JP6498834B1 - 弾性変形可能な紐 - Google Patents

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Abstract

【課題】結び目を必要としない弾性変形可能な紐において、変形後の紐をより強い弾性力で復元させることを目的とする。
【解決手段】紐は外層と当該外層の内部に配置される芯材からなり、外層は、外層用糸を疎に編み込んだこぶ部と、外層用糸を密に編み込むことで形成したこぶ部より小径な連結部から構成され、外層のこぶ部は弾性変形可能であり、芯材は、伸縮性を有する紐で構成され、こぶ部の内部に弛緩及び/又は蛇行するよう配置する。
【選択図】図2

Description

本発明は、結び目を必要としない弾性変形可能な紐に関する。
結び目を必要としない弾性変形可能な紐は、従来から良く知られている。具体的には、紐に軸線方向から張力を加えることで軸線方向に弾性変形可能なこぶ部と、当該こぶ部同士を連結する連結部から構成されるものであり、下記特許文献1〜3に示す3つの構造が主流となっている。
特許文献1〜3に示す従来のこぶ部を有する紐は、いずれも一長一短あり、使用者の要求を十分に満たすことができなかった。
図7は、特許文献1に記載の紐を示す図であり、ゴム等の弾性材からなる芯材の外側に、非伸縮性の繊維素材からなる外層を編み込んで構成し、こぶ部は繊維素材の「たるみ」によって形成している。弾性変形は紐の中心に真っ直ぐに配置されたゴム等の芯材の作用によるもので、主としてこぶ部に対応する部分が伸び縮みする、即ち、応力がゴム等の芯材の一部に集中することにより、繰り返し使用による芯材の部分的劣化が生じるとともに、こぶ部は非伸縮性の繊維素材の「たるみ」であることから、紐穴に通す際の摩擦抵抗が大きく、紐穴への装着時に使用者の指を痛めたり、紐穴に引っかかり易く、また紐穴そのものを損傷させてしまうこともあった。
図8、9は、特許文献2、3に記載の紐を示す図であり、上記特許文献1に記載の発明が有する課題を解決するため出願人らによって改良されたものである。特許文献2、3に記載の中心ひも(本願の芯材に相当)は、弾性変形しない非伸縮性素材から構成れ、こぶ部の弾性変形は伸縮性を有するチューブ状ひも本体(本願の外層に相当)のみによって行うものである。これにより、こぶ部を弾性変形させるための力は小さくて済み、紐穴に通し易く、紐穴の損傷も少ない一方、逆に変形し易く元の形に復帰する力が弱いため、こぶ部と紐穴との間に強い応力が発生する激しい運動シーンにおいては、こぶ部が紐穴から抜け易いと言う欠点があった。
一方、特許文献2、3に記載の紐において、こぶ部の弾性力を強くしようとする場合、チューブ状ひも本体に用いる繊維にゴム等の繊維量を多く含ませれば良いが、そうすることでこぶ部そのものが固くなり、特許文献1に記載の紐と同様に、紐穴へ通す際の問題が発生することになる。
特許第3493002号 特許第5079926号 特許第5392519号
本願発明は、上記した従来技術が有する課題を解決し、紐穴に通す際は、特許文献2、3に記載の紐と同じように軽い力で通し易くしたまま、紐穴に通し終わった際の復帰力及び紐穴に対する保持力は、弾性変形可能な芯材を用いることで、特許文献1に記載の紐と同程度となる紐を提供することを目的とする。
また本願発明は、特許文献1に記載の紐を出願人によって改良した各種の結び目を必要としない弾性変形可能な紐にも適用することにより、更に進化した結び目を必要としない弾性変形可能な各種の紐を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本願の第一の発明は、こぶ部を軸線方向に複数配置し、軸線方向に弾性変形可能な紐であって、前記紐は、当該紐の外形を形成する外層と、当該外層の内部全長に渡って連続配置される芯材からなり、前記外層は、外層用糸が疎に編み込まれた前記こぶ部と、前記外層用糸が密に編み込まれ、かつ前記こぶ部より小径な連結部とから構成され、当該外層に形成される前記こぶ部は弾性変形可能であり、前記芯材は、伸縮性を有する紐で構成され、前記こぶ部の内部に弛緩及び/又は蛇行した状態で配置されている、ことを特徴とする。
また上記の目的を達成するため、本願の第二の発明は、こぶ部と長尺弾性部を軸線方向に配置し、軸線方向に弾性変形可能な紐であって、前記紐は、当該紐の外形を形成する外層と、当該外層の内部全長に渡って連続配置される芯材からなり、前記外層は、外層用糸が疎に編み込まれた前記こぶ部及び前記長尺弾性部と、前記外層用糸が密に編み込まれ、かつ前記こぶ部及び前記長尺弾性部より小径な連結部とから構成され、当該外層の前記こぶ部及び前記長尺弾性部は弾性変形可能であり、前記芯材は、伸縮性を有する紐で構成され、前記こぶ部の内部及び前記長尺弾性部の内部に弛緩及び/又は蛇行した状態で配置されている、ことを特徴とする。
上記構成を有する本願の第一発明によれば、外層に形成されるこぶ部は、従来技術(特許文献2、3)と同様の弾性力であることから、通常の速度で紐穴に通す際は、こぶ部の変形によって紐穴とこぶ部との摩擦力は小さく、この状態において芯材はまだ弛緩及び/又は蛇行した状態であるためその弾性力はほとんど生じておらず、紐穴への装着時に使用者の指を痛めたり、紐穴そのものを損傷させてしまうことを抑止できるとともに、装着後は、こぶ部の内部に弛緩及び/又は蛇行した状態で配置されている芯材の弾性力が加わることによって、激しい運動シーンにおいてもこぶ部が紐穴から抜け難くすることができる。
また上記構成を有する本願の第二発明によれば、紐穴に対して摩擦抵抗力を持たせた長尺弾性部によって紐穴に対する任意位置で紐を止めることができ、装着が容易となるとともに、靴紐として使用する場合、靴上に現れる紐のほとんどにこぶ部が無いため、見た目もすっきりとして、通常の靴紐を装着しているのと変わりが無いようにすることができる。更に長尺弾性部の内部に弛緩及び/又は蛇行した状態で配置されている芯材の弾性力が加わることによって、激しい運動シーンにおいても長尺弾性部が紐穴からずれ難くすることができる。
上記のとおり本願の第一、第二発明は、いずれも芯材を弾性変形可能な紐とすることにより、外層のこぶ部内、長尺弾性部内、或いは中間領域内において弛緩及び/又は蛇行した状態で配置することができるため、特許文献1に記載の紐のように、真っ直ぐな状態で配置されたゴム素材に生じる応力集中が無く(ゴム素材だけの場合、真っ直ぐにしか配置できない)、芯材の破断や損傷を防ぐことができるとともに、特許文献2、3に記載の紐のように、外層のみで弾性力を発揮するものに比べて、紐全体の弾性力を高めることができるため、紐穴からの抜けや位置連れを効果的に防止することができる。
本発明に係る紐の全体斜視図。 本発明の第一実施形態に係る紐の断面を模式的に説明するための図。 紐の製造装置及び製造方法を模式的に説明するための図。 本発明の第一実施形態の変形例に係る紐の断面を模式的に説明するための図。 本発明の第二実施形態に係る紐の断面を模式的に説明するための図。 本発明の参考実施形態に係る紐の断面を模式的に説明するための図。 従来のこぶ部を有する紐(その1)。 従来のこぶ部を有する紐(その2)。 従来のこぶ部を有する紐(その3)。
以下、本発明の各実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、本発明はこれらの実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、様々な態様で実施し得る。なお、本発明で言う芯材の「弛緩及び/又は蛇行した状態」とは、弾性力を有する芯材が、真っ直ぐに伸びた状態ではなく、弛緩し、蛇行した状態の形状を意味するものである。
図1は、本発明の第一実施形態に係る弾性変形可能な紐1の全体斜視図である。図1は、紐1に対して外力が働いていない自然状態を示す全体像であり、軸線方向に同一径の複数のこぶ部2が適宜の間隔をおいて配置され、こぶ部2とこぶ部2との間は、小径の連結部3によって連結されている。通常、連結部3の径は装着対象物に形成される紐穴(例えば靴の紐穴)よりも小さく、こぶ部2の径は紐穴より大きいものを使用するものであり、連結部3は紐穴を摩擦接触することなく通過し、こぶ部2は紐穴との摩擦接触しつつ変形して通過するようになっている。紐1の両端部分は、最初に紐穴に通すリード部分であり、基本的に連結部3と同様の構成か、或いはそれより細く硬く構成され、紐が解けたり、糸がばらけたりしないよう、樹脂等で被覆されている。
図2は、紐1の断面を模式的に示した図であり、(a)は外力を与えていない自然状態を示し、(b)は軸線方向からの外力によって最大限に引っ張られた状態を示している。図2に示すとおり、紐1は、外形を形成する外層4と、当該外層4の内部全長に渡って連続して配置される芯材5とで構成される。外層4の構造は特許第5079926号と基本的に同じであり、伸縮性の糸と非伸縮性の糸を適宜の組合せで編み込んだ組紐であり、こぶ部2は疎に編み込むことで柔らかく膨出するよう形成され、連結部3は密に編み込むことで硬く細く形成されている(当該連結部3は、通常の紐と同様に実質的に弾性変形しない)。
芯材5は、外層4内に配置する細く弾性変形可能な編み紐であり、図2(a)に示すとおり、こぶ部2の内部において蛇行した状態で配置され、連結部3の内部では真っ直ぐに伸びた状態で配置されている。
芯材5は、天然ゴム、合成ゴム等の弾性素材からなる伸縮性糸と、ナイロン、ポリエステル等の非弾性素材からなる非伸縮性糸を、適宜の本数比で編み込んだ編紐(例えば組紐やリリアン編紐)として形成され、伸縮性を有する。芯材5の弾性力は、伸縮性糸と非伸縮性糸の本数比で変化させることができ、例えば、伸縮性糸と非伸縮性糸の本数比を1:1、1:2、1:3、1:4、1:5、1:6等の適宜の本数比で編むことができる。この本数比を適宜に決定することで、芯材5の弾性力を調整することができる。
また芯材5に用いる編紐は、伸縮性繊維と非伸縮性繊維を一体化した、いわゆる公知の伸縮性複合繊維糸のみを用いて編んだ編紐でも良い。この伸縮性複合繊維糸を用いる場合、微細な伸縮性繊維と微細な非伸縮性繊維を適宜の割合で配合することができるため、前記した伸縮性糸及び非伸縮性糸を用いる場合に比べて、芯材5の弾性力を微調整することができる。本願発明においては、芯材5の機能を考えて、伸縮性繊維の配合割合は、非伸縮性繊維に対して15〜50%の範囲とすることが好ましい。
図3は、紐1を製造する装置及び方法を模式的に示したものであり、上記により予め作成した芯材5を中心として、非伸縮性糸であるナイロン糸7と伸縮性糸であるゴム糸8を適宜の組合せで編み込むものであり、引き上げ速度を調整することにより疎又は密に編み込み、柔らかく膨出するこぶ部2と、硬く細い連結部3が外層4として形成される。同時に、その内部中心に位置する芯材5は、こぶ部2の内部で蛇行した状態で配置され、連結部3の内部では真っ直ぐに伸びた状態で配置される。
芯材5は、硬く細い連結部3の内部では外層4と密着(圧着)しており、柔らかく膨出したこぶ部2の内部では外層4と密着せず、ほぼフリーな蛇行状態となっている。
以上の装置と方法を用いて製造された紐1は、疎に編み込むことで柔らかく膨出するよう形成されたこぶ部2が軸線方向からの外力によって容易に弾性変形する一方、密に編み込むことで硬く細く形成される連結部3は、ほとんど変形しない。
こぶ部2は、外層4の弾性力と、芯材5の弾性力の2つによって外力に抗するとともに復元力を有するものであるが、例えば、紐穴にこぶ部2を通常の速度で通す際は、紐穴とこぶ部2の摩擦力は外層4のこぶ部の弾性力に比例するため、小さな力で通すことができる。即ち、この状態において芯材5はまだ弛緩及び/又は蛇行した状態であるためその弾性力はほとんど生じていないため、こぶ部2のみの弾性力に抗しながら紐穴を通すからである。一方、激しい運動シーンでは、紐1の全体(又は局所的)に大きな外力が急激に加わるが、この場合、こぶ部2が有する外層4の弾性力と芯材5が有する弾性力とが合わさることで抵抗力が増し、紐穴からこぶ部2が容易に抜けることが無い。
表1は、本実施形態に基づくサンプル1〜7と、比較例1、2を作成し、紐1の全体の弾性力、こぶ部による紐穴への影響等を実験した結果を示すものである。比較例1は特許文献2に記載の発明に基づく紐、比較例2は特許文献1に記載の発明に基づく紐であり、サンプル1〜7と、比較例1、2は、いずれも全長を50cm、こぶ部の径を7mm、こぶ部の数を30個として作製した。

引っ張り力は、各紐が5cm、10cm伸びるのに要した力をgで計測したものであり、紐全体の外力に抗する力(弾性力)を示している。表1に示す通り、サンプル1〜7は比較例1に比べて、いずれ2〜5倍の大きな弾性力を有しており、また弾性素材の量を増やすことで、比較例2よりも大きな弾性力を有させることもできる。
紐穴への通し実験は、厚紙に形成した4mmの円形紐穴に対して各紐のこぶ部を合計100回通すことにより、どれだけ紐穴が変形拡大するかを計測したものであり、こぶ部の外力に抗する力(弾性力)を測ることができる。実験の結果、サンプル1〜7は、最大で20%程度紐穴が拡大したものの、比較例1と比べても大差がない一方、比較例2は紐穴が大きく損傷した。
上記実験の結果からわかるとおり、本実施形態に係る紐1のこぶ部2は、ほぼこぶ部2の弾性力で紐穴を通過するため、大きな力を必要とせず、また紐穴の損傷も抑えることができる。なお、紐穴に金属製の輪をカシメた構成の紐穴であれば、硬いこぶ部2でも紐穴の損傷は少ないため、多少弾性力の大きいこぶ部であっても良いが、こぶ部が弾性変形しない比較例2では紐穴を通すこと自体が難しい。
表1の最右欄は、10cmの芯材のみの引張試験結果であり、各芯材の最大伸長(最大限に伸ばした長さ)を示しており、サンプル1〜7の芯材5が比較例1と比べて大きな伸長性を有していることが分かる。また一部のサンプルは、ゴム素材のみを用いた比較例2に比べても、大きく弾性変形することが分かる。これは、本願発明の芯材5が、ゴム等の伸縮性素材を編むことにより形成され、所定長さの芯材5には、その自然長よりも長い伸縮性素材が螺旋状或いは蛇行して編みこまれているため、ゴム素材のみを用いた比較例2に比べても、大きく弾性変形するからである。従って、一本の太いゴム糸を使用する比較例2よりも、弾性力を柔軟に変化させることができる。
なお上記実験用に作成したサンプルは、伸縮性糸と非伸縮性糸をいくつかの代表的本数比で作成したものであるが、本願発明はこの本数比に限定されるものではない。
図4は、上記した第一実施形態の変形例に係る紐1の断面を模式的に示したものである。当該変形例は、複数種の径を有するこぶ部2が、紐1の軸線方向に配置されたものであり、例えば靴用紐とする際、靴のつま先側のこぶ部2は小径とし、甲側のこぶ部2の径を大径として、紐穴への装着を容易にしたものである。当該変形例における各種の径を有するこぶ部2の内部にも、芯材5が蛇行するように配置されている。当該外層の詳細構造は、出願人が提案した国際公開WO2018/163268A1公報を参照されたい。
なお、本第一実施形態及びその変形例において、芯材5はこぶ部2の内部で蛇行した状態としているが、真っ直ぐに伸びていない、いわゆる弛緩した状態であれば良い。
次に、本発明の第二実施形態について説明する。図5は紐1の断面を模式的に示した図であり、紐穴に通して固定される部分が、こぶ部2ではなく長尺弾性部6として形成されている。この長尺弾性部は、外層4の編み込過程において、連続した疎となるように形成するものであり、第一実施形態におけるこぶ部2と同様に、弾性変形可能となっている。なお第二実施形態に係る外層4の詳細構造は、出願人が提案した特願2017−57383号を参照されたい。
芯材5は、長尺弾性部6の内部において蛇行(及び/又は弛緩)した状態で配置されており、紐1は、長尺弾性部6の弾性力と芯材5の2つの弾性力によって伸縮可能となっている。
なお、紐1の左右両側に配置されるストッパー用こぶ10は、靴等に装着された紐1のセット状態を維持するために形成した紐端部のこぶであり、いわゆる端部ストッパーとしての機能を持たせるためのものであって、第一実施形態における紐1の全長に渡って配置されるこぶ部2とは、その目的、機能を異にするものである。
また長尺弾性部6の自然状態における径は、紐1の左右両側に配置したストッパー用こぶ10の径と同径、又は小径、或いは大径であっても良い。更に、長尺弾性部6とストッパー用こぶ10との間は、第一実施形態で説明した連結部3とすることができる。
第二実施形態の紐1によれば、例えば、紐穴に長尺弾性部6を通常の速度で通す際は、紐穴と長尺弾性部6の摩擦力は外層4の弾性力に比例するため、小さな力で通すことができる。即ち、この状態において芯材はまだ弛緩及び/又は蛇行した状態であるためその弾性力はほとんど生じていないため、長尺弾性部6のみの弾性力に抗しながら紐穴を通すからである。一方、激しい運動シーンでは紐1の全体(又は局所的)に大きな外力が急激に加わるが、この外力に対し、長尺弾性部6が有する外層4の弾性力と芯材5が有する弾性力とが合わさることで抵抗力が増し、紐穴から長尺弾性部6が容易にずれてしまうことを抑止することができる。
次に、本発明の参考実施形態について説明する。図6は紐1の断面を模式的に示した図であり、外層4は、左右両側に配置されるストッパー用こぶ10を除く中間領域が、通常の靴紐等と同径の中間領域9として形成されるとともに、当該中間領域9は、A、B、Cの3種の異なる弾性力(引張弾性率)を有する領域に分けられている。この参考実施形態に係る外層の詳細構造は、出願人が提案した特願2018−104865号を参照されたい。また異なる弾性力は2種、或いは4種以上であってもよく、その配列は弾性力が徐々に小さく(又は大きく)なるように配置しても、或いは高・中・低・中・高・・・の順で繰り返し配置しても良い。
芯材5は、中間領域9の外層4の内部において弛緩(或いは蛇行)した状態で配置されており、紐1は、中間領域9の外層4の弾性力と芯材5の弾性力の2つの弾性力によって伸縮可能となっている。
参考実施形態に係る紐1は、第一、第二実施形態のようにこぶ部2や長尺弾性部6が紐穴との位置関係で係止されるものではなく、紐穴に対しては通常の紐と同じ状態でセットされているが、中間領域9の外層4は、軸線方向に異なる弾性力を有する複数の領域が形成されているため、靴紐や被服へ装着する際に、必要な箇所に必要なテンションをかけることができ、また第一、第二実施形態のようなこぶ部2や長尺弾性部6を有さないため、装着時やテンション修正時に、煩わしい通し作業を必要とせず、しかも通常の組紐と同じ外見であり、見た目もすっきりとした組紐とすることができる。
さらに中間領域9の外層4の弾性力に加え、その内部に蛇行(及び/又は弛緩)した状態で配置されている芯材5の弾性力が加わることによって、激しい運動シーンにおいても既にセットされている紐1の位置づれを抑止することができる。
なお、紐1の左右両側に配置されるストッパー用こぶ10は、第二実施形態と同様に、靴等に装着された紐1のセット状態を維持するためのこぶであり、いわゆる端部ストッパーとしての機能を持たせるためのものであって、第一実施形態における紐1の全長に渡って配置されるこぶ部2とは、その目的、機能を異にするものである。
また上記各実施形態において、芯材5は組紐又はリリアン編紐として説明したが、それ以外の各種の編紐でもよく、更には撚紐であっても良い。いずれにしても、芯材5は、伸縮性の繊維と非伸縮性の繊維とを組み合わせた伸縮性を有する紐(弾性複合繊維紐)であれば良い。
上記第二実施形態、及び参考実施形態に係る紐1の製造方法は、基本的に第一実施形態と同様であるため詳細な説明は省略する。
以上のとおり、本願の各発明に係る紐1によれば、弾性変形可能な外層4のこぶ部に加えて、その内部に配置される芯材5も弾性変形可能であることから、使用者は紐穴への装着時には外層4のこぶ部の弾性力に抗する小さな力だけで装着でき、使用者が指を痛めたり、紐穴を損傷させてしまうことを抑止することができ、また装着後の外力に対しては、外層4の弾性力と芯材5の弾性力によって抗することができるため、こぶ部が紐穴から抜けたり、所定位置から容易にずれたりすることを抑止することができる。
1 紐
2 こぶ部
3 連結部
4 外層
5 芯材
6 長尺弾性部
7 ナイロン糸
8 ゴム糸
9 中間領域
10 ストッパー用こぶ

Claims (20)

  1. こぶ部を軸線方向に複数配置し、軸線方向に弾性変形可能な紐であって、
    前記紐は、当該紐の外形を形成する外層と、当該外層の内部全長に渡って連続配置される芯材からなり、
    前記外層は、
    外層用糸が疎に編み込まれた前記こぶ部と、前記外層用糸が密に編み込まれ、かつ前記こぶ部より小径な連結部とから構成され、当該外層に形成される前記こぶ部は弾性変形可能であり、
    前記芯材は、
    伸縮性を有する紐で構成され、前記こぶ部の内部に弛緩及び/又は蛇行した状態で配置されている、
    ことを特徴とする弾性変形可能な紐。
  2. 前記芯材に用いる前記伸縮性を有する紐は、伸縮性糸と非伸縮性糸を、1:1、1:2、1:3、1:4、1:5のいずれかの本数比で編んだ編紐、又は撚った撚紐である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の弾性変形可能な紐。
  3. 前記芯材に用いる前記伸縮性を有する紐は、伸縮性繊維と非伸縮性繊維を一体化した伸縮性複合繊維糸を用いて編んだ編紐、又は撚った撚紐であり、前記伸縮性繊維の配合割合は、前記非伸縮性繊維に対して15〜50%である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の弾性変形可能な紐。
  4. 前記伸縮性糸及び前記伸縮性繊維は、合成ゴム又は天然ゴム素材からなる、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の弾性変形可能な紐。
  5. 前記非伸縮性糸及び前記非伸縮性繊維は、ナイロン又はポリエステル素材からなる、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の弾性変形可能な紐。
  6. 前記芯材に用いる前記紐は、組紐又はリリアン編み紐である、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の弾性変形可能な紐。
  7. 前記外層は、組紐である、
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の弾性変形可能な紐。
  8. 前記外層用糸は、伸縮性糸と非伸縮性糸との組合せ、又は伸縮性繊維と非伸縮性繊維を一体化した伸縮性複合繊維糸である、
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の弾性変形可能な紐。
  9. 前記こぶ部の径は、全て同一径である、
    ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の弾性変形可能な紐。
  10. 前記こぶ部の径は、複数の異なる径で構成される、
    ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の弾性変形可能な紐。
  11. こぶ部と長尺弾性部を軸線方向に配置し、軸線方向に弾性変形可能な紐であって、
    前記紐は、当該紐の外形を形成する外層と、当該外層の内部全長に渡って連続配置される芯材からなり、
    前記外層は、
    外層用糸が疎に編み込まれた前記こぶ部及び前記長尺弾性部と、前記外層用糸が密に編み込まれ、かつ前記こぶ部及び前記長尺弾性部より小径な連結部とから構成され、当該外層の前記こぶ部及び前記長尺弾性部は弾性変形可能であり、
    前記芯材は、
    伸縮性を有する紐で構成され、前記こぶ部の内部及び前記長尺弾性部の内部に弛緩及び/又は蛇行した状態で配置されている、
    ことを特徴とする弾性変形可能な紐。
  12. 前記芯材に用いる前記伸縮性を有する紐は、伸縮性糸と非伸縮性糸を、1:1、1:2、1:3、1:4、1:5のいずれかの本数比で編んだ編紐、又は撚った撚紐である、
    ことを特徴とする請求項11に記載の弾性変形可能な紐。
  13. 前記芯材に用いる前記前記伸縮性を有する紐は、伸縮性繊維と非伸縮性繊維を一体化した伸縮性複合繊維糸を用いて編んだ編紐、又は撚った撚紐であり、前記伸縮性繊維の配合割合は、前記非伸縮性繊維に対して15〜50%である、
    ことを特徴とする請求項11に記載の弾性変形可能な紐。
  14. 前記伸縮性糸及び前記伸縮性繊維は、合成ゴム又は天然ゴム素材からなる、
    ことを特徴とする請求項12又は13に記載の弾性変形可能な紐。
  15. 前記非伸縮性糸及び前記非伸縮性繊維は、ナイロン又はポリエステル素材からなる、
    ことを特徴とする請求項12又は13に記載の弾性変形可能な紐。
  16. 前記芯材に用いる前記紐は、組紐又はリリアン編み紐である、
    ことを特徴とする請求項12又は13に記載の弾性変形可能な紐。
  17. 前記外層は、組紐である、
    ことを特徴とする請求項11ないし16のいずれか1項に記載の弾性変形可能な紐。
  18. 前記外層用糸は、伸縮性糸と非伸縮性糸との組合せ、又は伸縮性繊維と非伸縮性繊維を一体化した伸縮性複合繊維糸である、
    ことを特徴とする請求項11ないし17のいずれか1項に記載の弾性変形可能な紐。
  19. 前記こぶ部の径と前記長尺弾性部の径は、同一径である、
    ことを特徴とする請求項11ないし18のいずれか1項に記載の弾性変形可能な紐。
  20. 前記長尺弾性部の径は、前記こぶ部の径より小径又は大径である、
    ことを特徴とする請求項11ないし18のいずれか1項に記載の弾性変形可能な紐。
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