JP6493390B2 - イネ種子用コーティング資材及びコーティングイネ種子 - Google Patents

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Description

本発明は、イネ種子用コーティング資材及びコーティングイネ種子に関する。
従来、イネ種子を直接水田に播く栽培方法、所謂直播栽培において、還元鉄粉でイネ種子をコーティングして重くすることによりイネ種子の浮遊を抑制する技術が知られている(例えば、非特許文献1参照)。また、イネ種子をコーティングした鉄粉が水中で剥離するのを防止するために、金属鉄粉の酸化反応を促進することによりイネ種子表面に鉄粉を付着、固化させる技術が知られている(特許文献1参照)。これら従来の鉄粉コーティング技術は還元鉄粉が酸化することにより固化することを利用しているため、酸化の際に発生する熱を放散する必要がある等コーティングされたイネ種子の管理が煩わしく、また、コーティングされたイネ種子の管理が不十分な場合には発芽率が低下するという問題があった。
このような問題の解決手法としては、例えば、鉄粉とともにカルボキシメチルセルローズ(CMC)や高けん化度のポリビニルアルコールを用いてイネ種子をコーティングする技術が知られている(非特許文献2、特許文献2参照)。しかしながら該技術は、水中におけるコーティング資材の剥離抑制の点でなお改善の余地がある。
特開2005−192458号公報 特開2013−146266号公報
山内稔、「鉄コーティング湛水直播マニュアル 2010」、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究センター、2010年3月 古畑昌巳、「酸化鉄コーティング種子における異なるのり成分が湛水直播水稲の出芽・苗立ちに及ぼす影響」、北陸作物学会報43、15〜18(2008)
本発明は、発熱等による発芽率の低下の問題がなく、水中で剥離し難いイネ種子用コーティング資材を提供することを課題とする。また、発芽率が高く、イネ種子をコーティングしている資材が水中で剥離し難いコーティングイネ種子を提供することを課題とする。
本発明者等は、このような目的に合致するイネ種子用コーティング資材及びコーティングイネ種子を見出すべく検討した結果、酸化鉄によるイネ種子のコーティングにおいて、2%水懸濁液の20℃における膨潤度が10〜48mL/gであるアルファー澱粉(以下、本アルファー澱粉と記す。)を用いることにより、上記課題を解決することができることを見出した。
すなわち、本発明は以下の通りである。
[1] 酸化鉄と、2%水懸濁液の20℃における膨潤度が10〜48mL/gであるアルファー澱粉と
を含むイネ種子用コーティング資材。
[2] 農薬活性成分を含む[1]記載のイネ種子用コーティング資材。
[3] 酸化鉄と、2%水懸濁液の20℃における膨潤度が10〜48mL/gであるアルファー澱粉と
を含むコーティング資材によりイネ種子がコーティングされているコーティングイネ種子。
[4] 酸化鉄、2%水懸濁液の20℃における膨潤度が10〜48mL/gであるアルファー澱粉、および農薬活性成分
を含むコーティング資材によりイネ種子がコーティングされているコーティングイネ種子。
[5] [3]または[4]に記載のコーティングイネ種子を直接水田に播くイネの栽培方法。
[発明の効果]
本発明により、発熱等による発芽率の低下の問題がなく、水中で剥離し難いイネ種子用コーティング資材を提供することができる。また、発芽率が高く、イネ種子をコーティングしている資材が水中で剥離し難いコーティングイネ種子を提供することができる。
実施例においてイネ種子のコーティングに用いた簡易種子コーティングマシンについて説明するための説明図である。 表3に記載の、剥離の有無が「無」の状態を示す説明図である。 表3に記載の、剥離の有無が「有」の状態を示す説明図である。
本発明において酸化鉄とは、Feで示される鉄の酸化物を主成分として含むものを意味する。本発明における酸化鉄は、ヘマタイトと呼ばれるα−Feの含有量が70%以上(該酸化鉄に対する重量%)である酸化鉄が好ましい。本発明においてα−Feの含有量は、XRD(X線回折法)により求められる。また、150μm以上の大きさの粒子が40%以下の粒度分布を有する酸化鉄の使用が好ましい。本発明において酸化鉄の粒度分布とは、ふるい分け法により測定される粒度分布を意味し、150μm以上の大きさの粒子が40%以下の粒度分布を有するとは、目開き150μmのふるい上残量の全体に対する重量比率が40%以下であることを示す。酸化鉄の粒度分布は、目開き150μmのふるい(JIS Z8801−1982に規定された標準ふるい)上に酸化鉄10gをのせ、ロータップ式振とう機等のふるい分け装置により振るった後、ふるい上に残った酸化鉄の重量を計量し、次式により算出することができる。
ふるい上残量(%)=ふるい上に残った酸化鉄の重量(g)/初めにふるいにのせた酸化鉄の重量(g)×100
本発明のイネ種子用コーティング資材(以下、本コーティング資材と記す。)は酸化鉄を含み、その含有量は本コーティング資材100重量%に対して、通常84.0〜99.5重量%、好ましくは93.0〜99.4重量%、より好ましくは93.0〜99.0重量%の範囲である。
本発明におけるアルファー澱粉とは、ゼラチン化澱粉または糊化澱粉とも呼ばれ、90%以上のアルファー化度を有する澱粉を意味する。本発明においてアルファー澱粉のアルファー化度は、関税中央分析所法 第51号に準じた分析法により求められる。関税中央分析所報 第51号に準じた分析法とは、以下の通りである。
1.試薬の調整
リン酸−クエン酸緩衝溶液(pH=4.0−5.0)
10M水酸化ナトリウム水溶液1.5mLに1Mリン酸15mL、0.1Mクエン酸17mLを加えて、pH=4.0−5.0に調整する。
グルコアミラーゼ溶液
グルコアミラーゼ(和光純薬工業株式会社製)を、力価が1mL当たり約15ユニットとなるように、脱イオン水を用いて溶解させる。
除タンパクA液
ZnSO・7HO水溶液(1.8%(W/V))
除タンパクB液
Ba(OH)・8HO水溶液(2.0%(W/V))
グリセリン標準液
グリセリン1.0gを脱イオン水を用いて25mLに定容する。
2.検液の調製
均一な懸濁液(澱粉試料1.25g/100mL脱イオン水)を作製し、その懸濁液4.0mLずつを2本の50mL三角フラスコにとり、1本には、リン酸−クエン酸緩衝溶液3.35mLを加えてI液とする。他の1本には、10M水酸化ナトリウム水溶液0.15mLを加えて、37℃で30分間加温して完全に澱粉の粒子を膨潤させて崩壊させた後に、1Mリン酸1.5mLと0.1Mクエン酸1.7mLを加えてII液とする。両液を37℃恒温槽に置き、温度を安定させた後にグルコアミラーゼ溶液2.0mLを各液に加え、振とうさせながら、各液中の澱粉とグルコアミラーゼを120分間反応させる。その後、沸騰浴中で酵素を失活させ、除たんぱくA液5.0mL、B液5.0mL及びグリセリン標準液1.0mLを各液に加える。得られた溶液をそれぞれ50mL遠沈管に移し、4000rpmで5分間遠心分離を行う。その上澄み液をメンブランフィルター(0.45μm)に通し、得られた液をグルコース定量用検液(Ia液及びIIa液)とする。3.グルコースの定量
Ia液及びIIa液のグルコース重量を、グルコースキットであるグルコースCII−テストワコー(和光純薬工業株式会社製)にて定量する。
4.アルファー化度の算出
アルファー化度は、IIa液のグルコース重量(g)を基準としたときの、Ia液のグルコース重量(g)の割合として、次式のように算出する。
アルファー化度(%)=Ia液のグルコース重量(g)/IIa液のグルコース重量(g)×100
本発明においては市販されているアルファー澱粉を用いることができ、かかる市販されているアルファー澱粉としては、アミロックスNo.1A(日本コーンスターチ株式会社製)、コーンアルファーY(三和澱粉工業株式会社製)などが挙げられる。
本アルファー澱粉としては、粉末状のアルファー澱粉が好ましく、その粒径は通常1000μm以下、好ましくは800μm以下である。本発明においてアルファー澱粉の粒径とは、レーザー回折・散乱式の粒度分布測定装置で測定される粒径であり、体積基準頻度分布において累積頻度で100%となる粒径を指す。レーザー回折・散乱式の粒度分布測定装置としては、例えばMASTERSIZER2000(MALVERN製)が挙げられ、該装置を用いて空気中に粒子を分散させて測定する方法、所謂乾式測定により求めることができる。
本アルファー澱粉の膨潤度とは、容積法により測定される膨潤度のことである。2%水懸濁液の20℃における膨潤度とは、20℃において、水に2%のアルファー澱粉を懸濁させた懸濁液から求められるアルファー澱粉の膨潤度である。膨潤度の具体的な測定方法を以下に記す。まず、イオン交換水100mLの入った200mLビーカーに、試料2.0gを少しずつ添加し、全量投入した後、5分間室温で撹拌する。その後、100mL共栓付メスシリンダーに得られた液を移し、栓をして20℃の恒温水槽中で24時間静置し、容器内で膨潤した試料の見かけ容積を読み取ることで、膨潤度(mL/g)を算出する。本アルファー澱粉の膨潤度は、10〜48mL/g、好ましくは12〜46mL/gの範囲である。
本コーティング資材は本アルファー澱粉を含み、その含有量は、本コーティング資材100重量%に対して、通常0.5〜6.0重量%、好ましくは1.0〜4.0重量%の範囲である。また、本コーティング資材において、酸化鉄と本アルファー澱粉との重量比は通常200:1〜12:1、好ましくは100:1〜25:1の範囲である。
本発明においては、農薬活性成分を用いることもできる。かかる農薬活性成分としては、例えば、殺虫活性成分、殺菌活性成分、除草活性成分及び植物生長調節活性成分が挙げられる。
かかる殺虫活性成分としては、例えば、クロチアニジン、イミダクロプリド、チアメトキサムが挙げられる。
かかる殺菌活性成分としては、例えば、イソチアニル、フラメトピルが挙げられる。
かかる除草活性成分としては、例えば、イマゾスルフロン、ブロモブチドが挙げられる。
かかる植物生長調節活性成分としては、例えば、ウニコナゾールPが挙げられる。
本コーティング資材に含まれる農薬活性成分としては、粉状の農薬活性成分が好ましく、その粒径は、通常200μm以下、好ましくは100μm以下である。かかる農薬活性成分として、必要に応じてクレー等の固体担体と混合された農薬活性成分が、乾式粉砕機等の粉砕機により前記の粒径以下になるように粉砕された粉砕物を用いることもできる。本発明において農薬活性成分の粒径とはレーザー回折・散乱式の粒度分布測定装置で測定される粒径であり、体積基準頻度分布において累積頻度で100%となる粒径を指す。なお、農薬活性成分が固体担体との混合物である場合には、該混合物の粒径を意味する。レーザー回折・散乱式の粒度分布測定装置としては、例えばLA−950V2(株式会社堀場製作所製)が挙げられ、該装置を用いて水中に農薬活性成分の粒子を分散させて測定する方法、所謂湿式測定により求めることができる。
本コーティング資材における農薬活性成分の含有量は、本コーティング資材100重量%に対して、通常0〜10.0重量%、好ましくは0.01〜10.0重量%、より好ましくは0.5〜5.5重量%の範囲である。
本コーティング資材は、酸化鉄、本アルファー澱粉及び必要に応じ、農薬活性成分を混合することにより得ることができる。
本発明のコーティングイネ種子(以下、本コーティングイネ種子と記す。)は、酸化鉄と本アルファー澱粉とを含むコーティング資材によりコーティングされているイネ種子であり、上記のようにして得られた本コーティング資材によりイネ種子をコーティングするか、酸化鉄及び必要に応じ農薬活性成分を含む混合物と本アルファー澱粉糊化液とを用いてイネ種子をコーティングすることにより得ることができる。本コーティングイネ種子の製造方法においては、乾燥している状態のイネ種子と酸化鉄との重量比が、通常4:1〜1:4、好ましくは2:1〜1:2の範囲になるようにイネ種子をコーティングする。本コーティングイネ種子は、より具体的には次のようにして製造することができる。
乾燥イネ種子を種籾袋に入れ、浸種する。発芽率の高いコーティングイネ種子を得るためには水温を15〜20℃として3〜4日間浸種することが望ましい。その後、水から引き上げたイネ種子を静置するか、または脱水機にかけることにより、その表面の過剰な水分を除去した後、種子コーティングに通常用いられる手動または自動のコーティングマシンのドラムに入れてイネ種子を回転させる。次いで、使用する本コーティング資材全量の1/4〜1/3程度をドラム内で回転しているイネ種子にかかるようにして投入し、本コーティング資材とイネ種子との混合物に霧吹き等で水を噴霧することにより、イネ種子表面に本コーティング資材を付着させる。ただし、本コーティング資材がドラムの内壁に付着する場合には、スクレーパーまたは塵取り等を用いてそれを掻き落としながら、上記操作を行う。この操作をあと2〜3回繰り返すことにより本コーティング資材全量をイネ種子にコーティングする。コーティング時に噴霧する水の全量は、イネ種子の含水量により適宜調整されるが、酸化鉄の重量に対して1/10〜1/3の範囲が好ましい。
酸化鉄及び農薬活性成分を含む混合物(以下、混合物Iと記す。)と本アルファー澱粉糊化液とを用いてイネ種子をコーティングする場合は、前記の方法において、本コーティング資材に替えて混合物Iを用い、噴霧する水の一部または全部を本アルファー澱粉糊化液に替えればよい。この場合、本アルファー澱粉は水に膨潤、または溶解して使用するため、粒度分布は特に制限されない。本アルファー澱粉糊化液は、水と本アルファー澱粉とを混合し、攪拌することにより得ることができる。本アルファー澱粉糊化液の調製においては、本コーティングイネ種子における酸化鉄と本アルファー澱粉との重量比が、通常200:1〜10:1、好ましくは100:1〜25:1の範囲になるように本アルファー澱粉の量を決定し、コーティング時に噴霧する水の一部または全部を用いて、本アルファー澱粉の濃度が、通常0.5〜50重量%の範囲になるように調整する。コーティング時に噴霧する水の量が過剰になるとコーティングイネ種子同士が付着してしまうため、コーティング時に噴霧する水の一部を用いて本アルファー澱粉糊化液を調製し、本アルファー澱粉糊化液全量を噴霧した後、コーティングの状態を確認しながら追加で水を噴霧することができるように本アルファー澱粉糊化液の調製に使用する水の量を調整することが好ましい。
混合物I中の農薬活性成分量は、乾燥している状態のイネ種子と農薬活性成分との重量比が、通常20000:1〜20:1、好ましくは250:1〜30:1の範囲になるように決定する。
コーティング操作が終了した後は、コーティングマシンのドラムから取り出したイネ種子を、平面上に敷かれた茣蓙、ビニールシート、または苗箱等に薄く広げ、乾燥させることにより本コーティングイネ種子を得ることができる。
本発明のイネの栽培方法(以下、本栽培方法と記す。)は、本コーティングイネ種子を直接水田に播くことにより行われる。本発明において水田とは、湛水された水田及び落水された水田のいずれかを指す。具体的には、非特許文献1に記載の方法に準じて播種を行う。その際、鉄まきちゃん(株式会社クボタ製)等の鉄コーティング用直播機を用いることができる。播種後は、通常の栽培条件に保つことにより良好な栽培が達成される。
本栽培方法においては、播種前、播種と同時または播種後に農薬及び肥料を施用してもよい。かかる農薬としては殺菌剤、殺虫剤及び除草剤等が挙げられる。
次に本発明を実施例により更に詳細に説明する。
まず、コーティング資材の配合例を示す。アルファー澱粉のアルファー化度は、本明細書中に記載の関税中央分析所報 第51号に準じた分析法により求めた。
配合例1
酸化鉄(α−Fe含有量78%、粒度分布;150μm以上18.0%)10g、アルファー澱粉(膨潤度15.5mL/g、商品名;アミロックスNo.1A、アルファー化度98%、日本コーンスターチ株式会社製)0.1gを混合して本発明のイネ種子用コーティング資材1を得た。
配合例2
酸化鉄(α−Fe含有量78%、粒度分布;150μm以上18.0%)20g、アルファー澱粉(膨潤度15.5mL/g、商品名;アミロックスNo.1A、アルファー化度98%、日本コーンスターチ株式会社製)0.2gを混合して本発明のイネ種子用コーティング資材2を得た。
配合例3
酸化鉄(α−Fe含有量78%、粒度分布;150μm以上18.0%)40g、アルファー澱粉(膨潤度15.5mL/g、商品名;アミロックスNo.1A、アルファー化度98%、日本コーンスターチ株式会社製)1.6gを混合して本発明のイネ種子用コーティング資材3を得た。
配合例4
アルファー澱粉(膨潤度15.5mL/g、商品名;アミロックスNo.1A、日本コーンスターチ株式会社製)に替えて、アルファー澱粉(膨潤度18.5mL/g、商品名;コーンアルファーY、アルファー化度96%、三和澱粉工業株式会社製)を用いた以外は配合例1と同様にして本発明のイネ種子用コーティング資材4を得た。
配合例5
70.0重量部の(E)−1−(2−クロロ−1,3−チアゾール−5−イルメチル)−3−メチル−2−ニトログアニジン(一般名:クロチアニジン)及び30.0重量部の蝋石(商品名;勝光山クレーS、株式会社勝光山鉱業所製)を混合した後、遠心粉砕機で粉砕して、粉状農薬Aを得た。LA−950V2(株式会社堀場製作所製)を用いて湿式測定により求めた粉状農薬Aの粒径は68.0μmであった。
酸化鉄(α−Fe含有量78%、粒度分布;150μm以上18.0%)10g、アルファー澱粉(膨潤度15.5mL/g、商品名;アミロックスNo.1A、アルファー化度98%、日本コーンスターチ株式会社製)0.1g及び粉状農薬A0.086gを混合して本発明のイネ種子用コーティング資材5を得た。
配合例6
70.0重量部の3.4−ジクロロ−N−(2−シアノフェニル)イソチアゾール−5−カルボキシアミド(一般名:イソチアニル)及び30.0重量部の蝋石(商品名;勝光山クレーS、株式会社勝光山鉱業所製)を混合した後、遠心粉砕機で粉砕して、粉状農薬Bを得た。MASTERSIZER2000(MALVERN製)を用いて湿式測定により求めた粉状農薬Bの粒径は52.4μmであった。
酸化鉄(α−Fe含有量78%、粒度分布;150μm以上18.0%)10g、アルファー澱粉(膨潤度15.5mL/g、商品名;アミロックスNo.1A、アルファー化度98%、日本コーンスターチ株式会社製)0.1g、及び粉状農薬B0.184gを混合して本発明のイネ種子用コーティング資材6を得た。
配合例7
45.5重量部の(RS)−5−クロロ−N−(1,3−ジヒドロ−1,1,3−トリメチルイソベンゾフラン−4−イル)−1,3−ジメチルピラゾール−4−カルボキサミド(一般名:フラメトピル)、45.5重量部のベントナイト(商品名;ベントナイト穂高、株式会社ホージュン製)及び9.0重量部の非晶質二酸化珪素(商品名:トクシールGUN、オリエンタルシリカ製)を混合した後、遠心粉砕機で粉砕して、粉状農薬Cを得た。MASTERSIZER2000(MALVERN製)を用いて湿式測定により求めた粉状農薬Cの粒径は26.3μmであった。
酸化鉄(α−Fe含有量78%、粒度分布;150μm以上18.0%)10g、アルファー澱粉(膨潤度15.5mL/g、商品名;アミロックスNo.1A、アルファー化度98%、日本コーンスターチ株式会社製)0.1g、及び粉状農薬C0.554gを混合して本発明のイネ種子用コーティング資材7を得た。
比較配合例1
酸化鉄(α−Fe含有量78%、粒度分布;150μm以上18.0%)10g及びデキストリン(商品名;アミコールNo.1、日澱化学株式会社製)0.1gを混合して比較用のイネ種子用コーティング資材1を得た。
比較配合例2
デキストリン(商品名;アミコールNo.1、日澱化学株式会社製)に替えてデキストリン(商品名;赤玉デキストリンND−S、日澱化学株式会社製)を用いた以外は比較配合例1と同様にして比較用のイネ種子用コーティング資材2を得た。
比較配合例3
酸化鉄(α−Fe含有量78%、粒度分布;150μm以上18.0%)10g、カルボキシメチルセルロースナトリウム(商品名;セロゲン3H、第一工業製薬株式会社製)0.1g及び粉状農薬A0.086gを混合して比較用のイネ種子用コーティング資材3を得た。
比較配合例4
デキストリン(商品名;アミコールNo.1、日澱化学株式会社製)に替えてポリビニルアルコール(重合度;1700、けん化度;98.0〜99.0mol%、商品名;クラレポバールPVA117S、株式会社クラレ製)を用いた以外は比較配合例1と同様にして比較用のイネ種子用コーティング資材4を得た。
比較配合例5
酸化鉄(α−Fe含有量78%、粒度分布;150μm以上18.0%)7g、鉄粉(商品名;DAE1K、DOWA IPクリエイション株式会社製)3gを混合して比較用のイネ種子用コーティング資材5を得た。
比較配合例6
鉄粉(商品名;DAE1K、DOWA IPクリエイション株式会社製)10g及び焼石膏(商品名;KTS−1、吉野石膏販売株式会社製)1gを混合して比較用のイネ種子用コーティング資材6を得た。
次に、コーティングイネ種子の製造例を示す。
製造例1
まず、少量のイネ種子にコーティングするための簡易種子コーティングマシンを作製した。図1に示すように、シャフト1の先に200mL容量のポリエチレン製カップ2を取りつけ、それを攪拌機3(スリーワンモータ、新東科学株式会社製)のドライブシャフトに挿入し、仰角が45度になるように攪拌機3を斜めにしてスタンド4に取りつけることにより、簡易種子コーティングマシンを作製した。
別に用意した200mL容量のポリエチレン製カップに水を入れ、そこへ乾燥しているイネ種子(ヒノヒカリ)20gを入れ、室温(10℃)で10分間浸種した。イネ種子をポリエチレン製カップから引き上げ、キムワイプ(登録商標)でその表面の過剰な水分を吸い取った後、作製した簡易種子コーティングマシンに取りつけられたポリエチレン製カップにそのイネ種子を投入した。簡易種子コーティングマシンを攪拌機の回転数が130〜140rpmの範囲で回転させ、霧吹きで水をイネ種子表面に噴霧しながら、本発明のイネ種子用コーティング資材1 10.1gの1/4程度を投入し、イネ種子にコーティングした。イネ種子の流動性が悪い場合には、スパチュラを用いて回転させた。その後、同様の操作を3回繰り返すことにより、本発明のイネ種子用コーティング資材1を全てイネ種子にコーティングした。コーティングに使用した水の全量は1.4gであった。ステンレス鋼製バットに得られたイネ種子が重ならないよう広げ、一晩乾燥させることにより本発明のコーティングイネ種子1を得た。
製造例2〜7
本発明のイネ種子用コーティング資材2〜7をそれぞれ用いて製造例1と同様の操作を行い、本発明のコーティングイネ種子2〜7をそれぞれ得た。なお、それぞれの製造例におけるコーティング資材の投入量及びコーティングに使用した水の全量を表1に示す。
比較製造例1〜4
比較用のイネ種子用コーティング資材1〜4をそれぞれ用いて製造例1と同様の操作を行い、比較用のコーティングイネ種子1〜4をそれぞれ得た。なお、それぞれの比較製造例におけるコーティング資材の投入量及びコーティングに使用した水の全量を表2に示す。
比較製造例5
200mL容量のポリエチレン製カップに水を入れ、そこへ乾燥しているイネ種子(ヒノヒカリ)20gを入れ、室温(10℃)で10分間浸種した。イネ種子をポリエチレン製カップから引き上げ、キムワイプ(登録商標)でその表面の過剰な水分を吸い取った後、簡易種子コーティングマシンに取りつけられたポリエチレン製カップにそのイネ種子を投入した。なお、簡易種子コーティングマシンは、製造例1で使用したものを使用した。簡易種子コーティングマシンを攪拌機の回転数が130〜140rpmの範囲で回転させ、霧吹きで水をイネ種子表面に噴霧しながら、比較用のイネ種子用コーティング資材5 10gの1/4程度を投入し、イネ種子にコーティングした。イネ種子の流動性が悪い場合には、スパチュラを用いて回転させた。その後、同様の操作を3回繰り返すことにより、イネ種子用コーティング資材5を全て種子にコーティングした。コーティングに使用した水の全量は1.2gであった。ステンレス鋼製バットに得られたイネ種子が重ならないよう広げ、一晩乾燥させた。翌日以降、鉄の酸化を促進させるために1日に3回イネ種子表面に水を噴霧する操作を2日間行い、その後乾燥させることにより比較用のコーティングイネ種子5を得た。
比較製造例6
200mL容量のポリエチレン製カップに水を入れ、そこへ乾燥しているイネ種子(ヒノヒカリ)20gを入れ、室温(10℃)で10分間浸種した。イネ種子をポリエチレン製カップから引き上げ、キムワイプ(登録商標)でその表面の過剰な水分を吸い取った後、簡易種子コーティングマシンに取りつけられたポリエチレン製カップにイネ種子を投入した。なお、簡易種子コーティングマシンは、製造例1で使用したものを使用した。簡易種子コーティングマシンを攪拌機の回転数が130〜140rpmの範囲で回転させ、霧吹きで水をイネ種子表面に噴霧しながら、イネ種子用コーティング資材6 11gの1/4程度を投入し、イネ種子にコーティングした。イネ種子の流動性が悪い場合には、スパチュラを用いて回転させた。その後、同様の操作を3回繰り返すことにより、イネ種子用コーティング資材6を全て種子にコーティングした。コーティングに使用した水の全量は3.5gであった。次に焼石膏0.5gを投入し、比較用のイネ種子用コーティング資材6でコーティングされたイネ種子の表面に付着させた。ステンレス鋼製バットに得られたイネ種子が重ならないよう広げ、一晩乾燥させた。翌日以降、鉄の酸化を促進させるために1日に3回イネ種子表面に水を噴霧する操作を2日間行い、その後乾燥させることにより比較用のコーティングイネ種子6を得た。
次に、試験例を示す。
試験例1
3度硬水50mLを入れたガラスシャーレに、製造例1で得られたコーティングイネ種子10粒を投入し、30分後にコーティングの剥離の有無を目視により観察した。製造例2〜7及び比較製造例1〜5で得られたコーティングイネ種子にも、同じ試験を行った。
結果を表3に示す。
試験例2
ボールミル回転架台の回転数を100rpmに設定した。200mL容量のマヨネーズ瓶に製造例1で得られたコーティングイネ種子20gを入れてボールミル回転架台に載せ、5分間回転させた。その後、目開き1000μmのふるいを用いて振るい、ふるいを通過した剥離物の重量を計量し、以下の式により剥離率を算出した。
剥離率(%)=剥離物の重量(g)/試験前のコーティングイネ種子20gに含まれる付着物の重量(g)×100
製造例2、4〜7及び比較製造例1、2、4、5で得られたコーティングイネ種子にも、同じ試験を行った。
ただし、上式における付着物とは、前記の製造例または比較製造例において用いられ、イネ種子に付着している固体の物質の全てを指し、具体的には、酸化鉄、本アルファー澱粉、農薬活性成分である。
結果を表4に示す。
試験例3
プラスチックシャーレに水で湿らせたガーゼを敷き、その上に製造例1で得られたコーティングイネ種子50粒を置いた。シャーレに蓋をして、17℃の恒温機に静置し、7日後に発芽の有無を調査し、発芽率を以下の式より算出した。
発芽率(%)=発芽した種子数/50×100
製造例2〜4及び比較製造例6で得られたコーティングイネ種子を用いて、同じ試験を行った。結果を表5に示す。
本発明により、発熱等による発芽率の低下の問題がなく、水中で剥離し難いイネ種子用コーティング資材を提供することができる。また、発芽率が高く、イネ種子をコーティングしている資材が水中で剥離し難いコーティングイネ種子を提供することができる。
1 シャフト
2 ポリエチレン製カップ
3 攪拌機
4 スタンド

Claims (2)

  1. 酸化鉄と、2%水懸濁液の20℃における膨潤度が10〜48mL/gであるアルファー澱粉と
    を含むイネ種子用コーティング資材。
  2. 農薬活性成分を含む請求項1記載のイネ種子用コーティング資材。
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