JP2002203295A - 走行予約システム及び装置並びに方法 - Google Patents

走行予約システム及び装置並びに方法

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JP2002203295A
JP2002203295A JP2000400767A JP2000400767A JP2002203295A JP 2002203295 A JP2002203295 A JP 2002203295A JP 2000400767 A JP2000400767 A JP 2000400767A JP 2000400767 A JP2000400767 A JP 2000400767A JP 2002203295 A JP2002203295 A JP 2002203295A
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JP
Japan
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reservation
road
reservation data
user
data
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JP2000400767A
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English (en)
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Kenta Koide
健太 小出
Yuji Goto
裕司 後藤
Yasuhiro Shito
康弘 志藤
Hironobu Sugimoto
浩伸 杉本
Noritaka Muramoto
範貴 村本
Koji Kawahigashi
宏二 川東
Tsuyoshi Sato
強 佐藤
Hitoshi Suzuki
仁 鈴木
Takashi Tsumori
隆司 津守
Masahiro Nakamura
正弘 中村
Hisashi Hiromoto
久 廣本
Takeshi Mori
毅 森
Katsuhiko Yajima
克彦 矢島
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Toyota Motor Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 道路の渋滞を緩和する。 【解決手段】 ユーザは、ユーザ端末10を用いてセン
タ12に利用予定道路及び利用予定時間を入力する。セ
ンタ12は、ユーザからの入力データに基づき、当該利
用予定時間における混雑度を算出し、混雑度に応じた利
用料金を設定してユーザ端末10に返信する。ユーザが
容認する場合には、当該データを予約データとして登録
する。利用料金は、利用予定時間が直前であるほど、及
び混雑度が大になるほど高く設定される。道路管理者1
6はユーザが予約データに従って道路を通過したか否か
を判定する。予約車両は予約なしで道路を通過する車両
に比べて利用料金が安く設定され、これにより渋滞が緩
和される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行予約システム
及び装置並びに方法、特にユーザ端末及びセンタ間で道
路の走行予約を行う技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、監視カメラ等を用いて道路上
を監視し、交通状況を道路管理センタで集中管理すると
ともに、事故情報や渋滞情報を表示板に表示し、あるい
はラジオ等より放送している。車両運転者は、これらを
確認することで自車が走行しようとする道路の状況を事
前に把握し、走行計画を立てることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに事故情報や渋滞情報を運転者に伝達しても、道路の
混雑状況が一向に緩和されていないのが実状である。特
に、首都高速あるいは大都市の幹線道路においては渋滞
が慢性化しており、渋滞を緩和するための効果的な方策
が求められている。
【0004】混雑を緩和する方法としては、現在の交通
状況を監視し、ある程度の混雑度に達した場合にその道
路への進入を禁止する方法があるが、あくまで事後措置
であり渋滞の予防ができない問題がある。
【0005】また、過去の統計データに基づき今後の渋
滞を予測し、前もって進入を規制する方法もあるが、過
去の統計データに基づき渋滞度を予測している以上、そ
の精度が問題となり、現実には混雑していないのに混雑
していると誤判定する、あるいはその逆の事態も想定さ
れる。さらに、予想される混雑度に応じて利用料金を変
化させる(混雑するほど利用料金を高くする)提案もな
されているが、渋滞の予測精度が問題となることは上述
したとおりである。
【0006】本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑
みなされたものであり、その目的は、道路の渋滞度を従
来以上に高精度に予測し、これを用いて道路の渋滞を緩
和し、円滑な走行を可能とする技術を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、通信ネットワークで接続されたユーザ端
末及びセンタ間で道路の走行予約を行うシステムであっ
て、前記ユーザ端末は、利用予定道路及び利用予定時間
を入力する手段とを有し、前記センタは、前記ユーザ端
末から送信された前記利用予定道路及び利用予定時間に
基づき、前記利用予定道路の前記利用予定時間における
混雑度を評価する手段と、前記混雑度に応じてユーザに
対する予約データを生成する手段と、前記予約データを
前記ユーザ端末に返信する手段とを有することを特徴と
する。過去の統計データのみに基づいて将来の渋滞度を
予測するのではなく、道路の走行に予約という概念を導
入し、予約状況から渋滞度を評価することで、高精度に
渋滞を予測することが可能となる。そして、この渋滞度
に応じて予約データを生成することで、利用予定道路に
おける交通量を平準化させることができる。
【0008】ここで、前記センタの前記予約データを生
成する手段は、前記混雑度が所定値以上となった場合に
は、新規の前記予約データを生成しないことが好適であ
る。これにより、渋滞を緩和することができる。
【0009】また、前記予約データは、前記利用予定時
間における前記利用予定道路の利用料金を含み、前記セ
ンタの前記予約データを生成する手段は、前記混雑度が
大なるほど前記利用料金を高く生成することが好適であ
る。混雑度が大なるほど利用料金を高くすることで、ユ
ーザに対して混雑度の少ない道路あるいは少ない時間へ
のシフトを促すことができる。
【0010】また、前記予約データは、前記利用予定時
間における前記利用予定道路の利用料金を含み、前記セ
ンタの前記予約データを生成する手段は、前記利用予定
時間が先であるほど前記利用料金を安く生成することが
好適である。利用時間が先であるほど利用料金を安くす
ることで、ユーザに対して早期の予約を促すことがで
き、これにより利用時間の平準化及び混雑度の早期予測
が可能となる。
【0011】本システムにおいて、前記センタはさら
に、前記ユーザ端末から前記予約データに対する取消要
求があった場合に、前記ユーザについて取消料金データ
を生成する手段とを有することができる。
【0012】また、本システムにおいて、前記センタは
さらに、前記ユーザ端末から前記予約データに対する変
更要求があった場合に、前記予約データを変更する手段
とを有することができる。
【0013】また、本システムにおいて、前記センタは
さらに、前記ユーザの車両が前記予約データに合致する
ように走行した場合に、前記予約データに基づき所定の
決済処理を実行する手段とを有することが好適である。
【0014】本システムにおいて、前記利用予定道路は
高速道路等の有料道路とすることができる。
【0015】また、本発明は、道路の走行予約を行う装
置を提供する。本装置は、ユーザから送信された利用予
定走路及び利用予定時間に基づき、前記利用予定道路の
前記利用予定時間における混雑度を評価する手段と、前
記混雑度に応じて前記ユーザに対する予約データを生成
する手段と、前記予約データを前記ユーザに返信する手
段とを有することを特徴とする。本装置は、サーバクラ
イアントシステムにおけるサーバとして機能することが
できる。
【0016】本装置において、前記混雑度を評価する手
段は、前記利用予定道路の前記利用時間における利用予
定車両数、及び前記利用予定道路における通行車両数と
混雑度との統計的関係に基づいて評価することが好適で
ある。
【0017】また、前記予約データを生成する手段は、
前記混雑度が所定値以上となった場合には、新規の前記
予約データを生成しないことが好適である。
【0018】また、本装置において、前記予約データ
は、前記利用予定時間における前記利用予定道路の利用
料金を含み、前記予約データを生成する手段は、前記混
雑度が大なるほど前記利用料金を高く生成することが好
適である。
【0019】また、本装置において、前記予約データ
は、前記利用予定時間における前記利用予定道路の利用
料金を含み、前記予約データを生成する手段は、前記利
用予定時間が先であるほど前記利用料金を安く生成する
ことが好適である。
【0020】本装置において、前記ユーザから前記予約
データの取消要求が送信された場合に、前記ユーザにつ
いて取消料金データを生成する手段とを有することがで
きる。
【0021】また、本装置において、前記ユーザから前
記予約データの変更要求が送信された場合に、前記予約
データを変更する手段とを有することもできる。
【0022】また、本装置において、前記ユーザの車両
が前記予約データに合致するように走行した場合に、前
記予約データに基づき所定の決済処理を実行する手段と
を有することもできる。
【0023】また、本発明は、通信ネットワークで接続
されたユーザ端末及びセンタ間で道路の走行予約を行う
方法を提供する。本方法は、前記ユーザ端末から送信さ
れたユーザの希望する利用予定道路及び利用予定時間に
基づいて前記利用予定道路の前記利用予定時間における
混雑度を評価するステップと、前記混雑度に基づき前記
ユーザに対する予約データを生成するステップと、前記
予約データを前記ユーザ端末に送信するステップとを有
することを特徴とする。
【0024】本方法において、さらに、前記利用予定道
路の予約状況を前記ユーザ端末に送信するステップとを
有することが好適である。
【0025】また、前記予約データを生成するステップ
では、前記混雑度が所定値以上となった場合には、新規
の前記予約データを生成しないことが好適である。
【0026】また、前記予約データを生成するステップ
では、前記混雑度が大なるほど利用料金を高く設定して
前記予約データを生成することが好適である。
【0027】また、前記予約データを生成するステップ
では、前記利用予定時間が先であるほど利用料金を安く
設定して前記予約データを生成することが好適である。
【0028】本方法において、さらに、前記予約データ
の内容について前記ユーザから取消要求が送信された場
合に、前記ユーザに対して取消料金データを生成するス
テップとを有することができる。
【0029】また、本方法において、さらに、前記ユー
ザから前記予約データの変更要求を受け付けるステップ
と、前記変更要求があった場合に前記ユーザから送信さ
れた新たな利用予定道路及び利用予定時間に基づき新た
な混雑度及び新たな予約データを生成するステップとを
有することもできる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態について、道路として高速道路を例にとり説明す
る。
【0031】図1には、本実施形態に係るシステム構成
図が示されている。ユーザ端末10、予約センタ12、
決済機関14及び道路管理者(道路管理センタ)16が
通信ネットワーク18を介して相互に接続される。通信
ネットワーク18は、インターネットなどの公衆回線で
もよく、専用回線でもよい。センタ12と道路管理者1
6との間、あるいはセンタ12と決済機関14の間のみ
を専用回線とすることもできる。
【0032】ユーザ端末10はパーソナルコンピュータ
やPDA(携帯情報機器)、携帯電話、キオスク端末な
ど入出力機能及びネットワーク接続機能を有する任意の
端末を用いることができる。ユーザは、ユーザ端末10
を用いてセンタ12に接続し、利用予定道路(本実施形
態では高速道路の利用インターチェンジIC)及び利用
予定時間を送信する。
【0033】なお、ユーザ端末10からセンタ12へ利
用予定道路及び利用予定時間を送信する際に、加入電話
を用いオペレータを介して送信することも可能である。
【0034】センタ12は、ユーザ端末10から送信さ
れた利用予定道路及び利用予定時間を受信し、これらに
基づいてその利用道路の利用時間における混雑度を評価
する。利用を希望するユーザ数が大になるほど混雑度は
大となる。混雑度の具体的な評価方法については後述す
る。混雑度を評価した後、センタ12は更に評価した混
雑度に基づいてそのユーザの予約データを生成する。予
約データは、当該ユーザがいつ、どの道路を利用するか
を特定するデータであり、予約データには利用料金デー
タも付与される。利用料金は、センタ12が混雑度及び
予約時間(利用予定時間)に応じて決定する。生成され
た予約データはユーザ端末10に返信される。また、予
約データは、実際に高速道路を管理する道路管理者16
にも送信される。
【0035】道路管理者16では、高速道路を通行する
車両を管理するとともに、進入ICや退出ICでセンタ
12から供給されたユーザの予約データに基づき、実際
にユーザが予約データに合致して走行を実施したか否か
を判定する。そして、予約データに基づき銀行やクレジ
ット会社などの決済機関14に対して所定の決済処理、
具体的にはユーザの銀行口座からの引き落としやクレジ
ットカード番号に基づく利用料金徴収処理を実行する。
なお、予約データを道路管理者16に送信するのではな
く、道路管理者16ではユーザがICを通過したか否か
のみを検出してその通過データをセンタ12に送信し、
センタ12で予約データに合致する走行を行ったか否か
を判定して決済機関14に対して所定の決済処理を行う
ことも可能である。決済処理は、道路管理センタ16あ
るいはセンタ12のいずれでも可能であり、道路管理者
16で決済する場合には、公知のETC(Electronic T
oll Collection:自動徴収システム)あるいはクレジッ
トカードを用いた徴収システムをそのまま用いることが
できる。センタ12側で決済処理する場合については後
述する。
【0036】図2には、図1におけるセンタ12の構成
ブロック図が示されている。センタ12は、入出力イン
タフェースI/F12a、プロセッサ12b、ユーザデ
ータ記憶部12c、予約データ記憶部12d、料金テー
ブル記憶部12e及び統計データ記憶部12fを有して
構成される。ユーザデータ記憶部12cには、本予約シ
ステムを利用するユーザのデータ、すなわち住所や氏
名、ID、パスワード、クレジットカード番号、車両ナ
ンバー、ETCカードナンバーなどが記憶される。
【0037】予約データ記憶部12dには、生成された
予約データ、すなわちユーザの個人データと関連付けら
れた予約番号、ユーザの利用予定道路、利用予定時間、
及び利用料金データが記憶される。予約番号は、ETC
カードナンバーあるいは車両ナンバーそのものを援用す
ることもできる。
【0038】料金テーブル記憶部12eには、利用予定
時間(予約時間)及び渋滞度毎に予め定められた料金テ
ーブルが記憶されており、プロセッサ12bは、このテ
ーブルを参照することでユーザの予約した道路に対する
利用料金を算出する。
【0039】統計データ記憶部12fには、過去の混雑
度状況が各道路毎に記憶されており、具体的には通行車
両台数と混雑度との関係が記憶されている。例えば、通
行台数がN1である場合には平均走行速度が60km/
hを超えるため混雑度は空、通行車両台数がN2台であ
る場合には平均車速が60〜40km/hであり混雑度
は比較的混雑、通行車両台数がN3台である場合には平
均車速が40km/h未満であり混雑度は渋滞等であ
る。プロセッサ12bは、予約データ記憶部12dに記
憶されている既予約ユーザ数(既予約通過台数)から統
計データ記憶部12fに記憶されている統計データに基
づき混雑度を評価することができる。例えば、予約デー
タ記憶部12dに記憶されている予約ユーザ数がN2で
ある場合には混雑と評価する等である。
【0040】図3には、図2の料金テーブル記憶部12
eに記憶される料金テーブルの一例が示されている。図
において、行は利用予定時間を示しており、〜1ヶ月
前、〜1週間前、〜24時間前が規定されている。な
お、予約なし(当日)も規定されているが、これは比較
のためであり、料金テーブルとして規定する必要ない
(当日は、実際に検出された混雑度に応じて利用料金を
決定すればよい)。また、列は混雑度を規定しており、
3つの混雑度、すなわち空、混雑、渋滞が規定されてい
る。そして、これら利用予定時間及び混雑度に応じて一
義的に利用料金が決定される。例えば、予約なしで混雑
度が空の場合を基準料金とし、利用予定時間が1ヶ月以
上前の場合であって予約状況から当該利用予定道路にお
ける混雑度が空と評価された場合には基準料金の75%
(2割5分引き)とされ、予約状況から混雑である場合
には逆に105%(5分増し)とされる。また、24時
間前の利用予定時間の場合には、混雑度が空である場合
には95%(5分引き)の利用料金とされ、混雑の場合
には125%(2割5分増し)の利用料金とされる。
【0041】一方、24時間以上前の予約であっても、
評価された混雑度が既に渋滞である、つまり、その道路
を利用する予定のユーザが既に一杯で円滑な交通の流れ
を保証できない場合には、予約を受け付けず予約データ
を生成しない。この場合、センタ12は既に予約が一杯
である旨をユーザ端末10に送信し、別の道路あるいは
別の利用時間への変更を促す。
【0042】このように、予約なし、つまり当日走行す
るよりも予約を行った方が利用料金を安く設定すること
で、走行道路の予約をすべきインセンティブをユーザに
与えることができ、事前に道路の渋滞度を正確に評価す
ることが可能となる。また、混雑度が大になるほど利用
料金を高く設定することで、空いている時間帯に対する
予約のインセンティブをユーザに与えることができ、走
行道路あるいは走行時間の平準化を図ることができる。
さらに、評価した渋滞度が渋滞の場合には、新たな予約
を受け付けないことにより、渋滞を確実に予防すること
もできる。
【0043】なお、予約なし(当日走行)の場合で混雑
度が渋滞の場合には利用料金を300%としているが、
これは渋滞であっても高速道路の構造上、車両が進入で
きる場合を考慮したものであり、道路が渋滞している場
合に新たな車両の進入を禁止できる構造である場合には
300%ではなく利用不可とすることも可能である。
【0044】図4には、本実施形態における全体処理フ
ローチャートが示されている。まず、ユーザはユーザ端
末10を用いて利用予定道路として出発IC(進入I
C)、到着IC(退出IC)を入力し、また利用予定時
間を入力する(S101)。入力したデータはネットワ
ーク18を介してセンタ12に送信される。センタ12
では、これらのデータを受信すると、予約データ記憶部
12dに記憶されている予約状況に基づき、出発ICと
到着IC間の当該利用予定時間における混雑度を評価す
る(S102)。
【0045】図5には、図4におけるS102の処理、
すなわち予約状況に基づき混雑度を評価するフローチャ
ートが示されている。センタ12のプロセッサ12b
は、まずユーザの利用予定時間(予約時間)における通
過台数を予約データ記憶部12dに記憶された予約状況
から算出する(S201)。次に、プロセッサ12b
は、統計データ記憶部12fに記憶されている過去の統
計データ、すなわち過去の通過台数と混雑度との関係を
読み出し(S202)、予約通過台数と統計データから
混雑度を算出する(S203)。混雑度は、図3に示さ
れるように空、混雑、渋滞の3区分でもよく、より多く
の区分で評価してもよい。さらに混雑度を0%〜100
%の間で定量評価してもよい。予約台数に基づいて混雑
度を評価するので、精度よく混雑度を評価できる。
【0046】再び図4に戻り、混雑度を評価した後、プ
ロセッサ12bは評価した混雑度が渋滞のレベルにある
か否かを判定する(S103)。評価した混雑度が渋滞
レベルである場合には、既述したように予約を受け付け
ず(S105)、その旨をユーザ端末10に送信する
(S106)。一方、評価した混雑度が渋滞レベルでな
い場合には、図3に示された料金テーブルに基づき利用
料金を算出して予約データを生成し(S104)、ユー
ザ端末10に送信する(S106)。利用料金は、具体
的には図3に示された利用料率を用い、
【数1】利用料金={Σ(各区間の料率×その区間の距
離/全区間距離)}×基準料金 但し、Σは各区間の総和で算出することができる。例え
ば、利用区間がIC1〜IC5(区間距離50km)で
あり、その間にIC2、IC3、IC4と存在する場
合、1ヶ月前に予約したときの料率が、 区間IC1〜IC2(区間距離30km):75% 区間IC2〜IC3(区間距離10km):105% 区間IC3〜IC4(区間距離5km):105% 区間IC4〜IC5(区間距離5km):75% とすると、利用料金は、
【数2】利用料金={75%×30/50+105%×1
0/50+105%×5/50+75%×5/50}×基準
料金 で算出することができる。
【0047】センタ12から予約データが返信される
と、ユーザ端末10の出力部には当該予約データが表示
されるため、ユーザはこの予約データ、特に利用料金を
確認して予約データを容認するか変更するかを決定でき
る。そして、容認する場合には(S107にてNO)、
ユーザ端末10から容認データを送信し、センタ12は
この容認データを受信して予約データを予約データ記憶
部12dに登録する(S108)。一方、S107にて
ユーザが予約データの変更を希望する場合、例えば利用
料金が高すぎると感じる場合には、再びS101以降の
処理に戻り、新たな出発ICや到着IC及び利用予定時
間を入力して予約を行う。変更の1つの態様としては、
当初希望した利用予定時間では混雑しているため利用料
金が高額となり、混雑しておらず安価な時間帯に変更す
る等である。これにより、交通量の平準化が図られるこ
とになる。
【0048】なお、ユーザが一旦予約した後に、何らか
の事情により当該予約をキャンセルしたいと欲する場合
もある。このようなキャンセル行為は、予約データの変
動を招いて混雑度評価の精度に影響を与えるため好まし
くない。そこで、予約をキャンセルするユーザに対して
は、プロセッサ12bは予約データの代わりにキャンセ
ル料金のデータを生成し、このキャンセル料金データに
基づいて決済処理を実行することが好適である。また、
一旦予約は行ったものの、ユーザが予約した走行を実行
しなかった場合にも、キャンセル行為に準じてキャンセ
ル料金のデータを生成することもできる。
【0049】一方、予約のキャンセルではなく予約の変
更の場合には、同様に混雑度評価の精度に影響を与える
ものの交通量の平準化に寄与するため、変更料金データ
等は生成しないことが好適である。
【0050】以下、上述した処理の各ステップにおいて
ユーザ端末10に表示される具体的な画面例について説
明する。
【0051】図6には、センタ12にアクセスした直後
にユーザ端末10に表示される初期画面が示されてい
る。ユーザ端末10を用いてセンタ12にアクセスする
と、センタ12から図6に示される画面が送信され表示
される。この画面は、HTML形式で記述されたWeb
ページ(ホームページ)とすることができる。もちろ
ん、最初に本予約サービスを受けるためのIDやパスワ
ードの入力を求める画面を表示してもよい。初期画面に
は、図示のごとく「高速道路の予約をする」メニューと
「旅行計画を立てながら予約をする」メニュー、及び
「予約を確認する」メニューが表示される。「高速道路
の予約をする」メニューは、上述した処理に移行するた
めのメニューであり、「旅行計画を立てながら予約す
る」メニューは、予約処理と旅行計画処理とを並行して
行うためのメニューである。出発地及び目的地を入力し
て経路探索を行い旅行計画を立案する処理はナビゲーシ
ョンシステムなどで公知であり、その説明は省略する。
「予約を確認する」メニューは、既にセンタ12に対し
て予約を行ったユーザが、センタ12から与えられた予
約データに含まれる予約ナンバーに基づき自己の予約デ
ータを確認するために用いられる。この画面において、
ユーザが「高速道路の予約をする」メニューを選択する
と、センタ12は次にWebページ形式などで利用予定
道路及び利用予定時間を入力する画面をユーザ端末10
に送信する。
【0052】図7には、利用予定道路及び利用予定時間
を入力するための画面例が示されている。出発IC名及
び到着IC名を入力する欄が表示され、また出発ICを
通過する予定時刻を入力する欄が表示される。図におい
てはユーザが利用する車種を入力する欄も表示されてい
る。これは、高速道路における利用料金体系が車種毎に
設定されていることに基づくものである。ユーザがこれ
らの項目を入力し、表示された確定ボタンを操作する
と、入力データが通信ネットワーク18を介してセンタ
12に送信される。
【0053】図8には、センタ12で予約データを生成
し、ユーザ端末10に送信した場合の画面例が示されて
いる。予約データとして利用予定道路(豊田IC〜武生
IC)、利用予定時間8:30〜11:00が表示さ
れ、さらに当該利用予定時間における利用料金(322
5円)が表示される。ここで、8:30はユーザが入力
した出発ICである豊田ICの通過予定時間であり、1
1:00はセンタ12で混雑度から算出した時間であ
る。図では、当日における交通状況も同時に表示されて
おり、ユーザはこれらを比較することにより、予約の是
非を判断することができる。また、決済に用いるための
ユーザの個人データ、例えばクレジットカードナンバー
等を表示してもよい。ユーザがこの予約データを容認す
る場合には、確定ボタンを操作する。センタ12ではこ
の予約データを予約データ記憶部12dに登録する。一
方、ユーザが変更を希望する場合には、プルダウンメニ
ューなどを操作して変更要求を指定し、センタ12に送
信する。
【0054】図9には、図8においてユーザが変更要求
をセンタ12に送信した場合にセンタ12からユーザ端
末に返信される画面例が示されている。変更方法として
「出発時刻は変えない」、あるいは「到着時刻は変えな
い」などのメニューが表示され、また「なるべく混まな
い時間」、つまり評価した混雑度から最適と思われる時
間を選択するメニューも表示される。ユーザは、これら
のメニューから適宜選択してセンタ12に送信する。
【0055】図10には、図9においてユーザが「到着
時刻は変えない」メニューを選択した場合にセンタ12
からユーザ端末10に返信される画面例が示されてい
る。センタ12では、ユーザが到着時刻は変えないこと
を選択した場合に、出発ICにおける利用予定時間を所
定時間だけ前に移行する処理を行う。これに伴い、利用
予定時間が変更されるため、新たな利用予定時間に基づ
いて混雑度を再評価し、料金テーブル記憶部12eに記
憶された料金テーブルに基づいて当該利用予定時間にお
ける利用料金を再算出する。なお、図においては利用予
定時間区分及び混雑度区分が同一であるため同一利用料
金が示されている。図9においてユーザが「全体最適」
メニューを選択した場合、センタ12は予約日において
利用予定区間において混雑度が低い、つまり利用予定道
路を通過する所要時間が短いと予測される時間帯を抽出
し、ユーザ端末10に送信する。この際、最も混雑度が
低い時間帯のみを提示してもよいし、最も低いものから
順に複数提示してもよい。ユーザが変更された予約デー
タを容認できる場合には、確定ボタンを操作してセンタ
12に送信する。
【0056】以上のようにして、ユーザはユーザ端末1
0を用いて高速道路の走行予約を行うことができる。
【0057】図11及び図12には、高速道路の走行予
約を行った後、ユーザが実際に高速道路を走行した場合
のセンタ12の処理フローチャートが示されている。ま
ず、図11は高速道路進入時の処理であり、車両がET
Cゲートを通過して進入する場合、道路管理者16は車
両の所定位置に配置されたETCカードを読み取り、読
み取ったデータをセンタ12に送信する。また、車両が
通行券発券所を通過して進入する場合、発券所近傍に設
けられたカメラで車両のナンバープレートを読み取り、
読み取ったデータをセンタ12に送信する。センタ12
では、道路管理者16から送信されたETCカード及び
ナンバープレートに基づいて、予め予約した車両である
か否かを判定する(S301)。この判定は、ユーザデ
ータ記憶部12cに記憶されたユーザの個人データ及び
予約データ記憶部12dに記憶された予約データを参照
することで行われる。なお、予約データにユーザのET
Cカードナンバーや車両ナンバーが含まれている場合に
は、容易に予約車両か否かを判定することができる。そ
して、進入した車両が予約車両と一致する場合には、セ
ンタ12は次に進入時間が予約時間と一致するか否かを
判定する(S302)。この判定は、予約時間に対して
一定の許容範囲を設けて行うのが良く、進入時間が予約
時間と一致する場合には、センタ12は予約通りに進入
した旨をユーザデータ記憶部12c等に登録する(S3
03)。一方、予約した車両であるものの、進入時間が
予約時間と一致しない場合には、予約データに含まれる
利用料金データを修正する(S304)。修正は、例え
ば予約時における利用料金の2割増等とすることができ
る。
【0058】なお、進入時間が予約時間と一致するか否
かを判定する際の許容範囲を実際の道路状況に応じて変
更してもよい。例えば、現在の道路状況が空いている場
合には許容範囲を増大させ(例えばプラスマイナス1時
間)、一方、現在の交通状況が混雑ないし渋滞している
場合には許容範囲を狭くする(例えばプラスマイナス1
5分)等である。
【0059】一方、S301にてNO、すなわち進入車
両が予め予約した車両でない場合には、予約なしで高速
道路に進入したことを意味するから、センタ12では当
日分の利用料金を算出してユーザデータ記憶部12c等
に登録する(S305)。この当日分の利用料金は、図
3に示される如く現在の交通状況に応じて算出される。
図11におけるS301〜S305の処理は、センタ1
2ではなくセンタ12から予約データを受信した道路管
理者16が行ってもよい。
【0060】図12は、高速道路退出時の処理フローチ
ャートであり、道路管理者16は当該車両の退出をET
C出口あるいは料金精算所で検出すると、検出データを
センタ12に送信する(S401)。センタ12では、
退出ICが予約データにおける到着ICと一致するか否
かを判定し(S402)、予約データと一致する場合に
は、予約時の利用料金で所定の決済処理を実行する(S
403)。具体的には、ETC利用の車両では、ETC
カードナンバーに基づき予め入金された金額から差し引
く(プリペイド方式)、あるいはユーザの銀行口座から
自動引き落としを行う。非ETC利用車両では、予約時
の利用料金をユーザに提示して徴収する、あるいはクレ
ジットカードを用いて利用料金を引き落とす。
【0061】一方、退出ICが到着ICと異なる場合に
は、到着ICと退出ICの区間分に相当する当日料金の
分だけ予約時の利用料金に加算して(S404)、上述
した決済処理を実行する(S405)。図12の処理
も、センタ12ではなく予約データを受信した道路管理
者16が行ってもよい。
【0062】以上説明したように、本実施形態では高速
道路の走行に他の交通機関(電車や航空機、船舶)で導
入されている予約の概念を適用し、利用料金を適宜設定
することにより交通量の平準化を図ることができる。図
13には、利用時間と渋滞度との関係が示されている。
従来においては、ある時間帯に交通量が集中して渋滞を
招くことが多かったが、本実施形態では利用時間の平準
化が行われるため渋滞を効果的に緩和することができ
る。
【0063】なお、本発明は上記した実施形態に限定さ
れるものではなく、種々の変更が可能である。例えば、
本実施形態においてはセンタ12と道路管理者16とを
別個に設けたが、道路管理者16とセンタ12、さらに
決済機関14が一体的に構成されていてもよい。
【0064】また、本実施形態において、ユーザが利用
予定道路及び利用予定時間を入力する際に、利用予定道
路における予約状況をユーザの求めに応じてセンタ12
からユーザ端末10に送信してもよい。この場合、セン
タ12がユーザから指定された年月日における利用予定
道路の各時間帯における混雑度を評価してユーザに提示
することが好適である。図9の画面例において、ユーザ
が「全体最適」メニューを選択した場合に、センタ12
が利用予定道路における各時間帯の混雑度をユーザ端末
10に送信し、ユーザに所望の時間帯を選択させてもよ
い。
【0065】また、本実施形態においては利用道路とし
て高速道路を例示したが、他の有料道路あるいは幹線道
路、交通量の多い車両専用道路等に適用することが可能
である。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば道
路の走行に予約の概念を導入することで、道路の交通量
を平準化させ、これにより渋滞を緩和して交通を円滑化
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態のシステム構成図である。
【図2】 図1におけるセンタの構成ブロック図であ
る。
【図3】 料金テーブル説明図である。
【図4】 実施形態におけるセンタ処理フローチャート
である。
【図5】 混雑度評価フローチャートである。
【図6】 ユーザ端末に表示される初期画面説明図であ
る。
【図7】 予約入力時の画面例説明図である。
【図8】 予約データ表示画面例説明図である。
【図9】 予約データ変更画面例説明図である。
【図10】 変更された予約データ表示画面例説明図で
ある。
【図11】 車両進入時の処理フローチャートである。
【図12】 車両退出時の処理フローチャートである。
【図13】 従来と実施形態の渋滞度を示すグラフ図で
ある。
【符号の説明】
10 ユーザ端末、12 センタ、14 決済機関、1
6 道路管理者、18ネットワーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 裕司 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 志藤 康弘 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 杉本 浩伸 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 村本 範貴 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 川東 宏二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 佐藤 強 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 鈴木 仁 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 津守 隆司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中村 正弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 廣本 久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 森 毅 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 矢島 克彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5H180 AA01 BB05 BB15 EE02 EE10 FF12 FF13

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークで接続されたユーザ端
    末及びセンタ間で道路の走行予約を行うシステムであっ
    て、 前記ユーザ端末は、 利用予定道路及び利用予定時間を入力する手段と、 を有し、前記センタは、 前記ユーザ端末から送信された前記利用予定道路及び利
    用予定時間に基づき、前記利用予定道路の前記利用予定
    時間における混雑度を評価する手段と、 前記混雑度に応じてユーザに対する予約データを生成す
    る手段と、 前記予約データを前記ユーザ端末に返信する手段と、 を有することを特徴とする走行予約システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記センタの前記予約データを生成する手段は、前記混
    雑度が所定値以上となった場合には、新規の前記予約デ
    ータを生成しないことを特徴とする走行予約システム。
  3. 【請求項3】 請求項1、2のいずれかに記載のシステ
    ムにおいて、 前記予約データは、前記利用予定時間における前記利用
    予定道路の利用料金を含み、 前記センタの前記予約データを生成する手段は、前記混
    雑度が大なるほど前記利用料金を高く生成することを特
    徴とする走行予約システム。
  4. 【請求項4】 請求項1、2のいずれかに記載のシステ
    ムにおいて、 前記予約データは、前記利用予定時間における前記利用
    予定道路の利用料金を含み、 前記センタの前記予約データを生成する手段は、前記利
    用予定時間が先であるほど前記利用料金を安く生成する
    ことを特徴とする走行予約システム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のシステ
    ムにおいて、 前記センタはさらに、 前記ユーザ端末から前記予約データに対する取消要求が
    あった場合に、前記ユーザについて取消料金データを生
    成する手段と、 を有することを特徴とする走行予約システム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかに記載のシステ
    ムにおいて、 前記センタはさらに、 前記ユーザ端末から前記予約データに対する変更要求が
    あった場合に、前記予約データを変更する手段と、 を有することを特徴とする走行予約システム。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載のシステ
    ムにおいて、 前記センタはさらに、 前記ユーザの車両が前記予約データに合致するように走
    行した場合に、前記予約データに基づき所定の決済処理
    を実行する手段と、 を有することを特徴とする走行予約システム。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載のシステ
    ムにおいて、 前記利用予定道路は有料道路であることを特徴とする走
    行予約システム。
  9. 【請求項9】 道路の走行予約を行う装置であって、 ユーザから送信された利用予定走路及び利用予定時間に
    基づき、前記利用予定道路の前記利用予定時間における
    混雑度を評価する手段と、 前記混雑度に応じて前記ユーザに対する予約データを生
    成する手段と、 前記予約データを前記ユーザに返信する手段と、 を有することを特徴とする走行予約装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の装置において、 前記混雑度を評価する手段は、前記利用予定道路の前記
    利用時間における利用予定車両数、及び前記利用予定道
    路における通行車両数と混雑度との統計的関係に基づい
    て評価することを特徴とする走行予約装置。
  11. 【請求項11】 請求項9、10のいずれかに記載の装
    置において、 前記予約データを生成する手段は、前記混雑度が所定値
    以上となった場合には、新規の前記予約データを生成し
    ないことを特徴とする走行予約装置。
  12. 【請求項12】 請求項9〜11のいずれかに記載の装
    置において、 前記予約データは、前記利用予定時間における前記利用
    予定道路の利用料金を含み、 前記予約データを生成する手段は、前記混雑度が大なる
    ほど前記利用料金を高く生成することを特徴とする走行
    予約装置。
  13. 【請求項13】 請求項9〜11のいずれかに記載の装
    置において、 前記予約データは、前記利用予定時間における前記利用
    予定道路の利用料金を含み、 前記予約データを生成する手段は、前記利用予定時間が
    先であるほど前記利用料金を安く生成することを特徴と
    する走行予約装置。
  14. 【請求項14】 請求項9〜13のいずれかに記載の装
    置において、さらに、 前記ユーザから前記予約データの取消要求が送信された
    場合に、前記ユーザについて取消料金データを生成する
    手段と、 を有することを特徴とする走行予約装置。
  15. 【請求項15】 請求項9〜13のいずれかに記載の装
    置において、さらに、 前記ユーザから前記予約データの変更要求が送信された
    場合に、前記予約データを変更する手段と、 を有することを特徴とする走行予約装置。
  16. 【請求項16】 請求項9〜15のいずれかに記載の装
    置において、さらに、 前記ユーザの車両が前記予約データに合致するように走
    行した場合に、前記予約データに基づき所定の決済処理
    を実行する手段と、 を有することを特徴とする走行予約装置。
  17. 【請求項17】 通信ネットワークで接続されたユーザ
    端末及びセンタ間で道路の走行予約を行う方法であっ
    て、 前記ユーザ端末から送信されたユーザの希望する利用予
    定道路及び利用予定時間に基づいて前記利用予定道路の
    前記利用予定時間における混雑度を評価するステップ
    と、 前記混雑度に基づき前記ユーザに対する予約データを生
    成するステップと、 前記予約データを前記ユーザ端末に送信するステップ
    と、 を有することを特徴とする走行予約方法。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の方法において、さら
    に、 前記利用予定道路の予約状況を前記ユーザ端末に送信す
    るステップと、 を有することを特徴とする走行予約方法。
  19. 【請求項19】 請求項17、18のいずれかに記載の
    方法において、 前記予約データを生成するステップでは、前記混雑度が
    所定値以上となった場合には、新規の前記予約データを
    生成しないことを特徴とする走行予約方法。
  20. 【請求項20】 請求項17〜19のいずれかに記載の
    方法において、 前記予約データを生成するステップでは、前記混雑度が
    大なるほど利用料金を高く設定して前記予約データを生
    成することを特徴とする走行予約方法。
  21. 【請求項21】 請求項17〜19のいずれかに記載の
    方法において、 前記予約データを生成するステップでは、前記利用予定
    時間が先であるほど利用料金を安く設定して前記予約デ
    ータを生成することを特徴とする走行予約方法。
  22. 【請求項22】 請求項17〜21のいずれかに記載の
    方法において、さらに、 前記予約データの内容について前記ユーザから取消要求
    が送信された場合に、前記ユーザに対して取消料金デー
    タを生成するステップと、 を有することを特徴とする走行予約方法。
  23. 【請求項23】 請求項17〜21のいずれかに記載の
    方法において、さらに、 前記ユーザから前記予約データの変更要求を受け付ける
    ステップと、 前記変更要求があった場合に前記ユーザから送信された
    新たな利用予定道路及び利用予定時間に基づき新たな混
    雑度及び新たな予約データを生成するステップと、 を有することを特徴とする走行予約方法。
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