JP2015112445A - 弾性紐及びその用途 - Google Patents

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中川 隆志
Takashi Nakagawa
隆志 中川
千司 伊藤
Senji Ito
千司 伊藤
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NAKAGAWA SEICHU KOJO KK
Morito Co Ltd
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NAKAGAWA SEICHU KOJO KK
Morito Co Ltd
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Abstract

【課題】コアの断面形状を工夫することにより、製造が容易でかつ位置決めが正確にできる弾性紐を提供する。【解決手段】伸縮性のコア15と、このコア15を被覆する可撓性の筒状外皮16からなり、前記外皮16は前記コア15を摩擦的につかむのに足りるほどきつく編成する第1編組パターン部分と、前記コア15から分離するのに足りるほどゆるく編成する第2編組パターン部分を交互に複数個有する弾性紐である。前記コア15の断面形状は四角形である。【選択図】図2

Description

本発明は弾性紐及びその用途に関する。
弾性紐及びこれを使用した靴紐などを開示している従来技術として、例えば特許第3493002号が知られている。この弾性紐は、伸縮性のコア(芯)を可撓性のシース(鞘)で被覆してなる。シースは、コアを摩擦的につかんで固定するのに足りるほどきつく編成する第1編組パターン部分と、コアから分離するのに足りるほどゆるく編成する第2編組パターン部分からなる。そのため、大径のコブ部(中間部分)と小径の連結部(端部分)が交互に繰り返される外観を呈する。この弾性紐は、例えば、結び目が必要のない靴紐として使用することができる。同様の考案は実開平7―19387にも示されている。
特許第3493002号 実開平7―19387
上記特許第3493002号の発明において弾性紐を製作するには、前記した第1編組パターン部分と第2編組パターン部分を交互に編成する必要がある。第1パターン部分編成のとき、コアを摩擦的につかんで固定する必要があるが、このコアは、同公報の図3を見ると断面が円形である。
しかし、断面が円形のコアはつかみにくく、つかめても正確な位置決めが難しい。度重なる使用中に第1パターン部分が滑って移動することもあるであろう。
この問題を解決するため、本発明では、コアの断面形状を工夫することにより、製造が容易でかつ位置決めが正確にできる弾性紐を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の弾性紐は、伸縮性のコアと、このコアを被覆する可撓性の筒状外皮からなり、前記外皮は前記コアを摩擦的につかんで固定するのに足りるほどきつく編成する第1編組パターン部分と、前記コアから分離するのに足りるほどゆるく編成する第2編組パターン部分を交互に複数個有するものにおいて、前記コアの断面形状が四角形であることを特徴とする(請求項1)。
この弾性紐は、靴の開閉手段、衣服の開閉手段、かばんの開閉手段、帽子やアクセサリーの取付手段、荷物の梱包手段、のいずれかとして使用することができる(請求項2)。靴の開閉手段としては靴紐があげられる(請求項3)。
本発明によれば、第1編組パターン部分をきつく編成するとき、対応部分のコアが四角形の原形をとどめないほど圧縮され、直径も縮小する。したがって、第1編組パターン部分(小径部分)と第2編組パターン部分(大径部分)では、コアの断面形状及び寸法が大きく異なるので、それぞれの位置設定が明確であり、互いに位置がずれたり移動したりすることがない。
本発明の弾性紐を例えば靴紐として使用したとき、靴紐に結び目を作らなくても靴紐はほどけることがない。
以下、添付の図面に基づいて、本発明の実施例を説明する。
本発明の1実施例に係る弾性紐である靴紐の正面図である。 図1におけるII-II線断面図である。 図1におけるIII-III線断面図である。 (a)は図1におけるIV-IV線断面図である。(b)は(a)の紐を伸長した状態の断面図である。 図1の靴紐を使用した状態の靴の斜視図である。
図1の靴紐1は、本発明の1実施例であり、両端にパイピングによる硬化部11が設けられている。図面では便宜上硬化部が左端のみ描かれている。靴紐本体12は、図1及び図4(a)に示すように、大径のコブ部分13と小径の連結部分14が交互に繰り返される外観を呈している。
図2、図3の断面図に示すように、この靴紐1は中央に位置する伸縮性のコア15を筒状外皮16が被覆してなる。伸縮性のコア15としては市販のゴム紐を使用するのが好都合である。筒状外皮16としては、可撓性があればどのような素材でもよく、例えば、綿、ポリエステル、ナイロン、アクリル、弾性ゴム等の糸条を使用することができる。
図2が示す大径部分13の図から明らかなように、コア15は断面が四角形である。四角形としては正方形のものが普通であり、最も入手しやすい。
大径部分13では筒状外皮16はコアを摩擦的につかんでいないので、四角形の原形をとどめている。それに対して、図3の小径部分14では、筒状外皮16はコア15を摩擦的につかんでいるので、コア15は四角形の原形をとどめておらず、しかも直径が圧縮されている。
したがって、大径部分13と小径部分14では、コア15の断面形状及び寸法が大きく異なるので、それぞれの位置設定が明確であり、互いに位置がずれたり移動したりすることがない。
この弾性紐1を製作するには、前記の特許第3493002号の方法や特公昭56―21862号等の方法に本発明固有の変更を加えて使用することができる。
図4(a)に示すように、この弾性紐1は、平常時には、大径のコブ部分13と小径の連結部分14が明確に交互に現れる。この弾性紐1に力を加えて伸長すると、図4(b)に示すように、大径のコブ部分13と小径の連結部分14が平均化されてなだらかになる。平常時の大径部分13の直径をD1、伸長時の大径部分13の直径をD2とすると、明確にD1>D2である。
この靴紐1は、図5に示すような靴2に使用することができる。このとき、靴の紐孔を構成するアイレット21の直径D3をD1>D3>D2の関係のものとすれば、靴紐の伸長時には靴紐の大径部分13はアイレット21を通過することができるが、通し終わって手を離すと大径部分13はアイレット21によって移動を制止される。したがって、靴紐に結び目を作らなくても靴紐1はほどけることがない。
以上の説明では、靴紐を例にとって説明したが、開閉や仮止めが必要な個所はどこにでも使用することができる。例えば、衣服の開閉手段、かばんの開閉手段、靴の開閉手段、帽子・アクセサリー・髪飾りの取付手段、荷物の梱包手段、などである。
1 弾性紐(例えば靴紐)
11 硬化部
12 靴紐本体
13 コブ部分(大径部分)
14 連結部分(小径部分)
15 コア
16 筒状外皮
2 靴
21 アイレット

Claims (3)

  1. 伸縮性のコア(15)と、このコア(15)を被覆する可撓性の筒状外皮(16)からなり、
    前記外皮(16)は前記コア(15)を摩擦的につかんで固定するのに足りるほどきつく編成する第1編組パターン部分(14)と、前記コア(15)から分離するのに足りるほどゆるく編成する第2編組パターン部分(13)を交互に複数個有する弾性紐において、
    前記コア(15)の断面形状が四角形であることを特徴とする弾性紐。
  2. 衣服の開閉手段、かばんの開閉手段、靴の開閉手段、帽子やアクセサリーの取付手段、荷物の梱包手段、のいずれかである請求項1記載の弾性紐。
  3. 靴紐(1)である請求項2記載の弾性紐。
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