JP2003030449A - 預貯金表示装置、預貯金表示方法、預貯金表示プログラム、預貯金情報提供サーバ装置、預貯金情報提供方法、預貯金情報提供プログラム、記憶媒体、資産管理装置、資産管理方法、資産管理プログラム、及び資産管理サーバ装置 - Google Patents

預貯金表示装置、預貯金表示方法、預貯金表示プログラム、預貯金情報提供サーバ装置、預貯金情報提供方法、預貯金情報提供プログラム、記憶媒体、資産管理装置、資産管理方法、資産管理プログラム、及び資産管理サーバ装置

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JP2003030449A
JP2003030449A JP2001346320A JP2001346320A JP2003030449A JP 2003030449 A JP2003030449 A JP 2003030449A JP 2001346320 A JP2001346320 A JP 2001346320A JP 2001346320 A JP2001346320 A JP 2001346320A JP 2003030449 A JP2003030449 A JP 2003030449A
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deposit
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savings
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JP2001346320A
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English (en)
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Yoshiyuki Nakamura
義幸 中村
Hiroki Totoki
裕樹 十時
Hiroko Ide
浩子 井手
Tetsuya Anno
哲也 案野
Taro Hitosugi
太郎 一杉
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Original Assignee
Sony Corp
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Priority to US10/332,442 priority patent/US20040039701A1/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが使用目的に応じて資産の管理を容易
に行うことができるようにすること。 【解決手段】 ユーザが有する普通預金の内容が反映さ
れるような袋分け用の仮想的な袋(区分)を設定する。
各袋には、「サークル活動費」、「留学」などといった
目標や目標金額を設定することができる。端末装置で
は、お金がアイコンで表され、これを袋にドラッグアン
ドドロップすることにより、お金を袋に移動することが
できる。本システムでは、更に袋の概念を発展させた仮
想的な貯金箱をも提供することができる。これは、普通
預金に加え、定期預金、外貨普通預金、外貨定期預金、
投資信託などを目的別に区分する親貯金箱貯金箱と目的
別貯金箱を用意し、ユーザの口座からの入出金は親貯金
箱貯金箱から行い、目標に向けた資産形成は目的別貯金
箱で行うものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、預貯金表示装置、
預貯金表示方法、預貯金表示プログラム、預貯金情報提
供サーバ装置、預貯金情報提供方法、預貯金情報提供プ
ログラム、記憶媒体、資産管理装置、資産管理方法、資
産管理プログラム、及び資産管理サーバ装置に関し、例
えば、預貯金残高やその他の資産残高をユーザが設定し
た区分ごとに区分して、管理及び表示するものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネットの普及にともなっ
て、様々なサービスをネット上で受けられるようになっ
てきた。銀行もサーバを設置してユーザに様々な銀行サ
ービスを提供している。例えば、ユーザはインターネッ
トを介してパーソナルコンピュータなどを銀行のサーバ
に接続すれば、預金残高の確認及び預金の明細の確認、
振り込みの指示、定期預金口座の開設及び解約、投資信
託の売買の指示及び明細の確認などの様々な銀行サービ
スを受けることができる。
【0003】ところで、一般家庭などでは、お金を管理
する方法として、お金を袋分けすることが古くから行わ
れている。これは、例えば「生活費5万円」、「家賃6
万円」、「ピアノのお稽古1万円」、「電気代5千
円」、「パソコン購入費 目標30万円」、「自由に使
って良いお金2万円」などと表記した封筒を用意し、給
与の支給などの入金があった場合、それぞれの封筒に所
定の金額のお金を入れるものである。そして、食料品の
購入など生活費に関する支出は「生活費5万円」の封筒
から支出し、ピアノのお稽古代金の支払いは「ピアノの
お稽古1万円」の封筒から支出すると行ったように、支
出内容に該当する封筒からお金を支出するようにする。
このように、入金があった際に、これらの用途を予め設
定してしまうことにより、直感的にお金が管理でき、計
画的にお金を使用することが容易になる。また一般的
に、ユーザは、普通預金、定期預金、外貨普通預金、外
貨定期預金、投資信託などの様々な形態の資産を有して
いる。そして、これらの資産残高の管理は、普通預金は
円で、定期預金と外貨定期預金は契約単位で、また、外
貨普通預金は、当該外貨の通貨単位で、投資信託はファ
ンドごとで、それぞれおこなわれている。即ち、資産の
価値を計量する単位が資産の種類によって異なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、インターネッ
トを介して口座残高や口座残高の明細などを確認する場
合、単に残高や明細が確認できるだけであった。ユーザ
は内心「今月は、書籍代に1万円、家賃に6万円、…」
などと預金の用途に区分を設けている。しかし、口座残
高を確認する際には、画面に単に残高が表示されるだけ
なので、内心設定している口座残高の用途区分の直感的
な把握がしにくく、預金の計画的な使用が困難であると
いう問題があった。また、ユーザが「留学費用100万
円」などと預金目標を設定する場合、手軽に目標を確認
したり達成度を確認したりするサービスを銀行は提供し
ていなかった。そのため、ユーザに預金に向けて努力す
る動機を与える手段が不十分であった。また、資産の種
類によって、資産残高の把握方法が違い、しかも、外貨
によるものは通貨レートにより資産残高が変化し、ま
た、投資信託も市場の動向により価格が変化する。その
ため、ユーザが自己の有する資産の総合的な資産価値を
把握したり、また、各種類の資産残高を目的ごとに仕分
けして把握することは困難であった。
【0005】そこで、本発明の目的は、ユーザが預金や
その他の資産の管理を容易に行うことができる預貯金表
示装置、預貯金表示方法、預貯金表示プログラム、預貯
金情報提供サーバ装置、預貯金情報提供方法、預貯金情
報提供プログラム、記憶媒体、資産管理装置、資産管理
方法、資産管理プログラム、及び資産管理サーバ装置を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、請求項1に記載の発明では、預貯金情報
を管理及び表示する預貯金表示装置において、口座に蓄
えられている預貯金の残高に区分を設定する設定手段
と、前記設定手段にて設定された前記各区分ごとの残高
を前記区分ごとに提示する残高提示手段と、前記区分の
何れかに入金可能な金額、又は前記区分の何れかから出
金可能な金額がある場合、当該金銭の金額を提示する金
額提示手段と、前記金額提示手段にて提示された金額を
前記区分のうちの何れかの区分に振り分ける振り分け手
段と、前記振り分け手段にて入金、又は出金された金額
を用いて当該区分の残高を更新する更新手段と、を具備
したことを特徴とする預貯金表示装置を提供する。請求
項2に記載の発明では、前記金額提示手段にて提示され
た金額を複数の金額に分割する分割手段を更に具備し、
前記振り分け手段は、前記分割手段にて分割された各々
の複数の金額を、前記区分のうちの何れかに振り分ける
ことを特徴とする請求項1に記載の預貯金表示装置を提
供する。請求項3に記載の発明では、前記提示手段が、
前記金額を表すアイコンを提示することを特徴とする請
求項1に記載の預貯金表示装置を提供する。請求項4に
記載の発明では、前記提示手段は、前記金額を表すアイ
コンを提示し、前記分割手段は、前記アイコンに対して
ユーザが所定の操作をすることにより、合計金額が前記
アイコンの表す金額となるような複数個のアイコンを提
示することを特徴とする請求項1に記載の預貯金表示装
置を提供する。請求項5に記載の発明では、金額を表す
複数個のアイコンに対してユーザが所定の操作を行うこ
とにより、前記複数個のアイコンを前記複数個のアイコ
ンの表す金額の合計金額を表す1つのアイコンにまとめ
ることができることを特徴とする請求項4に記載の預貯
金表示装置を提供する。請求項6に記載の発明では、前
記提示手段にて提示される前記区分に名称を設定して提
示する名称設定手段を更に具備したことを特徴とする請
求項1に記載の預貯金表示装置を提供する。請求項7に
記載の発明では、前記入金可能な金額が、前記口座に入
金された金額であることを特徴とする請求項1に記載の
預貯金表示装置を提供する。請求項8に記載の発明で
は、前記出金可能な金額が、前記口座から出金された金
額であることを特徴とする請求項1に記載の預貯金表示
装置を提供する。請求項9に記載の発明では、前記振り
分け手段にて振り分ける前記区分は、ユーザが指定する
ことができることを特徴とする請求項1に記載の預貯金
表示装置を提供する。請求項10に記載の発明では、預
貯金情報を管理及び表示する預貯金表示装置において、
1の口座に仮想的な区分を設定する区分設定手段と、前
記1の口座の預貯金の残高を取得する残高取得手段と、
前記残高取得手段にて取得した残高を前記区分設定手段
にて設定した区分に割り当てる割り当て手段と、前記1
の口座に対して入金、又は出金があった場合、当該入
金、又は当該出金の金額を割り当てる前記区分を特定す
る特定手段と、前記特定手段にて特定した区分に割り当
てる残高を更新する更新手段と、を具備したことを特徴
とする預貯金表示装置を提供する。請求項11に記載の
発明では、預貯金情報を管理及び表示する預貯金表示方
法において、1の口座に蓄えられている預貯金の残高に
仮想的な区分を設定する第1のステップと、前記第1の
ステップにて設定された前記各区分ごとの残高を前記区
分ごとに提示する第2のステップと、前記区分の何れか
に入金可能な金銭、又は前記区分の何れかから出金可能
な金銭がある場合、当該金銭の金額を提示する第3のス
テップと、前記第3のステップにて提示された金額を前
記区分のうちの何れかの区分に振り分ける第4のステッ
プと、前記第4のステップにて入金、又は出金された金
額を用いて前記第3のステップにて提示された当該区分
の残高を更新する第5のステップと、から構成されたこ
とを特徴する預貯金表示方法を提供する。請求項12に
記載の発明では、預貯金情報を管理及び表示する預貯金
表示プログラムにおいて、1の口座に蓄えられている預
貯金の残高に仮想的な区分を設定する設定機能と、前記
設定機能によって設定された前記各区分ごとの残高を提
示する残高提示機能と、前記区分の何れかに入金可能な
金銭、又は前記区分の何れかから出金可能な金銭がある
場合、当該金銭の金額を提示する金額提示機能と、前記
金額提示機能にて提示された金額を前記区分のうちの何
れかの区分に振り分ける振り分け機能と、前記振り分け
機能にて入金、又は出金された金額を用いて当該区分の
残高を更新する更新機能と、をコンピュータに実現させ
ることを特徴とする預貯金表示プログラムを提供する。
請求項13に記載の発明では、預貯金情報を管理及び表
示する預貯金表示プログラムを記憶したコンピュータが
読み取り可能な記憶媒体において、1の口座に蓄えられ
ている預貯金の残高に仮想的な区分を設定する設定機能
と、前記設定機能によって設定された前記各区分ごとの
残高を提示する残高提示機能と、前記区分の何れかに入
金可能な金銭、又は前記区分の何れかから出金可能な金
銭がある場合、当該金銭の金額を提示する金額提示機能
と、前記金額提示機能にて提示された金額を前記区分の
うちの何れかの区分に振り分ける振り分け機能と、前記
振り分け機能にて入金、又は出金された金額を用いて当
該区分の残高を更新する更新機能と、をコンピュータに
実現させることを特徴とする預貯金表示プログラムを記
憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体を提供す
る。請求項14に記載の発明では、預貯金情報をクライ
アント端末装置に提供する預貯金情報提供サーバ装置に
おいて、1の口座に仮想的な区分を設定する区分設定手
段と、前記1の口座の預貯金の残高を取得する残高取得
手段と、前記残高取得手段にて取得した残高を前記区分
設定手段にて設定した区分に割り当てる割り当て手段
と、前記クライアント端末装置において、前記割り当て
手段にて前記仮想的な区分ごとに割り当てられた残高を
前記区分ごとに表示するための表示データを前記クライ
アント端末装置に提供する表示データ提供手段と、前記
1の口座に対して入金、又は出金があった場合、当該入
金、又は当該出金の金額に関する金額情報を前記クライ
アント端末装置に提供し、前記金額情報に係る金額を割
り当てる前記仮想的な区分を特定する特定情報を前記ク
ライアント端末装置から取得する特定情報取得手段と、
前記特定情報取得手段にて取得した特定情報に基づい
て、前記割り当て手段が前記各区分に割り当てる残高を
更新する更新手段と、を具備したことを特徴とする預貯
金情報提供サーバ装置を提供する。請求項15に記載の
発明では、預貯金情報をクライアント端末装置に提供す
る預貯金情報提供方法において、1の口座に仮想的な区
分を設定する第1のステップと、前記1の口座の預貯金
の残高を取得する第2のステップと、前記第2のステッ
プにて取得した残高を前記第1のステップにて設定した
区分に割り当てる第3のステップと、前記クライアント
端末装置において、前記第3のステップにて前記仮想的
な区分ごとに割り当てられた残高を前記区分ごとに表示
するための表示データを前記クライアント端末装置に提
供する第4のステップと、前記1の口座に対して入金、
又は出金があった場合、当該入金、又は当該出金の金額
に関する金額情報を前記クライアント端末装置に提供
し、前記金額情報に係る金額を割り当てる前記仮想的な
区分を特定する特定情報を前記クライアント端末装置か
ら取得する第5のステップと、前記第5のステップにて
取得した特定情報に基づいて、前記第3のステップにて
前記各区分に割り当てる残高を更新する第6のステップ
と、から構成されたことを特徴とする預貯金情報提供方
法を提供する。請求項16に記載の発明では、預貯金情
報をクライアント端末装置に提供する預貯金情報提供プ
ログラムにおいて、1の口座に仮想的な区分を設定する
区分設定機能と、前記1の口座の預貯金の残高を取得す
る残高取得機能と、前記残高取得機能にて取得した残高
を前記区分設定機能にて設定した区分に割り当てる割り
当て機能と、前記クライアント端末装置において、前記
割り当て機能にて前記仮想的な区分ごとに割り当てられ
た残高を前記区分ごとに表示するための表示データを前
記クライアント端末装置に提供する表示データ提供機能
と、前記1の口座に対して入金、又は出金があった場
合、当該入金、又は当該出金の金額に関する金額情報を
前記クライアント端末装置に提供し、前記金額情報に係
る金額を割り当てる前記仮想的な区分を特定する特定情
報を前記クライアント端末装置から取得する特定情報取
得機能と、前記特定情報取得機能にて取得した特定情報
に基づいて、前記割り当て機能が前記各区分に割り当て
る残高を更新する更新機能と、をコンピュータに実現さ
せることを特徴とする預貯金情報提供プログラムを提供
する。請求項17に記載の発明では、預貯金情報をクラ
イアント端末装置に提供する預貯金情報提供プログラム
を記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体にお
いて、1の口座に仮想的な区分を設定する区分設定機能
と、前記1の口座の預貯金の残高を取得する残高取得機
能と、前記残高取得機能にて取得した残高を前記区分設
定機能にて設定した区分に割り当てる割り当て機能と、
前記クライアント端末装置において、前記割り当て機能
にて前記仮想的な区分ごとに割り当てられた残高を前記
区分ごとに表示するための表示データを前記クライアン
ト端末装置に提供する表示データ提供機能と、前記1の
口座に対して入金、又は出金があった場合、当該入金、
又は当該出金の金額に関する金額情報を前記クライアン
ト端末装置に提供し、前記金額情報に係る金額を割り当
てる前記仮想的な区分を特定する特定情報を前記クライ
アント端末装置から取得する特定情報取得機能と、前記
特定情報取得機能にて取得した特定情報に基づいて、前
記割り当て機能が前記各区分に割り当てる残高を更新す
る更新機能と、をコンピュータに実現させることを特徴
とする預貯金情報提供プログラムを記憶したコンピュー
タが読み取り可能な記憶媒体を提供する。請求項18に
記載の発明では、預貯金情報をクライアント端末装置で
表示する預貯金表示プログラムを記憶したコンピュータ
が読み取り可能な記憶媒体において、サーバ装置から1
の口座の預貯金残高を取得する残高取得機能と、前記残
高取得機能にて取得した前記預貯金の残高を仮想的な区
分ごとに区分する残高区分機能と、前記1の口座に対し
て入金、又は出金があった場合、当該入金、又は当該出
金に係る金額を前記区分のうちの何れかに割り当てる割
り当て機能と、前記割り当て機能にて割り当てられた金
額に基づいて前記残高区分機能にて区分された残高を更
新する残高区分更新機能と、をクライアント端末装置に
実現させることを特徴とする預貯金表示プログラムを記
憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体を提供す
る。請求項19に記載の発明では、預貯金情報をクライ
アント端末装置で表示する預貯金表示プログラムを記憶
したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体において、
サーバ装置から1の口座の預貯金残高を取得する残高取
得機能と、前記残高取得機能にて取得した前記預貯金の
残高を仮想的な区分ごとに区分する残高区分機能と、前
記1の口座に対して入金、又は出金があった場合、当該
入金、又は当該出金に係る金額を前記区分のうちの何れ
かに割り当てる割り当て機能と、前記割り当て機能にて
割り当てられた金額に基づいて前記残高区分機能にて区
分された残高を更新する残高区分更新機能と、前記残高
区分機能にて区分された残高区分を前記区分ごとに表示
する表示機能と、をクライアント端末装置に実現させる
ことを特徴とする預貯金表示プログラムを記憶したコン
ピュータが読み取り可能な記憶媒体を提供する。また、
請求項1に記載の預貯金表示装置は、所定の条件が満た
されたかどうかを判断する判断手段と、前記判断手段に
て、前記条件が満たされたと判断された場合に、前記口
座に関連付けられたユーザに対して、例えばリマインド
電子メール(リマインダ)などの所定の通知を送信する
通知送信手段を更に具備することができる。請求項20
に記載の発明では、顧客の資産額に関連付けらた付属口
座を生成する付属口座生成手段と、前記生成した付属口
座に対して入出金する入出金手段と、前記付属口座に蓄
えられた金額を提示する提示手段と、を具備し、前記付
属口座に蓄えられた金額の合計値は、前記顧客の資産額
の範囲内であることを特徴とする資産管理装置を提供す
る。請求項21に記載の発明では、前記入出金手段が、
前記付属口座が複数ある場合に、1の付属口座に蓄えら
れている金額の少なくとも1部を他の付属口座へ移動可
能であることを特徴とする請求項20に記載の資産管理
装置を提供する。請求項22に記載の発明では、前記付
属口座が、蓄えられた金額が前記顧客の資産額の変動に
伴って変動する第1の付属口座と、蓄えられた金額が前
記顧客の資産額の変動に影響されない第2の付属口座か
ら構成されていることを特徴とする請求項20に記載の
資産管理装置を提供する。請求項23に記載の発明で
は、前記付属口座には、複数種類の金融商品に係る資金
を入出金することができることを特徴とする請求項20
に記載の資産管理装置を提供する。請求項24に記載の
発明では、前記提示手段が、前記付属口座に蓄えられた
金額のうち、所定の通貨単位と異なる単位にて計量され
るものがある場合に、当該蓄えられた金額を前記所定の
通貨単位に換算して提示することを特徴とする請求項2
0に記載の資産管理装置を提供する。請求項25に記載
の発明では、前記提示手段が、前記付属口座に蓄えられ
た金額のうち、所定の通貨単位と異なる単位にて計量さ
れるものがある場合に、当該蓄えられた金額を前記所定
の通貨単位に換算し、当該換算後の金額を合計して前記
付属口座に対して入出金された金額の合計値を提示する
ことを特徴とする請求項20に記載の資産管理装置を提
供する。請求項26に記載の発明では、前記提示手段
が、前記付属口座に蓄えられた金額をアイコン化して、
前記付属口座と共に視覚的に提示することを特徴とする
請求項20に記載の資産管理装置を提供する。請求項2
7に記載の発明では、前記提示されたアイコンを、所定
の操作で、前記視覚化された1の付属口座から他の付属
口座へ移動することにより、前記1の付属口座に属する
資産を前記他の付属口座に移動することを特徴とする請
求項26に記載の資産管理装置を提供する。請求項28
に記載の発明では、所定の操作により、前記アイコン化
された金額を、合計金額が前記アイコンの表す金額とな
るような複数個のアイコンに変換して提示することを特
徴とする請求項26に記載の資産管理装置を提供する。
請求項29に記載の発明では、前記付属口座に名称を設
定する名称設定手段を更に具備し、前記提示手段は、前
記名称を設定された付属口座を、当該名称とともに視覚
的に提示することを特徴とする請求項20に記載の資産
管理装置を提供する。請求項30に記載の発明では、前
記付属口座に蓄えられた金額に、目標金額を設定する目
標設定手段を更に具備したことを特徴とする請求項20
に記載の資産管理装置を提供する。請求項31に記載の
発明では、前記付属口座に蓄えられた金額と前記設定し
た目標金額から目標達成度を算出する算出手段を更に具
備し、前記提示手段は、前記算出された目標達成度を提
示することを特徴とする請求項30に記載の資産管理装
置を提供する。請求項32に記載の発明では、前記付属
口座に、予め用意された複数のキャラクタの中から特定
のキャラクタを設定するキャラクタ設定手段と、前記設
定したキャラクタに関連付けられた電子メールを所定の
電子メールアドレスに送信する電子メール送信手段と、
を更に具備したことを特徴とする請求項20に記載の資
産管理装置を提供する。請求項33に記載の発明では、
前記所定の電子メールアドレスは前記顧客が指定したも
のであることを特徴とする請求項32に記載の資産管理
装置を提供する。請求項34に記載の発明では、前記電
子メールの送信内容が関連付けられたパラメータを取得
するパラメータ取得手段を更に具備し、前記電子メール
送信手段は、前記取得したパラメータを用いて送信する
内容を選択することを特徴とする請求項32に記載の資
産管理装置を提供する。請求項35に記載の発明では、
前記パラメータが、前記顧客が前記付属口座に対して行
った操作を用いて決定することを特徴とする請求項34
に記載の資産管理装置を提供する。請求項36に記載の
発明では、付属口座生成手段と、入出金手段と、を具備
したコンピュータにおいて、前記付属口座生成手段で、
顧客の資産額に関連付けらた付属口座を生成する付属口
座生成ステップと、前記付属口座に蓄えられた金額の合
計値が前記顧客の資産額の範囲内であるように、前記付
属口座に対して入出金する入出金ステップと、前記提示
手段で、前記付属口座に蓄えられた金額を提示する提示
ステップと、から構成されたことを特徴とする資産管理
方法を提供する。請求項37に記載の発明では、顧客の
資産額に関連付けらた付属口座を生成する付属口座生成
機能と、前記付属口座に蓄えられた金額の合計値が前記
顧客の資産額の範囲内であるように、前記付属口座に対
して入出金する入出金機能と、前記付属口座に蓄えられ
た金額を提示する提示機能と、をコンピュータに実現さ
せるための資産管理プログラムを提供する。請求項38
に記載の発明では、顧客の資産額に関連付けらた付属口
座を生成する付属口座生成機能と、前記付属口座に蓄え
られた金額の合計値が前記顧客の資産額の範囲内である
ように、前記付属口座に対して入出金する入出金機能
と、前記付属口座に蓄えられた金額を提示する提示機能
と、をコンピュータに実現させるための資産管理プログ
ラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体
を提供する。請求項39に記載の発明では、クライアン
ト端末装置から、付属口座を生成するための情報を取得
する情報取得手段と、前記取得した情報に基づいて、前
記顧客の資産額に関連付けらた付属口座を生成する付属
口座生成手段と、前記付属口座に蓄えられた金額の合計
値が、前記顧客の資産額の範囲内であるように、前記付
属口座に対して入出金する入出金手段と、前記付属口座
に蓄えられた金額を特定する情報をクライアント端末装
置に提供する提供手段と、を具備したことを特徴とする
資産管理サーバ装置を提供する。請求項40に記載の発
明では、情報取得手段と、付属口座生成手段と、入出金
手段と、提供手段と、を具備したサーバ装置において、
前記情報取得手段で、クライアント端末装置から、付属
口座を生成するための情報を取得する情報取得ステップ
と、前記付属口座生成手段で、前記取得した情報に基づ
いて、前記顧客の資産額に関連付けらた付属口座を生成
する付属口座生成ステップと、前記入出金手段で、前記
付属口座に蓄えられた金額の合計値が、前記顧客の資産
額の範囲内であるように、前記付属口座に対して入出金
する入出金ステップと、前記提供手段で、前記付属口座
に蓄えられた金額を特定する情報をクライアント端末装
置に提供する提供ステップと、こら構成されたことを特
徴とする資産管理方法を提供する。請求項41に記載の
発明では、クライアント端末装置から、付属口座を生成
するための情報を取得する情報取得機能と、前記取得し
た情報に基づいて、前記顧客の資産額に関連付けらた付
属口座を生成する付属口座生成機能と、前記付属口座に
蓄えられた金額の合計値が、前記顧客の資産額の範囲内
であるように、前記付属口座に入出金する入出金機能
と、前記付属口座に蓄えられた金額を特定する情報をク
ライアント端末装置に提供する提供機能と、コンピュー
タにを実現させるための資産管理プログラムを提供す
る。請求項42に記載の発明では、クライアント端末装
置から、付属口座を生成するための情報を取得する情報
取得機能と、前記取得した情報に基づいて、前記顧客の
資産額に関連付けらた付属口座を生成する付属口座生成
機能と、前記付属口座に蓄えられた金額の合計値が、前
記顧客の資産額の範囲内であるように、前記付属口座に
入出金する入出金機能と、前記付属口座に蓄えられた金
額を特定する情報をクライアント端末装置に提供する提
供機能と、をコンピュータに実現させるための資産管理
プログラムを記憶した記憶媒体を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明の好適な第1の実施の形態について、図1から図14
を参照して詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係
る銀行サーバ5、クライアント端末装置7、7、7、…
を適用したネットワークシステムの構成例を示した図で
ある。銀行サーバ5は、銀行が運用するサーバであり、
インターネット8に接続されている。銀行サーバ5は、
ログインしたユーザに対し、預金残高の確認、振込み、
新規口座の開設、定期預金口座の解約、外国通貨との両
替などの銀行サービスを提供するサーバである。銀行サ
ーバ5は、クライアント端末装置5でユーザに提示する
残高確認画面などの各種画面データを記憶している。こ
れらの画面は、例えば、HTML(Hyper Tex
t Markup Language)と呼ばれるコン
ピュータ言語にて記述されている。認証サーバ6は、ク
ライアント端末装置7、7、7、…から取得したログイ
ンアカウントとパスワードなどの確認を行い、ユーザの
認証を行うサーバである。認証サーバ6にて認証されな
かったユーザは、銀行サーバ5にログインすることはで
きない。
【0008】クライアント端末装置7、7、7、…は、
インターネット8に接続されており、銀行サーバ5と通
信を行うことができるようになっている。クライアント
端末装置7、7、7、…は、例えば、PC、携帯電話、
通信機能を持ったワープロ、モデム内臓のデジタルテレ
ビなどから構成されている。ユーザは、これらのクライ
アント端末装置7、7、7、…から銀行サーバ5にログ
インすることにより、銀行サーバ5が提供する様々な銀
行サービスを受けることができる。
【0009】クライアント端末装置7、7、7、…には
ブラウザがあらかじめインストールされており、このブ
ラウザを用いて銀行サーバ5が送信してきたHTML形
式の画面データをディスプレイに表示することができ
る。ユーザは、表示された画面に振込先口座番号などの
データを入力するなどして銀行サーバ5と交信すること
ができる。
【0010】インターネット8は、例えば、電話回線、
ケーブルテレビ網、衛星回線、光ファイバ網などにより
構築されている。クライアント端末装置7、7、7、…
と銀行サーバ5は、例えば、TCP/IP(Trans
mission control protocol/
internet protocol)などのプロトコ
ルを用いて通信する。
【0011】また、図1では、クライアント端末装置
7、7、7、…が直接インターネット8に接続している
が、プロバイダと呼ばれるインターネット接続仲介業者
を介してインターネット8に接続する場合もある。な
お、本実施の形態では、クライアント端末装置7と銀行
サーバ5をインターネット8を用いて接続するが、これ
に限定するものではなく、例えば、専用回線、LAN
(Local Area Network)、WAN
(Wide Area Network)、衛星通信網
などの各種通信網を介して接続されるように構成しても
良い。
【0012】図2は、クライアント端末装置7の構成例
を示した図である。本実施の形態では、一例としてクラ
イアント端末装置7をPCを用いて構成した。以降、複
数台あるクライアント端末装置7、7、7、…のうちの
一台を用いて説明する。CPU(Central Pr
ocessing Unit)11は、ROM(Rea
d Only Memory)12に記憶されているプ
ログラムやRAM(Random Access Me
mory)13にロードされたプログラムなどに従っ
て、各種の処理、計算、条件判断、ディスプレイなどの
各種デバイスの制御などを行う。上記各種の処理とし
て、例えば、銀行サーバ5から受信した画面データをブ
ラウザ21を用いてディスプレイ20に表示したり、ユ
ーザが入力したデータを銀行サーバ5に送信したりなど
する。
【0013】ROM12は、クライアント端末装置7を
機能させるための基本的なプログラムやパラメータなど
が記憶された読み取り専用メモリである。RAM13
は、CPU11が各種の処理を行う上で必要なプログラ
ムやデータを記憶するメモリであり、CPU11は記憶
内容を変更することができる。インターフェース15
は、記憶装置16、光磁気ディスク17、通信部18、
入力部19、ディスプレイ20などの各種デバイスとC
PU11などと接続されており、これらのデバイスとC
PU11などとのインターフェースを提供する。
【0014】バスライン14は、インターフェース15
とCPU11、ROM12、RAM13などがデータや
制御信号など送受信する際の伝送媒体である。記憶装置
16は、高速にアクセスできると共に大容量の記憶容量
を有した記憶媒体を備えており、様々なプログラムやデ
ータが記憶されている。記憶装置は、例えば、ハードデ
ィスク、不揮発性の半導体メモリ、光磁気ディスクなど
が使用される。本実施の形態では、ハードディスクを用
いている。記憶装置16には、例えば、ブラウザ21、
回線接続プログラム22、その他のプログラム23、各
種データベース24などが記憶されている。
【0015】ブラウザは、HTML形式のファイルをデ
ィスプレイ20に表示するプログラムである。HTML
形式のファイルは、タグ(予約語の一種)などを用い
て、文書の構造、画像などのある場所、リンク先などを
記述したファイルである。そして、HTML形式のファ
イルにより、例えば、振込み画面などの各画面を定義す
ることができる。ブラウザを用いることによりHTML
形式のファイルで定義された画面がディスプレイなどに
表示される。回線接続プログラム22は、クライアント
端末装置7をインターネット8(プロバイダを介してイ
ンターネット8に接続する場合はプロバイダ)に接続す
るためのプログラムである。
【0016】光磁気ディスク17は、一般に記憶装置1
6よりもアクセス速度が遅いが、クライアント端末装置
7に対して着脱自在であるため、プログラムやデータの
バックアップなどに使用される。通信部18は、クライ
アント端末装置7をインターネット8に接続するデバイ
スである。クライアント端末装置7を公衆回線に接続す
る場合はモデムなどで構成する。
【0017】入力部19は、キーボードやマウスなどに
より構成されている。キーボードは、文字データを入力
したり、特殊機能キーにより編集データなどを入力する
ためのデバイスである。キーボードは、銀行サーバ5が
表示した各種画面に文字を入力する際などに使用され
る。マウスは、ポインティングデバイスであり、ディス
プレイ上に表示されたアイコンやボタンなどをクリック
することにより、データの入力を行うことができる。マ
ウスの他にタッチパネルやタブレットなどのポインティ
ングデバイスを用いることもできる。
【0018】ディスプレイ20は、例えばCRT(Ca
thode Ray Tube)、液晶ディスプレイ、
プラズマディスプレイなどで構成された表示装置であ
る。ディスプレイ20は、銀行サーバ5からダウンロー
ドした各種画面を表示したり、また、ユーザがキーボー
ドなどから入力した結果などを表示する。
【0019】図3(a)は、銀行サーバ5の構成例を示
した図である。銀行サーバ5は、例えばワークステーシ
ョンなどの高速で高度な情報処理機能を備えたコンピュ
ータによって構成されている。銀行サーバ5の構成は、
基本的にはクライアント端末装置7と同等であり、CP
U29ないしディスプレイ37の機能はクライアント端
末装置7のCPU11ないしディスプレイ20の機能と
同等である。
【0020】図3(b)は、銀行サーバ5の記憶装置3
3に記憶されているプログラムやデータの構成例を示し
た図である。記憶装置33には、銀行がユーザにサービ
スを提供するために必要なプログラムやデータベースが
記憶されている。銀行プログラム38は、銀行サーバ5
に銀行業務に関わる各種サービスの提供機能を実現する
ためのプログラムである。より具体的には、クライアン
ト端末装置7に取引内容に応じた画面を表示し、ユーザ
の入力に応じて残高確認処理、振込み処理、口座開設処
理などの各種の銀行業務を処理するプログラムである。
【0021】ユーザ元帳41は、ユーザの普通預金口座
や定期預金口座などに行われたトランザクション(引き
落とし、振り込み、利息の入金など)に関するデータや
口座残高に関するデータなどを記録したデータベースで
ある。その他のプログラム39には、例えば、OS(O
perating System)や、外部からの不正
アクセスを防止するプログラム、又は管理者がメンテナ
ンスに使用するプログラムなどのその他のプログラムが
記憶されている。その他のデータベース40には、その
他のプログラム39に関連した各種のデータベースが記
憶されている。
【0022】袋分けプログラム42は、例えば、ユーザ
の普通預金口座に関連して動作し、当該口座の口座残高
を予めユーザが設定した区分ごとに表示するプログラム
である。即ち、口座残高を仮想的に袋分けして表示す
る。袋分けプログラム42は、例えば、銀行業務プログ
ラム38が提供する預金残高確認画面に設けられた起動
ボタンをクリックすることにより起動される。袋分けプ
ログラム42は、表示部49、袋設定部45、入金部4
6、解析部47、出金部48などの各モジュールから構
成されている。
【0023】表示部49は、クライアント端末装置7に
HTMLで定義された袋分け画面などの画面データを送
信するモジュールである。クライアント端末装置7で
は、ブラウザ21(図2)を用いて、表示部49が送信
した画面データによって定義された画面を表示すること
ができる。
【0024】袋設定部45は、袋分けに係る仮想的な袋
を作成、削除したり、名称を設定したりなどする各種設
定を行うモジュールである。ユーザは、袋設定部45の
機能により、袋分け用の仮想的な袋(以下袋と記す)を
作成することができる。そして、ユーザは各袋の属性を
設定することができる。袋の属性としては、次にような
ものがある。 袋の名称:「学習教材購入」などの袋につける名前であ
る。 袋タイプ:普通預金、定期預金、投資信託、ローンなど
の袋を作成するもととなるもの。
【0025】作成年月日:袋を作成した年月日である。 キャラクター属性:袋の顧客に対するユーザインターフ
ェース。例えば「クマ」、「ブタ貯金箱」などから選択
でき、これらに対応するアイコンが残高確認画面などに
表示される。これをクリックすると袋分けプログラム4
2を起動することができる。 袋属性:預金の目標設定の有無を表す。
【0026】終了年月日:目標とする達成年月日 目標内容:具体的な目標内容 達成率:目標金額に対する現残高の割合。 進捗率:現残高でみる目標達成の進み具合 入金タイプ:袋を作成してから初回のみ入金できるの
か、又は何度も入金できるのかといった情報。
【0027】出金タイプ:何度でも出金できるのか、そ
れとも所定の条件を満たしたときのみ主金できるのかな
どの情報。 値域:マイナス残高が許容されるか否かといった情報。 通貨単位:円、ドル、ユーロなど、袋に貯める金銭の通
貨単位 袋ライフサイクル:「準備段階」、「稼動中」、「休止
中」、「終了」などの情報。
【0028】入金部46は、ユーザの口座に入金があっ
た場合、当該入金をユーザが所定の袋に分配するための
機能を提供する。入金部46は、ユーザ元帳41とリン
クしており、銀行プログラム38によってユーザ元帳に
入金データが入力されると、入金部46は、当該入金デ
ータを取得し、クライアント端末装置7のディスプレイ
20に表示する。より具体的に述べると、これは入金部
46が表示部49に所定のデータを送り、表示部49が
当該データを用いてHTMLデータを作成してクライア
ント端末装置7に送信したものである。
【0029】また、後に示すように、ユーザは入金部4
6によって表示された入金(お札を模したアイコンとし
て表示される)をディスプレイ20上で所定の袋にドラ
ッグすることにより、入金を各袋に振り分けることがで
きる。入金部46は、ユーザが入金を袋に振り分ける
と、当該袋の残高に入金額を加算して袋分けデータ43
を更新する。ここで、袋わけデータ43は、各袋ごとの
残高を記録したデータベースである。
【0030】また、入金部46は、仮想的な両替機能を
有している。例えば、ユーザの口座に1万円の入金があ
った場合、ディスプレイ20に一万円札を模したアイコ
ンを表示する。ユーザが入金されたお金を分割して複数
の袋に加算したい場合、画面上で一万円札のアイコンに
ポインタを重ねてクリックすることにより例えば千円札
のアイコン10個に分割できる。この機能を、ワンクリ
ック両替機能と呼ぶことにする。そして、ユーザは、ワ
ンクリック両替機能により、分割されたお金をそれぞれ
所望の袋に振り分けることができる。
【0031】また、1の金額を表すアイコンを他の金額
を表すアイコンにドラッグアンドドロップすることによ
り、2つの金額の合計金額を表す1つのアイコンにまと
めることもできる。例えば、千円を表すアイコンを他の
千円を表すアイコン上にドラッグアンドドロップする
と、これら2つの千円を表すアイコンは2千円札を模し
た1つのアイコンとなる。また、ワンクリック両替機能
は、ワンクリック操作に限定するものではなく、例えば
ダブルクリックやその他の操作によって動作するように
構成しても良い。ワンクリック両替機能については後ほ
ど図8を用いて説明する。
【0032】なお、ドラッグアンドドロップとは、以下
の手順を言う。マウス操作により所望のアイコン上にポ
インタをもって行き、マウスの左ボタンを抑える。次
に、左ボタンを抑えたままポインタを所望の場所にもっ
て行く。すると当該アイコンもポインタと共に移動す
る。そして、所望の場所にアイコンを移動したら、抑え
ていたマウスの左ボタンを離す。すると、プログラムで
規定されている処理が行われる。また、上のマウスの左
ボタンを抑える操作は、これ以外の操作によって行って
も良い。
【0033】解析部47は、各袋についてユーザが設定
した目標の達成度をグラフ化してユーザに提示するモジ
ュールである。ユーザは、袋設定部45により、各袋に
預金目標を設定することができる。例えば、パーソナル
コンピュータを購入するために設けた袋「パソコン」に
対して、預金目標として目標金額と達成目標日などの目
標データを設定することができる。これらの目標データ
は目標データ44に記憶される。解析部47は、目標デ
ータ44から目標データを読み出す一方、袋分けデータ
44から当該袋に蓄積されている預金残高の推移を取得
し、これらのデータを用いて、ユーザの目標達成程度を
視覚的にディスプレイ20に表示する。ユーザは、目標
達成程度を視認することにより、預金に努力する動機を
得ることができる。解析部47の機能については後程図
10を用いて説明する。
【0034】出金部48は、入金部46と逆の機能を実
現するモジュールである。即ち、出金部48の機能によ
り、ユーザの口座から出金があった場合、当該出金を所
定の袋に振り分けることができる。出金部48は、ユー
ザ元帳41とリンクしており、銀行プログラム38によ
ってユーザ元帳に出金データが入力されると、出金部4
8は、当該出金データを取得し、クライアント端末装置
7のディスプレイ20に表示する。
【0035】また、後に示すように、ユーザは出金部4
8によって表示された出金(お札を模したアイコンとし
て表示される)をディスプレイ20上で所定の袋にドラ
ッグすることにより、入金を各袋に振り分けることがで
きる。出金部48は、ユーザが出金を袋に振り分ける
と、当該袋の残高から出金額を減算し、袋分けデータ4
3を更新する。出金を袋に振り分ける場合については、
後程図9を用いて説明する。
【0036】また、出金部48は、ワンクリック両替機
能を有している。例えば、ユーザの口座から1万円の出
金があった場合、ディスプレイ20に一万円札を模した
アイコンを表示する。ユーザが出金されたお金を分割し
て複数の袋から減算したい場合、画面上で一万円札のア
イコンにポインタを重ねてクリックすることにより例え
ば千円札のアイコン10個に分割できる。そして、ユー
ザは、ワンクリック両替機能により、分割されたお金を
それぞれ所望の袋にドラッグアンドドロップすることに
より振り分けることができる。
【0037】袋分けデータ43は、各袋に区分されてい
る預金残高の推移を記録したデータベースである。最も
これは、ユーザの口座残高がデータ的に区分されている
わけではなく、ユーザの1の口座の残高に対して設定し
た仮想的な区分(袋)の残高推移である。
【0038】目標データ44は、各袋に対してユーザが
設定した目標に関するデータを記憶したデータベースで
ある。ユーザは、袋設定部45に機能により袋を作成す
る際に、目標金額、達成目標日などを設定することがで
きる。ユーザが設定した目標に関するデータは、袋設定
部45により目標データ44に記録される。
【0039】図4は、袋分けデータ43の一例を示した
図である。袋分けデータ43は、各袋ごとの残高の日々
の推移を記録したデータベースである。図4は、袋分け
データ43に記録されているデータを表に表して示して
いる。名称欄51に示されている「自由に使っていい」
の表記は、ユーザが設定部45の機能により、袋を作成
した際に当該袋に設定した名称である。ユーザは、入金
されたお金のうち、自由に使って良い分をこの袋に割り
当てる。他の、「学習教材購入」、「居住費・生活必
需」、「サークル活動費」、「留学」などの名称も、ユ
ーザが各袋に対して設定した名称である。
【0040】日にち欄52には、残高が記録された日に
ちを示している。残高欄53には、日にち欄52に示し
た日にちにおける名称欄51で示された袋の残高が記録
されている。これによって、例えば、3月1日には「自
由に使っていい」の袋に2万5千円の残高があったこと
が分かる。このように、袋分けデータ43を調べること
により、各袋の残高の推移を知ることができる。このデ
ータは、解析部47がユーザの目標達成度を解析する場
合などに利用される。
【0041】図5は、袋分け画面の一例を示した図であ
る。これは、クライアント端末装置7のCPU11が、
表示部49が送信したHTML形式のファイルをブラウ
ザ21を用いてディスプレイ20に表示したものであ
る。袋分け画面は、入出金表示エリア55、袋名称エリ
ア56、残高表示エリア57、詳細表示エリア58、新
規作成ボタン59、削除ボタン60などから構成されて
いる。
【0042】入出金欄55には、後に示すように、ユー
ザの口座に入金があった場合、又は、ユーザの口座から
出勤があった場合に、それらのお金をアイコン化して表
示する欄である。ユーザの口座に入金があった場合、入
金部46によって入金が表示され、また、ユーザの口座
から出金があった場合は、出金部48によって出金が表
示される。
【0043】袋名称エリア56には、ユーザが作成した
各袋の名称が表示される。図5の例では、「自由に使っ
ていい!!」、「学習教材購入」、「居住費・生活必
需」、「サークル活動費」、「パソコン」、「留学」な
どの袋が作成されている。「自由に使っていい!!」の
袋に割り振られている預金は、ユーザが自由に使うこと
ができる預金である。「学習教材購入」の袋に割り振ら
れている預金は、例えば、英会話教材や学習のための書
籍の購入などに充てられる預金である。「居住費・生活
必需」の袋に割り振られている預金は、例えば、家賃や
歯ブラシ、洋服、靴の購入などのために支出される預金
である。
【0044】「サークル活動費」の袋に割り振られてい
る預金は、例えば、テニスサークルや茶道クラブの部費
などのサークル活動関係の出費に充てられる預金であ
る。「パソコン」の袋に割り振られている預金は、例え
ば、新規にパーソナルコンピュータを購入するために、
月々貯めている預金である。「留学」の袋に割り振られ
ている預金は、例えば、アメリカのロースクールに留学
する資金などのユーザの留学目標に向けて月々貯めてい
る預金である。
【0045】残高表示エリア57には、各袋に仮想的に
蓄積されている預金残高を示したエリアである。ユーザ
の預金口座が袋に対応して実際に区分されているわけで
はない。各袋は、当該口座の預金に仮想的な内訳を設け
たものである。図5の例では、例えば、「自由に使って
いい!!」の袋には、3万9千円たまっており、「留
学」の袋には1755万円たまっている。ユーザは、残
高表示エリア57に表示される残高から、当該口座に蓄
えている預金の用途による内訳を即座に認識することが
できる。
【0046】詳細表示エリア58には、ユーザが指定し
た袋の詳細が表示される。ユーザは、マウスを操作する
ことにより、袋分け画面上でポインタを所望の袋の名称
又は残高の上にもっていき、マウスを左クリックする
と、当該袋にフォーカスを移すことができるようになっ
ている。
【0047】ユーザが所望の袋にフォーカスを移すと、
当該袋の名称を表示しているエリアの色が変化し、ユー
ザは当該袋にフォーカスが合わせられていることを知る
ことができる。そして、詳細表示エリアには、フォーカ
スが合わせられている袋に関する詳細なデータが表示さ
れる。この様な詳細なデータとしては、例えば、現在の
残高、目標金額、目標達成度などである。なお、目標金
額、目標達成度などは、当該袋に目標金額が設定されて
いるときに表示される。また、フォーカスとは、画面中
操作対象となる複数の項目の中から特定のものを選択
し、その項目に対して操作を行えるようにすることをい
う。
【0048】新規作成ボタン59は、新規に袋を作成す
る場合に使用するボタンである。ユーザは、新規に袋を
作成する場合、マウスを操作してポインタを新規作成ボ
タン59の上にもっていき左クリックすると、袋設定部
45により新規袋作成ウインドウが表示される。ユーザ
が新規袋作成ウインドウから所定事項を入力すると袋設
定部45が新規袋を作成する。新規袋作成ウインドウの
一例は、図6で示す。
【0049】削除ボタン60は、袋を削除するためのボ
タンである。ユーザは、削除したい袋がある場合は、ま
ずマウスを操作して削除したい袋の名称の上にポインタ
を合わせて左クリックし、当該袋にフォーカスを合わせ
る。次に、ポインタを削除ボタン60にもって行き左ク
リックすると、袋設定部45が当該袋を抹消する。削除
された袋に蓄積されていた預金残高は、入出金エリア5
5にアイコン表示され、ユーザは、当該アイコンを所望
の袋にドラッグアンドドロップすることにより、他の袋
に移動することができる。
【0050】図6は、新規袋作成ウインドウの一例を示
した図である。新規袋作成ウインドウ65は、新規作成
ボタン59をクリックするとポップアップする。ポップ
アップとは、画面上に所定のウインドウが現れることを
いう。新規袋作成ウインドウ65は、袋設定部45(図
3)の機能により表示されたものである。新規袋作成ウ
インドウ65は、袋の名前欄66を備えている。ユーザ
は、袋の名前欄に、例えば「海外旅行」などと、預金の
用途などに応じて任意の名前を設定することができる。
袋の名前は、袋分けデータ43に記録される。
【0051】目標設定選択欄67は、目標を設定するか
否かをクリックして選択するようになっている。「設定
する」を選択した場合、入力した目標データは、目標デ
ータ44に記録される。目標額欄68は、ユーザが目標
とする預金残高を入力して設定する欄である。目標日欄
69は、ユーザが目標額欄68に入力した金額を達成す
る目標日を入力して設定する欄である。OKボタン70
をクリックすると、ユーザが入力した事項が銀行サーバ
5に送信され、振り分けデータ43、目標データ44が
更新される。
【0052】また、図6では、「パソコン」の袋にフォ
ーカスが合わされ、当該袋の詳細情報が詳細表示エリア
58に表示されている。この詳細表示エリア58から、
「パソコン」の袋には、30万円の目標額が設定されて
おり、現在預金が10万2千円溜まっていることが分か
る。そして、現在の目標達成率(目標金額に対する現在
の預金の割合)が34%であることが分かる。
【0053】図7は、ユーザの口座に入金が入ってきた
場合の袋分け画面の一例を示した図である。ユーザの口
座に入金があると、入金部46により入出金エリア55
に入金に紙幣を模したアイコンが表示される。このアイ
コンで表された入金は、例えば、給与の振込みなどによ
ってユーザの口座に振り込まれたものであって、まだ特
定の袋に振り分けられていないものである。また、五百
円、百円、十円などのアイコンは、コインを模したアイ
コンにより表示される。また、表示額によっては、10
0万円札や10万円札などの実際には流通していない紙
幣を模したアイコンや所定の金額の札束を模したアイコ
ンなども可能である。入出金エリア55に表示されるア
イコンの金額の合計値は、ユーザの口座に入金された金
額に等しくなるようになっている。
【0054】ユーザは、入出金エリア55に表示された
アイコンを所望の袋の名称にドラッグアンドドロップす
ることにより、アイコンが表す金額を当該袋の残高に加
算することができる。これは、ユーザの口座に既に入金
された金額を何れかの袋に振り分けるものであって、実
際にユーザの口座内の預貯金が移動するものではない。
図7では、ユーザの口座に2万円入金された場合を示し
ている。ユーザは、入金された2万円のうち1万円を
「パソコン」の袋76に割り当てている。即ち、マウス
操作により、入出金エリア55に表示された1万円のア
イコンを「パソコン」の袋にドラッグアンドドロップし
ている。これによって、「パソコン」の袋76の残高7
7に1万円が加算される。これと、同時に入金部46
(図3)は、袋分けデータ43を更新する。
【0055】図8は、ワンクリック両替機能を説明する
ための図である。図7で示したように、ユーザの口座に
入金がなされた場合、入金されたお金が紙幣やコインを
模したアイコンによって表示される。このような場合、
例えば1万円札を模したアイコンが表示された場合、こ
れを5千円ずつ別の袋に割り当てたい場合がある。この
ような場合は、マウス操作により、入出金エリア55に
表示されたアイコンを右クリックすると、当該アイコン
は、更に小さな単位のアイコンに分割される。ユーザ
は、分割された各アイコンを所望の袋にドラッグアンド
ドロップすることにより、元は1つのアイコンにより表
示されていた入金を分割して複数の袋に割り当てること
ができる。
【0056】図8の例では、ユーザの口座に1万円の入
金があった場合を示している。当該入金は1万円札を模
したアイコン80で表される。ユーザがマウス操作によ
りポインタ87をアイコン80に合わせ右クリックする
とアイコン80は5千円札を模したアイコン81と千円
札を模したアイコン82〜86に分割される。ユーザ
は、分割されたアイコン81〜86をそれぞれ所望の袋
にドラッグアンドドロップすることにより、それぞれの
袋に入金することができる。入金の場合のワンクリック
両替機能は、入金部46によって提供される。
【0057】図9は、ユーザの口座から出金があった場
合の袋分け画面の一例を示した図である。例えば、ユー
ザが口座から預金を引き出したり、口座からガス代が引
き落されるなどして、口座から出金があった場合は、入
出金エリア55に出金されたお金が紙幣やコインを模し
たアイコンによって表示される。このアイコンによって
表示された出金は、既に引き落とされてユーザの口座に
はないお金である。このように、出金が行われた場合も
入金が行われた場合と同様にアイコンで表示される。ユ
ーザは、このアイコンを預金を支出すべき袋にドラッグ
アンドドロップすることにより、個々の袋から残高を減
じることができる。これは、仮想的に所定の袋からお金
を取り出して使用したことを意味する。
【0058】図9の例では、ユーザがテニスボールを購
入するために口座から千円引き出して使用した場合を示
している。出金部48(図3)は、ユーザ元帳41から
送信されてきたデータにより、ユーザの口座から千円出
金があったことを認識する。すると、出金部48は、ユ
ーザが袋分け画面を表示したときに、入出金画面に千円
札を模したアイコン91を表示する。
【0059】ユーザは、テニスサークルのためのボール
の購入代金として預金を引き出したため、アイコン91
を「サークル活動費」の袋92にドラッグアンドドロッ
プする。すると、残高93から千円が減じられる。これ
と同時に出金部48はね袋分けデータ43を更新する。
また、入出金エリア55に表示された、支出金をマウス
操作によりワンクリック両替することができるのは、入
金の場合と同様である。ただし、出金の場合のワンクリ
ック両替機能は、出金部48により提供される。
【0060】なお、ユーザの口座に対して入金と出金が
両方とも行われた場合は、入出金エリア55が2段表示
となり、上の段に入金に関する情報(紙幣やコインを模
したアイコン)が表示されると共に下の段に出金に関す
る情報(紙幣やコインを模したアイコン)が表示され
る。ユーザは、これらのアイコンをドラッグアンドドロ
ップすることにより、所望の袋に対して入金及び出金を
行うことができる。また、ユーザが袋に入金する場合は
入金部46が機能し、袋から出金する場合は出金部48
が機能する。
【0061】また、本実施の形態では、入金、出金を共
にアイコンを用いてビジュアル化したが、これに限定す
るものではない。例えば、入金、又は出金を優先的に行
う袋を予め設定しておき、ユーザの口座に対して入金や
出金があった場合、当該設定された袋に対して自動的に
入金、又は出金を行うように構成することもできる。即
ち、出金の場合、ある定められた袋(出金を優先的に行
う袋)から一旦引いておき、その後、使った分のお金の
アイコンをその使った袋から定められた袋に戻すように
構成することができる。
【0062】一例として、出金があった場合に「その
他」という袋から出金するように設定したとする。ユー
ザの口座から千円の出金があった場合、一旦「その他」
の袋から千円引くようにする。そして、その千円が学習
教材の購入に使用された場合、ユーザは、「学習教材購
入」の袋から千円取り出し、「その他」の袋に移動する
ようにする。お金の移動は、例えば、「学習教材購入」
の袋をマウスによってダブルクリック(2回立て続けに
クリックすること)すると当該袋に区分されている預貯
金がアイコンによって入出金エリア55に表示される。
これから千円分のアイコンを「その他」の袋にドラッグ
アンドドロップすれば良い。
【0063】図10は、袋分け画面に目標達成グラフを
表示した場合の一例を示した図である。詳細表示エリア
58は、グラフボタン95を備えており、ユーザがマウ
ス操作によりグラフボタン95を左クリックするとフォ
ーカスされている袋に関する目標達成グラフ96が表示
される。
【0064】目標達成グラフ96は、解析部47(図
3)が、目標データ44から当該袋に設定された目標デ
ータを取得し、また、袋分けデータ43から当該袋の残
高の推移を取得して作成したものである。目標達成グラ
フ96では、当該袋に割り当てられる預金の目標を表す
線と、実際にユーザが当該袋に割り当てた預金の実績を
表す線が表示される。これによってユーザは、目標の達
成具合がどの程度であるかを直感的に視認することがで
き、預金に努力するようになる。
【0065】また、本実施の形態は、1の袋に振り分け
られている預金から所望の金額を他の袋に振り分けるこ
とができる。例えば、「パソコン」の袋に振り分けられ
ている預金から1万円を「自由に使っていい!!」の袋
に移動させる場合は、以下の手順により移動する。ま
ず、「パソコン」の袋の残高を右クリックする。する
と、当該残高が例えば、10万円札や一万円札を模した
アイコンによって表示するウインドウが袋分け画面にポ
ップアップする。
【0066】次に、例えば2万円を「自由に使っていい
!!」の袋に移動したい場合、一万円を模したアイコン
を2つ「自由に使っていい!!」の袋に振り分けられた
預金残高にドラッグアンドドロップする。すると、「パ
ソコン」の区分の預金残高から2万円減算され、「自由
に使っていい!!」の袋の残高に2万円加算される。こ
のように、1の袋に振り分けられている預金を他の袋に
ビジュアルに移動することができる。
【0067】図11は、ワンクリック両替機能によっ
て、紙幣や貨幣を模したアイコンが両替される様子の一
例を示した図である。これらのアイコンは入出金エリア
55に表示されるものである。まず100万円札を模し
たアイコン101は、50万円札を模したアイコン10
2と10万円札を模したアイコン103が5枚に両替さ
れる。50万円札を模したアイコン102は、10万円
札を模したアイコン104が5枚に両替される。
【0068】10万円札を模したアイコン103は、5
万円札を模したアイコン105と1万円札を模したアイ
コン106が5枚に両替される。5万円札を模したアイ
コン105は、1万円札を模したアイコン107が5枚
に両替される。1万円札を模したアイコン106は、5
千円札を模したアイコン108と千円札を模したアイコ
ン109が5枚に両替される。
【0069】5千円札を模したアイコン108は、千円
札を模したアイコン112が5枚に両替される。千円札
を模したアイコン109は、5百円玉を模したアイコン
110と百円玉を模したアイコン111が5個に両替さ
れる。以下図示しないが、5百円玉は、百円玉5個に両
替され、百円玉は10円玉10個に両替される。
【0070】細かい単位の金額のアイコン複数個を両替
して大きな単位のアイコンにする場合は、両替後の金額
の札を模したアイコンとなる。例えば千円札を模したア
イコンを3つまとめると3千円札を模したアイコンとな
る。また、百円玉を模したアイコン1個と千円札を模し
たアイコン1枚を合わせると千百円札を模したアイコン
となる。
【0071】図12は、ユーザの口座に入金があった場
合の銀行サーバ5とクライアント端末装置7の動作を説
明するためのフローチャートである。まず、銀行サーバ
5の動作について説明する。クライアント端末装置7か
ら袋分けプログラム42の起動要求があると、銀行サー
バ5は、袋分けプログラム42を起動する(ステップ1
0)。次に、入金部46がユーザ元帳41からユーザの
口座に対する入金額を取得し、これをクライアント端末
装置7でアイコン化して表示するための入金データをク
ライアント端末装置7に送信する(ステップ15)。な
お、厳密には、銀行サーバ5のCPU29が入金部46
のプログラムに従って入金データをクライアント端末装
置7に送信するのであるが、以下では、簡略化のため、
入金部46が送信するというように記述する。
【0072】次に、入金部46は、クライアント端末装
置7から両替要求が出されるか否か、即ちユーザがワン
クリック両替を行うかどうかを確認する(ステップ2
0)。クライアント端末装置7から両替要求がなされた
場合(ステップ20;Y)、入金部46は、クライアン
ト端末装置7に両替データを送信する(ステップ2
5)。この両替データは、クライアント端末装置7で入
金を表す紙幣などに模したアイコンより細かい単位の紙
幣に模したアイコンを表示するためのデータである。
【0073】両替要求が無いまま(ステップ20;N)
クライアント端末装置7から袋入金データ(ユーザが入
金した袋と金額を特定するデータ)を受信した場合、又
は、ステップ25にて両替データを送信してからクライ
アント端末装置7から袋入金データを受信した場合、受
信データに従って入金部46は、袋分けデータ43を更
新し、更新された残高をクライアント端末装置7に送信
する(ステップ30)。
【0074】次に、クライアント端末装置の動作を説明
する。ユーザは、銀行サーバ5に既にログインしてお
り、残高確認画面をディスプレイ20に表示しているも
のとする。ユーザは、残高確認画面に表示された袋分け
プログラム42の起動ボタンをクリックし、袋分けプロ
グラム42の起動要求を行う(ステップ35)。
【0075】次に、クライアント端末装置7のディスプ
レイ20には、表示部49により、袋分け画面が表示さ
れる。次に、クライアント端末装置7は、入金部46か
ら入金データを受信し、袋分け画面に紙幣やコインを模
した入金に関するアイコンを表示する(ステップ4
0)。ユーザは、ワンクリック両替を行う場合は(ステ
ップ45;Y)、両替要求を銀行サーバ5に送信する
(ステップ50)。この両替要求は、アイコンを右クリ
ックすることにより行われる。
【0076】次に、クライアント端末装置7は、入金部
46が出力した両替データを受信して、アイコンを更に
細かい金額単位のアイコンに更新する(ステップ5
5)。ステップ55にて更新されたアイコンか、もしく
は、両替せずに元のアイコンを用いて(ステップ45;
N)、所望の袋にドラッグアンドドロップして入金する
と(ステップ60)、更新された袋分けデータに関する
データが銀行サーバ5から送信されるくる。クライアン
ト端末装置7は、このデータに基づいて袋の残高を更新
して表示する(ステップ65)。
【0077】図13は、ユーザの口座から出金があった
場合の銀行サーバ5とクライアント端末装置7の動作を
説明するためのフローチャートである。まず、銀行サー
バ5の動作について説明する。クライアント端末装置7
から袋分けプログラム42の起動要求があると、銀行サ
ーバ5は、袋分けプログラム42を起動する(ステップ
110)。次に、出金部48がユーザ元帳41からユー
ザの口座に対する出金額を取得し、これをクライアント
端末装置7でアイコン化して表示するための出金データ
をクライアント端末装置7に送信する(ステップ11
5)。なお、厳密には、銀行サーバ5のCPU29が入
金部46のプログラムに従って出金データをクライアン
ト端末装置7に送信するのであるが、以下では、簡略化
のため、出金部48が送信するというように記述する。
【0078】次に、出金部48は、クライアント端末装
置7から両替要求が出されるか否か、即ちユーザがワン
クリック両替を行うかどうかを確認する(ステップ12
0)。クライアント端末装置7から両替要求がなされた
場合(ステップ120;Y)、出金部48は、クライア
ント端末装置7に両替データを送信する(ステップ12
5)。この両替データは、クライアント端末装置7で出
金を表す紙幣などに模したアイコンより細かい単位の紙
幣に模したアイコンを表示するためのデータである。
【0079】両替要求が無いまま(ステップ120;
N)クライアント端末装置7から袋出金データ(ユーザ
が出金した袋と金額を特定するデータ)を受信した場
合、又は、ステップ125にて両替データを送信してか
らクライアント端末装置7から袋出金データを受信した
場合、受信データに従って出金部48は、袋分けデータ
43を更新し、更新された残高をクライアント端末装置
7に送信する(ステップ130)。
【0080】次に、クライアント端末装置の動作を説明
する。ユーザは、銀行サーバ5に既にログインしてお
り、残高確認画面をディスプレイ20に表示しているも
のとする。ユーザは、残高確認画面に表示された袋分け
プログラム42の起動ボタンをクリックし、袋分けプロ
グラム42の起動要求を行う(ステップ135)。
【0081】次に、クライアント端末装置7のディスプ
レイ20には、表示部49により、袋分け画面が表示さ
れる。次に、クライアント端末装置7は、出金部48か
ら出金データを受信し、袋分け画面に紙幣やコインを模
した出金に関するアイコンを表示する(ステップ14
0)。ユーザは、ワンクリック両替を行う場合は(ステ
ップ145;Y)、両替要求を銀行サーバ5に送信する
(ステップ150)。この両替要求は、アイコンを右ク
リックすることにより行われる。
【0082】次に、クライアント端末装置7は、出金部
48が出力した両替データを受信して、アイコンを更に
細かい金額単位のアイコンに更新する(ステップ15
5)。ステップ155にて更新されたアイコンか、もし
くは、両替せずに元のアイコンを用いて(ステップ14
5;N)、所望の袋にドラッグアンドドロップして出金
すると(ステップ160)、更新された袋分けデータに
関するデータが銀行サーバ5から送信されるくる。クラ
イアント端末装置7は、このデータに基づいて袋の残高
を更新して表示する(ステップ165)。
【0083】図14は、袋分け画面に目標達成グラフを
表示する場合の銀行サーバ5とクライアント端末装置7
の動作を説明するためのフローチャートである。袋分け
プログラム42は、既に立ち上がっており、クライアン
ト端末装置7のディスプレイ20には袋分け画面が表示
されてるものとする。解析部47は、クライアント端末
装置7からグラフ作成要求があると、グラフを作成すべ
き袋を特定する(ステップ310)。
【0084】次に、解析部47は、目標データ44を検
索して当該袋に目標が設定してあるか否かを判断する
(ステップ320)。当該袋に目標が設定してない場合
は(ステップ320;N)、何もせずに終了する。当該
袋に目標が設定してある場合は(ステップ320;
Y)、目標データ44から当該袋に関する目標に関する
情報を取得する(ステップ330)。
【0085】次に、解析部47は、袋分けデータ43か
ら、当該袋の残高の時経列的な推移を取得する(ステッ
プ340)。次に、解析部47は、目標に関する情報と
残高の推移からグラフを表示するためのデータを作成す
る(ステップ350)。次に、解析部47は、作成した
データをクライアント端末装置7に送信する(ステップ
360)
【0086】次に、クライアント端末装置7の動作につ
いて説明する。まず、ユーザは、グラフを表示したい袋
にフォーカスを合わせる。次に、詳細表示エリア58の
グラフ作成ボタン95を左クリックする。すると、クラ
イアント端末装置7のCPU11は、グラフ作成要求デ
ータを銀行サーバ5に送信する。次に、クライアント端
末装置7は、銀行サーバ5が送信してきたグラフを作成
するためのデータを受信し、袋分け画面に所定のグラフ
を表示する(380)。銀行サーバ5がデータを送信し
なかった場合は、クライアント端末装置7では、何も表
示されない。
【0087】以上のように構成された第1の本実施の形
態では、以下のような効果が得られる。ユーザの口座に
入金があった場合に、これらの用途を予め設定してしま
うことにより、直感的にお金が管理でき、計画的にお金
を使用することが容易になる。口座残高の用途区分の直
感的な把握がしやすく、預金の計画的な使用が容易とな
る。このため、無駄遣いを減らすことができる。また、
ユーザは、預金目標を設定することができ、また、手軽
に目標の確認及び達成度の確認を行うことができるた
め、ユーザに預金に向けて努力する動機を与えることが
できる。
【0088】以上、本実施の形態の構成及び動作につい
て説明したが、本発明は、これらの形態に限定されるも
のではなく、請求項に記載された発明の範囲内で種々の
変形を行うことが可能である。本実施の形態では、銀行
サーバ5に袋分けプログラムをインストールしたが、こ
れに限定するものではなく、例えば、クライアント端末
装置7にインストールすることもできる。この場合は、
ユーザから入金と出金の状況を把握するため、入金部4
6と出金部48を電子通帳とリンクさせる。電子通帳と
は一般的な預金通帳に記載されている内容などが記録さ
れたデータベースであり、クライアント端末装置7の記
憶装置16に記憶されている。クライアント端末装置7
が銀行サーバ5と接続すると、口座からの入金情報や出
金情報が更新されるようになっている。
【0089】又は、クライアント端末装置7において袋
分けプログラム42をインストールした場合、ユーザが
手作業で入金情報、出金情報を入力するように構成して
も良い。更に、本実施の形態は、銀行預金のみならず郵
便貯金や証券会社の証券取引口座に対して適用すること
もできる。なお、本実施の形態では、普通預金口座を元
にして袋を作成したが、これに限定するものではなく、
例えば定期預金口座、投資信託口座などに袋を作成する
こともできる。
【0090】また、本実施の形態では、銀行サーバ5に
リマインドメール送信機能を備えることも可能である。
袋分けデータ43に記録されている各袋の過去の入金履
歴を解析し、所定の条件が満たされた場合にユーザの電
子メールアドレスに対してリマインドメール(リマイン
ダ)を送信するものである。例えば、ある袋に対する入
金額が減少してることが過去の入金履歴から判明した場
合に「最近お金いれてくれないね〜」といった内容の電
子メールや、又は、ユーザが設定したある袋の預金目標
額の達成が近い場合に「目標まであと○○円だよ。頑張
って!」といった内容の電子メールをユーザに送信す
る。
【0091】リマインドメール送信のタイミング、即ち
リマインドメールを送信するための条件としては、例え
ば、目標金額に対する預金達成額、一定の預金金額、一
定の期日などがある。このように、ユーザにリマインド
メールを送信することにより、ユーザの預金への動機付
けを強めることができる。また、ユーザの銀行に対する
信頼感が向上し、ユーザと銀行との良好な関係を維持す
ることができる。
【0092】更に、ユーザの過去の入金履歴から、ユー
ザの入金の袋分けのパターンを推測し、これを入金のア
イコンの表示に反映させることもできる。例えば、ユー
ザの口座に毎月所定の日にアルバイト代10万円が入金
され、ユーザは、このうちの5千円をアルバイト代入金
後に所定の袋に入金するものとする。このユーザの袋分
けパターンを過去の履歴から推測し、アルバイト代10
万円が口座に入金された場合に、例えば9万円の札束と
5千円札2枚のアイコンを表示するようにする。すると
ユーザは、例えば、1万円札のアイコンを5千円のアイ
コンにワンクリック両替するなどの手間をかけずに、即
5千円のアイコンを所定の袋にドラッグアンドドロップ
することができる。このように、ユーザの入出金パター
ンを推測する推測手段を備えれば、当該推測手段による
推測に基づいて、所定のアイコンを入出金エリア55に
表示するように構成することもできる。
【0093】(第1の実施の形態の変形例)次に、図1
5〜図21を用いて第1の実施の形態の変形例について
説明する。第1の実施の形態では、普通預金を袋分けと
称して仮想的に使用目的別に区分したが、本変形例で
は、普通預金の他に、定期預金、外貨普通預金、外貨定
期預金、投資信託、ローンなど様々な形態の資産をも仮
想的に区分し、ユーザの設定した所定の目的のために管
理することができるようにする。システム構成などは第
1の実施の形態と同様である。より詳細には、ユーザ元
帳41(図3)は、各ユーザの普通預金、定期預金、外
貨普通預金、外貨定期預金、投資信託、ローンなど各種
形態の資産について行われたトランザクションや資産残
高などが記憶されている。これら各種形態の資産を各区
分ごとに管理するため親貯金箱と目的別貯金箱という仮
想的な貯金箱をGUI(Graphical User
Interface)上に設ける。
【0094】目的別貯金箱は、例えば車の購入資金やパ
ソコン購入資金などユーザが所定の目的のために資金を
蓄えるための仮想的な区分であり、その機能と目的は第
1の実施の形態における袋分け袋と同様である。目的別
貯金箱には、普通預金の他、定期預金、外貨普通預金、
外貨定期預金、投資信託などの各種形態の資産が区分さ
れている。普通預金、外貨普通預金の区分は通貨単位に
て行われ、定期預金、外貨定期預金の区分は契約単位で
行われる。また、投資信託の区分は口数単位(口とは投
資信託の売買単位である)にて行われる。
【0095】一方、親貯金箱には何れの目的別貯金箱に
も属さない資産が区分されている。そして、ユーザの口
座から行われる入出金は親貯金箱貯金箱に対して行われ
る。即ち、ユーザの資産に対して入出金が行われ、資産
残高に変動があった場合、これらの変動は親貯金箱に反
映される。これらの貯金箱に区分されている各種資産の
残高は銀行サーバ5に袋設定部45の代わりに設けられ
た貯金箱設定管理部によって管理されている。また、各
貯金箱に区分された残高や各貯金箱に設定された目標金
額や目標などは、貯金箱データに格納されている。これ
は、第1の実施の形態の袋分けデータ43に対応するも
のである。以降、親貯金箱と目的別貯金箱を特に区別し
ない場合は単に貯金箱と記すことにする。
【0096】貯金箱設定管理部は、貯金箱の設定を行っ
たり、各貯金箱の明細を管理(貯金箱データの更新な
ど)したりする。例えば、ユーザの普通預金口座に入金
があった場合、まず、親貯金箱に含まれる普通預金の区
分の残高が入金金額の分だけプラスされる。そして、ユ
ーザは親貯金箱に入金された普通預金のうち、任意の金
額を所望の目的別貯金箱に振り分けることができる。一
方、ユーザの普通預金口座から出金があった場合、出金
額は親貯金箱の普通預金の区分からマイナスされ、場合
によってはマイナス残高となる。また、ユーザは、所定
の目的別貯金箱に振り分けられている普通預金を所望の
金額だけ親貯金箱に移動することができる。
【0097】図15は、クライアント端末装置7のディ
スプレイ20に表示された貯金箱画面133の一例であ
って図5の袋分け画面に相当するものである。貯金箱画
面133は、親貯金箱エリア121、トレイ122、目
的別貯金箱エリア124、貯金額エリア125、目的別
貯金箱選択ボタン126、目的別貯金箱明細エリア12
7などから構成されている。
【0098】親貯金箱エリア121には、何れの目的別
貯金箱にも移されていない資産額が、資産の種類ごとに
表示される。このうち、外貨普通預金、外貨定期預金な
ど、外貨に関する資産額は、所定のレートにて円に換算
した値が表示される。投資信託などの市場価格が変動す
るものは、変動に応じた金額が円にて計算され表示され
る。
【0099】トレイ122には、親貯金箱に区分されて
いる各資産のうち選択されたものの明細がアイコン表示
される。例えば、普通預金と外貨普通預金はお札やコイ
ンを模したお金アイコンとして表示される。但し、外貨
普通預金は所定のレートで円に換算されている。定期預
金と外貨定期預金は契約書を模した契約アイコンとして
表示される。投信信託は、ファンドの種類を象徴的に表
すファンドアイコンとして表示される。親貯金箱貯金箱
での資産の選択は、例えば、マウス操作によりポインタ
120を所望の資産区分を左クリックすることにより行
うことができる。詳細は後述するがこれらのアイコンを
所望の目的別貯金箱にドラッグアンドドロップすること
により、親金箱内の資産を目的別貯金箱に移動すること
ができる。図の例では、定期預金が選択されており、ト
レイ122には、定期預金の内容(契約番号、契約額、
期間)が契約アイコンとして表示されている。なお、以
降、マウス操作によりポインタ120を画面上で所定の
位置に合わせてクリックして選択することを単に「クリ
ックする」と記すことにする。
【0100】目的別貯金箱エリア124には、ユーザが
設定した各目的別貯金箱が表示されている。目的別貯金
箱には、目的の内容と、目的を象徴的な表す目的アイコ
ンが表示され、各目的別貯金箱が識別可能となってい
る。図の例では、目的が「留学」の目的別貯金箱にブタ
貯金箱の目的アイコン128が設定されている。目的ア
イコンは、各種用意されたものからユーザが選択するこ
とができるようになっている。また、目的別貯金箱が作
成されていないものに関しては新規作成ボタン132が
表示され、このボタンをマウス操作でクリックするなど
して選択すると新規作成ウインドウがポップアップし、
新規に目的別貯金箱が作成できるようになっている。
【0101】目的別貯金箱エリア124の右側には貯金
額エリア125が目的別貯金箱に対応するように表示さ
れており、対応する目的別貯金箱の現在の貯金額が表示
されている。貯金額エリア125に表示される貯金額
は、当該目的別貯金箱に属する全ての種類の資産を円に
換算して合計したものである。外貨や投資信託に関する
資産は市場の相場によって変動するため、貯金額エリア
125に表示される貯金額は資産の時価を反映したも
の、即ち時価総額となる。このように、ユーザは、各目
的別貯金箱に区分されている資産の残高の時価を円単位
にて容易に把握することができる。
【0102】目的別貯金箱選択ボタン126は、目的別
貯金箱明細エリア127に明細を表示するための目的別
貯金箱を選択するためのボタンである。目的別貯金箱選
択ボタン126は、目的別貯金箱と対応するように配設
されており、目的別貯金箱選択ボタン126をクリック
することにより、このボタンに対応した目的別貯金箱を
選択することができる。
【0103】目的別貯金箱明細エリア127は、目的ア
イコン表示エリア134を備えており、当該目的別貯金
箱に設定された目的アイコンが表示される。また、目標
達成度表示エリア129には、、当該貯金箱の現在の預
金残高の総計と目標金額が円にて表示されると共に、当
該目的別貯金箱における目標達成率の%がビジュアルに
グラフやチャートにて表示される。資産別明細エリア1
30には、資産種類ごとに、当該目的別貯金箱に区分さ
れている資産額の明細が表示される。外貨に関するもの
は、所定のレートで円換算した値であり、投資信託は時
価に換算したものとなっている。
【0104】見張り番キャラクタメッセージエリア13
1には、ユーザが当該目的別貯金箱に設定した見張り番
キャラクタからのメッセージが表示される。見張り番キ
ャラクタは、ユーザの資産の見張り番をするという設定
で各目的別貯金箱ごとに設けたキャラクタであって、ユ
ーザにお知らせを伝えたり、あるいは「ちょっとご機嫌
ななめ」などと、銀行業務に関係のないたわいのないメ
ッセージを伝え、ユーザとのコミュニケーションを図る
とともに、ユーザが目標額を達成できるように支援す
る。見張り番キャラクタは、犬やクマなど様々な種類の
ものが予め用意されており、ユーザはこれを任意に選択
して名前を付けることができる。
【0105】見張り番キャラクタは、プロパティとして
賢さポイントと感情ポイントを持っている。そして、例
えば、ユーザが親貯金箱から目的別貯金箱に資産を移動
すると賢さポイントが+1されるというように、ユーザ
の動作によって賢さポイントと感情ポイントが加減算さ
れるようになっている。見張り番キャラクタが発っする
メッセージの内容は、賢さプロパティと感情プロパティ
の値で変化するようになっている。
【0106】図16は、クライアント端末装置7のディ
スプレイ11にポップアップした新規作成ウインドウ1
40の一例であって図6の新規作成ウインドウに相当す
るものである。新規作成ウインドウ140は、目的別貯
金箱を新規作成するためのウインドウであって、新規作
成ボタン132(図15)をクリックすると画面上にポ
ップアップする。
【0107】目的設定欄141は、目的別貯金箱の貯金
目的を設定する欄であって、例えば、車を購入する資金
をためるのが目的なら「車購入」などと、目的を端的に
表す語句を入力する。目的アイコンエリア142は、当
該目的別貯金箱の目的キャラクタを選択するエリアであ
り、貯金目的を象徴的に表すアイコンが各種用意されて
いる。各目的キャラクタの下にはラジオボタン147が
配設されており、このラジオボタンをクリックして選択
すると、選択したラジオボタンに対応した目的別キャラ
クタが設定される。ラジオボタンとは、複数の選択項目
の中から1つだけを選択する仕組みであって、1つのボ
タンを選択すると他のボタンの選択が解除されるように
なっている。
【0108】目標金額設定欄143は、貯金目標額を入
力する欄である。ここで入力した目標金額を用いて、目
標達成率などが計算される。なお、第1の実施の形態で
は、目標金額に対する達成度は普通預金から所定の袋に
区分された普通預金で計算されたが、本変形例では、普
通預金の他、当該目的別貯金箱に移動した普通預金、定
期預金、外貨普通預金、外貨定期預金、投資信託、など
各種の形態の資産の円単位による時価総額が用いられ
る。
【0109】見張り番キャラクタ選択エリア149は、
当該目的別貯金箱に設定する見張り番キャラクタを選択
するエリアであって、各種の見張り番キャラクタが表示
される。各見張り番キャラクタの下にはラジオボタン1
48が配設されており、これらラジオボタンをクリック
して選択することにより、所望の見張り番キャラクタを
設定することができる。名前欄144は、見張り番キャ
ラクタ選択エリア149で選択したキャラクタの名前を
設定する欄である。この欄に適当な名前を入力すること
により、見張り番キャラクタに愛称をつけることができ
る。
【0110】キャンセルボタン145は、新規作成ウイ
ンドウ140で入力した項目をキャンセルするボタンで
ある。作成ボタン146選択前にこのボタンをクリック
すると、新規作成ウインドウに入力した事項が全てキャ
ンセルされると共に、新規作成ウインドウ140がディ
スプレイ11から消去される。作成ボタン146は、新
規作成ウインドウ140で入力された事項に基づき目的
別貯金箱を生成するためのボタンである。このボタンを
クリックすると、新規作成ウインドウ140で入力した
事項が確定し、目的別貯金箱が生成される。
【0111】図17は、貯金箱画面133で親貯金箱か
ら目的別貯金箱に資産を移動させる場合を説明するため
の図であり、第1の実施の形態の図7に相当するもので
ある。図17は、一例として、親貯金箱の普通預金から
10万円を留学の目的別貯金箱に移動する場合を示して
いる。この場合、まずユーザは親貯金箱エリア121で
普通預金をクリックして選択する。すると、普通預金で
蓄えられている資産がトレイ122にお金アイコンとし
て表示される。図の例では、親貯金箱の普通預金残高が
15万250円でり、トレイ122には、10万円アイ
コン150、5万円アイコン151及び250円アイコ
ン152の金額アイコンが表示される。このように、普
通預金残高はある程度の金額にまとまった金額アイコン
によってあらわされる。次に、10万円アイコン150
をトレイ122から留学用の目的別貯金箱153ドラッ
グアンドドロップして、親貯金箱の普通預金10万円を
留学用の目的別貯金箱153の普通預金に移動させるこ
とができる。
【0112】このように、親貯金箱エリア121で資産
形態を選択して、その明細をアイコンとしてトレイ12
2に表示させ、そのアイコンを目的別貯金箱にドラッグ
アンドドロップすることにより、当該形態の資産を親貯
金箱から目的別貯金箱に移動することができる。また、
後述するように必要があれは大きな単位の金額アイコン
を更に小さい単位の金額アイコンにトレイ122上で両
替することができる。
【0113】以上は普通預金を親貯金箱から目的別貯金
箱に移動する場合であったが、他の種類の資産の移動方
法は以下のようになる。外貨普通預金の場合は、預金残
高が所定のレートで円換算され、普通預金と同様にある
程度の金額にまとまった金額アイコンによって表され
る。そして普通預金と同様にして目的別貯金箱に移動す
ることができる。移動された金額は銀行サーバ5によっ
て当該外貨普通預金の通貨に所定のレートにて換算さ
れ、区分は当該通貨単位にて管理される。定期預金、外
貨定期預金の場合は、契約アイコンを目的別貯金箱にド
ラッグアンドドロップすることにより、契約単位で移動
することができる。投資信託の場合は、ファンドアイコ
ンを所望の目的別貯金箱に移動した後に、「何口移動し
ますか」といったウインドウがポップアップし、ユーザ
が入力した口数が目的別貯金箱に移動するようになって
いる。
【0114】図18は、金額アイコンをより小さい金額
の金額アイコンに擬似的に両替する場合を示した図であ
り、第1の実施の形態の図8に相当するものである。図
は5万円アイコン151を1万円アイコン155に擬似
的に両替する場合を示している。この両替は、ある単位
のお金アイコンをマウス操作によりドラッグして画面右
側にスライドさせることにより行うことができる。この
ように両替を行うことにより、ある単位のお金アイコン
を1つ下の単位のお金アイコンに両替することができ
る。また、この両替操作は、第1の実施の形態と同様に
してワンクリックにて行うようにしても良い。また、例
えば、金額アイコンを他の金額アイコン上にドラッグア
ンドドロップすることにより、大きな単位の金額アイコ
ンに合体させることもできる。このように、金額アイコ
ンをより金額の小さい金額アイコンに変換することによ
り、例えば、5万円アイコン151のうち、1万円だけ
目的別貯金箱に移動するなどより細かい預金移動を行う
ことができる。
【0115】図19は、親貯金箱のマイナス残高を補充
する場合を説明するための図であり、第1の実施の形態
の図9に相当するものである。親貯金箱貯金箱、目的別
貯金箱などの区分は各種資産上に仮想的に設けたもので
あるため、親貯金箱の資産を目的別貯金箱に移動したか
らといって、実際の資産の移動があるわけではない。そ
して、実際の口座からの入出金による資産残高の加減は
親貯金箱貯金箱に対して行われるようになっているた
め、実際の資産を引き出すと親貯金箱の残高がマイナス
になる場合がある。この場合は、ユーザが銀行サーバ5
にログインした際に、補充ウインドウ160が貯金箱画
面133上に自動的にポップアップし、目的別貯金箱か
ら親貯金箱貯金箱へのマイナス残高補充をユーザに催促
する。このように、親貯金箱の残高がマイナスになった
場合に、ユーザがその状態を放置しないように促す。
【0116】図19の例では、親貯金箱貯金の普通預金
残高がマイナス残高となったため、これを目的別貯金箱
から補充する場合を示している。補充ウインドウ160
は、目的別貯金箱エリア161、補充金額入力欄16
2、残高表示エリア160から構成されている。金額補
充欄162は、それぞれ目的別貯金箱に対応しており、
この欄に金額を入力することにより、各目的別貯金箱か
ら親貯金箱へ移動する普通預金額額を設定することがで
きる。残高表示エリア160は、親貯金箱の普通預金の
残高が表示され、補充金額入力欄162に対する金額の
入力と共にリアルタイムで変化する。これは、クライア
ント端末装置7のCPUが補充金額入力欄162に入力
された金額を残高に加算してこれを更新するためであ
る。銀行サーバ5がクライアント端末装置7に送信する
貯金箱画面133を定義したファイルには、クライアン
ト端末装置7に所定の動作を行わせるためのプログラム
が組み込まれている。そしてCPUがこのプログラムに
従って動作することにより残高表示エリア160の残高
が更新される。ユーザが実行ボタン164をクリックす
ると、補充金額入力162に入力された金額が銀行サー
バ5に送信され、銀行側の貯金箱設定管理部が貯金箱デ
ータを更新する。
【0117】図20は、金額アイコンを擬似的に両替し
てより小額の金額アイコンに変換する場合の変換のパタ
ーンの一例を説明するための図であって、第1の実施の
形態の図11に相当するものである。図に示した如く、
1000万円アイコン170は、2つの500万円アイ
コン171に返還され、500万円アイコン171は、
5つの100万円アイコン172に変換される。そし
て、100万円アイコン172は、2つの50万円アイ
コン173に変換され、50万円アイコンは更に5つの
10万円アイコン174に返還される。更に、10万円
アイコン174は、2つの5万円アイコン175に変換
され、5万円アイコンは5つの1万円アイコンに返還さ
れる。この1万円アイコン176は、2つの5千円アイ
コンに変換され、5千円アイコン177は、5つの千円
アイコン178に変換される。千円アイコン178は、
2つの5百円アイコン179に変換される。
【0118】図21は、目的別貯金箱が選択された場合
に、目的別貯金箱明細エリア127に当該目的別貯金箱
の明細を表示する手順を示したフローチャートである。
クライアント端末装置7は、既に銀行サーバ5にログイ
ンしており、ディスプレイ11には、貯金箱画面133
が表示されているものとする。まず、ユーザが目的別貯
金箱選択ボタン126をクリックするなどして目的別貯
金箱を選択する(ステップ400)。すると、クライア
ント端末装置7のCPU11は、銀行サーバ5にユーザ
が選択した目的別貯金箱を特定する目的別貯金箱特定信
号を送信する。
【0119】銀行サーバ5のCPU29は、目的別貯金
箱特定信号を受信して目的別貯金箱を特定する(ステッ
プ430)。そして、この目的別貯金箱の貯金箱属性を
目的別貯金箱設定管理部から取得し、クライアント端末
装置7に送信する(ステップ435)。この貯金箱属性
は、例えば、目標金額、各種資産残高の明細、現在の合
計残高、現在の目標達成率、見張り番キャラクタの賢さ
ポイント数、感情ポイント数、最終アクセス日時などで
ある。などである。クライアント端末装置7のCPU1
1は、貯金箱属性を受信すると、これを用いて、ユーザ
が選択した目的別貯金箱の貯金箱属性を表示する(ステ
ップ405)。
【0120】ユーザが親貯金箱から資産を目的別貯金箱
に移動して目的別貯金箱の資産残高が変化した場合(ス
テップ407)、クライアント端末装置7のCPU11
は、資産の移動残高変化を取得する(ステップ41
0)。次に、クライアント端末装置7のCPU11は、
これによって目的別貯金箱の現在の残高残高を計算や、
残高が変動した資産の残高を計算し、目的別貯金箱明細
エリア127の現在の合計残高と変動のあった資産の残
高の表示を更新すると共に、賢さポイントと感情ポイン
トの変化も計算する(ステップ415)。
【0121】次に、CPU11は、目標金額と更新され
た残高から目標達成率を計算し、目標達成度表紙エリア
129の表示を更新する(ステップ420)。このCP
U11の動作は、銀行サーバ5が送信した貯金箱画面1
33を定義したファイルに含まれていたプログラムによ
るものである。次に、CPU11は、計算した資産の残
高と変化後の賢さポイントと感情ポイントを銀行サーバ
5に送信する(ステップ425)。次に、CPU11
は、当該目的別貯金箱が選択状態にある否か確認し、選
択状態にある場合は(ステップ427;Y)ステップ4
05に戻り、選択状態にない場合は(ステップ427;
N)処理を終了する。
【0122】銀行サーバ5のCPU29は、クライアン
ト端末装置7から計算した資産の残高と変化後の賢さポ
イントと感情ポイントを取得し、貯金箱設定管理部のデ
ータを更新する(ステップ445)。そして、CPU2
9は、クライアント端末装置7で当該目的別貯金箱が選
択状態にあるか否か判断し、選択状態にある場合は(ス
テップ450;Y)、ステップ435に戻り、選択状態
にない場合は(ステップ450;N)、処理を終了す
る。なお、CPU29は、例えば、親貯金箱や他の目的
別貯金箱が選択された信号や他の振り込み画面など他の
画面が選択された場合に、当該目的別貯金箱が選択状態
でなくなったと判断する。
【0123】以上に説明した第1の実施の形態の変形例
では、以下の様な効果を得ることができる。普通預金、
定期預金、外貨普通預金、外貨定期預金、投資信託など
の多種類に渡る資産の明細や合計値を貯金箱画面によっ
て包括的に把握することができる。また、資産配分の意
識を培うことができる。預金の管理が容易に行うことが
できるようになることに加え、目的別貯金箱を管理する
ことにより、自分の全ての資産トータルについて、将来
を見据えながらの、資産配分を容易に行うことができ
る。また、目的別貯金箱を見張り番キャラクタごとに管
理し、見張り番キャラクタによる目標達成までの支援を
行うことにより、一層目標金額に達するまでが容易とな
る。また、見張り番キャラクタによりユーザの銀行に対
する親近性を増加させ、子供や女性などの新しい顧客層
を開拓することができる。
【0124】(第2の実施の形態)本実施の形態は、第
1の実施の形態の変形例と同様にユーザの各種資産を親
貯金箱貯金箱と目的別貯金箱を用いて管理すると共に、
各目的別貯金箱に設定した見張り番キャラクターがユー
ザに擬似的に電子メール(キャラクタメールと呼ぶこと
にする)を送信するものである。目的別貯金箱は、例え
ば、車購入用、留学用といったように資産に付属し、当
該資産を仮想的に区分するための付属口座を構成する。
そして、例えば、普通預金の残高のうちの所定の残高を
車購入用の目的別貯金箱に振り分けるなど、資産残高を
目的別貯金箱に関連付けることにより振り分けることが
できる。このようにして、ユーザの資産残高を、親貯金
箱、車購入用目的貯金箱、・・・、などに区分すること
ができる。
【0125】図22は、第2の実施の形態のネットワー
ク構成の一例を示した図である。当該ネットワークは、
第1の実施の形態のネットワークシステム(図1)に、
新たにキャラクタメール送信用のメールサーバ4が接続
可能に配設したものである。銀行サーバ5は当該銀行に
ユーザが有する普通預金、定期預金、外貨普通預金、外
貨定期預金、投資信託、ローンなどの資産を管理するサ
ーバ装置である。銀行サーバ5のハードウェア的構成
は、第1の実施の形態(図3a)と同様である。ユーザ
は、クライアント端末装置7から銀行サーバ5にアクセ
スすることにより、資産残高の照会や、定期預金の契約
・解約、外貨の購入、投信信託の売買、ローンの設定、
他口座への現金振り込み、などの銀行業務サービスを受
けることができる。図示しないが、銀行サーバ5は専用
回線などによって、他銀行の銀行システムと接続可能と
なっており、他行のシステムへの振り込みや入金を行う
ことができるようになっている。
【0126】第1の実施の形態の変形例と同様に、銀行
サーバ5においては、ユーザが各種資産に対し、親貯金
箱貯金箱、目的別貯金箱なる仮想的な資産区分を設定
し、各資産区分ごとの資産残高を管理することができる
ようになっている、また、各目的別貯金箱には見張り番
キャラクタを設定することがてきる。見張り番キャラク
タは、例えば、クマや犬などを模した複数のキャラクタ
が選択可能に用意されている。ユーザは、これら予め用
意されたものから所望のものを選択することにより、見
張り番キャラクタを設定することができる。
【0127】銀行サーバ5は、各ユーザに対し、各ユー
ザが設定した見張り番キャラクタからのメッセージを模
したキャラクタメールをメールサーバ4にアップロード
し、これらをそれぞれのユーザの電子メールアドレス宛
てに送信することができる。キャラクタメールは、ユー
ザが設定した見張り番キャラクタが各ユーザに電子メー
ルを送信するという仮想的な設定の下で送信され、ユー
ザと見張り番キャラクタとコミュニケーションを図った
り、ユーザが目標達成をするための支援をしたりするも
のである。メールサーバ4は、銀行サーバ5からアップ
ロードされた各ユーザ宛てのキャラクタメールを受信
し、それぞれユーザが電子メールアドレスを所有する図
示しないメールサーバに送信するサーバ装置である。
【0128】図23は、銀行サーバ5の記憶装置33に
記憶されているプログラムやデータの構成例を示した図
である。銀行プログラム210は、銀行サーバ5のCP
U29に、基本的な銀行業務機能を発揮させるためのプ
ログラムである。この銀行機能は、例えば、クライアン
ト端末装置7に、ログイン画面や、貯金箱の管理、資産
残高の照会、定期預金の契約・解約、投資信託の売買、
などの各種銀行サービスを選択するための初期画面を表
示させたり、ユーザが入力したデータに基づいて他行へ
の振り込みなどの各種トランザクション行ったりなどす
る。また、外貨の両替レートや投資信託の各商品の時価
などをインターネット8やその他のネットワークを介し
て取得する機能を持っており、ユーザが外貨や投資信託
の売買を行う場合、これらの価格を算出することもでき
る。
【0129】ユーザ元帳211は、各ユーザの資産デー
タを記録したデータベースである。ユーザ元帳211に
は、例えば、普通預金及び外貨普通預金の残高推移、ロ
ーンなどの残高、定期預金、外貨定期預金の契約番号、
契約期間、契約金額などの記録、投資信託の種類と口
数、ユーザの口座に対して行われたトランザクションの
記録など、各ユーザの資産に関する過去から現在にいた
るまでの情報が記録されている。
【0130】貯金箱プログラム212は、CPU29
に、貯金箱管理機能を発揮させるためのプログラムであ
る。本実施の形態では、第1の実施の形態の変形例と同
様に、何れの目的別貯金箱に移動させられていない資産
が区分され、入出金が行われる親貯金箱と、預金目的ご
とに作成された目的別貯金箱を用いてユーザが有する資
産を管理する。
【0131】貯金箱プログラム212がCPU29に発
揮させる貯金箱管理機能の主なものには、以下のものが
ある。 (1)貯金箱作成・削除機能 この機能は、ユーザが目的別貯金箱を生成したり、生成
した目的別貯金箱の設定を解除して貯金箱を消去したり
することを可能にする。また、目的別貯金箱には、ユー
ザが名称や目標金額などを設定することができる。この
ように、CPU29は、貯金箱プログラムに従って動作
することにより、付属口座生成手段、名称設定手段、目
標設定手段を提供することができる。 (2)見張り番キャラクタ設定機能 この機能は、新規に生成した目的別貯金箱に対し、ユー
ザが見張り番キャラクタとその名前などを設定できるよ
うにする。このように、CPU29は、貯金箱プログラ
ムに従って動作することにより、キャラクタ設定手段を
提供することができる。
【0132】(3)貯金箱間の資産残高移動機能 この機能は、ユーザが親貯金箱貯金箱と目的別貯金箱と
の間で資産を双方向に移動できるようにしたり、あるい
は目的別貯金箱間での資産移動ができるようにする。こ
れは、親貯金箱、目的別貯金箱という仮想的な区分上で
資産残高が移動するのであり、実際の資産が移動してい
るわけではない。このように、CPU29は、貯金箱プ
ログラムに従って動作することにより、資産残高を仮想
的に移動する移動手段を提供することができる。 (4)見張り番キャラクタのポイント計算機能 この機能は、ユーザが設定した各見張り番キャラクタの
ポイントを計算するものである。第1の実施の形態の変
形例と同様に、見張り番キャラクタは、プロパティとし
て、賢さポイントと感情ポイントを持っている。そし
て、これらのポイントの加減数は、例えば親貯金箱貯金
箱から目的別貯金箱に資産を移動するなど、所定のイベ
ントに対応付けて定義されている。なお、感情ポイント
と賢さポイントを特に区別しない場合は単にポイントと
呼ぶことにする。また、ポイントは、ユーザに送信する
キャラクタメール(キャラクタを送信者に模した電子メ
ール)の内容を選択する際のパラメータとして利用され
る。このように、CPU29は、貯金箱プログラムに従
って動作することにより、パラメータ取得手段を提供す
ることができる。
【0133】(5)画面メッセージ提示機能 この機能は、ユーザが目的別貯金箱を操作する場合など
に、当該目的別貯金箱の見張り番キャラクタのメッセー
ジを模したメッセージ(画面メッセージ)をクライアン
ト端末装置7で提示するものである。例えば、目的別貯
金箱の資金が増えた場合に、当該目的別貯金箱の見張り
番キャラクタを表示し、あわせて「貯金がふえて、ごき
げんです」などと画面メッセージを表示する。見張り番
キャラクタの画面メッセージや見張り番キャラクタの性
格などは、賢さポイント、感情ポイントや目標達成度な
どによって変化する。 (6)キャラクタメール送信依頼機能 これは、ユーザが新規に目的別貯金箱を設定したり、既
存の目的別貯金箱を削除した場合に、ユーザに対して
「はじめまして」とか「ばいばい」などのメッセージを
含んだキャラクタメールを送信するように設定する機能
である。このように、CPU29は、貯金箱プログラム
に従って動作することにより、電子メール送信手段を提
供することができる。 (7)外貨・投資信託などの円換算機能 この機能は、親貯金箱や目的別貯金箱に表示する外貨普
通預金、外貨定期預金を銀行業務機能によって取得した
レートにて円換算したり、投資信託の時価を算出するも
のである。
【0134】(8)貯金箱属性更新機能 この機能は貯金箱データベースに格納されている貯金箱
属性を更新するものである。後述するように貯金箱属性
は、資金明細や賢さポイント、感情ポイント、目標達成
度、目標、目標額、貯金箱の名称など、貯金箱ごとの情
報である。ユーザが、貯金箱間で資金を移動したり賢さ
ポイントなどが変化したりなど、貯金箱の属性が変化し
た場合に、この機能によりCPU29は、貯金箱データ
ベース213の貯金箱属性が更新する。また、入金に関
しては、親貯金箱又は他の目的別貯金箱から当該目的別
貯金箱に入金する場合と、ユーザの資産が増え、親貯金
箱に自動的に入金される場合があり、何れもCPU29
が貯金箱属性を更新することにより行われる。このよう
に、CPU29は、貯金箱プログラムに従って動作する
ことにより、目的別貯金箱に設定した目標金額と当該目
的別貯金箱に区分されている資産残高から目標達成度を
算出して貯金箱属性を更新する算出手段や、貯金箱に対
して入出金する入出金手段を提供する。 (9)画面提示機能 この機能は、ユーザ端末装置7で、親貯金箱貯金箱詳細
画面や、目的別貯金箱詳細画面、その他の画面を表示す
るデータをクライアント端末装置7に提供するものであ
る。また、この機能はこれらの画面からユーザが入力し
たデータを取得する機能も有しており、この機能により
取得したデータを用いて貯金箱属性更新機能は、貯金箱
属性を更新する。このように、CPU29は、貯金箱プ
ログラムに従って動作することにより、親貯金箱や目的
別貯金箱を画面上に表示したり、あるいは資産残高をア
イコン化して表示したりなど、資産残高の状況を視覚的
に提示する提示手段を提供することができる。
【0135】貯金箱データベース213は、目的別貯金
箱ごとの属性を記憶したデータベースである。貯金箱属
性は、例えば、所有するユーザのID、貯金箱番号(後
述するようにユーザは1番から5番まで5個の目的別貯
金箱を設定することができる)、作成年月日、目的、目
標金額、資産別明細、見張り番キャラクタの種類、賢さ
ポイント、感情ポイント、目標達成率などの情報により
構成されている。
【0136】キャラクタメールプログラム214は、C
PU29が、ユーザが各目的別貯金箱に設定した見張り
番キャラクタに対応したキャラクタメールをユーザ宛て
に送信する機能を発揮させるためのプログラムである。
この電子メールは、あたかも見張り番キャラクタがユー
ザに宛てて発送したようにバッチ処理にて作成される。
キャラクタメールを送信するタイミングは、(1)任意
の日に送信する場合、(2)ユーザが貯金箱を作成・削
除したときに送信する場合、(3)ユーザの誕生日など
特定の日に送信する場合などがある。このキャラクタメ
ール送信機能は、例えば1日一回起動し、その日に送信
する電子メール作成してメールサーバ4にアップロード
する。
【0137】(1)の任意の日にキャラクタメールを送
信する場合は、予め見張り番キャラクタごとに発送日が
ランダムになるようにスケジュールを作成しておき、こ
のスケジュールに従ってキャラクタメールを送信する。
このスケジュールはメール送信カレンダ215としてテ
ーブル化されている。キャラクタメールで送信するメー
ルメッセージはメッセージデータベース216に記憶し
てある。このメールメッセージは、見張り番キャラクタ
の種類、賢さポイント、感情ポイント、などを変数にし
て選択されるようになっている。
【0138】CPU29は、メール送信カレンダ215
で、その日に該当する見張り番キャラクタの種類と貯金
箱番号を取得し、この見張り番キャラクタの種類を用い
貯金箱データベース213を検索する。そして、当該見
張り番キャラクタを設定しているユーザと、その賢さポ
イント、感情ポイントを取得する。CPU29は、賢さ
ポイント、感情ポイントを用いてユーザが設定している
見張り番キャラクタごとのメールメッセージをメッセー
ジデータベース216から取得し、各ユーザ宛てのキャ
ラクタメールを作成する。
【0139】(2)の目的別貯金箱を作成又は削除した
場合に送信する場合は、予め(2)の場合用に用意され
たメッセージデータベース216内のメールメッセージ
をユーザに送信する。このメールメッセージは、ユーザ
が新規に目的別貯金箱を作成した場合用と、削除した場
合用のものが、見張り番キャラクタの種類ごとに用意さ
れている。例えば、新規貯金箱に見張り番キャラクタが
設定された場合は「初めまして見張り番の〇〇です」、
「さあ、スタートです。はりきっています」などといっ
たメッセージが用意されている。またユーザが目的別貯
金箱を削除した場合は、「ばいばい」、「げんきでね」
などのメッセージが用意されている。これらのメッセー
ジは予め見張り番キャラクタに想定された性格に低号し
たものとなっている。
【0140】(3)の特定の日に送信する場合は、例え
ば、ユーザの誕生日や目的別貯金箱の作成日(見張り番
キャラクタの誕生日と模される)、など、特定の日を予
め設定し、その日にキャラクタメールを送信する。例え
ば、特定の日がユーザの誕生日であれば、CPU29
が、その他のデータベース218などに記憶されている
ユーザ登録データなどを1日に一回検索し、その日がユ
ーザの誕生日に該当するか否かを確認する。その日がユ
ーザの誕生日であれば、例えば、「お誕生日おめでとう
!」などと、メッセージデータベース216に記憶して
あるユーザ誕生日用のメールメッセージを送信する。
【0141】また、見張り番キャラクタの誕生日にキャ
ラクタメールを送信する場合は、CPU29が1日に1
回貯金箱データベース213を検索して、この日が誕生
日である見張り番キャラクタを取得する。メッセージデ
ータベース216では、見張り番キャラクタの誕生日用
のメールメッセージが見張り番キャラクタの種類ごとに
設定されており、CPU29は、該当するメールメッセ
ージを送信する。
【0142】メール送信カレンダ215は、上記(1)
のキャラクタメールを任意の日に送信するスケジュール
を記録したものであり、一例を図24に示す。図に示し
たように、メール送信カレンダ215では、見張り番キ
ャラクタの種類によりひと月当たりの送信頻度が決めら
れており、送信日が当該見張り番キャラクタが設定され
ている貯金箱番号によって決められている。
【0143】例えば見張り番キャラクタがキャラクタA
の場合、ひと月当たりの送信頻度が2回である。そし
て、この見張り番キャラクタが設定されている目的別貯
金箱の貯金箱番号が1である場合は、3日、18日が送
信日であり、貯金箱番号が2である場合は、5日、20
日である。また、例えば、毎月16日には、貯金箱1に
キャラクタC又はFを、貯金箱2にキャラクタGを、貯
金箱3にキャラクタHを設定しているユーザにキャラク
タメールが送信される。
【0144】このように、同じ種類の見張り番キャラク
タであっても、設定されている貯金箱番号により送信日
が異なるように設定してある。このため、複数の貯金箱
に同一種類の見張り番キャラクタを設定しているユーザ
がいた場合でも、キャラクタメールが同一日に集中的に
送信されるのを防ぐことができる。
【0145】図23に戻り、メッセージデータベース2
16は、キャラクタメールで送信するメールメッセージ
を記憶したデータベースである。図25に、上記の
(1)任意の日にキャラクタメールを送信する場合に使
用するメールメッセージデータの一例を示す。この図
は、見張り番キャラクタがキャラクタAの場合に、感情
ポイントと賢さポイントで送信するメールメッセージを
規定したものである。
【0146】感情ポイントは、0から100まで10ポ
イントごとに感情区分に区分されており、更に、感情区
分は賢さポイントに応じて3つの賢さ区分に区分されて
いる。そして、賢さ区分に対応して最大20個程度の複
数のメールメッセージが用意されている。CPU29が
キャラクタメールを送信する場合、見張り番キャラクタ
の感情ポイントと賢さポイントから特定される複数のメ
ールメッセージの中から任意のものを選択して送信する
ようになっている。このように、同一区分に複数のメッ
セージを用意し、これから任意のメッセージを選択して
送信することにより、同じユーザに同一内容のメッセー
ジが送信される可能性を低減することができる。
【0147】メッセージデータベース216には、上記
(1)の場合のメールメッセージの他に、(2)ユーザ
が貯金箱を作成・削除したときに送信する場合、(3)
ユーザの誕生日など特定の日に送信する場合用のメール
メッセージが用意されている。また、クライアント端末
装置7で見張り番キャラクタのメッセージを模して表示
する画面メッセージは感情ポイント、賢さポイントの組
合せ、及び目標達成率などをパラメータとして選択する
ようになっている。更に、上記の例では、感情ポイント
と賢さポイントの組合せを用いてメールメッセージを選
択したが、これに限定するものではなく、例えば、感情
ポイントは画面メッセージを選択するのに用い、賢さポ
イントはメールメッセージを選択するのに用いるように
構成しても良い。
【0148】図23に戻り、その他のプログラム217
は、残高照会プログラムや投資信託販売プログラムなど
その他の銀行業務に関するプログラムが格納されてい
る。その他のデータベース218には、ユーザの個人情
報を記憶した登録データや例えば投資信託でユーザに提
示する目論見書のデータなど、その他のデータが格納さ
れている。
【0149】次に、賢さポイントや感情ポイントなどの
ポイント加減算条件について説明する。図26は、ポイ
ントが加減されるための要件の一例を示した図である。
例えば、ユーザが目的別貯金箱を作成した場合は、感情
ポイントは50にセットされ、賢さポイントは0にセッ
トされる。このように感情ポイントのデフォルト値は5
0、賢さポイントは0にセットされる。なお、感情ポイ
ントは要件により加算されたり減算値されたりするが、
賢さポイントは加算のみされるように構成した。
【0150】ユーザが目的別貯金箱の詳細画面を開くと
当該目的別貯金箱に設定された見張り番キャラクタの感
情ポイントが+1され、賢さポイントは+3される。ま
た、後述するようにこれら貯金箱の詳細画面には、外貨
預金や投資信託についての案内コンテンツを表示するこ
とができるようになっており、ユーザがこれらのコンテ
ンツを表示した場合、感情ポイントが+1されるが賢さ
ポイントは変化しない。また、目標達成率については、
達成率ごとに用件の詳細が設定されており、目標達成率
が10%に達した場合、当該目的別貯金箱に設定された
見張り番キャラクタの感情ポイントが+10、賢さポイ
ントが+1される。
【0151】また、図示しないが、ユーザが目的別貯金
箱に区分する金融商品(普通預金、定期預金、外貨普通
預金、外貨定期預金、投資信託)を新たに追加した場合
は、当該目的別貯金箱に設定された見張り番キャラクタ
の感情ポイントが+20され、賢さポイント+1される
ようになっている。一方、目的別貯金箱に設定された金
融商品が減る場合は、当該目的別貯金箱に設定された見
張り番キャラクタの感情ポイントが例えば−20され
る。賢さポイントは変化しない。更に、ユーザがしばら
く銀行サーバ5にログインせず、前回ログインから30
日以上経過している場合は、当該ユーザが設定している
全ての見張り番キャラクタの感情ポイント−20する。
【0152】ポイントの加減算は、ユーザがログインし
たときに、ユーザが設定している各見張り番キャラクタ
の感情ポイントと賢さポイントがクライアント端末装置
7に送信され、ユーザの操作が上記要件を満たすたびに
クライアント端末装置7でCPU11これらポイントの
加算分を計算し、データベース更新タイミングで加算後
のポイントを銀行サーバ5に送信するようになってい
る。これは、ユーザが銀行サーバ5にログインした際
に、銀行サーバ5がクライアント端末装置7にポイント
加減プログラムを送信するようになっており、クライア
ント端末装置7のCPU11がこのポイント加減算プロ
グラムに従ってポイントの計算をするものである。銀行
サーバ5では、CPU29がクライアント端末装置7か
ら送信されてきたポイントを受信し、貯金箱データベー
ス213を更新する。なお、以上のポイントの加減条件
は一例であって、これら以外の用件を用いてポイントを
加減しても良い。
【0153】次に、ユーザが銀行サーバ5に対して入出
力を行うためのユーザインターフェースについて説明す
る。図27は、ユーザが銀行サーバ5にログインした後
にクライアント端末装置7に表示される初期画面230
の一例を示した図である。初期画面230は、各種操作
を選択するためのタブ群232を備えている。これらタ
ブには、例えば「貯金箱」、「通帳」、「お知らせ」、
「ヘルプ」、「各種手続」などの各種コンテンツが表示
されており、ユーザが何れかをクリックして選択すると
表示に対応した画面がディスプレイ11に表示される。
デフォルトは貯金箱タブが選択された状態となってい
る。
【0154】このように、タブを選択することによりど
の画面からも即座に他の画面に移動することができるの
で、ユーザに階層の深さを感じさせることがない。通帳
タブは、各資産の残高などの資産内容を表示するための
タブであり、お知らせタブ又はヘルプタブは、それぞれ
銀行からのお知らせやヘルプ画面を表示するためのタブ
である。各種手続タブは、例えば定期預金の契約・解約
や外貨の購入、投資信託の売買などを行うための画面を
表示させるためのタブである。
【0155】ログアウトボタン231は、銀行サーバ5
からログアウトするためのボタンであり、このボタンを
クリックすると銀行サーバ5からログアウトすることが
できる。親貯金箱エリア233は、詳細ボタン238、
親貯金箱残高エリア235、トレイ236を備えてい
る。詳細ボタン238は、親貯金箱詳細画面を表示させ
るためのボタンであり、マウス操作でクリックすること
により作動させることができる。
【0156】親貯金箱残高エリア235は、各形態の資
産で、親貯金箱に区分されている部分の残高を表示する
エリアである。ユーザが所有する口座に入金があった場
合、入ってきたお金はまず親貯金箱に表示される。但
し、外貨建てのものは円に換算して表示される。また、
投資信託は、各ファンドごとに時価に換算され、その合
計値が表示される。このエリアに表示されている資産
は、まだ、目的別貯金箱に移していないものである。
【0157】トレイ236は、親貯金箱内の資産をアイ
コン化してビジュアルに表示し、目的別貯金箱に移動す
るためのエリアである。親貯金箱残高エリア235で、
何れかの商品残高をクリックして選択すると、下のトレ
イ236に残高の詳細がアイコンにより表示される。各
資産のアイコン表示方法は、第1の実施の形態の変形例
と同様である。即ち、普通預金、外貨普通預金、ローン
は、それぞれお金アイコン(単位円)で表され、定期預
金、外貨定期預金は契約アイコンにより契約ごとに表示
される。また、投資信託はファンドごとにファンドアイ
コンにより表示される。
【0158】これらのアイコンは、目的別貯金箱の貯金
口240にドラッグアンドドロップすることにより、目
的別貯金箱に移動することができる。普通預金、外貨普
通預金の場合は、例えば、お金アイコンをマウス操作で
右側にスライドさせて更に小さな単位のアイコンに変換
し、所望の金額分だけアイコンを移動することができ
る。外貨普通預金の場合は、移動した円に相当する外貨
が目的別貯金箱に移動する。定期預金、外貨定期預金
は、契約ごとに移動可能である。
【0159】投資信託の場合は、ファンドアイコンを貯
金口240にドラッグした後「何口移動しますか?」と
の問合せウインドウがポップアップし、ユーザが口数を
指定して目的別貯金箱に移動する。なお、目的別貯金箱
に移動できる投資信託は受け渡しが完了しているもので
ある。更に、投資信託の分配金が入金された場合は親貯
金箱に入るようになっているが、例えばログイン後にど
の目的別貯金箱に入れるかをユーザに問い合わせるよう
に構成することも可能である。なお、本実施の形態で
は、ローンは残高がお金アイコンにより表示されるが、
これを目的別貯金箱に移動することはできなようにし
た。
【0160】目的別貯金箱エリア234は、選択エリア
237と表示エリア244を備えている。選択エリア2
37は、各目的別貯金箱が貯金箱アイコンとして表示さ
れており、目的別貯金箱は最大5個まで設定できるよう
になっている。貯金箱アイコンをクリックして選択する
と、当該目的別貯金箱に関する情報が表示エリア244
に表示されるようになっている。
【0161】貯金箱アイコンには、貯金箱番号、目的、
目標額キャラクタが表示される。貯金箱番号は、各貯金
箱に割り振られた1番から5番までの値であって、銀行
サーバ5では、この番号により、ユーザが使用する複数
の目的別貯金箱を識別する。目的は、例えば、「車」、
「旅行」、「留学」など、その目的別貯金箱で貯金する
目的であって、これは、貯金箱作成時にユーザが設定し
たものである。目標額キャラクタは、ユーザが設定した
目標額に応じた絵が表示されるものであって、例えば、
目標額が高くなるにつれ、財布、ブタ貯金箱、金庫、宝
箱、蔵と目標額キャラクタが変化するようになってい
る。なお、目標額キャラクタの表示法はこの他に、例え
ば、目標額の達成度で変化するようにすることもでき
る。
【0162】また、目的別貯金箱として未設定のものは
貯金箱番号と「新規作成」なる表示がなされる。未設定
のアイコンをクリックすると、図示しない目的別貯金箱
設定画面がポップアップし、この画面からユーザが必要
事項を入力すると、目的別貯金箱が作成され、クリック
された未設定のアイコンの位置に当該目的別貯金箱の貯
金箱アイコンが表示される。目的別貯金箱設定画面で
は、見張り番キャラクタの選択や、目標、目標金額、見
張り番キャラクタの名前などの入力などができるように
なっている。
【0163】表示エリア244は、選択エリア237で
選択された目的別貯金箱に関する表示がなされる領域で
ある。表示される内容は、貯金口240、目標額キャラ
クタ242、目標達成率エリア241、見張り番メッセ
ージエリア243、詳細ボタン239などから構成され
ている。貯金口240は、トレイ236からアイコン化
された資産をドラッグアンドドロップする場所であり、
ここでドラッグアンドドロップされたアイコンに対応す
る資産が当該目的別貯金箱に移動する。目標額キャラク
タ242には、当該目的別貯金箱に設定されている目標
額キャラクタが表示される。
【0164】目標達成率エリア241は、達成率をビジ
ュアルに表したグラフと、現在の貯金額、及び目標貯金
額が表示される。見張り番メッセージエリア243に
は、ユーザが当該目的別貯金箱に設定した見張り番キャ
ラクタと画面メッセージが表示される。画面メッセージ
の内容は当該見張り番キャラクタのプロパティ、即ち、
感情ポイントと賢さポイントや目標達成率などにより変
化する。見張り番キャラクタは、目標貯金額が達成した
場合にユーザと共に喜んだり、貯金がたまらない場合は
すねたりなどし、ユーザが貯金を増やそうとする動機付
けなどを行う。また、賢さポイントが高くなると、例え
ば簡単な金融用語の解説を行ったり、資産運用の智恵を
ユーザに与えるように構成することもできる。
【0165】詳細ボタン239は、当該目的別貯金箱の
情報をより詳細に表示する目的別貯金箱詳細画面に移る
ためのボタンである。目的別貯金箱詳細画面では、当該
目的別貯金箱に区分されている資産の残高を商品ごとに
表示したり、また、当該目的別貯金箱から他の目的別貯
金箱あるいは親貯金箱に資産を移動させたりすることが
できる。
【0166】図28は、親貯金箱詳細ボタン238をク
リックした場合にディスプレイ11に表示される親貯金
箱詳細画面251の一例を示した図である。残高エリア
253は、現在親貯金箱に区分されている資産残高の明
細を商品ごとに表示するエリアである。ここに表示され
る残高は、ユーザが所有している資産のうち、何れの目
的別貯金箱にも区分されていないものが表示される。な
お、外貨に関するものは円に換算され、投資信託は時価
が円にて表示される。また、図中の定期預金及び外貨定
期預金の種類は契約している契約数を示し、投資信託の
種類はユーザが保有するファンドの種類の数を示してい
る。なお、残高エリア253には、銀行サーバ5が扱う
全金融商品が表示されるようになっている。このよう
に、親貯金箱では、各商品を包括的に管理することがで
きる。借り入れ残高エリア254には、借り入れ残高が
借り入れの種類ごとに表示される。
【0167】トレイ258は、残高エリア253で何れ
かの商品が選択された場合に、当該商品の残高がアイコ
ン化されて表示される。また、アイコンの上にはアイコ
ンで表された資産の金額が円表示にて表示される。トレ
イ258に表示される内容はトレイ236(図27)に
表示される内容と同じである。即ち、普通預金、外貨普
通預金に関しては残高がお金アイコンで表示され、必要
があれば、マウス操作で小さな単位のお金アイコンに両
替することができる。定期預金、及び外貨定期預金に関
しては残高が契約アイコンで表示される。投資信託に関
してはファンドごとのファンドアイコンが表示される。
【0168】取引メニュー259には、定期預金の申
込、外貨購入、投資信託購入、ローン返済などの各種取
引に対応した取引アイコンが表示されている。取引アイ
コンをクリックすると当該取引アイコンに対応した取引
画面に移動することができる。また、トレイ258に表
示されたお金アイコンや契約アイコンを取引アイコンへ
ドラッグアンドドロップすることにより、そのまま取引
画面に移動することも可能である。この場合の取引画面
には、ドラッグアンドドロップした金額あるいは契約な
どが予め入力してある。なお、取引メニュー259に表
示される取引アイコンの種類は残高エリア253で選択
される商品ごとに設定されており、商品ごとの残高を選
択するたびに取引メニュー259に表示される取引アイ
コンが切り替わる。このように、親貯金箱画面詳細画面
251からは、資金管理が容易になる他、全ての取引が
この画面から行うことが可能である。このため、取引を
必ずしも取引専用画面から開始する必要がない。
【0169】コンテンツエリア260は、銀行が提供す
るコンテンツを選択するエリアである。銀行サーバ5
は、例えば定期預金の使用法や外貨預金の仕組みなどの
金融エデュケーションコンテンツやその他のユーザの役
に立つコンテンツを用意しており、ユーザに提供してい
る。何れかのコンテンツが選択されると、銀行サーバ5
は当該コンテンツを表示するためのデータをクライアン
ト端末装置7に送信する。ユーザは、受信したコンテン
ツをディスプレイ11に表示して利用することができ
る。
【0170】お振込みボタン255は、振り込み画面へ
移動するためのボタンである。ユーザは、このボタンが
選択して振り込み画面を表示させ、振り込みを行うこと
ができる。難しい取引256は、振り込み以外の取引を
行う場合に選択するボタンであり、このボタンをクリッ
クすると、各種取引を選択するためのメニュー画面が表
示される。戻るボタン257をクリックすると、初期画
面230に移動する。
【0171】図29は、目的別貯金箱詳細画面270の
一例を示した図である。この画面は、初期画面230
(図27)で、詳細ボタン230をクリックした場合に
ディスプレイ11に表示されるものであり、当該目的別
貯金箱の詳細な情報などが表示される。目的表示エリア
272には、当該目的別貯金箱の貯金箱番号と目的が表
示される。目標達成率エリア271には、当該目的別貯
金箱に設定されている目標額キャラクタと目標達成率を
ビジュアルに表すグラフ、現在の貯金額、及び目標貯金
額などが表示される。
【0172】残高エリア273には、当該目的別貯金箱
に現在区分されている資産残高の明細が商品ごとに表示
される。外貨建てによるものは円に換算され、また、投
資信託は時価に換算されて表示される。定期預金、及び
外貨定期預金の欄に表示される種類は、現在当該目的別
貯金箱に区分されている契約の契約数を表し、投資信託
の欄に表示された種類は、現在当該目的別貯金箱に1口
以上区分されているファンドのファンド数を表してい
る。これら、各商品はクリックして選択することができ
るようになっている。
【0173】トレイ278は、残高エリア273で選択
された商品の資産残高をアイコン化して表示するエリア
である。資産ごとに表示されるアイコンはトレイ258
(図28)と同様である。貯金箱エリア279には、親
貯金箱と目的別貯金箱の一覧が貯金箱アイコンとして表
示される。目的別貯金箱に関しては、貯金箱番号と目的
が表示される。またまだ作成されていない目的別貯金箱
に関しては「あいてます」などと表示される。
【0174】トレイ278でアイコン化されて表示され
た資産は貯金箱エリア278にドラッグアンドドロップ
することができる。すると、当該目的別貯金箱に区分さ
れていた資産のうち、移動したアイコンに該当する資産
がドラッグアンドドロップされた貯金箱に移動する。ま
た、目的別貯金箱が未作成のアイコンにドラッグアンド
ドロップした場合は、目的別貯金箱設定画面がポップア
ップし、新規に目的別貯金箱を設定できるようになって
いる。
【0175】コンテンツエリア280は、コンテンツエ
リア260(図28)と同様に、ユーザの役に立つコン
テンツを選択するエリアである。見張り番メッセージエ
リア277には、当該目的別貯金箱に設定されている見
張り番キャラクタとその画面メッセージが表示される。
画面メッセージは、当該見張り番キャラクタの感情ポイ
ント、賢さポイント、目標達成度などに応じて変化する
ようになっている。ログアウトボタン281は、銀行サ
ーバ5からログアウトするためのボタンであって、この
ボタンをクリックすると銀行サーバ5からログアウトす
ることができる。
【0176】貯金箱をこわすボタン274は、目的別貯
金箱を消去するためのボタンである。目標が変更された
り、目的別貯金をやめる場合、あるいは目標を達成した
場合など、当該目的別貯金箱が必要がなくなったとき
に、貯金箱をこわすボタン274をクリックすると、当
該目的別貯金箱が消去される。当該目的別貯金箱に区分
されていた資産は、全て親貯金箱に移動する。この際
に、見張り番キャラクタから「目標達成したの?それと
も挫折しちゃったの」といったような二者択一選択をユ
ーザに提示し、ユーザが選択した結果に応じて「目標達
成おめでとう」とか「こんどはがんばろうね」などと、
ユーザ宛てに送信するキャラクタメールの内容を変化さ
せることもできる。
【0177】貯金箱設定変更ボタン275は、目的別貯
金箱の設定を変更する場合に選択するボタンである。そ
して、このボタンをクリックして選択すると設定変更画
面がポップアップし、各目的別貯金箱に設定された目
的、目標額、見張り番キャラクタの種類、見張り番キャ
ラクタの名前などを変更することができる。戻るボタン
276は、初期画面230に戻るためのボタンである。
【0178】第1の実施の形態と同様に、ユーザがAT
M(Automatic Teller Machin
e)などから親貯金箱に区分された以上の金額を引き出
すと、親貯金箱の残高はマイナスとなる。この場合は、
ユーザが銀行サーバ5にログインして初期画面230が
表示される際に、第1の実施の形態の変形例と同様な補
充ウインドウが初期画面230の上に自動的にポップア
ップし、目的別貯金箱から親貯金箱貯金箱へのマイナス
残高補充をユーザに促すようになっている。
【0179】図30は、見張り番キャラクタのポイント
計算と画面メッセージの表示手順を示したフローチャー
トである。まず、初期画面230でユーザが目的別貯金
箱を選択すると、クライアント端末装置7のCPU11
は、選択した目的別貯金箱を特定する情報を銀行サーバ
5に送信する(ステップ510)。銀行サーバ5のCP
U29は、クライアント端末装置7から目的別貯金箱を
特定する情報を受信すると、これを用いてユーザが選択
した目的別貯金箱を特定する(ステップ550)。次に
CPU29は、貯金箱データベースを検索して、当該目
的別貯金箱に設定されている見張り番キャラクタの感情
ポイントと賢さポイントを取得し、これをクライアント
端末装置7に送信する(ステップ555)。
【0180】次に、クライアント端末装置7では、CP
U11が当該目的別貯金箱に設定された見張り番キャラ
クタの感情ポイントと賢さポイントを取得してRAM1
3に保存すると共に、これらに所定のポイントを加算し
て更新する(ステップ515)。ただし、目的別貯金箱
を選択した場合、感情ポイントを+3し、賢さポイント
を+1するといったような構成になっているものとす
る。銀行サーバ5がクライアント端末装置7に送信した
初期画面230を表示するためのファイルには、このよ
うに、クライアント端末装置7側でCPU11が演算処
理するプログラムが含まれているものとする。
【0181】次に、CPU11は、当該目的別貯金箱の
残高が変化したかどうかを確認し、残高が変化した場合
は(ステップ520;Y)、残高変化によるポイントの
加減を行う(ステップ520)。残高が変化しなかった
場合は(ステップ520;N)、残高変化によるポイン
トの加減は行わない。但し、ここで残高が増えた場合は
感情ポイントと賢さポイントの双方を+1し、残高が減
った場合は感情ポイントを−5するといったような構成
になっているものとする。
【0182】次に、CPU11は、所定の操作による加
減算を行う(ステップ535)。但し、ここで、コンテ
ンツエリア280でコンテンツが選択された場合は賢さ
ポイントを+1し、お金アイコンを両替した場合は感情
ポイントを−1するといったような様々な設定が成され
ているものとする。次に、CPU11は、更新後の感情
ポイントと賢さポイントを銀行サーバ5に送信する(ス
テップ535)。
【0183】銀行サーバ5では、CPU29がクライア
ント端末装置7から感情ポイントと賢さポイントを受信
すると、これらのポイントを用いてメッセージデータベ
ース216から適当な画面メッセージを選択し、クライ
アント端末装置7に送信する(ステップ560)。そし
てCPU29は、受信した感情ポイントと賢さポイント
を用いて貯金箱データベース213に記録されている当
該見張り番キャラクタのポイントを更新して保存する
(ステップ565)。
【0184】一方、クライアント端末装置7では、CP
U11が銀行サーバ5から受信した画面メッセージをデ
ィスプレイ20に表示する(ステップ540)。次に、
CPU11は、いまだ当該目的別貯金箱が選択状態にあ
るか否かを判断し、選択状態にある場合は(ステップ5
45;Y)、ステップ520に戻り、選択状態にない場
合は(ステップ545;N)、当該目的別貯金箱に関す
るポイントの加減と画面メッセージの表示を終了する。
【0185】図31は、銀行サーバ5で見張り番キャラ
クタのポイントを変動させる場合の手順を説明するため
のフローチャートである。この手順は例えば1日に1回
行うものとする。まず、CPU29は、最初の目的別貯
金箱を貯金箱データベース213で検索する(ステップ
610)。次に、CPU29は、当該目的別貯金箱の属
性を読み込む(ステップ615)。
【0186】次に、CPU29は、当該目的別貯金箱の
属性とポイントを加減する条件とを照合するなどして、
当該目的別貯金箱が、当該目的別貯金箱に設定された見
張り番キャラクタのポイントを加減する条件を満たして
いるか調べる(ステップ620)。この条件とは例え
ば、目標達成率が10%に達した場合は、感情ポイント
を+10し、賢さポイントを+1するといったようなも
のである。
【0187】次に、CPU29は、当該目的別貯金箱が
見張り番キャラクタのポイントを加減する条件を満たし
ている場合は(ステップ625;Y)、所定の数量だけ
感情ポイントや賢さポイントを加減し(ステップ63
0)、加減後のポイントを用いて貯金箱データベース2
13の当該見張り番キャラクタの感情ポイントや賢さポ
イントを更新して保存する(ステップ635)。当該目
的別貯金箱が見張り番キャラクタのポイントを加減する
条件を満たしていない場合は(ステップ625;N)、
後述するステップ640に移動する。
【0188】次に、CPU29は、貯金箱データベース
213に記憶されている全ての目的別貯金箱について処
理を行ったか否か判断し、処理を終えていない場合は
(ステップ640;N)、ステップ610に戻り、次の
目的別貯金箱について処理する。全ての目的別貯金箱に
ついて処理を終えている場合は(ステップ640;
Y)、処理を終了する。
【0189】図32は、銀行サーバ5が貯金箱属性のう
ち最終アクセス日を条件として見張り番キャラクタのポ
イントを変動させる場合の手順を説明するためのフロー
チャートである。この手順は例えば1日に1回行うもの
とする。まず、CPU29は、最初の目的別貯金箱を貯
金箱データベース213で検索する(ステップ71
0)。そして、CPU29は、当該目的別貯金箱の属性
を読み込む(ステップ715)。
【0190】次に、CPU29は、属性から当該目的別
貯金箱の最終アクセス日を確認する(ステップ72
0)。次に、CPU29は、最終アクセス日から30日
以上経過しているか否かを判断し、30日以上経過して
いる場合は(ステップ725;Y)、当該目的別貯金箱
に設定されている見張り番キャラクタの感情ポイントを
−20する(ステップ630)。次に、CPU29は、
−20した感情ポイントで当該見張り番キャラクタの感
情ポイントを更新し、保存する(ステップ735)。最
終アクセス日から30日経過していない場合は(ステッ
プ725;N)、後述するステップ740に移動する。
【0191】次に、CPU29は、貯金箱データベース
213に記憶されている全ての目的別貯金箱について処
理を行ったか否か判断し、処理を終えていない場合は
(ステップ740;N)、ステップ710に戻り、次の
目的別貯金箱について処理する。全ての目的別貯金箱に
ついて処理を終えている場合は(ステップ740;
Y)、処理を終了する。
【0192】図33は、銀行サーバ5がキャラクタメー
ルを送信する手順を説明するためのフローチャートであ
る。この処理は、例えば1日1回起動される。まず、C
PU29は、処理が行われる日の日付を取得する(ステ
ップ810)。次に、CPU29は、メール送信カレン
ダ215を検索して、その日に該当する見張り番キャラ
クタの種類と、貯金箱番号の組合せを取得する(ステッ
プ815)。
【0193】次に、CPU29は、貯金箱データベース
213の走査を開始し、当該貯金箱番号に当該種類の見
張り番キャラクタを設定しているユーザを検索する(ス
テップ820)。CPU29は、当該貯金箱番号に当該
種類の見張り番キャラクタが設定されているか否かを判
断する(ステップ825)。当該貯金箱番号に当該種類
の見張り番キャラクタが設定されている場合は(ステッ
プ825;Y)、CPU29は、貯金箱データベース2
13で当該見張り番キャラクタの感情ポイントや賢さポ
イントを取得する(ステップ830)。当該貯金箱番号
に当該種類の見張り番キャラクタが設定されていない場
合は(ステップ825;N)、後述のステップ840に
移動する。
【0194】次に、CPU29は、見張り番キャラクタ
の種類と感情ポイント、賢さポイントなどを用いてメッ
セージデータベース216を検索し、ユーザに送信すべ
きメールメッセージを取得し、これから電子メールを生
成してユーザ宛てに送信する(ステップ835)。次
に、CPU29は、全ての目的別貯金箱を走査したか否
かを判断し、全ての目的別貯金箱を走査した場合は(ス
テップ840;Y)、処理を終了する。走査が終了して
いない場合は(ステップ840;N)、ステップ820
に戻り、次の目的別貯金箱を走査する。
【0195】以上に説明した第2の実施の形態では、以
下のような効果を得ることができる。各種金融商品に係
る資産を親貯金箱や目的別貯金箱などで管理することに
より、自分の全ての資産トータルについて将来を見据え
ながらの資産配分を容易にすることができる。見張り番
キャラクタによる目標金額達成までの支援により、ユー
ザに目的別貯金の動機付けを行うことができる。また、
見張り番キャラクタのメッセージを画面メッセージやメ
ールメッセージの形でユーザに提供することにより、ユ
ーザは楽しみながら預金に励むことができる。見張り番
キャラクタの画面メッセージやメールメッセージを感情
ポイントと賢さポイントなどから成るプロパティを用い
て変化させることができる。
【0196】なお、本実施の形態では、ユーザの資産の
変動は、全て親貯金箱に対してなされるように構成した
が、これに限定するものではなく、例えば、給料の入金
は給料入金目的別貯金箱に対して入金され、公共料金の
支払いは公共料金支払用目的別貯金箱から支払うという
ように、資産残高の変動が反映される貯金箱を貯金箱ご
とに設定するように構成することもできる。
【0197】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザが預金やその他
の資産の管理を容易に行うことができる預貯金表示装
置、預貯金表示方法、預貯金表示プログラム、預貯金情
報提供サーバ装置、預貯金情報提供方法、預貯金情報提
供プログラム、記憶媒体、資産管理装置、資産管理方
法、資産管理プログラム、及び資産管理サーバ装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る銀行サーバ、クライアント
端末装置を適用したネットワークシステムの構成例を示
した図である。
【図2】クライアント端末装置の構成例を示した図であ
る。
【図3】(a)は、銀行サーバの構成例を示した図であ
り、(b)は、銀行サーバの記憶装置に記憶されている
プログラムやデータの構成例を示した図である。
【図4】袋分けデータの一例を示した図である。
【図5】袋分け画面の一例を示した図である。
【図6】新規袋作成ウインドウの一例を示した図であ
る。
【図7】ユーザの口座に入金が入ってきた場合の袋分け
画面の一例を示した図である。
【図8】ワンクリック両替機能を説明するための図であ
る。
【図9】ユーザの口座から出金があった場合の袋分け画
面の一例を示した図である。
【図10】袋分け画面に目標達成グラフを表示した場合
の一例を示した図である。
【図11】ワンクリック両替機能によって、紙幣や貨幣
を模したアイコンが両替される様子の一例を示した図で
ある。
【図12】ユーザの口座に入金があった場合の銀行サー
バとクライアント端末装置の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図13】ユーザの口座から出金があった場合の銀行サ
ーバとクライアント端末装置の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図14】袋分け画面に目標達成グラフを表示する場合
の銀行サーバとクライアント端末装置の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図15】貯金箱画面の一例を示した図である。
【図16】新規作成ウインドウの一例を示した図であ
る。
【図17】親貯金箱から目的別貯金箱に資金を移動する
場合の一例を示した図である。
【図18】金額アイコンをより小さい金額の金額アイコ
ンに擬似的に両替する場合の一例を示した図である。
【図19】親貯金箱のマイナス残高を補充する場合を説
明するための図である。
【図20】金額アイコンをより小額の金額アイコンに変
換する場合の変換パターンの一例を示した図である。
【図21】目的別貯金箱の明細を表示する手順を示した
フローチャートである。
【図22】第2の実施の形態のネットワーク構成の一例
を示した図である。
【図23】銀行サーバの記憶装置に記憶されているプロ
グラムやデータの構成例を示した図である。
【図24】メール送信カレンダの一例を示した図であ
る。
【図25】メールメッセージデータの一例を示した図で
ある。
【図26】ポイントを増減する用件の一例を示した図で
ある。
【図27】初期画面の一例を示した図である。
【図28】親貯金箱詳細画面の一例を示した図である。
【図29】目的別貯金箱詳細画面の一例を示した図であ
る。
【図30】見張り番キャラクタのポイント計算と画面メ
ッセージの表示手順を示したフローチャートである。
【図31】銀行サーバで見張り番キャラクタのポイント
を変動させる場合の手順を説明するためのフローチャー
トである。
【図32】銀行サーバが貯金箱属性のうち最終アクセス
日を条件として見張り番キャラクタのポイントを変動さ
せる場合の手順を説明するためのフローチャートであ
る。
【図33】銀行サーバがキャラクタメールを送信する手
順を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
4 メールサーバ 5 銀行サーバ 6 認証サーバ 7 クライアント端末装置 8 インターネット 11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 バスライン 15 インターフェース 17 光磁気ディスク 18 通信部 19 入力部 20 ディスプレイ 21 ブラウザ 22 回線接続プログラム 23 プログラム 24 データベース 28 バスライン 29 CPU 30 ROM 31 RAM 32 インターフェース 33 記憶装置 34 光磁気ディスク 35 通信部 36 入力部 37 ディスプレイ 38 銀行プログラム 39 その他のプログラム 40 その他のデータベース 41 ユーザ元帳 42 袋分けプログラム 43 袋分けデータ 44 目標データ 45 袋設定部 46 入金部 47 解析部 48 出金部 49 表示部 51 名称欄 52 日にち欄 53 残高欄 55 入出金エリア 56 袋名称エリア 57 残高表示エリア 58 詳細表示エリア 59 新規作成ボタン59 60 削除ボタン 65 新規袋作成ウインドウ 96 目標達成グラフ 121 親貯金箱エリア 122 トレイ 124 目的別貯金箱エリア 125 貯金額エリア 126 目的別貯金箱選択ボタン 127 目的別貯金箱明細エリア 133 貯金箱画面 140 新規作成ウインドウ 160 補充ウインドウ 210 銀行プログラム 211 ユーザ元帳 212 貯金箱プログラム 213 貯金箱データベース 214 キャラクタメールプログラム 215 メール送信カレンダ 216 メッセージデータベース 217 その他のプログラム 218 その他のデータベース 230 初期画面 234 目的別貯金箱エリア 235 親貯金箱残高エリア 236 トレイ 251 親貯金箱詳細画面 253 残高エリア 254 借り入れ残高エリア254 258 トレイ 270 目的別貯金箱詳細画面 273 残高エリア 278 トレイ 279 貯金箱エリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井手 浩子 東京都港区南麻布一丁目6番18号 ソニー 銀行株式会社内 (72)発明者 案野 哲也 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 一杉 太郎 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (54)【発明の名称】 預貯金表示装置、預貯金表示方法、預貯金表示プログラム、預貯金情報提供サーバ装置、預貯金 情報提供方法、預貯金情報提供プログラム、記憶媒体、資産管理装置、資産管理方法、資産管理 プログラム、及び資産管理サーバ装置

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 預貯金情報を管理及び表示する預貯金表
    示装置において、 口座に蓄えられている預貯金の残高に区分を設定する設
    定手段と、 前記設定手段にて設定された前記各区分ごとの残高を前
    記区分ごとに提示する残高提示手段と、 前記区分の何れかに入金可能な金額、又は前記区分の何
    れかから出金可能な金額がある場合、当該金銭の金額を
    提示する金額提示手段と、 前記金額提示手段にて提示された金額を前記区分のうち
    の何れかの区分に振り分ける振り分け手段と、 前記振り分け手段にて入金、又は出金された金額を用い
    て当該区分の残高を更新する更新手段と、 を具備したことを特徴とする預貯金表示装置。
  2. 【請求項2】 前記金額提示手段にて提示された金額を
    複数の金額に分割する分割手段を更に具備し、 前記振り分け手段は、前記分割手段にて分割された各々
    の複数の金額を、前記区分のうちの何れかに振り分ける
    ことを特徴とする請求項1に記載の預貯金表示装置。
  3. 【請求項3】 前記提示手段は、前記金額を表すアイコ
    ンを提示することを特徴とする請求項1に記載の預貯金
    表示装置。
  4. 【請求項4】 前記提示手段は、前記金額を表すアイコ
    ンを提示し、 前記分割手段は、前記アイコンに対してユーザが所定の
    操作をすることにより、合計金額が前記アイコンの表す
    金額となるような複数個のアイコンを提示することを特
    徴とする請求項1に記載の預貯金表示装置。
  5. 【請求項5】 金額を表す複数個のアイコンに対してユ
    ーザが所定の操作を行うことにより、前記複数個のアイ
    コンを前記複数個のアイコンの表す金額の合計金額を表
    す1つのアイコンにまとめることができることを特徴と
    する請求項4に記載の預貯金表示装置。
  6. 【請求項6】 前記提示手段にて提示される前記区分に
    名称を設定して提示する名称設定手段を更に具備したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の預貯金表示装置。
  7. 【請求項7】 前記入金可能な金額は、前記口座に入金
    された金額であることを特徴とする請求項1に記載の預
    貯金表示装置。
  8. 【請求項8】 前記出金可能な金額は、前記口座から出
    金された金額であることを特徴とする請求項1に記載の
    預貯金表示装置。
  9. 【請求項9】 前記振り分け手段にて振り分ける前記区
    分は、ユーザが指定することができることを特徴とする
    請求項1に記載の預貯金表示装置。
  10. 【請求項10】 預貯金情報を管理及び表示する預貯金
    表示装置において、 1の口座に仮想的な区分を設定する区分設定手段と、 前記1の口座の預貯金の残高を取得する残高取得手段
    と、 前記残高取得手段にて取得した残高を前記区分設定手段
    にて設定した区分に割り当てる割り当て手段と、 前記1の口座に対して入金、又は出金があった場合、当
    該入金、又は当該出金の金額を割り当てる前記区分を特
    定する特定手段と、 前記特定手段にて特定した区分に割り当てる残高を更新
    する更新手段と、 を具備したことを特徴とする預貯金表示装置。
  11. 【請求項11】 預貯金情報を管理及び表示する預貯金
    表示方法において、 1の口座に蓄えられている預貯金の残高に仮想的な区分
    を設定する第1のステップと、 前記第1のステップにて設定された前記各区分ごとの残
    高を前記区分ごとに提示する第2のステップと、 前記区分の何れかに入金可能な金銭、又は前記区分の何
    れかから出金可能な金銭がある場合、当該金銭の金額を
    提示する第3のステップと、 前記第3のステップにて提示された金額を前記区分のう
    ちの何れかの区分に振り分ける第4のステップと、 前記第4のステップにて入金、又は出金された金額を用
    いて前記第3のステップにて提示された当該区分の残高
    を更新する第5のステップと、 から構成されたことを特徴する預貯金表示方法。
  12. 【請求項12】 預貯金情報を管理及び表示する預貯金
    表示プログラムにおいて、 1の口座に蓄えられている預貯金の残高に仮想的な区分
    を設定する設定機能と、 前記設定機能によって設定された前記各区分ごとの残高
    を提示する残高提示機能と、 前記区分の何れかに入金可能な金銭、又は前記区分の何
    れかから出金可能な金銭がある場合、当該金銭の金額を
    提示する金額提示機能と、 前記金額提示機能にて提示された金額を前記区分のうち
    の何れかの区分に振り分ける振り分け機能と、 前記振り分け機能にて入金、又は出金された金額を用い
    て当該区分の残高を更新する更新機能と、 をコンピュータに実現させることを特徴とする預貯金表
    示プログラム。
  13. 【請求項13】 預貯金情報を管理及び表示する預貯金
    表示プログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能
    な記憶媒体において、 1の口座に蓄えられている預貯金の残高に仮想的な区分
    を設定する設定機能と、 前記設定機能によって設定された前記各区分ごとの残高
    を提示する残高提示機能と、 前記区分の何れかに入金可能な金銭、又は前記区分の何
    れかから出金可能な金銭がある場合、当該金銭の金額を
    提示する金額提示機能と、 前記金額提示機能にて提示された金額を前記区分のうち
    の何れかの区分に振り分ける振り分け機能と、 前記振り分け機能にて入金、又は出金された金額を用い
    て当該区分の残高を更新する更新機能と、 をコンピュータに実現させることを特徴とする預貯金表
    示プログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な
    記憶媒体。
  14. 【請求項14】 預貯金情報をクライアント端末装置に
    提供する預貯金情報提供サーバ装置において、 1の口座に仮想的な区分を設定する区分設定手段と、 前記1の口座の預貯金の残高を取得する残高取得手段
    と、 前記残高取得手段にて取得した残高を前記区分設定手段
    にて設定した区分に割り当てる割り当て手段と、 前記クライアント端末装置において、前記割り当て手段
    にて前記仮想的な区分ごとに割り当てられた残高を前記
    区分ごとに表示するための表示データを前記クライアン
    ト端末装置に提供する表示データ提供手段と、 前記1の口座に対して入金、又は出金があった場合、当
    該入金、又は当該出金の金額に関する金額情報を前記ク
    ライアント端末装置に提供し、前記金額情報に係る金額
    を割り当てる前記仮想的な区分を特定する特定情報を前
    記クライアント端末装置から取得する特定情報取得手段
    と、 前記特定情報取得手段にて取得した特定情報に基づい
    て、前記割り当て手段が前記各区分に割り当てる残高を
    更新する更新手段と、 を具備したことを特徴とする預貯金情報提供サーバ装
    置。
  15. 【請求項15】 預貯金情報をクライアント端末装置に
    提供する預貯金情報提供方法において、 1の口座に仮想的な区分を設定する第1のステップと、 前記1の口座の預貯金の残高を取得する第2のステップ
    と、 前記第2のステップにて取得した残高を前記第1のステ
    ップにて設定した区分に割り当てる第3のステップと、 前記クライアント端末装置において、前記第3のステッ
    プにて前記仮想的な区分ごとに割り当てられた残高を前
    記区分ごとに表示するための表示データを前記クライア
    ント端末装置に提供する第4のステップと、 前記1の口座に対して入金、又は出金があった場合、当
    該入金、又は当該出金の金額に関する金額情報を前記ク
    ライアント端末装置に提供し、前記金額情報に係る金額
    を割り当てる前記仮想的な区分を特定する特定情報を前
    記クライアント端末装置から取得する第5のステップ
    と、 前記第5のステップにて取得した特定情報に基づいて、
    前記第3のステップにて前記各区分に割り当てる残高を
    更新する第6のステップと、 から構成されたことを特徴とする預貯金情報提供方法。
  16. 【請求項16】 預貯金情報をクライアント端末装置に
    提供する預貯金情報提供プログラムにおいて、 1の口座に仮想的な区分を設定する区分設定機能と、 前記1の口座の預貯金の残高を取得する残高取得機能
    と、 前記残高取得機能にて取得した残高を前記区分設定機能
    にて設定した区分に割り当てる割り当て機能と、 前記クライアント端末装置において、前記割り当て機能
    にて前記仮想的な区分ごとに割り当てられた残高を前記
    区分ごとに表示するための表示データを前記クライアン
    ト端末装置に提供する表示データ提供機能と、 前記1の口座に対して入金、又は出金があった場合、当
    該入金、又は当該出金の金額に関する金額情報を前記ク
    ライアント端末装置に提供し、前記金額情報に係る金額
    を割り当てる前記仮想的な区分を特定する特定情報を前
    記クライアント端末装置から取得する特定情報取得機能
    と、 前記特定情報取得機能にて取得した特定情報に基づい
    て、前記割り当て機能が前記各区分に割り当てる残高を
    更新する更新機能と、 をコンピュータに実現させることを特徴とする預貯金情
    報提供プログラム。
  17. 【請求項17】 預貯金情報をクライアント端末装置に
    提供する預貯金情報提供プログラムを記憶したコンピュ
    ータが読み取り可能な記憶媒体において、 1の口座に仮想的な区分を設定する区分設定機能と、 前記1の口座の預貯金の残高を取得する残高取得機能
    と、 前記残高取得機能にて取得した残高を前記区分設定機能
    にて設定した区分に割り当てる割り当て機能と、 前記クライアント端末装置において、前記割り当て機能
    にて前記仮想的な区分ごとに割り当てられた残高を前記
    区分ごとに表示するための表示データを前記クライアン
    ト端末装置に提供する表示データ提供機能と、 前記1の口座に対して入金、又は出金があった場合、当
    該入金、又は当該出金の金額に関する金額情報を前記ク
    ライアント端末装置に提供し、前記金額情報に係る金額
    を割り当てる前記仮想的な区分を特定する特定情報を前
    記クライアント端末装置から取得する特定情報取得機能
    と、 前記特定情報取得機能にて取得した特定情報に基づい
    て、前記割り当て機能が前記各区分に割り当てる残高を
    更新する更新機能と、 をコンピュータに実現させることを特徴とする預貯金情
    報提供プログラムを記憶したコンピュータが読み取り可
    能な記憶媒体。
  18. 【請求項18】 預貯金情報をクライアント端末装置で
    表示する預貯金表示プログラムを記憶したコンピュータ
    が読み取り可能な記憶媒体において、 サーバ装置から1の口座の預貯金残高を取得する残高取
    得機能と、 前記残高取得機能にて取得した前記預貯金の残高を仮想
    的な区分ごとに区分する残高区分機能と、 前記1の口座に対して入金、又は出金があった場合、当
    該入金、又は当該出金に係る金額を前記区分のうちの何
    れかに割り当てる割り当て機能と、 前記割り当て機能にて割り当てられた金額に基づいて前
    記残高区分機能にて区分された残高を更新する残高区分
    更新機能と、 をクライアント端末装置に実現させることを特徴とする
    預貯金表示プログラムを記憶したコンピュータが読み取
    り可能な記憶媒体。
  19. 【請求項19】 預貯金情報をクライアント端末装置で
    表示する預貯金表示プログラムを記憶したコンピュータ
    が読み取り可能な記憶媒体において、 サーバ装置から1の口座の預貯金残高を取得する残高取
    得機能と、 前記残高取得機能にて取得した前記預貯金の残高を仮想
    的な区分ごとに区分する残高区分機能と、 前記1の口座に対して入金、又は出金があった場合、当
    該入金、又は当該出金に係る金額を前記区分のうちの何
    れかに割り当てる割り当て機能と、 前記割り当て機能にて割り当てられた金額に基づいて前
    記残高区分機能にて区分された残高を更新する残高区分
    更新機能と、 前記残高区分機能にて区分された残高区分を前記区分ご
    とに表示する表示機能と、 をクライアント端末装置に実現させることを特徴とする
    預貯金表示プログラムを記憶したコンピュータが読み取
    り可能な記憶媒体。
  20. 【請求項20】 顧客の資産額に関連付けらた付属口座
    を生成する付属口座生成手段と、 前記生成した付属口座に対して入出金する入出金手段
    と、 前記付属口座に蓄えられた金額を提示する提示手段と、 を具備し、 前記付属口座に蓄えられた金額の合計値は、前記顧客の
    資産額の範囲内であることを特徴とする資産管理装置。
  21. 【請求項21】 前記入出金手段は、前記付属口座が複
    数ある場合に、1の付属口座に蓄えられている金額の少
    なくとも1部を他の付属口座へ移動可能であることを特
    徴とする請求項20に記載の資産管理装置。
  22. 【請求項22】 前記付属口座は、蓄えられた金額が前
    記顧客の資産額の変動に伴って変動する第1の付属口座
    と、蓄えられた金額が前記顧客の資産額の変動に影響さ
    れない第2の付属口座から構成されていることを特徴と
    する請求項20に記載の資産管理装置。
  23. 【請求項23】 前記付属口座には、複数種類の金融商
    品に係る資金を入出金することができることを特徴とす
    る請求項20に記載の資産管理装置。
  24. 【請求項24】 前記提示手段は、前記付属口座に蓄え
    られた金額のうち、所定の通貨単位と異なる単位にて計
    量されるものがある場合に、当該蓄えられた金額を前記
    所定の通貨単位に換算して提示することを特徴とする請
    求項20に記載の資産管理装置。
  25. 【請求項25】 前記提示手段は、前記付属口座に蓄え
    られた金額のうち、所定の通貨単位と異なる単位にて計
    量されるものがある場合に、当該蓄えられた金額を前記
    所定の通貨単位に換算し、当該換算後の金額を合計して
    前記付属口座に対して入出金された金額の合計値を提示
    することを特徴とする請求項20に記載の資産管理装
    置。
  26. 【請求項26】 前記提示手段は、前記付属口座に蓄え
    られた金額をアイコン化して、前記付属口座と共に視覚
    的に提示することを特徴とする請求項20に記載の資産
    管理装置。
  27. 【請求項27】 前記提示されたアイコンを、所定の操
    作で、前記視覚化された1の付属口座から他の付属口座
    へ移動することにより、前記1の付属口座に属する資産
    を前記他の付属口座に移動することを特徴とする請求項
    26に記載の資産管理装置。
  28. 【請求項28】 所定の操作により、前記アイコン化さ
    れた金額を、合計金額が前記アイコンの表す金額となる
    ような複数個のアイコンに変換して提示することを特徴
    とする請求項26に記載の資産管理装置。
  29. 【請求項29】 前記付属口座に名称を設定する名称設
    定手段を更に具備し、 前記提示手段は、前記名称を設定された付属口座を、当
    該名称とともに視覚的に提示することを特徴とする請求
    項20に記載の資産管理装置。
  30. 【請求項30】 前記付属口座に蓄えられた金額に、目
    標金額を設定する目標設定手段を更に具備したことを特
    徴とする請求項20に記載の資産管理装置。
  31. 【請求項31】 前記付属口座に蓄えられた金額と前記
    設定した目標金額から目標達成度を算出する算出手段を
    更に具備し、 前記提示手段は、前記算出された目標達成度を提示する
    ことを特徴とする請求項30に記載の資産管理装置。
  32. 【請求項32】 前記付属口座に、予め用意された複数
    のキャラクタの中から特定のキャラクタを設定するキャ
    ラクタ設定手段と、 前記設定したキャラクタに関連付けられた電子メールを
    所定の電子メールアドレスに送信する電子メール送信手
    段と、 を更に具備したことを特徴とする請求項20に記載の資
    産管理装置。
  33. 【請求項33】 前記所定の電子メールアドレスは前記
    顧客が指定したものであることを特徴とする請求項32
    に記載の資産管理装置。
  34. 【請求項34】 前記電子メールの送信内容が関連付け
    られたパラメータを取得するパラメータ取得手段を更に
    具備し、 前記電子メール送信手段は、前記取得したパラメータを
    用いて送信する内容を選択することを特徴とする請求項
    32に記載の資産管理装置。
  35. 【請求項35】 前記パラメータは、前記顧客が前記付
    属口座に対して行った操作を用いて決定することを特徴
    とする請求項34に記載の資産管理装置。
  36. 【請求項36】 付属口座生成手段と、入出金手段と、
    を具備したコンピュータにおいて、 前記付属口座生成手段で、顧客の資産額に関連付けらた
    付属口座を生成する付属口座生成ステップと、 前記付属口座に蓄えられた金額の合計値が前記顧客の資
    産額の範囲内であるように、前記付属口座に対して入出
    金する入出金ステップと、 前記提示手段で、前記付属口座に蓄えられた金額を提示
    する提示ステップと、 から構成されたことを特徴とする資産管理方法。
  37. 【請求項37】 顧客の資産額に関連付けらた付属口座
    を生成する付属口座生成機能と、 前記付属口座に蓄えられた金額の合計値が前記顧客の資
    産額の範囲内であるように、前記付属口座に対して入出
    金する入出金機能と、 前記付属口座に蓄えられた金額を提示する提示機能と、 をコンピュータに実現させるための資産管理プログラ
    ム。
  38. 【請求項38】 顧客の資産額に関連付けらた付属口座
    を生成する付属口座生成機能と、 前記付属口座に蓄えられた金額の合計値が前記顧客の資
    産額の範囲内であるように、前記付属口座に対して入出
    金する入出金機能と、 前記付属口座に蓄えられた金額を提示する提示機能と、 をコンピュータに実現させるための資産管理プログラム
    を記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  39. 【請求項39】 クライアント端末装置から、付属口座
    を生成するための情報を取得する情報取得手段と、 前記取得した情報に基づいて、前記顧客の資産額に関連
    付けらた付属口座を生成する付属口座生成手段と、 前記付属口座に蓄えられた金額の合計値が、前記顧客の
    資産額の範囲内であるように、前記付属口座に対して入
    出金する入出金手段と、 前記付属口座に蓄えられた金額を特定する情報をクライ
    アント端末装置に提供する提供手段と、 を具備したことを特徴とする資産管理サーバ装置。
  40. 【請求項40】 情報取得手段と、付属口座生成手段
    と、入出金手段と、提供手段と、を具備したサーバ装置
    において、 前記情報取得手段で、クライアント端末装置から、付属
    口座を生成するための情報を取得する情報取得ステップ
    と、 前記付属口座生成手段で、前記取得した情報に基づい
    て、前記顧客の資産額に関連付けらた付属口座を生成す
    る付属口座生成ステップと、 前記入出金手段で、前記付属口座に蓄えられた金額の合
    計値が、前記顧客の資産額の範囲内であるように、前記
    付属口座に対して入出金する入出金ステップと、 前記提供手段で、前記付属口座に蓄えられた金額を特定
    する情報をクライアント端末装置に提供する提供ステッ
    プと、 こら構成されたことを特徴とする資産管理方法。
  41. 【請求項41】 クライアント端末装置から、付属口座
    を生成するための情報を取得する情報取得機能と、 前記取得した情報に基づいて、前記顧客の資産額に関連
    付けらた付属口座を生成する付属口座生成機能と、 前記付属口座に蓄えられた金額の合計値が、前記顧客の
    資産額の範囲内であるように、前記付属口座に入出金す
    る入出金機能と、 前記付属口座に蓄えられた金額を特定する情報をクライ
    アント端末装置に提供する提供機能と、 をコンピュータに実現させるための資産管理プログラ
    ム。
  42. 【請求項42】 クライアント端末装置から、付属口座
    を生成するための情報を取得する情報取得機能と、 前記取得した情報に基づいて、前記顧客の資産額に関連
    付けらた付属口座を生成する付属口座生成機能と、 前記付属口座に蓄えられた金額の合計値が、前記顧客の
    資産額の範囲内であるように、前記付属口座に入出金す
    る入出金機能と、 前記付属口座に蓄えられた金額を特定する情報をクライ
    アント端末装置に提供する提供機能と、 をコンピュータに実現させるための資産管理プログラム
    を記憶した記憶媒体。
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