JP2002024982A - 有料道路管理システム、および、このシステムに接続されたドライブ計画提案システム - Google Patents

有料道路管理システム、および、このシステムに接続されたドライブ計画提案システム

Info

Publication number
JP2002024982A
JP2002024982A JP2000208275A JP2000208275A JP2002024982A JP 2002024982 A JP2002024982 A JP 2002024982A JP 2000208275 A JP2000208275 A JP 2000208275A JP 2000208275 A JP2000208275 A JP 2000208275A JP 2002024982 A JP2002024982 A JP 2002024982A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reservation
user
road
drive plan
database
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000208275A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoyuki Okano
素之 岡野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
Priority to JP2000208275A priority Critical patent/JP2002024982A/ja
Publication of JP2002024982A publication Critical patent/JP2002024982A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 有料道路の交通量を均一化して交通渋滞の発
生を抑制することが可能な有料道路管理システム、およ
びドライブ計画提案システムを提供する。 【解決手段】 利用者は道路管理サーバー10へアクセ
スして、有料道路の利用予約を行う。予約利用料金は、
予約した利用日、利用区間、および利用時間帯に該当す
る予約件数が少ないほど低額となるように設定される。
有料道路を利用すると、利用者IDが道路入口・出口の
識別装置22,24から道路管理サーバー10へ送信さ
れ、これに基づき、各利用者の利用区間等を特定して課
金処理を行う。また、ドライブ計画提案サーバー14
は、利用者からの申込に応じて、予約管理データベース
28または統合データベース34を参照して、道路利用
料金が安くなるような旅行計画提案を行い、更に、道路
管理サーバー10に対する予約代行も行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有料道路管理シス
テムに係り、特に、道路の交通渋滞の発生を抑制するう
えで好適な有料道路管理システムに関する。また、本発
明は、このような有料道路管理システムに接続されたド
ライブ計画提案システムにも関する。
【0002】
【従来の技術】自動車は旅行や行楽等の際の移動手段と
して広く普及しており、年末年始、夏休み、ゴールデン
ウィーク等の連休時には、各地の高速道路で大きな交通
渋滞が発生している。また、都心部の首都高速道路等に
おいても、時間や区間によって交通渋滞が慢性化してい
る。このような交通渋滞は、目的地までの所要時間が予
測困難となって計画的な行動の妨げとなり、また、運転
者のイライラが事故の要因となるおそれもある。さら
に、交通渋滞に伴う騒音や排気ガスが沿道周辺の住環境
も悪化させてしまう。こうした種々の問題を引き起こす
交通渋滞を緩和するため、従来、道路の車線を拡張する
ことや、道路への車両進入を制限し、あるいは、渋滞情
報をドライバに提供すること等が行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、車線拡張は莫
大な費用を必要とするため実現は容易ではない。また、
道路への車両進入を制限しても、利用者の不便を解消す
ることにはならない。さらに、ドライバに渋滞情報を提
供しても、その渋滞情報は一般にはリアルタイムの混雑
状況を表すものであるため、ドライバが渋滞情報に基づ
いて即座に行動予定を変更するのは難しく、交通渋滞を
根本的に解消することには結びつかない。ところで、道
路の車両通行量は時間によって変動し、同じ道路区間で
も、混雑している時間帯と、空いている時間帯とがある
のが通常である。したがって、交通量を時間的に均一化
できれば、交通渋滞の発生を抑制することが可能であ
る。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、有料道路の交通量を均一化して交通渋滞の発生
を抑制することが可能な有料道路管理システムを提供す
ることを第1の目的とする。本発明は、また、このよう
な有料道路管理システムに接続され、有料道路管理シス
テムの利用を促進して交通渋滞の抑制を効果的に達成す
ることが可能なドライブ計画提案システムを提供するこ
とを第2の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載された発明に係る有料道路管理シス
テムは、有料道路の利用区間、利用日、利用時間帯、お
よび利用者IDを指定した予約申込を受け付ける予約受
付手段と、該受け付けた予約申込に係わる予約データを
登録するための道路予約データベースと、有料道路の各
区間における予約利用料金が、該当する区間における予
約申込件数が少ないほど安くなるような予約利用料金と
予約申込件数との関係を記録した予約料金データベース
と、前記道路予約データベースを参照して、前記予約申
込で指定された利用区間、利用日、および利用時間帯に
該当する予約申込件数を取得する予約件数取得手段と、
前記予約料金データベースを参照して、前記取得した予
約申込件数から前記受け付けた予約申込に係わる予約利
用料金を決定する予約利用料金決定手段と、有料道路を
走行した車両の利用者IDおよび走行区間を検出する車
両検出手段と、該検出された利用者IDおよび走行区間
に該当する予約データが前記道路予約データベースに登
録されていれば当該予約データについて前記決定された
予約利用料金を、また、登録されていなければ前記検出
された走行区間に応じた未予約利用料金を、夫々、前記
検出された利用者IDで特定される利用者に課金する課
金手段と、を備えることを特徴とする。
【0006】また、請求項4に記載された発明に係る有
料道路管理方法は、有料道路の利用区間、利用日、利用
時間帯、および利用者IDを指定した予約申込を受け付
ける予約受付ステップと、該受け付けた予約申込に係わ
る予約データをデータベースに登録する予約登録ステッ
プと、前記予約申込で指定された利用区間、利用日、お
よび利用時間帯に該当する予約件数を取得する予約件数
取得ステップと、前記取得した予約件数が少ないほど予
約利用料金が安くなるように、前記取得した予約件数に
基づいて前記受け付けた予約申込に係わる予約利用料金
を決定する予約利用料金決定ステップと、有料道路を走
行した車両の利用者IDおよび走行区間を検出する車両
検出ステップと、該検出された利用者IDおよび走行区
間に該当する予約データが前記道路予約データベースに
登録されていれば当該予約データについて前記決定され
た予約利用料金を、また、登録されていなければ前記検
出された走行区間に応じた未予約利用料金を、夫々、前
記検出された利用者IDで特定される利用者に課金する
課金ステップと、を備えることを特徴とする。
【0007】請求項1および4記載の発明によれば、予
約する道路区間、利用日、および時間帯における予約申
込件数が少ないほど、予約利用料金は割安に設定され
る。利用者は、一般に、料金の割安な時間帯を選ぼうと
する。したがって、本発明によれば、上記のような料金
設定によって、利用者による道路利用の時間帯が分散さ
れ、その結果、交通渋滞の発生が抑制される。
【0008】また、請求項2に記載された発明は、請求
項1記載の有料道路管理システムと通信可能に接続され
たドライブ計画提案システムであって、利用者から、出
発地、目的地、および利用者IDを指定したドライブ計
画作成申込を受け付ける作成申込受付手段と、前記受け
付けたドライブ計画作成申込に基づいて、前記道路予約
データベースおよび前記予約料金データベースへの登録
データを参照して、ドライブ計画に含まれる有料道路の
予約利用料金が所定の条件を満たすようなドライブ計画
を作成するドライブ計画作成手段と、該作成したドライ
ブ計画を前記利用者に提示するドライブ計画提示手段と
を備えることを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明によれば、有料道路管
理システムが備える道路予約データベースの予約データ
を活用することで、利用者に対して道路利用料金の面で
適切なドライブ計画案を提示することができる。したが
って、利用者が割安なドライブ計画案を選んでその計画
を実行すると、その結果として、道路の利用時間帯が分
散することになり、交通渋滞の緩和につながる。
【0010】また、請求項3に記載された発明は、請求
項1記載の有料道路管理システムと通信可能に接続され
たドライブ計画提案システムであって、利用者から、出
発地、目的地、および利用者IDを指定したドライブ計
画作成申込を受け付ける作成申込受付手段と、該受け付
けたドライブ計画作成申込に基づいてドライブ計画を作
成する計画作成手段と、前記計画作成手段が作成したド
ライブ計画に対して前記利用者から予約代行依頼を受け
た場合に、このドライブ計画に含まれる有料道路の各区
間、並びに、その利用日および利用時間帯を指定した予
約申込を前記有料道路管理システムの前記予約受付手段
に送信する予約申込送信手段とを備えることを特徴とす
る。
【0011】請求項3記載の発明によれば、利用者はド
ライブ計画提案システムからドライブ計画の提案を受け
ることができ、さらに、有料道路の利用予約の代行を依
頼することもできる。すなわち、利用者は、自分でドラ
イブ計画を立案したり、予約申込を行ったりすることな
く、簡便にドライブ計画を立てることができる。したが
って、本発明のドライブ計画提案システムにより、有料
道路管理システムを介した道路の予約利用が促進され、
これにより、交通渋滞の抑制がより効果的に達成され
る。
【0012】
【発明の実施の形態】==システム構成等== <全体構成>図1は本発明の一実施形態であるシステム
の全体構成図である。図1に示す如く、本実施形態のシ
ステムは、有料道路を管理する道路会社が運営する道路
管理サーバー10、データベース会社が運営するデータ
ベース管理サーバー12、ドライブ計画提案会社が運営
するドライブ計画提案サーバー14、ホテル、テーマパ
ーク、レストラン等の各種サービス提供施設の管理会社
が運営する管理サーバー16等を含んでいる。これらの
サーバーは、夫々、大容量記憶装置(例えばハードディ
スク)や通信インターフェースを備えたコンピュータシ
ステムであり、インターネット等の情報通信ネットワー
ク18に接続されている。情報通信ネットワーク18に
は、多数の利用者端末20が接続されている。利用者端
末20は、例えば、携帯電話・PDAといった携帯移動
端末や、パーソナルコンピュータ等であり、利用者の自
宅等に設置され、または、車両に搭載されている。
【0013】上記各サーバー10〜14は、アクセスし
てきた利用者端末20と、例えばHTTP等の所定のプ
ロトコルに従ってデータ通信を行うことで情報提供サー
バ−(WWWサーバー)として機能する。すなわち、サ
ーバー10〜14は、利用者端末20からの要求に応じ
て、例えばHTMLやHDML等のデジタル文書記述言
語により記述された画面構成データを当該利用者端末2
0へ向けて送信する。また、サーバー10〜14は相互
に所定のプロトコルに従って通信することで、データの
交換を行うこともできる。
【0014】有料道路の各入口ゲートおよび各出口ゲー
トには、ゲートを通過した車両の利用者を識別するため
の識別装置22,24が設けられている。各入口ゲート
および各出口ゲートには、夫々、固有の入口IDおよび
出口IDが割り当てられており、各識別装置22,24
には、該当する入口IDまたは出口IDが登録されてい
る。各識別装置22,24は、専用通信回線25を介し
て道路管理サーバー10に接続されている。なお、入口
ゲートおよび出口ゲートの識別装置22,24を区別す
る場合には、それぞれ、入口側識別装置22および出口
側識別装置24とも称する。
【0015】<道路管理サーバー>道路管理サーバー1
0は、有料道路の利用状況を管理するものであり、利用
者データベース26、予約管理データベース28、およ
び未予約利用データベース30を備えている。
【0016】後述するように、本実施形態では、ETC
システム(Electronic Toll Collection System)と同
様に、各利用者が本システムに対応したICカードおよ
び専用の車載通信端末36を有しており、車両が各出入
口ゲートを通過する際に、車載通信端末36がICカー
ドに記録された固有のIDを各出入口ゲートの識別端末
22,24に送信することで、識別端末22,24は有
料道路に進入・退出した車両の利用者を識別する。利用
者データベース26には、各利用者が所持するICカー
ドのID(本実施形態では、このIDを利用者IDとし
て用いる)と、道路利用料金の課金のためのデータ(具
体的には、料金引落としを行う金融機関名、口座番号
等)とが関係付けられて記録されている。
【0017】また、後述するように、利用者は、利用者
端末20から道路管理サーバー10にアクセスして有料
道路の利用予約を行うことができ、予約管理データベー
ス28には、利用者からの利用予約データが登録されて
いる。図2は、予約管理データベース28に登録された
利用予約データの構成を示す。図2に示す如く、利用予
約データは、利用者ID、道路利用日、利用時間帯、道
路利用区間、予約利用料金、車種、および乗員データ
(乗員年齢構成、乗員性別構成、利用目的等)を含んで
おり、更に、実際の道路利用区間を示す入口IDおよび
出口IDが各利用予約データに付帯している。なお、利
用時間帯は、「10:00〜11:00」のように例え
ば1時間単位で指定する。予約管理データベース28に
は、また、有料道路の各区間の予約利用料金を予約の混
雑状況に応じて決定するための料金表テーブルが登録さ
れている。
【0018】また、未予約利用データベース30には、
予約することなく有料道路を利用した利用者に関するデ
ータ(具体的には、利用者ID、利用日、利用区間等)
が登録されている。
【0019】<データベース管理サーバー>データベー
ス管理サーバー12は、アクセスしてきた利用者端末2
0や各サービス提供施設の管理サーバー16に対して、
有料道路の予約状況や各サービス提供施設の予約状況等
の情報を提供する。この目的のため、データベース管理
サーバー12は、統合データベース32を備えている。
データベース管理サーバー12は、データベース会社の
運営者と道路会社および各サービス提供会社の運営者と
の契約に基づいて、道路会社の予約管理データベース2
8の登録データ、および管理サーバー16が管理する各
サービス提供会社の予約状況データを参照することがで
き、これらのデータを統合データベース32に登録す
る。
【0020】<ドライブ計画提案サーバー>ドライブ計
画提案サーバー14は、アクセスしてきた利用者端末2
0に対して、希望の行き先や日程からドライブ計画案を
作成し、また、利用者の希望により有料道路やホテル等
の予約を代行するサービスを提供する。この目的のた
め、ドライブ計画提案サーバー14の運営管理者は、予
め、データベース管理サーバー12の運営管理者と契約
を結んでおり、ドライブ計画提案サーバー14から統合
データベース32を参照できるようになっている。そし
て、ドライブ計画提案サーバー14は、統合データベー
ス32を参照して、有料道路の利用料金の面で適切なド
ライブ計画案を作成し、利用者に提示する。なお、ドラ
イブ計画提案サーバー14が道路管理サーバー10の予
約管理データベース28を直接参照する構成としてもよ
い。
【0021】また、ドライブ計画提案サーバー14は顧
客データベース34を備えている。顧客データベース3
4には、ドライブ計画提案サーバー14が利用者へ提案
したドライブ計画に関する情報が登録されている。
【0022】==システム動作== <道路予約サーバーからの利用予約>まず、利用者が利
用者端末20から道路予約サーバー10へアクセスして
有料道路の利用予約を行う場合の処理について、図3を
参照して説明する。道路予約サーバー10は、利用者端
末20からアクセスがあると、初期メニュー画面を利用
者端末20へ送信する(S100)。この初期メニュー
画面には、道路予約および予約取消を行うためのメニュ
ーボタンが含まれている。利用者端末20において、初
期メニュー画面に含まれる道路予約ボタンがクリックさ
れると、道路予約サーバー10は、道路の利用希望日お
よび利用希望区間を入力するための予約入力画面を利用
者端末20へ送信する(S102)。予約入力画面に利
用希望日および利用希望区間が入力されて返送されてく
ると(S104)、道路予約サーバー10は、予約管理
データベース28を参照して、入力された利用希望日お
よび利用希望区間の各時間帯毎の予約件数を集計し(S
106)、さらに、料金表テーブルを参照して、この予
約件数に応じた時間帯毎の利用料金を決定する(S10
8)。なお、予約件数の集計は、利用希望区間に含まれ
る各最小区間(つまり、隣接する道路出入口の間の区
間)毎に行い、集計した各予約件数の例えば平均値を、
その利用希望区間に係わる予約件数として用いるものと
する。
【0023】図4は、料金表テーブルの一例を示す。図
4に示す如く、料金表テーブルは、各区間距離につい
て、予約件数が少ないほど利用料金が安くなるように設
定されている。なお、図4では、区間距離に基づいて利
用料金を決定することとしているため、この料金表テー
ブルを参照するのに先立って、利用希望区間の距離を算
定しておく。ただし、料金表テーブルを、具体的な区間
(例えば「東京〜大井松田」等)から直接料金を決定で
きるように構成してもよい。また、図4に示す料金表テ
ーブルでは予約件数が少ないほど利用料金が安くなるよ
うな料金設定にしているが、これに加えて、または、こ
れに代えて、予約時期が早いほど利用料金が安くなるよ
うな料金設定としてもよい。
【0024】上記のようにして利用希望日および利用希
望区間の予約混雑状況および利用料金を決定すると、道
路管理サーバー10は、各時間帯での予約混雑状況およ
び利用料金を表示する予約状況表示画面を生成して利用
者端末20へ送信する(S110)。なお、後述するよ
うに、道路予約サーバー10には、各車両が有料道路の
出入口ゲートを通過する毎に識別装置22,24から信
号が送られてくる。そこで、道路予約サーバー10が、
この信号に基づいて有料道路の各区間における走行車両
台数を推計し、その推計台数を当日の直近の時間帯にお
ける混雑状況に反映させるようにしてもよい。
【0025】図5は、予約状況表示画面の一例を示す。
図5に示す如く、予約状況表示画面では、指定された利
用希望区間について各時間帯毎に、予約混雑状況(つま
り予約件数)に応じた色(図5では、予約件数に応じた
模様)の帯および利用料金が表示される(予約混雑状況
については、各最小区間毎に表示される)。ただし、予
約混雑状況を、混雑の度合いに応じた文字や記号(A,
B,C,等)で表示してもよい。予約状況表示画面に
は、また、時間帯指定欄、予約ボタン、日程変更入力
欄、日程変更ボタン、区間変更入力欄、および区間変更
ボタンが含まれている。
【0026】利用者は、日程を変更したい場合、変更後
の日程を日程変更入力欄に記入して日程変更ボタンをク
リックすることで、変更後の日程の予約状況表示画面を
表示させることができる。区間変更についても同様に、
変更後の区間を区間変更入力欄に記入して、区間変更ボ
タンをクリックすることで、変更後の区間の予約状況表
示画面を表示させることができる。
【0027】利用者は、有料道路の利用予約を行いたい
場合、希望の時間帯を時間帯指定欄に記入して、予約ボ
タンをクリックすると、記入された時間帯が道路管理サ
ーバー10へ送信される。これに応答して、道路管理サ
ーバー10は、利用者ID、および、氏名、乗員の性
別、および年齢構成、ドライブ目的等の付帯情報を入力
するための予約入力画面を利用者端末20へ送信する
(S114)。
【0028】予約入力画面において各事項が記入され、
この予約入力画面に含まれる送信ボタンがクリックされ
ると、各記入事項が道路管理サーバー10へ送信される
(S116)。すると、道路管理サーバー10は、利用
者ID、上記付帯情報、利用日、利用時間帯、利用区
間、および予約利用料金を含む予約データを予約管理デ
ータベース28に記録する(S118)。
【0029】なお、上記のようにして予約申込を行った
利用者は、初期メニュー画面の予約取消ボタンをクリッ
クして、予約取消を行うことができる。また、予約内容
の変更は、いったん予約取消を行ったうえで改めて予約
するようにしてもよく、あるいは、予約変更用のメニュ
ーを設けてもよい。
【0030】<ドライブ計画提案サーバーによるドライ
ブ計画提案>利用者は、ドライブ計画提案サーバー14
にアクセスして、ドライブ計画の提案サービスを受ける
ことができる。この場合の処理の流れを図6を参照して
説明する。なお、図6には、後述する予約代行処理の流
れも併せて示している。利用者が利用者端末20からド
ライブ計画提案サーバー14にアクセスすると、ドライ
ブ計画提案サーバー14は、利用者ID、氏名、乗員の
性別・年齢構成、出発日時、出発地、目的地、宿泊地、
宿泊施設のクラス・料金等を記入するための申込入力画
面を利用者端末20へ送信する(S150)。このう
ち、宿泊地・宿泊施設は、利用者が宿泊も含んだドライ
ブ計画の提案を希望する場合に記入する。
【0031】利用者端末20において入力画面に各事項
が記入され、ドライブ計画提案サーバー14に返送され
てくると(S152)、ドライブ計画提案サーバー14
は、統合データベース32または予約管理データベース
28を参照して、なるべく、予約利用料金が安い(つま
り、予約状況が混雑していない)経路および時間帯を利
用するような一または複数のドライブ計画案を作成する
(S154)。
【0032】具体的には、例えば、申込入力画面に、道
路利用料金の希望予算記入欄を含めておき、予約利用料
金がこの希望予算以下となるような区間および時間帯を
利用するドライブ計画案を作成する。そして、作成した
ドライブ計画案を表示するドライブ計画表示画面を生成
して利用者端末20へ送信する(S156)と共に、こ
のドライブ計画案を利用者IDに関係付けて、ドライブ
計画提案データとして顧客データベース34へ記録する
(S158)。なお、ドライブ計画案の作成は、ドライ
ブ計画提案サーバー14が自動的に行うこととしてもよ
く、あるいは、担当のオペレータによる判断を交えて行
うこととしてもよい。
【0033】また、利用者が宿泊地および宿泊施設につ
いても記入している場合には、ドライブ計画提案サーバ
ー14は、統合データベース32を参照して、ドライブ
計画案に含まれる各宿泊地における宿泊施設等の予約状
況および宿泊料金を取得し、空き室があって、かつ、利
用者の希望クラス・料金に合致する宿泊施設を抽出し、
抽出した宿泊施設をドライブ計画表示画面に併せて表示
する。
【0034】<ドライブ計画提案サーバーによる予約
(予約代行)>ドライブ計画案の提示を受けた利用者
は、ドライブ計画提案サーバー14に有料道路や各種サ
ービス提供施設の予約代行を依頼することができる。こ
の予約代行を行うための処理の流れは以下の通りであ
る。
【0035】すなわち、利用者端末20において、所望
のドライブ計画が選択され、ドライブ計画表示画面に含
まれる「予約代行申込」ボタンがクリックされると(S
160)、ドライブ計画提案サーバー14は、顧客デー
タベース34に記録された該当するドライブ計画提案デ
ータに関係付けて、予約代行の申し込みがあった旨の情
報を記録する(S162)。
【0036】次に、ドライブ計画提案サーバー14は、
利用者ID、利用者の氏名、乗員の性別および年齢構
成、道路利用区間、利用日、利用時間帯を含む予約申込
データを道路管理サーバー10へ送信する(S16
4)。道路管理サーバー10は、利用者から、直接、予
約申込があった場合と同様に、これらのデータを予約管
理データベース28へ登録する。また、ドライブ計画提
案サーバー14は、予約代行依頼のあったドライブ計画
に宿泊施設、テーマパーク、その他のサービス提供施設
が含まれている場合には、該当する管理サーバー16に
対して、予約申込データを送信する(S166)。各管
理サーバー16は、受信した予約申込データに基づい
て、予約受付登録を行う。
【0037】なお、ドライブ計画提案サーバー14は、
適時、顧客データベース34を参照して、ドライブ計画
を提案したのみで予約代行申込を受けなかったドライブ
計画についてはそのドライブ計画に含まれるサービス提
供施設に対して紹介料を、また、予約代行を行ったドラ
イブ計画については、道路会社およびこのドライブ計画
に含まれる各サービス提供施設に対して仲介料あるいは
予約代行料を、それぞれ請求し、例えばオンライン決済
により各料金を徴収する。
【0038】<道路利用時の処理>まず、車両が道路へ
進入する際の処理について図7を参照して説明する。利
用者が車両に乗って有料道路に進入する際、道路入口に
設けられた入口側識別装置22と、車載通信端末36と
が通信し、ICカードに記録されたID(つまり利用者
ID)が入口側識別装置22へ送信される。入口側識別
装置22は、この利用者IDを自身の入口IDと共に道
路管理サーバー10へ送信する(S200)。道路管理
サーバー10は、予約管理データベース28を参照し、
送信されてきた利用者IDについて、当日の道路利用の
予約データが登録されているか否かを判別する(S20
2)。その結果、登録されていれば、当該利用者IDに
該当する予約データの入口IDフィールドに入口IDを
記録する(S204)。一方、該当する予約データが道
路予約データベース14に登録されていなければ、未予
約利用データベース30に利用者IDと入口IDとを関
係付けて記録する(S206)。
【0039】次に、車両が道路から退出する際の処理に
ついて図8を参照して説明する。利用者の乗った車両が
道路から退出する際は、道路出口に設けられた出口側識
別装置24と車載通信端末36とが通信することで、利
用者IDが出口側識別装置24へ送信される。出口側識
別装置24はこの利用者IDを自身の出口IDと共に道
路管理サーバー10へ送信する(S210)。道路管理
サーバー10は、予約管理データベース28または未予
約利用データベース30を参照して、この利用者IDに
該当する当日の予約データまたは未予約利用データが登
録されていることを確認し、このデータの出口IDフィ
ールドに当該出口IDを記録する(S212)。
【0040】<課金処理>次に、道路利用者への課金処
理について図9を参照して説明する。道路管理サーバー
10は、所定のタイミング(例えば、毎日の決まった時
刻)に、予約管理データベース28および未予約利用デ
ータベース30を参照して、各利用者に道路利用料金を
課金するための処理を実行する。なお、図9には、予約
管理データベース28への登録データに基づく課金処理
のみを示している。
【0041】すなわち、予約管理データベース28につ
いては、入口IDおよび出口IDが共に記録された(つ
まり、道路の利用が済んだ)予約データについて、予約
された利用区間と、入口IDおよび出口IDで特定され
る実際の利用区間とが一致しているか否かを判別する
(S250)。その結果、両者が一致していれば、当該
利用者への請求料金を予約利用料金とする(S25
2)。そして、利用者データベース26を参照して、当
該利用者IDに対応する金融機関口座(金融機関名およ
び口座番号)を取得し(S254)、この口座から予約
利用料金を引き落として道路会社の口座へ振り込むよう
該当する金融機関へオンラインで通知する(S25
6)。一方、入口IDおよび出口IDで特定される利用
区間が予約された利用区間を超過している場合には(S
258)、その超過区間についての未予約利用料金を予
約料金に加算した料金を請求料金として(S260)、
上記と同様にして、利用者の金融機関口座から引き落と
すための処理を実行する(S254,S256)。ま
た、入口IDおよび出口IDで特定される利用区間が予
約された利用区間より短い場合は、その分に応じて予約
料金から減額した額を請求料金として(S262)、利
用者の金融機関口座から引き落とすための処理を実行す
る。ただし、減額せずに予約利用料金をそのまま引き落
とすことにしてもよい。また、未予約データベース30
に登録された利用者については、入口IDおよび出口I
Dで特定される利用区間の未予約料金を課金するための
処理を実行する。
【0042】なお、道路利用予約はあったが、利用日を
過ぎても道路を利用しなかった(つまり、予約データに
出口IDおよび入口IDが記録されなかった)利用者に
ついては、例えば、所定のキャンセル料を課金する。ま
た、予約した利用時間帯より早くあるいは遅く道路を利
用した利用者については、例えば、その時間差に応じた
割増料金を予約利用料金に加えて課金する。その他、予
約した通りに道路を利用しなかった利用者への課金額の
設定は任意である。
【0043】なお、車載通信端末36を備えていない、
あるいは、車載通信端末36にICカードが装着されて
いない車両については、専用のゲートを設けて、従前の
有料道路と同様に、通行券を用いた現金あるいはプリペ
イドカードによる料金徴収を行うものとする。
【0044】<統合データベースの利用>各サービス提
供施設の運営者、および一般利用者は、データベース管
理サーバー12の運営者であるデータベース会社との契
約に基づいて、各管理サーバー16または利用者端末2
0から統合データベース32を閲覧することができる。
その際、データベース管理サーバー12にアクセスした
管理サーバー18又は利用者端末20において、日時、
地域、施設種別、キーワード等によりデータ検索を行え
るようにすることが好ましい。
【0045】サービス提供施設では、統合データベース
32を参照して、例えば、近隣の道路出口で退出する車
両数および車両乗員の年齢構成や、近隣のサービス提供
会社への予約状況(例えば近隣のホテルへの宿泊予約者
数や年齢構成)等から、家族連れの車両数が多くなる日
時を予測し、それに合わせて、家族連れに適したサービ
スを行ったり、営業時間を延長したり、家族向け商品の
在庫量を増やしたりする等、効率的な事業運営を行うこ
とが可能である。また、一般利用者も、例えば、ホテル
やテーマパーク等の予約状況を参照して、空いている日
や時間帯を選んで出かけること等が可能となる。このよ
うに、統合データベース32に予約管理データベース2
8および各サービス提供会社の管理データベースを統合
することで、各サービス提供会社および一般利用者に有
用な情報を提供することができる。なお、統合データベ
ース32の登録データを各サービス提供会社および一般
利用者に閲覧させるサービスは有償としてもよく、ある
いは、例えば閲覧画面に広告を掲載することにより広告
主広告料を得て、一般利用者によるデータ閲覧は無償と
することにしてもよい。
【0046】なお、上記実施形態では、固有のIDが記
録されたICカードを各利用者が所有し、このICカー
ドを車載の通信端末36に装着して、各ゲートに設けた
識別装置22、24にIDを送信することで有料道路の
利用者を識別することとした。しかしながら、これに限
らず、例えば、ユーザIDとして各利用者が所有するク
レジットカードの番号を用い、有料道路の入口ゲートお
よび出口ゲートを通過する際に、クレジットカードをカ
ード読取装置に通すことで、利用者の識別が行われるよ
うにしてもよい。その他、有料道路への進入・退出の際
に利用者を識別することが可能な任意の手法を用いるこ
とができる。
【0047】上記の如く、本実施形態では、図3に示す
料金表テーブルからわかるように、予約利用料金は予約
件数が少ないほど安くなるように設定されている。すな
わち、道路予約が空いている時間帯ほど、予約利用料金
が安くなる。利用者は一般には利用料金が安い方を望ん
で選択するので、このような料金設定を行うことで、利
用予約の時間帯が分散される。このため、特定の時間帯
に予約が集中して交通渋滞が生ずるのを抑制することが
できる。
【0048】また、交通渋滞が抑制されることにより、
道路の利用効率が高まって、道路の通過可能台数が大き
くなる。その結果、道路会社としては、予約による料金
割引分を差し引いても、全体として高い収益をあげるこ
とが可能となる。
【0049】さらに、利用者は、ドライブ計画提案サー
バー14にドライブ計画の提案や予約代行を依頼するこ
とができ、自ら手間をかけることなく、所望のドライブ
プランを得ることができる。このようなドライブ計画提
案サーバー14の利便性により、道路管理サーバー10
を介した道路の予約利用が促進されることで、交通渋滞
の抑制をより効果的に実現することができる。また、上
記したように、ドライブ計画提案サーバー14は、有料
道路の利用料金がより安くなるような、つまり、予約件
数の少ない区間あるいは時間帯に道路を利用するような
ドライブ計画を作成する。したがって、このようなドラ
イブ計画に従って道路の予約利用がなされることで、道
路交通量の均一化がいっそう促進され、交通渋滞はさら
に効果的に抑制されることとなる。
【0050】また、データベース会社の統合データベー
ス32に、道路の予約状況や各サービス提供施設の予約
状況等のデータを統合して蓄積することで、一般利用者
やサービス提供施設に対して有用なデータ閲覧サービス
を提供することができる。また、データベース会社とし
ても、データ閲覧を有償とし、あるいは、データ閲覧画
面に広告を掲載して広告料をとることで、収益をあげる
ことができる。
【0051】
【発明の効果】請求項1および4記載の発明によれば、
予約する道路区間、利用日、および時間帯における予約
件数が少ないほど、予約利用料金を割安になるような料
金設定により、利用者による道路利用の時間帯を分散さ
せて、交通渋滞の発生を抑制することができる。
【0052】また、請求項2記載の発明によれば、有料
道路管理システムが備える道路予約データベースの予約
データを活用することで、利用者に対して道路利用料金
の面で適切なドライブ計画案を提示することができる。
したがって、利用者が割安なドライブ計画案を選んで実
行すると、その結果として、道路の利用時間帯が分散す
ることになり、交通渋滞をより効果的に抑制することが
可能となる。
【0053】また、請求項3記載の発明によれば、利用
者はドライブ計画提案システムからドライブ計画の提案
を受けることができ、さらに、有料道路の利用予約の代
行サービスを受けることもできる。すなわち、利用者
は、自分でドライブ計画を立案したり、予約申込を行っ
たりすることなく、簡便にドライブ計画を立てることが
できる。したがって、本発明のドライブ計画提案システ
ムによって有料道路管理システムを介した道路の予約利
用を促進することができ、これにより、交通渋滞をより
効果的に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるシステムの全体構成
図である。
【図2】予約管理データベースに登録される予約データ
のデータ構成を示す図である。
【図3】利用者が道路管理サーバーを通して有料道路の
利用予約を行う際の道路管理サーバーにおける処理を示
すフローチャートである。
【図4】予約料金テーブルの一例を示す図である。
【図5】予約状況表示画面の一例を示す図である。
【図6】利用者がドライブ計画提案サーバーを通してド
ライブ計画の提案を受け、更に、有料道路の予約代行サ
ービスを受ける際のドライブ計画提案サーバーにおける
処理を示すフローチャートである。
【図7】有料道路へ進入する車両についての道路管理サ
ーバーにおける処理を示すフローチャートである。
【図8】有料道路から退出する車両についての道路管理
サーバーにおける処理を示すフローチャートである。
【図9】道路利用者に対する課金処理を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10 道路管理サーバー 14 ドライブ計画提案サーバー 20 利用者端末 28 予約管理データベース 22 入口側識別端末 24 出口側識別端末
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 322 G06F 17/60 322 332 332 G07B 15/00 G07B 15/00 L M

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有料道路の利用区間、利用日、利用時間
    帯、および利用者IDを指定した予約申込を受け付ける
    予約受付手段と、 該受け付けた予約申込に係わる予約データを登録するた
    めの道路予約データベースと、 有料道路の各区間における予約利用料金が、該当する区
    間における予約申込件数が少ないほど安くなるような予
    約利用料金と予約申込件数との関係を記録した予約料金
    データベースと、 前記道路予約データベースを参照して、前記予約申込で
    指定された利用区間、利用日、および利用時間帯に該当
    する予約申込件数を取得する予約件数取得手段と、 前記予約料金データベースを参照して、前記取得した予
    約申込件数から前記受け付けた予約申込に係わる予約利
    用料金を決定する予約利用料金決定手段と、 有料道路を走行した車両の利用者IDおよび走行区間を
    検出する車両検出手段と、 該検出された利用者IDおよび走行区間に該当する予約
    データが前記道路予約データベースに登録されていれば
    当該予約データについて前記決定された予約利用料金
    を、また、登録されていなければ前記検出された走行区
    間に応じた未予約利用料金を、夫々、前記検出された利
    用者IDで特定される利用者に課金する課金手段と、を
    備えることを特徴とする有料道路管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の有料道路管理システムと
    通信可能に接続されたドライブ計画提案システムであっ
    て、 利用者から、出発地、目的地、および利用者IDを指定
    したドライブ計画作成申込を受け付ける作成申込受付手
    段と、 前記受け付けたドライブ計画作成申込に基づいて、前記
    道路予約データベースおよび前記予約料金データベース
    への登録データを参照して、ドライブ計画に含まれる有
    料道路の予約利用料金が所定の条件を満たすようなドラ
    イブ計画を作成するドライブ計画作成手段と、該作成し
    たドライブ計画を前記利用者に提示するドライブ計画提
    示手段とを備えることを特徴とするドライブ計画提案シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の有料道路管理システムと
    通信可能に接続されたドライブ計画提案システムであっ
    て、 利用者から、出発地、目的地、および利用者IDを指定
    したドライブ計画作成申込を受け付ける作成申込受付手
    段と、 該受け付けたドライブ計画作成申込に基づいてドライブ
    計画を作成する計画作成手段と、 前記計画作成手段が作成したドライブ計画に対して前記
    利用者から予約代行依頼を受けた場合に、このドライブ
    計画に含まれる有料道路の各区間、並びに、その利用日
    および利用時間帯を指定した予約申込を前記有料道路管
    理システムの前記予約受付手段に送信する予約申込送信
    手段とを備えることを特徴とするドライブ計画提案シス
    テム。
  4. 【請求項4】 有料道路の利用区間、利用日、利用時間
    帯、および利用者IDを指定した予約申込を受け付ける
    予約受付ステップと、 該受け付けた予約申込に係わる予約データをデータベー
    スに登録する予約登録ステップと、 前記予約申込で指定された利用区間、利用日、および利
    用時間帯に該当する予約件数を取得する予約件数取得ス
    テップと、 前記取得した予約件数が少ないほど予約利用料金が安く
    なるように、前記取得した予約件数に基づいて前記受け
    付けた予約申込に係わる予約利用料金を決定する予約利
    用料金決定ステップと、 有料道路を走行した車両の利用者IDおよび走行区間を
    検出する車両検出ステップと、 該検出された利用者IDおよび走行区間に該当する予約
    データが前記道路予約データベースに登録されていれば
    当該予約データについて前記決定された予約利用料金
    を、また、登録されていなければ前記検出された走行区
    間に応じた未予約利用料金を、夫々、前記検出された利
    用者IDで特定される利用者に課金する課金ステップ
    と、を備えることを特徴とする有料道路管理方法。
JP2000208275A 2000-07-10 2000-07-10 有料道路管理システム、および、このシステムに接続されたドライブ計画提案システム Pending JP2002024982A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000208275A JP2002024982A (ja) 2000-07-10 2000-07-10 有料道路管理システム、および、このシステムに接続されたドライブ計画提案システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000208275A JP2002024982A (ja) 2000-07-10 2000-07-10 有料道路管理システム、および、このシステムに接続されたドライブ計画提案システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002024982A true JP2002024982A (ja) 2002-01-25

Family

ID=18704890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000208275A Pending JP2002024982A (ja) 2000-07-10 2000-07-10 有料道路管理システム、および、このシステムに接続されたドライブ計画提案システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002024982A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002203295A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Toyota Motor Corp 走行予約システム及び装置並びに方法
JP2005165489A (ja) * 2003-12-01 2005-06-23 Hitachi Ltd チケット情報変更方法
JP2005227805A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Hideki Kawada 引越し見積り方法、引越し見積りシステム及び引越し見積りシステムとして機能させるコンピュータにおいて実行可能なコンピュータプログラム
JP2011209263A (ja) * 2010-03-08 2011-10-20 Denso Corp ナビゲーション装置
WO2013018656A1 (ja) 2011-07-29 2013-02-07 日本電気株式会社 交通制御システム、混雑制御方法、情報処理装置およびその制御方法並びに記録媒体
CN107730877A (zh) * 2017-11-06 2018-02-23 上海电机学院 面向城市高架快速主干路网的预约出行管理系统及方法
JP2019175030A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 株式会社豊田中央研究所 管理サーバ及び自動運転専用道路予約システム
WO2019215801A1 (ja) * 2018-05-07 2019-11-14 日本電気株式会社 料金制御システム、料金制御装置、料金制御方法、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
WO2020194457A1 (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 本田技研工業株式会社 情報提供システム、及び情報提供方法

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002203295A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Toyota Motor Corp 走行予約システム及び装置並びに方法
JP2005165489A (ja) * 2003-12-01 2005-06-23 Hitachi Ltd チケット情報変更方法
JP2005227805A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Hideki Kawada 引越し見積り方法、引越し見積りシステム及び引越し見積りシステムとして機能させるコンピュータにおいて実行可能なコンピュータプログラム
JP2011209263A (ja) * 2010-03-08 2011-10-20 Denso Corp ナビゲーション装置
WO2013018656A1 (ja) 2011-07-29 2013-02-07 日本電気株式会社 交通制御システム、混雑制御方法、情報処理装置およびその制御方法並びに記録媒体
EP2738750A4 (en) * 2011-07-29 2015-06-03 Nec Corp TRAFFIC CONTROL SYSTEM, OVERLOAD CONTROL METHOD, INFORMATION PROCESSING DEVICE, AND CONTROL PROCESS AND MEMORY FOR THIS
CN107730877A (zh) * 2017-11-06 2018-02-23 上海电机学院 面向城市高架快速主干路网的预约出行管理系统及方法
JP6996386B2 (ja) 2018-03-28 2022-01-17 株式会社豊田中央研究所 管理サーバ及び自動運転専用道路予約システム
JP2019175030A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 株式会社豊田中央研究所 管理サーバ及び自動運転専用道路予約システム
WO2019215801A1 (ja) * 2018-05-07 2019-11-14 日本電気株式会社 料金制御システム、料金制御装置、料金制御方法、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JPWO2019215801A1 (ja) * 2018-05-07 2021-05-20 日本電気株式会社 料金制御システム、料金制御装置、料金制御方法、及びプログラム
JP7004068B2 (ja) 2018-05-07 2022-01-21 日本電気株式会社 料金制御システム、料金制御装置、料金制御方法、及びプログラム
US11398113B2 (en) 2018-05-07 2022-07-26 Nec Corporation Toll control system, toll control apparatus, toll control method, and computer-readable recording medium
CN113614802A (zh) * 2019-03-25 2021-11-05 本田技研工业株式会社 信息提供系统及信息提供方法
JPWO2020194457A1 (ja) * 2019-03-25 2021-11-25 本田技研工業株式会社 情報提供システム、及び情報提供方法
WO2020194457A1 (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 本田技研工業株式会社 情報提供システム、及び情報提供方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10713946B2 (en) Computer-implemented system and method for valet parking services
Shaheen Smart parking management field test: A bay area rapid transit (bart) district parking demonstration
JP5777373B2 (ja) カーステーション負荷分散システム
JP6139504B2 (ja) 駐車管理システムと方法
US20170046955A1 (en) Method and System of Locating and Managing Parking Space
KR101150750B1 (ko) 주차 분산을 유도하는 무인 주차 관제 시스템 및 무인 주차 관제 방법
KR20140109547A (ko) 주차장안내서비스시스템 및 그 방법
WO2009098813A1 (ja) 路線バス料金精算システム
JP2022033341A (ja) 車両管理サーバおよびコンピュータプログラム
KR102296356B1 (ko) 펫 택시 서비스 제공 방법 및 장치
JP2020057316A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、及び、広告配信方法
JP2002024982A (ja) 有料道路管理システム、および、このシステムに接続されたドライブ計画提案システム
JP2005275719A (ja) 駐車場案内と料金自動支払いシステム及びその方法並びに駐車場案内サービスホストコンピュータ
JP2005031766A (ja) 駐車場予約時刻変更システム、駐車場予約時刻変更方法およびコンピュータプログラム
JP2003187278A (ja) 駐車場管理誘導装置、駐車場管理誘導方法、及び駐車場管理誘導プログラム
JP2003216988A (ja) インターネットを介したシェアパーキング管理システム
JP2020095385A (ja) 予約管理システム、予約管理方法、及び予約管理プログラム
JP2002207795A (ja) 道路交通情報総合処理システム
JP2019185574A (ja) 特典付与システム、特典付与装置、特典付与方法、及び特典付与プログラム
JP2002216187A (ja) 管理装置及び車両端末
JP4128403B2 (ja) 顧客紹介システムおよび顧客紹介方法
JP2007207077A (ja) 配車情報提供システム及び配車予約サーバ
JP2004199569A (ja) デマンドバスシステム
JP2004288120A (ja) 情報収集システム、情報配信システムおよび情報配信方法
JP7058509B2 (ja) 車両管理サーバおよびコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040924