JP6789340B2 - 弾性変形可能なヘアバンド - Google Patents

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本発明は、弾性変形可能なヘアバンドに関する。
ヘアバンドは、長髪の者がスポーツのシーンで良く使用するものであり、非伸縮布製の鉢巻と違い、弾性力によって締め付けることで、髪の乱れを効果的に抑止することができるとともに、適度な締め付けによって精神を高揚させ集中力を高める効果がある。
特許文献1〜3に示す従来のヘアバンドは、いずれも平面的な構造であるとともに、使用者の頭部の大きさや形状に合わせた調整、また使用者の好みに応じた緊締圧力の調整ができなかった。
特開平11−99012号公報 特許第5699238号 特許第6130582号
本願発明は、上記した従来技術が有する課題を解決し、こぶ部によって使用者の頭部を点で緊締することで適度な締め付け効果を発揮するとともに、使用者の頭部の大きさ、形状等に合わせた好みに応じた締め付け力を調整できるヘアバンドを提供することを目的とする。
また本願発明は、適度な大きさからなる弾性変形可能な長尺弾性部によって使用者の頭部を緊締することで適度な締め付け効果を発揮するとともに、使用者の頭部の大きさ、形状、好みに応じた締め付け力を調整できるヘアバンドを提供することを目的とする。
更に本願発明は、引張弾性率が異なる複数の弾性部によって使用者の頭部を緊締することで適度な締め付け効果を発揮するとともに、使用者の頭部の大きさ、形状、好みに応じた締め付け力を調整できるヘアバンドを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本願の第一の発明は、こぶ部を軸線方向に複数配置し、軸線方向に弾性変形可能な紐と、前記紐の両端を合わせて固定する固定具からなるヘアバンドであって、前記紐は、当該紐の外形を形成する外層と、当該外層の内部全長に渡って連続配置される芯材からなり、前記外層は、外層用糸が疎に編み込まれた前記こぶ部と、前記外層用糸が密に編み込まれ、かつ前記こぶ部より小径な連結部とから構成され、当該外層に形成される前記こぶ部は弾性変形可能であり、前記芯材は、伸縮性を有する紐で構成され、前記こぶ部の内部に弛緩及び/又は蛇行した状態で配置され、前記固定具は、前記こぶ部の外径より小さく、かつ前記連結部の径より大きな1つ又は2つの通し孔を有する、ことを特徴とする。
また上記の目的を達成するため、本願の第二の発明は、こぶ部と長尺弾性部を軸線方向に配置し、軸線方向に弾性変形可能な紐と、前記紐の両端を合わせて固定する固定具からなるヘアバンドであって、前記紐は、当該紐の外形を形成する外層と、当該外層の内部全長に渡って連続配置される芯材からなり、前記外層は、外層用糸が疎に編み込まれた前記こぶ部及び前記長尺弾性部と、前記外層用糸が密に編み込まれ、かつ前記こぶ部及び前記長尺弾性部より小径な連結部とから構成され、当該外層の前記こぶ部及び前記長尺弾性部は弾性変形可能であり、前記芯材は、伸縮性を有する紐で構成され、前記こぶ部の内部及び前記長尺弾性部の内部に弛緩及び/又は蛇行した状態で配置され、前記こぶ部は、前記紐の両端側に複数個対称に配置され、前記固定具は、前記こぶ部の外径より小さく、かつ前記連結部の径より大きな1つ又は2つの通し孔を有する、ことを特徴とする。
更に上記の目的を達成するため、本願の第三の発明は、左右両端領域に弾性変形可能なこぶ部を複数対象に配置し、軸線方向に弾性変形可能な紐と、前記紐の両端を合わせて固定する固定具からなるヘアバンドであって、左右両端領域を除く中間領域が異なる弾性力を有する複数の領域に分けられて構成され、かつ軸線方向全長に渡って断面が略同一の円形形状であり、前記紐は、当該紐の外形を形成する外層と、当該外層の内部全長に渡って連続配置される芯材からなり、前記外層の前記中間領域は、外層用糸を異なる編み込みにより異なる弾性力を有する領域が複数形成され、前記外層の前記左右両端領域は、外層用糸を密に編み込んで形成され、前記芯材は、伸縮性を有する紐で構成され、前記中間領域の内部に弛緩及び/又は蛇行した状態で配置され、前記こぶ部とこぶ部の間は、弾性変形せず、かつこぶ部の径より小径な連結部で構成され、前記固定具は、前記こぶ部の外径より小さく、かつ前記連結部の径より大きな1つ又は2つの通し孔を有する、ことを特徴とする。
上記構成を有する本願の第一発明によれば、弾性変形可能なこぶ部によって使用者の頭部を点で緊締することで適度な締め付け効果を発揮するとともに、固定具による長さ調節により、使用者の頭部の大きさ、形状、好みに応じた締め付け力を調整できる。
また上記構成を有する本願の第二発明によれば、適度な大きさからなる弾性変形可能な長尺弾性部によって使用者の頭部を緊締することで適度な締め付け効果を発揮するとともに、固定具による長さ調節により、使用者の頭部の大きさ、形状、好みに応じた締め付け力を調整できる。
また上記構成を有する本願の第三発明によれば、引張弾性率が異なる複数の弾性部によって使用者の頭部を緊締することで適度な締め付け効果を発揮するとともに、固定具による長さ調節により、使用者の頭部の大きさ、形状、好みに応じた締め付け力を調整できる。
本発明の第一実施形態に係るヘアバンド全体斜視図。 ヘアバンド紐と固定具の関係を示す図。 本発明の第一実施形態に係る紐の断面を模式的に説明するための図。 紐の製造装置及び製造方法を模式的に説明するための図。 本発明の第一実施形態の変形例に係る紐の断面を模式的に説明するための図。 本発明の第二実施形態に係る紐の断面を模式的に説明するための図。 本発明の第三実施形態に係る紐の断面を模式的に説明するための図。 固定具の構造を示す図。
以下、本発明の各実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、本発明はこれらの実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、様々な態様で実施し得る。なお、本発明で言う芯材の「弛緩及び/又は蛇行した状態」とは、弾性力を有する芯材が、真っ直ぐに伸びた状態ではなく、弛緩し、蛇行した状態の形状を意味するものである。
図1は、本発明の第一実施形態に係るヘアバンドの全体斜視図である。図1は、ヘアバンドに対して外力が働いていない自然状態を示す全体像であり、ヘアバンドは、1本のヘアバンド紐1(以下、紐1と言う)と固定具11から構成されている。紐1は、軸線方向に同一径の複数のこぶ部2が適宜の間隔をおいて配置され、こぶ部2とこぶ部2との間は、小径の連結部3によって連結されている。
図2に示すとおり、紐1の左右の端部領域に形成されている弾性変形可能なこぶ部2を固定具11に形成された通し孔12に通し、紐1をヘアバンドとして使用可能な輪の状態にし、固定具1を小径の連結部3の位置で固定するようになっている。なお、本実施形態の通し孔12は、2本の紐1を一つの孔に通してこぶ部2をセットするようにしているが、左右各紐を通す2つの通し孔を並設する構造であっても良い。図中13は、紐1の先端に取り付ける先端キャップである。
使用者は固定具11の位置を、紐1に形成されている複数のこぶ部2に対して適宜にスライドさせることにより、紐1によって形成される輪の大きさを自分の頭の形状や大きさに合わせて調節し、好みの締め付け力に調整することができる。
固定具11は、図8に示す通り、樹脂製(或いは金属製)からなり、1つの通し孔12を有している。通し孔12の内径は、こぶ部2の径より小さく、かつ連結部の径よりも大きく設定されている。また、固定具11の長さ(孔12の長さ)は、こぶ部2の間隔、即ち連結部3の長さより短く構成される。なお、固定具11の構造は、図8に示すものに限らず、偏平な筒状体(パイプ)であっても良く、また2本の筒状体(パイプ)を適宜の間隔を空けて連結した構造であっても良い。更に通し孔12の内部に適宜の抜け止め構造を有していても良い。
図3は、紐1の断面を模式的に示した図であり、(a)は外力を与えていない自然状態を示し、(b)は軸線方向からの外力によって最大限に引っ張られた状態を示している。図2に示すとおり、紐1は、外形を形成する外層4と、当該外層4の内部全長に渡って連続して配置される芯材5とで構成される。外層4の構造は出願人による特許第5079926号と基本的に同じであり、伸縮性の糸と非伸縮性の糸を適宜の組合せで編み込んだ組紐であり、こぶ部2は疎に編み込むことで柔らかく膨出するよう形成され、連結部3は密に編み込むことで硬く細く形成されている(当該連結部3は、通常の紐と同様に実質的に弾性変形しない)。
芯材5は、外層4内に配置する細く弾性変形可能な編み紐であり、図3(a)に示すとおり、こぶ部2の内部において蛇行した状態で配置され、連結部3の内部では真っ直ぐに伸びた状態で配置されている。
芯材5は、天然ゴム、合成ゴム等の弾性素材からなる伸縮性糸と、ナイロン、ポリエステル等の非弾性素材からなる非伸縮性糸を、適宜の本数比で編み込んだ編紐(例えば組紐やリリアン編紐)として形成され、伸縮性を有する。芯材5の弾性力は、伸縮性糸と非伸縮性糸の本数比で変化させることができ、例えば、伸縮性糸と非伸縮性糸の本数比を1:1、1:2、1:3、1:4、1:5、1:6等の適宜の本数比で編むことができる。この本数比を適宜に決定することで、芯材5の弾性力を調整することができる。
また芯材5に用いる編紐は、伸縮性繊維と非伸縮性繊維を一体化した、いわゆる公知の伸縮性複合繊維糸のみを用いて編んだ編紐でも良い。この伸縮性複合繊維糸を用いる場合、微細な伸縮性繊維と微細な非伸縮性繊維を適宜の割合で配合することができるため、前記した伸縮性糸及び非伸縮性糸を用いる場合に比べて、芯材5の弾性力を微調整することができる。本願発明においては、芯材5の機能を考えて、伸縮性繊維の配合割合は、非伸縮性繊維に対して15〜50%の範囲とすることが好ましい。
図4は、紐1を製造する装置及び方法を模式的に示したものであり、上記により予め作成した芯材5を中心として、非伸縮性糸であるナイロン糸7と伸縮性糸であるゴム糸8を適宜の組合せで編み込むものであり、引き上げ速度を調整することにより疎又は密に編み込み、柔らかく膨出するこぶ部2と、硬く細い連結部3が外層4として形成される。同時に、その内部中心に位置する芯材5は、こぶ部2の内部で蛇行した状態で配置され、連結部3の内部では真っ直ぐに伸びた状態で配置される。
芯材5は、硬く細い連結部3の内部では外層4と密着(圧着)しており、柔らかく膨出したこぶ部2の内部では外層4と密着せず、ほぼフリーな蛇行状態となっている。
以上の装置と方法を用いて製造された紐1は、疎に編み込むことで柔らかく膨出するよう形成されたこぶ部2が軸線方向からの外力によって容易に弾性変形する一方、密に編み込むことで硬く細く形成される連結部3は、ほとんど変形しない。
こぶ部2は、外層4の弾性力と、芯材5の弾性力の2つによって外力に抗するとともに復元力を有するものであるが、例えば、通し孔12にこぶ部2を通常の速度で通す際は、通し孔12とこぶ部2の摩擦力は外層4のこぶ部の弾性力に比例するため、小さな力で通すことができる。即ち、この状態において芯材5はまだ弛緩及び/又は蛇行した状態であるためその弾性力はほとんど生じていないため、こぶ部2のみの弾性力に抗しながら紐穴を通すからである。一方、激しい運動シーン等で、紐1に大きな外力が急激に加わったとしても、こぶ部2が有する外層4の弾性力と芯材5が有する弾性力とが合わさることで抵抗力が増し、通し孔12からこぶ部2が容易に抜けることが無い。
図5は、上記した第一実施形態の変形例に係る紐1の断面を模式的に説明するための図である。当該変形例は、複数種の径を有するこぶ部2が、紐1の軸線方向に配置されたものであり、額側は小さなこぶ部で、側頭部側は大きなこぶ部で締め付けるようにしてある。なお、図5は、あくまで模式的な図であり、左右の大きなこぶ部は、2個ではなく5〜7個の適宜の数で構成しても良い。
本第一実施形態及びその変形例において、芯材5はこぶ部2の内部で蛇行した状態としているが、真っ直ぐに伸びていない、いわゆる弛緩した状態であれば良い。
次に、本発明の第二実施形態について説明する。図6は紐1の断面を模式的に説明するための図であり、額側に位置する部分が、こぶ部2ではなく長尺弾性部6として形成されている。この長尺弾性部は、外層4の編み込過程において、連続した疎となるように形成するものであり、第一実施形態におけるこぶ部2と同様に、弾性変形可能となっている。なお第二実施形態に係る外層4の詳細構造は、出願人が提案した特願2017−57383号を参照されたい。
芯材5は、長尺弾性部6の内部において蛇行(及び/又は弛緩)した状態で配置されており、紐1は、長尺弾性部6の弾性力と芯材5の2つの弾性力によって伸縮可能となっている。
なお、紐1の左右両側に配置されるストッパー用こぶ部10は、固定具11との係合用に形成した紐端部のこぶであり、いわゆる端部ストッパーとしての機能を持たせるためのものであって、第一実施形態における紐1の全長に渡って配置されるこぶ部2とは、その目的、機能を異にするものである。
また長尺弾性部6の自然状態における径は、紐1の左右両側に配置したストッパー用こぶ部10の径と同径、又は小径、或いは大径であっても良い。更に、長尺弾性部6とストッパー用こぶ部10との間、及びストッパー用こぶ部10同士の間は、第一実施形態で説明した連結部3とすることができる。
次に、本発明の第三実施形態について説明する。図7は紐1の断面を模式的に説明するための図であり、外層4は、左右両側に配置されるストッパー用こぶ部10を除く中間領域が、通常の組紐で形成されたヘアバンドと同径の中間領域9として形成されるとともに、当該中間領域9は、A、B、Cの3種の異なる弾性力(引張弾性率)を有する領域に分けられている。この第二実施形態に係る外層の詳細構造は、出願人が提案した特願2018−104865号を参照されたい。また異なる弾性力は2種、或いは4種以上であってもよく、その配列は弾性力が徐々に小さく(又は大きく)なるように配置しても、或いは高・中・低・中・高・・・の順で繰り返し配置しても良い。
芯材5は、中間領域9の外層4の内部において弛緩(或いは蛇行)した状態で配置されており、紐1は、中間領域9の外層4の弾性力と芯材5の弾性力の2つの弾性力によって伸縮可能となっている。
第三実施形態に係る紐1は、第一、第二実施形態のようにこぶ部2や長尺弾性部を有する構成ではなく、外見は通常の断面円形な組紐からなるヘアバンドと同じであるが、中間領域9の外層4は、軸線方向に異なる弾性力を有する複数の領域が形成されているため、額部、側頭部に異なるテンションをかけることができ、また第一、第二発明のようなこぶ部2や長尺弾性部6を有さないため、見た目もすっきりとしたヘアバンドとすることができる。
さらに中間領域9の外層4の弾性力に加え、その内部に蛇行(及び/又は弛緩)した状態で配置されている芯材5の弾性力が加わることによって、激しい運動シーンにおいても位置づれを抑止することができる。
なお、紐1の左右両側に配置されるストッパー用こぶ部10は、第二実施形態と同様に、ヘアバンドのセット状態を維持するためのこぶであり、いわゆる端部ストッパーとしての機能を持たせるためのものであって、第一実施形態における紐1の全長に渡って配置されるこぶ部2とは、その目的、機能を異にするものである。ストッパー用こぶ部10同士の間は、第一実施形態で説明した連結部3とすることができる。
また上記各実施形態において、芯材5は組紐又はリリアン編紐として説明したが、それ以外の各種の編紐でもよく、更には撚紐であっても良い。いずれにしても、芯材5は、伸縮性の繊維と非伸縮性の繊維とを組み合わせた伸縮性を有する紐(弾性複合繊維紐)であれば良い。
上記第二、第三実施形態に係る紐1の製造方法は、基本的に第一実施形態と同様であるため詳細な説明は省略する。
以上のとおり、本願の各発明に係るヘアバンドによれば、弾性変形可能なこぶ部によって使用者の頭部を点で緊締することで適度な締め付け効果を発揮するとともに、固定具による長さ調節により、使用者の頭部の大きさ、形状、好みに応じた締め付け力を調整できる。また適度な大きさからなる弾性変形可能な長尺弾性部によって使用者の頭部を緊締することで適度な締め付け効果を発揮するとともに、固定具による長さ調節により、使用者の頭部の大きさ、形状、好みに応じた締め付け力を調整できる。更に、引張弾性率が異なる複数の弾性部によって使用者の頭部を緊締することで適度な締め付け効果を発揮するとともに、固定具による長さ調節により、使用者の頭部の大きさ、形状、好みに応じた締め付け力を調整できる。
1 ヘアバンド紐
2 こぶ部
3 連結部
4 外層
5 芯材
6 長尺弾性部
7 ナイロン糸
8 ゴム糸
9 中間領域
10 ストッパー用こぶ部
11 固定具
12 通し孔
13 先端キャプ

Claims (30)

  1. こぶ部を軸線方向に複数配置し、軸線方向に弾性変形可能な紐と、前記紐の両端を合わせて固定する固定具からなるヘアバンドであって、
    前記紐は、当該紐の外形を形成する外層と、当該外層の内部全長に渡って連続配置される芯材からなり、
    前記外層は、
    外層用糸が疎に編み込まれた前記こぶ部と、前記外層用糸が密に編み込まれ、かつ前記こぶ部より小径な連結部とから構成され、当該外層に形成される前記こぶ部は弾性変形可能であり、
    前記芯材は、
    伸縮性を有する紐で構成され、前記こぶ部の内部に弛緩及び/又は蛇行した状態で配置され、
    前記固定具は、前記こぶ部の外径より小さく、かつ前記連結部の径より大きな1つ又は2つの通し孔を有する、
    ことを特徴とする弾性変形可能なヘアバンド。
  2. 前記芯材に用いる前記伸縮性を有する紐は、伸縮性糸と非伸縮性糸を、1:1、1:2、1:3、1:4、1:5のいずれかの本数比で編んだ編紐、又は撚った撚紐である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の弾性変形可能なヘアバンド。
  3. 前記芯材に用いる前記伸縮性を有する紐は、伸縮性繊維と非伸縮性繊維を一体化した伸縮性複合繊維糸を用いて編んだ編紐、又は撚った撚紐であり、前記伸縮性繊維の配合割合は、前記非伸縮性繊維に対して15〜50%である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の弾性変形可能なヘアバンド。
  4. 前記伸縮性糸は、合成ゴム又は天然ゴム素材からなる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の弾性変形可能なヘアバンド。
  5. 前記非伸縮性糸は、ナイロン又はポリエステル素材からなる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の弾性変形可能なヘアバンド。
  6. 前記芯材に用いる前記紐は、組紐又はリリアン編み紐である、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の弾性変形可能なヘアバンド。
  7. 前記外層は、組紐である、
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の弾性変形可能なヘアバンド。
  8. 前記外層用糸は、伸縮性糸と非伸縮性糸との組合せである、
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の弾性変形可能なヘアバンド。
  9. 前記こぶ部の径は、全て同一径である、
    ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の弾性変形可能なヘアバンド。
  10. 前記こぶ部の径は、複数の異なる径で構成される、
    ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の弾性変形可能なヘアバンド。
  11. こぶ部と長尺弾性部を軸線方向に配置し、軸線方向に弾性変形可能な紐と、前記紐の両端を合わせて固定する固定具からなるヘアバンドであって、
    前記紐は、当該紐の外形を形成する外層と、当該外層の内部全長に渡って連続配置される芯材からなり、
    前記外層は、
    外層用糸が疎に編み込まれた前記こぶ部及び前記長尺弾性部と、前記外層用糸が密に編み込まれ、かつ前記こぶ部及び前記長尺弾性部より小径な連結部とから構成され、当該外層の前記こぶ部及び前記長尺弾性部は弾性変形可能であり、
    前記芯材は、
    伸縮性を有する紐で構成され、前記こぶ部の内部及び前記長尺弾性部の内部に弛緩及び/又は蛇行した状態で配置され、
    前記こぶ部は、前記紐の両端側に複数個対称に配置され、
    前記固定具は、前記こぶ部の外径より小さく、かつ前記連結部の径より大きな1つ又は2つの通し孔を有する、
    ことを特徴とする弾性変形可能なヘアバンド。
  12. 前記芯材に用いる前記伸縮性を有する紐は、伸縮性糸と非伸縮性糸を、1:1、1:2、1:3、1:4、1:5のいずれかの本数比で編んだ編紐、又は撚った撚紐である、
    ことを特徴とする請求項11に記載の弾性変形可能なヘアバンド。
  13. 前記芯材に用いる前記前記伸縮性を有する紐は、伸縮性繊維と非伸縮性繊維を一体化した伸縮性複合繊維糸を用いて編んだ編紐、又は撚った撚紐であり、前記伸縮性繊維の配合割合は、前記非伸縮性繊維に対して15〜50%である、
    ことを特徴とする請求項11に記載の弾性変形可能なヘアバンド。
  14. 前記伸縮性糸は、合成ゴム又は天然ゴム素材からなる、
    ことを特徴とする請求項12に記載の弾性変形可能なヘアバンド。
  15. 前記非伸縮性糸は、ナイロン又はポリエステル素材からなる、
    ことを特徴とする請求項12に記載の弾性変形可能なヘアバンド。
  16. 前記芯材に用いる前記紐は、組紐又はリリアン編み紐である、
    ことを特徴とする請求項12又は13に記載の弾性変形可能なヘアバンド。
  17. 前記外層は、組紐である、
    ことを特徴とする請求項11ないし16のいずれか1項に記載の弾性変形可能なヘアバンド。
  18. 前記外層用糸は、伸縮性糸と非伸縮性糸との組合せである、
    ことを特徴とする請求項11ないし17のいずれか1項に記載の弾性変形可能なヘアバンド。
  19. 前記こぶ部の径と前記長尺弾性部の径は、同一径である、
    ことを特徴とする請求項11ないし18のいずれか1項に記載の弾性変形可能なヘアバンド。
  20. 前記長尺弾性部の径は、前記こぶ部の径より小径又は大径である、
    ことを特徴とする請求項11ないし18のいずれか1項に記載の弾性変形可能なヘアバンド。
  21. 軸線方向の両端領域に弾性変形可能な複数のこぶ部を対称に配置した軸線方向に弾性変形可能な紐と、前記紐の両端を合わせて固定する固定具からなるヘアバンドであって、
    前記紐は、
    前記両端領域を除く中間領域が異なる弾性力を有する複数の領域に分けられて構成され、かつ軸線方向全長に渡って断面が略同一の円形形状であり、当該紐の外形を形成する外層と、当該外層の内部全長に渡って連続配置される芯材からなり、
    前記外層の前記中間領域は、外層用糸を異なる編み込みにより異なる弾性力を有する前記領域が複数形成され、
    前記外層の前記両端領域は、前記外層用糸を疎に編み込んで形成される前記こぶ部と、前記外層用糸を密に編み込んで形成される連結部とで構成され、
    前記芯材は、伸縮性を有する紐で構成され、前記中間領域の内部に弛緩及び/又は蛇行した状態で配置され、
    前記連結部は前記こぶ部と前記こぶ部の間に形成され、当該連結部は弾性変形せず、かつその径はこぶ部の径より小径であり、
    前記固定具は、前記こぶ部の外径より小さく、かつ前記連結部の径より大きな1つ又は2つの通し孔を有する、
    ことを特徴とする弾性変形可能なヘアバンド。
  22. 前記芯材に用いる前記伸縮性を有する紐は、伸縮性糸と非伸縮性糸を、1:1、1:2、1:3、1:4、1:5のいずれかの本数比で編んだ編紐、又は撚った撚紐である、
    ことを特徴とする請求項21に記載の弾性変形可能なヘアバンド。
  23. 前記芯材に用いる前記伸縮性を有する紐は、伸縮性繊維と非伸縮性繊維を一体化した伸縮性複合繊維糸を用いて編んだ編紐、又は撚った撚紐であり、前記伸縮性繊維の配合割合は、前記非伸縮性繊維に対して15〜50%である、
    ことを特徴とする請求項21に記載の弾性変形可能なヘアバンド。
  24. 前記伸縮性糸は、合成ゴム又は天然ゴム素材からなる、
    ことを特徴とする請求項22に記載の弾性変形可能なヘアバンド。
  25. 前記非伸縮性糸は、ナイロン又はポリエステル素材からなる、
    ことを特徴とする請求項22に記載の弾性変形可能なヘアバンド。
  26. 前記芯材に用いる前記紐は、組紐又はリリアン編み紐である、
    ことを特徴とする請求項22又は23に記載の弾性変形可能なヘアバンド。
  27. 前記外層は、組紐である、
    ことを特徴とする請求項21ないし26のいずれか1項に記載の弾性変形可能なヘアバンド。
  28. 前記外層用糸は、伸縮性糸と非伸縮性糸との組合せである、
    ことを特徴とする請求項21ないし27のいずれか1項に記載の弾性変形可能なヘアバンド。
  29. 前記中間領域は、2種、又は3種、或いは4種以上の異なる弾性力を有する前記領域に分けられている、
    ことを特徴とする請求項21ないし28のいずれか1項に記載の弾性変形可能なヘアバンド。
  30. 前記中間領域は、一方端部から他方端部に向かって、弾性力が徐々に低くなる複数の前記領域を軸線方向に沿って順に配置して構成されている、
    ことを特徴とする請求項21ないし28のいずれか1項に記載の弾性変形可能なヘアバンド。
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