに利用する他にも、プレミアム商品等との交換等に
利用することとしてもよい。
【0122】(Thanks画面表示)ポイントを利用
した商品等の購入手続を完了すると、サーバシステム1
0は、端末コンピュータ30の表示装置に、Thank
s画面360を表示させる。図15はThanks画面
360の一例を示す図である。本図において、Than
ks画面360には、購入に対する感謝を表す文章と割
引額を表示する欄361と、ポイントを提供したスポン
サーのバナー広告を表示する欄362と、ポイントを提
供したスポンサー名を表示する欄363と、提供ポイン
ト数を表示する欄364とが配置される。
【0123】なお、ユーザがポイントを利用する際に、
ポイントを提供している広告スポンサーが複数存在して
いる場合に、どの広告スポンサーから提供されたポイン
トを利用するかについては、いくつかの方法を用いるこ
とができる。
【0124】例えば、時間的に先、もしくは後に獲得し
たポイントが順次、自動的に使用されるように設定する
ことができる。あるいは、獲得済みのポイントを、提供
した広告スポンサー情報とともに一覧表示させ、ユーザ
の利用ポイントの選択を受付けるようにすることもでき
る。
【0125】この結果、利用するポイントを提供した広
告スポンサーが複数にわたる場合は、図16に一例を示
すように、Thanks画面360にそれぞれの提供ポ
イント数とともにポイント提供スポンサーを表示する。
本図において、Thanks画面360には、購入に対
する感謝を表す文章と割引額を表示する欄361と、ポ
イントを提供した複数のスポンサーのバナー広告を表示
する欄365と、ポイントを提供した複数のスポンサー
名を表示する欄366と、複数の提供ポイント数を表示
する欄367とが配置される。
【0126】このように、ポイント利用時に、そのポイ
ントを提供した広告スポンサーの名称等を表示すること
により、広告スポンサーにとって、本サイトにおける広
告効果をさらに高めることができる。
【0127】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、広告閲覧
のインセンティブとなるポイントを、より広いユーザを
対象に付与することができる。
【0128】また、本発明によれば、広告閲覧のインセ
ンティブとなるポイントを、より効果的に表示し、広告
効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態の全体構成を説明するためのブ
ロック図である。
【図2】 サーバシステム10の構成を説明するための
ブロック図である。
【図3】 ユーザ登録情報ファイル22に記録される登
録ユーザデータ220の構成の一例を示す図である。
【図4】 直近ログファイル27に記録される直近ログ
データ270の構成の一例を示す図である。
【図5】 スポンサーポイント管理ファイル28に記録
されるスポンサーポイント管理データ280の構成の一
例を示す図である。
【図6】 広告スペース提供者が開設するWebサイト
におけるWebページの遷移について説明するための図
である。
【図7】 Webサイトへのアクセスを許可するときの
認証処理について説明するためのフロー図である。
【図8】 Webサイトの入口ページの一例を説明する
ための図である。
【図9】 ポイント対象ユーザ/ポイント非対象ユーザ
の切り分け処理を説明するためのフロー図である。
【図10】 ノーマルメニューページ350の一例を説
明するための図である。
【図11】 ポイント付きメニューページ340の一例
を説明するための図である。
【図12】 一つのバナー広告に対する獲得ポイント数
についてのポイント変動ルールのイメージを説明するた
めの図である。
【図13】 ポイント管理ファイル21で管理される獲
得ポイントデータ210の構成の一例を示す図である。
【図14】 ポイント利用手続ページ410の一例を説
明するための図である。
【図15】 Thanks画面360の一例を説明する
ための図である。
【図16】 Thanks画面360の別例を説明する
ための図である。
【符号の説明】
10…サーバシステム、30…端末コンピュータ、40
…インターネット、11…Web制御手段、12…ユー
ザデータ管理手段、13…入出力制御手段、14…ポイ
ント生成手段、21…ポイント管理ファイル、22…ユ
ーザ登録情報ファイル、23…ポイントバナー広告ファ
イル、24…ノーマルバナー広告ファイル、25…ショ
ッピングモール情報ファイル、26…コンテンツファイ
ル、27…直近ログファイル、28…スポンサーポイン
ト管理ファイル、29…アクセス管理用ファイル、31
0…入口ページ、320…ポイント対象ページ、330
…ポイント非対象ページ、340…ポイント付メニュー
ページ、350…ノーマルメニューページ、360…ス
ポンサーThanks画面ページ、400…ショッピン
グモールページ、410…スポンサーサイト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 天野 高章 東京都新宿区市谷本村町1番1号 住友市 ヶ谷ビル10F 株式会社ソニー・ミュージ ックコミュニケーションズ内 (72)発明者 前田 義治 東京都新宿区市谷本村町1番1号 住友市 ヶ谷ビル10F 株式会社ソニー・ミュージ ックコミュニケーションズ内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータネットワークで結ばれた端末
    装置に、広告閲覧のインセンティブとなるポイントを広
    告情報とともに表示する広告供給システムであって、 顧客の識別情報と、顧客が保有するポイント度数とを関
    連付けて記憶する記憶手段と、 顧客の端末装置から顧客の識別情報を受付ける手段と、 受付けた顧客の識別情報に関連付けられている保有ポイ
    ント度数を、前記記憶手段から取得する手段と、 取得した保有ポイント度数に基づいて、広告情報ととも
    に表示すべきポイント度数を決定する表示ポイント度数
    決定手段とを備えることを特徴とする広告供給システ
    ム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の広告供給システムであっ
    て、 前記表示ポイント度数決定手段は、保有ポイント度数と
    表示ポイント度数との関係について、あらかじめ定めら
    れた規則を参照して、表示すべきポイントの度数を決定
    することを特徴とする広告供給システム。
  3. 【請求項3】請求項2記載の広告供給システムであっ
    て、 前記規則は、顧客が保有するポイント度数が大きくなる
    のにしたがって、表示するポイント度数は小さくなるよ
    うに定められていることを特徴とする広告供給システ
    ム。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか一項記載の広告供
    給システムであって、 表示するポイント度数の最小値は0であることを特徴と
    する広告供給システム。
  5. 【請求項5】コンピュータネットワークで結ばれた端末
    装置に、広告閲覧のインセンティブとなるポイントを広
    告情報とともに表示する広告供給システムであって、 顧客の識別情報と、顧客に関する個人情報とを関連付け
    て記憶する記憶手段と、 顧客の端末装置から顧客の識別情報を受付ける手段と、 受付けた顧客の識別情報に関連付けられている顧客に関
    する個人情報を、前記記憶手段から取得する手段と、 取得した顧客に関する個人情報に基づいて、広告情報と
    ともに表示すべきポイント度数を決定する表示ポイント
    度数決定手段とを備えることを特徴とする広告供給シス
    テム。
  6. 【請求項6】請求項5記載の広告供給システムであっ
    て、 前記顧客に関する個人情報は、顧客の性別、年齢、嗜好
    の少なくとも一つについての情報であることを特徴とす
    る広告供給システム。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれか1項記載の広告供
    給システムであって、 表示可能なポイント度数の種類があらかじめ定まってお
    り、 前記表示ポイント度数決定手段が決定する表示ポイント
    度数は、前記表示可能なポイント度数の種類の中から選
    択されることを特徴とする広告供給システム。
  8. 【請求項8】コンピュータネットワークで結ばれた端末
    装置に、広告閲覧のインセンティブとなるポイントを広
    告情報とともに表示する広告供給システムとしてコンピ
    ュータを機能させるプログラムであって、 顧客の識別情報と、顧客が保有するポイント度数とを関
    連付けて記憶手段に記憶する処理と、 顧客の端末装置から顧客の識別情報を受付ける処理と、 受付けた顧客の識別情報に関連付けられている保有ポイ
    ント度数を、前記記憶手段から取得する処理と、 取得した保有ポイント度数に基づいて、広告情報ととも
    に表示すべきポイント度数を決定する表示ポイント度数
    決定処理とをコンピュータに実行させることを特徴とす
    るプログラム。
  9. 【請求項9】コンピュータネットワークで結ばれた端末
    装置に、広告閲覧のインセンティブとなるポイントを広
    告情報とともに表示する広告供給システムとしてコンピ
    ュータを機能させるプログラムであって、 顧客の識別情報と、顧客に関する個人情報とを関連付け
    て記憶手段に記憶する処理と、 顧客の端末装置から顧客の識別情報を受付ける処理と、 受付けた顧客の識別情報に関連付けられている顧客に関
    する個人情報を、前記記憶手段から取得する処理と、 取得した顧客に関する個人情報に基づいて、広告情報と
    ともに表示すべきポイント度数を決定する表示ポイント
    度数決定処理とをコンピュータに実行させることを特徴
    とするプログラム。
  10. 【請求項10】請求項8または9に記載のプログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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