JP6353293B2 - イベント決済システム - Google Patents

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Description

本発明は、各種のイベントにおいてクレジットカード決済を行うためのイベント決済システムに関する。
近年、クレジットカードが急速に普及しており、例えば、コンサート等の各種のイベントの入場チケットである電子チケットの代金支払いをクレジットカードによる決済で行うための技術等が種々提案されている。例えば、特許文献1には、電子チケットの購入時ではなく、その電子チケットの利用時等にクレジットカードによる決済を行うことによって、煩雑な返金手続きを要することなくキャンセル処理を行うことが可能な電子チケット決済方法が提案されている。このように、イベントの入場チケットを購入する手段として、クレジットカードは高い利便性を有するようになっている。
特開2006−58989号公報
ところで、イベントにおいて、各入場者は、そのイベントの出場者から提供されるグッズ等の購入代金及びイベント会場での飲食代等、入場料以外にも各種の代金の支払いを行うことがある。このような各種の代金の支払いにクレジットカードを利用できると利便性がより一層高まるが、上述した従来技術では入場料に対してのみしかクレジットカードによる決済を適用することができない。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、イベントにおける各種の料金の支払いにクレジットカードを利用することができるイベント決済システムを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の一の態様のイベント決済システムは、イベントに関して発生する費用をクレジットカードにより決済するための決済サービスの複数の利用者のクレジットカード番号を記憶するクレジットカード番号記憶部と、前記複数の利用者のうちのイベント入場者が前記イベントに関して発生させたクレジットカード利用額を示す利用額情報を、イベント会場に設けられたクレジットカード決済端末から取得する利用額取得手段と、前記利用額取得手段により取得された利用額情報に示されるクレジットカード利用額の決済処理を、前記クレジットカード番号記憶部に記憶されている前記イベント入場者のクレジットカード番号に基づいて実行する決済処理手段と、前記利用額情報に示されるクレジットカード利用額のうち、前記複数の利用者のうちのイベント主催者が受け取るべき金額である主催者受取額を特定する主催者受取額特定手段と、前記主催者受取額特定手段により特定された主催者受取額の入金処理を、前記クレジットカード番号記憶部に記憶されている前記イベント主催者のクレジットカード番号に基づいて実行する主催者受取額入金処理手段と、前記利用額情報に示されるクレジットカード利用額のうち、前記複数の利用者のうちの前記イベント主催者を除く他者が受け取るべき金額である他者受取額を特定する他者受取額特定手段と、前記他者受取額特定手段により特定された他者受取額の入金処理を、前記クレジットカード番号記憶部に記憶されている前記他者のクレジットカード番号に基づいて実行する他者受取額入金処理手段とを備えている。
前記態様において、前記他者受取額特定手段が、前記利用額情報に示されるクレジットカード利用額のうち、前記複数の利用者のうちのイベント出場者が受け取るべき金額である出場者受取額を特定するように構成され、前記他者受取額入金処理手段が、前記他者受取額特定手段により特定された出場者受取額の入金処理を、前記クレジットカード番号記憶部に記憶されている前記イベント出場者のクレジットカード番号に基づいて実行するように構成されていてもよい。
また、前記態様において、前記他者受取額特定手段が、前記イベント主催者から前記イベント出場者へ支払われるべきイベント出場料を出場者受取額として特定するように構成されていてもよい。
また、前記態様において、前記他者受取額特定手段が、前記イベント入場者から前記イベント出場者へ支払われるべき当該イベント出場者から提供された商品の代金を出場者受取額として特定するように構成されていてもよい。
また、前記態様において、イベント入場者からイベント出場者を特定した入場予約を受け付けた場合、当該入場予約を示す予約情報を記憶する予約情報記憶部をさらに備え、前記他者受取額特定手段が、前記予約情報記憶部に記憶されている予約情報に係るイベント入場者が入場した場合に、前記イベント主催者から当該予約情報に係るイベント出場者へ支払われるべきイベント入場の予約インセンティブ料を出場者受取額として特定するように構成されていてもよい。
また、前記態様において、前記決済処理手段が、前記予約情報記憶部に記憶されている予約情報に係るイベント入場者が入場した場合に、前記利用額情報に示されるクレジットカード利用額から所定の割引額を差し引いた金額の決済処理を実行するように構成されていてもよい。
また、前記態様において、前記他者受取額特定手段が、前記利用額情報に示されるクレジットカード利用額のうち、前記複数の利用者のうちのイベント会場貸出者が受け取るべき金額である貸出者受取額を特定するように構成され、前記他者受取額入金処理手段が、前記他者受取額特定手段により特定された貸出者受取額の入金処理を、前記クレジットカード番号記憶部に記憶されている前記イベント会場貸出者のクレジットカード番号に基づいて実行するように構成されていてもよい。
また、前記態様において、前記他者受取額特定手段が、前記イベント主催者から前記イベント会場貸出者へ支払われるべき会場貸出料を貸出者受取額として特定するように構成されていてもよい。
さらに、前記態様において、前記他者受取額特定手段が、前記イベント入場者から前記イベント会場貸出者へ支払われるべき当該イベント入場者の飲食代を貸出者受取額として特定するように構成されていてもよい。
本発明に係るイベント決済システムによれば、各種イベントにおける種々の代金の支払いにクレジットカードによる決済を利用することができる。
本発明の実施の形態に係るイベント決済システム及びその通信先の構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態に係る決済サーバの構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態に係る決済サーバに設けられているサービス会員データベースのレイアウトの一例を示す図。 本発明の実施の形態に係る決済サーバに設けられているイベントデータベースのレイアウトの一例を示す図。 本発明の実施の形態に係る決済サーバに設けられている参加者データベースのレイアウトの一例を示す図。 本発明の実施の形態に係る決済サーバに設けられている割引データベースのレイアウトの一例を示す図。 本発明の実施の形態に係る決済サーバに設けられている入金データベースのレイアウトの一例を示す図。 本発明の実施の形態に係る決済サーバとユーザ端末とによって実行されるサービス入会処理の手順を示すフローチャート。 ユーザ端末のディスプレイ上に表示される入会画面の一例を示す図。 本発明の実施の形態に係る決済サーバとユーザ端末とによって実行されるイベント登録処理の手順を示すフローチャート。 ユーザ端末のディスプレイ上に表示されるイベント登録画面の一例を示す図。 本発明の実施の形態に係る決済サーバとユーザ端末とによって実行される参加者登録処理の手順を示すフローチャート。 ユーザ端末のディスプレイ上に表示される参加者登録画面の一例を示す図。 本発明の実施の形態に係る決済サーバとユーザ端末とによって実行される割引登録処理の手順を示すフローチャート。 ユーザ端末のディスプレイ上に表示される割引登録画面の一例を示す図。 本発明の実施の形態に係る決済サーバと決済端末とによって実行される決済処理の手順を示すフローチャート。 本発明の実施の形態に係る決済サーバによって実行される入金処理の手順を示すフローチャート。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に示す各実施の形態は、本発明の技術的思想を具体化するための方法及び装置を例示するものであって、本発明の技術的思想は下記のものに限定されるわけではない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において種々の変更を加えることができる。
本実施の形態のイベント決済システムは、複数の出演者が時間帯を変えて出演する音楽ライブに適用されるものであるが、本発明はこれに限定されるわけではなく、少なくともイベントの主催者及び入場者が存在する各種のイベントに適用可能である。
以下では、音楽ライブの主催者、出演者及び観客をそれぞれ、「主催者」、「出場者」及び「入場者」と称する。また、音楽ライブの会場を主催者に貸し出す貸出者を「会場貸出者」と称する。なお、比較的小規模な音楽ライブ等の場合、ある音楽ライブでは主催者であった者が他の音楽ライブでは出場者又は入場者になる等、各人の立場が入れ替わることがある。本実施の形態の場合、イベント決済サービスの利用者として登録された者は、立場が何れであっても本イベント決済サービスを利用することができる。
[イベント決済システムの構成]
図1は、本発明の実施の形態に係るイベント決済システム及びその通信先の構成を示すブロック図である。本実施の形態のイベント決済システムは、図1における決済サーバ1により構成されている。図1に示すとおり、この決済サーバ1は、本システムにより実現されるイベント決済サービスの利用者側で用いられる複数のユーザ端末2,2,…及びイベント会場の各所に設置される複数の決済端末3,3,…と通信可能に接続されている。その他にも、決済サーバ1は、クレジットカード会社側に設けられ、クレジットカードの利用に必要な各種の処理を実行するクレジットカードシステム4と通信可能に接続されている。なお、本実施の形態において、イベント決済サービスの利用者となるためにはクレジットカードの会員であることが条件となる。
ユーザ端末2,2,…は、例えばパーソナルコンピュータ、携帯電話機、タブレット端末及びPDA(Personal Digital Assistant)等の通信機能を有する装置等で構成される。決済サーバ1は、ユーザ端末2,2,…とインターネット等の通信ネットワーク100を介して通信を行う。
決済端末3,3,…は、クレジットカードの会員が加盟店においてクレジットカードを利用する際に当該クレジットカードの情報を読み取って信用照会処理等を実行する端末である。本実施の形態において、決済端末3,3,…は、ライブハウスの各所(入場受付、物販スペース及びバーカウンター等)に設置されている。決済サーバ1は、決済端末3,3,…と専用線ネットワーク101を介して通信を行う。
[決済サーバの構成]
以下、上述した決済サーバ1の詳細な構成について説明する。
図2は、本発明の実施の形態に係る決済サーバ1の構成を示すブロック図である。図2に示すとおり、コンピュータ(決済サーバ)1は、CPU10、ROM11、RAM12、ハードディスク13、及び通信インタフェース(I/F)14を備えており、これらのCPU10、ROM11、RAM12、ハードディスク13、及び通信I/F14は、バス15によって接続されている。
CPU10は、RAM12にロードされた各種のコンピュータプログラムを実行する。これにより、コンピュータ1が本実施の形態の決済サーバ1として機能することになる。
ROM11は、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、又はEEPROM(Electrically Erasable PROM)等によって構成されており、CPU10にて実行されるコンピュータプログラム及びその実行の際に用いられるデータ等が記憶されている。
RAM12は、SRAM又はDRAMなどによって構成されている。このRAM12は、ハードディスク13に記憶されている各種のコンピュータプログラムの読み出し等に用いられる。また、CPU10が各種のコンピュータプログラムを実行するときに、CPU10の作業領域としても利用される。
ハードディスク13には、オペレーティングシステム及びアプリケーションプログラムなど、CPU10に実行させるための各種のコンピュータプログラム及び当該コンピュータプログラムの実行に用いられるデータ等が予めインストールされている。また、このハードディスク13には、本イベント決済サービスを利用可能な会員であるサービス会員の属性等に関するサービス会員情報が格納されるサービス会員データベース(DB)13Aと、イベントの詳細に関するイベント情報が格納されるイベントデータベース(DB)13Bと、入場者・出場者等として音楽ライブに参加する参加者に関する参加者情報が格納される参加者データベース(DB)13Cと、各種の料金の割引に関する割引情報が格納される割引データベース(DB)13Dと、主催者・出場者等に対する入金に関する入金情報が格納される入金データベース(DB)13Eとが設けられている。これらの各データベースの詳細については後述する。
さらに、ハードディスク13には、例えば米マイクロソフト社が製造販売するWindows(登録商標)などのマルチタスクオペレーティングシステムがインストールされている。以下の説明においては、各種のコンピュータプログラムが当該オペレーティングシステム上で動作するものとしている。
通信I/F14は、通信ネットワーク100及び101等の各通信ネットワークを介して決済サーバ1が外部の装置と通信するためのインタフェース装置である。決済サーバ1は、この通信I/F14を介して、ユーザ端末2,2,…、決済端末3,3,…及びクレジットカードシステム4との間で各種のデータの送受信を行う。
以下、ハードディスク13に設けられている各データベースの詳細について説明する。
(A)サービス会員DB13A
図3は、本発明の実施の形態に係る決済サーバ1に設けられているサービス会員DB13Aのレイアウトの一例を示す図である。図3に示すように、サービス会員DB13Aは、サービス会員を識別する会員番号が格納される会員番号フィールド101、サービス会員のユーザ名が格納されるユーザ名フィールド102、サービス会員のニックネームが格納されるニックネームフィールド103、及びサービス会員が所有するクレジットカードのカード番号が格納されるカード番号フィールド104を少なくとも有している。このサービス会員DB13Aに格納される各情報は、後述するサービス入会処理によって登録される。
(B)イベントDB13B
図4は、本発明の実施の形態に係る決済サーバ1に設けられているイベントDB13Bのレイアウトの一例を示す図である。図4に示すように、イベントDB13Bは、イベント(音楽ライブ)を識別するイベントIDが格納されるイベントIDフィールド201、音楽ライブの主催者に付与されている会員番号(主催者ID)が格納される主催者IDフィールド202、音楽ライブの名称であるイベント名が格納されるイベント名フィールド203、音楽ライブの開催日が格納される開催日フィールド204、及び音楽ライブの開催場所(会場)の名称が格納される会場フィールド205を少なくとも有している。このイベントDB13Bに格納される各情報は、後述するイベント登録処理によって登録される。
(C)参加者DB13C
図5は、本発明の実施の形態に係る決済サーバ1に設けられている参加者DB13Cのレイアウトの一例を示す図である。図5に示すように、参加者DB13Cは、参加者が参加する音楽ライブの識別子であるイベントIDが格納されるイベントIDフィールド301、参加者に付与されている会員番号(参加者ID)が格納される参加者IDフィールド302、参加者が当該音楽ライブに参加する時間の開始時間が格納される開始時間フィールド303、及び同じく参加する時間の終了時間が格納される終了時間フィールド304を少なくとも有している。この参加者DB13Cに格納される各情報は、後述する参加者登録処理によって登録される。以下では、上記の開始時間と終了時間とで規定される時間帯を参加時間帯と称する。参加者が出場者である場合、その出場者が出演している時間帯が参加時間帯となる。ここで、出場者が出演している時間帯とは、出場者が実際に演奏している時間の他、その出場者に対して割り当てられている時間(例えば、出場者が物販を行うための時間等)を含むものを意味する。また、参加者が入場者である場合、その入場者によって特定された出場者が出演している時間帯が参加時間帯となる。さらに、参加者が会場貸出者である場合、その会場貸出者が主催者に会場を貸し出している時間帯が参加時間帯となる。
(D)割引DB13D
図6は、本発明の実施の形態に係る決済サーバ1に設けられている割引DB13Dのレイアウトの一例を示す図である。図6に示すように、割引DB13Dは、各種料金の割引サービスの実施対象となる音楽ライブを識別するイベントIDが格納されるイベントIDフィールド401、割引サービスを実施する割引元に付与されている会員番号(割引元ID)が格納される割引元IDフィールド402、割引サービスを享受する割引先に付与されている会員番号(割引先ID)が格納される割引先IDフィールド403、割引情報の登録者に付与されている会員番号(登録者ID)が格納される登録者IDフィールド404、割引サービスの対象となっている料金の種別が格納される種別フィールド405、及び割引額が格納される割引額フィールド406を少なくとも有している。この割引DB13Dに格納される各情報は、後述する割引登録処理によって登録される。
(E)入金DB13E
図7は、本発明の実施の形態に係る決済サーバ1に設けられている入金DB13Eのレイアウトの一例を示す図である。図7に示すように、入金DB13Eは、入金を受けるサービス会員に付与されている会員番号である受取者IDが格納される受取者IDフィールド501、入金額が格納される入金額フィールド502、入金に係る音楽ライブを識別するイベントIDが格納されるイベントIDフィールド503、入金の種別が格納される種別フィールド504を少なくとも有している。この入金DB13Eに格納される各情報は、後述する決済処理において生成され、登録される。
[イベント決済システムの動作]
次に、上述したように構成された本実施の形態のイベント決済システムの動作について、フローチャート等を参照しながら説明する。なお、本実施の形態のイベント決済システムにおいて実行される主な処理には、(1)イベント決済サービスのサービス会員を登録するためのサービス入会処理、(2)各音楽ライブをイベント決済サービスの対象にするためのイベント登録処理、(3)サービス会員を各音楽ライブの参加者として登録するための参加者登録処理、(4)割引情報を登録するための割引登録処理、(5)各種料金をクレジットカードで決済するための決済処理、及び(6)サービス会員に対して入金を行うための入金処理がある。以下では、これらの各処理の詳細について説明する。
(1)サービス入会処理
図8は、決済サーバ1とユーザ端末2とによって実行されるサービス入会処理の手順を示すフローチャートである。本イベント決済サービスの利用を希望するユーザは、ユーザ端末2を用いて決済サーバ1にアクセスし、サービス入会処理を開始させる。このサービス入会処理において、ユーザ端末2はまず、決済サーバ1から受信した情報に基づいて、入会画面をディスプレイ上に表示する(S101)。
図9は、ユーザ端末2のディスプレイ上に表示される入会画面の一例を示す図である。図9に示すように、入会画面1001には、ユーザが希望するユーザ名及びニックネーム、並びにユーザが所有するクレジットカードのカード番号を入力するための入力欄と、入会処理を進めるための入会ボタン1002とが設けられている。ユーザは、各入力欄に対して入力を行い、その後入会ボタン1002をクリックする。ユーザ端末2は、このようにしてユーザにより行われた入会情報の入力を受け付けた場合(S102)、その入会情報を決済サーバ1に対して送信する(S103)。
決済サーバ1は、ユーザ端末2から送信された入会情報を受信した場合(S201)、その入会情報に含まれるユーザ名、ニックネーム及びカード番号、並びに自動採番した会員番号を用いて、サービス会員DB13Aに登録するサービス会員情報を生成する(S202)。次に、決済サーバ1は、生成したサービス会員情報をサービス会員DB13Aに登録し(S203)、当該登録が完了したことを示す登録完了情報をユーザ端末2に対して送信する(S204)。
ユーザ端末2は、決済サーバ1から送信された登録完了情報を受信した場合(S104)、その登録完了情報に基づいて、入会処理が完了したこと及び会員番号が示されている入会処理完了画面をディスプレイ上に表示する(S105)。これにより、ユーザは自身がイベント決済サービスを利用可能になったこと及び決済サーバ1により付与された会員番号を確認することができる。なお、これ以降で説明する各処理においては、各ユーザが既に上記のサービス入会処理を済ませてサービス会員になっているものとする。そのため、各ユーザには会員番号が付与されており、この会員番号を用いて各処理が実行される。
(2)イベント登録処理
図10は、決済サーバ1とユーザ端末2とによって実行されるイベント登録処理の手順を示すフローチャートである。音楽ライブの主催者は、ユーザ端末2を用いて決済サーバ1にアクセスし、イベント登録処理を開始させる。このイベント登録処理において、ユーザ端末2はまず、決済サーバ1から受信した情報に基づいて、イベント登録画面をディスプレイ上に表示する(S301)。
図11は、ユーザ端末2のディスプレイ上に表示されるイベント登録画面の一例を示す図である。図11に示すように、イベント登録画面2001には、ユーザ名、イベント開催日、イベント名及びイベント会場を入力するための入力欄と、イベント登録処理を進めるための登録ボタン2002とが設けられている。主催者は、各入力欄に対して入力を行い、その後登録ボタン2002をクリックする。ユーザ端末2は、このようにして主催者により行われたイベント登録情報の入力を受け付けた場合(S302)、そのイベント登録情報を決済サーバ1に対して送信する(S303)。
決済サーバ1は、ユーザ端末2から送信されたイベント登録情報を受信した場合(S401)、そのイベント登録情報に含まれるユーザ名、イベント開催日、イベント名及びイベント会場並びに自動採番したイベントIDを用いて、イベントDB13Bに登録するイベント情報を生成する(S402)。次に、決済サーバ1は、生成したイベント情報をイベントDB13Bに登録し(S403)、当該登録が完了したことを示す登録完了情報をユーザ端末2に対して送信する(S404)。
ユーザ端末2は、決済サーバ1から送信された登録完了情報を受信した場合(S304)、その登録完了情報に基づいて、イベント登録処理が完了したこと及びイベントIDが示されているイベント登録処理完了画面をディスプレイ上に表示する(S305)。これにより、主催者は自身が主催する音楽ライブがイベント決済サービスの対象となったこと及びその音楽ライブのイベントIDを確認することができる。
(3)参加者登録処理
主催者は、各出演者(出場者)が出演する時間帯を決定した上で、音楽ライブ開催の告知を行い、観客(入場者)を募集する。この募集に応募する入場者が本イベント決済サービスのサービス会員である場合、当該入場者は自身に付与されている会員番号及び特定の出場者を主催者側に通知する。なお、出場者がサービス会員である場合、当該出場者は自身に付与されている会員番号を事前に主催者側に通知しておく。また、音楽ライブの会場の会場貸出者がサービス会員である場合、当該会場貸出者は自身に付与されている会員番号を事前に主催者側に通知しておく。以下の参加者登録処理は、このようにして主催者が取得した各情報を用いて実行される。
図12は、決済サーバ1とユーザ端末2とによって実行される参加者登録処理の手順を示すフローチャートである。イベントの主催者は、ユーザ端末2を用いて決済サーバ1にアクセスし、参加者登録処理を開始させる。この参加者登録処理において、ユーザ端末2はまず、決済サーバ1から受信した情報に基づいて、参加者登録画面をディスプレイ上に表示する(S501)。
図13は、ユーザ端末2のディスプレイ上に表示される参加者登録画面の一例を示す図である。図13に示すように、参加者登録画面3001には、登録対象の参加者が参加する音楽ライブのイベントID、その参加者の会員番号である参加者ID、その参加者の参加時間帯を入力するための入力欄と、参加者登録処理を進めるための登録ボタン3002とが設けられている。主催者は、イベントID、参加者の会員番号及び参加時間帯を各入力欄に対して入力し、その後登録ボタン3002をクリックする。ここで、参加者の参加時間帯は、参加者がどの立場で音楽ライブに参加するかによって変わる。具体的には、登録対象の参加者が出場者である場合はその出場者が出演する時間帯が、同じく入場者である場合はその入場者が特定した出場者が出演する時間帯が、同じく会場貸出者である場合は会場を貸し出している時間帯が、それぞれ参加時間帯として入力されることになる。ユーザ端末2は、このようにして主催者により行われた参加者登録情報の入力を受け付けた場合(S502)、その参加者登録情報を決済サーバ1に対して送信する(S503)。
決済サーバ1は、ユーザ端末2から送信された参加者登録情報を受信した場合(S601)、その参加者登録情報に含まれるイベントID、会員番号及び参加時間帯を用いて、参加者DB13Cに登録する参加者情報を生成する(S602)。次に、決済サーバ1は、生成した参加者情報を参加者DB13Cに登録し(S603)、当該登録が完了したことを示す登録完了情報をユーザ端末2に対して送信する(S604)。
ユーザ端末2は、決済サーバ1から送信された登録完了情報を受信した場合(S504)、その登録完了情報に基づいて、参加者登録処理が完了したことを示す参加者登録処理完了画面をディスプレイ上に表示する(S505)。これにより、主催者は参加者登録が完了したことを確認することができる。
(4)割引登録処理
上述した参加者登録処理によって入場者が参加者として登録された場合、その入場者の入場予約がなされたことになる。このようにして入場予約がなされた入場者は、その入場予約のとおり入場を行って各種の料金を支払う場合、主催者又は出場者が実施する割引サービスを享受することができる。ここで、入場予約のとおり入場を行って各種の料金を支払う場合とは、入場者の参加時間帯に各種の料金の支払いが行われる場合を意味する。すなわち、入場者が特定した出場者が出演している時間帯において料金の支払いが行われた場合に割引サービスが適用されることになる。なお、主催者が実施する割引サービスには入場料の割引等が、出場者が実施する割引サービスには出場者が行うCD等の商品の物販における割引等が想定される。以下の割引登録処理は、この割引サービスの内容を登録するための処理である。以下では、割引サービスの内容を登録する主催者又は出場者を割引登録者と称する。
図14は、決済サーバ1とユーザ端末2とによって実行される割引登録処理の手順を示すフローチャートである。割引登録者は、ユーザ端末2を用いて決済サーバ1にアクセスし、割引登録処理を開始させる。この割引登録処理において、ユーザ端末2はまず、決済サーバ1から受信した情報に基づいて、割引登録画面をディスプレイ上に表示する(S701)。
図15は、ユーザ端末2のディスプレイ上に表示される割引登録画面の一例を示す図である。図15に示すように、割引登録画面4001には、入場者が参加する音楽ライブのイベントID、割引サービスの実施元(主催者又は出場者)の会員番号である割引元ID、割引サービスの適用を受ける入場者の会員番号である割引先ID、割引サービスの対象となる料金の種別、及び割引額を入力するための入力欄と、割引登録処理を進めるための登録ボタン4002とが設けられている。割引登録者は、イベントID、割引元ID、割引先ID、種別及び割引額を各入力欄に対して入力し、その後登録ボタン4002をクリックする。ユーザ端末2は、このようにして割引登録者により行われた割引登録情報の入力を受け付けた場合(S702)、その割引登録情報を決済サーバ1に対して送信する(S703)。
決済サーバ1は、ユーザ端末2から送信された割引登録情報を受信した場合(S801)、その割引登録情報に含まれるイベントID、割引元ID、割引先ID、種別及び割引額と、割引登録者の会員番号である登録者IDとを用いて、割引DB13Dに登録する割引情報を生成する(S802)。次に、決済サーバ1は、生成した割引情報を割引DB13Dに登録し(S803)、当該登録が完了したことを示す登録完了情報をユーザ端末2に対して送信する(S804)。
ユーザ端末2は、決済サーバ1から送信された登録完了情報を受信した場合(S704)、その登録完了情報に基づいて、割引登録処理が完了したことを示す割引登録処理完了画面をディスプレイ上に表示する(S705)。これにより、割引登録者は割引登録が完了したことを確認することができる。
上記の割引登録処理において、割引登録者と割引元とが異なる場合がある。すなわち、例えば、出場者が実施する割引サービスを主催者が割引登録者となって登録すること等がありえる。その場合、割引DB13Dに登録される割引情報における登録者IDと割引元IDとが異なることになる。このとき、決済サーバ1は、割引元IDで識別される割引サービスの提供者に対して、電子メール等の通知手段を用いて当該割引サービスの登録がなされたことを通知する。この提供者が当該割引サービスを実施する予定がない場合、その旨をイベント決済サービスの運用側へ伝える。この場合、決済サーバ1は、当該割引サービスに係る割引情報を割引DB13Dから削除し、その割引サービスを実施しないようにする。
なお、本実施の形態では割引登録者は主催者又は出場者であるが、入場者が割引登録者になることもあり得る。その場合、割引登録者と割引元とが異なることになるため、上記の場合と同様に、割引元である割引サービスの実施者に対して決済サーバ1から通知がなされることになる。
(5)決済処理
上述したようにしてサービス会員DB13A、イベントDB13B、参加者DB13C及び割引DB13Dに各情報が登録された後、音楽ライブが開催される。この音楽ライブにおいて、入場者が会場の受付について入場料を支払う場合、物販スペースで商品を購入する場合、及び会場内のバーカウンターにて飲食代を支払う場合等の各種の料金を支払う場合において、当該入場者がクレジットカード決済を希望するときに、以下の決済処理が実行される。
図16は、決済サーバ1と決済端末3とによって実行される決済処理の手順を示すフローチャートである。入場者が各種の料金をクレジットカード決済で支払う場合、各支払い場所において各担当者がその入場者のクレジットカードのカード情報を決済端末3に読み取らせる。決済端末3は、その読み取ったカード情報、利用料金、利用場所及び利用日時を含むカード決済情報を、決済サーバ1に対して送信する(S901)。
決済サーバ1は、決済端末3から送信されたカード決済情報を受信した場合(S1001)、そのカード決済情報に含まれるクレジットカード番号及びサービス会員DB13Aに登録されているサービス会員情報から当該入場者の会員番号を特定し、その会員番号が参加者IDとなっている参加者情報を参加者DB13Cから、当該会員番号が割引先IDとなっている割引情報を割引DB13Dから、それぞれ抽出する(S1002)。
次に、決済サーバ1は、抽出された参加者情報及び割引情報に基づいて、入場者に対する請求額を算出する(S1003)。この請求額の算出についてより詳細に説明すると、決済サーバ1はまず、参加者情報に含まれる参加時間帯とクレジットカードの利用日時とに基づいて、その参加時間帯の範囲内にクレジットカードが利用されているか否かを判定する。ここで範囲内であると判定した場合、決済サーバ1は、入場者は予約どおりに入場して料金の支払いを行っていると判断し、割引情報に示されている割引額を適用して請求額を算出する。例えば、入場者が入場料の支払いを行う場合において、割引情報において入場料の割引額が示されているときは、その割引額を通常の入場料から差し引いた額を請求額として算出する。他方、参加時間帯の範囲外にクレジットカードが利用されたと判定した場合、決済サーバ1は、入場者は予約どおりに入場して料金の支払いを行っているのではないと判断し、割引サービスを適用せず、通常の入場料を請求額として算出する。出場者による物販についても同様の処理によって入場者に対して割引サービスが適用され、請求額が算出される。なお、ステップS1002にて割引情報が抽出されなかった場合、適用可能な割引サービスが存在しないことになるため、通常の料金が請求額として算出されることになる。
次に、決済サーバ1は、算出した請求額とカード情報とに基づいて信用照会処理を実行する(S1004)。この信用照会処理は、信用照会に必要な情報を蓄積しているクレジットカードシステム4に決済サーバ1が上記請求額及びカード情報を送信することによって実行されてもよく、請求額が所定額よりも低い場合には自動的に承認する等の処理を決済サーバ1が単体で行うことによって実行されてもよい。以下、この信用照会処理によって承認が得られたものとして説明を進める。
決済サーバ1は、承認が得られたことを示す承認完了情報を決済端末3に対して送信する(S1005)。決済端末3は、この承認完了情報を受信した場合(S902)、承認が得られたことを示す承認完了画面をディスプレイ上に表示する(S903)。これにより、決済端末3を操作する担当者は、クレジットカード決済が成功したことを確認することができる。
また、決済サーバ1は、ステップS1005を実行した後、上述したようにして算出された請求額に基づいて各受取人の入金額を算出し、その入金額を入金DB13Eに登録する(S1006)。
上記の入金額の登録は、上記請求額の種別に応じた異なる処理により行われる。例えば、請求額が入場料に対するものである場合、決済サーバ1は、その請求額から出場者の出演料及び予約インセンティブ料並びにクレジットカード会社の手数料が差し引かれた金額を、受取者IDが当該音楽ライブの主催者の会員番号となっている入金情報の入金額フィールド502に格納されている入金額に加算する。また、決済サーバ1は、上記の出場者の出演料からクレジットカード会社の手数料が差し引かれた金額を、受取者IDが当該出場者の会員番号となっており且つ種別が出演料となっている入金情報の入金額フィールド502に格納されている入金額に加算する。さらに、決済サーバ1は、上記の出場者の予約インセンティブ料からクレジットカード会社の手数料が差し引かれた金額を、受取者IDが当該出場者の会員番号となっており且つ種別が予約インセンティブ料となっている入金情報の入金額フィールド502に格納されている入金額に加算する。なお、予約インセンティブ料とは、入場予約を行った入場者が、当該入場者により特定された出場者の参加時間帯に入場した場合に、当該出場者に対して与えられる金額である。
また、ステップS1003において算出された請求額が物販の商品代に対するものである場合、決済サーバ1は、その請求額からクレジットカード会社の手数料が差し引かれた金額を、受取者IDが当該物販を行った出場者の会員番号となっており且つ種別が物販代となっている入金情報の入金額フィールド502に格納されている入金額に加算する。さらに、請求額が飲食代に対するものでる場合、決済サーバ1は、その請求額からクレジットカード会社の手数料が差し引かれた金額を、受取者IDが会場貸出者の会員番号となっており且つ種別が飲食代となっている入金情報の入金額フィールド502に格納されている入金額に加算する。
音楽ライブの終了後、決済サーバ1は、会場貸出料に相当する金額を、受取者IDが主催者の会員番号となっている入金情報の入金額フィールド502に格納されている入金額から差し引くとともに、その会場貸出料に相当する金額からクレジットカード会社の手数料が差し引かれた金額を、受取者IDが会場貸出者の会員番号となっており且つ種別が会場貸出料となっている入金情報の入金額フィールド502に格納されている入金額に加算する。
なお、各受取者が受け取るべき金額、すなわち各受取者に対する入金額がゼロ又はマイナスになる場合もある。例えば、入場者数が少ないこと等に起因して入場料が想定よりも集まらず、その結果会場貸出料等の差引額の方が高くなり、主催者に対する入金額がマイナスになること等がある。その他にも、例えば入場者が所定の数以上の場合にのみ出場者に出演料が支払われるような契約になっている場合において、入場者の数がその値より少ないときは、出場者に対する入金額がゼロになることがある。このように、各受取者に対する入金額はプラスの値には限られず、ゼロ又はマイナスの値をとり得る。
また、上述したように、入場者が予約どおりに入場して料金の支払いを行っている場合において、その料金が飲食代であるときは、飲食代の一部を当該予約に係る出場者が受け取るようにすること等も可能である。このような特定の条件を決済サーバ1が予め記憶しておき、その条件を満足する場合に当該条件に基づいて入金額を計算することにより、様々な入金配分を実現することができる。
上述した決済処理の後、決済サーバ1は、クレジットカードシステム4に対してクレジットカードによる売上に関する売上情報を送信する。クレジットカードシステム4は、その売上情報を蓄積し、その後所定の時期に入場者に対して請求処理を行う。
(6)入金処理
決済サーバ1は、所定の時期に、クレジットカードの利用者である入場者に対する請求額から所定の手数料を差し引いた金額を主催者・出場者・会場貸出者に対して入金するための入金処理を実行する。
図17は、決済サーバ1によって実行される入金処理の手順を示すフローチャートである。決済サーバ1は、主催者・出場者・会場貸出者に係る入金情報を入金DB13Eから抽出する(S1101)。次に、決済サーバ1は、その入金情報の内容に基づいて、受取者ID毎に入金額を集計することによって、各受取者に対する入金額を算出する(S1102)。そして、決済サーバ1は、算出された各受取者に対する入金額及び各受取人が所有するクレジットカードのカード番号を含む入金確定情報をクレジットカードシステム4に対して送信する(S1103)。
クレジットカードシステム4は、決済サーバ1から送信された入金確定情報を受信した後、所定の時期に、その入金確定情報に含まれる各受取人の入金額を、各受取人が所有するクレジットカードに係る金融機関の口座に入金するための処理を行う。これにより、主催者・出場者・会場貸出者は、自身が受け取るべき金額を取得することができる。
本実施の形態によれば、入場者は音楽ライブにおける各種料金の決済にクレジットカードを利用することができる。これに伴い、主催者及び出場者等は、釣銭を準備したり、売上金を管理したりする等の煩雑な作業を行う必要がなくなる。また、本実施の形態では、入場料の支払いをクレジットカード決済で行った場合、参加者情報に基づいて入場予約の有無が判定されるため、予約確認が自動化されるという利点もある。
(その他の実施の形態)
上述した実施の形態では、音楽ライブにおける各種の料金をクレジットカード決済するイベント決済サービスが示されているが、それ以外にも、大学等で実施される学園祭及びコミックマーケットにおける即売会等の各種のイベントにおける各種の料金をクレジットカード決済するイベント決済サービスを実現することが可能である。例えばコミックマーケットにおける即売会であれば、その運営者が「主催者」に、一般参加者が「入場者」に、サークル参加者が「出場者」に、それぞれ相当することになる。また、印刷業者等もサービス会員になることができる。上記の実施の形態の場合と同様の処理を行うことによって、一般参加者に対して入場料の請求を行う一方で、一般参加者が支払う入場料から会場貸出料等を差し引いた金額を運営者に入金し、会場貸出料に相当する金額を会場貸出者に入金し、売上分から参加料及び印刷料等を差し引いた金額をサークル参加者に入金し、印刷料に相当する金額を印刷業者に入金すること等が可能になる。なお、一般参加者が支払う入場料から会場貸出料等を差し引いた金額がマイナスになる場合は運営者に対してその金額を請求することも可能である。同様に、売上分から参加料及び印刷料等を差し引いた金額がマイナスになる場合はサークル参加者に対してその金額を請求することも可能である。このように音楽ライブ以外の場合でも所定の条件により実施される割引サービスを設け、その内容を割引DB13Dに登録しておくことにより、様々な割引サービスを実施することができる。
また、上述した実施の形態では、単一のコンピュータ1aによって決済サーバ1の機能が実現されているが、複数のコンピュータによる分散システムによって決済サーバ1の機能が実現されていてもよい。その他、クレジットカードシステム4によって決済サーバ1の機能を実現することも可能である。
本発明のイベント決済システムは、音楽ライブ等の各種のイベントにおける各種代金の決済システム等として有用である。
1 決済サーバ(イベント決済システム)
2 ユーザ端末
3 決済端末
4 クレジットカードシステム
10 CPU
11 ROM
12 RAM
13 ハードディスク
13A サービス会員データベース
13B イベントデータベース
13C 参加者データベース
13D 割引データベース
13E 入金データベース
14 通信インタフェース
15 バス
100,101 通信ネットワーク
1001 入会画面
2001 イベント登録画面
3001 参加者登録画面
4001 割引登録画面

Claims (9)

  1. イベントに関して発生する費用をクレジットカードにより決済するための決済サービスの複数の利用者のクレジットカード番号を記憶するクレジットカード番号記憶部と、
    前記複数の利用者のうちのイベント入場者が前記イベントに関して発生させたクレジットカード利用額を示す利用額情報を、イベント会場に設けられたクレジットカード決済端末から取得する利用額取得手段と、
    前記利用額取得手段により取得された利用額情報に示されるクレジットカード利用額の決済処理を、前記クレジットカード番号記憶部に記憶されている前記イベント入場者のクレジットカード番号に基づいて実行する決済処理手段と、
    前記利用額情報に示されるクレジットカード利用額のうち、前記複数の利用者のうちのイベント主催者が受け取るべき金額である主催者受取額を特定する主催者受取額特定手段と、
    前記主催者受取額特定手段により特定された主催者受取額の入金処理を、前記クレジットカード番号記憶部に記憶されている前記イベント主催者のクレジットカード番号に基づいて実行する主催者受取額入金処理手段と、
    前記利用額情報に示されるクレジットカード利用額のうち、前記複数の利用者のうちの前記イベント主催者を除く他者が受け取るべき金額である他者受取額を特定する他者受取額特定手段と、
    前記他者受取額特定手段により特定された他者受取額の入金処理を、前記クレジットカード番号記憶部に記憶されている前記他者のクレジットカード番号に基づいて実行する他者受取額入金処理手段と
    を備える、イベント決済システム。
  2. 前記他者受取額特定手段が、前記利用額情報に示されるクレジットカード利用額のうち、前記複数の利用者のうちのイベント出場者が受け取るべき金額である出場者受取額を特定するように構成され、
    前記他者受取額入金処理手段が、前記他者受取額特定手段により特定された出場者受取額の入金処理を、前記クレジットカード番号記憶部に記憶されている前記イベント出場者のクレジットカード番号に基づいて実行するように構成されている、
    請求項1に記載のイベント決済システム。
  3. 前記他者受取額特定手段が、前記イベント主催者から前記イベント出場者へ支払われるべきイベント出場料を出場者受取額として特定するように構成されている、
    請求項2に記載のイベント決済システム。
  4. 前記他者受取額特定手段が、前記イベント入場者から前記イベント出場者へ支払われるべき当該イベント出場者から提供された商品の代金を出場者受取額として特定するように構成されている、
    請求項2又は3に記載のイベント決済システム。
  5. イベント入場者からイベント出場者を特定した入場予約を受け付けた場合、当該入場予約を示す予約情報を記憶する予約情報記憶部をさらに備え、
    前記他者受取額特定手段が、前記予約情報記憶部に記憶されている予約情報に係るイベント入場者が入場した場合に、前記イベント主催者から当該予約情報に係るイベント出場者へ支払われるべきイベント入場の予約インセンティブ料を出場者受取額として特定するように構成されている、
    請求項2乃至4の何れかに記載のイベント決済システム。
  6. 前記決済処理手段が、前記予約情報記憶部に記憶されている予約情報に係るイベント入場者が入場した場合に、前記利用額情報に示されるクレジットカード利用額から所定の割引額を差し引いた金額の決済処理を実行するように構成されている、
    請求項5に記載のイベント決済システム。
  7. 前記他者受取額特定手段が、前記利用額情報に示されるクレジットカード利用額のうち、前記複数の利用者のうちのイベント会場貸出者が受け取るべき金額である貸出者受取額を特定するように構成され、
    前記他者受取額入金処理手段が、前記他者受取額特定手段により特定された貸出者受取額の入金処理を、前記クレジットカード番号記憶部に記憶されている前記イベント会場貸出者のクレジットカード番号に基づいて実行するように構成されている、
    請求項1乃至6の何れかに記載のイベント決済システム。
  8. 前記他者受取額特定手段が、前記イベント主催者から前記イベント会場貸出者へ支払われるべき会場貸出料を貸出者受取額として特定するように構成されている、
    請求項7に記載のイベント決済システム。
  9. 前記他者受取額特定手段が、前記イベント入場者から前記イベント会場貸出者へ支払われるべき当該イベント入場者の飲食代を貸出者受取額として特定するように構成されている、
    請求項7又は8に記載のイベント決済システム。
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