JP6502615B2 - 搬送加熱装置 - Google Patents
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Description
のようなパッケージを使用する場合、BGAの熱膨張率とプリント基板の熱膨張率の相違によって、加熱時に熱膨張差によって反り量にも相違が生じ、パッケージの電極が基板から剥がれてしまうといった問題があった。
加熱装置内に搬送方向に沿って並列に設けられた、被加熱体を搬送する少なくとも2本の搬送コンベアと、
搬送コンベアに取り付けられ、被加熱体の少なくとも4隅近傍を挟持する開閉自在の押さえ片と押さえ片を開閉するための作動部を有するクランプユニットと、
被加熱体の搬送時に、作動部と接触してクランプユニットの押さえ片を開放位置から押さえ片が閉じた押さえ位置へ徐々遷移させるための傾斜面と、
搬送コンベアと同期して送られ、搬送時の被加熱体の複数箇所を下方から支える下反り防止体とからなり、
クランプユニットの押さえ片は、被加熱体の投入時には、開放位置とされ、被加熱体の搬送時には、押さえ位置とされるように、支軸に回転自在に取り付けられ、
支軸の軸方向が搬送方向と一致するように取り付けられ、支軸が被加熱体の搬送面より下側に位置されるようにした搬送加熱装置である。
<1.従来のリフロー装置>
<2.一実施の形態>
<3.変形例>
なお、以下に説明する一実施の形態は、この発明の好適な具体例であり、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、この発明の範囲は、以下の説明において、特にこの発明を限定する旨の記載がない限り、これらの実施の形態に限定されないものとする。
図1は、この発明を適用できる従来のリフロー装置101の概略的構成を示す。リフロー装置101は、リフロー炉102と、被加熱物例えば両面に表面実装用電子部品が搭載されたプリント基板(以下、ワークと称する)Wをリフロー炉102内を通過させる搬送コンベア103、104と、搬送コンベア103、104の移動経路を規定する回転体105a、105b、105c、105dと、外板106とを備える。なお、図1では、平行する2本の搬送コンベアの一方の搬送コンベア103のみが示されている。
「一実施の形態の全体構成」
図3に示すように、この発明の一実施の形態によるリフロー装置1は、上部炉体2aおよび下部炉体2bとからなるリフロー炉2に対して、搬入口3からワークWが搬入され、搬出口4からワークWが搬出される構成とされている。リフロー炉2において、上述した従来のリフロー装置101と同様に、加熱および冷却の工程がなされ、プリント基板上にマウントされている電子部品のはんだ付けがなされる。図示しないが、搬入口3の前段には、ワークWを供給するためのワーク搬入装置が設けられ、搬出口4の後段には、ワークWを外部へ送り出すためのワーク搬出装置が配置されている。
ローラチェーン9は、スプロケット8aおよび8bの間の搬送コンベア5、6の搬送面の高さよりも下側(より低い)位置で移送される。ワークWの下面側を支えることによって下反り防止を行う下反り防止体11がローラチェーン9から上方に突出されている。下反り防止体11は、例えばローラチェーン9の各リンクプレートに対して取り付けられている金属性の板状体または棒状体である。下反り防止体11によって、ワークWの下面が支えられるので、ワークWが加熱時にマウントされている電子部品の重みによって下側に撓むことが防止される。
クランプユニット31、32について説明する。これらのクランプユニットは、互いに同様の構成を有しているので、クランプユニット31を例に説明する。図8は、クランプユニット31の部分を拡大して示す。搬送コンベア5を構成する内側のローラチェーン21aの外側プレート33と一体にL字状の取付板34が形成される。取付板34の端部に対して支持部35がビス止めで取り付けられる。これらのクランプユニット31の各部は、ステンレス系の材料からなる。
一実施の形態では、搬送コンベアを構成するダブルローラチェーンの内側のローラチェーンに対してクランプユニットを取り付けている。したがって、ローラチェーンのコマが傾いたままで移動する場合には、ワークが反るおそれがあった。この問題を回避するために、一実施の形態では、押さえ機構を設けている。
「下反り防止体の変形例」
上述した下反り防止体11は、ローラチェーン9の各リンクプレートに対して取り付けられている金属性の板状体または棒状体である。しかしながら、下反り防止体としては、他の構成が可能である。図12Aおよび図12Bに示すように、直径1.5mm程度のワイヤ81を電子部品のマウントされていないライン上でワークWの下面に接触するようになされる。ワイヤ81は、搬送コンベア5を構成するローラチェーン21a、21bと同期して送られる。なお、図12Aは、搬送路の入口側から見た図であり、図12Bは、搬送路の横から見た図である。図12Aに示すように、ワイヤ81がプーリー82に巻かれている。
上述した一実施の形態では、一対の搬送コンベア5、6によって一つの搬送路を形成している。この発明は、図14に示すように、複数例えば2個の搬送路を形成するリフロー装置に対しても適用することができる。なお、図14においては、簡単のため、下反り防止体の図示が省略されている。
1・・・リフロー装置
2・・・リフロー炉
5,6・・・搬送コンベア
9,10,21a,21b,22a,22b・・・ローラチェーン
11・・・下反り防止体
31,32・・・クランプユニット
35・・・支持部
36・・・ワーク載置面
37・・・支軸
38・・・押さえ片
39・・・押さえバネ
40・・・突起
41・・・カム板
52・・・押さえ板
54・・・バネ
Claims (6)
- 被加熱体を加熱する加熱装置と、
前記加熱装置内に搬送方向に沿って並列に設けられた、前記被加熱体を搬送する少なくとも2本の搬送コンベアと、
前記搬送コンベアに取り付けられ、前記被加熱体の少なくとも4隅近傍を挟持する開閉自在の押さえ片と前記押さえ片を開閉するための作動部を有するクランプユニットと、
前記被加熱体の搬送時に、前記作動部と接触して前記クランプユニットの前記押さえ片を開放位置から前記押さえ片が閉じた押さえ位置へ徐々遷移させるための傾斜面と、
前記搬送コンベアと同期して送られ、搬送時の前記被加熱体の複数箇所を下方から支える下反り防止体とからなり、
前記クランプユニットの前記押さえ片は、前記被加熱体の投入時には、前記開放位置とされ、前記被加熱体の搬送時には、前記押さえ位置とされるように、支軸に回転自在に取り付けられ、
前記支軸の軸方向が前記搬送方向と一致するように取り付けられ、前記支軸が前記被加熱体の搬送面より下側に位置されるようにした搬送加熱装置。 - 前記加熱装置の搬出口から前記被加熱体が搬出された後に、前記搬送コンベアは、前記加熱装置の下側を逆方向に移送されて搬入口側に戻される無端状の移送経路が形成され、 前記クランプユニットが前記被加熱体を搬出する時に、前記押さえ位置から前記開放位置とされ、
前記被加熱体が搬出後に前記押さえ位置に戻るようになされる請求項1に記載の搬送加熱装置。 - 前記下反り防止体は、前記被加熱体の部品が配置されていない1または複数のライン上において下方から支えるように、前記被加熱体の搬送方向と直交する方向における位置が可変とされる請求項1又は請求項2に記載の搬送加熱装置。
- 前記搬送コンベアの垂直方向の搬送レベルを適正化する押さえ機構を有する請求項1乃至請求項3の何れかに記載の搬送加熱装置。
- 前記押さえ機構は、前記搬送コンベアを上方向から弾性をもって抑える請求項4に記載の搬送加熱装置。
- 前記加熱装置内に搬送方向に沿って並列に設けられた、前記被加熱体を搬送する少なくとも2本の搬送コンベアを有し、
前記2本の搬送コンベアの内の少なくとも一方の位置が前記搬送方向と直交する幅を可変するように変位される請求項1乃至請求項5の何れかに記載の搬送加熱装置。
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