JP2002288288A - 共通icカードシステム - Google Patents

共通icカードシステム

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JP2002288288A
JP2002288288A JP2001086250A JP2001086250A JP2002288288A JP 2002288288 A JP2002288288 A JP 2002288288A JP 2001086250 A JP2001086250 A JP 2001086250A JP 2001086250 A JP2001086250 A JP 2001086250A JP 2002288288 A JP2002288288 A JP 2002288288A
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card
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JP2001086250A
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English (en)
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Mitsugi Sato
佐藤  貢
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イベント会場への来訪者の公共交通機関の利
用を促進して、環境汚染や交通の安全性などに配慮した
社会を実現するようにする。 【解決手段】 共通ICカード10を所持した利用者2
0がA駅22aから最寄りのG駅22gまで鉄道を利用
してイベント会場24へ行く間に、共通ICカード10
のIDデータがICカードリーダ12a〜12gにより
読み取られ、サーバ15aに集約されて、管理される。
イベント会場24入口のICカードリーダ16は、共通
ICカード10のIDデータを読み取りイベント会社1
8に送る。イベント会社18は、サーバ15aにアクセ
スしてIDデータの問い合わせを行い、サーバ15a内
に同じ日付けで利用者20による鉄道利用データがある
とイベント会社18へ送信し、イベント会場へ来場する
ために利用したと判断されると、鉄道利用相当分の交通
費が利用者20に返還される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、共通ICカードシ
ステムに係り、更に詳しくは、イベント会場への入場券
と公共交通機関の乗車券とが共通のICカードで構成さ
れている共通ICカードシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の自家用車の普及に伴って、道路を
往来する通行車両が増加し、大気汚染、エネルギー資源
の枯渇、地球温暖化、あるいは交通事故や交通渋滞など
種々の問題を引き起こす要因となっていた。そこで、最
近では電車やバスのように多数の人や物を効率良く安全
に運ぶことが可能であり、大気汚染の度合も少なくて済
む公共交通機関の利用促進が見直されてきている。特
に、一時に多数の人が集まるイベント会場(野球場、コ
ンサートホール、見本市、デパートなど)では、イベン
トの開催時間に合わせて来場者や退場者が集中するた
め、自家用車での来場は大気汚染や交通渋滞を招く上、
広大な駐車場を確保する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなイベント会場への来訪者に対して、従来から公共交
通機関を利用するように呼びかけてはいるが、最終的に
は利用者が決めることであって、利便性のある自家用車
の利用率がなかなか低下し難いという問題があった。本
発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、イベン
ト会場への来訪者が公共交通機関をより一層利用するよ
うにして、環境汚染や交通の安全性などに配慮した社会
を実現することができる共通ICカードシステムを提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、イベント会場への入場券と公共交通機関の乗車券と
が共通のICカードで構成されている共通ICカードシ
ステムであって、前記ICカードには、固有のIDデー
タと、前記公共交通機関の利用資格データと、前記イベ
ント会場への入場資格データとが少なくとも書き込まれ
ていて、前記公共交通機関の乗降駅付近に設けられ、前
記ICカードのデータを読み取る第1のカードリーダ
と、前記第1のカードリーダで読み取ったデータを集計
して管理するデータ管理手段と、前記イベント会場付近
に設けられ、前記ICカードのデータを読み取る第2の
カードリーダと、前記第2のカードリーダで読み取った
データに基づいて、通信回線を介して前記データ管理手
段に対して公共交通機関の利用状況の問い合わせを行う
イベント主体と、を備え、前記共通のICカードの利用
者が公共交通機関を使ってイベント会場へ入場する際
に、前記第2のカードリーダで読み取ったIDデータに
基づいて前記イベント主体が前記データ管理手段へ公共
交通機関の利用状況の問い合わせを行い、公共交通機関
を利用してイベント会場へ来たことが判明した利用者に
対して特典を付与することを特徴とする。これによれ
ば、ICカードには少なくとも固有のIDデータと公共
交通機関の利用資格データとイベント会場への入場資格
データとが書き込まれていて、公共交通機関の乗降駅付
近に設けられた第1のカードリーダでICカードデータ
を読み取って、データ管理手段がその読み取ったデータ
を集計して管理し、イベント会場付近に設けられた第2
のカードリーダでICカードのデータを読み取り、イベ
ント主体がその読み取ったデータに基づいてデータ管理
手段に対して公共交通機関の利用状況を問い合わせ、公
共交通機関を利用してイベント会場へ来た利用者に対し
て特典を付与するようにする。このため、イベント会場
へ来場する場合に、自家用車などを使うよりも公共交通
機関を利用した方がよりメリットが大きくなることか
ら、自発的に公共交通機関の利用が促進され、環境や安
全性などに配慮した社会を実現することができる。
【0005】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の共通ICカードシステムにおいて、前記利用者に対し
て付与される特典は、前記イベント会場への公共交通機
関の利用相当分を返還するものであることを特徴とす
る。これによれば、利用者に対してイベント会場までの
公共交通機関の利用相当分を返還するため、交通費を一
切使うことなくイベント会場まで行くことができる。こ
れを例えば自家用車でイベント会場まで行った場合と比
較すると、ガソリン代や駐車料金の他、高速道路料金な
どがかかる上、乗車人数に限りがあることから公共交通
機関を使った方がよりメリットが大きく、利用が促進さ
れる。請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の共通
ICカードシステムにおいて、前記利用者に対して付与
される特典は、前記イベント会場への公共交通機関の利
用状況に応じてイベント入場料を割り引くものであるこ
とを特徴とする。これによれば、利用者に対してイベン
ト会場への公共交通機関の利用状況に応じてイベント入
場料を割り引くようにしたため、たとえ公共交通機関の
利用料金を支払ってイベント会場へ行ったとしても、割
安な入場料でイベントに参加することができる。これを
例えば自家用車でイベント会場まで行った場合と比較す
ると、ガソリン代や駐車料金の他、高速料金などがかか
ることがある上、さらに正規のイベント入場料を支払わ
なければならず、公共交通機関を利用した方がより支出
が少なくて済み、利用が促進される。請求項4に記載の
発明は、請求項1に記載の共通ICカードシステムにお
いて、前記イベント主体は、共通のICカードの利用者
が公共交通機関を使ってイベント会場へ入場した利用履
歴を記憶しておく記憶手段をさらに備え、前記利用者に
対して付与される特典は、前記イベント主体が次回以降
のイベントの申し込みを受け付ける際に前記記憶手段に
記憶された利用履歴と照合し、同一利用者から申し込み
があった場合に当該イベントに関して有利となる特典を
付与するものであることを特徴とする。これによれば、
ICカードの利用者が公共交通機関を使ってイベント会
場へ入場した利用履歴をイベント主体の記憶手段に記憶
し、次回以降のイベントの申し込みをイベント主体で受
け付ける際に、記憶手段に記憶された利用履歴内の同一
利用者から申し込みがあった場合は、当該イベントに関
して有利となる特典を付与するようにしたため、公共交
通機関の利用を促進することができる。例えば、公共
交通機関を利用しなかった人達と比べると、希望の座席
を優先的に確保できるようにしたり、以前に公共交通
機関を利用してイベント会場まで来た人は一般の予約枠
とは別枠で予約できるようにして、予約できる確率を高
くしたり、次回以降のイベントの入場料を割り引くと
いった特典などが考えられる。勿論、これらの特典に限
定されるものではない。また、これらの特典は、前回の
利用分のみに適用を限定してもよいが、複数回の利用が
ある場合などは以前に公共交通機関を利用した実績があ
れば、それを使って特典を付与するようにしても良い。
【0006】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
何れか一項に記載の共通ICカードシステムにおいて、
前記共通のICカードは、マネーデータの授受が可能で
あって、前記公共交通機関の利用料やイベント会場への
入場料を前記マネーデータにより決済できるようにした
ことを特徴とする。これによれば、共通のICカードの
機能として、マネーデータの授受を可能としたため、公
共交通機関の利用料やイベント会場への入場料の決済を
ICカードを持って通るだけで容易に行える。請求項6
に記載の発明は、請求項2に記載の共通ICカードシス
テムにおいて、前記利用者に対して行われる公共交通機
関の利用相当分の返還は、前記イベント主体から利用者
へ直接行われることを特徴とする。これによれば、公共
交通機関の利用相当分の返還は、イベント主体から利用
者に対して直接行われるため、返還金額をその場で確認
できる上、公共交通機関を利用したことのメリットを一
層実感することができることから、より利用が促進され
る。請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の共通I
Cカードシステムにおいて、前記利用者に対して行われ
る公共交通機関の利用相当分の返還は、前記イベント主
体から前記データ管理手段を介して利用者のICカード
のマネーデータとして返還することを特徴とする。これ
によれば、公共交通機関の利用相当分の返還は、イベン
ト主体からデータ管理手段を介して利用者のICカード
のマネーデータとして返還するようにしたため、具体的
な返還の手間を省くことが可能となり、作業が効率化で
きると共に、実質的に利用者に交通費が返還されること
から、公共交通機関の利用を促進することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。以下の各実施の形態で
は、コンサートなどを行うイベント会場への入場券と、
そのコンサート会場へ行くのに利用する鉄道などの公共
交通機関の乗車券とを1枚のICカードにまとめた共通
ICカードを使用することにより、公共交通機関の利用
促進を図るようにした共通ICカードシステムについて
実施したものである。
【0008】(実施の形態1)図1は、本実施の形態1
に係る共通ICカードシステムの概略説明図である。図
1に示した共通ICカードシステムは、イベント会場2
4で行われるコンサートに参加したい利用者20が共通
ICカード10を所持している。この共通ICカード1
0は、イベント会場24の入場券と鉄道の乗車券の2つ
の機能を持っていて、後述するカード内のメモリには少
なくとも固有のIDデータと、イベント会場24への入
場資格データと鉄道の乗車資格データとが書き込まれて
いる。鉄道の各駅(ここでは、A駅22a〜G駅22
g)の改札口には、共通ICカード10のデータを読み
取ることができる第1のカードリーダとしてのICカー
ドリーダ12a〜12gがそれぞれ配置されていて、利
用者20が乗車する際に共通ICカード10を提示して
乗車資格データ等を読み取ることで鉄道利用が可能とな
る。ICカードリーダ12a〜12gで読み取られたデ
ータは、各駅に設けられたデータ管理手段としてのID
管理サーバ14a〜14gに一旦格納された後、さらに
通信回線23を経由してホストコンピュータ15側に設
けられた上位のサーバ15aで集計され管理される。一
方、イベント会場24の入口付近には、第2のカードリ
ーダとしてのICカードリーダ16が配置されていて、
利用者20がイベント会場に入る際に共通ICカード1
0を提示して入場資格データ等を読み取ることで入場が
許可される。ICカードリーダ16で読み取ったICカ
ードのデータは、イベント主体としてのイベント会社1
8に送られる。このイベント会社18の実体は、イベン
トを主催する側でイベント情報の処理を行うコンピュー
タであって、ICカードリーダ16から送られてきたそ
の共通ICカード10のIDデータに基づいて、通信回
線19やネットワーク21を介して上記したホストコン
ピュータ15にアクセスし、サーバ15aで管理されて
いる鉄道利用データ(例えば、当該IDデータの人の鉄
道利用の有無、利用している場合はどの区間で何時頃利
用したか等)を問い合わせる。問い合わせのあったホス
トコンピュータ15は、サーバ15a内を検索して、該
当するデータがあった場合はそのデータを通信回線19
やネットワーク21を介してイベント会社18へ返送す
る。
【0009】本発明の特徴は、イベント会場へ鉄道など
の公共交通機関を利用して来た人に対して何らかの特典
を付与することで、公共交通機関の利用をより一層促進
し、自動車による環境汚染、交通渋滞、あるいは交通安
全などに配慮した社会を実現するものである。このた
め、本実施の形態1では、イベント会社18がホストコ
ンピュータ15に問い合わせを行い、その回答として返
送されてきた鉄道利用データに基づいて、当該利用者2
0がイベント会場24へ公共交通機関(ここでは、鉄
道)を利用して来場したことがわかると、その公共交通
機関の利用相当分(ここでは、鉄道利用運賃)が直接返
還される。これにより、利用者20は、交通費を一切使
うことなくイベント会場24に行くことができ、自家用
車などを使ってイベント会場に行く場合と比べると、ガ
ソリン代、駐車料金、あるいは高速道路料金などが不要
となり、利用人数にも制限がないので大きなメリットが
得られることから、公共交通機関の利用を一層促進する
ことができる。
【0010】図2は、図1で使用する共通ICカード概
略構成を示す図である。図2に示す共通ICカード10
は、電源を内蔵していない非接触型のICカードであっ
て、読み書き動作を行う際に、外部から交流磁界が与え
られると、ループアンテナ10aに電流が流れ、これを
電源として送受信制御部10bを介して無線でデータの
送受信を行ったり、CPU10cによりメモリ10dの
内容を書き換えたりすることができる。このような共通
ICカード10のメモリ10d内には、他のカード利用
者と区別するため、固有のIDデータ(ID番号など)
の他、鉄道などの公共交通機関を利用する場合の利用資
格データ、およびイベント会場24へ入場する場合の入
場資格データなどが少なくとも書き込まれている。この
IDデータは、固有のものでないと意味がないので、重
複しないように予め書き込まれた固定IDである。ま
た、公共交通機関を利用する場合の利用資格データは、
ここでは鉄道に関するデータだけであるが、地下鉄や市
営バスなど複数の公共交通機関を利用する場合は、利用
資格データをそれぞれメモリ10dに持たせることも可
能である。さらに、イベント会場24への入場資格デー
タは、ここではイベント会場24に関するデータだけで
あるが、他のイベント会場も利用できるように、複数の
イベント会場への入場資格データをそれぞれメモリ10
dに持たせることも可能である。一方、共通ICカード
10を使用する鉄道の改札口やイベント会場24の入口
には、共通ICカード10のデータを読み取ることがで
きるICカードリーダ12,16がそれぞれ配置されて
いる。なお、図2では、後述する電子決済が可能なマネ
ーデータを授受できるようにするため、ICカードリー
ダ/ライタ(R/W)12,16を用いた場合を示して
いる。
【0011】次に、本実施の形態1の動作について説明
する。図1では、共通ICカード10を所持した利用者
20がA駅22aから最寄りのG駅22gまで鉄道を利
用してイベント会場24へ行く場合を示している。ま
ず、利用者20がA駅22aから鉄道に乗る際に、IC
カードリーダ12aに共通ICカード10をかざすと、
外部から交流磁界が与えられることによりループアンテ
ナ10aに電流が流れ、これを電源としてCPU10c
がメモリ10d内のIDデータや鉄道利用資格データを
読み出して、送受信制御部10bを介して無線でICカ
ードリーダ12aへ送信される。A駅22aのICカー
ドリーダ12aは、鉄道利用資格データを受信すること
により、利用者20の改札口の通過を許可すると共に、
受信したIDデータをA駅のID管理サーバ14aに送
り、さらにその上位のサーバ15aにも送られて管理さ
れる。このIDデータの受信記録は、利用者20がA駅
から乗車したことを示している。利用者20は、A駅2
2aから電車に乗ってG駅22gで下車して、ICカー
ドリーダ12gが設けられた改札口を通過する際に、共
通ICカード10をかざすと、A駅の場合と同様にルー
プアンテナ10aに電流が流れると、CPU10cがメ
モリ10d内のIDデータと鉄道利用資格データとを読
み出して、送受信制御部10bを介してICカードリー
ダ12gへ送信される。G駅22gのICカードリーダ
12gは、IDデータと鉄道利用資格データとを受信す
ると、サーバ15a内の受信データと照合することによ
り、利用者20の乗車区間(A駅〜G駅)が判明するの
で、乗車運賃を精算することができる。この乗車運賃の
精算は、現金による精算以外に、クレジット決済、ある
いは、共通ICカード10のメモリ10d内に予めマネ
ーデータを貯える方式を採用すれば、ICカードR/W
との間でマネーデータをやり取りして電子的に決済する
ことができる。乗車運賃の精算が済んだ利用者20は、
改札口を出てイベント会場24まで行き、会場入口のI
Cカードリーダ16に共通ICカード10をかざすと、
IDデータとイベント会場24への入場資格データとが
読み取られ、入場が許可される。
【0012】イベント会社18のコンピュータは、イベ
ント会場24のICカードリーダ16からIDデータが
送られてくると、通信回線19およびネットワーク21
を介して前述した鉄道などで管理するホストコンピュー
タ15のサーバ15aへアクセスして、IDデータの問
い合わせを行う。サーバ15a内に同じ日付けで利用者
20による鉄道利用データがあった場合は、その鉄道利
用データをイベント会社18へ送信し、イベント会社1
8において乗車区間や時間帯などからイベント会場へ来
場するために利用したものと判断すると、鉄道利用分に
相当する交通費を利用者に返還する。この利用相当分の
運賃の返還方法としては、上記した運賃の精算と同様
に、現金、クレジット、あるいは、共通ICカードのマ
ネーデータにより電子的に返還することなどが考えられ
る。
【0013】このように、本実施の形態1によれば、公
共交通機関に乗車できる利用資格機能と、イベント会場
へ入場できる入場資格機能とを併せ持った共通ICカー
ド10を使って、鉄道に乗車し、最寄りの駅で下車して
イベント会場24へ入場するだけで、イベント会場に来
るまでにかかった公共交通機関の交通費が自動的に計算
されて、利用者20に返還されるので、交通費を一切使
わずにイベント会場24へ行くことができる。これは、
自家用車を使ってイベント会場に行く場合と比べると、
ガソリン代、駐車料金、あるいは高速道路料金などが不
要となり、利用人数にも制限がないことから、公共交通
機関の利用をより一層促進することが可能となり、その
結果、環境汚染や交通渋滞、あるいは安全性などに配慮
した社会を実現することができる。
【0014】(実施の形態2)図3は、本実施の形態2
に係る共通ICカードシステムの概略説明図である。図
3に示した共通ICカードシステムは、イベント会場2
4で行われるコンサートに参加したい利用者20がイベ
ント会場24の入場券と鉄道の乗車券の2つの機能を持
った共通ICカード10を所持し、鉄道の各駅の改札口
には共通ICカード10のデータを読み取るICカード
リーダ12a〜12gが配置され、また、イベント会場
24の入口付近にもICカードリーダ16が配置されて
いる。各駅のICカードリーダ12a〜12gで読み取
られたIDデータは、各駅のID管理サーバ14a〜1
4gを経て、上位のサーバ15aで集計され管理され
る。さらに、ICカードリーダ16で読み取られたID
データは、イベント会社18に送られ、イベント会社1
8から通信回線19やネットワーク21を介してホスト
コンピュータ15のサーバ15aにアクセスし、当該I
Dデータに関する鉄道利用データの問い合わせを行い、
該当する鉄道利用データを返送するようにする。これら
の構成に関しては、上記の実施の形態1と同様であるた
め、詳細な説明を省略する。
【0015】本実施の形態2の特徴は、イベント会社1
8がホストコンピュータ15に問い合わせを行い、その
回答として返送されてきた鉄道利用データに基づいて、
利用者20がイベント会場24へ公共交通機関(鉄道)
を利用して来たか否かを判断し、公共交通機関を利用し
て来た人に対してはイベント入場料を割引いて請求する
ようにした点である。これにより、利用者20は、公共
交通機関を利用してイベント会場24へ行けばイベント
入場料の割引きが受けられるメリットがあるため、積極
的に公共交通機関を利用するようになり、環境汚染や交
通渋滞、あるいは交通安全などに配慮した社会を実現す
ることができる。
【0016】次に、本実施の形態2の動作について説明
する。図3についても、共通ICカード10を所持した
利用者20がA駅22aから最寄りのG駅22gまで鉄
道を利用してイベント会場24へ行く場合を示してい
る。まず、利用者20がA駅22aから鉄道に乗る際
に、ICカードリーダ12aに共通ICカード10をか
ざすと、メモリ10d内のIDデータや鉄道利用資格デ
ータが読み出されて、利用者20の改札口の通過を許可
すると共に、そのIDデータをA駅のID管理サーバ1
4aを経て上位のサーバ15aに送られ、管理される。
A駅22aから電車に乗った利用者20は、G駅22g
で下車して改札口を通過する際にICカードリーダ12
gに共通ICカード10をかざすことにより、図2に示
すメモリ10d内のIDデータと鉄道利用資格データと
が読み出され、サーバ15a内の受信データと照合する
ことで、利用者20の乗車区間を割り出し、乗車運賃が
精算される。乗車運賃の精算は、上記実施の形態1と同
様に、現金、クレジット決済、あるいは、マネーデータ
のやり取りによる電子決済などがある。乗車運賃を精算
した利用者20は、改札口を出てイベント会場24まで
行き、会場入口のICカードリーダ16に共通ICカー
ド10をかざすことにより、IDデータとイベント会場
24の入場資格データが読み取られ、とりあえず入場が
許可される。ここでは、まだ入場料の請求は行われず、
後払いとなる。
【0017】イベント会社18は、ICカードリーダ1
6で読み取ったIDデータに基づいてホストコンピュー
タ15のサーバ15aへアクセスし、当該IDデータを
持った利用者20の同日付けの鉄道利用データを返送さ
せ、乗車区間や時間帯などからイベント会場へ来場する
ために利用したものと判断すると、イベント入場料を割
引いて請求するようにする。公共交通機関を利用せずに
来場した人に対しては、イベント入場料を割引くことな
く正規料金が請求される。イベント入場料の後払いの請
求方法については、現金、クレジット、あるいは、共通
ICカードのマネーデータにより電子的に返還すること
などが考えられる。また、イベント入場料の割引きは、
公共交通機関の利用額(交通費)に応じて割引きを行う
他、交通費の額に関係なく公共交通機関の利用があれば
一定の額((あるいは、一定の割合を)割引くようにし
ても良い。
【0018】このように、本実施の形態2によれば、公
共交通機関の利用資格機能と、イベント会場への入場資
格機能とを併せ持った共通ICカード10を使って、鉄
道を利用してイベント会場24へ行くだけで、イベント
入場料の割引き特典を必ず受けることが可能となる。こ
れは、公共交通機関を利用せずに自家用車などを使って
イベント会場に来た場合は、イベント入場料の割引きが
なく正規料金を支払わなければならないため、公共交通
機関の利用がより一層促進され、その結果、環境汚染や
交通渋滞、あるいは安全性などに配慮した社会を実現す
ることができる。
【0019】(実施の形態3)図4は、本実施の形態3
に係る共通ICカードシステムの概略説明図である。図
4に示した共通ICカードシステムは、イベント会場2
4で行われるコンサートに参加したい利用者20がイベ
ント会場24の入場券と鉄道の乗車券の2つの機能を持
った共通ICカード10を所持し、鉄道の各駅の改札口
にはICカードリーダ12a〜12gが配置され、イベ
ント会場24の入口付近にもICカードリーダ16が配
置されている。ICカードリーダ12a〜12gで読み
取られたIDデータは、各駅のID管理サーバ14a〜
14gを経由して上位のサーバ15aで集計され管理さ
れる。ここまでの構成に関しては、上記実施の形態1お
よび2と同様であるため、詳細な説明を省略する。
【0020】本実施の形態3の特徴は、ICカードリー
ダ16で読み取ったIDデータをイベント会社18に送
ると、イベント会社18は通信回線19やネットワーク
21を介してホストコンピュータ15のサーバ15aに
アクセスし、同じIDデータに関する鉄道利用データの
有無の問い合わせを行い、該当する鉄道利用データが返
送されてきた場合に、そのIDデータの利用者がイベン
ト会場24へ来るために公共交通機関(鉄道)を利用し
たものとイベント会社が判断すると、その利用履歴を記
憶しておく記憶手段としてのメモリ18aを具備してい
る。そして、イベント会社は、次回以降のイベント予約
窓口18bを持っていて、イベントの予約申込があると
上記メモリ18a内にその予約申込者の利用履歴が記憶
されているか否かを検索し、記憶されている場合は申込
みのあったイベントに関して有利な特典が付与される。
ここでイベントに関して有利な特典とは、例えば、コン
サートやスポーツ観戦では座席位置に優劣があるので、
良い座席を優先的に予約できるようにしたり、一般の予
約枠とは別の枠を設けて、後から申し込みをしても予約
できるようにしたり、予約したチケットやグッズ等の値
段を一般価格よりも割引くようにすることなどが考えら
れる。もちろん、この例には限定されず、種々の特典を
付与することが可能である。これにより、利用者20
は、公共交通機関を利用してイベント会場24へ行けば
次回以降のイベント予約時に有利な特典が得られるとい
うメリットがあるため、積極的に公共交通機関を利用し
てイベント会場まで行くようになり、環境汚染や交通渋
滞、あるいは交通安全などに配慮した社会を実現するこ
とができる。
【0021】次に、本実施の形態3の動作について説明
する。図4についても、共通ICカード10を所持した
利用者20がA駅22aから最寄りのG駅22gまで鉄
道を利用してイベント会場24へ行く場合を示してい
る。まず、利用者20がA駅22aから鉄道に乗る際
に、ICカードリーダ12aに共通ICカード10をか
ざすと、メモリ10d内のIDデータや鉄道利用資格デ
ータが読み出されて、利用者20が改札口を通過するの
を許可すると共に、そのIDデータをA駅のID管理サ
ーバ14aを経由して上位のサーバ15aに送られ、管
理される。A駅22aから電車に乗った利用者20は、
G駅22gで下車して改札口を通過する際にICカード
リーダ12gに共通ICカード10をかざすことによ
り、図2に示すメモリ10d内のIDデータと鉄道利用
資格データとが読み出され、サーバ15a内の受信デー
タと照合することで、利用者20の乗車区間が割り出さ
れ、乗車運賃が精算される。乗車運賃の精算は、上記実
施の形態1および2と同様に、現金、クレジット決済、
あるいは、マネーデータのやり取りによる電子決済など
を用いることができる。乗車運賃を精算した利用者20
は、改札口を出てイベント会場24まで行き、会場入口
のICカードリーダ16に共通ICカード10をかざす
ことにより、IDデータとイベント会場24の入場資格
データが読み取られ、入場を許可すると共に、IDデー
タがイベント会社18に送られる。イベント会社18
は、IDデータに基づいてホストコンピュータ15のサ
ーバ15aへアクセスし、そのIDデータを持った利用
者20の同日付けの鉄道利用データを返送させて、乗車
区間や時間帯などからイベント会場へ来場するために利
用したものと判断すると、メモリ18a内に利用履歴を
書き込んで保存する。この利用履歴は、初めてのイベン
ト時には利用されないが、次回以降のイベントの申込み
があった場合に使われる。例えば、図4に示すように、
利用者20がイベント予約窓口18bにイベントの予約
申込みを行う場合は、共通ICカード10を提示して行
うようにする。イベント予約窓口18bでは、不図示の
ICカードリーダなどでIDデータを読み取ってメモリ
18a内の利用履歴と照合する。以前のイベントで公共
交通機関を利用した履歴があった場合は、一定の特典
(優先座席、別枠予約、割引など)が付与された予約受
付が行われる。この特典の付与の仕方としては、前回の
利用履歴のみを有効としたり、この利用履歴が一定回数
繰り返された時点で有効としたり、あるいは、利用履歴
に記憶されて一定期間内であれば有効にするなど、種々
の形態を採用することができる。
【0022】このように、本実施の形態3によれば、公
共交通機関の利用資格機能と、イベント会場への入場資
格機能とを併せ持った共通ICカード10を使って、鉄
道を利用してイベント会場24へ行くだけで、その利用
履歴がイベント会社18のメモリ18aに記憶され、次
回以降のイベント予約時にはこの利用履歴を参照するだ
けで、有利な特典を付与すればよいかがわかる。このよ
うな特典を得たいがために、積極的に公共交通機関を利
用するようになれば、環境汚染や交通渋滞、あるいは安
全性などに配慮した社会を実現することができる。
【0023】なお、上記の各実施の形態では、共通IC
カードのIDデータを管理するID管理サーバとその上
位のサーバで構成したが、さらに多くの階層構造とした
り、あるいは、初めから1つのサーバに集約させてデー
タ管理を行うようにしても良い。また、上記の各実施の
形態では、1つの公共交通機関を利用した場合について
のみ説明したが、複数の公共交通機関を乗りついで利用
する場合も適用可能であり、その時の共通ICカードに
は複数の公共交通機関の利用資格が書き込まれていて、
各公共交通機関から集められたデータを1つのサーバで
管理する必要がある。さらに、上記の各実施の形態で
は、1つのイベント会場に対応したイベント会社を例に
あげたが、これに限定されず、複数種類のイベント会場
(イベント会社)に対応できるようにしても良い。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、ICカードには少なくとも固有のIDデ
ータと公共交通機関の利用資格データとイベント会場へ
の入場資格データとが書き込まれていて、公共交通機関
の乗降駅付近に設けられた第1のカードリーダでICカ
ードデータを読み取って、データ管理手段がその読み取
ったデータを集計して管理し、イベント会場付近に設け
られた第2のカードリーダでICカードのデータを読み
取り、イベント主体がその読み取ったデータに基づいて
データ管理手段に対して公共交通機関の利用状況を問い
合わせ、公共交通機関を利用してイベント会場へ来た利
用者に対して特典を付与するようにするので、イベント
会場へ来場する場合に、自家用車などを使うよりも公共
交通機関を利用した方がよりメリットが大きくなること
から、自発的に公共交通機関の利用が促進され、環境や
安全性などに配慮した社会を実現することができる。請
求項2に記載の発明によれば、利用者に対してイベント
会場までの公共交通機関の利用相当分を返還するので、
交通費を一切使うことなくイベント会場まで行くことが
できる。これを例えば自家用車でイベント会場まで行っ
た場合と比較すると、ガソリン代や駐車料金の他、高速
道路料金などがかかる上、乗車人数に限りがあることか
ら公共交通機関を使った方がよりメリットが大きく、利
用が促進される。請求項3に記載の発明によれば、利用
者に対してイベント会場への公共交通機関の利用状況に
応じてイベント入場料を割り引くようにしたので、たと
え公共交通機関の利用料金を支払ってイベント会場へ行
ったとしても、割安な入場料でイベントに参加すること
ができる。これを例えば自家用車でイベント会場まで行
った場合と比較すると、ガソリン代や駐車料金の他、高
速料金などがかかることがある上、さらに正規のイベン
ト入場料を支払わなければならず、公共交通機関を利用
した方がより支出が少なくて済むことから、利用が促進
される。
【0025】請求項4に記載の発明によれば、ICカー
ドの利用者が公共交通機関を使ってイベント会場へ入場
した利用履歴をイベント主体の記憶手段に記憶し、次回
以降のイベントの申し込みをイベント主体で受け付ける
際に、記憶手段に記憶された利用履歴内の同一利用者か
ら申し込みがあった場合は、当該イベントに関して有利
となる特典を付与するようにしたので、公共交通機関の
利用が促進される。請求項5に記載の発明によれば、共
通のICカードの機能として、マネーデータの授受を可
能としたので、公共交通機関の利用料やイベント会場へ
の入場料の決済をICカードを持って通るだけで容易に
行うことができる。請求項6に記載の発明によれば、公
共交通機関の利用相当分の返還は、イベント主体から利
用者に対して直接行われるので、返還金額をその場で確
認できる上、公共交通機関を利用したことのメリットを
より一層実感できることから、公共交通機関の利用が促
進される。請求項7に記載の発明によれば、公共交通機
関の利用相当分の返還は、イベント主体からデータ管理
手段を介して利用者のICカードのマネーデータとして
返還するようにしたので、具体的な返還の手間を省くこ
とが可能となり、作業が効率化できると共に、実質的に
利用者に交通費が返還されることから、公共交通機関の
利用を促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態1に係る共通ICカードシステム
の概略説明図である。
【図2】図1で使用する共通ICカード概略構成を示す
図である。
【図3】本実施の形態2に係る共通ICカードシステム
の概略説明図である。
【図4】本実施の形態3に係る共通ICカードシステム
の概略説明図である。
【符号の説明】
10 共通ICカード、 12a〜12g ICカードリーダ、 14a〜14g ID管理サーバ、 15 ホストコンピュータ、 15a サーバ、 16 ICカードリーダ、 18 イベント会社、 18a メモリ、 18b イベント予約窓口、 19 通信回線、 20 利用者、 21 ネットワーク、 22a〜22g 駅、 23 通信回線、 24 イベント会場。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B42D 15/10 521 B42D 15/10 521 G06K 17/00 G06K 17/00 L 19/00 G07B 15/00 G G07B 15/00 L T G06K 19/00 Q

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イベント会場への入場券と公共交通機関
    の乗車券とが共通のICカードで構成されている共通I
    Cカードシステムであって、 前記ICカードには、固有のIDデータと、前記公共交
    通機関の利用資格データと、前記イベント会場への入場
    資格データとが少なくとも書き込まれていて、 前記公共交通機関の乗降駅付近に設けられ、前記ICカ
    ードのデータを読み取る第1のカードリーダと、 前記第1のカードリーダで読み取ったデータを集計して
    管理するデータ管理手段と、 前記イベント会場付近に設けられ、前記ICカードのデ
    ータを読み取る第2のカードリーダと、 前記第2のカードリーダで読み取ったデータに基づい
    て、通信回線を介して前記データ管理手段に対して公共
    交通機関の利用状況の問い合わせを行うイベント主体
    と、 を備え、前記共通のICカードの利用者が公共交通機関
    を使ってイベント会場へ入場する際に、前記第2のカー
    ドリーダで読み取ったIDデータに基づいて前記イベン
    ト主体が前記データ管理手段へ公共交通機関の利用状況
    の問い合わせを行い、公共交通機関を利用してイベント
    会場へ来たことが判明した利用者に対して特典を付与す
    ることを特徴とする共通ICカードシステム。
  2. 【請求項2】 前記利用者に対して付与される特典は、
    前記イベント会場への公共交通機関の利用相当分を返還
    するものであることを特徴とする請求項1に記載の共通
    ICカードシステム。
  3. 【請求項3】 前記利用者に対して付与される特典は、
    前記イベント会場への公共交通機関の利用状況に応じて
    イベント入場料を割り引くものであることを特徴とする
    請求項1に記載の共通ICカードシステム。
  4. 【請求項4】 前記イベント主体は、共通のICカード
    の利用者が公共交通機関を使ってイベント会場へ入場し
    た利用履歴を記憶しておく記憶手段をさらに備え、 前記利用者に対して付与される特典は、前記イベント主
    体が次回以降のイベントの申し込みを受け付ける際に前
    記記憶手段に記憶された利用履歴と照合し、同一利用者
    から申し込みがあった場合に当該イベントに関して有利
    となる特典を付与するものであることを特徴とする請求
    項1に記載の共通ICカードシステム。
  5. 【請求項5】 前記共通のICカードは、マネーデータ
    の授受が可能であって、前記公共交通機関の利用料やイ
    ベント会場への入場料を前記マネーデータにより決済で
    きるようにしたことを特徴とする請求項1〜4の何れか
    一項に記載の共通ICカードシステム。
  6. 【請求項6】 前記利用者に対して行われる公共交通機
    関の利用相当分の返還は、前記イベント主体から利用者
    へ直接行われることを特徴とする請求項2に記載の共通
    ICカードシステム。
  7. 【請求項7】 前記利用者に対して行われる公共交通機
    関の利用相当分の返還は、前記イベント主体から前記デ
    ータ管理手段を介して利用者のICカードのマネーデー
    タとして返還することを特徴とする請求項5に記載の共
    通ICカードシステム。
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