JP2019105926A - 配車装置 - Google Patents

配車装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019105926A
JP2019105926A JP2017236965A JP2017236965A JP2019105926A JP 2019105926 A JP2019105926 A JP 2019105926A JP 2017236965 A JP2017236965 A JP 2017236965A JP 2017236965 A JP2017236965 A JP 2017236965A JP 2019105926 A JP2019105926 A JP 2019105926A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
delivery
distance
destination
vehicle
server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017236965A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6879186B2 (ja
Inventor
直哉 角谷
Naoya Kadoya
直哉 角谷
盛司 荒川
Seiji Arakawa
盛司 荒川
淳也 渡辺
Junya Watanabe
淳也 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2017236965A priority Critical patent/JP6879186B2/ja
Priority to US16/202,443 priority patent/US11354619B2/en
Priority to CN201811493500.8A priority patent/CN110059994A/zh
Publication of JP2019105926A publication Critical patent/JP2019105926A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6879186B2 publication Critical patent/JP6879186B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/08Logistics, e.g. warehousing, loading or distribution; Inventory or stock management
    • G06Q10/083Shipping
    • G06Q10/0834Choice of carriers
    • G06Q10/08345Pricing
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/08Logistics, e.g. warehousing, loading or distribution; Inventory or stock management
    • G06Q10/083Shipping
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • G06Q30/0283Price estimation or determination
    • G06Q30/0284Time or distance, e.g. usage of parking meters or taximeters

Abstract

【課題】自動運転車両による送迎と配送とを組み合わせた複合サービスの利用を促進することができる配車装置が提供される。【解決手段】配車装置は、ユーザ端末から乗車位置、目的地、及び、荷物の配送地を取得する取得部と、目的地と配送地とが一致するか否かを判定する位置判定部と、配送地までの配送料を算出する算出部と、乗車位置から目的地までの乗車距離が基準乗車距離以上であるか否かを判定する距離判定部と、を備え、算出部は、位置判定部により目的地と配送地とが一致しないと判定され、かつ、距離判定部により乗車距離が基準乗車距離以上でないと判定された場合には、第1配送料を算出し、位置判定部により目的地と配送地とが一致しないと判定され、かつ、距離判定部により乗車距離が基準乗車距離以上であると判定された場合には、第1配送料よりも低額の第2配送料を算出する。【選択図】図1

Description

本開示は、配車装置に関する。
特許文献1は、自動運転車両を用いた配送サービスを開示する。
米国特許第9256852号明細書
ところで、荷物を持った自動運転車両のユーザは、自身が向かう目的地とは異なる場所に荷物を配送することを望む場合がある。例えば、ユーザは、ホテルにチェックインする前に立ち寄りたい場所で降車し、荷物のみホテルへ配送することを望む場合がある。このようなニーズに応えるために、配車装置は、ユーザを目的地まで送迎し、さらに荷物を配送地へ配送するように自動運転車両を移動させることが考えられる。しかしながら、このようなサービスは、乗車料だけでなく配送料が必要になるため、ユーザは利用を躊躇するおそれがある。本技術分野では、自動運転車両による送迎と配送とを組み合わせた複合サービスの利用を促進することが望まれている。
本開示の一態様に係る配車装置は、ユーザ端末からの配車要求に応じて自動運転車両を配車する配車装置であって、ユーザ端末から乗車位置、目的地、及び、荷物の配送地を取得する取得部と、目的地と配送地とが一致するか否かを判定する位置判定部と、配送地までの配送料を算出する算出部と、乗車位置から目的地までの乗車距離が基準乗車距離以上であるか否かを判定する距離判定部と、を備え、算出部は、位置判定部により目的地と配送地とが一致しないと判定され、かつ、距離判定部により乗車距離が基準乗車距離以上でないと判定された場合には、配送料として第1配送料を算出し、位置判定部により目的地と配送地とが一致しないと判定され、かつ、距離判定部により乗車距離が基準乗車距離以上であると判定された場合には、配送料として第1配送料よりも低額の第2配送料を算出する。
この配車装置では、距離判定部により乗車距離が基準乗車距離以上でないと判定された場合には、算出部により第1配送料が算出され、距離判定部により乗車距離が基準乗車距離以上であると判定された場合には、算出部により第1配送料よりも低額の第2配送料が算出される。このように、乗車距離が基準乗車距離以上となった場合には配送料が安く算出されるので、ユーザは、自動運転車両による送迎のサービスだけでなく、自動運転車両による配送のサービスを利用しやすい。よって、配車装置は、送迎と配送とを組み合わせた複合サービスの利用を促進することができる。
本開示の他の態様に係る配車装置は、ユーザ端末からの配車要求に応じて自動運転車両を配車する配車装置であって、ユーザ端末から乗車位置、目的地、及び、荷物の配送地を取得する取得部と、目的地と配送地とが一致するか否かを判定する位置判定部と、配送地までの配送料を算出する算出部と、目的地から配送地までの配送距離が基準配送距離以下であるか否かを判定する配送判定部とを備え、算出部は、位置判定部により目的地と配送地とが一致しないと判定され、かつ、配送判定部により配送距離が基準配送距離以下でないと判定された場合には、配送料として第1配送料を算出し、位置判定部により目的地と配送地とが一致しないと判定され、かつ、配送判定部により配送距離が基準配送距離以下であると判定された場合には、配送料として第1配送料よりも低額の第3配送料を算出する。
この配車装置では、配送判定部により配送距離が基準配送距離以下でないと判定された場合には、算出部により第1配送料が算出され、配送判定部により配送距離が基準配送距離以下であると判定された場合には、算出部により第1配送料よりも低額の第3配送料が算出される。このように、配送距離が基準配送距離以下である場合には配送料が安く算出されるので、ユーザは、自動運転車両による送迎のサービスだけでなく、自動運転車両による配送のサービスを利用しやすい。よって、配車装置は、送迎と配送とを組み合わせた複合サービスの利用を促進することができる。
本開示の種々の態様によれば、自動運転車両による送迎と配送とを組み合わせた複合サービスの利用を促進することができる配車装置が提供される。
図1は、第1実施形態に係る配車システムの構成の一例を示す図である。 図2は、配車システムの構成要素のハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、配車システムの機能の一例を示すブロック図である。 図4は、送迎と配送とを組み合わせた複合サービスの一例を説明する図である。 図5は、サーバが保有するデータの一例である。 図6は、送迎と配送とを組み合わせた複合サービスに関する情報を表示したユーザ端末の画面例である。 図7は、サーバによる配送料算出処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、第2実施形態に係る配車システムの構成の一例を示す図である。 図9は、サーバによる配送料算出処理の一例を示すフローチャートである。 図10は、サーバによる格安プラン提示処理の一例を示すフローチャートである。 図11は、サーバによる格安プラン提示処理の他の例を示すフローチャートである。 図12は、サーバによる配車処理の一例を示すフローチャートである。 図13は、車両によるピックアップ処理の一例を示すフローチャートである。 図14は、サーバによる相乗処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、例示的な実施形態について説明する。なお、以下の説明において、同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は繰り返さない。
[第1実施形態]
(配車システム)
図1は、第1実施形態に係る配車システムの構成の一例を示す図である。配車システムは、ユーザ端末からの配車要求に応じて自動運転車両を配車する。配車システムは、送迎と配送とを組み合わせた複合サービスをユーザに提供する。図1に示されるように、配車システム1は、複数のユーザ端末10A,…,10Xと、サーバ30(配車装置の一例)と、複数の車両2A,2B,…,2Xとを備えている。
複数のユーザ端末10A,…,10Xは、ネットワークNを介してサーバ30と通信可能に接続されている。ネットワークNは、例えば無線通信ネットワークである。複数のユーザ端末10A,…,10Xは、ユーザにより携帯される端末である。ユーザとは、配車システム1の利用者である。ユーザは、配車システム1に予め登録されていてもよい。登録されたユーザには、ユーザを識別するID(ユーザ識別番号)が割り振られてもよい。複数のユーザ端末10A,…,10Xは、同一構成であってもよい。以下、ユーザ端末に共通の構成を説明する場合には、ユーザ端末10をそれらの代表として説明する。
複数の車両2A,2B,…,2Xは、ネットワークNを介してサーバ30と通信可能に接続されている。複数の車両2A,2B,…2Xは、配車システム1に予め登録されている。登録された車両には、車両を識別するID(車両識別番号)が割り振られてもよい。複数の車両2A,2B,…2Xは、自動運転車両であってもよい。自動運転車両は、予め設定された目的地に向かって自動で車両を走行させる自動運転システムを搭載した車両である。自動運転車両は、運転者が運転操作を行う必要が無く、自動で走行する。以下、車両に共通の構成を説明する場合には、車両2をそれらの代表として説明する。
サーバ30は、複数の車両2を管理する。サーバ30は、ユーザ端末10を介してユーザから配車要求があった場合、配車する車両2を決定し、車両2を乗車位置へ向かわせる。そして、サーバ30は、ユーザが乗車した車両2を目的地へ移動させる。サーバ30は、ユーザから配車要求に合わせて荷物の配送要求があった場合、配車する車両2を決定し、車両2を乗車位置へ向かわせる。そして、サーバ30は、ユーザ及び荷物を乗せた車両2を目的地へ移動させた後、荷物を配送地へ配送させる。
サーバ30は、ユーザ端末10を介して、送迎と配送とを組み合わせた複合サービスを利用するか否かを、ユーザへ問い合わせる。サーバ30は、ユーザの降車位置(すなわち目的地)と配送地とに基づいて配送料を決定し、ユーザ端末10を介してユーザに提示する。サーバ30は、所定の条件が満たされた場合、配送料を低額にした荷物配送料格安プランを提示することができる。所定の条件については、後述する。
(配車システムのハードウェア構成)
図2は、配車システムの構成要素のハードウェア構成の一例を示す図である。図2は、ユーザ端末10、サーバ30、車両2のハードウェア構成の一例を示す。図2に示されるように、ユーザ端末10は、プロセッサ101、メモリ102、ストレージ103、通信インターフェース104及びユーザインターフェース105を備え、一般的なコンピュータとして構成されている。
プロセッサ101は、CPU(Central Processing Unit)などの演算器である。メモリ102は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶媒体である。ストレージ103は、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶媒体である。通信インターフェース104は、データ通信を実現する通信機器である。ユーザインターフェース105は、液晶やスピーカなどの出力器、及び、タッチパネルやマイクなどの入力器である。プロセッサ101は、メモリ102、ストレージ103、通信インターフェース104及びユーザインターフェース105を統括し、後述するユーザ端末の機能を実現する。なお、ユーザ端末10は、GPS(Global Positioning System)受信機を備えていてもよい。
サーバ30は、上述したユーザ端末10と同様に、プロセッサ301、メモリ302、ストレージ303(記憶部の一例)、通信インターフェース304及びユーザインターフェース305を備える。プロセッサ301は、メモリ302、ストレージ303、通信インターフェース304及びユーザインターフェース305を統括し、後述するサーバ30の機能を実現する。
車両2はECU(Electronic Control Unit)を備えている。ECUは、上述したユーザ端末10と同様に、プロセッサ201、メモリ202、ストレージ203、通信インターフェース204及びユーザインターフェース205を備える。プロセッサ201は、メモリ202、ストレージ203、通信インターフェース204及びユーザインターフェース205を統括し、後述する車両2の機能を実現する。車両2は、GPS受信機を備えてもよい。また、車両2は、センサやカメラなど、自動運転車両が一般的に有する構成を備え得る。
(配車システムの機能的構成)
最初に、ユーザ端末10の機能的構成を説明する。図3は、配車システム1の機能の一例を示すブロック図である。図3に示されるように、ユーザ端末10は、表示制御部11、受付部12、及び、端末通信部13を備える。
表示制御部11は、複合サービスに係る表示をユーザインターフェース105に表示させる。表示制御部11は、主にプロセッサ101が、メモリ102及びストレージ103を参照しつつ、ユーザインターフェース105を動作させることによって実現される。表示制御部11によって表示される情報は、メモリ102又はストレージ103に予め記憶されている情報、受付部12によって受け付けられたユーザ操作によって確定する情報、端末通信部13によってサーバ30から受信された情報などである。
(複合サービスに係る表示)
図4は、送迎と配送とを組み合わせた複合サービスの一例を説明する図である。図4では、空港に到着したユーザが、ホテルにチェックインする前に、観光地に立ち寄る場合を図示している。空港、観光地、ホテルなどは一例であり、これらに限定されない。地点Aは、車両2の乗車位置であり、図中では一例として空港である。ユーザは、地点Aで乗車する。車両2は、区間ABを走行し、地点Bへ送迎する。地点Bは、ユーザの目的地(降車位置)であり、図中では一例として観光地である。ユーザが荷物を地点Cへ配送することを希望する場合、車両2は荷物を乗せた状態で区間BCを走行し、地点Cに荷物を送り届ける。地点Cは、配送地であり、図中では一例としてホテルである。このように、複合サービスは、送迎と配送とを組み合わせたサービスである。
目的地及び配送地は、一例として、ユーザ操作により指定される。表示制御部11は、複合サービスに係る表示の一例として、目的地及び配送地のユーザ入力をサポートする画面をユーザインターフェース105に表示させる。例えば、表示制御部11は、目的地及び配送地の入力画面をユーザインターフェース105に表示させる。表示制御部11は、地図をユーザインターフェース105に表示させてもよい。ユーザ端末10のユーザインターフェース105に表示された地図をユーザが指でタップ操作した位置が目的地または配送地となる。目的地または配送地は、ユーザ端末10に備わるGPS受信機の位置に基づいて決定されてもよい。
(配送プランの表示)
表示制御部11は、複合サービスに係る表示の一例として、配送プランを表示する。配送プランは、配送料を含む。配送料は、サーバ30により目的地及び配送地に基づいて決定される。配送プランは、配送予定時間、受取人などの情報をさらに含んでもよい。
(意思確認に関する表示)
表示制御部11は、配送プランのユーザの利用意思を確認するための画面をユーザインターフェース105に表示させてもよい。確認画面の一例としては、ユーザ操作によって選択可能なアイコン(例えば利用ボタン)を表示した画面である。例えば、ユーザ端末10のユーザインターフェース105に表示された利用ボタンのアイコンをユーザが指でタップ操作した場合、提示した配送プランを利用することに対して同意する旨の利用意思が表明される。
受付部12は、複合サービスに関するユーザ操作を受け付ける。受付部12は、主にプロセッサ101が、メモリ102及びストレージ103を参照しつつ、ユーザインターフェース105を動作させることによって実現される。複合サービスに関するユーザ操作は、一例として、目的地、配送地などを入力する操作、利用ボタンを選択する操作などである。
端末通信部13は、サーバ30と通信する。端末通信部13、主にプロセッサ101が、メモリ102及びストレージ103を参照しつつ、通信インターフェース104を動作させることによって実現される。端末通信部13は、配車要求をサーバ30へ送信する。配車要求は、希望する迎車時間、乗車位置、目的地、配送地、ユーザによって表明される複合サービスの利用意思(例えば利用ボタンのユーザ操作情報)などを含んでもよい。端末通信部13は、配車される車両2の情報をサーバ30から受信する。一例として、端末通信部13は、車両2の属性(車両識別番号、車種、色など)、乗車位置、迎車時間、乗車用セキュリティキー、荷物用セキュリティキーなどを受信する。乗車用セキュリティキーは、配車要求したユーザを認証するための鍵であり、一例として車両2のドアロックを解除するコードである。荷物用セキュリティキーは、荷物の出し入れの権限を認証するための鍵であり、一例として車両2のトランクの施錠及び解錠をするコードである。
次に、サーバ30の機能的構成について説明する。サーバ30は、サーバ通信部31(取得部の一例)、位置判定部32、距離判定部33、算出部35、配車制御部36及び会計部37、地図DB38、登録車両DB39を備える。配車装置100は、サーバ通信部31、位置判定部32、距離判定部33、及び、算出部35を有する。
サーバ通信部31は、ユーザ端末10及び車両2と通信する。サーバ通信部31は、主にプロセッサ301が、メモリ302及びストレージ303を参照しつつ、通信インターフェース304を動作させることによって実現される。サーバ通信部31は、乗車位置、目的地、及び、荷物の配送地を含むユーザの配車要求を取得する。ユーザの配車要求は、ユーザ端末10を介して取得される。
サーバ通信部31は、さらに車両2と通信する。サーバ通信部31は、車両2から、車両2の情報(位置情報、センサ検出結果など)を取得する。
位置判定部32は、目的地と配送地とが一致するか否かを判定する。位置判定部32は、主にプロセッサ301が、メモリ302及びストレージ303を参照して演算することによって実現される。位置判定部32は、サーバ通信部31を介して取得された目的地及び配送地の位置が同一か否かを判定する。
位置判定部32は、地図DB38を参照して目的地と配送地とが一致するか否かを判定してもよい。地図DB38は、地図情報を記憶する。地図DB38は、サーバ30のストレージ303に格納される。地図情報は、道路、道路構造物、建物などの位置情報を記憶したデータである。この場合、位置判定部32は、目的地及び配送地の位置が正確に同一でない場合も、一致すると判定することができる。例えば、目的地及び配送地の位置座標が正確に同一でない場合であっても、目的地及び配送地が同一施設を意図している場合には、位置判定部32は、目的地と配送地とが一致すると判定することができる。つまり、位置判定部32は、多少の誤差を考慮して、目的地と配送地とが一致するか否かを判定してもよい。
距離判定部33は、乗車位置から目的地までの乗車距離が基準乗車距離以上であるか否かを判定する。距離判定部33は、主にプロセッサ301が、メモリ302及びストレージ303を参照して演算することによって実現される。基準乗車距離とは、乗車距離を判定するために予め定められた距離である。基準乗車距離は、複合サービスを提供する提供者によって適宜設定することができる。後述のとおり、基準乗車距離を短く設定するほど荷物配送料格安プランの適用範囲が広がるため、ユーザは、自動運転車両による送迎と配送とを組み合わせた複合サービスを利用しやすくなる。
算出部35は、配送地までの配送料を算出する。算出部35は、主にプロセッサ301が、メモリ302及びストレージ303を参照して演算することによって実現される。算出部35は、配送料を種々の手法で算出することができる。例えば、算出部35は、発送元と発送先(配送地)との距離に応じて配送料を算出してもよいし、発送元、発送先、及び、配送料を関連付けた料金テーブルに基づいて配送料を算出してもよい。
算出部35は、位置判定部32により目的地と配送地とが一致しないと判定され、かつ、距離判定部33により乗車距離が基準乗車距離以上でないと判定された場合には、配送料として第1配送料を算出する。つまり、第1配送料は、乗車距離が一定距離に満たないユーザに対する配送料である。第1配送料は、一例として、目的地から配送地までの距離(図4の区間BC)や、目的地と配送地との関係に基づいて決定される。つまり、乗車位置から目的地までの距離(図4の区間AB)や、乗車位置から配送地までの距離(図4の区間AC)については、第1配送料を算出する上で考慮されない。
算出部35は、位置判定部32により目的地と配送地とが一致しないと判定され、かつ、距離判定部33により乗車距離が基準乗車距離以上であると判定された場合には、配送料として第1配送料よりも低額の第2配送料を算出する。つまり、第2配送料は、乗車距離が一定距離を超えたユーザに対する配送料であり、第1配送料よりも安価である。一例として、第2配送料は、第1配送料から一律料金を値引きすることで算出されてもよいし、第1配送料から所定の割合を値引きすることで算出されてもよい。あるいは、第2配送料は、乗車位置から目的地までの距離(図4の区間AB)が長いほど値引き額を大きくしてもよい。あるいは、第2配送料は無料でもよい。このように、算出部35は、長距離の送迎サービスを利用するユーザに対しては、配送サービスの利用料金を低額にする。
算出部35は、サーバ通信部31及びユーザ端末10を介して、算出された配送料をユーザに提示してもよい。
配車制御部36は、乗車位置、目的地、及び、配送地に基づいて、配車車両を選択する。配車制御部36は、登録車両DB34を参照して、配車車両を選択する。登録車両DB34は、車両2に関する情報を記憶する。登録車両DB34は、サーバ30のストレージ303に格納される。登録車両DB34は、車両2の車両識別番号と、車両2の情報とを関連付けて記憶する。
図5は、サーバ30が保有するデータの一例である。図5は、登録車両DB34に格納された情報の一例である。図5に示されるように、登録車両DB34は、車両識別番号に対応付けて、現在の車両位置、走行計画などを記憶する。車両位置は、地図上の位置であり、例えば緯度経度である。走行計画とは、車両2の配車スケジュールである。走行計画は、車両2の位置、速度、行き先などと予定時間とを関連付けたデータである。
図5では、車両識別番号「登録車両2A」と、車両位置「緯度:XX、経度:XX」、走行計画「走行計画A」とが関連付けて記憶されている。車両識別番号「登録車両2B」と、車両位置「緯度:XX、経度:XX」、走行計画「走行計画B」とが関連付けて記憶されている。車両識別番号「登録車両2C」と、車両位置「緯度:XX、経度:XX」、走行計画「走行計画C」とが関連付けて記憶されている。
配車制御部36は、登録車両DB34の情報を管理する。配車制御部36は、車両2との通信によって得られた情報に基づいて、登録車両DB34の情報を逐次更新する。配車制御部36は、サーバ通信部31及びユーザ端末10を介して、車両2の属性(車両識別番号、車種、色など)、乗車位置、迎車時間などをユーザに提示する。配車制御部36は、サーバ通信部31を介して、乗車位置、迎車時間、目的地、及び、配送地を車両2へ送信する。配車制御部36は、配車要求をしたユーザの情報を車両2へ送信してもよい。配車制御部36は、乗車用セキュリティキー、荷物用セキュリティキーなどの認証鍵を生成し、ユーザ及び車両2に提示してもよい。
会計部37は、複合サービスに係る料金を算出する。会計部37は、送迎サービスに係る料金と、算出部35によって算出された配送サービスに係る料金とを組み合わせて、複合サービスに係る料金を算出する。例えば、会計部37は、送迎サービスに係る料金と配送サービスに係る料金とを合算してもよい。会計部37は、算出された料金を、サーバ通信部31を介してユーザへ送信する。なお、会計部37は、図示しないクレジットサーバと連携して会計処理をしてもよい。
次に、車両2の機能的構成を説明する。車両2は、一例として、位置取得部21、車両通信部22、及び、自動運転部23を備える。
位置取得部21は、車両2の地図上の位置を取得する。位置取得部21は、主にプロセッサ201が、GPS受信機から得られた情報に基づいて動作することによって実現される。
車両通信部22は、サーバ30と通信する。車両通信部22は、主にプロセッサ201が、メモリ202及びストレージ203を参照しつつ、通信インターフェース204を動作させることにより実現される。送信情報は、車両2の位置に関する情報を含む。受信情報は、乗車位置、迎車時間、目的地、及び、配送地の情報を含む。受信情報は、配車要求をしたユーザの情報を含んでもよいし、認証鍵を含んでもよい。
自動運転部23は、車両2を自動運転で走行させる。自動運転部23は、図示しないセンサなどの検知情報及び地図情報などに基づいて、自動運転を実現する。車両2の走行計画には、乗車位置、迎車時間、目的地、及び、配送地が組み込まれる。自動運転部23は、受信された乗車位置に迎車時間に間に合うように車両2を走行させる。自動運転部23は、乗車位置から目的地へ車両2を走行させて停車させる。自動運転部23は、ユーザが降車した後に、荷物を乗せた状態で目的地から配送地まで走行する。
車両2は、サーバ30から認証鍵を受信した場合には、認証鍵を用いて、ユーザ認証または荷物の預け入れ/引き出しを行う。
(画面例)
図6は、送迎と配送とを組み合わせた複合サービスに関する情報を表示したユーザ端末の画面例である。図6に示される画面例は、表示制御部11によって表示される。
図6の(A)は、目的地及び配送地の入力をサポートする画面例G1である。図6の(A)に示されるように、画面例G1には、目的地をユーザ操作により入力可能なフォームと、荷物配送をするか否かの確認メッセージと、意思確認のためのアイコンと、荷物の配送地をユーザ操作により入力可能なフォームとが表示される。なお、入力可能なフォームは、プルダウン形式のフォームにしてもよい。図6の(B)及び(C)は、配送プランを表示するとともに配送プランに同意するか否かの意思確認をする画面例G2,G3である。画面例G2は、荷物配送格安プランを表示した画面例であり、配送料として第2配送料が表示される。画面例G3は、荷物配送プランを表示した画面例であり、配送料として第1配送料が表示される。画面例G2,G3では、配送プランに同意するか否かの確認メッセージとともに、意思確認のためのアイコンが表示される。ユーザは、画面例G1,G2,G3に対して操作することで、送迎と配送とを組み合わせた複合サービスの予約を行うことができる。
(配送料算出処理)
以下、配送料算出処理の一例が開示される。図7は、サーバによる配送料算出処理の一例を示すフローチャートである。図7のフローチャートは、サーバ30によって実行される。図7のフローチャートは、例えば、サーバ30がユーザ端末10から配車要求を受信したタイミングで実行される。
図7に示されるように、サーバ30の算出部35は、荷物判定処理(S10)として、荷物配送が要求されているか否かを判定する。算出部35は、例えばユーザ端末10から取得された配車要求に配送地が含まれていたり、配車要求に配送プランに同意する旨の情報が含まれていたりする場合には、荷物配送が要求されていると判定する。
荷物配送が要求されていると判定された場合(S10:YES)、位置判定部32は、位置判定処理(S12)として、目的地と配送地とが一致するか否かを判定する。
目的地と配送地とが一致しないと判定された場合(S12:NO)、距離判定部33は、距離判定処理(S14)として、乗車位置から目的地までの乗車距離が基準乗車距離以上であるか否かを判定する。
乗車位置から目的地までの乗車距離が基準乗車距離以上でないと判定された場合(S14:NO)、算出部35は、第1配送料算出処理(S24)として、目的地及び配送地に基づいて第1配送料を算出する。つづいて、算出部35は、配送プラン提示処理(S26)として、第1配送料をユーザに提示する(例えば、図6の(C)の画面例G3)。
乗車位置から目的地までの乗車距離が基準乗車距離以上であると判定された場合(S14:YES)、算出部35は、第2配送料算出処理(S16)として、第1配送料よりも低額の第2配送料を算出する。なお、第2配送料を無料とする場合には、算出部35は、第2配送料算出処理(S16)を実行しない。つづいて、算出部35は、配送格安プラン提示処理(S18)として、第2配送料をユーザに提示する(例えば、図6の(B)の画面例G2)。
荷物配送が要求されていないと判定された場合(S10:NO)、目的地と配送地とが一致すると判定された場合(S12:YES)、配送格安プラン提示処理(S18)が終了した場合、または、配送プラン提示処理(S26)が終了した場合には、図7に示されるフローチャートが終了する。以上で配送料算出処理が終了する。
(第1実施形態のまとめ)
配車装置100は、距離判定部33により乗車距離が基準乗車距離以上でないと判定された場合には、算出部35により第1配送料が算出され、距離判定部33により乗車距離が基準乗車距離以上であると判定された場合には、算出部35により第1配送料よりも低額の第2配送料が算出される。このように、乗車距離が基準乗車距離以上となった場合には配送料が安く算出されるので、ユーザは、自動運転車両による送迎のサービスだけでなく、自動運転車両による配送のサービスを利用しやすい。よって、配車装置100は、送迎と配送とを組み合わせた複合サービスの利用を促進することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態に係る配車システム1Aは、第1実施形態に係る配車システム1と比較して、算出部35の配送料算出手法が一部相違し、その他は同一である。第2実施形態では、第1実施形態と同一の内容については繰り返さない。
図8は、第2実施形態に係る配車システムの構成の一例を示す図である。図8に示されるように、サーバ30Aは、配車装置100Aを備える。配車装置100Aは、配車装置100と比べて、配送判定部34を備える点が相違し、その他は同一である。
配送判定部34は、目的地から配送地までの配送距離が基準配送距離以下であるか否かを判定する。配送判定部34は、主にプロセッサ301が、メモリ302及びストレージ303を参照して演算することによって実現される。基準配送距離とは、配送距離を判定するために予め定められた距離である。基準配送距離は、複合サービスを提供する提供者によって適宜設定することができる。後述のとおり、基準配送距離を長く設定するほど荷物配送料格安プランの適用範囲が広がるため、ユーザは、自動運転車両による送迎と配送とを組み合わせた複合サービスを利用しやすくなる。
(配送料算出処理)
以下、配送料算出処理の一例が開示される。図9は、サーバによる配送料算出処理の一例を示すフローチャートである。図9のフローチャートは、サーバ30によって実行される。図9のフローチャートは、例えば、サーバ30がユーザ端末10から配車要求を受信したタイミングで実行される。
図9の荷物判定処理(S30)、位置判定処理(S32)、及び、距離判定処理(S34)は、図7の荷物判定処理(S10)、位置判定処理(S12)、及び、距離判定処理(S14)と同一である。
乗車位置から目的地までの乗車距離が基準乗車距離以上であると判定された場合(S34:YES)、算出部35は、第2配送料算出処理(S36)として、第1配送料よりも低額の第2配送料を算出する。なお、第2配送料を無料とする場合には、算出部35は、第2配送料算出処理(S36)を実行しない。
乗車位置から目的地までの乗車距離が基準乗車距離以上でないと判定された場合(S34:NO)、配送判定部34は、配送判定処理(S40)として、目的地から配送地までの配送距離が基準配送距離以下であるか否かを判定する。
配送距離が基準配送距離以下であると判定された場合(S40:YES)、算出部35は、第3配送料算出処理(S42)として、第1配送料よりも低額の第3配送料を算出する。なお、第3配送料を無料とする場合には、算出部35は、第3配送料算出処理(S42)を実行しない。
第2配送料算出処理(S36)が終了した場合、または、第3配送料算出処理(S42)が終了した場合、算出部35は、配送格安プラン提示処理(S38)として、配送料をユーザに提示する。第2配送料を提示する場合には、配送格安プラン提示処理(S38)は、図7の配送格安プラン提示処理(S18)と同一の処理となる。
配送距離が基準配送距離以下でないと判定された場合(S40:NO)、第1配送料算出処理(S44)及び配送プラン提示処理(S46)へ処理が移行する。第1配送料算出処理(S44)及び配送プラン提示処理(S46)は、図7の第1配送料算出処理(S24)及び配送プラン提示処理(S26)と同一である。
荷物配送が要求されていないと判定された場合(S30:NO)、目的地と配送地とが一致すると判定された場合(S32:YES)、配送格安プラン提示処理(S38)が終了した場合、または、配送プラン提示処理(S46)が終了した場合には、図9に示されるフローチャートが終了する。以上で配送料算出処理が終了する。
(第2実施形態のまとめ)
配車装置100Aは、配車装置100と同一の効果を奏する。さらに、配車装置100Aでは、乗車距離が基準乗車距離以上でない場合であっても、配送距離が基準配送距離以下である場合には配送料が安く算出される。このため、配車装置100Aは、送迎と配送とを組み合わせた複合サービスの利用を一層促進することができる。
[第3実施形態]
第3実施形態に係る配車システムは、第1実施形態に係る配車システム1と比較して、配送地をユーザが指定する前に、格安配送サービスが存在することをユーザに提示する点が相違し、その他は同一である。第3実施形態では、第1実施形態と同一の内容については繰り返さない。
図10は、サーバによる格安プラン提示処理の一例を示すフローチャートである。図10に示されるフローチャートは、サーバ30によって実行される。図10のフローチャートは、例えば、サーバ30がユーザ端末10と通信を開始したタイミングで実行される。
図10に示されるように、サーバ30は、要求判定処理(S50)として、ユーザから配車要求を受信したか否かを判定する。なお、配車要求には、配送地が含まれていなくてもよい。
ユーザから配車要求を受信したと判定された場合(S50:YES)、サーバ30は、距離判定処理(S52)として、乗車距離が所定距離以上であるか否かを判定する。所定距離は、一例として基準乗車距離であってもよい。
乗車距離が所定距離以上であると判定された場合(S52:YES)、サーバ30は、施設判定処理(S54)として、乗車位置は所定施設であるか否かを判定する。例えば、サーバ30は、乗車位置と、地図DB38の地図情報とに基づいて、乗車位置が所定施設であるか否かを判定する。所定施設とは、予め定められた施設であり、交通に関する施設である。所定施設の一例は、空港や主要駅(新幹線停車駅、特急停車駅)である。
乗車位置は所定施設であると判定された場合(S54:YES)、サーバ30は、格安プラン提示処理(S58)として、ユーザに配送料の格安プランを提示する。例えば、サーバ30は、距離に応じて算出される一般的配送料から所定料金を減額するプラン、一般的配送料から所定割合を減額するプラン、配送料を一律無料にするプランなどを提示する。
ユーザから配車要求を受信していないと判定された場合(S50:NO)、乗車距離が所定距離以上でないと判定された場合(S52:NO)、乗車位置は所定施設でないと判定された場合(S54:NO)、または、格安プラン提示処理(S58)が終了した場合、図10に示されるフローチャートが終了する。以上で格安プラン提示処理が終了する。
図11は、サーバによる格安プラン提示処理の他の例を示すフローチャートである。図11のフローチャートは、サーバ30によって実行される。図11のフローチャートは、例えば、サーバ30がユーザ端末10と通信を開始したタイミングで実行される。
図11の要求判定処理(S60)、距離判定処理(S62)及び施設判定処理(S64)は、図10の要求判定処理(S50)、距離判定処理(S52)及び施設判定処理(S54)と同一である。
乗車位置は所定施設であると判定された場合(S64:YES)、サーバ30は、需要判定処理(S66)として、目的地において送迎サービスの需要があるか否かを判定する。サーバ30は、例えば、目的地の現在状況に基づいて送迎サービスの需要があるか否かを判定する。例えば、サーバ30は、目的地にてイベントが開催されている場合、送迎サービスの需要があると判定する。あるいは、サーバ30は、目的地の混雑度が所定値以上である場合、送迎サービスの需要があると判定してもよい。あるいは、サーバ30は、過去の実績(例えば前日において目的地を訪れた人の数)が所定基準以上である場合、送迎サービスの需要があると判定してもよい。あるいは、サーバ30は、登録車両DB39に格納されている配車計画を参照して、需要を予測してもよい。
目的地において送迎サービスの需要があると判定された場合(S66:YES)、格安プラン提示処理(S68)へ移行する。格安プラン提示処理(S68)は、図10の格安プラン提示処理(S58)と同一である。
ユーザから配車要求を受信していないと判定された場合(S60:NO)、乗車距離が所定距離以上でないと判定された場合(S62:NO)、乗車位置は所定施設でないと判定された場合(S64:NO)、目的地において送迎サービスの需要がないと判定された場合(S66:NO)、または、格安プラン提示処理(S68)が終了した場合、図11に示されるフローチャートが終了する。以上で格安プラン提示処理が終了する。
(第3実施形態のまとめ)
サーバ30は、配送地をユーザが指定する前に、格安配送サービスが存在することをユーザに提示することができるので、複合サービスを知らないユーザが当該サービスを知ることができる。
[第4実施形態]
第4実施形態に係る配車システムは、第1実施形態に係る配車システム1と比較して、荷物のピックアップの詳細を開示する点が相違し、その他は同一である。第4実施形態では、第1実施形態と同一の内容については繰り返さない。
図12は、サーバによる配車処理の一例を示すフローチャートである。図12のフローチャートは、サーバ30によって実行される。図12のフローチャートは、例えば、サーバ30がユーザ端末10から配車要求を受信したタイミングで実行される。
図12に示されるように、サーバ30は、荷物判定処理(S70)として、荷物配送が要求されているか否かを判定する。サーバ30は、例えばユーザ端末10から取得された配車要求に配送地が含まれる場合には、荷物配送が要求されていると判定する。
荷物配送が要求されていると判定された場合(S70:YES)、サーバ30は、車両決定処理(S72)として、配送情報(例えば配送地)に基づいて配送車両を決定する。例えば、サーバ30は、登録車両DB39に格納された車両の位置、走行計画などに基づいて、乗車位置、目的地、及び、配送地へ移動可能な車両を選択する。サーバ30は、移動可能な車両が複数存在する場合には、乗車位置へ最短で移動可能な車両を選択する。
つづいて、サーバ30は、送信処理(S74)として、荷物セキュリティキーをユーザ及び配車車両へ送信する。なお、荷物セキュリティキーは、一例として、配送地に関する情報を用いて設定されてもよい。例えば、配送地がホテルである場合、荷物セキュリティキーは、ホテルの予約番号であってもよい。あるいは、配送地がホテルであり、ホテルに空港チケット番号が通知済みである場合、荷物セキュリティキーは、空港チケット番号であってもよい。あるいは、空港に向かう前にどこかに立ち寄る場合には、空港が配送地となる。この場合、荷物セキュリティキーは、空港チケット番号であってもよい。あるいは、自宅に向かう前にどこかに立ち寄る場合には、自宅が配送地となる。この場合、荷物セキュリティキーは、自宅に関連付けられた番号であってもよい。このように設定した場合、配送地にて荷物を受け取ることができる。
荷物配送が要求されていないと判定された場合(S70:NO)、サーバ30は、車両決定処理(S78)として、乗車位置に基づいて配送車両を決定する。例えば、サーバ30は、登録車両DB39に格納された車両の位置、走行計画などに基づいて、乗車位置及び目的地へ移動可能な車両を選択する。サーバ30は、移動可能な車両が複数存在する場合には、乗車位置へ最短で移動可能な車両を選択する。
送信処理(S74)が終了した場合、または、車両決定処理(S78)が終了した場合、サーバ30は、送信処理(S76)として、乗車用セキュリティキーをユーザ及び配車車両へ送信する。送信処理(S76)が終了すると、図12に示されるフローチャートが終了する。以上で配車処理が終了する。
図13は、車両によるピックアップ処理の一例を示すフローチャートである。図13のフローチャートは、車両2によって実行される。図13のフローチャートは、例えば、車両2がサーバ30から配車指示を受信したタイミングで実行される。
図13に示されるように、車両2は、受信処理(S80)として、ユーザの乗車位置(荷物ピックアップ位置)をサーバ30から受信する。車両2は、荷物ピックアップ位置へ移動する。
つづいて、車両2は、停車処理(S82)として、荷物ピックアップ位置で停車する。車両2は、トランク解錠処理(S84)として、ユーザにより提示された乗車用セキュリティキーまたは荷物セキュリティキーと、サーバ30から受信済みの乗車用セキュリティキーまたは荷物セキュリティキーとを照合し、認証した場合には、トランクを解錠する。ユーザは、トランクに荷物を格納する。
車両2は、ドアロック解錠処理(S86)として、ユーザにより提示された乗車用セキュリティキーと、サーバ30から受信済みの乗車用セキュリティキーとを照合し、認証した場合には、ドアロックを解除する。
車両2は、トランク施錠処理(S88)として、ユーザにより提示された荷物セキュリティキーと、サーバ30から受信済みの荷物セキュリティキーとを照合し、認証した場合には、トランクを施錠する。
車両2は、認証処理(S90)として、車内にて最終的な認証(ユーザ情報などの認証)を行い、その後、自動運転処理(S92)として、車両2の走行を自動的に行う。自動運転処理(S92)が終了すると、図13に示されるフローチャートが終了する。以上でピックアップ処理が終了する。
図13のトランク解錠処理(S84)及びドアロック解錠処理(S86)は実行順番が逆でもよい。トランク施錠処理(S88)は、トランク解錠処理(S84)の後であって、自動運転処理(S92)よりも前であれば、いつでも実行することができる。
(第4実施形態のまとめ)
サーバ30は、乗車用のセキュリティキーと、荷物用のセキュリティキーとを別にすることで、乗車のセキュリティを確保しつつ、荷物の安全なピックアップを実現することができる。
[第5実施形態]
第5実施形態に係る配車システムは、第1実施形態に係る配車システム1と比較して、配送サービス中の車両2に他のユーザが相乗りする場合を開示する点が相違し、その他は同一である。第5実施形態では、第1実施形態と同一の内容については繰り返さない。
図14は、サーバによる相乗処理の一例を示すフローチャートである。図14のフローチャートは、サーバ30によって実行される。図14のフローチャートは、例えば、ユーザ端末10が格安プランに同意したタイミングで実行される。
図14に示されるように、サーバ30は、受信処理(S100)として、格安プランの要求をユーザ端末10から受信する。
つづいて、サーバ30は、予測処理(S102)として、乗車位置、目的地、交通状況、天候などに基づいて、目的地に到達する時刻(目的地到達時刻)を予測する。つづいて、サーバ30は、判定処理(S104)として、目的地到達時刻の前後において、目的地付近で乗車を希望する他のユーザから配車リクエストがあったか否かを判定する。
配車リクエストがあると判定された場合(S104:YES)、サーバ30は、料金提示処理(S106)として、荷物が積載された車両であること、当該車両を利用すると乗車料が値引きされること(低料金の乗車料)をユーザに提示する。サーバ30は、すでに荷物を積んでおりトランクの空きが狭いことをユーザに通知してもよい。料金提示処理(S106)が終了すると、図14に示されるフローチャートが終了する。以上で相乗処理が終了する。
(第5実施形態のまとめ)
サーバ30では、荷物を積んで配送地へ向かう車両2に他のユーザが乗車可能である。このため、配車効率を向上させることができる。
上述した実施形態は、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した様々な形態で実施することができる。
配車システム1は、複数のユーザ端末及び複数の車両を備える必要はなく、1つのユーザ端末及び1台の車両のみを含んでもよい。
車両2及びユーザ端末10は、同一のネットワークNを介してサーバ30に接続されている例を示したが、互いに異なるネットワークを介してサーバ30と接続されていてもよい。
配車システム1は、複数のシステムが統合されたシステムであってもよい。例えば、複数のユーザ端末10A,…,10Xと、サーバ30と、を有する第1システムと、配車サーバと、複数の車両2A,2B,…,2Xとを有する第2システムとが統合されたシステムであってもよいし、複数のユーザ端末10A,…,10Xで構成されたシステムと、サーバ30で構成されたシステムと、複数の車両2A,2B,…,2Xで構成されたシステムと、が統合されたシステムであってもよい。
配車システム1は、自動運転機能を有しない車両を登録してもよい。
配車システム1は、第2配送料及び第3配送料を無料とする場合、算出部35を備えていなくてもよい。配車システム1は、第1配送料を基準として第2配送料及び第3配送料を算出しているが、第2配送料及び第3配送料を無料とする場合、第2配送料及び第3配送料は第1配送料よりも必ず低額となる。つまり、配車システム1は、乗車距離が長距離となる送迎サービスを利用するユーザ、あるいは、配送距離が近距離となる配送サービスを利用するユーザに対しては、配送格安プランとして無料プランを提示すればよい。この場合、算出部35による演算は不要となる。
図9のフローチャートにおいて、距離判定処理(S34)及び第2配送料算出処理(S36)は実行されなくてもよい。この場合、目的地と配送地とが一致しないと判定された場合(S32:NO)、配送判定処理(S40)へ処理が移行するようにすればよい。このように構成した場合、配送距離が基準配送距離以下である場合には配送料が安く算出されるので、ユーザは、自動運転車両による送迎のサービスだけでなく、自動運転車両による配送のサービスを利用しやすい。よって、配車装置は、送迎と配送とを組み合わせた複合サービスの利用を促進することができる。
1,1A…配車システム、2…車両、10…ユーザ端末、30…サーバ、31…サーバ通信部、32…位置判定部、33…距離判定部、34…配送判定部、35…算出部、36…配車制御部、37…会計部、38…地図DB、39…登録車両DB、100,100A…配車装置。

Claims (2)

  1. ユーザ端末からの配車要求に応じて自動運転車両を配車する配車装置であって、
    前記ユーザ端末から乗車位置、目的地、及び、荷物の配送地を取得する取得部と、
    前記目的地と前記配送地とが一致するか否かを判定する位置判定部と、
    前記配送地までの配送料を算出する算出部と、
    前記乗車位置から前記目的地までの乗車距離が基準乗車距離以上であるか否かを判定する距離判定部と、
    を備え、
    前記算出部は、
    前記位置判定部により前記目的地と前記配送地とが一致しないと判定され、かつ、前記距離判定部により前記乗車距離が前記基準乗車距離以上でないと判定された場合には、前記配送料として第1配送料を算出し、
    前記位置判定部により前記目的地と前記配送地とが一致しないと判定され、かつ、前記距離判定部により前記乗車距離が前記基準乗車距離以上であると判定された場合には、前記配送料として前記第1配送料よりも低額の第2配送料を算出する、
    配車装置。
  2. ユーザ端末からの配車要求に応じて自動運転車両を配車する配車装置であって、
    前記ユーザ端末から乗車位置、目的地、及び、荷物の配送地を取得する取得部と、
    前記目的地と前記配送地とが一致するか否かを判定する位置判定部と、
    前記配送地までの配送料を算出する算出部と、
    前記目的地から前記配送地までの配送距離が基準配送距離以下であるか否かを判定する配送判定部と
    を備え、
    前記算出部は、
    前記位置判定部により前記目的地と前記配送地とが一致しないと判定され、かつ、前記配送判定部により前記配送距離が前記基準配送距離以下でないと判定された場合には、前記配送料として第1配送料を算出し、
    前記位置判定部により前記目的地と前記配送地とが一致しないと判定され、かつ、前記配送判定部により前記配送距離が前記基準配送距離以下であると判定された場合には、前記配送料として前記第1配送料よりも低額の第3配送料を算出する、
    配車装置。
JP2017236965A 2017-12-11 2017-12-11 配車装置 Active JP6879186B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017236965A JP6879186B2 (ja) 2017-12-11 2017-12-11 配車装置
US16/202,443 US11354619B2 (en) 2017-12-11 2018-11-28 Vehicle dispatch device
CN201811493500.8A CN110059994A (zh) 2017-12-11 2018-12-07 车辆调度装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017236965A JP6879186B2 (ja) 2017-12-11 2017-12-11 配車装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019105926A true JP2019105926A (ja) 2019-06-27
JP6879186B2 JP6879186B2 (ja) 2021-06-02

Family

ID=66696229

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017236965A Active JP6879186B2 (ja) 2017-12-11 2017-12-11 配車装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11354619B2 (ja)
JP (1) JP6879186B2 (ja)
CN (1) CN110059994A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021022098A (ja) * 2019-07-26 2021-02-18 トヨタ自動車株式会社 移動制御システム
JP2021064231A (ja) * 2019-10-16 2021-04-22 トヨタ自動車株式会社 自律走行車両を用いたサービスシステム

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20200134561A1 (en) * 2018-10-26 2020-04-30 Aptiv Technologies Limited Transport system and method with client assistance to hand-deliver a package
CN109816156A (zh) * 2019-01-04 2019-05-28 北京百度网讯科技有限公司 无人驾驶物流车自主运营方法、装置及存储介质
JP2021018623A (ja) * 2019-07-22 2021-02-15 本田技研工業株式会社 配車支援装置および配車支援システム
JP7167879B2 (ja) * 2019-08-19 2022-11-09 トヨタ自動車株式会社 サーバ、配車方法、及び配車プログラム
KR20230028852A (ko) * 2021-08-23 2023-03-03 현대자동차주식회사 모빌리티 배차 시스템 및 방법

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001022969A (ja) * 1999-07-05 2001-01-26 Futaba Keiki Kk タクシーメータ
JP2016130897A (ja) * 2015-01-13 2016-07-21 株式会社デンソー 経路特定装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4800502A (en) * 1985-06-04 1989-01-24 Eugene A. Stewart Fare computer
GB0327290D0 (en) * 2003-11-24 2003-12-24 Rolls Royce Plc Method and system for assisting the passage of an entity through successive zones to a destination
US20120004936A1 (en) * 2010-06-30 2012-01-05 American Express Travel Related Services Company, Inc. Method and system for facilitating ancillary services
US20140229258A1 (en) * 2011-03-16 2014-08-14 Malak Seriani Systems and methods enabling transportation service providers to competitively bid in response to customer requests
US9179192B1 (en) * 2012-07-30 2015-11-03 Google Inc. Associating video content with geographic maps
US9256852B1 (en) 2013-07-01 2016-02-09 Google Inc. Autonomous delivery platform
CN105094767B (zh) * 2014-05-06 2019-02-12 华为技术有限公司 自动驾驶车辆调度方法、车辆调度服务器及自动驾驶车辆
GB201503081D0 (en) * 2015-02-24 2015-04-08 Addison Lee Ltd A system and method of calculating a price for a vehicle journey
TWI611279B (zh) * 2015-08-31 2018-01-11 國立臺北科技大學 自動駕駛車輛的派遣系統
US20170213308A1 (en) * 2016-01-26 2017-07-27 GM Global Technology Operations LLC Arbitration of passenger pickup and drop-off and vehicle routing in an autonomous vehicle based transportation system

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001022969A (ja) * 1999-07-05 2001-01-26 Futaba Keiki Kk タクシーメータ
JP2016130897A (ja) * 2015-01-13 2016-07-21 株式会社デンソー 経路特定装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021022098A (ja) * 2019-07-26 2021-02-18 トヨタ自動車株式会社 移動制御システム
JP7183987B2 (ja) 2019-07-26 2022-12-06 トヨタ自動車株式会社 移動制御システム
JP2021064231A (ja) * 2019-10-16 2021-04-22 トヨタ自動車株式会社 自律走行車両を用いたサービスシステム
JP7226239B2 (ja) 2019-10-16 2023-02-21 トヨタ自動車株式会社 自律走行車両を用いたサービスシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6879186B2 (ja) 2021-06-02
US20190180233A1 (en) 2019-06-13
US11354619B2 (en) 2022-06-07
CN110059994A (zh) 2019-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019105926A (ja) 配車装置
US20230072024A1 (en) Methods and systems for charging electric vehicles
WO2017088838A1 (zh) 一种车位预约方法及装置、车位预约系统
KR102037141B1 (ko) 계산 서버, 통신 단말 및 통신 단말의 프로그램
US20220058675A1 (en) Vehicle dispatch device
JP6062641B2 (ja) タクシー運用システムおよびサーバ装置
US20120041675A1 (en) Method and System for Coordinating Transportation Service
JP5928588B2 (ja) オンデマンド車両運行管理装置、オンデマンド車両運行管理方法及びオンデマンド車両運行管理システム
US20170344928A1 (en) Car sharing system
US20070073552A1 (en) On-demand transportation system
US20190164114A1 (en) Locker management device
JP2004310316A (ja) 配車処理装置、そのシステム、その方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録する記録媒体
US20200132481A1 (en) Information providing device, information providing system, information providing method, and recording medium
US20200034755A1 (en) Vehicle reservation system, vehicle reservation method, and non-transitory storage medium storing program
JP2019067247A (ja) 配車予約システム、配車予約サーバ、配車予約方法、およびプログラム
JP2020052537A (ja) 車両管理システム
JP2019144938A (ja) サーバ装置、車両及びサービス提供システム
JP2019169110A (ja) 情報配信装置
JP2002163335A (ja) タクシー業務運営システム
JP2002140402A (ja) 車両の乗合サービス提供方法、システムおよび装置
US20050216412A1 (en) Identifying partial user-entered data
JP7448376B2 (ja) 車両乗合支援システム及び車両乗合支援方法
US7567911B2 (en) Transmitting graphical representations
JP3680803B2 (ja) 共同利用乗物予約装置
KR101881032B1 (ko) 업데이트되는 등록지점을 기반으로 하는 차량 운행 서비스 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210317

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210330

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210412

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6879186

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151