JP6139899B2 - クレジットカードシステム - Google Patents

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本発明は、クレジットカードの利用によって得られるポイントを処理するためのクレジットカードシステムに関する。
クレジットカードが利用された場合に、その利用金額等に応じたポイントを利用者が獲得することができるポイントサービスが普及している。このポイントサービスにおいては、各種の商品に対して交換ポイント数が予め定められており、利用者は、獲得したポイントが希望する商品に係る交換ポイント数に達した場合に、自己のポイントと当該商品との交換を希望する旨をクレジットカード会社に通知することによって当該商品を取得することができる。
従来、このようなポイントサービスにおけるポイントと商品との交換を効率的に行うための技術が種々提案されている。例えば、特許文献1には、蓄積ポイントと商品との交換が行われる前に、交換要求として、交換を希望する商品に関する情報が登録された商品交換情報を利用者端末から受け付け、当該商品交換情報に従って、利用者の蓄積ポイントが、商品交換情報に登録された商品の交換に必要な交換可能ポイントに到達したか否かを所定の間隔で判定し、交換可能ポイントに到達したと判定された場合に、商品と交換可能ポイントとを交換するとともに、蓄積ポイントから交換可能ポイントを差し引いたポイントを、利用者の新たな蓄積ポイントとして格納する商品管理装置が開示されている。この商品管理装置の場合、クレジットカードの利用者は、ポイントと商品との交換を希望する度にクレジットカード会社のシステムに対してその旨を登録する等の煩雑な作業を行う必要がなくなるため、ポイントと商品との交換をスムースに行うことが可能になる。
特開2008−210286号公報
しかしながら、上述した従来のポイントサービス及び当該ポイントサービスにおいて用いられる上述した従来の商品管理装置の場合、ポイントと交換可能な商品はクレジットカード会社により予め定められたものに限定されるため、利用者にとって希望する商品が必ずしも存在するわけではないという問題がある。また、仮に希望する商品が存在したとしても、利用者は、その商品に対して定められたポイント数に自己のポイントが達するまで当該商品を取得することができないという問題もある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、上述した課題を解決することができるクレジットカードシステムを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の一の態様のクレジットカードシステムは、クレジットカードの利用によって購入された商品の代金請求に関する請求情報を記憶するクレジットカードシステムにおいて、前記クレジットカードの利用者によって、前記購入された商品のうち代金支払いが未だなされていない商品の中から、前記クレジットカードのその後の利用によって獲得されるポイントにより代金支払いを行うことを希望する商品が選択された場合に、その選択された商品である選択商品を示す選択商品情報を取得する選択商品取得手段と、前記クレジットカードのその後の利用により獲得されるポイントを算出する算出手段と、前記請求情報を更新することによって、前記算出手段によって算出されたポイントに応じた金額を前記選択商品の購入代金から減額する請求金額減額手段と、前記利用者によって、前記クレジットカードのその後の利用について期間が指定された場合に、その指定された期間を示す指定期間情報を受け付ける指定期間受付手段とを備え、前記請求金額減額手段が、前記指定期間受付手段によって受け付けられた指定期間情報によって示される期間内において、前記算出されたポイントが、前記選択商品取得手段によって取得された選択商品情報によって示される選択商品との交換に必要なポイントに達するまではポイントを蓄積し、前記必要なポイントに達した場合は、前記選択商品に係る前記請求情報を更新することによって、前記選択商品の購入代金を請求対象から除外する一方、前記期間内において、前記算出されたポイントが前記必要なポイントに達しなかった場合は、当該請求情報を更新することによって、前記算出されたポイントに応じた金額を前記選択商品の購入代金から減額するように構成されていることを特徴とする。
また、前記態様において、前記算出手段が、前記指定期間受付手段によって受け付けられた指定期間情報によって示される期間の長さに応じて、当該期間内に獲得されるポイントを算出するように構成されていてもよい。
また、前記態様において、前記算出手段が、前記クレジットカードのその後の利用に係る店舗に応じて、当該利用により獲得されるポイントを算出するように構成されていてもよい。
また、前記態様において、前記算出手段が、前記クレジットカードのその後の利用に係る店舗が属する地域に応じて、当該利用により獲得されるポイントを算出するように構成されていてもよい。
また、前記態様において、前記算出手段が、前記クレジットカードのその後の利用に係る店舗が属する業種に応じて、当該利用により獲得されるポイントを算出するように構成されていてもよい。
また、前記態様において、前記算出手段が、前記クレジットカードのその後の利用に係る店舗と前記選択商品を販売した店舗との関係に応じて、当該利用により獲得されるポイントを算出するように構成されていてもよい。
また、前記態様において、前記クレジットカードと異なる他のクレジットカードのその後の利用により獲得されるポイントを算出する他カードポイント算出手段をさらに備え、前記請求金額減額手段が、前記請求情報を更新することによって、前記算出手段によって算出されたポイントと前記他カードポイント算出手段によって算出されるポイントとの合計に応じた金額を前記選択商品の購入代金から減額するように構成されていてもよい。
また、前記態様において、前記請求金額減額手段が、前記請求情報を更新することによって、前記算出手段によって算出されたポイントと前記クレジットカードについて既に獲得されているポイントとの合計に応じた金額を前記選択商品の購入代金から減額するように構成されていてもよい。
また、前記態様において、前記算出手段によって算出されたポイントが、前記選択商品取得手段によって取得された選択商品情報によって示される選択商品との交換に必要なポイントに達していない場合、ポイントの不足分を示す不足ポイント情報を生成する不足ポイント情報生成手段と、前記不足ポイント情報生成手段によって生成された不足ポイント情報を、前記クレジットカードの利用者によって用いられる端末装置に対して送信する送信手段とをさらに備えるようにしてもよい。
さらに、前記態様において、前記不足ポイント情報生成手段が、前記不足分のポイントを獲得するために必要となるクレジットカードの利用に関する情報を含む不足ポイント情報を生成するように構成されていてもよい。
本発明に係るクレジットカードシステムによれば、クレジットカードの将来の利用によって得られるポイントを用いて代金支払いを行うことが可能になるため、クレジットカードの利便性を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係るクレジットカードシステム及びその通信先の構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態に係るクレジットカードシステムに設けられている請求データベースのレイアウトの一例を示す図。 本発明の実施の形態に係るクレジットカードシステムに設けられている登録カードデータベースのレイアウトの一例を示す図。 本発明の実施の形態に係るクレジットカードシステムに設けられている商品データベースのレイアウトの一例を示す図。 本発明の実施の形態に係るクレジットカードシステムに設けられている事後ポイントデータベースのレイアウトの一例を示す図。 本発明の実施の形態に係るクレジットカードシステムに設けられている利用状況データベースのレイアウトの一例を示す図。 本発明の実施の形態に係るクレジットカードシステムと会員端末とによって実行される事後ポイント登録処理の手順を示すフローチャート。 会員端末のディスプレイ上に表示される登録画面の一例を示す図。 会員端末のディスプレイ上に表示される期間設定画面の一例を示す図。 会員端末のディスプレイ上に表示される登録完了画面の一例を示す図。 会員端末のディスプレイ上に表示される追加登録画面の一例を示す図。 本発明の実施の形態に係るクレジットカードシステムによって実行される事後ポイント更新処理の手順を示すフローチャート。 本発明の実施の形態に係るクレジットカードシステムと会員端末とによって実行される事後ポイント照会処理の手順を示すフローチャート。 会員端末のディスプレイ上に表示される照会画面の一例を示す図。 会員端末のディスプレイ上に表示される個別利用状況画面の一例を示す図。 会員端末のディスプレイ上に表示されるシミュレーション結果画面の一例を示す図。 本発明の実施の形態に係るクレジットカードシステムと会員端末とによって実行される事後ポイント通知処理の手順を示すフローチャート。 会員端末のディスプレイ上に表示されるサービス利用結果画面の一例を示す図。 会員端末のディスプレイ上に表示されるサービス利用結果画面の他の例を示す図。 会員端末のディスプレイ上に表示される登録解除画面の一例を示す図。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に示す各実施の形態は、本発明の技術的思想を具体化するための方法及び装置を例示するものであって、本発明の技術的思想は下記のものに限定されるわけではない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において種々の変更を加えることができる。
本発明の実施の形態に係るクレジットカードシステムにおいては、クレジットカードの利用によって購入された商品のうち代金支払いが未だ済んでいないものについて、その後のクレジットカードの利用により獲得されるポイントを用いて代金支払いを行うサービスを実現する。以下では、このようなサービスを「事後ポイントサービス」と表現する。
[クレジットカードシステムの構成]
図1は、本発明の実施の形態に係るクレジットカードシステム及びその通信先の構成を示すブロック図である。図1に示すとおり、本実施の形態のクレジットカードシステム(以下、「カードシステム」という)1は、クレジットカードの各会員(以下、「カード会員」という)側で用いられる複数の会員端末2,2,…及びクレジットカードの各加盟店に設置される複数の加盟店端末3,3,…と通信可能に接続されている。その他にも、カードシステム1は、クレジットカードの利用金額の引き落としに用いられる指定口座を有している銀行のコンピュータシステム(図示せず)等と通信可能に接続されている。
カードシステム1は、各種のコンピュータプログラムを実行するCPU、RAM・ROM及びハードディスク等の記憶装置、並びに各通信先と通信を行う場合に用いられる通信インタフェース等の各デバイスを具備するコンピュータによって構成されている。このハードディスクには、カード会員データベース(DB)10A、請求データベース(DB)10B、登録カードデータベース(DB)10C、商品データベース(DB)10D、事後ポイントデータベース(DB)10E、及び利用状況データベース(DB)10Fが設けられている。これらのデータベースの詳細については後述する。なお、カードシステム1は、後述する特定の処理を含む各種の処理を実行する単一のコンピュータによって実現されていてもよく、また、これらの各種の処理を複数のコンピュータにより分散して実行する分散システムによって実現されていてもよい。
会員端末2,2,…は、例えばパーソナルコンピュータ、携帯電話機及びPDA(Personal Digital Assistant)等の通信機能を有する装置等で構成される。カードシステム1は、これらの会員端末2,2,…とインターネット等の通信ネットワーク100Aを介して通信を行う。
加盟店端末3,3,…は、上述したように各加盟店に設けられており、各カード会員がその加盟店にてクレジットカードを利用する場合に用いられる。カードシステム1は、これらの加盟店端末3,3,…と専用回線100Bを介して通信を行う。
以下、カードシステム1のハードディスクに設けられている各データベースの詳細について説明する。
(A)カード会員DB10A
カード会員DB10Aは、各カード会員の氏名及び住所等の属性情報、並びにそのカード会員が所有するクレジットカードのカード番号及び有効期限等の各種情報を含むカード会員情報を記憶するデータベースである。カードシステム1は、信用照会等の各種の処理を実行する際に、カード会員DB10Aに記憶されている情報を利用する。
(B)請求DB10B
請求DB10Bは、各カード会員によるクレジットカードの利用によって発生した代金支払いの請求に関する請求情報を記憶するデータベースである。図2は、この請求DB10Bのレイアウトの一例を示す図である。図2に示すように、請求DB10Bは、利用されたクレジットカードのカード番号が格納されるカード番号フィールド101、クレジットカードが利用された日時が格納される利用日時フィールド102、クレジットカードの利用金額が格納される利用金額フィールド103、クレジットカードが利用された店舗を識別する加盟店の名称が格納される加盟店フィールド104、及び購入された商品の商品名が格納される商品名フィールド105を有している。カードシステム1は、クレジットカードが利用されたことによって売上が発生した場合に、その売上に基づいて請求情報を生成し、これを請求DB10Bに登録する。
(C)登録カードDB10C
登録カードDB10Cは、事後ポイントサービスの利用登録が行われたクレジットカードに関する登録カード情報を記憶するデータベースである。図3は、この登録カードDB10Cのレイアウトの一例を示す図である。図3に示すように、登録カードDB10Cは、事後ポイントサービスに対する利用登録を識別するための登録番号が格納される登録番号フィールド201、その利用登録に係るクレジットカードのカード番号が格納されるカード番号フィールド202、そのクレジットカードを所有するカード会員の氏名が格納される会員名フィールド203、そのクレジットカードについて獲得されたポイント数が格納される獲得ポイントフィールド204、及び利用登録がなされた日付が格納される登録日フィールド205を有している。カードシステム1は、事後ポイントサービスの利用登録が行われる都度、その利用登録に係るクレジットカードについて上記の登録カード情報を生成し、これを登録カードDB10Cに登録する。
なお、本実施の形態においては、後述するように、1枚のクレジットカードのみではなく、複数枚のクレジットカードについて獲得されたポイントを合計して代金支払いを行うことができる。以下では、このように複数枚のクレジットカードで事後ポイントサービスが利用される場合において、特定の1枚のクレジットカードを代表カードと表現し、その他のクレジットカードを追加カードと表現する。上記の登録カード情報は、これら代表カード及び追加カードのそれぞれについて生成され、登録カードDB10Cに登録される。
(D)商品DB10D
商品DB10Dは、事後ポイントサービスの対象となった商品に関する商品情報を記憶するデータベースである。図4は、この商品DB10Dのレイアウトの一例を示す図である。図4に示すように、商品DB10Dは、商品を識別するための商品コードが格納される商品コードフィールド301、及びその商品の商品名が格納される商品名フィールド302を有している。カードシステム1は、事後ポイントサービスの利用登録がなされる都度、その利用登録に係る商品、すなわち将来獲得されるポイントによって代金支払いがなされる予定の商品について、上記の商品情報を生成し、これを商品DB10Dに登録する。
(E)事後ポイントDB10E
事後ポイントDB10Eは、事後ポイントサービスのサービス利用状況を管理するための事後ポイント情報を記憶するデータベースである。図5は、この事後ポイントDB10Eのレイアウトの一例を示す図である。図5に示すように、事後ポイントDB10Eは、事後ポイントサービスの各利用登録の登録番号が格納される登録番号フィールド401、その登録に係るクレジットカードのカード番号が格納されるカード番号フィールド402、その登録に係る商品の商品コードが格納される商品コードフィールド403、その商品の代金支払いに必要となるポイント数が格納される必要ポイントフィールド404、獲得されたポイントの総計が格納される獲得総ポイントフィールド405、追加カードがある場合にその追加カードのカード番号が格納される追加カードフィールド406、事後ポイントサービスの適用期間が格納される期間フィールド407、及びその登録に係る商品の代金についてのポイント充当の状況を示す充当状況情報が格納される充当フィールド408を有している。なお、本実施の形態においては、充当フィールド408における充当状況情報が“1”の場合はサービスの適用期間中でありポイント充当がされるか否かが確定していないことを、“2”の場合は代金支払いに必要なポイント数をサービスの適用期間中に獲得することができなかったためにポイント充当ができなかったことを、“3”の場合はその必要なポイント数をサービスの適用期間中に獲得することができたためにポイント充当がなされたことを、それぞれ示しているものとする。カードシステム1は、事後ポイントサービスの利用登録がなされる都度、その利用登録に係る上記の事後ポイント情報を生成し、これを事後ポイントDB10Eに登録する。後述するように、この事後ポイント情報は適宜更新されることになる。
(F)利用状況DB10F
利用状況DB10Fは、事後ポイントサービスへの利用登録がなされたクレジットカードの利用状況に関する利用状況情報を記憶するデータベースである。図6は、利用状況DB10Fのレイアウトの一例を示す図である。図6に示すように、利用状況DB10Fは、利用されたクレジットカードのカード番号が格納されるカード番号フィールド501、そのクレジットカードの利用者であるカード会員の氏名が格納される会員名フィールド502、利用された加盟店の名称が格納される加盟店フィールド503、その加盟店が属する業種が格納される業種フィールド504、その利用により購入された商品の商品名が格納される商品名フィールド505、利用金額が格納される金額フィールド506、その利用によって獲得されたポイント数が格納されるポイントフィールド507、及び利用された日時が格納される利用日時フィールド508を有している。カードシステム1は、事後ポイントサービスへの利用登録がなされたクレジットカードが利用される都度、その利用の内容を示す利用状況情報を生成し、これを利用状況DB10Fに登録する。
[クレジットカードシステムの動作]
次に、上述したように構成された本実施の形態のカードシステム1の動作について、フローチャート等を参照しながら説明する。本実施の形態のカードシステム1が実行する主な処理には、(1)事後ポイントサービスに対する利用登録を行うための事後ポイント登録処理、(2)事後ポイントサービスの利用状況の更新を行うための事後ポイント更新処理、(3)事後ポイントサービスの利用状況の照会を行うための事後ポイント照会処理、及び(4)事後ポイントサービスの適用期間が経過した場合に登録者に対してサービスの利用結果を通知するための事後ポイント通知処理がある。以下では、これらの各処理の詳細について説明する。
(1)事後ポイント登録処理
事後ポイント登録処理は、カードシステム1と会員端末2とによって実行される。カード会員は、クレジットカード会社から受け取った請求書中に事後ポイントサービスの対象にすることを希望する商品がある場合、会員端末2に対してカードシステム1へのアクセスを指示する。会員端末2は、カード会員の指示にしたがってカードシステム1にアクセスし、事後ポイントサービスの登録画面を要求する。なお、このアクセスの際には、カードシステム1が、カード会員によって入力されたクレジットカード(以下、「登録対象カード」という)のカード番号及び予め設定されたパスワード等とカード会員DB10Aに記憶されているカード会員情報とを用いて当該カード会員の認証処理を実行する。その結果認証に成功した場合にのみ以下の処理が実行されることになる。
上記の要求を受けたカードシステム1は、カード番号をキーとして請求DB10Bを検索し、その結果得られた登録対象カードの請求情報を用いて、登録画面に表示される各種情報を生成する。そして、カードシステム1は、その生成した情報を会員端末2に対して送信する。
図7は、カードシステム1と会員端末2とによって実行される事後ポイント登録処理の手順を示すフローチャートである。
会員端末2は、上述したようにしてカードシステム1から送信された登録画面に表示される各種情報を受信した場合、その各種情報で構成された登録画面をディスプレイ上に表示する(S101)。図8は、その登録画面の一例を示す図である。図8に示すように、登録画面1001には、登録対象カードの請求情報、すなわち代金支払いがまだなされていない利用についての利用日、利用加盟店、利用商品及び利用金額が示されている。また、登録画面1001には、事後ポイントサービスの対象となる商品を選択するための複数のチェックボックスと、次の画面に移動するためのボタン1002とが設けられている。
カード会員は、会員端末2に設けられている入力部を用いて、事後ポイントサービスの対象とすることを希望する商品に対応付けられたチェックボックスをチェックすることによって、事後ポイントサービスの対象商品を示す商品選択情報の入力を行い、その後ボタン1002をクリックする。会員端末2は、このようにしてカード会員により行われた商品選択情報の入力を受け付けた場合(S102)、その商品選択情報をカードシステム1に対して送信する(S103)。
カードシステム1は、会員端末2から送信された商品選択情報を受信した場合(S201)、事後ポイントサービスの適用期間を設定するための期間設定情報を会員端末2に対して送信する(S202)。なお、この期間設定情報には、事後ポイントサービスにおける登録番号、登録対象カードのカード番号、対象商品の商品名、及びその対象商品の代金をポイントで支払う場合に必要となるポイント数が含まれている。会員端末2は、その期間設定情報を受信した場合(S104)、受信した期間設定情報で構成される期間設定画面をディスプレイ上に表示する(S105)。
図9は、上述した期間設定画面の一例を示す図である。図9に示すように、期間設定画面1101には、期間設定情報に含まれている登録番号、カード番号、商品名及び必要ポイント数が表示されている。また、この期間設定画面1101には、事後ポイントサービスの適用期間の候補となる複数の期間(図9に示す例では“3ヶ月”、“2ヶ月”及び“1ヶ月”)と、それらの期間が設定された場合のポイント還元率と、それらの期間の何れかを選択するためのチェックボックスとが表示されている。ここで、ポイント還元率は、適用期間が短いほど高くなるように定められている。さらに、期間設定画面1101には、登録の完了を指示するためのボタン1102が設けられている。
カード会員は、会員端末2の入力部を用いて、希望する適用期間に対応付けられているチェックボックスをチェックすることによって、選択された適用期間を示す期間選択情報の入力を行い、その後ボタン1102をクリックする。会員端末2は、このようにしてカード会員により行われた期間選択情報の入力を受け付けた場合(S106)、その期間選択情報をカードシステム1に対して送信する(S107)。
カードシステム1は、会員端末2から送信された期間選択情報を受信した場合(S203)、期間設定情報及び期間選択情報に含まれる各種情報を用いて事後ポイント情報を生成し、これを事後ポイントDB10Eに登録する(S204)。ここで、充当フィールド408には、ポイント充当がされるか否かが確定していないことを示す“1”が格納される。また、登録対象カードについて既に獲得されているポイントがある場合は、そのポイントが獲得総ポイントフィールド405に格納される。これにより、獲得済みのポイントの有効活用を図ることが可能になる。次に、カードシステム1は、登録対象カードに係る登録カード情報を生成し、これを登録カードDB10Cに登録する(S205)。その後、カードシステム1は、事後ポイントサービスの登録が完了したことを示す登録完了情報を会員端末2に対して送信する(S206)。
会員端末2は、カードシステム1から送信された登録完了情報を受信した場合(S108)、登録が完了したことを示す登録完了画面をディスプレイ上に表示する(S109)。図10は、その登録完了画面の一例を示す図である。図10に示すように、登録完了画面1201には、登録内容として、登録番号、カード番号、商品名、必要ポイント数、及び対象期間が表示されている。また、登録完了画面1201には、追加カードに係るカード会員の氏名及び電子メールアドレスを入力するための入力欄1202と、追加登録の依頼を指示するための追加ボタン1203と、追加登録の依頼を指示せずに登録処理を終了させるための非追加ボタン1204とが設けられている。
カード会員は、追加カードの登録の依頼を希望する場合、会員端末2の入力部を用いて、その追加カードの所有者であるカード会員の氏名及び電子メールアドレスを入力欄1202に入力し、追加ボタン1203をクリックする。他方、追加カードの登録を希望しない場合では、カード会員は入力欄1202に対する入力は行わずに非追加ボタン1204をクリックする。会員端末2は、このようなカード会員による入力に基づいて、追加カード登録の有無を判定する(S110)。ここで、追加カードの登録はないと判定した場合(S110でNO)、会員端末2は処理を終了させる。これに対し、追加カードの登録があると判定した場合(S110でYES)、会員端末2は、入力欄1202に入力された氏名及び電子メールアドレスを含む追加依頼情報をカードシステム1に対して送信する(S111)。
カードシステム1は、会員端末2から送信された追加依頼情報を受信した場合(S207)、事後ポイントサービスの追加登録の依頼がされたことを示す追加登録依頼通知情報を、その受信した追加カード情報に含まれる電子メールアドレス宛に電子メールにて送信し(S208)、処理を終了する。
なお、上記の電子メールには、追加登録を完了させるための追加登録サイトにアクセスするためのURLが記載されている。追加登録を依頼されたカード会員は、自己の会員端末2を用いて上記電子メールを受信した場合、その電子メールに記載されているURLにアクセスすることにより、その会員端末2のディスプレイ上に追加登録画面を表示させる。図11は、その追加登録画面の一例を示す図である。図11に示すように、追加登録画面1301には、事後ポイントサービスの登録内容が表示されており、さらに、追加登録を行うか否かを選択するためのチェックボックスと、追加登録を行う場合に用いられる追加カードのカード番号の入力欄1302と、入力した情報の送信を指示するための送信ボタン1303とが設けられている。追加登録の依頼を受けたカード会員は、追加登録を希望しない場合にはその旨を選択するためのチェックボックスにチェックする一方、追加登録を希望する場合は、その旨を選択するためのチェックボックスにチェックした上で入力欄1302にカード番号を入力する。その後、カード会員は送信ボタン1303をクリックする。これにより、追加登録画面1301に対して入力された情報がカードシステム1に送信される。
カードシステム1は、受信した情報が追加登録を行わない旨を示す情報であった場合、そのことを知らせるための電子メールを追加登録の依頼を行ったカード会員宛に送信する。他方、その受信した情報が追加登録を行う旨を示す情報であった場合は、当該受信した情報に含まれるカード番号を事後ポイントDB10Eの追加カードフィールド406に格納する。また、カードシステム1は、追加カードに係る登録カード情報を生成し、これを登録カードDB10Cに登録する。これにより、追加カードの登録が完了する。
なお、本実施の形態では、カード会員がクレジットカード会社から請求書を受け取った後に上記の事後ポイント登録処理が実行されるが、本発明はこれに限定されるわけではない。例えば、請求書を受け取る前に、カード会員が会員端末2を用いてカードシステム1からクレジットカードの利用状況を取得し、その中に事後ポイントサービスの対象にすることを希望する商品があった場合に、上記の事後ポイント登録処理を実行するようにしてもよい。
上記の事後ポイント登録処理が完了した後、自己のクレジットカードを登録したカード会員は、そのクレジットカードを利用することによりポイントを獲得する。カードシステム1は、その利用された日時、利用金額、獲得されたポイントなどの各情報を加盟店端末3から取得し、その取得した情報に基づいて利用状況情報を生成し、これを利用状況DB10Fに登録する。この処理が繰り返し行われる中で、締め日等の適宜のタイミングで、以下の事後ポイント更新処理が実行される。
(2)事後ポイント更新処理
事後ポイント更新処理は、カードシステム1によって実行される処理である。図12は、その事後ポイント充当処理の手順を示すフローチャートである。図12に示すように、カードシステム1はまず、事後ポイントDB10Eのカード番号フィールド402に格納されているカード番号を用いて、以降の事後ポイント充当処理の処理対象となるクレジットカードを特定する(S301)。次に、カードシステム1は、その特定したクレジットカード(以下、「処理対象カード」という)に係る利用状況情報を利用状況DB10Fから抽出する(S302)。
次に、カードシステム1は、事後ポイントDB10Eの追加カードフィールド406を参照することによって、処理対象カードについて追加カードが登録されているか否かを判定する(S303)。ここで、登録されていないと判定した場合(S303でNO)、カードシステム1はステップS305に進む。他方、追加カードが登録されていると判定した場合(S303でYES)、カードシステム1はその追加カードに係る利用状況情報を利用状況DB10Fから抽出する(S304)。なお、複数の追加カードが登録されている場合はそのすべての追加カードに係る利用状況情報が抽出される。
カードシステム1は、上述したようにして抽出した利用状況情報に示されているポイント、すなわち各クレジットカードの利用によって獲得されたポイントを足し合わせることによって、獲得総ポイントを算出する(S305)。次に、カードシステム1は、事後ポイントDB10Eの期間フィールド407に格納されている期間を参照することにより適用期間を特定し、処理の実行時がその適用期間内であるか否かを判定する(S306)。ここで、適用期間が既に経過しているため期間外であると判定した場合(S306でNO)、カードシステム1は後述するステップS311に進む。他方、期間内であると判定した場合(S306でYES)、カードシステム1は、ステップS305にて算出した獲得総ポイントが事後ポイントDB10Eの必要ポイントフィールド404に格納されている必要ポイント数に達しているか否か、すなわち獲得総ポイントによって対象商品の代金の支払いが可能かどうかを判定する(S307)。
ステップS307において代金支払いが不可能であると判定した場合(S307でNO)、カードシステム1は算出した獲得総ポイントを事後ポイントDB10Eの獲得総ポイントフィールド405に格納することによって獲得総ポイントの更新を実行する(S308)。これに対し、代金支払いが可能であると判定した場合(S307でYES)、カードシステム1は、事後ポイントDB10Eの獲得総ポイント及び充当状況情報を更新し(S309)、対象商品の請求に係る請求情報を請求DB10Bから削除する(S310)。ここで、充当状況情報は、ポイント充当がなされたことを示す“3”に更新される。これにより、対象商品の代金支払いの請求が行われないことになる。
また、カードシステム1は、ステップS306にて期間外であると判定した場合(S306でNO)、事後ポイントDB10Eの充当状況情報を、充当ができなかったことを示す“2”に更新する(S311)。次に、カードシステム1は、対象商品の代金に獲得総ポイントを充当した場合の不足額を算出し(S312)、その不足額が請求額となるように請求DB10Bの内容を更新する(S313)。これにより、カード会員に対して不足額のみの請求が行われることになる。
上記の事後ポイント更新処理によって、適用期間内にある場合においてポイントによる代金支払いが可能なときはポイント充当が行われて代金支払いが完了し、対象商品の代金にポイントが達していないときはポイント蓄積が継続される。また、適用期間が経過した場合では、対象商品の代金の一部についてポイント充当が行われ、残額のみの請求がなされることになる。
なお、カードシステム1は、事後ポイントDB10Eのカード番号フィールド402に格納されているすべてのカード番号のクレジットカードについて、上記の事後ポイント更新処理を実行する。
(3)事後ポイント照会処理
事後ポイント照会処理は、登録会員が事後ポイントサービスの利用状況を照会するための処理であって、カードシステム1と会員端末2とによって実行される。カード会員は、事後ポイントサービスの適用期間において、任意のタイミングで、会員端末2に対して事後ポイント照会処理の実行を指示する。図13は、その事後ポイント照会処理の手順を示すフローチャートである。図13に示すように、会員端末2は、カード会員からの指示を受け付けた場合に、事後ポイントサービスの利用状況の照会を指示する照会要求をカードシステム1に対して送信する(S401)。なお、この照会要求には事後ポイントサービスの利用登録が済んでいるクレジットカードのカード番号が含まれている。
カードシステム1は、会員端末2から送信された照会要求を受信した場合(S501)、その照会要求に含まれているカード番号を用いて、処理対象のクレジットカードの事後ポイント情報を事後ポイントDB10Eから抽出する(S502)。次に、カードシステム1は、その抽出した事後ポイント情報を用いてサービスの利用状況を示すサービス利用状況情報を生成し(S503)、さらに、個別の利用状況を示す個別利用状況情報及び目標を達成するまでのクレジットカードの利用についてのシミュレーションを示すシミュレーション情報を生成する(S504,S505)。これらのサービス利用状況情報、個別利用状況情報、及びシミュレーション情報の詳細については後述する。
次に、カードシステム1は、ステップS503乃至S505にて生成したサービス利用状況情報、個別利用状況情報、及びシミュレーション情報を含む照会情報を会員端末2に対して送信する(S506)。会員端末2は、その照会情報を受信した場合(S402)、その照会情報に含まれるサービス利用状況情報を示す照会画面をディスプレイ上に表示する(S403)。図14は、その照会画面の一例を示す図である。図14に示すように、照会画面1401には、目標達成までに不足しているポイント数、登録内容、獲得総ポイント数、及びポイントの内訳が表示されている。また、照会画面1401には、個別利用状況の確認を指示するためのボタン1402と、シミュレーション情報の表示を指示するためのボタン1403とが設けられている。
カード会員は、照会画面1401を参照することにより、目標達成までに必要なポイント数等を確認することができる。ここで、カード会員は、自己のクレジットカードについての詳細な利用状況を確認したい場合、入力装置を用いてボタン1402をクリックする。その結果、照会情報に含まれる個別利用状況情報を示す個別利用状況画面が会員端末2のディスプレイ上に表示される。図15は、その個別利用状況画面の一例を示す図である。図15に示すように、個別利用状況画面1501には、クレジットカードの利用状況を示す利用明細の他に、地域、業種及び店舗にそれぞれ関連する地域情報、業種情報、並びに店舗情報が表示されている。
図15に示す例では、地域情報として、特定の都道府県でクレジットカードを利用した場合のポイント還元率に関するメッセージと、複数の都道府県名が示された表とが示されている。この表では、これまで利用した加盟店が位置する都道府県の表示部分がマーキングされている。そして、上記のメッセージとして、マーキングされていない都道府県に位置する加盟店で利用した場合、通常よりも高いポイント還元率が適用される旨が示されている。カードシステム1は、その後にこの特定の都道府県に位置する加盟店において当該カード会員がクレジットカードを利用した場合、その高いポイント還元率を適用して獲得ポイントを算出する。このように地域毎に異なるポイント還元率を適用することにより、特定の地域での利用を促進すること等が可能になる。
また、図15に示す例では、業種情報として、特定の業種でクレジットカードを利用した場合のポイント還元率に関するメッセージと、複数の業種が示された表とが示されている。この表では、これまで利用した加盟店が属する業種の表示部分がマーキングされている。そして、上記のメッセージとして、マーキングされていない業種に属する加盟店で利用した場合、通常よりも高いポイント還元率が適用される旨が示されている。カードシステム1は、その後にこの特定の業種に属する加盟店において当該カード会員がクレジットカードを利用した場合、その高いポイント還元率を適用して獲得ポイントを算出する。このように業種毎に異なるポイント還元率を適用することにより、特定の業種での利用を促進すること等が可能になる。
さらに、図15に示す例では、店舗情報として、事後ポイントの対象商品を購入した店舗の店舗名と、その店舗でクレジットカードを利用した場合に通常よりも高いポイント還元率が適用される旨のメッセージが示されている。カードシステム1は、その後に当該加盟店において当該カード会員がクレジットカードを利用した場合、その高いポイント還元率を適用して獲得ポイントを算出する。このように店舗毎に異なるポイント還元率を適用することにより、特定の店舗での利用を促進すること等が可能になる。
カード会員が、会員端末2の入力装置を用いて照会画面1401におけるボタン1403をクリックした場合、照会情報に含まれるシミュレーション情報を示すシミュレーション結果画面が会員端末2のディスプレイ上に表示される。図16は、そのシミュレーション結果画面の一例を示す図である。図16に示すように、シミュレーション結果画面1601には、目標達成までに必要なポイント数と、特定の地域・業種・店舗にて利用した場合に獲得できるポイントを示すメッセージと、そのポイント数を獲得するためには具体的にどの店舗でいくらの額の商品を購入すればよいのかを示す表と、そのポイント数を獲得するためにはいくらの額の商品を購入すればよいのかを示すメッセージとが表示されている。このシミュレーション結果画面を参照したカード会員は、目標を達成するために今後どのようにクレジットカードを利用すればよいのかを知ることができる。
なお、このシミュレーション結果画面1601には、クレジットカードの利用に関する各種のキャンペーン情報を表示する表示欄1602が設けられている。この表示欄1602には、例えばポイント還元率が通常よりも高くなることを示すキャンペーン情報が表示される。カード会員は、このキャンペーン情報を確認することにより、目標を達成するために当該キャンペーンを利用すべきか否か等を検討することになる。
(4)事後ポイント通知処理
カードシステム1は、カード会員によって設定された事後ポイントサービスの適用期間が経過した場合に、そのカード会員に対してサービスの利用結果を通知する事後ポイント通知処理を実行する。図17は、その事後ポイント通知処理の手順を示すフローチャートである。図17に示すように、カードシステム1は、事後ポイントサービスの適用期間が経過したクレジットカードのカード番号を特定した後、そのクレジットカードの事後ポイント情報を事後ポイントDB10Eから抽出する(S601)。次に、カードシステム1は、その抽出した事後ポイント情報を用いてサービスの利用結果を示すサービス利用結果情報を生成し(S602)、そのサービス利用結果情報を会員端末2に対して送信する(S603)。このサービス利用結果情報の詳細については後述する。
会員端末2は、カードシステム1から送信されたサービス利用結果情報を受信した場合(S701)、そのサービス利用結果情報を示すサービス利用結果画面をディスプレイ上に表示する(S702)。図18は、獲得総ポイントが必要ポイント数に達した場合、すなわち目標が達成された場合におけるサービス利用結果画面の一例を示す図である。図18に示すように、サービス利用結果画面1701には、目標が達成したことを示すメッセージ、登録内容、獲得総ポイント数、及びポイントの内訳が表示されている。このサービス利用結果画面1701を確認することにより、カード会員は、目標が達成できたこと等を確認することができる。
また、図19は、獲得総ポイントが必要ポイント数に達しなかった場合、すなわち目標が達成されなかった場合におけるサービス利用結果画面の一例を示す図である。図19に示すように、サービス利用結果画面1801には、目標が達成されなかったことを示すメッセージ、登録内容、獲得総ポイント数、及びポイントの内訳が表示されている。また、このサービス利用結果画面1801には、獲得総ポイントで代金の一部を充当する旨、その結果請求額が残金になる旨を示すメッセージが表示されている。このサービス利用結果画面1801を確認することにより、カード会員は、目標が達成できなかったこと、その結果残金の請求がなされること等を確認することができる。
なお、カード会員は、事後ポイントサービスの適用期間が経過する前に、サービスの登録を解除することができる。この解除を希望するカード会員は、会員端末2を用いてカードシステム1に対して登録解除の要求を行う。この場合、カードシステム1から会員端末2に対して登録解除に関する登録解除情報が送信され、これを受信した会員端末2がその登録解除情報で構成される登録解除画面をディスプレイ上に表示する。図20は、その登録解除画面の一例を示す図である。図20に示すように、登録解除画面1901には、登録内容、獲得総ポイント数、ポイントの内訳、及び解除が適用される時期が表示されている。また、登録解除画面1901には、登録の解除を指示するためのボタン1903が設けられている。この登録解除画面1901を参照したカード会員は、登録内容等を確認した結果、サービスの登録解除を行うと判断した場合は入力装置を用いてボタン1903をクリックする。その結果、サービスの登録解除を指示する情報がカードシステム1に対して送信される。カードシステム1は、その情報を受信した場合、登録カードDB10C及び事後ポイントDB10Eから登録解除に係るクレジットカードに関する情報を削除し、登録解除を完了させる。
上述したように、本実施の形態によれば、クレジットカードを利用することにより購入した商品の代金支払いを、その後のクレジットカードにより獲得されるポイントによって行うことが可能になる。そのため、従来のようにクレジットカード会社により予め定められた商品ではなく、自己の希望する商品をポイントにより取得することができる。さらに、その商品に対して定められたポイント数に達しなくても当該商品を入手することができるため、カード会員にとっての利便性が非常に高いポイントサービスを提供することが可能となる。
本発明のクレジットカードシステムは、クレジットカードの利用により発生するポイントを処理するコンピュータシステム等として有用である。
1 クレジットカードシステム
10A カード会員データベース
10B 請求データベース
10C 登録カードデータベース
10D 商品データベース
10E 事後ポイントデータベース
10F 利用状況データベース
2 会員端末
3 加盟店端末
100A 通信ネットワーク
100B 専用回線

Claims (10)

  1. クレジットカードの利用によって購入された商品の代金請求に関する請求情報を記憶するクレジットカードシステムにおいて、
    前記クレジットカードの利用者によって、前記購入された商品のうち代金支払いが未だなされていない商品の中から、前記クレジットカードのその後の利用によって獲得されるポイントにより代金支払いを行うことを希望する商品が選択された場合に、その選択された商品である選択商品を示す選択商品情報を取得する選択商品取得手段と、
    前記クレジットカードのその後の利用により獲得されるポイントを算出する算出手段と、
    前記請求情報を更新することによって、前記算出手段によって算出されたポイントに応じた金額を前記選択商品の購入代金から減額する請求金額減額手段と
    前記利用者によって、前記クレジットカードのその後の利用について期間が指定された場合に、その指定された期間を示す指定期間情報を受け付ける指定期間受付手段と
    を備え、
    前記請求金額減額手段が、前記指定期間受付手段によって受け付けられた指定期間情報によって示される期間内において、前記算出されたポイントが、前記選択商品取得手段によって取得された選択商品情報によって示される選択商品との交換に必要なポイントに達するまではポイントを蓄積し、前記必要なポイントに達した場合は、前記選択商品に係る前記請求情報を更新することによって、前記選択商品の購入代金を請求対象から除外する一方、前記期間内において、前記算出されたポイントが前記必要なポイントに達しなかった場合は、当該請求情報を更新することによって、前記算出されたポイントに応じた金額を前記選択商品の購入代金から減額するように構成されている
    ことを特徴とする、クレジットカードシステム。
  2. 前記算出手段が、前記指定期間受付手段によって受け付けられた指定期間情報によって示される期間の長さに応じて、当該期間内に獲得されるポイントを算出するように構成されている、
    請求項に記載のクレジットカードシステム。
  3. 前記算出手段が、前記クレジットカードのその後の利用に係る店舗に応じて、当該利用により獲得されるポイントを算出するように構成されている、
    請求項1又は2に記載のクレジットカードシステム。
  4. 前記算出手段が、前記クレジットカードのその後の利用に係る店舗が属する地域に応じて、当該利用により獲得されるポイントを算出するように構成されている、
    請求項に記載のクレジットカードシステム。
  5. 前記算出手段が、前記クレジットカードのその後の利用に係る店舗が属する業種に応じて、当該利用により獲得されるポイントを算出するように構成されている、
    請求項又はに記載のクレジットカードシステム。
  6. 前記算出手段が、前記クレジットカードのその後の利用に係る店舗と前記選択商品を販売した店舗との関係に応じて、当該利用により獲得されるポイントを算出するように構成されている、
    請求項乃至の何れかに記載のクレジットカードシステム。
  7. 前記クレジットカードと異なる他のクレジットカードのその後の利用により獲得されるポイントを算出する他カードポイント算出手段をさらに備え、
    前記請求金額減額手段が、前記請求情報を更新することによって、前記算出手段によって算出されたポイントと前記他カードポイント算出手段によって算出されるポイントとの合計に応じた金額を前記選択商品の購入代金から減額するように構成されている、
    請求項1乃至の何れかに記載のクレジットカードシステム。
  8. 前記請求金額減額手段が、前記請求情報を更新することによって、前記算出手段によって算出されたポイントと前記クレジットカードについて既に獲得されているポイントとの合計に応じた金額を前記選択商品の購入代金から減額するように構成されている、
    請求項1乃至の何れかに記載のクレジットカードシステム。
  9. 前記算出手段によって算出されたポイントが、前記選択商品取得手段によって取得された選択商品情報によって示される選択商品との交換に必要なポイントに達していない場合、ポイントの不足分を示す不足ポイント情報を生成する不足ポイント情報生成手段と、
    前記不足ポイント情報生成手段によって生成された不足ポイント情報を、前記クレジットカードの利用者によって用いられる端末装置に対して送信する送信手段と
    をさらに備える、請求項1乃至の何れかに記載のクレジットカードシステム。
  10. 前記不足ポイント情報生成手段が、前記不足分のポイントを獲得するために必要となるクレジットカードの利用に関する情報を含む不足ポイント情報を生成するように構成されている、
    請求項に記載のクレジットカードシステム。
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