JPS5812866Y2 - スライドフアスナ− - Google Patents
スライドフアスナ−Info
- Publication number
- JPS5812866Y2 JPS5812866Y2 JP1976117870U JP11787076U JPS5812866Y2 JP S5812866 Y2 JPS5812866 Y2 JP S5812866Y2 JP 1976117870 U JP1976117870 U JP 1976117870U JP 11787076 U JP11787076 U JP 11787076U JP S5812866 Y2 JPS5812866 Y2 JP S5812866Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- core
- knitting
- loops
- knitted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B19/00—Slide fasteners
- A44B19/10—Slide fasteners with a one-piece interlocking member on each stringer tape
- A44B19/12—Interlocking member in the shape of a continuous helix
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B19/00—Slide fasteners
- A44B19/24—Details
- A44B19/34—Stringer tapes; Flaps secured to stringers for covering the interlocking members
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04B—KNITTING
- D04B21/00—Warp knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes
- D04B21/20—Warp knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes specially adapted for knitting articles of particular configuration
- D04B21/202—Warp knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes specially adapted for knitting articles of particular configuration warp knitted yarns
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04B—KNITTING
- D04B25/00—Warp knitting machines not otherwise provided for
- D04B25/02—Tubular machines
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D10—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
- D10B—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
- D10B2501/00—Wearing apparel
- D10B2501/06—Details of garments
- D10B2501/063—Fasteners
- D10B2501/0631—Slide fasteners
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/25—Zipper or required component thereof
- Y10T24/2539—Interlocking surface constructed from plural elements in series
- Y10T24/2548—Preattached to mounting cord
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Knitting Of Fabric (AREA)
- Slide Fasteners (AREA)
- Ropes Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、テープの一側縁に芯紐を織込み又は編込み
して隆起部を形成し、この隆起部に金属製又は合成樹脂
製の務歯を着設したスライドファスナーに関するもので
、その目的は、テープ隆起縁部に対する務歯の付着力が
強く均一であって、然かも生産性のよいスライドファス
ナーを提供することにある。
して隆起部を形成し、この隆起部に金属製又は合成樹脂
製の務歯を着設したスライドファスナーに関するもので
、その目的は、テープ隆起縁部に対する務歯の付着力が
強く均一であって、然かも生産性のよいスライドファス
ナーを提供することにある。
従来、此の種のスライドファスナーの芯紐としては、一
般に撚り紐が最も多く使用されているが、周知のように
撚り紐は２本以上の糸を撚り合せて円く形成したもので
あるため、力の歪み等によって撚合部の組織に割れやつ
ぷれを生じ、その形状が非常に変形しやすいので、これ
に金属製の務歯を加締固定したり合成樹脂製の務歯を射
出成形したりする場合、務歯の取付強度が弱く且つ務歯
の取付姿勢も一定しないため、務歯の取付にバラツキが
多く、ファスナー機能を充分に発揮できなくなることも
あった。
般に撚り紐が最も多く使用されているが、周知のように
撚り紐は２本以上の糸を撚り合せて円く形成したもので
あるため、力の歪み等によって撚合部の組織に割れやつ
ぷれを生じ、その形状が非常に変形しやすいので、これ
に金属製の務歯を加締固定したり合成樹脂製の務歯を射
出成形したりする場合、務歯の取付強度が弱く且つ務歯
の取付姿勢も一定しないため、務歯の取付にバラツキが
多く、ファスナー機能を充分に発揮できなくなることも
あった。
これに対し、本出願人は先に、芯糸を包囲するトリコッ
ト編等の各ニードルループを相互に連繋するシンカール
ープで芯糸を挾みつけた芯紐を案出した（実開昭５１−
５３１０１号）。
ト編等の各ニードルループを相互に連繋するシンカール
ープで芯糸を挾みつけた芯紐を案出した（実開昭５１−
５３１０１号）。
しかしながら、この芯紐は、第９図に示すように芯糸の
外包組織の編成の際、芯糸の前後方向に複数のラッチニ
ードルを平行に配列し、編糸を平行に配列されたラッチ
ニードル群間を対角線方向に配設したものであり、また
、芯糸の一方側の編糸のニードルループは、芯糸の他方
側の編糸のニードルループと絡み合わされておらず、単
に隣接するニードルループを係合させて、編糸を締めつ
けているだけであるので、その締付力を芯糸の周面全体
に均等に作用させにくく、芯糸が断面略正方形状に変形
し、しかもその隅角部に、各編糸の隣接する一対のニー
ドルループが編糸の締付けにより圧接して形成された膨
大部が位置するので、芯紐の形状がいびつになりやすく
、断面形状が真円に近い芯紐が得難く、また、芯糸に編
糸の締付力が有効に働かず、芯糸とそれを包囲する編糸
との係合が弱く、一体性に劣るという欠点があった。
外包組織の編成の際、芯糸の前後方向に複数のラッチニ
ードルを平行に配列し、編糸を平行に配列されたラッチ
ニードル群間を対角線方向に配設したものであり、また
、芯糸の一方側の編糸のニードルループは、芯糸の他方
側の編糸のニードルループと絡み合わされておらず、単
に隣接するニードルループを係合させて、編糸を締めつ
けているだけであるので、その締付力を芯糸の周面全体
に均等に作用させにくく、芯糸が断面略正方形状に変形
し、しかもその隅角部に、各編糸の隣接する一対のニー
ドルループが編糸の締付けにより圧接して形成された膨
大部が位置するので、芯紐の形状がいびつになりやすく
、断面形状が真円に近い芯紐が得難く、また、芯糸に編
糸の締付力が有効に働かず、芯糸とそれを包囲する編糸
との係合が弱く、一体性に劣るという欠点があった。
本考案は、このような問題点に鑑み創案されたものであ
り、実用新案登録請求の範囲に記載した構成とすること
により、前記従来の欠点を解消したものである。
り、実用新案登録請求の範囲に記載した構成とすること
により、前記従来の欠点を解消したものである。
以下、本考案を実施例の図面について説明すると、第１
図はこの考案によるスライドファスナーＦの具体的な実
施構造の一例を示すものであって、テープ１の一側縁部
に芯紐Ｃを織込んで隆起部３を形成し、この隆起部３に
跨って金属製の務歯４を一定のピッチで加締固定しであ
る点は、従来のスライドファスナーと変りないが、本考
案の場合、第２図図示の如く芯糸５とその外周面を包被
する管状の外包組織６とによって構成され、芯糸５には
例えば紡績糸又は合成繊維糸の撚糸等を用い、又外包組
織６を形成する編糸Ｔには合成繊維の嵩高糸などを使用
し、第３図図示の如く、芯糸５の周囲に適数の編糸Ｔ（
図示の場合は４本）を経方向に配列し、この編糸Ｔを芯
糸５の外面に沿って円周方向に８の字型に曲折させてそ
の反転部に各各ニードルループＬ１．Ｌ２をつくり、上
位のニードルループＬ１を順次下位のニードルループＬ
２に絡み合せて芯糸５の周囲に管状の外包組織６を編成
し、前記外包組織６のニードルループＬ１．Ｌ２とシン
カループ１１，１２で芯糸５を中心部に向って強く締付
けである。
図はこの考案によるスライドファスナーＦの具体的な実
施構造の一例を示すものであって、テープ１の一側縁部
に芯紐Ｃを織込んで隆起部３を形成し、この隆起部３に
跨って金属製の務歯４を一定のピッチで加締固定しであ
る点は、従来のスライドファスナーと変りないが、本考
案の場合、第２図図示の如く芯糸５とその外周面を包被
する管状の外包組織６とによって構成され、芯糸５には
例えば紡績糸又は合成繊維糸の撚糸等を用い、又外包組
織６を形成する編糸Ｔには合成繊維の嵩高糸などを使用
し、第３図図示の如く、芯糸５の周囲に適数の編糸Ｔ（
図示の場合は４本）を経方向に配列し、この編糸Ｔを芯
糸５の外面に沿って円周方向に８の字型に曲折させてそ
の反転部に各各ニードルループＬ１．Ｌ２をつくり、上
位のニードルループＬ１を順次下位のニードルループＬ
２に絡み合せて芯糸５の周囲に管状の外包組織６を編成
し、前記外包組織６のニードルループＬ１．Ｌ２とシン
カループ１１，１２で芯糸５を中心部に向って強く締付
けである。
第４図及び第５図は、前記芯紐Ｃの編成組織を更に詳細
に図解した横断面図で、第３図に示す芯紐Ｃの外包組織
６は、芯糸５を中心としてその周囲を包囲するように等
間隔に配設した４本のラッチニードルＮ１ ｓＮ２ 、
Ｎ３ ｓＮ４を９０度の位相で十字状に対向するように
配夕］ル、このラッチニードルＮ１ ｓＮ２ ｓＮ３
ｔＮ４に対して４本の編糸Ｔ１．Ｔ２．Ｔ３．Ｔ４を夫
々第５図ａ、ｂ。
に図解した横断面図で、第３図に示す芯紐Ｃの外包組織
６は、芯糸５を中心としてその周囲を包囲するように等
間隔に配設した４本のラッチニードルＮ１ ｓＮ２ 、
Ｎ３ ｓＮ４を９０度の位相で十字状に対向するように
配夕］ル、このラッチニードルＮ１ ｓＮ２ ｓＮ３
ｔＮ４に対して４本の編糸Ｔ１．Ｔ２．Ｔ３．Ｔ４を夫
々第５図ａ、ｂ。
ｃ、ｄの如く１８０度の位相で対向するラッチニードル
Ｎ１ 、Ｎ３、 Ｎ２．Ｎ４、Ｎ３．Ｎ１、Ｎ４．Ｎ２
間に、８０字型の軌跡を画くようにして給糸すると共に
、編糸Ｔを交叉させて配設し、その反転部にニードルル
ープＬ １ ｓ Ｌ ２をつくり、前記の給糸動作が１
回完了する毎にこれと交互にラッチニードルＮ１ 、Ｎ
２ 、Ｎ３ 、Ｎ４の上下動を行ない、同一位相に於い
て上下に対向するニードルループＬ１．Ｌ２のうち、上
位のニードルループＬ１を順次下位のニードルループＬ
２に絡み合せ、これによって芯糸５の周囲に第４図図示
のような管状の外包組織６を編成し、前記外包組織６の
各ニードルループＬ １ ＊ Ｌ ２とこれを連繋する
シンカループｌ １．ｌ ２により芯糸４を中心部に向
って強く締付けた芯紐Ｃの組織が形成される。
Ｎ１ 、Ｎ３、 Ｎ２．Ｎ４、Ｎ３．Ｎ１、Ｎ４．Ｎ２
間に、８０字型の軌跡を画くようにして給糸すると共に
、編糸Ｔを交叉させて配設し、その反転部にニードルル
ープＬ １ ｓ Ｌ ２をつくり、前記の給糸動作が１
回完了する毎にこれと交互にラッチニードルＮ１ 、Ｎ
２ 、Ｎ３ 、Ｎ４の上下動を行ない、同一位相に於い
て上下に対向するニードルループＬ１．Ｌ２のうち、上
位のニードルループＬ１を順次下位のニードルループＬ
２に絡み合せ、これによって芯糸５の周囲に第４図図示
のような管状の外包組織６を編成し、前記外包組織６の
各ニードルループＬ １ ＊ Ｌ ２とこれを連繋する
シンカループｌ １．ｌ ２により芯糸４を中心部に向
って強く締付けた芯紐Ｃの組織が形成される。
また第６図及び第８図と第７図に示す芯紐Ｃ１゜Ｃ２は
、この考案の他の実施例による芯紐の編成組織を例示し
たもので、芯糸の外包組織を形成する編糸は、芯糸５の
周囲に十字状に配列した各ラッチニードルＮ１．Ｎ２．
Ｎ３．Ｎ４のうち、２７０度離九九位相に対向するラッ
チニードルＮ１．Ｎ４、Ｎ２．Ｎ１、Ｎ３．Ｎ２、Ｎ４
．Ｎ３間に編糸Ｔ １ 、Ｔ ２ ｔ Ｔ ３． ｔ
Ｔ ４を第８図ａ、ｂ。
、この考案の他の実施例による芯紐の編成組織を例示し
たもので、芯糸の外包組織を形成する編糸は、芯糸５の
周囲に十字状に配列した各ラッチニードルＮ１．Ｎ２．
Ｎ３．Ｎ４のうち、２７０度離九九位相に対向するラッ
チニードルＮ１．Ｎ４、Ｎ２．Ｎ１、Ｎ３．Ｎ２、Ｎ４
．Ｎ３間に編糸Ｔ １ 、Ｔ ２ ｔ Ｔ ３． ｔ
Ｔ ４を第８図ａ、ｂ。
ｃ、ｄ図示のように給糸し、これを第６図に示すような
外包組織６ａに形成してもよく、更に外包組織の編糸の
使用数は必ずしも４本とは限らず、例えば第７図図・示
のように、芯糸５の周囲に６本の編糸Ｔ１．Ｔ２．Ｔ３
．Ｔ４．Ｔ５．Ｔ６を１８０度離九九対向するラッチニ
ードルＮ１．Ｎ４、Ｎ２．Ｎ５、Ｎ３．Ｎ６、Ｎ４．Ｎ
１、Ｎ５．Ｎ２、Ｎ６．Ｎ３間に給糸して外包組織６ｂ
を形成することもある。
外包組織６ａに形成してもよく、更に外包組織の編糸の
使用数は必ずしも４本とは限らず、例えば第７図図・示
のように、芯糸５の周囲に６本の編糸Ｔ１．Ｔ２．Ｔ３
．Ｔ４．Ｔ５．Ｔ６を１８０度離九九対向するラッチニ
ードルＮ１．Ｎ４、Ｎ２．Ｎ５、Ｎ３．Ｎ６、Ｎ４．Ｎ
１、Ｎ５．Ｎ２、Ｎ６．Ｎ３間に給糸して外包組織６ｂ
を形成することもある。
以上の如く本考案によるスライドファスナーの芯紐は、
芯糸を中心としてその周囲を包囲するように等間隔に配
設した複数のラッチニードルのうち、少くとも隣設する
ラッチニードルを越えて他のニードルに給糸して、各編
糸のシンカーループを芯糸の周囲に沿って交叉させると
共に、芯糸の周面の一方の側周面を包囲するように編成
し、ついで、次の編糸で芯糸の他の側周面を包囲するよ
うに編成し、それぞれのニードルループを絡み合せ、芯
糸の外周面にニードルループとシンカーループとで芯糸
の中心部に向って締め付けて外包組織を編成したもので
あるために、ニードルループ間に芯糸の周面に沿うシン
カーループが比較的多数配され、編糸により芯糸がその
周面かも効率よく、かつ、強固に締めつけられ、従って
芯糸とそれを包囲する編糸との係合が強く、一体性があ
り、断面形状が真円に近い芯紐が得られる。
芯糸を中心としてその周囲を包囲するように等間隔に配
設した複数のラッチニードルのうち、少くとも隣設する
ラッチニードルを越えて他のニードルに給糸して、各編
糸のシンカーループを芯糸の周囲に沿って交叉させると
共に、芯糸の周面の一方の側周面を包囲するように編成
し、ついで、次の編糸で芯糸の他の側周面を包囲するよ
うに編成し、それぞれのニードルループを絡み合せ、芯
糸の外周面にニードルループとシンカーループとで芯糸
の中心部に向って締め付けて外包組織を編成したもので
あるために、ニードルループ間に芯糸の周面に沿うシン
カーループが比較的多数配され、編糸により芯糸がその
周面かも効率よく、かつ、強固に締めつけられ、従って
芯糸とそれを包囲する編糸との係合が強く、一体性があ
り、断面形状が真円に近い芯紐が得られる。
そして、本考案のスライドファスナーは、務歯を取り着
けるテープ隆起縁部に、このような芯紐を使用するため
、隆起縁部は非常に充実度の高い組織になって、務歯脚
部との関係において隆起縁部の内部応力が犬であり、然
かも外包組織の編糸のニードルループとシンカループは
芯糸に強く編み付いて、外包組織と芯糸との結合が強力
であると同時に、各ループは伸びが殆んど生じない程度
に引き伸ばされているため、テープの隆起縁部に引張力
が作用しても該縁部の伸びが殆んどなく、テープの隆起
縁部は常に所定の硬さと一定の形状を保持しているので
、′芯紐の外周面が編糸のニードルループの絡み合いに
より粗面に形成されている事とも相俟って、隆起縁部に
対する務歯の付着力が強く、特にテープの横引力に対応
する力が大きく、また務歯がピッチ方向にずれ動くこと
もない為、務歯の取付姿勢及び取付ピッチ等に狂いを生
ずる恐れがなく常に強力で確実なファスナー機能を発揮
する。
けるテープ隆起縁部に、このような芯紐を使用するため
、隆起縁部は非常に充実度の高い組織になって、務歯脚
部との関係において隆起縁部の内部応力が犬であり、然
かも外包組織の編糸のニードルループとシンカループは
芯糸に強く編み付いて、外包組織と芯糸との結合が強力
であると同時に、各ループは伸びが殆んど生じない程度
に引き伸ばされているため、テープの隆起縁部に引張力
が作用しても該縁部の伸びが殆んどなく、テープの隆起
縁部は常に所定の硬さと一定の形状を保持しているので
、′芯紐の外周面が編糸のニードルループの絡み合いに
より粗面に形成されている事とも相俟って、隆起縁部に
対する務歯の付着力が強く、特にテープの横引力に対応
する力が大きく、また務歯がピッチ方向にずれ動くこと
もない為、務歯の取付姿勢及び取付ピッチ等に狂いを生
ずる恐れがなく常に強力で確実なファスナー機能を発揮
する。
更に本考案のスライドファスナーは、テープの隆起縁部
が、従来のものに較べると遥かに細く締った形状になっ
ているので、テープ縁部に対して務歯を取付ける際に、
務歯の上下脚部を大きく開いた状態に成形しておく必要
がないので、その取付加工が容易であるし、また、務歯
取付時にテープの隆起縁部（芯紐部）が変形して、芯は
み出し、芯かみ、務歯の足流れ等の取付不良を生ずる恐
れがない。
が、従来のものに較べると遥かに細く締った形状になっ
ているので、テープ縁部に対して務歯を取付ける際に、
務歯の上下脚部を大きく開いた状態に成形しておく必要
がないので、その取付加工が容易であるし、また、務歯
取付時にテープの隆起縁部（芯紐部）が変形して、芯は
み出し、芯かみ、務歯の足流れ等の取付不良を生ずる恐
れがない。
更に、ファスナーチェーンのスペース作成加工に際して
も、隣接する務歯間の隆起縁部に従来のように大きな膨
らみができないため、スペース作成時のカッターによる
芯切れや糸切れ等の損傷を起すことがなく、スペース作
成加工が容易であるなどスライドファスナーの生産性向
上の点でも優れた効果を併有するものである。
も、隣接する務歯間の隆起縁部に従来のように大きな膨
らみができないため、スペース作成時のカッターによる
芯切れや糸切れ等の損傷を起すことがなく、スペース作
成加工が容易であるなどスライドファスナーの生産性向
上の点でも優れた効果を併有するものである。
第１図はこの考案によるスライドファスナーの実施構造
の一例を示す正面図、第２図は本考案のスライドファス
ナーに用いられる芯紐の形状を示す斜視図、第３図は芯
紐の構成組織の一例を図解した斜視図、第４図はその横
断面図、第５図は第４図の組織に於ける編糸の給糸経路
を分解して示した横断面図、第６図及び第７図は本考案
の他実施例による芯紐の構成組織を示す横断面図、第８
図は第６図の組織に於ける編糸の給糸経路を分解して示
した横断面図、第９図は従来の芯紐の編糸の給糸経路を
分解して示した横断面図である。 Ｆ・・・本考案のスライドファスナー、〆・・・従来の
スライドファスナー、Ｃ２Ｃ１，Ｃ２・・・本考案のス
ライドファスナーの芯紐、ｄ・・・従来のスライドファ
スナーの芯紐、１・・・テープ、３・・・隆起部、４・
・・務歯、５・・・芯糸、６，６ａ、６ｂ・・・外包組
織、Ｔ、Ｔ１．Ｔ２．Ｔ３．Ｔ４．Ｔ５．Ｔ６・・・編
糸、Ｎ□＊Ｎ２ ｔＮ３ ｔＮ４ ｓＮ５ 、Ｎ６・・
・ラッチニードル、Ｌｌ、Ｌ２・・・ニードルループ、
ｌｒ、１２・・・シンカループ
の一例を示す正面図、第２図は本考案のスライドファス
ナーに用いられる芯紐の形状を示す斜視図、第３図は芯
紐の構成組織の一例を図解した斜視図、第４図はその横
断面図、第５図は第４図の組織に於ける編糸の給糸経路
を分解して示した横断面図、第６図及び第７図は本考案
の他実施例による芯紐の構成組織を示す横断面図、第８
図は第６図の組織に於ける編糸の給糸経路を分解して示
した横断面図、第９図は従来の芯紐の編糸の給糸経路を
分解して示した横断面図である。 Ｆ・・・本考案のスライドファスナー、〆・・・従来の
スライドファスナー、Ｃ２Ｃ１，Ｃ２・・・本考案のス
ライドファスナーの芯紐、ｄ・・・従来のスライドファ
スナーの芯紐、１・・・テープ、３・・・隆起部、４・
・・務歯、５・・・芯糸、６，６ａ、６ｂ・・・外包組
織、Ｔ、Ｔ１．Ｔ２．Ｔ３．Ｔ４．Ｔ５．Ｔ６・・・編
糸、Ｎ□＊Ｎ２ ｔＮ３ ｔＮ４ ｓＮ５ 、Ｎ６・・
・ラッチニードル、Ｌｌ、Ｌ２・・・ニードルループ、
ｌｒ、１２・・・シンカループ
Claims (1)
- 芯紐Ｃの芯糸５を包囲する経編組織の各編糸Ｔのシンカ
ーループ１１．ｌ！２の編成において前記芯紐Ｃの芯糸
５を中心としてその周囲を包囲するように等間隔に配設
した複数のラッチニードルＮ １ 、Ｎ ２ ｓ Ｎ
ａ ｓ Ｎ ４・・・・・・のうち、少くとも隣接する
ラッチニードルを越えて他のラッチニードルに給糸して
、各編糸Ｔのシンカーループ１１ｓｌ！２を芯糸５の周
面に沿って交叉させると共に、芯糸５の周面の一方の側
周面を包囲するように編成し、ついで次の編糸で芯糸５
の他の側周面を包囲するように編成しそれぞれのニード
ルループＬ１．Ｌ２を絡み合せ芯糸５の外周面にニート
ループＬ １ 、Ｌ ２とシンカーループｌ、、１２と
によって芯糸５の中心部に向って締め付けて外包組織６
を編成した芯紐Ｃを、テープ１の一側縁に織込み又は編
込みして隆起部３を形成し、この隆起部３に跨って務歯
４を固着したことを特徴とするスライドファスナーＦ０
Priority Applications (11)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976117870U JPS5812866Y2 (ja) | 1976-09-02 | 1976-09-02 | スライドフアスナ− |
| US05/826,305 US4123830A (en) | 1976-09-02 | 1977-08-22 | Slide fastener stringer |
| NLAANVRAGE7709445,A NL183269C (nl) | 1976-09-02 | 1977-08-26 | Ritssluitingdrager. |
| BE180504A BE858196A (fr) | 1976-09-02 | 1977-08-29 | Ruban de fermeture a curseur |
| DE2739260A DE2739260C3 (de) | 1976-09-02 | 1977-08-31 | Längsrandverstärkung für Reißverschlußtragbänder |
| FR7726606A FR2363295A1 (fr) | 1976-09-02 | 1977-09-01 | Bande d'accrochage de fermeture a glissiere comprenant un cordon de renforcement perfectionne |
| CA285,953A CA1076327A (en) | 1976-09-02 | 1977-09-01 | Slide fastener stringer |
| BR7705911A BR7705911A (pt) | 1976-09-02 | 1977-09-02 | Fecho corredico |
| GB36664/77A GB1596763A (en) | 1976-09-02 | 1977-09-02 | Sliding clasp fastener stringer |
| IT7768963A IT1116346B (it) | 1976-09-02 | 1977-09-02 | Nastro di sopporto per cerniere lampo |
| ES1977230883U ES230883Y (es) | 1976-09-02 | 1977-09-02 | Banda de cierre de cremallera. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976117870U JPS5812866Y2 (ja) | 1976-09-02 | 1976-09-02 | スライドフアスナ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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