JP6483678B2 - 廃棄物を供給及び取り扱う方法並びに装置 - Google Patents

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Description

本発明の目的は、請求項1のプリアンブルに記載の方法である。
本発明の別の目的は、請求項17に記載の装置である。
また、本発明は、請求項33に記載のシステムに関する。
本発明は、包括的には、空気圧式部分真空搬送システム等の物質搬送システムに関し、より詳細には、家庭廃棄物の搬送等の廃棄物の収集搬送に関する。このようなシステムは、とりわけ、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5、特許文献6、特許文献7、特許文献8、及び特許文献9に提示されている。また本発明は、通常は重力によって、廃棄物を搬送する、例えば居住用建物内のより高い位置の投入開口からより低い位置の集積空間又は対応するコンテナーに搬送する、投入点又は廃棄物シュート等の廃棄物供給手段に関する。
廃棄物を配管内で圧力差又は吸引によって搬送するシステムが、当該技術において知られている。これらのシステムでは、廃棄物は、吸引によって配管内を長距離搬送される。これらのシステムにとって、部分真空装置を用いて圧力差を達成することが一般的である。この装置では、ファン、真空ポンプ、又はエジェクター装置等の部分真空発生器によって、搬送パイプ内に負圧がもたらされる。搬送パイプは、通常、少なくとも1つの弁手段を備える。この弁手段を開閉することにより、搬送パイプに進入する交換(replacement)空気を調節する。廃棄物投入点、例えば廃棄物コンテナー又は廃棄物シュートをシステムの廃棄物投入端において用いて、この廃棄物投入点に廃棄物等の物質を供給し、放出弁手段を開放することにより、この廃棄物投入点から搬送される物質を搬送パイプに搬送する。この場合、搬送パイプ内で作用する部分真空の助けによって達成される吸引作用と、また廃棄物シュートを介して作用する周囲空気圧とを用いて、例えば袋に詰められた廃棄物等の物質を廃棄物シュートから搬送パイプに搬送し、先に進めて受け取り点に搬送する。受け取り点において、搬送される物質は搬送空気から分離され、更に処理するために搬送されるか、又は例えば輸送コンテナーに搬送される。当該空気圧式廃棄物搬送システムは、人口密度の高い市街地区において特に好適に用いることができる。これらのタイプの地区には、高層建物がある。高層建物では、建物内に構成されている廃棄物シュート等の投入点を介して、廃棄物用空気圧式搬送システムに廃棄物が投入される。
投入点から廃棄物シュートを通じて鉛直方向においてより低い位置にあるコンテナーに物質を導くことができる。また、この投入点と中間コンテナーを接続することができる。投入点から供給される物質は、最初にこの中間コンテナーに導かれ、この廃棄物は、この中間コンテナーから先に進めて搬送配管に沿って受け取り点に搬送される。
廃棄物投入点の投入開口と放出弁との間にある中間コンテナーの容積は、通常、実施形態によって変動する。上記容積は、通常、100リットル〜600リットルとすることができる。中間コンテナーを用いることの利点は、中間コンテナーが投入点の収容能力を増大させることができることである。この場合、実際の搬送システムは頻繁に始動させる必要がない。搬送システムは、中間コンテナーに収集されている物質を搬送するように、適用現場に応じて1日に1回〜3回使用される。従来の中間コンテナーの利点はまた、より多くの廃棄物を同じ搬送サイクルで搬送することができるので、搬送システムのエネルギー消費を低減することができることである。従来の解決策の欠点の1つは、とりわけ、中間コンテナーの空間要件が大きいこと、特に投入パイプを中間コンテナーとして用いる場合に大きいことである。通常、中間コンテナーとして鉛直の姿勢で利用される投入パイプは長尺になり、その投入パイプを地中に設置するために、かなり深い掘削を行わなければならない。掘削作業、特にトレンチ(trench)を得るために爆破作業が必要な岩場における掘削作業は費用がかかる。掘削作業、特にトレンチを得るために爆破作業が必要な岩場における掘削作業は費用がかかる。当該技術分野で既知の解決策に係る一般的な中間コンテナーの設置深さは、2.5m〜3.5mの範囲である。空気圧式廃棄物搬送システムの搬送配管の設置に際する一般的な設置深さは、これよりも浅く、1m〜1.5mの範囲である。
さらに、搬送を意図される廃棄物又はリサイクル可能物質は、その体積に関してかなり多様である。したがって、多様な種類の廃棄物が、廃棄物投入ステーションの投入点の要件を定める。広い空間を占める物質種類は、多数の投入点及びそれらの投入点に接続された中間コンテナーを必要とする可能性がある。本発明の目的は、廃棄物搬送システムの投入点の中間コンテナー及び搬送配管に関する完全に新規のタイプの解決策を達成することである。この解決策により、従来技術の解決策の欠点が回避される。本発明の1つの目的は、中間コンテナーの収容能力を以前よりも効率的に使用することができる解決策を達成することである。
国際公開第2009/080880号 国際公開第2009/080881号 国際公開第2009/080882号 国際公開第2009/080883号 国際公開第2009/080884号 国際公開第2009/080885号 国際公開第2009/080886号 国際公開第2009/080887号 国際公開第2009/080888号
本発明に係る方法は、請求項1に記載の事項を主に特徴とする。
また、本発明に係る方法は、請求項2〜16に記載の事項を特徴とする。
本発明に係る装置は、請求項17に記載の事項を主に特徴とする。
また、本発明に係る装置は、請求項18〜32に記載の事項を特徴とする。
また、本発明に係るシステムは、請求項33に記載の事項を特徴とする。
本発明に係る解決策は、多数の重要な利点を有する。本発明によれば、廃棄物のコンパクト化、すなわちサイズの圧縮が達成される。この場合、以前よりも多くの物質が中間コンテナーに収められる。サイズの圧縮率は、適用現場に応じて、廃棄物の種類及びリサイクル可能物質の種類に応じて30%〜70%とすることができる。中間コンテナーはまた、水平の姿勢に配置することもできるし、水平セクションを含むこともできる。この場合、そのために深い設置ピットは必要とされないが、廃棄物搬送配管には従来の掘削深さを用いることができる。1つの物質種類に属する中間コンテナーのチャネルセクションを、投入ステーションの少なくとも1つの他の投入点の中間コンテナーのチャネルセクション、通常は全ての投入点の中間コンテナーのチャネルセクションが接続されるように構成することにより、収集配管アセンブリが得られる。この場合、最も大きい中間コンテナー容積を必要とする物質種類の中間コンテナーを、浅い空間ではあるが大きい容積で形成することができる。この場合、同時に、1つの物質種類のための投入点の数を制限することができる。こうして、物質が障壁に対して圧縮される場合、物質の圧縮は、交換空気と廃棄物用空気圧式搬送システムの部分真空発生器によってもたらされる吸引との組合せ作用として達成される。障壁は、中間コンテナーセクションと搬送パイプとの間に配置される手段とすることができる。空気流が、この手段を通り抜けて又はこの手段の側方を迂回して移動することが可能である。障壁は、保持効果(support effect)をもたらすことにより、物質に作用する。これは主に、物質が障壁を通過するか又は障壁を通り抜けるのを、少なくともかなりの程度阻止する。本発明に係る解決策によれば、所望のサイズの中間コンテナーであって、1つ又は複数の障壁及び空気流を用いて、該コンテナーに供給される物質のサイズを圧縮させることができる、中間コンテナーを得ることができる。交換空気の進入は、例えば投入点のコンテナー部に配置された別個の交換空気弁によって調節することができる。交換空気弁を開閉することにより、中間コンテナーにおける物質の移動の開始を調節することができる。交換空気の通路を開閉するように交換空気弁を配置することにより、その流れ断面積は、該通路が接続されかつ吸引作用の始点となるチャネル部の流れ断面積よりも小さくなり、圧縮に充分な交換空気流が達成される。同時に、複数の投入点の中間コンテナーの物質を同時に圧縮、すなわちコンパクト化することができる。この場合、時間及びエネルギーのかなりの節減が達成される。圧縮は、物質がシステムの或る他の投入点又は中間コンテナーから搬送されるのと少なくとも部分的に同時に行うことができる。別個の交換空気弁は、パイロット弁として用いることもできる、すなわち、まず交換空気弁を開放し、その後にのみ放出弁又はより大きい遮断手段を開放することによって用いることもできる。この場合、生じ得る圧力による衝撃及び/又は騒音問題を低減することができる。達成される別の利点は、実際の放出弁の開放が、パイロット弁を用いない場合よりも小さい力で可能であることである。1つの実施形態によれば、障壁は、中間コンテナーのコンテナー空間に設けられた、力を受ける手段である。該手段は、駆動装置によって、コンテナー空間に配置し、またコンテナー空間からどかすことができる。適用現場に応じて、障壁は、物質の成形機、例えばフォーマッターとすることもできる。本発明の1つの実施形態によれば、障壁付近に交換空気をもたらす手段は、少なくとも障壁の退避後に物質が搬送配管内を搬送される場合、障壁に接続された構成とすることができる。この場合、交換空気を搬送される大部分の物質内にもたらすことができ、これが搬送パイプ内での物質の搬送効率を高める。本発明に係る方法では、複数の物質種類を移動させる際、搬送配管を清掃する物質種類を時々搬送する構成により、物質種類を効率的に搬送することができる。例えば、生物分解性廃棄物の後に板紙が搬送されるか、又は混合廃棄物の後に紙が搬送される。
本発明によれば、物質を供給するのに、廃棄物レセプタクル又は廃棄物シュート等の廃棄物用投入点である投入点を用いることができる。本発明に係る方法及び装置は、袋内に配置された(arranged)廃棄物等の廃棄物の搬送システムに関して特によく適している。
以下では、添付の図面を参照しながら一実施形態の助けによって、本発明をより詳細に記載する。
第1の動作状態における、本発明に係る装置の一実施形態の概略的な部分断面図である。 第2の動作状態における、本発明に係る装置の一実施形態の概略的な部分断面図である。 第3の動作状態における、本発明に係る装置の一実施形態の概略的な部分断面図である。 第4の動作状態における、本発明に係る装置の一実施形態の概略的な部分断面図である。 第5の動作状態における、本発明に係る装置の一実施形態の概略的な部分断面図である。 第6の動作状態における、本発明に係る装置の一実施形態の概略的な部分断面図である。 第7の動作状態における、本発明に係る装置の一実施形態の概略的な部分断面図である。 第8の動作状態における、本発明に係る装置の一実施形態の概略的な部分断面図である。 本発明の装置を第1の方向から示す図である。 本発明の装置を第2の方向から示す図である。 本発明の装置を図12の方向Bから示す図である。 本発明の装置を図11の方向Aから示す図である。 本発明の装置の一部を示す図である。 本発明の装置の一部の断面図である。 本発明の一実施形態の交換空気弁を示し、2つの動作状態のうち、(a)は開放された交換空気通路を、(b)は閉鎖された交換空気通路を示す図である。 様々な動作状態における、本発明の一実施形態に係る装置を示す図である。 様々な動作状態における、本発明の一実施形態に係る装置を示す図である。 様々な動作状態における、本発明の一実施形態に係る装置を示す図である。 様々な動作状態における、本発明の一実施形態に係る装置を示す図である。 様々な動作状態における、本発明の一実施形態に係る装置を示す図である。 様々な動作状態における、本発明の一実施形態に係る装置を示す図である。 様々な動作状態における、本発明の一実施形態に係る装置を示す図である。
図1〜図8は、本発明に係る装置の概略図を示している。本装置は、通常、複数の投入点1を有する少なくとも1つの投入ステーションを備える。図1〜図8は、廃棄物用空気圧式パイプ搬送システムの投入ステーションを示しており、このステーションは少なくとも2つの投入点1を有する。図の実施形態では、4つの投入点1が存在する。投入点1は、通常、複数の異なる物質種類用のものである。このように、図1〜図8は、図の実施形態ではそれぞれが異なる物質種類用に意図された、4つの投入点1を示している。適用現場に応じて、投入ステーションにはより多数又はより少数の投入点が存在することができる。また、投入ステーションの投入点1への供給を意図される物質の種類がより多数又はより少数とすることができる。異なる物質種類用に意図された投入点1は、図では異なる参照符号101、102、103、104で示されている。物質種類w1、w2、w3、w4は、図1の実施形態では、w1が混合廃棄物、w2が紙、w3が生物分解性廃棄物、そしてw4が板紙である。適用現場に応じて、他の物質種類、例えば、プラスチック、ガラス、金属等があってもよい。各投入点1には、廃棄物又はリサイクル可能物質等の物質w1、w2、w3、w4を投入点の投入コンテナー10内に供給する投入開口2があり、先に進めて中間コンテナー20、21、22を介して物質搬送パイプ100内に供給される。各投入点の中間コンテナーのチャネル部は、図では以下のように示されており、第1の投入点101のチャネル部が20(I)、21(I)、22(I)であり、第2の投入点のチャネル部が20(II)、21(II)、22(II)であり、これに対応して、第3の投入点のチャネル部が20(III)、21(III)、22(III)であり、第4の投入点のチャネル部が20(IV)、21(IV)、22(IV)である。図の実施形態では、投入開口2には開閉可能なハッチ3等が接続されており、このハッチは、閉鎖している場合は投入開口2を覆い、開放している場合は投入開口を介した投入点のコンテナー空間内及び先に進めて中間コンテナー内への物質wの供給を可能にする。例えば、投入開口のハッチ3を駆動するために、シリンダー−ピストンコンビネーション(cylinder-piston combination)等のアクチュエーターが配置されている。ハッチ3は、アクチュエーターに対して、少なくとも2つの位置間、すなわち、投入開口2を覆う第1の位置と、投入開口が開放される第2の位置との間で可動に構成されている。いくつかの実施形態のハッチは、手動で開閉可能とすることができることが想定され得る。
図では、投入点1は、地表面レベル上又は床レベル上等、載置面s上に構成される。連結セクション等のチャネルが、投入点の投入コンテナー10から、上記面sの下方にあるチャネル部20内に延びる。投入コンテナー10と、チャネル部20によって形成される中間コンテナーとの間には連結部15があり、この連結部を用いて投入コンテナーが中間コンテナー20に接続される。
投入点は筐体13を有し、筐体13は、投入点の外壁を形成する。筐体13には、投入開口2が形成され、交換空気を筐体の内部に導く開口14(図9に示す)も形成されている。
このように、図1〜図8は、4つの並列した投入点1を示している。これらの投入点1のそれぞれは、物質搬送方向における投入コンテナー10の延長部である、各自の中間コンテナーセクション20を有する。異なる投入点の中間コンテナーセクションは、以下、参照符号20(I)、20(II)、20(III)、及び20(IV)で示される。投入点の中間コンテナーを形成するチャネルセクションは、1つの第1の投入点101の中間コンテナーが、投入点101と実際の搬送パイプ100との間にあるチャネル部20(I)、21(I)、22(I)から形成される構成に作られている。図の実施形態では、中間コンテナー20(I)は、まず、投入点の連結部15に接続された鉛直チャネルセクション20(I)と、鉛直チャネルセクションを中間コンテナーの水平チャネルセクション22(I)に連結する湾曲チャネルセクション21(I)とを含む。
投入点1と搬送パイプ100との間にある第1の投入点の中間コンテナーセクション、最も好適には水平チャネルセクション22(I)には、障壁手段30が配置され、図1の実施形態のこの障壁手段は、駆動手段34、35によって少なくとも2つの位置間で可動である。通常、障壁手段30は、障壁手段30が中間コンテナーのチャネル部の物質通過空間内に延出する第1の位置と、障壁手段が中間コンテナーのチャネル部の物質通過空間内に本質的に延出しない第2の位置との間で動かすことができる。障壁手段30は、第1の位置では、交換空気流が障壁手段を通過するか又は障壁手段を通り抜けることを可能にするが、搬送を意図される物質w1、w2、w3、w4の少なくとも大部分が障壁手段を通過して又は障壁手段を通り抜けて搬送パイプ100に向かうことを阻止するようになっている。
第2の投入点102の中間コンテナー20(II)は、例えば、連結部23(II)を用いて第1の投入点101の中間コンテナー20(I)に、最も好適にはチャネルセクション22(I)に接続される。第3の投入点103の中間コンテナー20(III)は、例えば、連結部23(III)を用いて第1の投入点101の中間コンテナー20(I)に、最も好適にはチャネルセクション22(I)に接続される。また、第4の投入点104の中間コンテナー20(IV)は、例えば、連結部23(IV)を用いて第1の投入点101の中間コンテナー20(I)に、最も好適にはチャネルセクション22(I)に接続される。したがって、第2の投入点102の中間コンテナー20(II)は、第1の投入点の中間コンテナーと媒体接続状態で接続される。第2の投入点の中間コンテナー20(II)は、物質搬送方向において障壁手段30の手前で、第1の投入点101の中間コンテナー20(I)に、最も好適にはそのチャネルセクション22(I)に接続される。これに対応して、第3の投入点の中間コンテナー20(III)及び第4の投入点の中間コンテナー20(IV)は、物質搬送方向においてチャネルセクション22(I)に配置された障壁手段30の手前で、第1の投入点の中間コンテナー20(I)と媒体接続状態で、最も好適にはチャネルセクション22(I)に接続される。このように、図の実施形態では、第2の投入点、第3の投入点、及び第4の投入点の中間コンテナーのチャネルセクションは、図中その底部から、第1の投入点の中間コンテナーの図では水平なチャネルセクション22(I)に接続されている。
図1〜図8の実施形態では、第2の投入点の中間コンテナー20(II)のチャネルに、障壁手段30を配置することができる。通常、この障壁手段は、障壁手段30が中間コンテナーのチャネル部の物質通過空間内に延出する第1の位置と、障壁手段が中間コンテナーのチャネル部の物質通過空間内に本質的に延出しない第2の位置との間で動かすことができる。これに対応して、第3の投入点の中間コンテナー20(III)のチャネル及び第4の投入点の中間コンテナー20(IV)のチャネルにも、障壁手段30を配置することができる。通常、この障壁手段は、障壁手段30が中間コンテナーのチャネル部の物質通過空間内に延出する第1の位置と、障壁手段30が中間コンテナーのチャネル部の物質通過空間内に本質的に延出しない第2の位置との間で動かすことができる。
図1〜図8の実施形態では、第1の投入点101の中間コンテナーは、実際には、第2の投入点、第3の投入点、及び第4の投入点の中間コンテナーに比較して大きい。なぜなら、第1の投入点101の中間コンテナーは、図では水平な長いチャネルセクション22(I)を含むからである。
図1〜図8の実施形態では、物質移動方向において専らチャネルセクション22(I)の障壁手段30の後に、通常は搬送パイプ100側のセクションに、1つの投入点/いくつかの投入点の放出弁50、及び/又は、1つの中間コンテナー/いくつかの中間コンテナーの放出弁50が配置され得る。この場合、投入点は、投入点と中間コンテナーとの間に弁を必要としない。図によれば、投入点1の投入開口2にはハッチ3が接続されており、このハッチは、例えば駆動装置によって開閉される。ハッチ3が開放している場合、投入開口2を介して投入点の投入コンテナー10内に物質w1...w4を供給することができる。物質は、主に重力により、投入コンテナー10から、図では主に鉛直の中間コンテナーの第1のチャネル部20内にまず移動される。第1の投入点の鉛直チャネルセクションの後には湾曲チャネルセクション21(I)があり、湾曲チャネルセクション21(I)は、中間コンテナーの水平チャネルセクション22(I)に接続している。水平チャネルセクション22(I)と搬送パイプ100との間には障壁手段30があり、障壁手段30と搬送パイプとの間には放出弁50が配置されている。放出弁の遮断手段50は、少なくとも2つの位置、すなわち、中間コンテナーから搬送パイプ100への通路が閉鎖される第1の位置と、中間コンテナーから搬送パイプへの通路が開放される第2の位置とを有する。放出弁の駆動装置は、図ではシリンダー−ピストンコンビネーション54、55である。放出弁は、連結部52を用いて、例えばフランジ付き継手又は他の何らかの好適な連結方法を用いて、中間コンテナーのチャネルセクション22(I)と搬送パイプ100との間にあるチャネルセクションに配置される。放出弁は、例えばゲート弁とすることができる。ゲート弁は、国際公開第2007/135237号又は国際公開第2010/029213号に示されているタイプであり、場合によっては圧力媒体を用いて、弁体の壁の間の空間を清掃する手段も含む。
図1は、図では簡略化してボールとして示す物質w1、w2、w3、w4が各投入点に供給された状況を示している。第1の投入点の物質は、主に重力により鉛直セクション20(I)及び湾曲セクション21(I)に移動し、ちょうど中間コンテナーの水平セクション22(I)の始端に移動している。第2の投入点の中間コンテナー20(II)、第3の投入点の中間コンテナー20(III)、及び第4の投入点の中間コンテナー20(IV)内の物質は、中間コンテナー内の、各チャネルセクションに配置された障壁手段30のところまで移動している。
異なる物質種類w1、w2、w3、w4は異なる性質を有する。例えば、供給される廃棄物の合計量の比は、各物質種類で様々である。供給される廃棄物を圧縮した場合のコンパクト化率も様々である。図1の実施形態では、図1の状況で(体積基準で)最も供給量が多いのは、第1の投入点101の物質種類w1、例えば、混合廃棄物である。図1の状況では、第2の投入点102を介して供給される第2の物質種類w2、例えば紙と、第4の投入点104を介して供給される第4の物質種類w4、例えば板紙とが、(体積基準で)約同じ量供給されている。図1の実施形態において、(体積基準で)最も供給量が少ないのは、第3の投入点103を介して供給された第3の物質種類w3、例えば生物分解性廃棄物である。中間コンテナーは、まず第2の投入点の中間コンテナー20(II)及び第4の投入点の中間コンテナー20(IV)内に、既にかなり大量の物質w2、w4を有する。この場合、当該の状況において更なる物質を供給することができない状況が近くなり始める。一方で、物質w3は、第3の投入点内、及び第3の投入点の中間コンテナー20(III)内に依然として容易に収められる。
空気圧式廃棄物搬送システム内の部分真空発生器の吸引側は、搬送パイプ100内に作用するように接続されるが、図1の状況では、吸引は作用可能でない。なぜなら、弁手段50の遮断手段が、搬送パイプ100から第1の中間コンテナーの水平チャネルセクション22(I)への接続部を閉鎖する位置にあるからである。
図2は、放出弁の遮断手段50が駆動装置54、55、56によって第2の位置に移動された動作状態を示している。この場合、搬送パイプ100の方向からの部分真空発生器の吸引が水平チャネルセクション22(I)を介して作用可能である。
図では、第2の投入点102の交換空気弁60及びこれに対応して第4の投入点の交換空気弁60が開放している場合、吸引は、交換空気とともに、第2の投入点の中間コンテナー20(II)内にある物質種類w2及びこれに対応して第4の投入点の中間コンテナー20(IV)内にある物質種類w4に作用可能であり、上記物質種類を障壁手段30に対して圧縮する。この場合、物質は中間コンテナー内でコンパクト化する、すなわち凝集する。この場合、放出弁50はしばらくの間開放され、重力によって中間コンテナー内に搬送される物質を障壁手段30に対してコンパクト化する。通常、放出弁は、或る所定の時間、適用現場に応じて例えば5秒間〜10秒間、開放される。したがって、中間コンテナーのチャネルセクションに配置された障壁30は、中間コンテナーのチャネルセクション内にある場合、廃棄物が障壁30を通過して搬送パイプ100に向かって移動するのを本質的に阻止する。この場合、廃棄物wはコンパクト化される、すなわち、吸引と交換空気流との組合せ作用により、障壁に対してまとめて圧縮される。圧縮の結果として、実施形態及び廃棄物の性質に応じて、中間コンテナー内の廃棄物の体積が大幅に減少する。或る場合では、コンパクト化された廃棄物cwの体積は、コンパクト化前の体積に比べて30%〜50%減少する。図2では、第2の投入点の中間コンテナー20(II)内の物質cw2がコンパクト化され、すなわち凝集され、これに対応して、第4の投入点の中間コンテナー20(IV)内には、コンパクト化された物質cw4がある。
図3は、第2の投入点102の交換空気弁60及び第4の投入点104の交換空気弁60が閉鎖され、これに対応して第1の投入点101の交換空気弁60が開放されている動作状態を示している。放出弁50の遮断手段が第2の位置にあり、搬送パイプの方向からの吸引が作用可能である場合、第1の投入点101の中間コンテナー内にある物質w1は、中間コンテナーの水平チャネルセクション22(I)内で、搬送パイプに向かって障壁手段30に対して移動する。中間コンテナーのチャネルセクション22(I)に設けられた障壁30は、中間コンテナーのチャネルセクション内にある場合、廃棄物が障壁30を通過して搬送パイプ100に向かって移動するのを本質的に阻止する。この場合、廃棄物w1はコンパクト化される、すなわち、吸引と交換空気流との組合せ作用により、障壁30に対してまとめて圧縮される。圧縮の結果として、実施形態及び廃棄物の性質に応じて、中間コンテナー22(I)内の廃棄物の体積が大幅に減少する。或る場合では、コンパクト化された廃棄物cw1の体積は、コンパクト化前の体積に比べて30%〜50%減少する。良好にコンパクト化される物質は、例えばプラスチックボトルであり、いくつかの実施形態では独自の物質種類を形成することができる。
図3の動作状態の後は、図4の動作状態である。図4の動作状態では、放出弁の遮断手段50は第1の位置に移動されている。遮断手段50は、第1の位置では、搬送パイプ100から中間コンテナーのチャネルセクション22(I)への接続部を閉鎖する。この場合、吸引は、中間コンテナー内部に作用可能ではなく、投入点の投入開口から物質w1、w2、w3、w4を再度供給することができ、先に進めて中間コンテナー20(I)、20(II)、20(III)、20(IV)内に導く。先行の動作状態において行われた物質のコンパクト化のおかげで、中間コンテナーには空所がある。既に中間コンテナー内にある物質に加えて、場合によっては既に圧縮された物質の上に、更なる物質が通常の様式で供給される。
充分な物質が供給された場合、又は、投入ステーションの投入点の中間コンテナーの中身を搬送パイプ内に取り出すことが別様に望まれる場合、例えば中身取出しシーケンスを以下のように続けることができる。
図5は、第1の投入点101の中間コンテナーの中身取出しを示している。障壁手段30は第2の位置に移動されている。障壁手段30は、第2の位置では、中間コンテナーのチャネル空間22(I)内に延出しない。放出弁50は、遮断手段を第2の位置に移動させることにより開放される。この場合、搬送パイプから中間コンテナーのチャネル空間22(I)内部に、部分真空発生器の吸引が作用可能である。第1の投入点101の交換空気弁60は開放され、この場合、物質w1、cw1は、吸引と交換空気流との作用により、搬送パイプ100に向かって移動し始める。また、交換空気が、障壁手段30に形成された交換空気投入開口33から媒体チャネル22(I)にもたらされる。図の実施形態では、取り出される第1の物質種類は混合廃棄物w1である。
図6は、第2の投入点102の中身取出しを示している。第1の投入点の物質w1、cw1が搬送パイプ100内に移動された後、第2の投入点102の中間コンテナー20(II)のチャネル空間内にある障壁手段30は、チャネル空間内に本質的に延出しない位置に移動される。この場合、中間コンテナー内の物質cw2、w2は、第1の中間コンテナーのチャネル空間22(I)を介して搬送パイプ100に向かって移動し始める。第2の中間コンテナーの交換空気弁60は開放され、第1の中間コンテナーの交換空気ダクト60は閉鎖される。また、交換空気が、障壁手段30に形成された交換空気投入開口33から媒体チャネル22(II)にもたらされる。取り出される第2の物質種類w2、cw2(図の実施形態では紙)により、搬送パイプの一部から、混合廃棄物であった先行の物質種類w1、cw1の痕跡(traces)を除去することができる。
図7は、次の物質種類の取出しを示している。第3の投入点103の物質は、この実施形態ではコンパクト化されない。なぜなら、第3の投入点103の物質は、コンパクト化率が低いタイプであるからである。例えば生物分解性廃棄物は、このタイプの物質であり得る。第3の投入点103の中間コンテナー20(III)の中身取出しは、第2の投入点の中間コンテナーの中身取出しに対応して行われる。障壁手段30は、中間コンテナーのチャネル空間から退けられる。投入点103内の交換空気ダクト60は開放され、この場合、物質3は、第1の投入点の中間コンテナーのチャネル部22(I)を介して搬送パイプ100に向かって移動する。また、交換空気が、障壁手段30に形成された交換空気投入開口33から媒体チャネル22(III)内にもたらされる。この場合、第2の投入点102内の交換空気ダクト60は閉鎖される。
図8は、第4の投入点104の中身取出しを示している。この場合、第4の中間コンテナー22(IV)のチャネル空間内に延出する障壁手段30は、障壁手段がチャネル空間内に本質的に延出しない位置に移動されている。投入点103内の交換空気ダクト60は開放され、この場合、物質3は、第1の投入点の中間コンテナーのチャネル部22(I)を介して搬送パイプ100に向かって移動する。交換空気が、障壁手段30に形成された交換空気投入開口33から媒体チャネル22(IV)内にもたらされる。取り出される第4の物質種類w4、cw4(図の実施形態では板紙)により、搬送パイプの一部から、生物分解性廃棄物であった先行の物質種類w3、cw3の痕跡を除去することができる。
中身取出しシーケンスを完了した場合、図1の状況に戻ることができ、投入点101、102、103、104の中間コンテナーの充填を再び開始することができる。
図9は、本発明に係る装置の第2の実施形態を示している。第2の実施形態では、第1の投入点101の中間コンテナーのチャネル部20(I)、21(I)、22(I)に加えて、第2の投入点102、第3の投入点103、及び第4の投入点104の中間コンテナーのチャネル部も、主に鉛直線から逸脱する方向に配置されている。これらのチャネル部は、短い鉛直部20(II)、20(III)、20(IV)を最初に有し、湾曲セクション21(II)、21(III)、22(IV)と、水平セクション22(II)、22(III)、22(IV)とを次に有することができる。この構成により、中間コンテナーが必要とする地下空間の高さを本質的に低減することができる。図は、障壁手段及び障壁手段の駆動手段用に意図された設置空間18、すなわち設置トレンチも示している。図はチャネル部17を更に示している。チャネル部17は、交換空気を投入点の内部から設置トレンチ18内に導くために、そして障壁手段の弁手段によって可能にされた場合、開口33を介して当該投入点の中間コンテナーのチャネル空間内に導くために、障壁手段の設置トレンチ18内まで延びる。
図9〜図12の実施形態では、2つの障壁手段30、30’が、第1の投入点の中間コンテナーチャネル(channeling)20(I)、21(I)、22(I)内に互いから或る距離を置いて配置されている。これにより、例えば複数のコンパクト化フェーズが可能になる。この場合、より多くの物質が中間コンテナー内に効率的に収められるようになる。図9及び図10では、第1の投入点の第1の障壁手段30は、第1の設置トレンチ内に配置される。交換空気は、第1の交換空気ダクト17によって設置トレンチ内に導かれる。第2の障壁手段30’は、チャネル部22(I)内の、物質搬送方向において実際の物質搬送パイプ100(図9及び図10には図示せず)に近い方に配置される。
このように、本装置は、交換空気を中間コンテナーのチャネルセクション内に導く手段を備える。投入開口2は投入点1の筐体13に形成され、この筐体は、物質を投入点の投入コンテナー内に供給するための投入点の外壁と、交換空気を筐体の内部に導くための開口14(図9)とを形成する。交換空気は、格子型の開口14を通過して筐体13の内部に入り、先に進めて交換空気弁60を介してコンテナー10内に入る。
図9は、投入点の筐体13に形成された、交換空気を筐体13の内部に導く開口14を示している。交換空気の大部分は、投入コンテナー10を介して中間コンテナー20、21、22のチャネル空間内に導かれ、廃棄物用空気圧式搬送システムの部分真空発生器の吸引が搬送パイプ100から投入コンテナー内部に作用可能である場合、先に進めて搬送パイプ100内に導かれる。本発明の一実施形態によれば、中間コンテナーのチャネルセクション22内の障壁手段30付近に、少なくとも1つの他の交換空気ダクト16、17が配置される。図9の実施形態のこの交換空気ダクトは、投入点1を始点として、例えば開口16(例えば図14又は図16a〜図16gに示す)を介して投入点1の筐体13の内部を始点として構成される。障壁手段30には弁手段31が配置され、この弁手段は、第2の交換空気ダクト17から中間コンテナーのチャネルセクション22への媒体接続部を開放する。これは、投入点の一実施形態の内部図も示している図14にも示されている。この適用形態に関して、図14は、投入点の投入コンテナー10の壁10’にある交換空気ダクト及び交換空気弁60の1つの実施形態を示している。投入点の形状及び動作は、適用現場に応じて様々とすることができる。この実施形態では、投入点1には、別個の交換空気弁60が設けられている。別個の交換空気弁60は、少なくとも2つの位置、すなわち、弁の遮断手段61が、図14及び図15では投入コンテナー10の壁に構成された交換空気用通路63であるチャネル部を閉鎖する閉鎖位置と、交換空気用通路63が開放される第2の位置とを有する。弁の遮断手段は、駆動装置62によって駆動される。本発明の1つの実施形態に係る別個の交換空気弁60が、図15で2つの動作状態においてより詳細に示されている。図15(a)では、交換空気通路が開放しており、図15(b)では交換空気通路63が閉鎖している。別個の交換空気弁は、上述した少なくとも2つの位置間で遮断手段61を動かすように構成された駆動装置62を備える。交換空気弁60の本体64には開口が構成される。交換空気は、この開口から、弁の遮断手段61によって開閉可能な通路63の地点へと進む。駆動装置は、例えば媒体駆動シリンダー−ピストンユニット又は例えば電動駆動装置とすることができる。
交換空気を導くように障壁手段30に接続して、第2の交換空気用通路17が配置される。図14によれば、第2の交換空気用通路17は、投入点1の後、例えば連結部15の後の物質通路の頂部から開始し、設置深部18内に延びるように構成されている。障壁手段が第2の位置に移動し、開口33を介したチャネル部22への通路を開放するように障壁手段の弁手段31が開放された場合、交換空気は、設置深部18から交換空気通路及び開口39(図5)を介して障壁手段30付近に進む。障壁手段を駆動するために、アクチュエーターが配置されている。このアクチュエーターは、図1〜図8に示すシリンダーピストンコンビネーションとすることができる。図1〜図8では、シリンダー34内で可動に配置されたピストン36のピストンロッド35上に弁手段及び障壁手段33が配置されている。シリンダーは、例えば開口37及び38を介して導かれる圧力媒体によって駆動される。媒体ダクト及び媒体配管は示されていない。アクチュエーターは、何らかの他のタイプのアクチュエーター、例えば電動アクチュエーターとすることもできる。
本装置は、少なくとも2つの投入点1と、投入点1から搬送される廃棄物が内部に配置される中間コンテナーとして機能するチャネルセクション20、21、21と、また、投入点から中間コンテナー内に廃棄物を搬送する手段とを備える。ここでは、物質は体積が小さくなるように圧縮される。廃棄物は、中間コンテナーとして機能するチャネルセクションから先に進めて空気圧式廃棄物搬送システムの搬送配管100内に搬送される。搬送配管100では、廃棄物は、搬送空気とともに、システムの廃棄物ステーション等の受け取り点に移動する。システムにおいて、搬送される廃棄物は、分離手段内で搬送空気から分離され、更なる処理に向けて又は輸送コンテナーに搬送される。空気圧式廃棄物搬送システムの動作は、ここではより詳細に記載しない。空気圧式廃棄物搬送システムの種々の例が、例えば、国際公開第2009/080880号、同第2009/080881号、同第2009/080882号、同第2009/080883号、同第2009/080884号、同第2009/080885号、同第2009/080886号、同第2009/080887号、同第2009/080888号、及び同第2011/110740号に全般的に示されている。
中間コンテナーのチャネルセクションに配置された障壁30は、中間コンテナーのチャネルセクション内にある場合、廃棄物が障壁30を通過して搬送パイプ100に向かって移動するのを本質的に阻止する。この場合、廃棄物wはコンパクト化される、すなわち、吸引と交換空気流との組合せ作用により、障壁30に対してまとめて圧縮される。圧縮の結果として、実施形態及び廃棄物の性質に応じて、中間コンテナー内の廃棄物の体積が大幅に減少する。或る場合では、コンパクト化された廃棄物cwの体積は、コンパクト化前の体積に比べて30%〜50%減少する。廃棄物がコンパクト化される場合、物質の搬送方向においてコンパクト化された廃棄物cwの後に続けて、更なる廃棄物wを中間コンテナー内に供給することができる。この場合、搬送パイプの方向から中間コンテナー内部への吸引は通常は作用せず、その代わりに、廃棄物は、主に重力の作用により、投入コンテナーから中間コンテナー内に供給される。図の実施形態では、さらに、障壁手段30が第1の位置にあり、物質が搬送パイプ100内に移動するのを阻止する。
空気圧式パイプ搬送システムの他のコンテナーの中身を取り出すように該システムの部分真空発生器の吸引がオンにされる場合、弁6は閉鎖位置に配置され、この場合、交換空気は図7eの投入点から中間コンテナーに入り込むことも、先に進めて中間コンテナーを介して搬送パイプ100に入り込むこともない。この場合、図の中間コンテナー内にある物質は、中間コンテナーに残留し、搬送パイプ100内に移動しない。この場合、さらに、障壁手段30が第1の位置にある。弁6が閉鎖位置にある場合、投入開口2を介してまた更なる廃棄物を投入点の投入コンテナー10内に供給することができる。供給される量は、投入点の投入コンテナーの容積に依拠する。図では、未圧縮の廃棄物wは概略的なボールとして示されており、そのそれぞれは廃棄物を詰めた廃棄物袋を示すことができる。圧縮した廃棄物cwは、図では上記ボールよりも小さい物体として示されている。
図に係る本発明の実施形態に示すように、中間コンテナーには水平チャネルセクション22が配置される。この場合、重力により中間コンテナーの始端に搬送された物質、すなわち鉛直チャネルセクション20内に搬送され、それに続いて湾曲チャネルセクション21内に搬送された物質は、搬送パイプの方向から中間コンテナー内部への負圧作用と、それに応じて投入点の方向からの交換空気とをもたらすことにより、水平セクション内を搬送される。この場合、廃棄物は、これらの組合せ作用により、障壁手段30に向かって及び/又は搬送パイプ100に向かって水平部分内を搬送される。
水平チャネルセクションは、とりわけ、例えば障壁手段が物質搬送方向において投入点の投入開口又は投入コンテナーから所望の距離を置く配置構成により、従来の鉛直の中間コンテナーに比べて中間コンテナーのサイズを容易く大幅に増大させることができるという利点を、本発明に係る装置に提供する。
本発明の1つの実施形態によれば、中間コンテナーのチャネルセクション内に複数の障壁手段を配置することができる。図13は、明確さのために、1つのみの投入点1を示している。投入点1には、中間コンテナーとして使用することができるチャネルセクション20、21、22がある。チャネルセクション22には2つの障壁手段30、30’が配置されている。2つの障壁手段30、30’は、第1の投入点の中間コンテナーのチャネル空間22内で、物質搬送方向において互いから或る距離を置いて配置されている。中間コンテナーの長さ及び/又は廃棄物の種類の性質によって要求される場合、これよりも多くの障壁手段30、30’が存在することができる。本発明の一実施形態によれば、中間コンテナーのチャネルセクション22内の第1の障壁手段30付近に、少なくとも1つの第2の交換空気ダクト16、17、17’が配置される。図13の実施形態のこの交換空気ダクトは、投入点13を始点として、例えば開口16を介して投入点13の筐体13の内部を始点として構成される。交換空気ダクトセクション17’は、第1の障壁手段30の設置深部18と第2の障壁手段30’の設置深部18’との間に配置される。障壁手段は、設置深部18、18’において、交換空気ダクト17、17’から中間コンテナーのチャネルセクション内の障壁手段付近への媒体接続部を形成することができるように配置される。図の実施形態では、各障壁手段30、30’は、パイプセクション32、32’とともに中間コンテナーのチャネルセクションに配置される。パイプセクション32、32’は、適用現場によって要求される連結具を用いてチャネルセクション22、22’に固定される。以下、図16a〜図16gに関連して図13の障壁手段の動作原理を示す。
図16a〜図16gは、2つの障壁手段30、30’を備える本発明の一実施形態を示している。2つの障壁手段30、30’は、第1の投入点の中間コンテナーのチャネル空間22内で、物質搬送方向において互いから或る距離を置いて配置されている。中間コンテナーの長さ及び/又は廃棄物の種類の性質によって要求される場合、これよりも多くの障壁手段30、30’が存在することができる。本発明の一実施形態によれば、中間コンテナーのチャネルセクション22内の第1の障壁手段30付近に、少なくとも1つの第2の交換空気ダクト16、17、17’が配置される。図16a〜図16gの実施形態のこの交換空気ダクトは、投入点1を始点として、例えば開口16を介して投入点1の筐体13の内部を始点として構成される。交換空気ダクトセクション17’は、第1の障壁手段30の設置深部18と第2の障壁手段30’の設置深部18’との間に配置される。障壁手段は、設置深部18、18’において、交換空気ダクト17、17’から中間コンテナーのチャネルセクション内の障壁手段付近への媒体接続部を形成することができるように配置される。図の実施形態では、各障壁手段30、30’は、パイプセクション32、32’とともに中間コンテナーのチャネルセクションに配置される。パイプセクション32、32’は、適用現場によって要求される連結具を用いてチャネルセクション22、22’に固定される。
障壁手段30、30’には弁手段31、31’が配置され、この弁手段31、31’は、第2の交換空気ダクト17、17’から中間コンテナーのチャネルセクション22、22’への媒体接続部を開放する。以下、図16a〜図16gを参照して本装置の動作を説明する。この場合では、複数の障壁手段、図では2つの障壁手段30、30’が、第1の投入点の中間コンテナーのチャネルセクション22(I)(図では符号22のみを用いている)内で、投入点1と搬送パイプ100との間にあるチャネルセクションでの物質搬送方向において互いから或る距離を置いて配置されている。
図16aは、搬送を意図されるとともに本発明に係る装置において取り扱われることが意図される廃棄物wが、投入点1の投入開口2から供給された動作状態を示している。図16aでは、投入コンテナー10から供給された廃棄物wは、主に重力により、中間コンテナー内のチャネルセクション20、21内に既に移動している。図16aの動作状態では、投入コンテナーの中身は、中間コンテナーのチャネルセクション20内に取り出されている。
線sに沿った本装置の図式的な概略断面図を示す図16bによれば、2つの投入点1が並んで配置される。これらの2つの投入点1は、例えば異なる種類の廃棄物用として意図するか、又は例えば収容能力を増大させることを意図することができる。
図16cは、廃棄物用空気圧式パイプ搬送システムの部分真空発生器の吸引が、搬送パイプ100から中間コンテナーのチャネルセクション内部に作用可能である動作状態を示している。この場合、投入点1(101)から中間コンテナー20、21、22内に移動した廃棄物wは、中間コンテナー内を搬送パイプ100に向かって移動する。廃棄物は第1の障壁30に向かって移動可能であり、第1の障壁30は、中間コンテナーのチャネルセクションにあり、廃棄物wが障壁30を通過して搬送パイプ100に向かって移動するのを本質的に阻止する。この場合、廃棄物wはコンパクト化される、すなわち、吸引と交換空気流との組合せ作用により、障壁30に対してまとめて圧縮される。圧縮の結果として、実施形態及び廃棄物の性質に応じて、中間コンテナー内の廃棄物の体積が大幅に減少する。或る場合では、コンパクト化された廃棄物cw1の体積は、コンパクト化前の体積に比べて30%〜50%減少する。図16cの状況では、コンパクト化された廃棄物cw1の体積は、コンパクト化前の廃棄物wの体積のおおよそ50%である。
図16dは、第1の障壁手段30が第1の位置にある動作状態を示している。この動作状態では、第1の障壁手段は、中間コンテナーのチャネル部内に延出している。この場合、先行するフェーズにおいてコンパクト化された物質cwの後に続けて、取り扱われる更なる物質wを中間コンテナー内に供給することができる。
廃棄物が第1の障壁手段に対してコンパクト化された場合、物質搬送方向においてコンパクト化された廃棄物cwの後に続けて、更なる廃棄物wを中間コンテナー内に供給することができる。これは図16dに示されている。この場合、搬送パイプの方向から中間コンテナー内部への吸引は通常は作用せず、その代わりに、廃棄物は、主に重力の作用により、投入コンテナーから中間コンテナー内に供給される。図の実施形態では、さらに、障壁手段30、30’が第1の位置にあり、物質が搬送パイプ100内に移動するのを阻止する。
図16eは、第1の障壁手段が、第2の位置、すなわち第1の障壁手段がチャネル空間22内に延出しない位置に移動された状況を示している。吸引が物質搬送パイプからチャネル空間内部に作用するように接続され、交換空気が物質投入点の方向から作用可能である場合、物質は、搬送パイプに向かって第2の障壁手段30’に対して移動し、更にコンパクト化される。交換空気は、場合によっては第1の障壁手段に接続して構成された交換空気ダクト33からも進入し、コンパクト化の効率を高め得る。ここで、かなりの量の物質が、投入点の中間コンテナーとして機能するチャネルセクション内に収まるようにコンパクト化される。
次に、図16fによれば、先行してコンパクト化された物質cwの後に続けて、更なる物質wを投入点1から中間コンテナーとして機能するチャネルセクション内に供給することができる。充分な量の物質が投入点から供給された場合、又は、中間コンテナーの中身を搬送パイプ内に取り出すことが別様に望まれる場合、第2の障壁手段30’は、チャネルセクション内にもはや延出しない第2の位置に移動され、搬送パイプからチャネルセクション22内部に作用するように吸引がオンにされるとともに、投入点の方向からチャネル20、21、22内への交換空気通路が開放される。同時に、交換空気が、障壁手段に接続して構成された交換空気通路33、33’から、中間コンテナーとして機能するチャネルセクション内に導かれる。物質は、チャネルセクションから搬送パイプ内に移動する。
図16gの動作状態では、システムの投入点1の投入コンテナー及び/又は中間コンテナー20、21、22内に収集された廃棄物w、cwを搬送パイプ100内に搬送することが望まれる。この場合、弁6は開放され、障壁手段30、30’は中間コンテナーのチャネル空間から退けられている。この場合、廃棄物は、吸引と交換空気流との組合せ作用により、搬送空気流とともに中間コンテナー10から搬送パイプ100に向かって移動し、搬送パイプに沿って空気圧式廃棄物搬送システムの送出端に向かって移動する。
搬送パイプの手前の中間コンテナー20、21、22、22’、20(I)...22(IV)には、少なくとも1つの障壁手段30、30’が配置されている。図の実施形態では、障壁手段は、中間コンテナーのチャネル空間内に延出する部材である。この部材は、物質が吸引及び交換空気流により障壁手段30に対して中間コンテナーのチャネル空間内を搬送される場合、物質wの力作用の少なくとも一部を受けるようになっている。障壁手段は、空気流が通過するか又は通り抜けるのを可能にするようになっている。
交換空気ダクトの入口開口33をチャネル内の障壁手段付近に配置することにより、障壁手段がチャネル空間から第2の位置に配置され、搬送パイプ側からの吸引がオンにされた場合の、障壁手段の地点から搬送パイプ100に向けての物質の移動効率を高めることができる。同時に、交換空気も開口33を介してチャネル空間に進入する。
本発明の1つの実施形態によれば、物質の成形機、通常は回転成形機、すなわちフォーマッターが障壁手段として利用される。この場合、廃棄物は、回転成形機のハンドリング手段が回転していない状況において、物質搬送配管の弁を開放することによって予圧縮することができる。この場合、廃棄物は、中間コンテナー側から回転成形機を通って搬送配管100側に大幅に移動することはないが、その代わりに、物質のサイズが大幅に圧縮される。この場合、物質の体積は、例えば30%〜70%減少する。この予圧縮フェーズにおいて回転成形機を通過し得た物質は、例えば、搬送システムの物質送出端にある混合廃棄物団内に導くことができる。回転成形機及びその動作は、国際公開第2011/098666号、同第2011/098667号、同第2011/098668号、及び同第2011/098669号により詳細に示されている。
投入点1の筐体13には投入開口2が形成される。この筐体は、物質を投入点の投入コンテナー内に供給するための投入点の外壁と、交換空気を筐体の内部に導くための開口14とを形成する。交換空気は、図16cに示すように、格子型の開口14を通過して筐体の内部に入り、いくつかの実施形態の投入点では、頂部を介してコンテナー10内に循環する。
この場合、放出弁50はしばらくの間開放され、重力により中間コンテナー内に搬送された物質が、障壁手段30に対して圧縮される。通常、放出弁は、適用現場に応じて例えば5秒間〜10秒間開放される。
図14の投入点は、筐体13と、筐体13に構成された第1の投入開口2とを有する。駆動装置4、5によって駆動される開閉可能ハッチ3は、第1の投入開口と接続して構成される。第2の遮断手段6’及びその駆動手段7、8は、筐体の内部に配置される。第2の遮断手段6’は、ヒンジ結合点9に対して枢動することが可能なように投入コンテナーの頂部に配置される。第2の遮断手段6’は、少なくとも2つの位置、すなわち、第2の遮断手段6’が投入コンテナー10への通路を閉鎖する第1の位置と、投入コンテナーへの通路が開放される第2の位置とを有する。搬送を意図される物質を図の実施形態による投入点1の投入コンテナー10内に供給することができるようにするためには、ハッチ3及び第2の遮断手段6’の双方が開放位置になければならない。
図14の投入点には、投入コンテナー10がある。投入コンテナー10のチャネルには、内側に狭窄する地点10’がある。その目的は、とりわけ、投入コンテナーの物質チャネルをテーパー状にすることにより、大きすぎる物体が投入点の投入コンテナー内に供給されるのを阻止することである。図の実施形態では、投入コンテナー10の狭窄地点10’と同じ側の壁には、別個の交換空気弁60が配置されており、また、物質供給方向において狭窄地点の後にある壁セクション10’’の内側に、投入コンテナーの最も狭い地点から外側に拡大するチャネルが構成されている。
別個の交換空気弁60は、より詳細にはコンパクト化に関して用いられるようになっている。この場合、投入コンテナー及び先に進めて中間コンテナーのチャネル部への交換空気通路63は、交換空気弁の駆動装置62により駆動される遮断手段61によって開放される。この場合、交換空気は、投入点の筐体13の開口14を通って、先に進めて筐体の内部に配置された交換空気弁によって開放される通路63を介して物質搬送チャネルに入り、中間コンテナーとして機能するチャネル部20、21、22内に進むことができる。搬送パイプ100から、空気圧式物質搬送システムの部分真空発生器の吸引が作用し、この場合、中間コンテナー内の物質は、障壁30を用いて、すなわち障壁30に対してサイズが圧縮される。物質は、その種類に応じて、サイズをその元の体積から例えば30%〜50%圧縮することができる。交換空気弁は、圧縮に必要な時間、開放位置に維持される。圧縮に必要な時間は、適用現場に応じて変動する可能性がある。圧縮のための弁の開放はかなり短い時間で充分、例えば2秒〜10秒、好ましくは2秒〜5秒で充分とすることができる。交換空気弁のサイズは、遮断弁の断面積又は物質の搬送に用いられるチャネルセクションの断面積よりも大幅に小さくすることができる。この場合、達成される1つの利点は、とりわけ、物質が最適に、例えばチャネル部又はチャネル部内の物質自体に過度にきつく詰め込まれないようにコンパクト化される、すなわちサイズが圧縮されることである。交換空気弁のサイズが小さいことにより、複数の大型中間コンテナーを同時にコンパクト化することも可能になる。この場合、時間及びエネルギーの節減が達成される。1つの実施形態によれば、中間コンテナーのチャネルセクション20内に供給された物質が同時にコンパクト化される。同様に、中間コンテナーのチャネルセクション内に収集された物質のコンパクト化は、他の搬送用の吸引とともに一部を行うことができる。
1つの実施形態による試験では、直径350mmのパイプにおいて、直径80mmの交換空気用吸引開口を用いた。これは好適であると証明された。この場合、混合廃棄物を数秒で50%圧縮することが可能であった。
小さい交換空気弁60は、物質の搬送に際してパイロット弁として用いることもできる。この場合、まず別個の交換空気弁60が開放され、その後にのみより大きい遮断弁6、6’、50が開放される。この場合、圧力による衝撃と、生じ得る騒音問題とが回避される。
投入点の交換空気弁60により、物質の移動の開始を調節することができる。この場合、搬送パイプ100側から吸引が作用するとき、投入点の交換空気弁60を開閉することにより、各投入コンテナーの物質の移動の開始に作用を与えることができる。搬送パイプ100側から吸引が作用していても、投入点の交換空気弁が開放されていない限り、特に障壁30が第1の位置にある場合、物質は中間コンテナー内でほとんど移動しない。
したがって、本発明は、空気圧式廃棄物搬送システムのチャネルセクション内に廃棄物を供給するとともに、チャネルセクションにおいて廃棄物を取り扱う方法に関する。本方法では、廃棄物又はリサイクル可能物質は、物質用空気圧式パイプ搬送システムの投入点1の少なくとも2つの投入点1の投入開口2から投入コンテナー10内に供給され、先に進めて投入コンテナーと物質搬送パイプ100との間にあるチャネルセクション20、21、22に供給され、物質は、搬送空気とともに、チャネルセクション20、21、22から物質搬送パイプ100を介して空気圧式物質搬送システムの送出端に搬送され、送出端において、物質は搬送空気から分離される。本方法では、少なくとも1つの第2の投入点のチャネルセクション20(II)、20(III)、20(IV)...22(II)、22(III)、22(IV)は、投入点1と障壁手段30、30’との間で1つの第1の投入点のチャネルセクション20(I)、21(I)、22(I)に接続される。本方法では、供給される物質w、w1、w2、w3、w4の少なくとも一部は、物質が廃棄物用空気圧式搬送システムの送出端に搬送される前に、チャネルセクション20(I)、21(I)、22(I)...20(IV)、21(IV)、22(IV)内での吸引と交換空気との組合せ作用により、搬送パイプ100と取り扱われる物質w、w1、w2、w3、w4との間に配置された障壁30を用いて、すなわち障壁に対して、搬送される物質w、w1、w2、w3、w4の少なくとも一部がサイズを圧縮されることで作用を受ける。
1つの実施形態によれば、本方法では、中間コンテナーとして機能することを意図されるチャネルセクション20(I)、21(I)、22(I)...20(IV)、21(IV)、22(IV)内に供給される物質w1、w2、w3、w4の少なくとも一部が、必要な場合、搬送パイプ100の方向から、中間コンテナーとして機能することを意図されるチャネルセクション20(I)、21(I)、22(I)...20(IV)、21(IV)、22(IV)内の、空気圧式部分真空発生器の吸引側への通路を開放することと、物質w1、w2、w3、w4とは反対側からの交換空気通路用の通路を開放することとによって作用を受ける。
1つの実施形態によれば、物質w1、w2、w3、w4は、投入点1と物質搬送パイプ100との間に配置された中間コンテナーのチャネルセクション20(I)、21(I)、22(I)...20(IV)、21(IV)、22(IV)内で作用を受け、少なくとも1つの投入点のチャネルセクション20(I)、21(I)、22(I)は、少なくとも一部が、鉛直方向から本質的に逸脱する方向に移動する方向に、好ましくは本質的に水平な方向に延びるように配置される。
1つの実施形態によれば、物質w1、w2、w3、w4は、各投入点1、101、102、103、104からチャネルセクション20(I)、21(I)、22(I)...20(IV)、21(IV)、22(IV)内に供給され、このチャネルセクションは、投入点から供給される物質の中間コンテナーであり、物質は、中間コンテナーにおいて段階的に作用を受ける。この場合、第1のフェーズにおいて、物質は、主に重力により、投入点1の投入開口2から中間コンテナーとして機能するチャネルセクション20(I)、21(I)、22(I)...20(IV)、21(IV)、22(IV)内に供給される。第2のフェーズにおいて、物質は、障壁30、30’に対してチャネルセクション内を搬送されるとともに、吸引と交換空気との組合せ作用により圧縮される。第3のフェーズにおいて、場合によっては更なる物質が、重力により、投入点の投入開口から中間コンテナーとして機能するチャネル部内に供給される。第4のフェーズにおいて、中間コンテナー内にある物質w、w1、w2、w3、w4及び/又は圧縮された物質cw、cw1、cw2、cw4が、吸引と交換空気との組合せ作用によりチャネルセクション20(I)、21(I)、22(I)...20(IV)、21(IV)、22(IV)から搬送配管100内に搬送され、先に進めて空気圧式物質搬送システムの物質送出端に向かって搬送されるように、障壁は作用を受ける。
1つの実施形態によれば、物質w、w1、w2、w3、w4を圧縮する場合及び/又は物質搬送フェーズにおいて、例えば弁6又は別個の交換空気弁60を或る所定の時間開放することにより、交換空気の進入が可能にされる。
1つの実施形態によれば、少なくとも物質を圧縮する場合、及び/又は、少なくとも物質搬送フェーズの開始フェーズにおいて、交換空気の通路63は開放される。この通路の流れ開口は、空気圧式物質搬送システムの部分真空発生器の吸引作用の始点となるチャネル部の流れ断面積よりも小さい。
1つの実施形態によれば、投入点1と物質搬送パイプ100との間には、複数の障壁30、30’があり、複数の障壁30、30’は、物質搬送方向において互いから或る距離を置いている。この場合、物質は、まず投入点に近い方の第1の障壁30まで給送され、第1の障壁を用いて、すなわちこの障壁に対して物質が圧縮される。その後、投入点に近い方の第1の障壁30が、中間コンテナーのチャネルセクション内に延出しない位置に配置され、物質が第2の障壁30’に搬送され、投入点1から遠い方の第2の障壁30’を用いて、すなわち当該障壁に対して物質が圧縮される。
1つの実施形態によれば、物質が障壁の地点から搬送パイプに向かって搬送される場合、障壁30、30’の近位に交換空気がもたらされる。
1つの実施形態によれば、物質w1...w4は、サイズがその元の体積から30%〜70%圧縮される。
1つの実施形態によれば、障壁30、30’に接続して交換空気弁31が構成される。この弁は、少なくとも物質が搬送パイプ100に向かって搬送される位置に障壁30、30’が配置されている場合、交換空気のチャネル部内への進入を可能にする。
1つの実施形態によれば、中間コンテナーとして機能するチャネルセクション20、21、22は、地表面sからおおよそ1メートル〜2.5メートルの深さに設置されるように構成される。
1つの実施形態によれば、複数の投入点が存在する。この場合、第1のフェーズにおいて、物質wは、主に重力により、第1の投入点から及び/又は少なくとも1つの他の投入点から、物質の中間コンテナーである各投入点のチャネルセクション20(I)、21(I)、22(I)...20(IV)、21(IV)、22(IV)内に供給され、物質は、中間コンテナー内で段階的に作用を受ける。第2のフェーズにおいて、物質は、障壁30、30’に対してチャネルセクション内を搬送されるとともに、吸引と交換空気との組合せ作用により圧縮される。第3のフェーズにおいて、場合によっては更なる物質が、重力により、投入点の投入開口から中間コンテナーとして機能するチャネル部内に供給される。第4のフェーズにおいて、中間コンテナー内にある物質w、w1、w2、w3、w4及び/又は圧縮された物質cw、cw1、cw2、cw3、cw4が、吸引と交換空気との組合せ作用によりチャネルセクション20(I)、21(I)、22(I)...20(IV)、21(IV)、22(IV)から搬送配管100内に搬送され、先に進めて空気圧式物質搬送システムの物質送出端に向かって搬送されるように、障壁は作用を受ける。
1つの実施形態によれば、物質は、中間コンテナーとして機能するチャネル部から搬送パイプ内に搬送され、必要であればいつでも、先行して搬送された物質の後で、チャネル部及び/又は搬送パイプを清掃する別の物質種類が時々搬送される。
1つの実施形態によれば、先行して搬送される物質種類が混合廃棄物w1である場合、次に搬送される物質種類が紙w2である。先行して搬送される物質種類が生物分解性廃棄物w3である場合、次に搬送される物質種類は板紙w4又は紙w2又は混合廃棄物w1である。先行して搬送される物質種類が板紙w4である場合、次に搬送される物質種類は混合廃棄物w1又は紙w2である。
1つの実施形態によれば、まず、第1の投入点の中間コンテナーとして機能するチャネルセクション20(I)、21(I)、22(I)からの物質が、搬送パイプ内に取り出される。次に、或る他の投入点又は複数の投入点の中間コンテナーとして機能するチャネルセクション20(II)、20(III)、20(IV)...22(II)、22(III)、22(IV)からの物質が、最も好適には連続して、中間コンテナーとして機能するチャネルセクションから搬送パイプに向かっての物質の取出しが完了するまで取り出される。
1つの実施形態によれば、障壁は、別個の障壁手段30、30’である。別個の障壁手段30、30’は、少なくとも2つの位置間、すなわち、障壁手段30、30’がチャネルセクションのチャネル空間内に延出する第1の位置と、障壁手段がチャネルセクションのチャネル空間内に本質的に延出しない第2の位置との間で移動することができ、チャネル空間内の交換空気流がこの障壁を通り抜けるか若しくは通過する。又は、障壁は、物質の成形機等の別の手段、例えば回転成形機であり、そのハンドリング手段は、物質の成形機が障壁として用いられる場合、チャネルセクション22から搬送パイプ100に向かって物質を供給しない。
本発明はまた、空気圧式廃棄物搬送システムのチャネルセクション内に廃棄物を供給するとともに、チャネルセクションにおいて廃棄物を取り扱う装置に関する。本装置は、物質用空気圧式パイプ搬送システムの少なくとも2つの投入点1を備え、投入点のそれぞれが、投入コンテナー10への、及び先に進めて投入コンテナーと物質搬送パイプ100との間に配置されたチャネルセクション20、21、22への投入開口2を有する。このチャネルセクションは、中間コンテナーとして機能するようになっており、物質は、中間コンテナーから物質搬送パイプ100を介して空気圧式廃棄物搬送システムの送出端に搬送されるようになっており、送出端において物質が搬送空気から分離される。この装置は搬送パイプ100に接続することができ、部分真空発生器の吸引側は、搬送パイプ100内部に作用するように接続することができる。本装置は少なくとも1つの障壁30を備え、少なくとも1つの障壁30は、投入点1と搬送パイプ100との間で各投入点のチャネルセクション20(I)、21(I)、22(I)...20(IV)、21(IV)、22(IV)に配置することができる。この障壁は、物質の少なくとも大部分を停止させるようになっている。また、この障壁は、チャネルセクション20(I)、21(I)、22(I)...20(IV)、21(IV)、22(IV)において、吸引と交換空気との組合せ作用により、障壁30を用いて、すなわち障壁に対して、搬送を意図される物質wの少なくとも一部のサイズの圧縮を達成することができるように、且つ少なくとも1つの第2の投入点のチャネルセクション20(II)、20(III)、20(IV)...22(II)、22(III)、22(IV)が、投入点1と障壁手段30、30’との間で1つの第1の投入点のチャネルセクション20(I)、21(I)、22(I)に接続されるように、空気流が通過するか又は通り抜けることを可能にするようになっている。
1つの実施形態によれば、障壁手段30は、投入点と第1の投入点のチャネルセクション20(I)、21(I)、22(I)との間で、少なくとも1つの第2の投入点のチャネルセクション20(II)、20(III)、20(IV)...22(II)、22(III)、22(IV)に配置される。
1つの実施形態によれば、第1の投入点のチャネルセクション20(I)、21(I)、22(I)は、物質搬送方向における長さが、1つの第2の投入点のチャネルセクション20(II)、20(III)、20(IV)...22(II)、22(III)、22(IV)の物質搬送方向における長さよりも本質的に長いようになっている。
1つの実施形態によれば、本装置は、チャネルセクション20、21、22から空気圧式部分真空発生器の吸引側への接続部を開閉する手段、及び/又は、交換空気を投入点と物質wとの間にあるチャネルセクション内に調節して導く交換空気手段6’、60を備える。この手段は、交換空気用通路を開閉するようになっている。
1つの実施形態によれば、本装置は、投入点1と物質搬送パイプ100との間に配置されたチャネルセクション20、21、22を有し、チャネルセクションは、鉛直方向から逸脱しているチャネルセクション、例えば中間コンテナーとして機能する主に水平なチャネルセクションを含む。
1つの実施形態によれば、中間コンテナーの容積は、投入点1からの障壁30の距離によって決まる。
1つの実施形態によれば、投入点1と物質搬送パイプとの間には、物質搬送方向において互いから或る距離を置いた複数の障壁30、30’が配置される。
1つの実施形態によれば、本装置は、障壁30、30’付近に交換空気をもたらす手段17、18、31、33を備える。
1つの実施形態によれば、障壁30、30’に接続して交換空気弁31が構成され、この弁は、開放している場合、障壁の地点又は障壁の近位からチャネル部内への交換空気の進入を可能にする。
1つの実施形態によれば、本装置は放出弁6を備え、放出弁6は、投入点の投入開口2と、中間コンテナーとして機能するチャネルセクションとの間に配置される。
1つの実施形態によれば、本装置は、第1の投入点のチャネルセクションの障壁30、30’と搬送パイプ100との間に配置される放出弁50を備える。
1つの実施形態によれば、本装置は遮断手段6’を備え、遮断手段6’は、投入点1の投入コンテナー10と、投入点の供給開口2との間に配置される。
1つの実施形態によれば、投入コンテナー10への、及び/又は中間コンテナーとして機能するチャネルセクション20、21、22への交換空気の通路63を開閉する交換空気弁60が、投入点1に配置される。
1つの実施形態によれば、交換空気用通路63の流れ開口は、空気圧式物質搬送システムの部分真空発生器の吸引作用の始点となるチャネル部の流れ断面積よりも小さい。
1つの実施形態によれば、中間コンテナーとして機能するチャネルセクション20、21、22は、地表面sからおおよそ1メートル〜2.5メートルの深さに設置されるように配置される。
1つの実施形態によれば、障壁は別個の障壁手段30、30’である。別個の障壁手段30、30’は、少なくとも2つの位置間、すなわち、障壁手段30、30’がチャネルセクションのチャネル空間内に延出する第1の位置と、障壁手段がチャネルセクションのチャネル空間内に本質的に延出しない第2の位置との間で動かすことができる。チャネル空間内の交換空気流は、この障壁を通り抜けるか又は通過するようになっている。
1つの実施形態によれば、障壁は、物質の成形機等の物質ハンドリング装置、例えば回転成形機であり、そのハンドリング手段は、物質の成形機が障壁として使用される場合、チャネルセクション22から搬送パイプ100に向かって物質を供給しない動作状態にある。
本発明の目的はまた、上述した特徴部のいずれかに係る装置又は請求項17〜33のいずれか1つに記載の装置を備える廃棄物搬送システムである。
通常、物質は、袋に詰められた廃棄物等の廃棄物である。投入点及び中間コンテナーは、空気圧式廃棄物搬送システムの一部になっていることもできるし、内部で廃棄物を廃棄物室、廃棄物コンテナー、又は相当物へと導く別個の部分とすることもできる。
図1〜図8の実施形態は、4つの物質種類w1、w2、w3、w4用の投入点を備える投入ステーションを示している。それらの種類のうちの第1の物質種類w1(図では混合廃棄物)は、1つの場合では廃棄物合計量の約50重量%の範囲にある。廃棄物合計量において、第2の物質種類w2(図では紙)は約25重量%、第3の物質種類w3(生物分解性廃棄物)は約10重量%、第4の物質種類w4(板紙)は15重量%、生物分解性廃棄物は10重量%である。異なる物質種類は、異なるサイズの中間コンテナーを必要とする。物質種類は、異なる方法でサイズが圧縮される。第1の物質種類w1はおおよそ約50%、第2の物質種類w2(紙)は約30%、第4の物質種類(板紙)は約50%、そして第3の物質種類(生物分解性廃棄物)はほんの僅か(略0%)であり、この場合、第3の物質種類は圧縮すなわちコンパクト化するに値しない。
中間コンテナーのサイズは、廃棄物の量、密度、及び圧縮率によって決まる。混合廃棄物(一部の国ではリサイクル可能廃棄物、プラスチックボトル等)は、一般的に体積基準で最大である物質種類である。しかし、混合廃棄物は、約50%〜70%圧縮する、すなわちコンパクト化することができるという性質も有する。実施形態に応じて、この物質種類は一般に、他の物質種類全てをまとめたものと同じ容積、又は更には他の物質種類全てをまとめたものを超える容積を、中間コンテナーに要する。解決策として、本発明に係る構成により、異なる物質種類ごとの異なる容積要件が効果的に達成される。本発明を用いれば、最も容量を必要とする混合廃棄物に関してさえも、1つのみの投入点で対処可能になる。これに対し、従来の使用では、2倍〜3倍の数の投入点が必要である。
鉛直方向から逸脱する方向にあるチャネルセクションに、連続する2つの障壁手段を備える本発明の一実施形態によれば、容量は大きいが浅い構造が得られる。1つの実施形態によれば、例えば合計で600リットルの混合廃棄物容量(例えば、鉛直部に200リットル及び水平部に2×200リットル)が得られる。
本発明に係る方法は、廃棄物搬送システムにおいて予圧縮/搬送に専用のサイクルを設けるように用いることもできる。この場合、中間コンテナーとして機能するチャネル部内に導かれた各投入点の廃棄物は、次に例えば10秒間予圧縮される。この場合、中間コンテナーの廃棄物用容積は、例えば30%〜50%増大する。
圧縮フェーズは、該当投入点の予圧縮又は廃棄物片の投入点の予圧縮が、或る他の投入点又は廃棄物片の搬送中に行われるように構成することができる。
本発明は上記に示した実施形態に限定されないが、本発明は添付の特許請求の範囲の範囲内で変更することができることは、当業者には明らかである。本明細書において他の特徴と関連して示された可能性のある特徴は、必要な場合、互いと別々に用いることができる。

Claims (34)

  1. 空気圧式廃棄物搬送システムのチャネルセクション内に廃棄物を送り込んで処理する方法であって、廃棄物は、空気圧式廃棄物搬送システムの少なくとも2つの投入点(1)の投入開口(2)から投入コンテナー(10)内に送り込まれ、前記投入コンテナーと廃棄物搬送パイプ(100)との間にあるチャネルセクション(20、21、22)に送り込まれ該廃棄物は、搬送空気とともに、前記チャネルセクション(20、21、22)から前記廃棄物搬送パイプ(100)を通って前記空気圧式廃棄物搬送システムの送出端に搬送され、前記送出端において前記廃棄物は前記搬送空気から分離され、
    少なくとも1つの第2の投入点の前記チャネルセクション(20(II)、20(III)、20(IV)...22(II)、22(III)、22(IV))は、第1の投入点(1)と障壁手段(30、30’)との間で第1の投入点の前記チャネルセクション(20(I)、21(I)、22(I))に接続されており
    前記空気圧式搬送システムの前記送出端に前記廃棄物が搬送される前に、交換空気と、前記空気圧式廃棄物搬送システムの部分真空発生器によって生成された吸引作用との複合的な作用により該廃棄物の一部が前記障壁手段により前記チャネルセクション内で圧縮されてその容積が減少するように処理されることを特徴とする、方法。
  2. 中間コンテナーとして機能する前記チャネルセクション(20(I)、21(I)、22(I)...20(IV)、21(IV)、22(IV))内において、前記廃棄物搬送パイプ(100)から前記中間コンテナーとして機能する前記チャネルセクションにおける前記部分真空発生器の吸引側への通路を開放し、且つ前記廃棄物(w1、w2、w3、w4)に関して前記通路と反対側の交換空気用の通路を開放することによって、中間コンテナーとして機能する前記チャネルセクション(20(I)、21(I)...22(I)、20(IV)、21(IV)、22(IV))内に供給された前記廃棄物(w1、w2、w3、w4)の少なくとも一部が作用を受けることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記廃棄物(w1、w2、w3、w4)は、前記投入点(1)と前記廃棄物搬送パイプ(100)との間に配置された中間コンテナーとして機能する前記チャネルセクション(20(I)、21(I)、22(I)...20(IV)、21(IV)、22(IV))内で作用を受け、そこから、少なくとも1つの前記第1の投入点の前記チャネルセクション(20(I)、21(I)、22(I))は、少なくとも部分的に、鉛直方向から水平な方向に延びることを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記廃棄物(w1、w2、w3、w4)は、各投入点(1、101、102、103、104)から投入される廃棄物の中間コンテナーであるチャネルセクション(20(I)、21(I)、22(I)...20(IV)、21(IV)、22(IV))内に送り込まれ、前記廃棄物は、前記中間コンテナーである前記チャネルセクションにおいて第1から第4のフェーズの段階的作用を受け、
    該第1のフェーズにおいて、前記廃棄物は、前記投入点(1)の前記投入開口(2)から中間コンテナーとして機能する前記チャネルセクション(20(I)、21(I)、22(I)...20(IV)、21(IV)、22(IV))内に主に重力によって送り込まれ
    第2のフェーズにおいて、前記廃棄物は、前記障壁手段(30、30’)にして前記チャネルセクション内を搬送され、前記吸引と前記交換空気との前記複合的な作用によって圧縮され、
    第3のフェーズにおいて、必要に応じて更なる前記廃棄物が、前記投入点の前記投入開口から中間コンテナーとして機能する前記チャネルセクション内に重力によって送り込まれ、
    第4のフェーズにおいて、前記中間コンテナー内にある前記廃棄物(w、w1、w2、w3、w4)が、前記吸引と前記チャネルセクション(20(I)、21(I)、22(I)...20(IV)、21(IV)、22(IV))から前記廃棄物搬送パイプ(100)内への交換空気との前記複合作用によって搬送され前記空気圧式廃棄物搬送システムの前記送出端に向かって搬送されるように前記障壁手段が機能することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 弁(6、60)を所定の時間開放することにより前記交換空気の進入が可能にされ、前記廃棄物(w、w1、w2、w3、w4)が圧縮され搬送されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記廃棄物が圧縮され、又は前記廃棄物が搬送される際に、前記交換空気の通路(63)は開放され、前記交換空気の通路の流れ開口は、前記空気圧式廃棄物搬送システムの前記部分真空発生器の前記吸引の作用の始点となるチャネルセクションの流れ断面積よりも小さいことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記投入点(1)と前記廃棄物搬送パイプ(100)との間には、廃棄物搬送方向において互いから或る距離を置いて複数の前記障壁手段(30、30’)があり、
    前記廃棄物は、まず前記投入点に近い方の第1の障壁手段(30)まで給送され、前記第1の障壁手段を用いて、前記廃棄物が圧縮され、
    その後、前記投入点に近い方の前記第1の障壁手段(30)の障壁部が、中間コンテナーとして機能する前記チャネルセクション内に延出しない位置に配置され、前記廃棄物が第2の障壁手段(30’)に搬送され、前記投入点(1)から遠い方の前記第2の障壁手段(30’)を用いて、前記廃棄物が圧縮されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記廃棄物が前記障壁手段の地点から前記廃棄物搬送パイプに向かって搬送される際に、前記障壁手段(30、30’)の付近に前記交換空気がもたらされることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記廃棄物(w1...4)は、そのサイズが元の体積から30%〜70%圧縮されることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記障壁手段(30、30’)に関連して交換空気弁(31)が配置されており、前記交換空気弁は、少なくとも前記廃棄物が前記廃棄物搬送パイプ(100)に向かって搬送され前記障壁手段(30、30’)の障壁部が配置されている際に、前記チャネルセクション内への前記交換空気の進入を可能にすることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 中間コンテナーとして機能する前記チャネルセクション(20、21、22)は、地表面(s)からおおよそ1メートル〜2.5メートルの深さに設置されていることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 複数の投入点が存在し、
    第1のフェーズにおいて、前記廃棄物(w)は、投入点から、中間コンテナーとして機能する各投入点の前記チャネルセクション(20(I)、21(I)、22(I)...20(IV)、21(IV)、22(IV))内に主に重力により送り込まれ
    第2のフェーズにおいて、前記廃棄物は、前記障壁手段(30、30’)の障壁部して前記チャネルセクション内を搬送され、吸引と交換空気との前記複合的な作用により圧縮され、
    第3のフェーズにおいて、必要に応じて更なる前記廃棄物が、前記投入点の前記投入開口から中間コンテナーとして機能する前記チャネルセクション内に重力により送り込まれ
    第4のフェーズにおいて、前記中間コンテナー内にある前記廃棄物(w、w1、w2、w3、w4)及び/又は前記圧縮された廃棄物(cw、cw1、cw2、cw3、cw4)が、吸引と交換空気との前記複合的な作用により前記チャネルセクション(20(I)、21(I)、22(I)...20(IV)、21(IV)、22(IV))から前記廃棄物搬送パイプ(100)に搬送され、更に前記空気圧式廃棄物搬送システムの前記送出端に向かって搬送されるように、前記障壁手段が機能することを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記廃棄物は、中間コンテナーとして機能する前記チャネルセクションから前記廃棄物搬送パイプに搬送され、必要であればいつでも、先行して搬送される前記廃棄物の後で、別の種類の廃棄物が前記チャネルセクション内に搬送されて前記チャネルセクション又は前記廃棄物搬送パイプ内が清掃されることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 先行して搬送される前記廃棄物が混合廃棄物(w1)の際には、次に搬送される廃棄物は紙(w2)であり、
    先行して搬送される前記廃棄物が生物分解性廃棄物(w3)の際には、次に搬送される廃棄物は板紙(w4)紙(w2)又は混合廃棄物(w1)であり、
    先行して搬送される前記廃棄物が板紙(w4)の際には、次に搬送される廃棄物は混合廃棄物(w1)又は紙(w2)であることを特徴とする、請求項13に記載の方法。
  15. まず、前記第1の投入点の中間コンテナーとして機能する前記チャネルセクション(20(I)、21(I)、22(I))からの前記廃棄物が、前記廃棄物搬送パイプ内に排出され、
    次に、或る他の投入点又は複数の投入点の中間コンテナーとして機能する前記チャネルセクション(20(II)、20(III)、20(IV)...22(II)、22(III)、22(IV))からの前記廃棄物が、中間コンテナーとして機能する前記チャネルセクションから前記廃棄物搬送パイプに向かっての前記廃棄物排出が完了するまで連続して排出されることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 前記障壁手段は、少なくとも2つの位置間で可動な障壁部を有し、第1の位置では、前記障壁が前記チャネルセクションのチャネル空間内に延出し、第2の位置では、前記障壁が前記チャネルセクションの前記チャネル空間内に延出せず、前記チャネル空間内の交換空気流が前記障壁を通り抜けることができ、又は、
    前記障壁手段は回転成形機であり、そのハンドリング手段は、前記廃棄物前記障壁手段として用いられる際には、前記チャネルセクション(22)から前記搬送パイプ(100)に向かって物質を供給しないことを特徴とする、請求項1〜15のいずれか1項に記載の方法。
  17. 空気圧式廃棄物搬送システムのチャネルセクション内に廃棄物を送り込んで処理する装置であって、前記装置は、空気圧式廃棄物搬送システムの少なくとも2つの投入点(1)を備え、前記投入点のそれぞれが、投入コンテナー(10)及び前記投入コンテナーと廃棄物搬送パイプ(100)との間に配置された前記チャネルセクション(20、21、22)へ通じる投入開口(2)を有し、前記チャネルセクションは中間コンテナーとして機能し、前記廃棄物は前記中間コンテナーから前記廃棄物搬送パイプ(100)を介して前記空気圧式廃棄物搬送システムの送出端に搬送され、前記送出端において前記廃棄物が搬送空気から分離するようにされており、前記装置は、部分真空発生器の吸引側に接続されて吸引作用する前記廃棄物搬送パイプ(100)に接続されており
    前記装置は、前記投入点(1)と前記廃棄物搬送パイプ(100)との間の前記チャネルセクション(20(I)、21(I)、22(I)...20(IV)、21(IV)、22(IV))に配置される少なくとも1つの障壁手段(30)を備え、
    前記障壁手段は、前記廃棄物の少なくとも大部分を停止させると共に、前記チャネルセクション(20(I)、21(I)、22(I)...20(IV)、21(IV)、22(IV))において、前記部分真空発生器により生成される吸引と交換空気との複合的な作用により、搬送される前記廃棄物(w)の少なくとも一部のサイズの圧縮を行うことができるように、空気流が通過するか又は通り抜けることを可能にし、
    少なくとも1つの第2の投入点の前記チャネルセクション(20(II)、20(III)、20(IV)...22(II)、22(III)、22(IV))は、1つの第1の投入点(1)と前記障壁手段(30、30’)との間で1つの第1の投入点の前記チャネルセクション(20(I)、21(I)、22(I))に接続されていることを特徴とする、装置。
  18. 少なくとも1つの第2の投入点と前記第1の投入点の前記チャネルセクション(20(I)、21(I)、22(I))との間で、少なくとも1つの第2の投入点の前記チャネルセクション(20(II)、20(III)、20(IV)...22(II)、22(III)、22(IV))に更なる障壁手段(30)が配置されていることを特徴とする、請求項17に記載の装置。
  19. 前記第1の投入点の前記チャネルセクション(20(I)、21(I)、22(I))は、廃棄物搬送方向における長さが、1つの第2の投入点の前記チャネルセクション(20(II)、20(III)、20(IV)...22(II)、22(III)、22(IV))の前記廃棄物搬送方向における長さよりも長いことを特徴とする、請求項17又は18に記載の装置。
  20. 前記装置は、前記チャネルセクション(20、21、22)から前記部分真空発生器の前記吸引側への接続を開閉する手段、及び/又は、前記投入点と前記廃棄物(w)との間において、交換空気用の通路を開閉して前記チャネルセクション内に交換空気を調節して導く交換空気手段(6’、60)を備えることを特徴とする、請求項17〜19のいずれか1項に記載の装置。
  21. 前記装置は、前記投入点(1)と前記廃棄物搬送パイプ(100)との間に配置されたチャネルセクション(20、21、22)を備え、前記チャネルセクションは、ほぼ水平なチャネルセクションを含み、前記チャネルセクションは中間コンテナーとして機能することを特徴とする、請求項17〜20のいずれか1項に記載の装置。
  22. 前記中間コンテナーの容積前記投入点(1)から前記障壁手段(30)までの距離によって決まっていることを特徴とする、請求項17〜21のいずれか1項に記載の装置。
  23. 前記投入点(1)と前記廃棄物搬送パイプとの間には、廃棄物搬送方向において互いから或る距離をいた複数の障壁手段(30、30’)が配置されていることを特徴とする、請求項17〜22のいずれか1項に記載の装置。
  24. 前記装置は、前記障壁手段(30、30’)付近に交換空気をもたらす手段(17、18、31、33)を備えることを特徴とする、請求項17〜23のいずれか1項に記載の装置。
  25. 前記障壁手段(30、30’)に関連して交換空気弁(31)が配置されており、前記交換空気弁は、開放している際に、前記障壁手段の地点又はその付近から前記チャネルセクション内への交換空気の進入を可能にすることを特徴とする、請求項17〜24のいずれか1項に記載の装置。
  26. 前記装置は、前記投入点の前記投入開口(2)と中間コンテナーとして機能する前記チャネルセクションとの間に配置される放出弁(6)を備えることを特徴とする、請求項17〜25のいずれか1項に記載の装置。
  27. 前記装置は、前記第1の投入点の前記チャネルセクションの前記障壁手段(30、30’)と前記廃棄物搬送パイプ(100)との間に配置される放出弁(50)を備えることを特徴とする、請求項17〜26のいずれか1項に記載の装置。
  28. 前記装置は、前記投入点(1)の前記投入コンテナー(10)と前記投入点の前記投入開口(2)との間に配置される遮断手段(6’)を備えることを特徴とする、請求項17〜27のいずれか1項に記載の装置。
  29. 前記投入点(1)には、前記投入コンテナー(10)への又は中間コンテナーとして機能する前記チャネルセクション(20、21、22)への前記交換空気の通路(63)を開閉する交換空気弁(60)が配置されていることを特徴とする、請求項17〜28のいずれか1項に記載の装置。
  30. 前記交換空気用の前記通路(63)の流れ開口は、前記空気圧式廃棄物搬送システムの前記部分真空発生器の前記吸引作用する前記チャネルセクションの流れ断面積よりも小さいことを特徴とする、請求項29に記載の装置。
  31. 中間コンテナーとして機能する前記チャネルセクション(20、21、22)は、地表面(s)からおおよそ1メートル〜2.5メートルの深さに設置されるように配置されていることを特徴とする、請求項17〜30のいずれか1項に記載の装置。
  32. 前記障壁手段(30、30’)は、少なくとも2つの位置間で可動な障壁部を有し、第1の位置では、前記障壁が前記チャネルセクションのチャネル空間内に延出し、第2の位置では、前記障壁が前記チャネルセクションの前記チャネル空間内に延出せず、前記チャネル空間内の交換空気流前記障壁を通り抜けることができることを特徴とする、請求項17〜31のいずれか1項に記載の装置。
  33. 前記障壁手段は、前記チャネルセクション(22)から前記廃棄物搬送パイプ(100)の搬送方向前記廃棄物の送り出しを行わない動作状態を呈する回転成形機であることを特徴とする、請求項17〜32のいずれか1項に記載の装置。
  34. 請求項17〜33のいずれか1項に記載の装置を備える、廃棄物搬送システム。
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