JP6535332B2 - 物質処理装置および廃棄物コンテナ/分離装置 - Google Patents

物質処理装置および廃棄物コンテナ/分離装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6535332B2
JP6535332B2 JP2016539274A JP2016539274A JP6535332B2 JP 6535332 B2 JP6535332 B2 JP 6535332B2 JP 2016539274 A JP2016539274 A JP 2016539274A JP 2016539274 A JP2016539274 A JP 2016539274A JP 6535332 B2 JP6535332 B2 JP 6535332B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
wall
separator
waste container
substance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016539274A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016540709A (ja
Inventor
スントホルム,ゴーラン
Original Assignee
マリキャップ オーワイ
マリキャップ オーワイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マリキャップ オーワイ, マリキャップ オーワイ filed Critical マリキャップ オーワイ
Publication of JP2016540709A publication Critical patent/JP2016540709A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6535332B2 publication Critical patent/JP6535332B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65FGATHERING OR REMOVAL OF DOMESTIC OR LIKE REFUSE
    • B65F1/00Refuse receptacles; Accessories therefor
    • B65F1/14Other constructional features; Accessories
    • B65F1/1405Compressing means incorporated in, or specially adapted for, refuse receptacles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65FGATHERING OR REMOVAL OF DOMESTIC OR LIKE REFUSE
    • B65F5/00Gathering or removal of refuse otherwise than by receptacles or vehicles
    • B65F5/005Gathering or removal of refuse otherwise than by receptacles or vehicles by pneumatic means, e.g. by suction
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/30Feeding material to presses
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/30Presses specially adapted for particular purposes for baling; Compression boxes therefor
    • B30B9/3003Details
    • B30B9/301Feed means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/30Presses specially adapted for particular purposes for baling; Compression boxes therefor
    • B30B9/3042Containers provided with, or connectable to, compactor means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65FGATHERING OR REMOVAL OF DOMESTIC OR LIKE REFUSE
    • B65F1/00Refuse receptacles; Accessories therefor
    • B65F1/0093Refuse receptacles; Accessories therefor specially adapted for collecting refuse from arrangements in buildings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65FGATHERING OR REMOVAL OF DOMESTIC OR LIKE REFUSE
    • B65F1/00Refuse receptacles; Accessories therefor
    • B65F1/10Refuse receptacles; Accessories therefor with refuse filling means, e.g. air-locks
    • B65F1/105Refuse receptacles; Accessories therefor with refuse filling means, e.g. air-locks the filling means being pneumatic, e.g. using suction
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G53/00Conveying materials in bulk through troughs, pipes or tubes by floating the materials or by flow of gas, liquid or foam
    • B65G53/34Details
    • B65G53/60Devices for separating the materials from propellant gas
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65FGATHERING OR REMOVAL OF DOMESTIC OR LIKE REFUSE
    • B65F2210/00Equipment of refuse receptacles
    • B65F2210/162Pressing means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Refuse Collection And Transfer (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Description

本発明の対象は、請求項1の前段に記載の装置である。
本発明の対象は、請求項11に記載の廃棄物コンテナ/分離装置でもある。
本発明は、一般的に部分真空搬送システムのような物質搬送システムに関し、さらに詳しくは、家庭廃棄物の搬送のような廃棄物の収集および搬送に関する。
廃棄物が圧力差または吸引によって配管内を移送されるシステムは当技術分野において公知である。これらでは、廃棄物は吸引によって配管内を長距離搬送される。圧力差をもたらすために部分真空装置を使用することがこれらのシステムの典型であり、これらの装置では、真空ポンプまたはエジェクタ装置のような部分真空発生器により、搬送管内に部分真空がもたらされる。搬送管は典型的には少なくとも1つの弁手段を備え、それを開閉することによって、搬送管内に流入する補充空気は調整される。システムの物質投入端でごみシュートのような投入点が使用され、これらの投入点に廃棄物のような物質が送り込まれ、搬送すべき物質は、吐出弁手段を開くことによってそこから搬送管内に搬送される。廃棄物の搬送は、主として空気流によって生じる圧力差の助けを借りて行われる。空気流は一般的に、配管を通して空気を吸引することによって引き起こされる。例えば袋に詰められた廃棄物のような廃棄物は、投入点から搬送管内へかつその先の分離装置内へ搬送され、そこで廃棄物は輸送用空気から分離される。分離装置に関連して、それはシリンダ‐ピストン組み合わせに配設された移送手段のような移送手段とすることができ、この移送手段により廃棄物は分離装置から廃棄物コンテナ内へ、例えば貨物コンテナ内へ移動される。別個の分離装置、例えばサイクロンセパレータ、およびそれとは別個の廃棄物コンテナを含むこれらの種類の解決策は、廃棄物ステーションの空間要件が制限を設定しない大規模なシステムにはよく適している。また、廃棄物が搬送管内で、分離装置としても同時に機能する廃棄物コンテナ内に直接誘導される解決策も当技術分野において公知である。これらは主に、やや小型のシステム用に意図されている。この種の廃棄物コンテナ/分離装置はしばしば一種の貨物コンテナとして構成される。当該技術分野では、それらは水平セパレータコンテナと呼ばれる。廃棄物コンテナおよび分離装置の先行技術の組み合わせ、さらに詳しくは水平セパレータコンテナにおける問題は、物質または特定の種類の物質の一部がコンテナ空間に緩く詰められたままであり、したがって場所を取ることである。他方、廃棄物または再利用可能な物質は多くの実施形態で袋または大袋に詰められ、それらは多くの場合、輸送用空気と共に廃棄物コンテナ内へ誘導されるときに破れることがあり得る。廃棄物が廃棄物コンテナ内で自由に散乱することができるので、これはとりわけ衛生問題を増大させる。
本発明の目的は、空気圧式廃棄物搬送システムの廃棄物コンテナ/分離装置に関連して完全に新しい種類の解決を達成することである。本発明の1つの目的は、廃棄物コンテナ/分離装置を達成し、それを用いて先行技術の問題を回避することである。別の目的は、廃棄物コンテナ/分離装置およびプレス装置の組み合わせを達成し、それを用いて物質を効率的に廃棄物コンテナ/分離装置のコンテナ空間内で凝縮することができるようにすることである。
本発明に係る装置は主に、請求項1の特徴部分に記載されるものによって特徴付けられる。
本発明に係る装置はまた、請求項2〜10に記載されているものによっても特徴付けられる。
本発明に係る廃棄物コンテナ/分離装置は、請求項11に記載されているものによって特徴付けられる。
本発明に係る廃棄物コンテナ/分離装置はさらに、請求項12〜23に記載されているものによって特徴付けられる。
本発明に係る解決策は多数の重要な利点を有する。本発明に係る解決策により達成される数ある中の1つの利点は、別個の分離装置を必要とせず、それどころか廃棄物コンテナが有効な分離装置として機能し、かつ同時に物質がその中で効率的に圧密化することができることである。したがって、本発明の解決策では、物質は廃棄物コンテナ内に直接誘導することができ、かつ物質は破棄物コンテナ内で圧密化することができ、それは可動貨物コンテナ型のコンテナとして形成することが好ましい。廃棄物コンテナ/分離装置のコンテナ空間に、開口のある壁を配設することによって、壁の開口を介してコンテナ空間内に物質を送り込むことが、少なくともコンテナの充填開始段階から可能になる。コンテナ空間が壁の開口の高さまで充填されると、それはコンテナ空間に送り込まれかつ/またはそこで圧密化されている物質の逆流または移動を防止する。送り込まれている物質がもはや開口を通過しなくなると、送り込まれている物質はプレスの作業領域内に誘導される。開口を介して誘導された廃棄物がコンテナ空間内ですでに送り込まれていた物質と衝突すると、その速度は効果的に、しかしそれが硬質の壁と衝突した場合より穏やかに停止する。この場合、かなり高速(例えば80km/時の範囲)でコンテナ内に送り込まれる物質は、より効果的に無傷のままである。加えて、この解決策は、より低い音量でより小さい騒音を発生することによって、起こり得る騒音問題に影響する。壁と壁の「後ろ」のコンテナ空間への開口を介する送り込みとが組み合わされたときに、コンテナ空間内で物質を圧縮し、それを圧密化し、すなわちそれを凝縮するための効果的な解決策が達成される。壁の後ろのコンテナ空間がいっぱいになると、プレスによる物質の圧密化が開始される。この場合、充填段階でプレスによって行われる圧密化は、必要な場合にだけ開始することができ、コンテナの充填開始段階ではプレスを使用する必要はない。これは、なかんずく、エネルギを節約する。壁はまた、コンテナ空間内の圧縮された物質のプレスからの逆流または移動をも防止する。壁部はこうして、圧縮された物質の圧縮方向とは反対方向の通過を防止するように適応され、その場合、物質はプレスによりコンテナ空間内に効率的に凝縮することができる。支持面を有する可動部を使用することによって、プレスが使用されるときに、壁部を支持することができる。この場合、物質は、前よりうまく効率的にコンテナ部内に圧密化することができる。可動部はプレス装置の一部、例えばプレスの移動フレームとすることができる。プレス装置は異なる実施形態を持つことができ、その場合、その有効圧縮距離および他の特性は、適用現場に応じて適応させることができる。可動部は、コンテナへの投入開口を介して物質が誘導される起点側に、開口を有することができ、その場合、それは、物質を圧縮手段の作業範囲内に効果的に誘導するために使用することができる。プレスの圧縮圧力が規定値まで上昇すると、プレス部は廃棄物コンテナ/分離装置のコンテナ空間から引き出すことができ、その場合、プレスによって確保されたコンテナ空間の容積に物質を送り込むことができ、かつそこを埋めることができる。この場合、豊富な物質をコンテナ空間にぴったり嵌め込ませ、圧密化させることができる。本発明に係る解決策は、コンテナ空間への高速到着に関わらず、例えば袋または大袋に廃棄物を詰めること、または袋内の再利用可能な物質の収容を可能にする。これは、袋または大袋に詰められ、コンテナ空間に送り込まれた物質を、例えばコンテナがそれを空にするために運ばれた選別処理センターで、効果的に選別処理することを可能にする。選別処理は、例えば袋もしくは大袋の閉鎖手段に配置されたRFID識別子によって、または何らかの他の高周波識別子もしくは光学識別子に基づいて実行することができる。コンテナ空間にある壁は、例えば蝶着によって前方から離れるように旋回可能に構成され、その場合、壁は空にすることを妨げないので、廃棄物コンテナ/分離装置は簡単に空にすることができる。
以下、添付の図面を参照しながら、実施形態を用いて本発明をさらに詳しく説明する。
廃棄物用の空気圧式搬送システムに関連して本発明の一実施形態の簡略部分断面図を提示する。 図4の線II‐IIに沿って切った本発明に係る廃棄物コンテナ/分離装置の実施形態の断面図を提示する。 図2の線III‐IIIに沿って切った本発明に係る廃棄物コンテナ/分離装置の実施形態の断面図を提示する。 図2の線IV‐IVに沿って切った本発明に係る廃棄物コンテナ/分離装置の実施形態の断面図を提示する。 中身排出位置にある本発明に係る廃棄物コンテナ/分離装置の実施形態を提示する。 図7の線VI‐VIに沿って切った本発明に係る装置の実施形態の断面図を提示する。 図6の線VII‐VIIに沿って切った本発明に係る装置の実施形態の断面図を提示する。 図9の線VIII‐VIIIに沿って切った、第2位置にある本発明に係る装置の実施形態の断面図を提示する。 図8の線IX‐IXに沿って切った本発明に係る装置の実施形態の断面図を提示する。 第1動作段階にある本発明に係る装置の実施形態の断面図を提示する。 図12の線XI‐XIに沿って切った、第2動作段階にある本発明に係る装置の実施形態の断面図を提示する。 図11の線XII‐XIIに沿って切った、第2動作段階にある本発明に係る装置の実施形態の断面図を提示する。 本発明に係る装置の実施形態を提示する。 第4動作段階にある本発明に係る装置の実施形態を提示する。 図14の線XV‐XVに沿って切った本発明に係る装置の実施形態の断面図を提示する。
図1は、空気圧式物質搬送システムの一部分であって、側面に沿って少なくとも1つの、典型的には多くの投入点108が配設されている物質搬送管100を含む部分の図を提示する。投入点108は、輸送するように意図された物質の、さらに詳しくは廃棄物の送り込みステーションであり、このステーションから物質、さらに詳しくは家庭廃棄物のような廃棄物、または輸送するように意図された再利用可能な物質が搬送システム内に送り込まれる。投入点108は、建物の異なる階の投入開口から物質が送り込まれるごみシュートとすることもできる。システムは多数の投入点108を備えることができ、輸送するように意図された物質は投入点から搬送用配管100、101A、101B、101Cに送り込まれる。おそらく送り込みステーションに接続された弁手段104のような遮断手段を開閉することによって、物質を投入点108から搬送管100内に搬送することができる。投入点108は弁側で搬送管100に、またはそれに接続された入口管103に接続される。典型的には搬送用配管は主搬送管100を備え、そこに多数の分岐搬送管101A、101Bを接続することが可能であり、さらに分岐搬送管に多数の送り込みステーション108を接続することが可能であった。図1の実施形態では、投入点108は廃棄物の投入点107であり、前記投入点107は地表面上に配置されている。投入点108は送り込みチャネル106を介して物質成形機105に接続される。成形機は、直径が送り込みチャネルより小さい搬送用配管103、101A、101B、101C、100に収まるように物質を成形し凝縮させる。本発明に係る解決策はまた、物質成形機を使用せずその代わりに物質が投入点から搬送用配管に直接搬送される種類の物質搬送システムにも適している。搬送用配管は地下を進むように配設することができる。図の実施形態では、搬送用配管は、補充空気弁109が配設された補充空気ダクト102を備える。
本発明における不可欠な装置は廃棄物コンテナ/分離装置50であり、それは本発明によれば、コンテナから形成された物質収集コンテナと、コンテナ内に配設され、輸送用空気と搬送される物質とを互いに分離する手段との組み合わせである。一実施形態によれば、廃棄物コンテナ/分離装置50は可動コンテナ/分離装置、例えばいわゆる横置型分離コンテナである。搬送管100は廃棄物コンテナ/分離装置50に接続することができ、輸送される物質はそこで輸送用空気から分離される。搬送管100を嵌め込むことのできる投入開口55は、廃棄物コンテナ/分離装置50の壁に形成され、この壁は図中の端壁54であり、図の実施形態では開閉可能なドアでもある。図2では、搬送管100の端部は投入開口55のその壁55’の内側に陥入される。搬送管100に接合手段を形成し、かつコンテナの壁の投入開口55に接合手段を形成することもでき、かつコンテナの壁の投入開口55の対応部に、壁55’から形成されるカラーのような対応部を形成することもできる。接合手段および対応部はこの場合、一緒に接合手段を、例えばスナップオン継手を形成することができる。廃棄物コンテナ/分離装置50に連結部56が形成され、この連結部に部分真空発生器31、その吸引側、部分真空源から来ているパイプまたはホース34を対応部により接続することができる。
図1の実施形態では、空気圧式廃棄物搬送システムの部分真空源30は、駆動装置32により駆動される部分真空発生器31を備える。部分真空発生器31は例えば真空ポンプ、ファン、または負圧をもたらす何らかの他の手段とすることができる。部分真空発生器31の吸引側は、媒体通路34を介して廃棄物コンテナ/分離装置50に接続される。この場合、物質の搬送に必要な吸引/圧力差を廃棄物コンテナ/分離装置50のコンテナ部68内に、かつ投入開口55を介して搬送用配管100、101A、101B、101C内にもたらすことができる。部分真空発生器31と廃棄物コンテナ/分離装置50との間に濾過装置35が存在する。部分真空発生器31の吹出し側には排気ダクト33がある。部分真空源30、その部分真空発生器31は、連結部56に配設された対応部により、吸引側から媒体通路34を介して廃棄物コンテナ/分離装置50に接続することができる。
本発明の実施形態に係る廃棄物コンテナ/分離装置50を図2〜図4にさらに詳しく提示する。図2〜図4に係る解決策では、廃棄物コンテナ/分離装置50は基部52、端壁51、頂壁53、側壁66、67、および第2端壁を備え、第2端壁は、図の実施形態では開閉可能なドア54である。壁51、52、53、54、66、67はコンテナ空間68を画定する。コンテナ空間68に壁60が配設され、この壁は、壁60が垂直位置にあるときに、コンテナの頂部からコンテナの底部に向かって、ある距離にわたって延びる。図2〜図4の実施形態では、壁60はその頂部61が軸線61’を中心にコンテナの頂壁53に蝶着されるように配設される。壁60はしたがって横軸61’に対して旋回可能である。壁60はコンテナ空間68の高さの一部分に配設され、その場合、壁60の底部62とコンテナの基部52との間に自遊空間がある。壁60はコンテナの高さ方向には投入開口55の位置に、かつコンテナの長さ方向には投入開口からある距離離れて配設される。壁60に開口600が配設され、この開口は壁60の第1側から壁の反対側まで、すなわち壁を貫通して延びる。開口600は壁60における、投入開口55を介して廃棄物コンテナ/分離装置内に送り込まれる物質wが運ばれる位置に配設される。図8および図10において、コンテナ空間68における物質の1つの進行経路Pが破線で提示される。この場合、送り込まれる物質wは、投入開口55から送り込まれると、壁60の開口600を介して、コンテナ空間68の進行方向に壁60の後に位置する部分に投げ込まれる。開口600を介する物質の投げ込みは、コンテナ空間68が充満して、コンテナ空間68内に送り込まれ、そこに蓄積された物質wが開口600の位置に達するまで行うことが可能である。図4、7、9の実施形態では、開口600は円形であるが、別の形状とすることもできる。例えば図13では、開口の幅は高さより大きい。言うまでもなく、適用現場に応じて高さを幅より大きくすることができる。また、左右にまたは上下に並べた複数の壁部から壁60を形成し、壁部の間に少なくとも1つの開口600を形成または配設することを考えることもできる。図4において、壁60の側縁と廃棄物コンテナ/分離装置の側壁66、67との間に間隙が残る。1つの好適な実施形態によれば、壁はその頂縁が蝶着されたフラップである。図2〜図4の壁60は平面状であるが、別の形状、例えば凹面状、凸面状、または波形とすることもできる。壁は例えば鋼のような金属製、またはプラスチック材製、ゴム材製、またはこれらの組み合わせとすることができる。適用現場に応じて他の適切な材料を考慮することができる。
図の実施形態では、廃棄物コンテナ/分離装置50は、連結部56から廃棄物コンテナ/分離装置の内部空間内に延びる、少なくとも1つの吸引管57を有する。図2〜図4の実施形態では、吸引管57は、長手方向に対するコンテナの直交断面(図4)において、廃棄物コンテナ/分離装置のコンテナ空間68の頂部の、頂壁53と側壁66および/または67との間の角部領域またはその近くに配設される。図2〜4の実施形態では、廃棄物コンテナは2つの吸引管57を備える。そのうちの第1吸引管は、コンテナの長手方向に対するコンテナの直交断面(図4)において、頂壁53と側壁66との間の角部領域またはその近くに配設され、第2吸引管は頂壁と第2側壁67との間の角部領域またはその近くに配設される。部分真空発生器の吸引側への連結部、すなわち吸引部は、吸引管のいずれか1つを介して、または両方の吸引管を介して配設することができる。異なる吸引管57の間で吸引、例えば吸引の強さを変えることによって、コンテナ空間68における物質の均等な配置をより効率的に行うことができる。この場合、吸引が作用する位置および物質コンテナのコンテナ空間における吸引作用の強さを変更することによって、投入開口55からコンテナ空間68内に誘導されている物質のコンテナ空間における投入方向および進行経路に影響を及ぼすことができる。
吸引管57にはその長さにわたって、少なくとも1つの吸引開口58が配設される。図2〜図4の実施形態では、吸引管57の長さにわたって複数の吸引開口58が存在し、おそらく吸引管57の壁の縁にも配設される。空気を通過させる密な網織物のような壁部59も、コンテナ空間68内に配設され、そのような壁部は空気を通過させるが、少なくとも大きいサイズの廃棄物粒子の吸引開口58から吸引管57内への通過を防止する。空気を通過させる壁部59ならびにコンテナの頂壁66および2つの側壁66または67のうちの1つは、コンテナの長手チャンバ空間を形成し、このチャンバ空間内に吸引管57は配設される。部分真空発生器31の吸引側が媒体チャネル34および吸引管57の連結部56を介して作用するように接続されると、吸引は、吸引開口58を介して、かつ空気を通過させる壁59を通して廃棄物コンテナ/分離装置のコンテナ空間68に作用し、さらに投入開口55を介して搬送用配管100、101A、101B、101Cに作用する。
廃棄物コンテナ/分離装置50には、プレス装置70の少なくともプレス部71をコンテナ空間68内に入れるための開口69が配設される。図2〜図4において、開口69はコンテナ空間内に延びるカラー69’を有する。図2〜図4の実施形態では、プレス装置のための開口69は、投入開口55が配設されているのと同じ壁54の、高さ方向には投入開口55より下に配設される。
一実施形態によれば、開口69を覆うためにハッチ91が配設され、このハッチは、プレス装置70が廃棄物コンテナ/分離装置50と接続されるときに、開口69の前から移動される。図2〜図4の実施形態では、壁54のドアは垂直軸98を中心に旋回するように蝶着され、それは図3に示される。ドア54は開位置で、図3に破線で示すように、廃棄物コンテナ/分離装置の側壁67の外側に対して旋回することができる。これは、コンテナを空にするときのドアの好ましい位置である。
図5は、廃棄物コンテナ/分離装置50が典型的な中身排出位置にある状況を提示する。図から、正面から物質のコンテナを空にするときに、コンテナ空間68内の壁60が、その上縁61の蝶着のため、好ましくは軸線61’を中心に回転することが分かる。この場合、中身排出は迅速かつ効率的に実行することができる。廃棄物コンテナ/分離装置の移動を容易にする摩擦低減手段、例えば図によればローラ手段を、廃棄物コンテナ/分離装置50の底部に配設することができる。
図6〜図9は、圧縮手段71と駆動装置72とを備えたプレス装置/圧密化装置70が廃棄物コンテナ/分離装置50と接続して配設された、本発明に係る装置の実施形態を提示する。図の実施形態のプレス装置/圧密化装置70における圧縮手段71は、少なくとも2つの位置の間で移動可能であるように構成される。圧縮手段71は、コンテナ部68内の廃棄物を移動させ凝縮するように構成される。圧縮手段は物質wを移動させ、かつ同時により稠密に圧縮する。すなわち、圧縮手段は廃棄物をコンテナ空間68内に圧密化する。図6〜図9の実施形態では、プレス装置/圧密化装置70はフレーム77を備え、フレーム内で圧縮手段71およびその移動装置は第1位置、すなわち待機位置に配設される。フレーム77は、廃棄物コンテナ/分離装置50の開口69の対応部、典型的にはカラー69’が接合部80と共にジョイントを形成するように適応された接合部80を備える。図6〜図9の実施形態では、カラー69’はプレス装置/圧密化装置70のフレーム77の接合部80の周りに配設される。フレーム77は、図の実施形態では、支脚78に載置された機台上に配設される。フレーム77には、圧縮手段が移動される空間から、外部およびそこにある弁手段79、いわゆる吹き出し弁にかけて、媒体用の通路が配設される。
図6〜図14は、本発明の一実施形態を提示する。同様に、図6〜図9は、廃棄物コンテナ/分離装置50およびその連結部を、プレス装置/圧密化装置70のみならず搬送管100および部分真空発生器のチャネル34にも接続させるところを提示する。図6では、廃棄物コンテナ/分離装置50はプレス/圧密化器に向かって移動する。プレス/圧密化装置70の接合部80および搬送管100の端部のみならず吸引チャネル34の端部も、例えば、廃棄物コンテナ/分離装置50、そこにある対応部、プレス開口69、投入開口55、および連結部56が接合部80および搬送管100の端部および吸引チャネル34の端部に当接するようになると、必要な接合ができまたは形成されるように、支持されて配設される。一実施形態によれば、開口69を覆うためにハッチ91が配設され、このハッチは、プレス装置70が廃棄物コンテナ/分離装置50と接続されるときに、図6および図7の位置から、開口69の前から離れるように上方に図8および図9の位置まで移動される。
図6〜9の実施形態では、プレスの移動フレームとして機能する可動部89は、プレス装置/圧密化装置70と接続するように構成され、この可動部は、伸長されたときに、廃棄物コンテナ/分離装置50のコンテナ空間68に配設された壁60の底部62に近接して停止し、必要ならば壁60を支持して、軸線61’を中心とする回転運動のような、投入開口55の側の壁54の方向への本質的な移動を防止する。可動部89は、壁60の底部62をそこに当接載置させることのできる支持面90を有する。可動部89は、可動部89が第2位置(図10)にされたときに、投入開口55の側でコンテナ空間内に開く開口92を有する。圧縮手段が図10および図13に係る位置にあるときに、物質は開口92から圧縮手段71の前方に通過することができる。図13の位置から図11の位置までの圧縮手段71の実際の圧縮移動および物質wの圧密化は、図13の通りに実行される。
図6〜図14の実施形態では、プレス装置/圧密化装置70の駆動装置72は2段階構成を備え、そこで第1駆動装置82、83は、今やプレスの移動フレームである可動部89のみならず、第2駆動装置87、88およびそれに接続された圧縮手段71をも第2位置(図10および図13)に移動させるように構成される。
第2位置から、圧縮手段71は第2駆動装置87、88により、図11に提示される第3位置に移動される。
第1駆動装置82、83は、図ではシリンダ82の側にある第1端73が、フレーム77の構造体上に配設される。第1駆動装置82、83は、図ではピストンのロッド83の側にあるその第2端84が、可動部89が配設されあるいは可動部89の一部である結合部85に配設される。第2駆動装置87、88の、図ではシリンダ部87にある第1端86は、次に結合部85に接続される。第2駆動装置87、88の、図ではロッド88の側にある第2端76は、圧縮手段71に接続される。
図6〜図14の実施形態では、物質がもはや壁60の開口600を介して実際のコンテナ空間内に進むことができなくなった場合、物質を可動部89の開口92を介して、容器空間内に移動しかつ圧縮するための圧縮手段の前方に効率的に誘導することができる。加えて、物質wの長い圧縮行程およびコンテナ空間68内への効果的な圧密化が達成される。加えて、可動部89の支持面90は、投入開口55の方向への壁60の望ましくない移動を効果的に防止し、したがってそれに関して、コンテナ空間68における廃棄物の圧密化を向上させる。圧縮手段71の壁81は、圧縮手段が図11の位置すなわち圧縮位置にあるときに、開口92を介する物質の通過を防止する。図の実施形態では、可動部89は筒状であり、可動部89が第2位置にあり、すなわちコンテナ68内に伸長されているときに、分離空間68’のための底壁の一部としても機能することができる。
家庭廃棄物のような物質wは投入点108から配管101A、101B、101C、100内に送り込まれ、そこで、吸引/圧力差および/または配管内を流れる輸送用空気の助けにより、投入開口55から廃棄物コンテナ/分離装置50内に誘導される。廃棄物コンテナ/分離装置のコンテナ空間が空である場合、または廃棄物コンテナ/分離装置のコンテナ空間68に少量の物質しか入っていない場合、物質の移動経路Pは典型的には、図8および図10に破線で提示する軌道をたどる。この場合、物質は投入開口55から横壁60の開口600を介してある距離に投げ込まれ、すでにコンテナ空間68内に存在する物質wまたはコンテナの壁51と衝突して、コンテナ空間68内に落下する。
物質はこうして、例えばより重い物質Wはコンテナの底部に進むように衝突および重力の助けにより、輸送用空気から分離される。吸引管57は廃棄物コンテナ/分離装置50の頂部に配設され、この吸引管は部分真空発生器31の吸引側に接続される。輸送用空気は廃棄物コンテナ/分離装置のコンテナ部68から離れ吸引管57に入る。空気を通過させる壁59は、少なくとも大きめの物質粒子が吸引管内に通過するのを防止する。より小さい粒子は濾過装置35で除去される(図1)。
物質は、図10および図11によれば、コンテナ空間68内に誘導される。コンテナ空間68の壁60の後ろにある後部がいっぱいになり始め、物質がもはや壁60の開口600を介して実際のコンテナ空間内に進むことができなくなり、代わりに、例えば壁60または開口600によって阻止された物質wによって誘導されて、開口92を介してプレスの圧縮手段71の前方に落下すると、圧縮手段は、図13によって提示される第2位置と、図11によって提示される第3位置(圧縮位置)との間で移動し始める。この場合、物質は、プレスの圧縮手段によって押されて、コンテナ空間68の奥に移動する。圧縮手段により、物質は壁60の下からコンテナ空間68の奥に移動する。圧縮手段71は駆動装置72により図13の第2位置と図11の第3位置との間を往復する。また、圧縮手段71は、上述した極限位置間の距離の一部分だけを移動することも可能である。充分な物質がコンテナ空間68に集まると、圧縮手段71はそれを例えば端壁51に押し当ててさらに稠密に圧縮する。コンテナ空間に配設された壁60はその部分では圧縮された物質wがコンテナ空間68で、コンテナ空間68の壁60に対して投入開口55側に望ましからず戻ることを防止する。コンテナ空間68のこの部分は図では符号68’により表記されている。それはコンテナの分離部と呼ぶことができる。この空間は、上をコンテナの頂壁53および空気を通過させる壁59、端壁54(すなわちドア)、および空間に配設された壁60によって画定され、かつ下をプレス装置/圧密化装置70がコンテナ空間に少なくとも部分的に押し込まれたときのプレス装置/圧密化装置70の少なくとも1つの壁によって画定される。図11の実施形態では、プレス装置の空間68’を画定する壁は、圧縮手段の頂壁81である。
圧縮圧力が設定限度まで上昇すると、圧密化は停止され、プレスはコンテナ空間から図14の位置に引き出され、その後、コンテナ空間からプレスによって確保されていたコンテナ空間のみならず、コンテナの投入開口55と壁60との間の空間68’をも依然として充填することができる。本発明の実施形態によって、プレスはコンテナ充填の最後の段階でだけ必要になるという構成により、廃棄物コンテナ/分離装置のコンテナ空間を効率的に充填することができる。
例えば図14の実施形態に従って、異なる吸引管57の間で吸引、例えば吸引の強さを変えることによって物質の進行経路を変化させることができるように、壁の開口600が幅方向により大きくなるように構成することによって、充填の効率をいっそう高めることができる。この場合、コンテナの横断方向のコンテナ空間68内の物質の均等な配置をより効率的にすることができる。この場合、部分真空源の吸引が作用する位置または物質コンテナのコンテナ空間における作用の強さを変えることによって、投入開口55からコンテナ空間68内に同じく開口600を介して誘導される物質のコンテナ空間における投入方向および進行経路に影響を及ぼすことができる。
本発明はしたがって、空気圧式物質搬送システムに関連して物質を処理するための装置に関し、この装置は、物質が空気圧式物質搬送システムの搬送管100から投入開口55を介して誘導されるように適応された廃棄物コンテナ/分離装置50を備え、廃棄物コンテナ/分離装置は部分真空を達成するための手段に接続されるように適応される。装置はさらに、コンテナに形成された少なくとも1つの開口69を介して、廃棄物コンテナ/分離装置50内に誘導される物質wに作用するように構成された、プレス装置/圧密化装置70を備え、物質の投入方向に対して直角を成す少なくとも1つの壁60は、廃棄物コンテナ/分離装置50のコンテナ空間68に配設され、壁60には少なくとも1つの開口600が配設または形成されこの開口は、投入開口55を介して送り込まれる物質wの進行経路P上で壁に適合され、この壁60はコンテナ空間68における物質の移動を制御または制限するように適応される。
一実施形態によれば、プレス装置/圧密化装置の圧縮手段71は、駆動装置72により第1位置と第2位置との間でコンテナ空間で移動するように配設される。
一実施形態によれば、プレス装置/圧密化装置70の圧縮手段71は、コンテナ空間を、圧縮手段71が基本的にコンテナ空間68内に存在しない第1位置から、圧縮手段がコンテナ空間68の少なくとも壁60の位置まで延びる第2位置まで移動させるように適応される。
一実施形態によれば、装置は、支持位置で壁60を支持するように適応された支持面90を含む可動部89を備える。
一実施形態によれば、壁60はその頂部61で、横軸61’を中心に旋回可能または曲げ可能であるように適応される。
一実施形態によれば、壁60は、少なくともそれが支持面90により支持されているときに、物質wによって加えられる荷重を受け止めるように適応される。
一実施形態によれば、プレス装置/圧密化装置70のための開口69が廃棄物コンテナ/分離装置50の壁54に、基本的に投入開口55に近接して、最も好適にはそれより下に形成される。
一実施形態によれば、プレス装置/圧密化装置70は可動部89を備え、可動部は壁60のための支持面90を含み、この可動部は駆動装置72により移動されるように配設される。
一実施形態によれば、開口92は可動部89に形成され、この開口を介して物質は圧縮手段71の作業範囲内に誘導される。
一実施形態によれば、壁60は、圧縮方向に対して反対方向のコンテナ空間68からの物質wの通過を制限するように適応される。
本発明は、物質のための空気圧式管輸送システム用の廃棄物コンテナ/分離装置にも関し、この装置は、それを物質搬送管に接続するための少なくとも1つの投入開口と、部分真空発生器をコンテナに接続するための手段と、プレス装置/圧密化装置を接続するための手段とを備える。物質の投入方向に対し直角を成す少なくとも1つの壁60が、廃棄物コンテナ/分離装置のコンテナ空間68に配設され、壁60には壁の第1側から第2側まで少なくとも1つの開口600が形成され、この開口600は、投入開口55を介して送り込まれる物質の進行経路P上で壁に適合され、この壁はコンテナ空間68内の物質の移動を制御または制限するように適応される。
一実施形態によれば、壁60はコンテナ空間68の高さの一部まで延びる。
一実施形態によれば、壁60はその頂部61で、横軸61’を中心に旋回可能または曲げ可能であるように構成される。
一実施形態によれば、壁60はその頂部61に、廃棄物コンテナ/分離装置の上壁53に、または前記上壁に近接して配設される。
一実施形態によれば、壁60は好ましくはその底部62を、プレスの支持面90または別の支持面上に載置されるように適応される。
一実施形態によれば、壁60は、廃棄物コンテナ/分離装置50が物質wを排出するときに、前から離れるように旋回するように構成される。
一実施形態によれば、壁60は、少なくともそれが支持面90により支持されているときに、物質wによって加えられる荷重を受け止めるように適応される。
一実施形態によれば、廃棄物コンテナ/分離装置50は、コンテナ空間68の頂部に配設された吸引管57を備える。
一実施形態によれば、廃棄物コンテナ/分離装置50に配設されたプレスの開口69および投入開口55は、相互に近接位置に、好ましくは同一壁54内に存在する。
一実施形態によれば、壁60は、コンテナ空間68から圧縮方向に対して反対方向の物質wの通過を制限するように適応される。
一実施形態によれば、壁60は複数の壁部から形成される。
一実施形態によれば、開口600は、物質wの異なる進行経路Pが可能であるように適応される。この場合、物質のコンテナ空間内への投入方向は、例えば異なる吸引管間で吸引または吸引の強さを変えることによって制御することができる。
一実施形態によれば、廃棄物コンテナ/分離装置は貨物コンテナ型のコンテナである。
典型的には、物質は、袋に入れられた廃棄物のような廃棄物である。廃棄物を廃棄物室、廃棄物コンテナ、または相応物内に誘導するごみシュートは、空気圧式廃棄物搬送システムの一部になるように適合させることができ、あるいはごみシュートは別個の部分とすることができる。
本発明は上に提示した実施形態に限定されず、下に提示する特許請求の範囲の範囲内で変化させることができることは、当業者には明白である。本明細書で他の特徴と共に提示された可能性のある特徴を、必要ならば、相互に別々に使用することもできる。

Claims (21)

  1. 廃棄物コンテナ/分離装置(50)を備え、
    物質が空気圧式物質搬送システムの搬送管(100)から投入開口(55)を介して前記廃棄物コンテナ/分離装置内に誘導されるように構成され、かつ前記廃棄物コンテナ/分離装置が、部分真空を達成するための手段に接続されるように構成されて成る、空気圧式物質搬送システムに関連して物質を処理するための装置であって、
    前記処理装置は、コンテナに形成された少なくとも1つの開口(69)を介して前記廃棄物コンテナ/分離装置(50)内に誘導された物質(w)に作用するように配設されたプレス装置/圧密化装置(70)をさらに備え、
    前記物質の投入方向に対して直角を成す少なくとも1つの壁(60)が、前記投入開口(55)から離間して、前記廃棄物コンテナ/分離装置(50)のコンテナ空間(68)に配設され、少なくとも1つの前記壁(60)は、その頂部(61)で横軸(61’)を中心に旋回可能または曲げ可能であるように構成され、
    少なくとも1つの開口(600)が前記壁(60)に配設または形成され、
    前記開口は、前記投入開口(55)を介して送り込まれる前記物質(w)の進行経路(P)上で少なくとも1つの前記壁(60)に取り付けられ、
    少なくとも1つの前記壁(60)は前記コンテナ空間(68)内の物質の移動を制御または制限するように構成されることを特徴とする処理装置。
  2. 前記プレス装置/圧密化装置の圧縮手段(71)は、駆動装置(72)により前記コンテナ空間で第1位置と第2位置との間を移動するように配設されることを特徴とする、請求項1に記載の処理装置。
  3. 前記プレス装置/圧密化装置(70)の前記圧縮手段(71)はコンテナ空間で、前記圧縮手段(71)が基本的に前記コンテナ空間(68)内に存在しない第1位置から、前記圧縮手段が前記コンテナ空間(68)の少なくとも1つの前記壁(60)の位置まで少なくとも伸長している第2位置に移動するように配設されることを特徴とする、請求項1または2に記載の処理装置。
  4. 前記処理装置は、支持位置で少なくとも1つの前記壁(60)を支持するように構成された支持面(90)を含む可動部(89)を備えることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の処理装置。
  5. 前記壁(60)は、少なくとも前記支持面(90)で支持されているときに、前記物質(w)によって加えられる荷重を受け止めるように構成されることを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の処理装置。
  6. 前記プレス装置/圧密化装置(70)のための開口(69)が、前記廃棄物コンテナ/分離装置(50)の壁(54)に、基本的に前記投入開口(55)に近接して、最も好適にはそれより下に、形成されることを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の処理装置。
  7. 前記プレス装置/圧密化装置(70)は少なくとも1つの前記壁(60)のための支持面(90)を含む可動部(89)を備え、前記可動部は駆動装置(72)により移動するように構成されることを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の処理装置。
  8. 前記可動部(89)に開口(92)が形成され、この開口を介して物質は前記圧縮手段(71)の作業範囲内に誘導されることを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の処理装置。
  9. 少なくとも1つの前記壁(60)は、圧縮方向に対して反対方向のコンテナ空間(68)からの物質(w)の通過を制限するように構成されることを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の処理装置。
  10. 物質搬送管に廃棄物コンテナ/分離装置を接続するための少なくとも1つの投入開口と、部分真空発生器をコンテナに接続するための手段と、プレス装置/圧密化装置を接続するための手段とを備えた、物質の空気圧式管輸送システムのための廃棄物コンテナ/分離装置であって、
    前記物質の投入方向に対して直角を成す少なくとも1つの壁(60)が、前記投入開口から離間して、前記廃棄物コンテナ/分離装置のコンテナ空間(68)に配設され、少なくとも1つの前記壁(60)はその頂部(61)で横軸(61’)を中心に旋回可能または曲げ可能であるように構成され、
    少なくとも1つの開口(600)が少なくとも1つの前記壁(60)に、前記壁の第1側から第2側まで配設または形成され、前記開口(600)は、前記投入開口(55)を介して送り込まれる前記物質の進行経路(P)上で少なくとも1つの前記壁に取り付けられ、少なくとも1つの前記壁は前記コンテナ空間(68)内の物質の移動を制御または制限するように構成されることを特徴とする廃棄物コンテナ/分離装置。
  11. 少なくとも1つの前記壁(60)は前記コンテナ空間(68)の高さの一部分まで伸長することを特徴とする、請求項10に記載の廃棄物コンテナ/分離装置。
  12. 少なくとも1つの前記壁(60)はその頂部(61)が前記廃棄物コンテナ/分離装置の上壁(53)に、または前記上壁に近接して配設されることを特徴とする、請求項10又は11に記載の廃棄物コンテナ/分離装置。
  13. 少なくとも1つの前記壁(60)はその底部(62)を前記プレスの支持面(90)または別の支持面上に載置されるように構成されることを特徴とする、請求項10〜12のいずれかに記載の廃棄物コンテナ/分離装置。
  14. 少なくとも1つの前記壁(60)は、前記廃棄物コンテナ/分離装置(50)が物質(w)を排出するときに、前方から離れるように旋回するように構成されることを特徴とする、請求項10〜13のいずれかに記載の廃棄物コンテナ/分離装置。
  15. 少なくとも1つの前記壁(60)は、少なくとも支持面(90)で支持されているときに、前記物質(w)によって加えられる荷重を受け止めるように構成されることを特徴とする、請求項10〜14のいずれかに記載の廃棄物コンテナ/分離装置。
  16. 前記廃棄物コンテナ/分離装置(50)は、前記コンテナ空間(68)の頂部に配設された吸引管(57)を備えることを特徴とする、請求項10〜15のいずれかに記載の廃棄物コンテナ/分離装置。
  17. 前記廃棄物コンテナ/分離装置(50)に配設された前記プレスの開口(69)および前記投入開口(55)は相互に近接して、好ましくは同一壁(54)に存在することを特徴とする、請求項10〜16のいずれかに記載の廃棄物コンテナ/分離装置。
  18. 少なくとも1つの前記壁(60)は、圧縮方向に対して反対方向の前記コンテナ空間(68)からの物質(w)の通過を制限するように構成されることを特徴とする、請求項10〜17のいずれかに記載の廃棄物コンテナ/分離装置。
  19. 少なくとも1つの前記壁(60)は複数の壁部から形成されることを特徴とする、請求項10〜18のいずれかに記載の廃棄物コンテナ/分離装置。
  20. 前記開口は前記物質(w)の異なる進行経路(P)を与えるように構成されることを特徴とする、請求項10〜19のいずれかに記載の廃棄物コンテナ/分離装置。
  21. 前記廃棄物コンテナ/分離装置は貨物コンテナ型のコンテナであることを特徴とする、請求項10〜20のいずれかに記載の廃棄物コンテナ/分離装置。
JP2016539274A 2013-12-20 2014-12-02 物質処理装置および廃棄物コンテナ/分離装置 Active JP6535332B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FI20136310 2013-12-20
FI20136310A FI125196B (fi) 2013-12-20 2013-12-20 Laitteisto materiaalin käsittelemiseksi ja jätesäiliö/-erotinlaite
PCT/FI2014/050940 WO2015092122A1 (en) 2013-12-20 2014-12-02 Apparatus for handling material, and waste container/separating device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016540709A JP2016540709A (ja) 2016-12-28
JP6535332B2 true JP6535332B2 (ja) 2019-06-26

Family

ID=53402169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016539274A Active JP6535332B2 (ja) 2013-12-20 2014-12-02 物質処理装置および廃棄物コンテナ/分離装置

Country Status (11)

Country Link
US (1) US10435239B2 (ja)
EP (1) EP3083453B1 (ja)
JP (1) JP6535332B2 (ja)
KR (1) KR102269789B1 (ja)
CN (1) CN105849011B (ja)
AU (1) AU2014369751B2 (ja)
CA (1) CA2933694C (ja)
ES (1) ES2955444T3 (ja)
FI (1) FI125196B (ja)
RU (1) RU2662286C1 (ja)
WO (1) WO2015092122A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI124098B (fi) * 2012-09-04 2014-03-14 Maricap Oy Laitteisto materiaalin käsittelemiseksi ja puristin-/ kompaktorilaite
ES1166233Y (es) * 2016-09-15 2016-12-27 Urban Refuse Dev Slu Aparato de recogida neumatica de residuos
CN110386387B (zh) * 2019-08-23 2024-08-09 重庆宇洁环卫设施有限公司 负压式垃圾收集压缩箱、系统及方法
CN114405800B (zh) * 2021-12-29 2022-12-02 北京顺景园林股份有限公司 一种园林废弃物化料处理装置
WO2024008907A1 (en) * 2022-07-08 2024-01-11 Kongskilde Industries A/S A piston compactor

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE662147A (ja) * 1964-04-06
US4601631A (en) * 1984-02-10 1986-07-22 Raaij K W M Van Unloading system for street sweeper
DE3510700A1 (de) * 1985-01-25 1986-09-25 Bernhard 8701 Röttingen Elsner Muellsortenfahrzeug
SU1558734A1 (ru) * 1988-07-21 1990-04-23 Кубанский сельскохозяйственный институт Кузов транспортного средства дл перевозки измельченной массы
GB2241524A (en) * 1990-03-03 1991-09-04 Andrew Marc Edwards Refuse collecting apparatus
US5203669A (en) * 1991-04-25 1993-04-20 Waste Management Of North America, Inc. Garbage truck
FR2696364B1 (fr) * 1992-10-05 1995-07-21 Belloir Guy Aspirateur, compacteur destines a reduire le volume des emballages en particulier des bouteilles plastiques.
US5226757A (en) * 1992-11-04 1993-07-13 Tarrant John W Yard waste collection vehicle
JP2789162B2 (ja) * 1994-02-21 1998-08-20 極東開発工業株式会社 廃棄物処理方法およびその処理装置
GB9700335D0 (en) * 1997-01-09 1997-02-26 Anglian Water Services Ltd Compacting and dewatering apparatus and method
NL1007093C2 (nl) * 1997-09-22 1999-03-23 Oosterhout Schenk Container, in het bijzonder afvalcontainer, voorzien van persmiddelen.
US6138557A (en) * 1999-02-23 2000-10-31 Marathon Equipment Company Method and apparatus for measuring the length of a waste log and/or weight of waste log while compacting and transferring the waste log for transport
DK200000764A (da) * 2000-05-09 2001-11-10 Andree Gothe Affaldscontainer med komprimeringsanordning
US7350459B2 (en) * 2005-01-12 2008-04-01 Grover Miller Foliage compactor
EP1772564B1 (en) * 2005-10-07 2008-05-28 Dulevo International s.p.a. Cleaning unit of roads and the like
FI20085852L (fi) * 2008-09-10 2010-03-11 Maricap Oy Menetelmä ja laitteisto pneumaattisessa materiaalinsiirtojärjestelmässä
CN201456421U (zh) * 2009-07-31 2010-05-12 吉林金航专用汽车制造股份有限公司 提升式垃圾压缩机
FI122103B (fi) * 2010-03-12 2011-08-31 Maricap Oy Menetelmä ja laitteisto pneumaattisessa materiaalinsiirtojärjestelmässä ja jätteensiirtojärjestelmä
US8881341B2 (en) * 2011-05-20 2014-11-11 Federal Signal Debris collecting system
FI123410B (fi) * 2011-09-14 2013-03-28 Maricap Oy Menetelmä ja laitteisto materiaalin käsittelemiseksi pneumaattisessa putkikuljetusjärjestelmässä
FI124098B (fi) * 2012-09-04 2014-03-14 Maricap Oy Laitteisto materiaalin käsittelemiseksi ja puristin-/ kompaktorilaite
US9533839B2 (en) * 2013-05-02 2017-01-03 Centurion Medical Products Corp. Material handling system

Also Published As

Publication number Publication date
CN105849011A (zh) 2016-08-10
KR102269789B1 (ko) 2021-06-28
US20160311614A1 (en) 2016-10-27
EP3083453A1 (en) 2016-10-26
RU2016125118A (ru) 2018-01-25
RU2662286C1 (ru) 2018-07-25
AU2014369751A1 (en) 2016-07-07
EP3083453A4 (en) 2017-10-04
CA2933694A1 (en) 2015-06-25
JP2016540709A (ja) 2016-12-28
CA2933694C (en) 2022-08-16
EP3083453C0 (en) 2023-08-09
EP3083453B1 (en) 2023-08-09
CN105849011B (zh) 2018-11-02
KR20160102035A (ko) 2016-08-26
ES2955444T3 (es) 2023-12-01
WO2015092122A1 (en) 2015-06-25
FI125196B (fi) 2015-06-30
US10435239B2 (en) 2019-10-08
AU2014369751B2 (en) 2019-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6430942B2 (ja) 物質処理装置及び廃棄物コンテナー/分離装置
KR102169789B1 (ko) 공압식 물질 처리방법 및 장치와 폐기물 용기/분리 장치
JP6535332B2 (ja) 物質処理装置および廃棄物コンテナ/分離装置
CA2917371C (en) Method and apparatus for feeding in and handling waste material
CN108473251B (zh) 用于处理废物材料的方法、设备和系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180913

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180925

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190531

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6535332

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250